完全ワイヤレスイヤホン(トゥルーワイヤレスイヤホン)は、各メーカーから音質がいいモデルが続々と発売されています。
高音質かつ手に入りやすい価格の完全ワイヤレスイヤホンも増えた分、「1番のおすすめはどれ?」「音質最強のワイヤレスイヤホンは?」など疑問も浮かびますよね。特に音質重視で買いたい方は、製品スペックを見て購入しても「思っていた音質と違う」とがっかりすることは避けたいもの。
そこで今回は、人気の完全ワイヤレスイヤホンを徹底的に聞き比べて検証!音質や使い勝手を項目別に評価付けしたランキングでご紹介します。話題の新商品が出るたびに実機レビューで検証してランキングも随時更新しています!ぜひこの記事で、高音質な理想の完全ワイヤレスイヤホンを見つけてくださいね。
目次
- 実際に人気の完全ワイヤレスイヤホンを全機種使って徹底検証しています!
- 高音質な完全ワイヤレスイヤホンを音質重視で評価!おすすめランキング比較一覧表
- 第1位 SONY WF-1000XM5
- 第2位 JBL TOUR PRO 2
- 第3位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 4
- 第4位 JBL LIVE BEAM 3
- 第5位 Bose QuietComfort Ultra Earbuds
- 第6位 SONY WF-1000XM4
- 第7位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3
- 第8位 Sennheiser ACCENTUM True Wireless
- 第9位 AirPods Pro 2
- 第10位 テクニクス EAH-AZ40M2
- 第11位 SONY WF-C700N
- 第12位 Soundcore Liberty 4 NC
- 第13位 Soundcore P40i
- 第14位 オーディオテクニカ ATH-TWX7
- 第15位 JBL LIVE FREE 2
- 第16位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2
- 第17位 オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2
- 第18位 Apple AirPods Pro
- 第19位 Bose QuietComfort Earbuds
- 第20位 SONY WF-1000XM3
- 第21位 Sennheiser CX Plus True Wireless
- 第22位 SONY LinkBuds WF-L900
- 第23位 Anker Soundcore Life P3
- 第24位 Beats Studio Buds
- 第25位 SONY WF-XB700
- 第26位 Sennheiser CX400BT True Wireless
- 第27位 Apple AirPods
- 音質重視!完全ワイヤレスイヤホンの評価ポイント
- 音質がいいワイヤレスイヤホン、ジャンル別比較
- 音質重視のワイヤレスイヤホンを選ぶメリット
- 完全ワイヤレスイヤホンの人気売れ筋ランキングもチェック
- 音質重視の人におすすめ!高音質な完全ワイヤレスイヤホン まとめ
実際に人気の完全ワイヤレスイヤホンを全機種使って徹底検証しています!
高音質な完全ワイヤレスイヤホンを音質重視で評価!おすすめランキング比較一覧表
Amazon・楽天・Yahoo!などでも人気の1〜3万円クラスのワイヤレスイヤホンを実際に使って試しました!音質最強の高音質イヤホンが気になる人は参考にしてみてください。
第1位 SONY WF-1000XM5
立体的でバランスの良い音質&ノイキャンがGOOD
SONY WF-1000XM5は、SONYの1000Xシリーズの第4世代となる完全ワイヤレスイヤホン。独自開発の新型ドライバーユニットを搭載しており、立体的な高音質サウンド。低音域~高音域のバランスがよく、1つ1つの音の解像度が増している印象でした。
また、SONY WF-1000XM5は、ノイズキャンセリング機能がパワーアップしているのが特徴。前世代よりも約20%ノイズをカットできるため、高い没入感を味わえます。イヤホン本体の遮音性は、最強のノイキャンイヤホンとして知られるAirPodsPro2を超えるレベルです。
音質重視の人におすすめ!最高峰のワイヤレスイヤホン
SONY WF-1000XM5は、2台のデバイスに同時接続できるマルチポイントや、シチュエーションに応じてマイクを制御するアダプティブサウンドコントロールなど、充実した機能を搭載。頭の動きによって音の位置が変わるヘッドトラッキングにも対応しています。
総合的に見ても、SONY WF-1000XM5は音質・ノイズキャンセリング・機能面のすべてがハイレベル。音質重視のオーディオマニアから使い勝手重視のライトユーザーまで、幅広いユーザーに満足できるおすすめのワイヤレスイヤホンです。
関連記事:SONYのハイエンドイヤホンWF-1000XM5を徹底レビュー!ノイキャン性能や進化ポイントは?
再生可能時間(イヤホンのみ) | 12時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC/LC3 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第2位 JBL TOUR PRO 2
立体的&聴き疲れしない高音質を求める人におすすめ
JBL TOUR PRO 2は、JBLのイヤホンの最上位モデルとして登場したワイヤレスイヤホンです。クセがない上に立体感溢れるサウンドが魅力。すべての音域がクリアで、長時間の音楽鑑賞でも聴き疲れしにくくなっています。ノイズキャンセリングも強力でありながら自然な効き方。ダイナミックかつ耳馴染みのいい音を求める人におすすめです。
また、JBL TOUR PRO 2はマイクの音質も非常にGOOD。自分の声と相手の声がどちらもクリアで、スムーズにコミュニケーションが取れます。音の遅延や途切れもなく、普段の通話はもちろん、オンライン会議でも活躍してくれますよ。
スマホなしで操作できる!充電ケースのタッチディスプレイが便利
JBL TOUR PRO 2の最大の特徴は、充電ケースにタッチディスプレイが搭載されていること。スマートフォンを取り出さなくても、ディスプレイでイヤホンの操作やバッテリー残量の確認ができます。
ディスプレイがついている分充電ケースはやや大きめですが、イヤホン本体はコンパクトなデザイン。耳に装着したときに悪目立ちせず、自然に顔に馴染みます。また、シャンパンゴールドのおしゃれなカラーが展開されている点も魅力的ですね。
関連記事:【音質・使い心地が最高】JBL TOUR PRO 2を徹底レビュー!人気イヤホンとの比較検証も
再生可能時間(イヤホンのみ) | 10時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 30時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LC3 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | 防水 |
第3位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 4
ノイキャンを使ったときの立体感が格別
MOMENTUM True Wireless 4の音質は、ゼンハイザーらしいバランスのいい高音質サウンドが特徴。高音域は透明感のあるサウンド、中音域は高解像度でボーカルが埋もれることなく、くっきりと再生されます。低音域は力強く、ロック曲でもしっかりと迫力を感じました。
特にノイズキャンセリングをオンにすると、立体感と音の広がりが最高。聴き心地の良いクセのない音質と、圧倒的な没入感を味わえました。
従来モデルにはなかったマルチポイントを搭載しているのも嬉しいポイントです。
関連記事:【完成度が高い】ゼンハイザー MOMENTUM True Wireless 4を実機レビュー!新機能も紹介
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7.5時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 30時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless/LC3 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IP54 |
第4位 JBL LIVE BEAM 3
高音質のLDACに対応!跳ねるようなサウンドが気持ちいい
JBL LIVE BEAM 3は高音がきれいに伸び、ボーカルが映える中音域、迫力と躍動感のある低音域のバランスがよく、クリアな音質です。ロック・EDM・ヒップホップなどのジャンルと抜群で、ノリのいい楽曲を心地よく楽しめます。
高音質コーデック「LDAC」に対応しており、対応のAndroidスマホで再生すると重低音がさらにパワーアップしました。JBLのミドルモデルでありながら、音質重視の人でも満足できるクオリティに仕上がっています。
JBL TOUR PRO 2から搭載されたJBLオリジナルのスマート充電ケースも魅力です。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 12時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 48時間 |
対応コーデック | SBC/AACLDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IP55 |
関連記事:【実機レビュー】JBL LIVE BEAM 3は買い?LDACの音質・マイク性能を検証
第5位 Bose QuietComfort Ultra Earbuds
低音がパワフル!空間オーディオが生み出す臨場感が抜群
Bose QuietComfort Ultra Earbudsは、迫力たっぷりのサウンドが特徴の完全ワイヤレスイヤホン。独自の空間オーディオ技術「イマーシブオーディオ」を新たに搭載しており、その場で生演奏を聴いているかのような臨場感を実現しています。
また、BOSEならではの重低音サウンドも健在。ロック・ダンスミュージック・EDMなどをノリノリで楽しみたい人におすすめです。さらに、Bose QuietComfort Ultra Earbudsは低音域にグッと厚みがあるため、音量を下げても楽曲の立体感が損なわれません。
ノイキャン重視の人・パワフルな重低音を楽しみたい人におすすめ
Bose QuietComfort Ultra Earbudsは、優秀なノイズキャンセリング機能も搭載。SONYのWF-1000XM5にも劣らないノイキャン効果で、周囲の話し声や電車の走行音といったあらゆるノイズをしっかりとシャットアウトできます。
また、Bose QuietComfort Ultra Earbudsには、1人1人の耳に合わせてノイズキャンセリングを最適化するカスタムチューン技術が備わっているのが特徴。ノイズをカットした静かな空間で、力強い重低音サウンドを楽しみたい人におすすめの商品です。
関連記事:圧倒的な臨場感!Bose QuietComfort Ultra Earbudsを実機レビュー!ノイキャン・音質が最高過ぎた
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | 防滴 |
関連記事:【ノイキャン最強】BOSEイヤホンおすすめ7選!ワイヤレス&有線の人気機種を比較
第6位 SONY WF-1000XM4
超高音質で低音域から高音域まで癖がなく音質重視な方におすすめ
SONYのWF-1000XM4は、SONYの人気シリーズのフルワイヤレスイヤホン。フルワイヤレスイヤホンとしては当時初めて高音質コーデックLDACに対応したモデルで、発売当初は品薄状態が続くほど高い注目を集めました。LDAC対応の再生機器と接続すれば、他では味わえないハイレゾ級の高音質を楽しめます。
また、WF-1000XM4はアルミコートLCPという素材を振動板に使用しているのが特徴。振動板が不要な音色の混ざりを抑えるため、原音の魅力を損なわないクリアサウンドを再生します。実際に特定の音域を強調したような音ではなく、原音に忠実なピュアサウンドを味わえました。癖の少ない高音質イヤホンが欲しい人、音質重視でフルワイヤレスイヤホンを探している方におすすめです。
強力なのに違和感のないノイズキャンセリングもおすすめなポイント
WF-1000XM4の魅力として忘れてはいけないのが、業界最高水準のノイズキャンセリング機能。イヤホンの外側と内側の集音マイクを搭載するデュアルノイズセンサーテクノロジーを採用することで、無音状態に近いノイズキャンセリング効果を実現しています。
低音から高音までのすべてのノイズをバランスよく打ち消し、他の機種によくある「低音のノイズだけ残る」といった感覚もありません。また、あくまで自然に雑音をカットしてくれるので、まるで別の空間に移動したような違和感のない静けさを体験できますよ。強力なノイズキャンセルと高音質を求める方におすすめです。
関連記事:【Sony WF-1000XM4を実写レビュー】1000XM3やAir Pods Proと比較して良かった点・悪かった点。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 8時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第7位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 3
迫力と表現力を両立!業界トップクラスの高音質で高性能、音質重視の方におすすめ
MOMENTUM True Wireless 3は、老舗音響機器ブランドであるSennheiser(ゼンハイザー)が手掛けるワイヤレスイヤホン。メーカー自慢の高性能TrueResponseトランスデューサーを内蔵しており、圧倒的な高音質を実現しています。
低音域から高音域のバランスが抜群で、透き通るようなクリアサウンドを再生できるのが魅力。1つ1つの音に存在感があり、コンサートホールで生演奏を聴いているかのような迫力を味わえました。音楽鑑賞はもちろんのこと、映画鑑賞用に使うのもおすすめ。音質重視でフルワイヤレスイヤホンを探している方にピッタリです。
程よいノイズキャンセリングが高評価
MOMENTUM True Wireless 3は、ノイズキャンセリング機能を備えています。ゼンハイザーのノイズキャンセリングは耳が詰まる感覚がなく、自然に雑音を軽減してくれるのが特徴。もともとの遮音性も相まって、MOMENTUM True Wireless 3が誇る高品質サウンドを最大限に楽しめます。
また、トランスペアレントモードという名の外音取り込み機能にも対応しており、状況に応じた使い方ができます。専用アプリを使えば取り込み具合などの調整が可能なので、使い勝手も抜群。気になる人は、ぜひ下記で紹介しているMOMENTUM True Wireless 3のレビュー記事をチェックしてみてくださいね。
関連記事:【史上最強?】ゼンハイザーMOMENTUM True Wireless 3を実機レビュー!装着感・音質・ノイキャンを比較評価
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 28時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第8位 Sennheiser ACCENTUM True Wireless
繊細ながらも迫力のあるサウンドがGOOD
ACCENTUM True Wirelessはゼンハイザーから新しく登場したミドルクラスのモデル。価格は3万円台に抑えつつ、音質は上位モデルのMOMENTUM True Wireless 4と同様に繊細ながらも迫力のあるサウンドが楽しめます。
高音域はバイオリンやピアノなど楽器の音色もきれいに響き、中音域の解像感や低音域の音の深みも兼ね備えています。特に音の立体感が素晴らしく、生演奏を聴いているような臨場感を味わえました。音質の偏りがなく、幅広いジャンルの楽曲を楽しみたい人におすすめです。
マルチポイント・サウンドチェック・イコライザーといった機能も充実しています。
関連記事:ゼンハイザーACCENTUM True Wirelessを実機レビュー!音質やノイキャンを徹底検証
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 28時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX/LC3(対応予定) |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IP54 |
第9位 AirPods Pro 2
iPhoneとペアリングするならコレを買えば間違いなし
AirPods Pro 2は、AirPods Proシリーズの第2世代として登場したモデル。Appleらしいシンプルなデザインはそのままに、前世代からバッテリー持ちや操作性が向上しています。特に、タッチだけで音量調整ができるようになったのは大きな変化です。
また、USB-C端子やMagSafeでの充電に対応しているのもAirPods Pro 2の特徴。音質やノイズキャンセリング性能も申し分なく、快適に音楽鑑賞や動画視聴を楽しめますよ。iPhoneやiPadでイヤホンを使う人は、まずAirPods Pro 2をチェックしてみましょう。
関連記事:【実機レビュー】AirPods Pro2は本当にノイキャンが2倍に?旧型と比較検証してみた
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 30時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第10位 テクニクス EAH-AZ40M2
マルチポイント3台対応!コスパで選ぶならコレ
EAH-AZ40M2は、Panasonicの高級オーディオブランドTECHNICS(テクニクス)から登場した完全ワイヤレスイヤホン。最大3台までのデバイスと同時接続できるマルチポイントに対応しており、スマートフォンやパソコン、タブレットにもイヤホンを繋ぎたい人におすすめです。
中高音の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲との相性抜群。ノイズキャンセリング機能も備わっており、これだけの性能で価格を1万円台に抑えている点は見逃せません。コストパフォーマンスにこだわる人には、ぜひチェックして欲しい商品です。
関連記事:【高コスパ】Technics EAH-AZ40M2をレビュー!上位モデルAZ80・AZ60M2との比較も
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | 防滴 |
第11位 SONY WF-C700N
SONYらしい高音質!1万円台なのに優秀
ソニーのエントリーモデルとして登場したSONY WF-C700N。コンパクトなサイズ感とトレンドを抑えたカラー展開が特徴で、ころんとしたフォルムがかわいいと人気の商品です。1万円台のリーズナブルな価格で購入でき、学生や若い世代にも手に取りやすいですよ。
SONY WF-C700Nは、上位モデルと同じドライバーユニットを搭載しており、エントリーモデルとは思えないほどのクリアな音質を実現。音の広がりもよく、価格以上の性能を備えています。アプリからイコライザーを設定すれば、音質を自分好みにカスタマイズできますよ。
関連記事:【1万円台でノイキャン搭載】SONY WF-C700Nを徹底レビュー!装着感や評価は?
再生可能時間(イヤホンのみ) | 10時間 |
---|---|
再生可能時間(充電ケース併用) | 20時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第12位 Soundcore Liberty 4 NC
ノイキャン重視&ドンシャリ好きならコスパ最強
Anker史上最高のノイズキャンセリングイヤホンとして登場したSoundcore Liberty 4 NC。独自の新技術によって周囲の環境や耳の形状を検知し、高クオリティのノイズキャンセリング効果を発揮します。実際にノイキャン効果は絶大で、1万円台のモデルとしては業界最強レベルです。
Soundcore Liberty 4 NCは、中~低音域強めのドンシャリサウンド。音のバランスが自然で、迫力はあるのに聴き疲れしにくい音質になっています。また、Soundcore Liberty 4 NCは高音質コーデックLDACに対応しており、ハイレゾ音源を楽しみたい人にもおすすめですよ。
関連記事:【ノイキャンが最強】Soundcore Liberty 4 NCを実機レビュー!前モデルとの違いも解説
再生可能時間(イヤホンのみ) | 10時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 50時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
関連記事:【価格と音質で比較】Ankerワイヤレスイヤホンおすすめ23選!コスパ最強は?
第13位 Soundcore P40i
上位モデルに劣らない!パワフルな低音がGOOD
Soundcore P40iはSoundcore Liberty 4 NCの下位モデルですが、1万円以下とは思えない高音質が魅力です。高音質は控えめで低音がパワフルなので、EDMやロックといった迫力あるジャンルにぴったり。
高音域の響きを重視する場合は上位モデルの Soundcore Liberty 4 NCの方がおすすめですが、Soundcore P40iは立体感に優れ、全体的には上位モデルと比べても遜色ないレベルです。
Hear IDという、音響テストから自分専用のイコライザー設定ができる機能を搭載しているのも嬉しいポイントでした。
関連記事:Anker史上最強コスパのイヤホンSoundcore P40iを徹底レビュー!Liberty 4 NCとの比較も
再生可能時間(イヤホンのみ) | 12時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 60時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IP54 |
第14位 オーディオテクニカ ATH-TWX7
おしゃれなデザイン・高音域の響きが魅力
Audio Technica(オーディオテクニカ)のATH-TWX7は、他のイヤホンと差がつくおしゃれなデザインが魅力。特に、充電ケースはジュエリーケースのようなかわいらしい見た目とカラーリングで、アクセサリー感覚で持ち歩けます。
また、イヤーチップが小さめに作られており、女性や耳が小さい人にも装着しやすいですよ。音質は高音域寄りで、ハイトーンのボーカルやクラシックとの相性が抜群。低音は少し物足りない部分がありますが、その分聴き疲れしにくい音質になっていますよ。
関連記事:オーディオテクニカATH-TWX7を実機レビュー!ATH-TWX9との比較や口コミも
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7.5時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第15位 JBL LIVE FREE 2
リアルタイム補正付きのノイズキャンセリング機能付き!高音質で高性能なコスパ最強イヤホン
スピーカーやヘッドホンなどを多数展開するJBLが開発したワイヤレスイヤホンJBL LIVE FREE 2。メーカー初となるリアルタイム補正機能付きのノイズキャンセリング機能を備えており、状況に応じたノイズ除去効果を得られるのが特徴です。イヤホンを耳につけた瞬間から、周囲のノイズが遠ざかるような感覚を味わえます。
また、専用アプリには、外耳道テストという装着している耳の形をスキャンする機能が搭載されています。これは、装着者の耳の形に合わせてノイズキャンセリング効果を最適化してくれるというもの。リアルタイム補正機能と組み合わせれば、音楽を思い切り楽しむための理想の環境が作れますね。
高性能ながら比較的安いのも魅力。装着感が良く高音質でコスパの良いワイヤレスイヤホンが欲しい方におすすめです。
2種類の外音取り込み機能で使い勝手も◎
JBL LIVE FREE 2には、アンビエントアウェアモードとトークスルーモードの2つの外音取り込み機能が備わっています。アンビエントアウェアモードは必要なときにスムーズに周囲の音を聞き取れる機能、トークスルーモードはイヤホンをつけたままで会話ができる機能です。
2つのモードはイヤホンにタッチするだけで簡単に切り替えられ、シーンに合わせた使い方ができます。特に、トークスルーモードは音楽のボリュームが大幅に下がるため、電車のアナウンスなどを正確に聞き取りたいときに役立ちますよ。
関連記事:【コスパ最高】JBL LIVE FREE 2を実機レビュー!待望のマルチポイント・ノイキャンを徹底検証
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 22時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX5 |
第16位 Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2
バランスの良いサウンドで音質重視の方におすすめなフルワイヤレスイヤホン
ゼンハイザーと言えばプロ志向のイヤホンやヘッドホン、マイクなどで有名なメーカーですが、そのゼンハイザーが本気で作ったフルワイヤレスイヤホンと言っても過言ではないでしょう。
自社開発の7mmドライバーを搭載しているだけあり、音質最強で妥協はありません。
実際に聞いてみると、非常にバランスが良く、オールマイティな印象を受けました。全体的に角が取れた音なので長時間使用しても聴き疲れしにくい音質です。
低音も極端に強いものではありませんが、しっかりと存在感があります。
フラットな音なのでどのジャンルの音楽でも楽しめるかと思います。専用アプリからイコライザの設定が可能なので好みの音を作りやすいです。
ただし、付属のイヤーピースは大きいものから小さめまで4サイズが付属していますが、かなりサラッとしたシリコン製なのでサイズを合わせても密着感が弱く感じました。より細かいサイズ展開でやわらかいイヤーピースを使用した方がフィット感が向上し、細かい音も聞き取りやすくなるかと思います。
ノイズキャンセリングは弱め
MOMENTUM True Wireless 2のウリでもあるノイズキャンセリングはぶっちゃけ弱いです。
主に低音のノイズをカットする仕様となっており、高音は貫通してしまいます。
しかしこのワイヤレスイヤホンはもともとの装着感が良く、遮音性が高いのでそのサポートとして音楽への没入感を高めるための補助的に使用するようなイメージの方が良いでしょう。
外音取り込みも使いやすい
外音取り込みモードは初期設定では右側のイヤホンをダブルタップすることで使用できます。長押しよりも素早く切り替えができるのでとっさに使いたいときも便利です。
外音取り込みモードは若干「マイクで集音している」感覚がありますが、会話なども自然にできるかと思います。
バリエーションに富んだ操作性
タッチセンサーの面積が広く、感度も良いためとても操作しやすいです。
専用アプリの「Sennheiser Smart Control」から操作のカスタマイズが可能で、左右それぞれ1~3タップまで操作を割り当てることができます。他のイヤホンと比べても特にカスタマイズの幅が広いので操作性はトップクラスと言えるでしょう。
また、センサーの長押しで無段階の音量調節が可能な点がかなり便利です。大きく音量を変えたい場合でも目的の音量になるまでタッチを続けるだけでいいので便利です。
関連記事:【実写レビュー】ゼンハイザー ワイヤレスイヤホン MOMENTUM True Wireless2 を徹底検証 & 口コミ評価!
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 28時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ノイズキャンセリング | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
第17位 オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2
1万円ちょっとで買える!安さ重視の人は買って損なし
ATH-SQ1TW2は、個性的なスクエアデザインの完全ワイヤレスイヤホン。前世代のATH-SQ1TWから約10%の小型化を実現しており、軽い装着感を味わえます。豊富なカラーバリエーションが用意されているので、ファッションに合ったものを選べますよ。
IPX5の防水性能を備えており、運動中の汗や突然の雨に対応できます。また、価格が1万円ちょっとに抑えられているのもATH-SQ1TW2の魅力。ノイズキャンセリング機能は非搭載ですが、安さやおしゃれなデザインにこだわりたい人におすすめです。
関連記事:【おしゃれで高機能】オーディオテクニカATH-SQ1TW2を実機レビュー!前モデルとの違いも解説
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6.5時間 |
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再生可能時間(充電ケース併用) | 20時間 |
対応コーデック | SBC |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX5 |
第18位 Apple AirPods Pro
低音強めだが万能な音質を実現した高性能なワイヤレスイヤホン
AirPods ProはAirPodsの音の傾向を引き継ぎ、比較的低音強めのバランスとなっています。
バランスも良く、ジャンルを選ばずに音楽を楽しめる音質だと思います。
他のイヤホンと聞き比べてみると若干ですが高音域の抜け感というか、透明感は劣るように感じられます。しかし、じっくりと比べることが無ければ全く気になることはないかと思います。
また、「サーーー」というホワイトノイズがほとんど聞こえません。どんなに静かな音源でもノイズに邪魔されることがないので、音質の良い音楽がどこでも楽しめて最高ですね。
ノイズキャンセリングと外音取り込みは強力
AirPods Proのノイズキャンセリング性能はかなり強力です。エアコンなどの多少のノイズならばほぼ無効化できる高性能ワイヤレスイヤホンです。
遮音性の高いイヤホンは特に本体を耳に密着させるような構造のものが多いですが、AirPods Proは軽い装着感とは思えないほどの遮音性を実現しています。
また、外音取り込みも超優秀。外音取り込みをONにして音楽を止めるとイヤホンを付けていることを忘れてしまいそうです。それほどにクリアで自然に外の音を取り込みます。会話も余裕です。
外音取り込みを使用して音楽を再生すると、スピーカーからBGMを流しているような感覚で違和感は全くありません。
コンパクトで軽い装着感を実現
AirPods Proの本体は他のイヤホンと比較してもサイズは小さめでコンパクトです。公式画像を見るとみっちりパーツが詰まっているのが分かります。
イヤーピースとイヤホンの下側が耳に接してイヤホンを保持する形状となっており、耳をあまり圧迫しないので耳が小さい方でも痛くなりにくいと思います。
感圧センサーのカッチリした操作感
ほとんどの完全ワイヤレスイヤホンはタッチセンサーを採用していますが、AirPods Proは感圧センサーを採用しています。
反応すると「ピッ」という音がするので分かりやすく、まるでiPhoneのホームボタンを押すような感覚で操作できます。
イヤホンの棒の部分をしっかりとつまんで初めて動作するため、イヤホンを付け外しする際にも誤操作する心配はほとんどありません。
ただ、タッチセンサーによる軽い操作感に慣れている場合はカッチリとした操作感を煩わしく感じるかもしれません。
ワイヤレス充電にも対応
AirPods Proはワイヤレス充電にも対応しています。
ケーブルいらずで充電できるので毎日使っても手間はかかりません。
AirPods同様Apple製品でこそ最強のポテンシャルを発揮
AirPods ProはiPhoneとの組み合わせであればケースを開くだけで接続できたり、細かい設定の変更を行うことができますが、他のPCやAndroidスマートフォンでは使用はできるもののポテンシャルを発揮しきれない点がAirPods同様弱点と言えます。
関連記事:【AirPods Proレビュー】買って満足する人&買ってはいけない人|他社製品と比較し評価
再生可能時間(イヤホンのみ) | 4.5時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
第19位 Bose QuietComfort Earbuds
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
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再生可能時間(ケース併用) | 18時間(ケースで2回フル充電が可能) |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
「Bose QuietComfort Earbuds」は、BOSE(ボーズ)が前作から3年ぶりに販売した完全ワイヤレスイヤホンです。口コミ・レビューも高評価で大人気のモデルですよね。
関連記事:【辛口評価】Bose QuietComfort Earbuds ノイズキャンセリングや高音質を検証レビュー
強力な重低音を求める人におすすめ
中〜低音域がよく鳴る完全ワイヤレスイヤホンをお探しなら、迷わずBose QuietComfort Earbudsを選びましょう。Bose QuietComfort Earbudsは、低音域のアタックやグルーヴ感が良く、ロックやダンスミュージックなどに最適です。迫力と上品さを兼ね備えた重低音を再現できる逸品ですよ。
また、重低音ばかりが不自然に強調されるわけではないので、高音域の女性ボーカル楽曲にも合います。ノイズキャンセリング機能の高さも相まって、細かな音もしっかりキャッチしてくれますよ。全音域で深みを感じられる、優秀な完全ワイヤレスイヤホンです。重低音が強い音質重視のワイヤレスイヤホンを探している方に適しています。
重低音が強いイヤホンはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:迫力の低音が心地いい!おすすめ重低音イヤホン25選|コスパ最高・高機能モデルも
動いても外れにくい!バツグンの装着感
Bose QuietComfort Earbudsは、独自のイヤーチップ「StayHear™ Maxイヤーチップ」のおかげでフィット感がバツグンです。耳のくぼみに入れ込む形状なので、激しく動いても外れにくいですよ。
防滴仕様(IPX4)で汗にも強く、フィット感も高いので、ジムで運動しながら使いたい人にぴったりです。
また、耳に触れる部分が柔らかいシリコン製なので、耳が痛くなりにくいのも良いですね。
シーンで選べるノイズキャンセリング機能
BOSE製品はノイズキャンセリング機能の高さが特徴です。そのなかでもBose QuietComfort Earbudsのアクティブノイズキャンセリング機能はハイレベル。ノイズキャンセリングを11段階から選んでセッティングできるので、使用シーンや好みで細かな調整が可能です。
例えば道を歩いている時は、外音をある程度取り込めないと危険ですよね。そんな時は周囲の音が少し聞こえるレベルに設定します。電車や飛行機での移動時など、自分の世界に入りたい時はノイズキャンセリングを最大レベルに設定すれば、音楽や映画鑑賞に集中できますよ。
ノイズキャンセリング機能を活用すれば、音楽の音量をむやみに上げる必要も減り、音漏れ防止にも繋がりますね。
「フルトランスペアレンシーモード」が便利
Bose QuietComfort Earbudsは、周囲の音をマイクで拾ってイヤホンでナチュラルに再生する「フルトランスペアレンシーモード」を搭載しています。フルトランスペアレンシーモードをONにすると、まるでイヤホンを装着していないかのように感じますよ。病院の待合室など、アナウンスや呼びかけを聞き逃したくないシーンで活用できますね。
黒と白の2色展開がおしゃれ
Bose QuietComfort Earbudsは、「トリプルブラック(黒)」「ソープストーン(白)」の2色展開です。ホワイトベースのカラー「ソープストーン」は、かわいらしいファッションにも浮かないので、女性にぴったりですよ。
直感的な操作がしやすいタッチ式
Bose QuietComfort Earbudsのイヤホン本体には、操作ボタンなどは搭載されておらず、イヤホンを装着したままタッチで操作します。ノイズキャンセリングの調整もイヤホンにタッチするだけなので、使いやすいですよ。気軽に操作したい方におすすめです。
マイク機能搭載でオンライン会議にも活躍
QuietComfort Earbudsは高性能なマイクが搭載されています。しっかり話し声を拾ってくれるので、ハンズフリーで会話でき、通話重視の方やweb会議にも重宝しますよ。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 18時間(ケースで2回フル充電が可能) |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
第20位 SONY WF-1000XM3
このイヤホンは、AirPods Proのライバル的な立ち位置です。
ちょっとイヤホンの大きさが大きい気がしますが、バッテリー持ちが6時間と結構持ちます。(AirPodsは4時間)
色合いがおしゃれですね。WF-1000XM4が発売され、値段が少し安くなったのでコスパ最強なイヤホンと言えます。
デザイン性が高く音質がいいワイヤレスイヤホン
とにかくオシャレなイヤホン。
ベージュカラーはシルキーな感じがおしゃれですね。
クールな黒は、黒&金の組み合わせでズルいです。カッコ良すぎます。
ノイズキャンセルの完成度が高い
実際に使ってみてわかったのが、ノイズキャンセリング機能の完成度の高さです。
まず、遮音性が抜群です。ヘッドホンタイプに匹敵するくらいノイズを遮断してくれます。
そして、ノイズキャンセルの効き具合が自然で耳に優しい感じがしました。
シリコンフォームタイプイヤーピースが嬉しい
また、SONY WF-1000XM3にはイヤーピースが2種類付属します。
よくあるタイプのものと発砲シリコン(シリコンフォーム)のタイプの2種類です。
発砲シリコンは遮音性が高いのですが、軟らかい素材で耳穴にフィットします。
こちらに切り替えてみたところ、付け心地がかなり快適で、遮音性が高まりより静かになりました。
音質がとにかく良い。
基本的にはフラットで聴きやすく、SONYらしいバランスの良い音です。
低音はふっくらしていて丸みがあります。表現が難しいのですが、映画館で聴くような余韻の残る高級感のある音です。
高音は「DSEE HX」(圧縮された音源をハイレゾ品質にする機能)の補正のおかげか、しっかりボリュームを感じるのに、音の荒さを感じません。抜け感も凄く良いですね。
このあたりは専用アプリのイコライザーで自由に調整できます。
音場の再現性が高い
そして、音場の再現性が素晴らしいです。
オーケストラなどではしっかりと奥行きを感じますし、スタジオ録音の音源は本当に目の前で音が鳴っているかのようです。
防水非対応が心配
防水性能がないのは少し気になりました。
同価格帯のワイヤレスイヤホンはある程度防水性能があり、高くても壊れにくいので安心感がありますが、SONYのこちらのイヤホンは洗濯してしまったらおしまいですね…。
通信が途切れやすい
また、音が稀に途切れることもあるのが少し気になりました。電車など、人混みでブツブツ途切れてしまうことがありました。
音声安定モードもありますが、それでも途切れることがあります。
電車通勤の方など、人混みの中で使う場合にはあまりおすすめできません。
また、他のイヤホンに比べて、少しペアリングが遅いような気がしました。
アダプティブサウンドコントロールが凄い。
アダプティブサウンドコントロールとは、自分の動作や周りの環境に合わせて、外音取り込みやノイズキャンセルモードに切り替えてくれる機能です。歩いているときは、50%ほど外音を取り込み。ランニング中は100%外音を取り込み。電車に乗っている間は自動でノイズキャンセルをオンにしてくれます。
それほど期待していませんでしたが、意外と良い機能でした。
こちらで操作しなくとも、自動で周りの環境に合わせてモードを切り替えてくれるので、めんどくさがりな僕には非常にありがたい機能でした。
ノイズキャンセル機能と高音質を求める方におすすめ
WF-1000XM3をまとめると、「音質とノイズキャンセル機能に特化したワイヤレスイヤホン」です。
ノイズキャンセルは不快感が無く、個人的にはAirPods Proよりもナチュラルに感じました。
他社製品のノイズキャンセルは、耳がキーンとするようなタイプのものもあります。
SONYのWF-1000XM3は不自然で無く、音楽を楽しむためのノイズキャンセルだなあと感じました。
逆にAirPodsのノイズキャンセルは、(しっかり音を消してくれるのですが、)少し不快感を感じる方もいるかもしれません。
2万円以下とそこまで高額ではなく自然な音で、高品質な音楽を楽しみたい方には、SONYのWF-1000XM3がおすすめです。
ただし、ブツブツ途切れることも多いので、その点のみ注意です!
関連記事:【評価レビュー】SONYイヤホン WF-1000XM3 音質とノイズキャンセリングを徹底検証
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | 〇 |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | - |
第21位 Sennheiser CX Plus True Wireless
「CX Plus True Wireless」は、Sennheiser(ゼンハイザー)がCX True Wirelessの機能強化バージョンとして発売した完全ワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリング機能を搭載したほか、外装も高級感が増しています。
また、aptX Adaptiveという最新の伝送規格にも対応し、対応スマホと合わせて使うことで、より高音質、低遅延で快適な使い心地です。
低音と高音が溢れてくる元気なサウンド
パワフルな楽曲にぴったり
聴き始めて最初に感じたのが、「元気な音だな」ということでした。洪水のようにとめどなく低音と高音が溢れ出てきます。さらに音が近い。まるで鼓膜から数mmくらいのところで音が鳴っているのかと思うくらいです。
非常にパワフルな音なので、「EDMなどを聞いてぶち上がりたい!」というときに最適だと感じました。一方で、疲れているときに「ゆっくり音楽を聴きたい」という時には、やや元気な印象を受けるかもしれません。
アプリで音質調整、好みのサウンドに!
CX Plus True Wirelessは、専用スマホアプリから音質調整できます。「サウンドをもう少し落ち着かせたい」「よりダンスミュージック仕様に寄せたい」など、自分の思い通りの音に調整可能ですよ。サウンドのカスタマイズも、楽しい機能の一つですね!
低音重視のイヤホンはこちらの記事でも紹介しています。
関連記事:迫力の低音が心地いい!おすすめ重低音イヤホン25選|コスパ最高・高機能モデルも
前モデルから上がった「質感」
この画像は下位モデルのCX True Wirelessと並べたところです。プラスチック感が強めな外装は変わっていないものの、細かい部分に光沢などのアクセントを入れることで、よりスタイリッシュに見えるデザインに変更されていることがわかります。
一方で、CX 400BTと同じく、タッチセンサーの部分が光沢のあるプラスチック素材になったことで、指紋が目立ってしまうところは少し気になりました。
装着感は好みが分かれるかも
サイズはCX True Wirelessと同じで、少し大きめで四角形のようなデザインが特徴です。見た目が大きいので重いのかと思いきや、片側はそれぞれ 6g と軽量で、うまく耳にはまるとジャンプしても外れませんでした。
耳が普通サイズの女性であれば、上の写真のように動いてもフィット感バツグンです。ただ、耳が小さめの人にはこの大きな四角いボディが合わないこともあるようです。耳の小さな女性スタッフは「もう少しフィット感が欲しかった」とコメントしていました。
音楽を楽しむためのノイズキャンセリング
CX Plus True Wirelessは、外部の音を打ち消してくれるアクティブノイズキャンセリングを搭載しています。これもCX True Wirelessからの進化点です。CX Plus True Wirelessのアクティブノイズキャンセリング機能は、あくまでも音楽を楽しむため、高音質にするための機能だと感じました。
ただし、ノイズキャンセリングとしての性能はBose QuietComfort EarbudsやAirPodsといったイヤホンに比べると弱いです。オンにしていても、手を叩く音や、スリッパで歩く音、人が話す声などは聞こえてきてしまいます。
イヤーピースを変えることで多少改善するかもしれませんが、耳栓のように使いたいという方にはお勧めできません。それよりも、静かな部屋で、より音楽に集中するための機能と捉えた方が良いでしょう。サウンドをより引き立ててくれますよ。
aptX Adaptiveでより高音質に!
このCX Plus True Wirelessは、Sennheiserのイヤホンの最新モデルで、最上位のTrue Momentam Wireless2にもない機能があります。それはaptX Adaptiveと呼ばれる、最新のBluetoothで音を伝送するための規格に対応していることです。これにより、今までよりも高音質、低遅延で音を送ることができ、有線のイヤホンに近い高音質な音を鳴らすことができます。まだ新しい規格なので、対応しているイヤホンもスマホも少ないですが、aptX Adaptive対応スマホで検証したところ、より高音域が広がり、大きな空間で音が鳴っているように感じられました。最近はロスレスのストリーミングサービスなども充実してきたので、よりその恩恵を受けられる機能だと思います。
関連記事:【本当に高音質?】CX Plus True Wirelessを本音レビュー!ノイキャン・使用感徹底調査
再生可能時間(イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX™/aptX Adaptive |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | 〇 |
防水性能 | IPX4 |
第22位 SONY LinkBuds WF-L900
高音質でながら聴きを楽しみたい方におすすめ!
SONYのLinkBudsは、イヤホンの真ん中に穴が開いたドーナツ型のワイヤレスイヤホン。音楽と周囲の音を一緒に聞き取る「ながら聴き」ができるイヤホンで、テレワークや家事のお供として人気です。BGMのような自然な感覚で、生活の中にスマートに音楽を取り入れられます。
LinkBudsは中音域をメインにしたクリアなサウンドで、ボーカルの声やドラマの台詞などが聞き取りやすいです。低音域と高音域はやや控えめではあるものの、その分聴き疲れせずに音楽を楽しめます。装着感が非常に軽いため、イヤホン特有の圧迫感が苦手な人にもおすすめ。
ながら聞きできるモデルの中では、音質のいい完全ワイヤレスイヤホンなので、作業用やウォーキング用に探している方にピッタリです。
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
再生可能時間(イヤホンのみ) | 5.5時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 12時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | × |
外音取り込み | × |
防水性能 | IPX4 |
第23位 Anker Soundcore Life P3
1万円以下なのに機能充実!コストパフォーマンス最強イヤホン
ANKERのSoundcore Life P3は、1万円以下のリーズナブルな値段ながらも、音質・機能・デザインが良くコスパが高いと話題のワイヤレスイヤホン。中低音域メインのサウンドバランスで、男性ボーカルの歌声が特にきれいに映えます。
また、臨場感たっぷりにサウンドを表現するゲームモードや、イヤホンが見つからないときに音で場所が分かる機能など、魅力的な機能が充実しています。カラーバリエーションが豊富で、シックなネイビーからかわいいコーラルレッドまで揃っているのも嬉しいですよね。コスパ最強なイヤホンを探している方におすすめです。
関連記事:【コスパ最強?】ANKERのSoundcore Life P3 本音レビュー!音質・機能・カラバリ徹底紹介
関連記事:プロゲーマー絶賛!ゲーミングイヤホンおすすめ26選!マイク付きやワイヤレスも登場
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 35時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX5 |
第24位 Beats Studio Buds
身体に響く低音サウンド!デザイン重視で選びたい人にもおすすめ
Beats Studio Budsは、Beats(ビーツ)らしいスタイリッシュなデザインが魅力のワイヤレスイヤホンです。イヤホン本体は1つ5gと非常に軽量で、つけていることを忘れるような軽い装着感を得られます。耳に装着したときにイヤホンが目立ちにくく、スマートに音楽鑑賞を楽しめますよ。
また、Beats Studio Budsはパワフルな低音サウンドを再生できるのが特徴。中高音域はやや控えめではあるものの、EDMやロック、K-POPなどが映える迫力重視の音質で重低音・コスパ重視な方におすすめです。また、音場が広く、大きな会場で音楽を聴いているかのような感覚を体験できます。
関連記事:【Beats Studio Buds レビュー】買って満足する人、ダメな人。Air Pods Proとも比較。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 8時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
第25位 SONY WF-XB700
再生可能時間(イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 18時間(ケースで1回フル充電が可能) |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | - |
防水性能 | IPX4 |
「SONY WF-XB700」は、パワフルな重低音で人気の完全ワイヤレスイヤホンです。
1万円台でパワフルな重低音が欲しい人におすすめ
SONY(ソニー) WF-XB700は、パワフルな重低音で根強いファンが多い「EXTRA BASSシリーズ」の完全ワイヤレスイヤホンです。迫力がありはっきりした重低音と、クリアな高音域が楽しめると人気ですよ。
低音域の音質を重視した完全ワイヤレスイヤホンを1万円台で購入したいなら、高コスパなこのSONY WF-XB700がベストです!
人間工学に基づく設計で、バツグンのフィット感
SONY WF-XB700は、複雑な人間の耳の形状にしっかりフィットする「エルゴノミック・トライホールド・ストラクチャー」を採用しています。完全ワイヤレスイヤホンが耳から落ちてしまう心配が少なく、安心して使えますよ。
また、フィット感の高さから、音漏れもしにくく感じました。
Bluetoothの安定性が良い
SONY WF-XB700は、Bluetoothの安定性が高いです。左右のイヤホンそれぞれからスマホにBluetooth信号を送るので、接続が不安定になりにくい特徴があります。
レイテンシー(Bluetoothの遅延)を低減したことで、動画の視聴もスムーズですよ。
連続再生時間も、余裕の9時間!
SONY WF-XB700は、イヤホンをフル充電すると9時間の連続音声再生ができます。付属のケースを使えば、1回分フル充電が可能です。これなら小旅行も安心ですね。
イヤホン本体で細かな再生設定ができる
SONY WF-XB700は、イヤホン側で曲送り・曲戻しなどの細かな設定ができます。「もう一回この曲が聴きたいな」と思うことってありますよね。イヤホン側で設定できるのは、音楽好きには重宝します。
SONY WF-XB700とBose QuietComfort Earbudsを比較!
SONY WF-XB700を購入検討する人は、同じく重低音がパワフルな完全ワイヤレスイヤホン「Bose QuietComfort Earbuds」と迷うケースが多いです。
1万円台で重低音がパワフルな完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人、ノイズキャンセリング機能が不要な人はSONY WF-XB700を選びましょう。イヤホン本体で「曲戻し」機能も対応しており、音楽再生に便利ですよ。
ノイズキャンセリング機能が充実したハイグレードモデルが欲しいなら、Bose QuietComfort Earbudsです。ノイズキャンセリング機能との相乗効果で、細かい重低音をキャッチしてくれますよ。Bose QuietComfort Earbudsのデメリットは、イヤホン側で「曲戻し」ができないこと、価格が3万円と高いことです。
SONY WF-XB700、Bose QuietComfort Earbuds比較表
SONY WF-XB700 | Bose QuietComfort Earbuds | |
価格(*参考 税込価格) | 約13,000円 | 約30,000円 |
ノイズキャンセリング | なし | アクティブノイズキャンセリング(11段階) |
再生可能時間(イヤホンのみ) | 9時間 | 6時間 |
再生可能時間(ケース併用) | 18時間(ケースで1回フル充電が可能) | 18時間(ケースで2回フル充電が可能) |
防水性能 | IPX4 | IPX4 |
イヤホン本体での設定 | ・音量(上げ・下げ) ・楽曲再生&停止/通話応答&終了 ・曲送り ・曲戻し ・ボイスアシスタント(siriなど) |
・音量(上げ・下げ) ・楽曲再生&停止/通話応答&終了 ・曲送り ・ボイスアシスタント(siriなど) ・ノイズキャンセリング調整 ・バッテリー残量音声ガイド |
カラーは青と黒の2種類
SONY WF-XB700の本体カラーは、ブラックとブルーの2種類です。青の完全ワイヤレスイヤホンは珍しいので、差し色が欲しい人は爽やかなブルーを選びましょう。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 9時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 18時間(ケースで1回フル充電が可能) |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | - |
防水性能 | IPX4 |
第26位 Sennheiser CX400BT True Wireless
上位機種譲りの高音質
同じくゼンハイザーのMOMENTUM True Wireless 2から機能を削ぎ落し、価格を抑えて下位モデルにあたるワイヤレスイヤホンです。
MOMENTUM True Wireless 2と同じ7mmドライバーを搭載しているため、音質は上位機種と同じような傾向で遜色ありません。しかしじっくり聞き比べてみるとMOMENTUM True Wireless 2よりも若干低音が強く出ているように感じられました。
あまりにも高額なイヤホンには手が届かないけど、音質には妥協したくない方におすすめできます。
ノイズキャンセリングや防水性能は無い
MOMENTUM True Wireless 2との大きな違いとしてノイズキャンセリング等の機能が削ぎ落されている点が挙げられます。MOMENTUM True Wireless 2にあってCX400BTにない機能は以下の通りです
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- 防水性能
- イヤホンを外した際の音楽の自動停止
使用する際に注意しなければならないのは防水性能がカットされている点です。屋外で使ったり、スポーツをしながら使うには気を遣うかもしれません。その分価格は下げられているため「余計なものはいらない」というシンプルなイヤホンです。
単純に音質が良いイヤホンが欲しい!という方におすすめです。
ハマれば快適な装着感
MOMENTUM True Wireless 2よりも角ばった形状のため、パッと耳に着けた際のフィット感には劣ります。しかし装着するコツをつかめばしっかりとフィットし、軽い装着感を得ることができました。
人によっては形状の差が耳の痛みにつながる可能性がある点に注意が必要です。
質感は見劣りするかも
CX400BT True Wirelessは本体・ケース含めて無塗装のプラスチックがむき出しの部分が多いため、他のイヤホンと見比べるとチープに見えます。
逆に超シンプルなので細かいことは考えずに使えるとも言えます。
タッチセンサーの部分も光沢があるプラスチックなので指紋が目立ってしまうのも気になる点です。
関連記事:【実機レビュー】ゼンハイザー ワイヤレス イヤホン CX 400BT True Wirelessを徹底検証 & 口コミ評価!
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 20時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | - |
防水性能 | - |
第27位 Apple AirPods
形状の弱点をカバーする低音と疲れにくいバランス
Apple AirPodsは今回紹介するイヤホンの中では唯一インナーイヤー型(開放型)と呼ばれるタイプのイヤホンです。
インナーイヤー型イヤホンはカナル型イヤホンよりも遮音性に劣り、低音が抜けてしまう傾向にありますが、AirPodsはインナーイヤー型の弱点をカバーするほどの低音の強さがあります。
それでいて全体のバランスを崩さず、長時間使用しても疲れにくいサウンドとなっています。
遮音性は会話できるレベルで低い
AirPodsの有線版とも言えるEarPodsを使用したことがある方はすぐにわかるかと思いますが、遮音性はもちろん低いです。付けっぱなしで会話できます。
音楽の世界にどっぷり浸かって集中したい方には向いていません。キーボードのタイピング音などもはっきりと聞こえるのでPCでの作業中には気になるかもしれません。
また、周囲の音に音楽が埋もれないよう音量を上げる必要があるのでイヤホン・ヘッドホン難聴のリスクが多少高くなる点は気に留めておく必要があります。
逆に外の音もある程度聞こえるので声をかけられてもすぐに気が付ける点を利点と捉えられる方にはおすすめできます。
外れやすいが軽い装着感
AirPodsは遮音性が低いと同時に、外れやすい形状です。
手が当たったりするとポロっと外れてしまうので、運動中などに使うには少々心配です。落としてしまうリスクを考えると落ち着いて使用したいイヤホンです。
フィット感としては弱いですが、耳に密着しないので蒸れにくく、軽い装着感なので耳が痛くなりにくいのが利点です。
また、装着する角度によってはイヤホン下側の棒部分(通称うどん)が頬に当たるので気になってしまうことも多いと思います。
ワイヤレス充電対応版も選べる
現在、AirPodsは第2世代のモデルが販売されており、従来通りLightningケーブルを接続して充電する「with Charging Case」モデルと、ワイヤレス充電に対応した「with Wireless Charging Case」の2モデルが販売されています。
ケーブルを接続する必要がないので充電中もスマートです。さすがApple。
ただしワイヤレス充電版の価格差は5500円で、ノーマルのAirPodsとAirPods Proのちょうど中間の価格です。もう少しでAirPods Proが買えてしまう値段となってしまうのが悩みどころですね。
操作の幅は狭い
AirPodsから可能な操作は左右のダブルタップにひとつずつ、計2つのみ。
Siriと組み合わせれば様々な操作が可能ですが、単体で可能な幅は狭いです。音量調整の割り当てもできないのは残念ですね。
特に、Apple製品以外のPC等でも使用したい場合には利用できる機能が限られてしまい、ポテンシャルを発揮することができない点がApple製品ゆえの弱点になっています。
関連記事:【超便利】AirPods(エアーポッズ)の使い方を解説!操作方法と機能も紹介
再生可能時間(イヤホンのみ) | 5時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | - |
防水性能 | - |
音質重視!完全ワイヤレスイヤホンの評価ポイント
皆さんは完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際に、どんなポイントを重視しますか?音質・機能や値段、今使っているイヤホンの不満点など、重視するポイントは人それぞれですよね。
この記事では完全ワイヤレスイヤホンの音質をメインに、装着感やノイズキャンセリング性能、操作性を評価してランキング形式でご紹介します。
音質|同じ楽曲を再生して比較するのがおすすめ
一口に「高音質」「音質重視」と言っても、それぞれのイヤホンには特徴がありますし、聞く音楽のジャンルによっても相性のいい音質は異なります。できるだけ選ぶ上で参考になるように高・中・低音域についてそれぞれ評価を実施。検証では、以下の楽曲を聴いて音質を比較しています。
曲名/アーティスト | チェックポイント |
夜に駆ける/YOASOBI | 高音ボーカル、ピアノやベースの音色がどう聴こえるか |
Don’t Know Why/Norah Jones | 女性ボーカル、声の伸び、楽器の抑揚の聴こえ方 |
Butter/BTS | 中音域と低音域のバランス |
The Biginning/ONE OK ROCK | 重低音、ギター・ベース・ドラムの響きがどう聴こえるか |
Beautiful Now/Zedd | 重低音、ドンシャリサウンドの聴こえ方 |
また、音声の圧縮方式「コーデック」や、音を出すメインの部分となる「ドライバー」も音質に関わるので、何に対応しているか、何を搭載しているかは事前にチェックしておくのがおすすめです。
装着感(フィット感)|長時間使用や痛みをレビュー
音質と同じくらい重視したいのが装着感(フィット感)です。
製品によって大きめ・小さめサイズの製品があり、装着感が良くないと耳が痛くなりやすく、長時間の使用ができなくなってしまいます。
また、イヤホンそのものの遮音性にも影響するためチェックしておきたいおすすめポイントです。
遮音性(ノイズキャンセリング性能)|実際の使用感を比較
前述の装着感とも関連しますが、集中して音楽を楽しむためには遮音性が重要です。最近では音を遮るだけではなく、周囲の音をかき消してシャットアウトするアクティブノイズキャンセリングを搭載したイヤホンも多くなっています。
ノイズキャンセリングとは反対に外音を取り込める機能を搭載したモデルも。物理的な遮音とノイズキャンセリング機能を使用したトータルの遮音性や、外音取り込み機能についても評価していきます。
関連記事:【1万円台でノイキャン搭載】SONY WF-C700Nを徹底レビュー!装着感や評価は?
関連記事:【ノイズキャンセリングイヤホンを完全解説】失敗しない選び方と人気おすすめランキング 20選
操作性|やりやすさやカスタマイズ機能をレビュー
ほとんどのワイヤレスイヤホンは、イヤホン側から音楽の再生や停止ができる機能が付いています。
操作できる内容や、操作のカスタマイズの幅が広いものや、操作がしやすいものを高評価としました。
また、ワイヤレスイヤホンにはBluetoothやコーデックなど、選ぶ上で知っておきたい用語や知識がたくさんあります。詳しくはこちらの記事がおすすめです。
関連記事:【簡単】Bluetoothやコーデックとは?イヤホン選びのポイントを徹底解説
その他のおすすめチェックポイント
Bluetoothのバージョンが新しいか
ワイヤレスイヤホン自体の高音質でも、接続が安定しないと快適に音楽は聴けません。そのため製品を選ぶ際は、Bluetoothのバージョンを事前にチェックしておきましょう。
2024年6月現在では、Bluetooth5.0以降のバージョンであれば、比較的新しく接続も安定するでしょう。また、商品の口コミなども参考にして、安定して接続できるモデルを選ぶのがおすすめです。
何時間連続で使用できるか
用途にもよりますが、1日中イヤホンを使う方は連続再生時間も確認しておきましょう。音質重視でワイヤレスイヤホンを選んでも、頻繁に充電が必要になると快適に使用できません。
ケースで充電できるモデルがほとんどなので、イヤホン単体とケース込みでの連続再生時間をそれぞれ確認するのがおすすめ。ケースによる充電を含めれば数十時間再生できるモデルもあるので、自分の使い方に合うバッテリー容量のワイヤレスイヤホンを探してみてください。
あると便利な「防水」「マルチポイント」「マイク」機能
ワイヤレスイヤホンに「防水機能」が付いていると、突然雨が降ってきた場合やトレーニング時に使う場合に壊れる可能性を減らせます。防水機能を搭載している製品も多いですが、中には非搭載の製品もあるので確認が必要です。
普段スマホやパソコンなど複数のデバイスで使っている方は、複数台同時に接続可能な「マルチポイント機能」があると便利。またワイヤレスイヤホンを使ってWeb会議への参加や通話したい場合は、マイク搭載の有無とマイクの性能にも注目して選びましょう。
音質がいいワイヤレスイヤホン、ジャンル別比較
今回は、音質のいいワイヤレスイヤホンをランキング形式で紹介しましたが、ここからは機能やポイントでおすすめのイヤホンを紹介していきます。
とにかく高音質の完全ワイヤレスイヤホン
音質重視!兎にも角にも高音質が良い!という方には…
SONY WF-1000XM5、またはSennheiser MOMENTUM True Wireless 3がおすすめ。
どちらも最高レベルの高音質です。1度使ってしまうと他を使いたくなくなるかもしれません。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 12時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC/LC3 |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7時間 |
---|---|
再生可能時間(ケース併用) | 28時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/aptX |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
音質重視の方は、ぜひ一度お試しください。
安くて音質のいいコスパ最強な完全ワイヤレスイヤホン
オーディオテクニカ ATH-SQ1TW2は低音の響きがあるイヤホンなのですが、なんとほぼ1万円で高コスパ!
ノイズキャンセリング非対応なのは欠点ですが、デザインもおしゃれでコンパクトなので普段使いしやすく、ワイヤレスイヤホン初心者にもおすすめです。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 6.5時間 |
---|---|
再生可能時間(充電ケース併用) | 20時間 |
対応コーデック | SBC |
ノイズキャンセリング | - |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX5 |
可愛い&音質が良い完全ワイヤレスイヤホン
音質がいいワイヤレスイヤホンで可愛いものは少ないです。
しかし、オーディオテクニカ ATH-TWX7やSONYのWF-1000XM3は音質が良いだけでなく、デザインも可愛いです。
ATH-TWX7はマットな質感とジュエリーケースのような見た目がおしゃれ。WF-1000XM3はプラチナシルバーカラーなら女性でも可愛く身につけられます。
再生可能時間(イヤホンのみ) | 7.5時間 |
---|---|
再生可能時間(充電ケース併用) | 24時間 |
対応コーデック | SBC/AAC/LDAC |
ノイズキャンセリング | ○ |
外音取り込み | ○ |
防水性能 | IPX4 |
関連記事:【女性向け】かわいいワイヤレスイヤホンおすすめ18選|安くてコスパのいいモデルを厳選
音質重視のワイヤレスイヤホンを選ぶメリット
高音質のワイヤレスイヤホンの多くは老舗の音響メーカーが多く、音質は確かなもの。得意な音域もメーカーによって特色があるので、よく聴く音楽のジャンルに合わせたワイヤレスイヤホンの選択ができます。
それにプラスして操作性などの付加価値も、後発の格安品とは違って最先端なワイヤレスイヤホンが多いのが特徴。
好みの音楽ジャンルに合わせられ、最先端の付加価値があるのが音質重視のワイヤレスイヤホンを選ぶメリットです。
関連記事:AirPods超えのコスパ!完全ワイヤレスイヤホン29選おすすめランキング
完全ワイヤレスイヤホンの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているワイヤレスイヤホンのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
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音質重視の人におすすめ!高音質な完全ワイヤレスイヤホン まとめ
いかがでしたか?ここまで実際に使って評価した高音質完全ワイヤレスイヤホンのランキングを紹介してきました。完全ワイヤレスイヤホンは、左右一体型のネックバンド式 (首掛け式)よりも使い勝手が良いことで、人気が急上昇中です。
完全ワイヤレスイヤホンは、5000円以下の格安モデルから、3万円を超える高級ブランドモデルまで様々です。パッシブ/アクティブノイズキャンセリング機能だけでなく、通話機能も対応しているモデルを選べば、オンライン会議やちょっとした電話にも重宝しますよ。音楽好きの方はもちろん音質重視で、好みの聴こえ方をするワイヤレスイヤホンを選ぶとgood◎。
お気に入りの音質のいい完全ワイヤレスイヤホンを見つけて、いつもの生活をより楽しくしましょう♪