【音質がいい】ハイレゾ対応スマホおすすめ15選!機種比較と必要なものを解説

当メディアはアフィリエイト広告を利用しています。

ハイレゾ対応スマホ

出典:amazon.co.jp

スマホでCDを超える高音質を楽しめる、ハイレゾ対応スマホ。ハイレゾ音源で音楽を聴くと、アーティストの息遣いや楽器の繊細な響きまでクリアに再現されて、まるでライブにいるような感動体験ができます。

ただ「ハイレゾ対応のスマホで本当に音の違いを実感できるの?」「予算を抑えながらも高音質を楽しめる機種はある?」と悩んでいませんか?

この記事ではハイレゾの基礎知識から、最新のおすすめハイレゾ対応スマホ15選、価格帯別の選び方、そして必要な機器まで徹底解説します。ハイレゾ対応スマホ購入を検討している方はぜひ参考にしてください!

ハイレゾ対応スマホとは?通常のスマホとの違い

ハイレゾ対応スマホとは、ハイレゾ音源を再生できるスマホのことです。

ハイレゾはCDの最大約6.5倍の情報量を持つ

ハイレゾスマホ

出典:sony.jp

ハイレゾとは、CDよりも豊かな情報量を持つ高品質なデジタル音源のこと。「High-Resolution(高解像度)」の略です。CDの音源が44.1kHz/16bitという規格なのに対し、ハイレゾ音源は最大192kHz/24bitで、CDの約6.5倍の情報量で記録できます。

豊富な情報量のおかげで、CDでは再現しきれなかった繊細な音の表現が可能になりました。ボーカルの高音の伸び、楽器の微妙な振動、音の余韻や残響など、より原音に近い形で音楽を楽しめるのが魅力です。

一般的なスマホでハイレゾ音源を楽しむには、専用の機器やアプリが必須。一方、ハイレゾ対応スマホなら、追加機器なしでもハイレゾ音質を体験できます。どちらもハイレゾ対応のイヤホン(ヘッドホン)は必要ですが、ハイレゾ対応スマホの方がより手軽に高音質を楽しめます。

ハイレゾ対応のスマホの確認方法

ハイレゾスマホ

出典:sony.jp

ハイレゾ対応のスマホなら、商品説明ページに下記のようなキーワードが記載されていることが多いです。

  • ハイレゾ(ハイレゾオーディオ対応、Hi-Res Audioなど)
  • LDAC対応(ソニーが開発した高音質Bluetoothコーデック)
  • aptX HD対応・aptX Adaptive対応(Qualcommが開発した高音質Bluetoothコーデック)

欲しい機種がある場合、商品ページでこういったキーワードが記載されているか確認してみてください。

ハイレゾ対応のスマホの選び方

ここではハイレゾ対応のスマホの選び方を解説します。事前によくチェックした方がいいポイントをまとめました。

有線でつなぐなら、3.5mmイヤホンジャック付きがおすすめ

ハイレゾスマホのイヤホンジャック

出典:amazon.co.jp

ハイレゾ音源を楽しむには有線イヤホンがおすすめです。ハイレゾはCDと比べて6.5倍以上の情報量があるため、安定した高音質の再生には有線接続がおすすめ。

スマホ選びでは3.5mmイヤホンジャックの有無を確認しましょう。イヤホンジャックがあれば、多くの有線イヤホン・ヘッドホンが直接接続できて便利です。

ジャックがないスマホの場合、USB Type-CやLightningなどの端子をイヤホンジャックに変換するアダプタが必要です。ハイレゾを余すことなく楽しむためにも、接続方法をあらかじめチェックしておきましょう。

ワイヤレスなら、Bluetoothコーデックのチェックを忘れずに

ハイレゾスマホのワイヤレス

出典:sony.jp

ワイヤレスイヤホンでもハイレゾ相当の音質を楽しみたい方は、Bluetoothコーデックをチェックしましょう。コーデックとは音楽データを無線で送信するための圧縮規格のこと。ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しむには、以下の3種類から選んでください。

  • LDAC:ソニーが開発し、ハイレゾ相当の高音質再生を実現できる
  • aptX Adaptive:aptX HDの進化版で、高解像度サウンドを再生できる
  • aptX HD:クアルコム社が開発し、標準aptXよりも優れた音質

LDAC、aptX Adaptive、aptX HDの順に高音質です。

高音質で再生するためにはスマホ側とイヤホン・ヘッドホン側の両方が同じコーデックに対応していなければなりません。ハイレゾ対応のスマホを選ぶ際は、手持ちのワイヤレスイヤホンと互換性のあるコーデックに対応しているか確認しておきましょう。

音楽の保存のために、ストレージとmicroSDカードスロットを確認

ハイレゾスマホストレージ

出典:amazon.co.jp

ハイレゾ音源は容量が大きく、約4分の楽曲で130MB、10曲で1.3GBにもなります。通常使いの場合、ストレージは128GBでも問題ありませんが、スマホに多く楽曲を保存したい人は256GBや512GBもおすすめ。

またmicroSDカードスロットを搭載したスマホであれば、ストレージを拡張でき、大量の楽曲保存が可能になります。複数のカードで楽曲管理もできるため便利です。

対応するmicroSDの最大容量は機種により256GB〜1TBと異なります。購入前に製品仕様を確認し、必要な容量に対応したモデルを選びましょう。

快適に使うために、スマホの性能もよくチェック!

ハイレゾスマホスペック

出典:amazon.co.jp

ハイレゾ音源を快適に楽しむには、スマホ本体の性能も重要です。音楽を聴きながらウェブ検索やSNS閲覧などのマルチタスクを行う場合、メモリは8GB以上がおすすめ。

また、ハイレゾ音源はデータ量が多いため、バッテリー消費も大きくなりがち。長時間の音楽再生を楽しみたい場合は、4,000mAh以上のバッテリー容量を持つモデルがおすすめ。よくスマホを使う人は5000mAhのモデルもチェックしてみてください。

関連記事:ハイエンドスマホおすすめランキング11選!SIMフリーの人気機種を比較

ハイレゾ対応スマホの他に必要なもの

ゲーミングイヤホン 違い

ハイレゾ音源を楽しむには、スマホ、イヤホン(ヘッドホン)、音源をすべてハイレゾ対応で揃える必要があります。これらは一つでも欠けるとハイレゾの高音質を体験できません。

まずスマホの他に、ハイレゾ対応のイヤホン・ヘッドホンが必要です。「Hi-Res AUDIO」のロゴが付いた製品を選びましょう。記事の後半でおすすめの商品も紹介しています。

最後に「ハイレゾの音源」も必要。mora、OTOTOYなどの配信サービスからダウンロード購入するか、ストリーミングサービスを利用します。ストリーミングサービスの場合、Apple MusicとAmazon Music Unlimitedがハイレゾに対応しています。

関連記事:【ハイレゾ対応】SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを実機レビュー!使い心地を徹底検証

関連記事:ハイレゾ対応で高音質!Wi-Fiスピーカーおすすめ10選|安い&防水モデルも紹介

安いVS 高い!ハイレゾ対応スマホの比較

ハイレゾ対応のスマホ選びで、価格を重視するか高性能を追求するか、迷う方も多いでしょう。ハイレゾに対応しているOPPO A79 5G(リーズナブルモデル)とSony Xperia 5 V(ハイエンドモデル)を比較し、それぞれどんな人におすすめかを解説します。

安いハイレゾ対応スマホの特徴(2万円のモデル)

2〜3万円のハイレゾ対応スマホにもmicroSDカードやイヤホンジャックを搭載し、ハイレゾ音源を楽しむための機能が備わっています。2〜3万円のスマホのメモリは4GB程度のため、あくまで日常的な操作におすすめ。マルチタスクや負荷のかかる操作には向かいない可能性があります。

こんな人におすすめ
  • イヤホンジャックやSDカード搭載など最低限の機能で十分
  • 日常的なアプリ操作しか使わない

高いハイレゾ対応スマホの特徴(13万円のモデル)

10万円を超えるハイレゾ対応のスマホには、より音楽を楽しむためのこだわりの機能があります。例えばSONYの場合、圧縮されたストリーミングの音楽をAI技術でより微細な音まで再現して再生できる機能があります。より高音質で音楽を楽しみたい人におすすめ。

またスマホ自体もメモリ8GB、ストレージ256GBとより高いスペック。ゲームや映画鑑賞、簡単な動画編集など幅広い用途で使いたい人やサクサク動く高性能なスマホが欲しい人にもおすすめです。

こんな人におすすめ
  • より高音質で音楽を楽しみたい人
  • サクサク動くスマホがほしい人
  • ゲームや映画、動画編集など幅広い用途で使いたい人

ハイレゾ対応スマホおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格接続端子イヤホンジャック対応CPUメモリストレージバッテリー容量SDカード対応スピーカーインチ重量
SONY(ソニー) Xperia 1 VI¥179,300 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 8 Gen 312GB / 16GB256GB / 512GB5000mAhステレオ約6.5インチ約192g
SONY(ソニー) Xperia 5 V¥129,800 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 8 Gen 28GB128GB / 256GB5000mAhステレオ約6.1インチ約182g
ASUS(エイスース) ROG Phone 8¥135,000 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 8 Gen 316GB256GB5500mAhステレオ6.78インチ225g
Xiaomi(シャオミ) 14T Pro¥119,800 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CMediaTek Dimensity 9300+12GB256GB / 512GB5000mAhステレオ6.67インチ209g
OPPO(オッポ) Reno10 Pro 5G¥72,800 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 778G 5G8GB256GB4600mAhモノラル約6.7インチ約185g
Xiaomi(シャオミ) POCO F6 Pro¥69,980 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 8 Gen 212GB256GB / 512GB5000mAhステレオ6.67インチ209g
SONY(ソニー) Xperia 10 VI¥64,090 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 6 Gen 16GB128GB5000mAhステレオ約6.1インチ約164g
SONY(ソニー) Xperia 10 V¥64,090 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 695 5G6GB128GB5000mAhステレオ約6.1インチ約159g
SHARP(シャープ) AQUOS sense9¥53,228 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 7s Gen26GB / 8GB128GB / 256GB5000mAhステレオ約6.1インチ約166g
Google(グーグル)Pixel 7a¥51,500 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CGoogle Tensor G28GB128GB4385mAhステレオ6.1インチ約193.5g
FCNT arrows We2 Plus¥59,950 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon 7s Gen28GB / 12GB256GB5000mAh ステレオ約6.6インチ約182g
OPPO(オッポ) Reno9 A¥29,500 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CSnapdragon695 5G8GB128GB4500mAhモノラル約6.4インチ約183g
FCNT arrows We2¥36,100 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CMediaTek Dimensity 70254GB128GB4500mAhモノラル約6.1インチ約179g
OPPO(オッポ) A79 5G¥20,980 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CMediaTek Dimensity 60204GB128GB5000mAhステレオ約6.7インチ約193g
OPPO(オッポ) A3 5G¥29,818 Amazon楽天市場Yahoo!USB-CMediaTek Dimensity 63004GB128GB5100mAhモノラル約6.7インチ約187g

ハイレゾ対応スマホおすすめ人気ランキング15選

ハイレゾ対応スマホのおすすめ人気メーカー

高音質に定評がある「SONY」

SONYはオーディオ技術にこだわりのあるメーカー。独自技術の「DSEE Ultimate」は圧縮された音源も高音域の表現力や細かな音の再現性を高めることで、ハイレゾ相当の高音質へと補正できます。

Xperiaシリーズは、オーディオファンからの評価も高く、音質にこだわる方におすすめ。

2〜3万円から買える「OPPO」

OPPOは、コストパフォーマンスに優れたスマホを展開する中国のメーカーで、2〜3万円からハイレゾ対応のスマホを購入できます。

音響分野に強いスウェーデンのDiracの技術を採用し、臨場感のあるサウンドを実現しているのが特徴です。オーディオ性能にこだわりつつ、手頃な価格で購入できるのも魅力の一つです。

高性能で価格を抑えられる「Xiaomi」

Xiaomiは、高性能ながら価格を抑えたスマホを多く展開するメーカー。ミドルレンジ以上のモデルは、ハイレゾ対応の機種もあります。

スマホ自体のスペックも国内メーカーに比べると低予算で、より性能の高い機種を買える傾向です。音質とコストのバランスを重視する人におすすめ。

ハイレゾ対応スマホにおすすめの関連商品

ハイレゾ対応スマホとセットで購入したい、おすすめのイヤホンとヘッドホンを紹介。評判のいい商品をピックアップしました。

ハイレゾ対応の有線イヤホン

ハイレゾ対応のワイヤレスイヤホン

関連記事:【音質重視で聴き比べ】高音質の完全ワイヤレスイヤホン25選ランキング&レビュー

ハイレゾ対応のヘッドホン

関連記事:1万円以下で安いのも!ソニーヘッドホンおすすめ20選!ワイヤレス・有線など幅広く

iPhoneでハイレゾ音源を楽しむ方法

iPhone 14シリーズはどれを買うべき?

iPhoneは単体でも48kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生に対応しています。しかし、接続方法によって音質が変わるため注意が必要です。ワイヤレスイヤホンと接続する場合、iPhoneは「AAC」というコーデックを使用します。そのため、ハイレゾ音源を再生してもデータが圧縮され、本来の高音質が失われてしまいます。

ハイレゾ音質を楽しむには、Lightning・USB Type-C端子から有線イヤホンへの接続がおすすめ。具体的には、Lightning・USB-C対応の有線イヤホンを直接接続するか、Apple純正の変換アダプタ(Lightning/USB-C to 3.5mmジャック)を使用する方法があります。

ただし、有線接続をしても高解像度音源(96kHz/24bitや192kHz/24bit)は自動的に48kHz/24bitにダウングレードされ、アンプ部が強くはないデメリットもあります。

本格的な音質にこだわるなら、高性能な外付けDAC・アンプの使用を検討しましょう。iPhoneでもより豊かなハイレゾサウンドを体験できます。

DACとは?
DACとは「Digital to Analog Converter(デジタル・アナログ変換器)」の略で、スマホなどのデジタル信号を、イヤホンやスピーカーで再生できるアナログ信号に変換する装置です。音楽データはスマホ内ではデジタル形式で保存されていますが、人間が聴くためにはアナログ信号に変換する必要があり、その役割を担うのがDACです。

関連記事:パソコン・スマホを高音質化!USB-DACおすすめ14選!ハイレゾモデルの選び方も

まとめ:ハイレゾ対応スマホでいい音質を楽しもう

ハイレゾ対応スマホを選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。

  • 対応確認:商品ページで「ハイレゾ対応」「24bit/96kHz以上」「LDAC・aptX HD対応」などの記載をチェック。
  • 有線接続:3.5mmイヤホンジャック付きなら、有線イヤホンで安定した高音質を楽しめる。
  • ワイヤレス接続:LDAC、aptX Adaptive、aptX HD対応のスマホを選び、イヤホン側との互換性を確認。
  • ストレージ:ハイレゾ音源は容量が大きいため、128GB以上、またはmicroSD対応のスマホが便利。
  • スマホ性能:マルチタスクを快適にするためRAM 8GB以上、バッテリーは4,000mAh以上が理想。
  • 必要な機材:スマホ・イヤホン・音源の3点をハイレゾ対応で揃えることが重要。

これらを押さえ、ハイレゾを存分に楽しみましょう。

関連記事:【定番の名機も】ブックシェルフスピーカーおすすめ24選!ハイレゾ対応機も紹介

    Picky'sアワード
    SNS

    Picky’sのSNSアカウントをフォロー