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左右だけでなく、前後・上下にも音の広がりを感じられる「空間オーディオ対応イヤホン」。目の前でライブが繰り広げられているような臨場感や、まるで映画の中に入り込んだような迫力のある音を楽しめます。
しかし、空間オーディオ対応といっても、表現力はイヤホンによってさまざま。BOSE・SONY・Beatsなど複数メーカーの人気商品があり、「どのモデルがしっかり立体的に感じられるのか知りたい」と思っている方は多いですよね。
そこで本記事では、空間オーディオ対応イヤホンをランキング形式でご紹介。空間オーディオの種類やメーカーごとの特徴も解説します。
目次
空間オーディオ対応イヤホンとは?
空間オーディオ対応イヤホンとは、自分の周りから音が出ているような立体的で奥行きを感じられるイヤホンのこと。しかし、単に立体感といわれてもイメージしにくく、ステレオとの違いや特徴を詳しく知りたい方もいますよね。
購入してから後悔しないように、空間オーディオ対応イヤホンではどんな音楽を楽しめるのかあらかじめチェックしておきましょう。
ステレオとの違いは?左右だけでなく「前後・上下」にも音が広がる

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ステレオと空間オーディオの大きな違いは、音が左右だけでなく、前後・上下にも広がる点です。ステレオではイヤホンの右と左に分けて音を出しているため、音が左右のみに広がります。対して、空間オーディオでは空間全体に音が広がり、音に包まれている感覚を味わえます。
自分を中心に全方向から音が聴こえるので、後ろから近づいてくる足音や、頭上で鳴く鳥の声なども再現可能。音楽鑑賞はもちろん、映画やゲームでも臨場感を楽しめるのが魅力です。
Dolby Atmosなどの「ソフトウェア型空間オーディオ」との違い

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空間オーディオ対応イヤホンは、イヤホン自体のハードウェア技術によって立体的な音を再現します。一方で、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)のようなソフトウェア型の空間オーディオも存在します。
ソフトウェア型空間オーディオでは、音声データそのものに立体感を感じさせる加工がされているのが特徴。Dolby Atmos対応の配信サービスで音楽や動画を再生すると、音の立体感を体感できます。
ただし、ソフトウェア型空間オーディオに対応したコンテンツはまだ限定的です。例えば、Dolby AtmosはApple Music・Amazon Music Unlimited・Apple TV+・U-NEXT・NeSTREAM LIVEなどの一部サービスのみで対応しています。
編集部
空間オーディオ対応イヤホンなら、どんな音楽データでも立体感を再現できる

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今回紹介するハードウェア技術を利用した空間オーディオ対応イヤホンは、音楽データのフォーマット(Dolby Atmosなど)に関係なく立体的な音響を体感できるのが魅力です。Dolby Atmosなどの専用フォーマットに依存せず、YouTube・Netflix・Spotifyなど、あらゆるコンテンツで音を空間的に再構築します。
空間オーディオ対応イヤホンはメーカーごとに独自の空間オーディオ技術を採用しているのも特徴。一定のフォーマットがないため、メーカーごとの特徴を把握してイヤホンを選ぶのが大切です。
【おすすめはコレ!】人気メーカーの空間オーディオの違いは?
空間オーディオ対応イヤホンを発売しているメーカーの中でも、特に人気なのはBOSE・Apple・SONY・JBLの4社。普段楽しんでいるコンテンツや、重視するポイントに合った空間オーディオ機能を搭載しているメーカーのイヤホンを選びましょう。
BOSE(ボーズ):独自のイマーシブオーディオが秀逸【編集部イチオシ】
BOSE(ボーズ)はスピーカー・イヤホン・ヘッドホンなどの音響機器を製造するアメリカのメーカー。独自のイマーシブオーディオ技術は、音を気持ちよく聴けるスイートスポットに常にいるような心地いい立体感を実現しています。ライブ会場の最前列にいるような臨場感を楽しみたい方にぴったりです。
Picky’s編集部ではさまざまなワイヤレスイヤホンをレビューしていますが、実際にBOSEの空間オーディオの表現力は圧倒的でした。明瞭で重低音の厚みを感じられるサウンドと臨場感で、音楽や映画に没頭できます。
関連記事:圧倒的な臨場感!Bose QuietComfort Ultra Earbudsを実機レビュー!ノイキャン・音質が最高過ぎた
Apple(アップル):iPhone・iPadとの相性が抜群!ヘッドトラッキング対応
Apple(アップル)のイヤホンAirPodsシリーズは、iPhoneやiPadなどのApple製品と接続して使うと、空間オーディオやヘッドトラッキング機能を使用できます。ヘッドトラッキング機能は頭の動きに合わせて音の位置を変化させるので、まるで音の世界に入り込んだようなリアル感を体験できますよ。
また、AirPodsシリーズではヘッドトラッキングに加えて「固定」の設定も可能。iPhone・iPadなどの端末がある方向から音が鳴っているような演出ができます。
Androidのスマホやタブレットでは、空間オーディオやヘッドトラッキング機能を利用できませんが、Apple製品を使用しているなら、AirPodsシリーズを選んでおけば間違いありません。Dolby Atmosに対応しているApple Music・Apple TV+の立体表現も最大限に発揮してくれます。
編集部
関連記事:【実機レビュー】AirPods Pro2は本当にノイキャンが2倍に?旧型と比較検証してみた
関連記事:機種比較!Beats(ビーツ)イヤホンおすすめ9選!有線・ワイヤレスや音質の違いも
SONY(ソニー):独自の360 Reality Audioで音楽に没入できる
SONY(ソニー)は、メーカー独自の360 Reality Audio技術を採用しています。360 Reality Audioは専用に制作された音源に対し、すべての音に位置情報を与え、球状の音場に配置することで、まるで自分の周囲360度から音が鳴っているような没入感を生み出す仕組みです。
不自然な演出ではなく、自然な奥行きと定位感が特徴。ボーカルや各楽器の音がクリアに分離して聴こえるため、バンド演奏やオーケストラのような多楽器編成の音楽を楽しみたい方におすすめです。
ただし、360 Reality Audioはソフトウェア型空間オーディオに分類されるため、専用フォーマットの音源が必要です。現在、360 Reality Audioの形式に対応した音楽配信サービスはAmazon Music Unlimited・nugs.net・360 Reality Audio Liveのの3つに限られています。
関連記事:SONYのハイエンドイヤホンWF-1000XM5を徹底レビュー!ノイキャン性能や進化ポイントは?
JBL(ジェービーエル):Spatial Soundは映画やゲームに◎
JBL(ジェービーエル)はプロクオリティのサウンドを家庭で楽しめるスピーカーの開発を目標に設立されたアメリカの音響機器メーカー。独自の立体音響技術のSpatial Soundは、ミュージック・ムービー・ゲームの3つのモードがあります。コンテンツに合わせた立体音響を適用できるので、1台で複数のコンテンツを楽しみたい方におすすめです。
特にゲームモードでは音の迫力をアップさせるだけでなく、足音・銃声などゲームを有利にプレイするうえで重要な音を強調してくれるのもポイント。FPSのような対戦ゲームをプレイしたい方にもぴったりです。
関連記事:JBL TOUR PRO 2を徹底レビュー!人気イヤホンとの比較検証も
【売れ筋】空間オーディオ対応イヤホンおすすめ人気ランキング比較一覧表
高音質で立体感のあるサウンド楽しめる空間オーディオ対応イヤホンの売れ筋おすすめランキングです。
商品 | 最安価格 | イヤホン形状 | Bluetoothバージョン | Bluetoothコーデック | Dolby Audio対応 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | マルチポイント | 防水性能 | 連続再生時間 | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | BOSE(ボーズ) QuietComfort Ultra Earbuds | ¥36,000 Amazon楽天市場Yahoo! | インナーイヤー型 | 5.3 | SBC・AAC・aptX Adaptive | - | ○ | ○ | ○ | IPX4 | 最長6時間(充電ケース込みで24時間) | イヤホン:約6.24g・充電ケース:約59.8g |
![]() | Apple(アップル) AirPods Pro 2 | ¥37,172 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC | - | ○ | ○ | Appleデバイス間のみ対応 | IPX4 | 最長6時間(充電ケース込みで30時間) | イヤホン:約5.3g・充電ケース:約50.8g |
![]() | Apple(アップル) AirPods 4 | ¥20,919 Amazon楽天市場Yahoo! | インナーイヤー型 | 5.3 | SBC・AAC | - | - | - | Appleデバイス間のみ対応 | IP54 | 最長5時間(充電ケース込みで30時間) | イヤホン:約4.3g・充電ケース:約32.3g |
![]() | Beats(ビーツ) Fit Pro | ¥21,109 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | - | - | - | ○ | ○ | Appleデバイス間のみ対応 | IPX4 | 最長6時間(充電ケース込みで24時間) | イヤホン:約5.6g・充電ケース:約55.1g |
![]() | EDIFIER(エディファー) NeoBuds Pro 3 | ¥19,980 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.4 | SBC・AAC・LDAC・LHDC5.0 | - | ○ | ○ | ○ | IP54 | 最長9時間(充電ケース込みで36時間) | 約59g(イヤホン・充電ケース) |
![]() | Anker(アンカー) Soundcore Liberty 4 Pro | ¥14,580 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC・LDAC | - | ○ | ○ | ○ | IP55 | 最長10時間(充電ケース込みで最長40時間) | イヤホン:約5.5g・充電ケース:約62g |
![]() | Beats(ビーツ) Studio Buds + | ¥18,882 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | - | SBC・AAC | - | ○ | ○ | - | IPX4 | 最長9時間(充電ケース込みで最長36時間) | イヤホン:約5g・充電ケース:約49g |
![]() | BOSE(ボーズ) Ultra Open Earbuds | ¥30,101 Amazon楽天市場Yahoo! | オープンイヤー型(イヤーカフ型) | 5.3 | SBC・aptX Adaptive | - | - | - | ○ | IPX4 | 最長7時間(充電ケース込みで26.5時間) | 約6.5g(イヤホン片耳) |
![]() | JBL(ジェービーエル) TOUR PRO 2 | ¥20,900 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC | - | ○ | ○ | ○ | IPX5 | 最長10時間(充電ケース込みで最長40時間) | イヤホン:約6.1g・充電ケース:約73g |
【売れ筋】空間オーディオ対応イヤホンおすすめ人気ランキング9選
イヤホンを使っていると感じない、音に浸れる3D体験が可能
自分の周りから音が出ているような3D体験ができるイヤホン。ボーズイマーシブオーディオと高性能なノイキャンが搭載されていて音楽だけに没頭できます。リアルな空間オーディオで低音もしっかり出るので、ジャンルを問わず音楽好きなら買って損はない高性能モデルですよ。
柔らかいイヤーチップが好評で装着感がとても快適。カナル型とインナーイヤー型の間の形状なので、耳にぴったりフィットして安定感があり、長時間身に着けても痛くなりにくいです。通勤・通学時や家事中など、動きながら使うときもストレスがありません。
パーソナルな立体音響を実現、便利な自動調整機能も豊富
パーソナライズ機能が充実しているイヤホン。Apple製品を使用していれば、ダイナミックヘッドトラッキングで頭の位置を把握して最適な空間オーディオを実現してくれます。また、耳の形に合うよう音が調整されるので、誰でも心地よい音楽を楽しめますよ。
自動で各種設定を調整する機能も豊富。周囲の雑音に合わせてノイキャンの強度を変えたり、会話中に音量を下げて会話終了後に元の音量に戻したりしてくれます。
充電ケースがMagSafe・Qi規格のワイヤレス充電に対応。楽に充電できるのでとても使いやすいです。
空間オーディオは上位製品と同じのお買い得なAirPods
ノイキャン機能が不要な方にぴったりなイヤホン。ノイキャン搭載のAirPodsは最低でも約3万円なので、ノイキャン独特の圧迫感が苦手な方にとってはお買い得商品です。空間オーディオはノイキャン搭載モデルや上位モデルと変わらず、ダイナミックヘッドトラッキングで臨場感たっぷりの音楽を楽しめます。
インナーイヤー型で周囲の音が聞こえるため、公共交通機関を利用したり人の声を聞いたりするシーンでも気軽に着用できます。自動音量調整対応なので、突然話しかけられてもスマホやイヤホンを操作する必要がありません。
軽い着け心地で運動中も快適、Apple Musicユーザー向け
Apple H1チップ搭載でApple Musicの空間オーディオ表現を最大限引き出せるイヤホン。Apple Musicを利用する方におすすめです。AppleグループのBeats製イヤホンなので、ダイナミックヘッドトラッキングや空間オーディオを楽しみたいなら相性のいいApple製品に接続して使いましょう。
アスリートによるテストから生まれたデザインで着け心地が抜群。柔らかいウィングチップが耳にしっかりフィットし、運動中も外れる心配がありません。軽い着け心地で思う存分立体オーディオに浸れます。
最大-50dBの強力なノイキャンで空間オーディオを満喫できる
最大-50dBの強力なノイキャン機能を搭載したイヤホン。ヘッドトラッキング対応で、音の方向や奥行きをリアルタイムで調整してくれます。周囲の騒音を気にせず臨場感たっぷりの音楽を楽しめますよ。
ハイレゾを楽しめる高音質なLDAC・LHDCに対応。クリア・繊細なサウンドで音質重視の方にもおすすめです。0.08秒の低遅延モードにも対応していて、ゲームをプレイするときにも活躍します。LDAC・LHDC・低遅延モードは空間オーディオと併用できないので、用途に合わせてモードを切り替えましょう。
4つのモードでコンテンツに合った3Dオーディオを実現
音楽・ムービー・ゲーム・Podcastの4つの3Dオーディオモードがあるイヤホン。コンテンツに合った立体的なサウンドを実現しています。音楽以外のコンテンツも同じイヤホンで楽しみたい方におすすめです。
充電ケースにタッチスクリーンを搭載。スマホやタブレットのアプリを使わなくても、タッチスクリーンからノイキャン・外音取り込み強度を調整できます。
ワイヤレス充電や短時間充電など使いやすい機能も充実。ワイヤレス充電器の上に置くだけで充電でき、5分間の充電で4時間程度音楽を再生できます。
関連記事:【4NCと比較検証】Soundcore Liberty 4 Proを実機レビュー!2万円の価値あり?
Dolby Atmos対応コンテンツの空間オーディオを楽しめる
Dolby Atmos対応コンテンツの空間オーディオ表現を引き出せるイヤホン。Dolby Atmos対応コンテンツ以外では立体的にならないものの、Apple MusicやAmazon Musicなどを最大限楽しめます。低音から高音までバランスよく響くので、どんなジャンルの音楽にもマッチしますよ。
アイボリー・ブラックに加えて、内部が透けて見えるスケルトンカラー(トランスペアレント)があるのも魅力。AirPodsシリーズとは違った個性あふれる見た目のイヤホンを使いたい方におすすめです。
自然な立体感と快適な着け心地が魅力のオープンイヤー型イヤホン
BOSEらしい迫力のある中低音は健在したまま、高音を強化していて立体的に感じられるイヤホン。ナチュラルな立体感のイマーシブオーディオで、本当に自分の周りで演奏が繰り広げられているような感覚を楽しめます。
耳を挟むようにして着用するオープンイヤー型のイヤホンで、着けているのを忘れてしまうほど快適なフィット感も魅力。長時間空間オーディオを楽しみたい方や、イヤホンをしていると耳が痛くなる方におすすめです。音漏れはインナーイヤー型のイヤホンと同程度なので、公共交通機関でも使用できますよ。
空間サウンドを調整できるバッテリー持ちのいい高性能イヤホン
JBL独自開発の空間サウンド機能を初めて搭載した高性能イヤホン。ミュージック・ゲーム・ムービーの3種類のモードがあり、用途に合った最適な空間オーディオを楽しめます。ゲームモードは高音・低音を聞き取りやすくしてくれるので、FPSのような対戦ゲームで有利になりますよ。
イヤホンだけで10時間、充電ケースを使えば最長40時間とバッテリー持ちがいいのも魅力。長時間音楽を楽しみたい方におすすめです。充電ケースにはディスプレイが搭載されていて、ノイキャン・イコライザーなどを手軽に変更できます。
【安い】空間オーディオ対応イヤホンおすすめ人気ランキング比較一覧表
低コストで空間オーディオを楽しめる、1万5,000円以下の安い空間オーディオ対応イヤホンのおすすめランキングです。
商品 | 最安価格 | イヤホン形状 | Bluetoothバージョン | Bluetoothコーデック | Dolby Audio対応 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | マルチポイント | 防水性能 | 連続再生時間 | 重量 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | QCY MeloBuds Pro | ¥6,980 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC・LDAC | - | ○ | ○ | ○ | IPX5 | 最長34時間(充電ケース込み) | - |
![]() | Anker(アンカー) Soundcore Liberty 4 NC | ¥12,990 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC・LDAC | - | ○ | ○ | ○ | IPX4 | 最長10時間(充電ケース込みで最長50時間) | イヤホン:約5g・充電ケース:約55g |
![]() | CMF by Nothing Buds Pro 2 | ¥11,000 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC・LDAC | - | ○ | ○ | ○ | IP55 | 最長11時間(充電ケース込みで最長43時間) | イヤホン:約4.9g・充電ケース:約46g |
![]() | QCY Crossky C30 | ¥4,605 Amazon楽天市場Yahoo! | オープンイヤー型(イヤーカフ型) | 5.4 | SBC・AAC | - | - | - | ○ | IPX5 | 最長5.5時間(充電ケース込みで最長25時間) | 約5g(イヤホン片耳) |
![]() | Edifier(エディファー) Neobuds Pro2 | ¥14,990 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC・LDAC・LHDC5.0 | - | ○ | ○ | - | IP54 | 最長5.5時間(充電ケース込みで22時間) | イヤホン:約5.6g・充電ケース:49.2g |
![]() | Xiaomi(シャオミ) Redmi Buds 6 | ¥4,626 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.4 | SBC・AAC | - | ○ | ○ | ○ | IP54 | 最長10時間(充電ケース込みで最長42時間) | イヤホン:約5g・充電ケース:約33.2g |
![]() | TRUEFREE Clip C10 | ¥4,680 Amazon楽天市場Yahoo! | オープンイヤー型(イヤーカフ型) | 5.4 | SBC・AAC | - | - | - | ○ | IPX5 | 最長8時間(充電ケース込みで最長28時間) | - |
![]() | Creative Zen Air SXFI | ¥6,850 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.3 | SBC・AAC | - | ○ | ○ | ○ | IPX5 | 最長12時間(充電ケース込みで最長39時間) | イヤホン:約5.45g・充電ケース:約40g |
![]() | Anker(アンカー) Soundcore Liberty 5 | ¥14,990 Amazon楽天市場Yahoo! | カナル型 | 5.4 | SBC・AAC・LDAC | ○ | ○ | ○ | ○ | IP55 | 最長12時間(充電ケース込みで最長48時間) | イヤホン:約5.2g・充電ケース:約48.6g |
【安い】空間オーディオ対応イヤホンおすすめ人気ランキング10選
価格が安いのに自然な立体表現、機能も豊富な高コスパイヤホン
5,000円台と安いのに機能が豊富で性能も高いコスパ抜群なイヤホン。安価な空間オーディオ対応イヤホンは無理やり立体感を出したものもありますが、本品は自然な立体表現で1万円超えの製品と比べても見劣りしません。「立体感に圧倒された」との声もありますよ。
LDAC対応で5,000円台のイヤホンとは思えないクオリティの音質も魅力。高音から低音までバランスよく響きます。ノイキャンや低遅延モードも搭載していて普段使いもしやすいです。音ズレの心配がないので、動画視聴やゲームなども快適に楽しめます。
雑音が消える高性能なノイキャンで空間オーディオに没頭できる
騒音に邪魔されず空間オーディオを思う存分楽しめるイヤホン。ノイキャンの性能が高めで、屋外のようなうるさい場所でも音楽に集中できます。空間オーディオはナチュラルな仕上がりで立体感が強すぎないので違和感がありません。心地いい立体音響を体験できますよ。
バッテリー持ちがよく、充電ケース込みで最長50時間使用可能。ライトユーザーなら1週間程度充電不要で使い続けられます。ワイヤレス充電に対応しているので充電時の手間も最小限です。LDAC・ハイレゾ音源再生にも対応。音質にこだわって音楽を楽しめます。
関連記事:【ノイキャンが最強】Soundcore Liberty 4 NCを実機レビュー!前モデルとの違いも解説
迫力のある低音で臨場感をプラス、映像コンテンツ向きイヤホン
アクション映画やライブ映像など、パワフルな映像コンテンツを楽しむのに適したイヤホン。空間オーディオはナチュラルなかかり具合で立体感は控えめですが、低音がしっかり出るのでコンテンツの臨場感を高めてくれます。もともと強めの低音をULTRA BASS機能でさらにブーストできるため、重低音好きの方におすすめです。
充電ケースに搭載されたスマートダイヤルで操作ができるのも特徴。音量コントロール・ノイズコントロール・再生・一時停止などさまざまな機能を割り当てられ、スマホを操作する手間を減らせます。
ナチュラルな空間オーディオと軽い着け心地で長時間使用できる
不自然さがない耳になじむ空間オーディオで聴き疲れしにくいオープンイヤー型イヤホン。カナル型に比べると立体感は弱めですが、自然な音の広がりを感じられます。片側5gと軽量で開放感がある装着感なので、長時間身に着けていても快適ですよ。
Bluetooth5.4に対応。5.3と比べて消費電力が減り、通信の速度・安定性がアップして遅延が抑えられているため、人の多い場所でもストレスなく使用できます。また、ゲームモードに切り替えると遅延がさらに減るので、ゲーマーの方にもおすすめです。
約1万円とリーズナブルながらヘッドトラッキング機能搭載
2万円前後の製品に搭載されるケースが多いヘッドトラッキング機能を約1万円で体験できるイヤホン。頭の動きに応じた音像を感じられ、常に音に包み込まれている感覚を味わえます。
LDAC・LHDCの高音質コーデックに対応。LDAC・LHDC利用時は空間オーディオを使えないので、コンテンツに合わせて音質を楽しむか空間オーディオを楽しむか使い分けるのがおすすめです。
ノイキャンの精度が高いのも魅力。騒音に邪魔されず音楽に没入できます。「安価な製品の中ではトップのノイキャン」と評価している方もいますよ。
立体感をしっかり感じられる、豊富な機能で日常使いにぴったり
機能が充実していて高コスパなイヤホン。空間オーディオは中高音が目立つ印象ですが、しっかり実感できる立体表現で音楽・動画のどちらも楽しめます。前モデルより自然さが向上していて、違和感なく臨場感を高められます。
安価なモデルながら装着センサーを搭載。イヤホンを着脱したときに自動で音楽の再生・一時停止をしてくれるので、操作の手間を減らせます。マルチポイント・ノイキャンなどにも対応しているため、日常使いしていてストレスはありません。充電ケースも薄型・軽量で持ち運びやすく、気軽に使用できます。
動画の迫力を出してくれる装着感がいいオープンイヤー型
映画館にいるような前後の空間の広がりが強いオープンイヤー型イヤホン。空間オーディオ機能は「ムービーモード」をオンにすると使えます。音の広がりを不自然に感じない程度に上げて、迫力を出してくれますよ。音楽鑑賞よりも動画視聴におすすめです。
低遅延化できる「ゲームモード」も搭載。音ズレを防げるので動画やゲームも快適に楽しめます。
装着時の安定感や心地よさも優秀。「スポーツ・トレーニング中に使用しても蒸れやズレが気にならない」との口コミが多く、アクティブに活動する方にぴったりです。
Super X-Fi空間ホログラフィでどんな音楽も臨場感アップ
頭・耳の形状を測定してサウンドをパーソナライズするSuper X-Fi技術搭載のイヤホン。安価なモデルの中では空間の表現力が高く、コストをかけずに上質な立体音響を体験できます。初めは違和感があっても、何回か聴いているうちに心地いい音になっていくので、音楽や映画にのめり込めますよ。
ただ、初期設定では音がフラットで味気ないため、アプリのイコライザー機能を使って自分好みの音に調整する必要があります。好きな音が決まっている方や、イコライザー機能で好みの音探しを楽しめる方におすすめです。
Dolby Audio対応でクリアなサウンドを楽しめる
Dolby Audioに対応しているイヤホン。クリアな音質を堪能したい方におすすめです。空間オーディオは自然に音を広げる「音楽モード」、声を聞き取りやすくしてくれる「Podcastモード」、迫力を出してくれる「ムービーモード」の3種類があります。どのモードも実用性のある使いやすいサウンドですよ。
LDACに対応していてハイレゾ音源を楽しめるのも魅力。LDACとマルチポイント・Dolby Audioなどの機能を併用できる珍しいイヤホンなので、常に高音質なコンテンツを楽しみたい方におすすめです。
空間表現にフォーカスして作られた有線イヤホン
音楽制作者の意図通りの空間表現ができるように作られたイヤホン。音が空間内のどこに配置されているかをしっかり感じられるので、ASMRやVRなどの世界に熱中できます。ケーブルタッチノイズを減らしてくれるイヤーフックも付属していて、動きながら着用してもストレスがありませんよ。
有線タイプでゲーム向けに作られているモデルなので、遅延が少なく足音や銃声などのゲーム内の音が聞き取りやすいのも魅力。ゲームを快適にプレイしたい方にぴったりです。ケーブル長は1.2mと長めで、幅広いシーンで使いやすいです。
空間オーディオ対応イヤホンの選び方
空間オーディオ対応イヤホンを選ぶときは、形状・Bluetoothコーデック・ノイズキャンセリングの有無・Dolby Audioへの対応などをチェックしましょう。
イヤホンの形状は、イヤーピースでフィットの高いカナル型がおすすめ

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音への没入感にこだわりたいなら、カナル型の空間オーディオ対応イヤホンがおすすめです。カナル型は耳栓のように耳の中にフィットするので遮音性が高く、雑音が入ってきません。イヤーピースでフィット感を調整できるため、耳のサイズに合うか心配な方にもぴったりです。
ただ、カナル型イヤホンは圧迫感があり、長時間装着すると疲れてしまう方もいます。楽に使えるイヤホンを探しているなら、耳穴を塞がないオープンイヤー型や、耳の入り口に引っかけるインナーイヤー型のイヤホンもチェックしてみましょう。
- カナル型:耳穴を塞ぐため圧迫感があるが、雑音が入りにくく音楽に没入できる
- オープンイヤー型:耳穴を塞がず圧迫感はないが、雑音が入りやすい
- インナーイヤー型:カナル型ほど圧迫感はなく、オープンイヤー型ほど雑音は入らない
関連記事:最強は?プロが選んだカナル型イヤホンおすすめ20選!遮音性・装着感の良いモデルも
ノイズキャンセリング機能があれば音楽に没頭できる

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音楽や動画に集中したいなら、ノイズキャンセリング機能を搭載した空間オーディオ対応イヤホンを選びましょう。人の話し声・車の音・家族の生活音などの雑音をカットして、再生している音だけを耳に届けてくれます。
自宅内だけでなく屋外でもイヤホンを使用する予定なら、外音取り込み機能の有無もチェック。外音取り込み機能があればマイクで周囲の音を拾ってくれるので、イヤホンを着けたままでも公共アナウンスや人の声をしっかり聞き取れます。
関連記事:【騒音対策に】ノイズキャンセリングイヤホン23選!聴覚過敏にもおすすめ
Androidユーザーなら、LDACなど高音質コーデック対応モデルがおすすめ

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空間オーディオ技術とは別の話になりますが、高音質を求める方でイヤホンをAndroidスマホと接続して使うなら、高音質・低遅延のBluetoothコーデックに対応しているかイヤホンがおすすめです。Bluetoothコーデックとは、音声のデータをワイヤレスで転送するときに使われる圧縮方式のことで、音質・遅延時間に影響を与えます。
音質にこだわるなら「LDAC」「LHDC」がおすすめです。低遅延できれいな音を聴きたいなら「aptX Adaptive」を選びましょう。
Bluetoothコーデック | 特徴 |
LHDC |
|
LDAC |
|
aptX Adaptive |
|
AAC |
|
SBC |
|
ただし、高音質コーデックを使うには、イヤホン・スマホ・音楽アプリの3つが同じコーデックに対応している必要があります。対応していない場合、自動的に標準コーデック(SBCなど)に切り替わり、音質や低遅延の効果が得られません。
なお、iPhoneやiPadはLDACやaptXシリーズに対応しておらず、AACが標準となります。一方で、Androidスマホは機種によって多くの高音質コーデックに対応しているため、音質重視ならAndroid+対応イヤホンの組み合わせが有利です。
関連記事:【音質がいい】ハイレゾ対応スマホおすすめ15選!機種比較と必要なものを解説
もっと臨場感を楽しみたいならDolby Audio対応モデルがおすすめ

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音にのめり込みたい方は、Dolby Audioに対応しているイヤホンを選びましょう。Dolby Audioは臨場感をアップさせてくれる音響技術で、水平方向の音の広がりを表現したり、音質をクリアにしたりする効果があります。Dolby Atmosは音の立体化が目的なのに対して、Dolby Audioは高音質化が主な目的です。
Dolby Audioは対応しているコンテンツが多いのもポイント。テレビ放送・Blu-ray・DVD・音楽配信サービス・動画配信サービスなど幅広く採用されていて、高音質なサウンドを気軽に楽しめます。
ただ、Dolby Audio対応のイヤホンはラインナップが少なめ。他のポイントを重視してDolby Audio非対応のモデルを選ぶ場合は、口コミやレビューで音質について確認しておきましょう。
安いVS高い!空間オーディオ対応イヤホンの比較
空間オーディオ対応イヤホンは価格帯が幅広いです。そこでここでは、5,000円の安いモデルと4万円の高いモデルの違いをご紹介。どの価格帯のモデルがいいか悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
安い空間オーディオ対応イヤホンの特徴(約5,000円のモデル)
価格が安い空間オーディオ対応イヤホンといっても、機能の数は高価なモデルと大きな差はありません。ノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能・マルチポイントなどに対応しています。コンテンツを楽しむときだけでなく、仕事・家事のBGM再生や耳栓代わりなど日常使いもしやすいです。
アプリのイコライザー機能を使えるモデルも充実。音質は高価なモデルに及びませんが、自分好みの音に調整できますよ。有名メーカーの製品のラインナップもあります。
- 音質へのこだわりがあまりない方
- ノイズキャンセリング機能を使いたい方
- 気軽に普段使いできるイヤホンを探している方
高い空間オーディオ対応イヤホンの特徴(約4万円のモデル)
価格が高い空間オーディオ対応イヤホンは、ヘッドトラッキング機能や高性能なノイズキャンセリング機能を搭載しているのが特徴。安価なモデルと機能の数に大きな差がなくても、それぞれの機能のクオリティがアップしています。
また、イヤホンの位置をアプリに表示したり音を鳴らしたりする紛失防止機能が搭載されているモデルも多いです。高価なモデルはデザインや材質にもこだわって作られているため、所有欲を満たしてくれるのも魅力です。
- 空間オーディオ機能のクオリティにこだわりたい方
- 音質を重視する方
- 高精度のノイズキャンセリングで雑音をしっかり遮断したい方
- 紛失防止機能が必要な方
- 気分の上がるデザイン性の高いイヤホンが欲しい方
関連記事:【音質重視で聴き比べ】高音質の完全ワイヤレスイヤホン25選ランキング&レビュー
空間オーディオ対応イヤホンのよくある質問

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空間オーディオ対応イヤホンで音声を聞くと音質が変わる?
空間オーディオで酔う人はいる?
おすすめ空間オーディオ対応イヤホンまとめ
空間オーディオ対応イヤホンがあれば、映画に没頭したりゲームを有利にプレイできたりと音楽を聴く以外にも活用できます。安価な製品の中にも空間オーディオ対応のモデルがあるので、コスパよく立体感のある音を体験できます。
- LDACなど高音質コーデック対応モデルがおすすめ
- ノイズキャンセリング機能があれば音楽に没頭できる
- 臨場感を楽しみたいならDolby Audio対応モデルがおすすめ
- イヤーピースでフィット感を調整できるカナル型がおすすめ
以上のポイントを参考に、自分の好みや用途に合った空間オーディオ対応イヤホンを見つけてコンテンツを楽しみましょう。