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高性能な部品や最新技術が採用された「ハイエンドスマホ」。処理速度やカメラ性能が優れており、サクサクな画面操作や写真・動画も高画質で楽しめます。
しかし、SIMフリーのハイエンドスマホはGalaxy・Xperia・iPhoneなど種類が豊富。「どの機種が1番ハイスペックで使いやすい?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのハイエンドスマホをランキング形式でご紹介。ハイエンドスマホと安いスマホの違いについても解説するので、ハイエンドスマホの購入を悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
目次
ハイエンドスマホとは
ハイエンドスマホとは、高性能なチップ(プロセッサ)・メモリ(RAM)・ディスプレイなどを搭載したスマホのこと。ノートパソコン並みの処理性能を持つモデルもあり、3Dゲームやマルチタスクなどスマホに負担のかかる重い処理も難なくこなしてくれます。
- 最新の高性能チップ(例:Snapdragon 8 Gen 3、Apple A18 Pro)
- メモリ(RAM)8GB以上
- ストレージ(ROM)256GB以上
- 高リフレッシュレート(120Hz以上)のディスプレイ など
価格は10万円以上が目安。最近は、AI機能が充実しているモデルが増えているのもポイントです。写真・動画の編集や質問に答えてくれる機能など、使いこなせばスマホの作業を効率化できます。
- 3Dゲームのような高グラフィックのゲームをプレイする方
- 動画編集・イラスト制作のような重い作業をスマホでこなしたい方
- AI機能を使いこなしたい方
- 高画質な写真・動画を撮影したい方
- 高価な機材を揃える前にクリエイティブ活動を始めたい方
関連記事:ゲーミングスマホおすすめランキング15選!安いコスパ最強モデルも紹介
ハイエンドスマホの選び方
ハイエンドスマホを選ぶときは、CPU・メモリ容量・カメラ性能・ストレージ容量・バッテリー容量をチェックするのが大切。具体的にどんなモデルを選べばいいかご紹介します。
チップはSnapdragon 8 Gen 3・A18シリーズ搭載モデルがおすすめ
スマホの性能は、データの処理をするCPUや映像を描画するGPUが搭載されているチップに左右されます。AndroidならSnapdragon 8 Gen 3、iPhoneならA18シリーズのチップが搭載されているモデルがおすすめです。動画編集・高負荷なゲームなどの作業でもサクサク動いてくれます。
Snapdragon 8以外に「Google Tensor G4」「MediaTek Dimensity 9300+」などメーカー独自の高性能チップを搭載したAndroidスマホもあります。
編集部
メモリ(RAM)12GB以上のモデルなら長く快適に使用できる
チップが高性能でも、実際に作業するスペースとなるメモリの容量が小さいと動作がかくつく可能性があります。現在は8GBのメモリ容量があればほとんどのアプリを快適に使用可能。ただ、アプリは年々高性能になってきています。スマホを長期間快適に使いたいなら、メモリを12GB以上搭載したモデルがおすすめです。
カメラ性能にこだわりたいならレンズの数やセンサーサイズをチェック
カメラ性能の高いハイエンドスマホが欲しいなら、センサーサイズとレンズの数をチェック。センサーサイズが大きいほど光をたくさん取り込めるため、夜間・室内のような暗い場所でもノイズの少ないきれいな映像を撮影できます。スマホのセンサーサイズは1/3型・1/2.3型が多いですが、暗所での撮影にこだわりたい方はセンサーサイズが1型のモデルを選ぶのがおすすめです。
レンズの数については、広角(メインカメラ)に加えて、超広角・望遠のレンズがあればほとんどの撮影に対応可能。カメラ性能の高いスマホの選び方は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
関連記事:最強はどれ?カメラ性能の高いスマホおすすめ13選!ランキング比較
ストレージ(ROM)は最低256GB、動画を保存するなら512GB・1TBがおすすめ
ハイエンドスマホを使うなら、大容量のゲームアプリや高画質な写真・動画を保存する機会が多いので、ストレージ容量は最低でも256GBは必要です。動画を大量に保存する場合は512GB・1TBの容量を選ぶのもおすすめです。どのくらいの容量を選べばいいか悩む方は、以下のデータサイズの目安も参考にしてみてください。
データの種類 | データサイズの例 |
写真 |
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動画 |
|
ゲームアプリ |
|
ただ、ストレージ容量を大きくすると価格が上がる点は要注意。モデルにもよりますが、ストレージ容量を128GB増やすと5,000~1万5,000円程度価格が上がります。
Androidスマホはmicro SDカード対応でストレージ容量を拡張できるモデルもあるので、データを大量に保存したい方はチェックしてみましょう。
関連記事:おすすめの容量は?スマホ用マイクロSDカード24選!使い方、対応機種も紹介
バッテリーは5,000mAhあれば快適
ハイエンドスマホのバッテリー容量は5,000mAh以上のモデルがおすすめ。機種によって使用できる時間は異なりますが、ゲームのような大量の電力を消費する用途でなければ24時間以上はバッテリーが持ちます。
ただし、バッテリー容量が大きいからといって必ずしも電池の持ちが良くなるわけではありません。CPUの性能や消費電力などによって持続時間は異なるため、連続稼働時間もしっかり確認しておきましょう。また、5,000mAh以上のモデルは数が限られるため、バッテリー容量が足りない場合はモバイルバッテリーで対策するのもおすすめです。
関連記事:【プロが選んだ】大容量で軽量の20000mAh モバイルバッテリー おすすめ11選(2025年最新版)
その他の機能・性能
上記以外にも使い方に合わせて必要な機能をチェックしましょう。
- 通信機能:5G、Wi-Fi 6EやWi-Fi 7、Bluetooth 5.3
- ハイレゾ再生:aptX Adaptive、LDAC
- 電子マネー・おサイフケータイ:NFC、Felica
- 認証機能:顔認証、指紋認証
- 防水・防塵性能:IP68
特にWi-Fi 6EやWi-Fi 7、aptX Adaptive、IP68防水はハイエンドスマホを中心に搭載している機能です。
Wi-Fi 6EやWi-Fi 7は最新のWi-Fi規格で、従来のWi-Fiよりも高速で安定したインターネット接続が可能です。これにより、大容量データのダウンロードやオンラインゲームなど、インターネットを使う重い作業でも快適に利用できます。
aptX AdaptiveやLDACは、ワイヤレスで音声や音楽をスマホからイヤホンやスピーカーに送るための技術(オーディオコーデック)です。aptX AdaptiveやLDACのコーデックは、音質を落とさずに音声を伝えることができ、ハイレゾ音源の再生や遅延の少ない音声伝送が可能です。例えば、動画を見るときに高音質かつ音声と映像がズレにくくなるのが特徴です。
IP68は、防水・防塵性能の規格です。「水深1.5mで30分間耐えられる防水性能」を持つだけでなく、「砂やホコリが内部に入らない防塵性能」も備えています。
ハイエンドスマホおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | OS | チップ | メモリ容量 | ストレージ | バッテリー容量 | 画質 | カメラ性能 | リフレッシュレート | 認証 | 防水・防塵性能 | カラーバリエーション | サイズ | 重量 | 発売日 | おサイフケータイ | |
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Xiaomi(シャオミ) 14T Pro | ¥121,010 Amazon楽天市場Yahoo! | Android(Xiaomi HyperOS) | MediaTek Dimensity 9300+ | 12GB | 256GB・512GB | 5,000mAh | 2,712×1,220px | メインカメラ:5,000万画素・望遠:5,000万画素・超広角:1,200万画素・前面カメラ:3,200万画素 | 144Hz | 指紋認証・顔認証 | IP68 | チタンブラック・チタンブルー・チタングレー | 6.67インチ | 206g | 2024年11月29日 | 〇 | |
Samsung(サムスン) Galaxy S24 Ultra | ¥189,700 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 12GB | 256GB・512GB・1TB | 5,000mAh | 3,120×1,440px | 広角:2億画素・望遠(3倍):1,000万画素・望遠(5倍):5,000万画素・超広角:1,200万画素・前面カメラ:1,200万画素 | 120Hz | 指紋認証・顔認証 | IP68 | チタニウムブラック・チタニウムバイオレット・チタニウムグレー | 6.8インチ | 233g | 2024年7月11日 | 〇 | |
Apple(アップル) iPhone 16 | ¥126,061 Amazon楽天市場Yahoo! | iOS | A18 | 8GB | 128GB・256GB・512GB | 3,561mAh | 2,556×1,179px | Fusionカメラ:4,800万画素・超広角:1,200万画素・前面カメラ:1,200万画素 | 60Hz | 顔認証 | IP68 | ブラック・ホワイト・ピンク・ティール・ウルトラマリン | 6.1インチ | 170g | 2024年9月20日 | -(おサイフケータイと似た機能のApple Payを搭載) | |
ASUS(エイスース) ROG Phone 8 Pro | ¥161,820 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 8 Gen 3 | 16GB | 512GB | 5,500mAh | 2,400×1,080px | 広角:5,000万画素・望遠:3,200万画素・超広角:1,300万画素・前面カメラ:3,200万画素 | 165Hz | 指紋認証・顔認証 | IP65/IP68 | ファントムブラック | 6.78インチ | 225g | 2024年5月17日 | 〇 | |
Apple(アップル) iPhone 15 Pro | Amazon¥225,800 楽天市場Yahoo! | iOS | A17 Pro | 8GB | 128GB・256GB・512GB・1TB | 3,274mAh | 2,556×1,179px | メインカメラ:4,800万画素・望遠:1,200万画素・超広角:1,200万画素・前面カメラ:1,200万画素 | 120Hz | 顔認証 | IP68 | ブラックチタニウム・ナチュラルチタニウム・ホワイトチタニウム・ブルーチタニウム | 6.1インチ | 187g | 2023年9月22日 | -(おサイフケータイと似た機能のApple Payを搭載) | |
Google(グーグル) Pixel 9 Pro | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Google Tensor G4 | 16GB | 128GB・256GB・512GB | 4,700mAh | 2,856×1,280px | 広角:5,000万画素・望遠:4,800万画素・ウルトラワイド:4,800万画素・前面カメラ:4,200万画素 | 120Hz | 指紋認証・顔認証 | IP68 | Porcelain・Rose Quartz・Hazel・Obsidian | 6.3インチ | 199g | 2024年9月4日 | 〇 | |
Sony(ソニー) Xperia 5 V | ¥129,800 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 8 Gen 2 | 8GB | 128GB・256GB | 5,000mAh | 2,520×1,080px | 24mm広角:4,800万画素・48mm広角:1,200万画素・16mm超広角:1,200万画素・前面カメラ:1,200万画素 | 120Hz | 指紋認証 | IP65/IP68 | ブラック・プラチナシルバー・ブルー | 6.1インチ | 182g | 2023年10月27日 | 〇 | |
Samsung(サムスン) Galaxy Z Fold6 | ¥262,189 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy | 12GB | 256GB・512GB・1TB | 4,400mAh | メイン:2,160×1,856px・カバー:2,376×968px | 広角:5,000万画素・望遠:1,000万画素・超広角:1,200万画素・前面カメラ(フロント):400万画素・前面カメラ(カバー):1,000万画素 | 120Hz | 指紋認証・顔認証 | IP48 | シルバーシャドウ・ネイビー・クラフテッド ブラック・ホワイト | 7.6インチ | 239g | 2024年8月30日 | 〇 | |
SHARP(シャープ) AQUOS R9 | Amazon¥95,980 楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 7+ Gen 3 | 12GB | 256GB | 5,000mAh | 2,340×1,080px | 標準:5,030万画素・広角:5,030万画素・前面カメラ:5,030万画素 | 最大240Hz | 指紋認証・顔認証 | IP65/IP68 | ホワイト・グリーン | 6.5インチ | 195g | 2024年7月26日 | 〇 | |
ASUS(エイスース) Zenfone 11 Ultra | ¥127,731 Amazon楽天市場Yahoo! | Android | Snapdragon 8 Gen 3 | 12GB・16GB | 256GB・512GB | 5,500mAh | 2,400×1,080px | 広角:5,000万画素・望遠:3,200万画素・超広角:1,300万画素・前面カメラ:3,200万画素 | 最大144Hz | 指紋認証・顔認証 | IP65/IP68 | エターナルブラック・デザートサンド・スカイラインブルー・ミスティグレー | 6.78インチ | 225g | 2024年7月5日 | 〇 |
ハイエンドスマホおすすめ人気ランキング10選
コスパの高さが魅力、ライカ製のレンズで高画質な撮影ができる
夜間や室内で撮影する機会が多い方におすすめ。カメラ・レンズなどを販売している有名メーカー「ライカ」のカメラレンズを採用したSIMフリーのハイエンドスマホです。大口径レンズが搭載されていて、暗い場所でも高解像度のきれいな映像を撮影できます。
搭載チップはMediaTek Dimensity 9300+。Snapdragon 8 Gen 3と性能差はほとんどありません。美麗な3Dゲームはもちろん、本格的な写真加工や動画編集などもサクサク動きます。
他社のスマホと違って、シャオミ独自のHyperOSを搭載しているのもポイント。AIカメラ機能・バッテリー持ちなどを強化して、より使いやすくなっています。
Galaxy AIで効率よく作業をこなせる、Sペンも付属
Galaxy S24 UltraはGalaxy S24よりも高性能なSamsungのフラッグシップモデル。前モデルのGalaxy S23 UltraよりもCPU性能20%、GPU性能30%はアップし、高負荷のゲームでもサクサク動きます。リアルタイムで通訳・翻訳をしてくれるAI機能を新たに搭載し、英語や中国語などを使う海外旅行やビジネスシーンで活躍します。
平均的なハイエンドスマホの4倍にあたる2億画素のカメラが搭載されているのも魅力。風景のような迫力のある写真も細部まで忠実に、きれいに撮影できます。写真に写った不要な人・オブジェクトを除去してくれる「Photo Assist」機能もあるので、写真を手軽に編集できますよ。
他の機種にはない手書きやタップなどを行えるSペンが付属。スマホをメモ帳のような感覚で使用できます。
アクションボタン・カメラコントロール搭載の最新iPhone
機能を手軽に呼び出したい方におすすめ。アクションボタンにはカメラ・フラッシュライト・ボイスメモ・翻訳などさまざまな機能を割り当てられ、使いたいものを素早く呼び出せます。カメラコントロールはカメラ操作に特化したボタンで、画面を触らずに設定できるため写真撮影がより快適になります。
iPhone 15シリーズでは、アクションボタンは15万円以上のProシリーズにしか搭載されていませんでした。コスパ重視ならiPhone 16がおすすめです。
他のスマホに比べるとリフレッシュレートが60Hzと低い点は注意。高リフレッシュレートのスマホに慣れていると、かくついているように感じる可能性があります。
長時間の重い作業もサクサクこなすハイエンドゲーミングスマホ
長時間高負荷の作業をする方におすすめ。Snapdragon 8 Gen 3を搭載のうえ、発熱で処理速度やリフレッシュレートが落ちないように、強力な冷却システムを搭載しているハイエンドゲーミングスマホです。さらに冷却性能を上げたい方向けに、別売りアクセサリー「AeroActive Cooler X」も販売されています。
リフレッシュレート120Hzのスマホが多い中、こちらのモデルは165Hzと優秀。画面がとても滑らかに動くので、FPSゲームを楽しみたい方にぴったりです。
本体の下と横の2箇所に充電口があるのも魅力。多くのスマホは充電口が下にしかないため、スマホを横持ちすると充電しにくいですが、こちらのモデルは使いやすい充電口で充電できます。
高性能なのに超軽量!最新に劣らない型落ちハイエンドスマホ
スマホを持っている時間が長い方におすすめ。他社のハイエンドスマホは重さが200gを超えるものが多いですが、iPhone 15 Proは軽量なチタン素材を採用していて187gととても軽いです。手が疲れにくく快適に作業をこなせます。
アクションボタンが搭載されていて機能の呼び出しがスムーズ。カメラ・メモなどよく使う機能を登録しておけば、スマホを操作する手間をカットできますよ。
Androidのハイエンドスマホよりメモリ容量は小さいですが、iOSはAndroid OSより軽量なので心配無用です。1代型落ちのモデルでも最新のハイエンドスマホに劣らない性能で、ストレスなく使用できます。
高性能AIを搭載、ビジネスから普段使いまでAIを活用できる
AI機能を使ってスタイリッシュな生活をしたい方におすすめ。Gemini LiveでAIと会話ができ、夕食のレシピや天気・スケジュールを考慮した持ち物などを相談できます。ビジネスでもアイデアの壁打ち相手やプレゼンの練習相手になってくれますよ。
AIによる写真加工機能も充実。例えば、自分が撮影者で写っていない写真に後から自分を挿入したり、人物を認識して他の写真と組み合わせてベストな表情を選んだりできます。
ただ、スペックは他の機種に比べると低め。搭載チップのGoogle Tensor G4はAI性能は高いですが、Snapdragon 8 Gen 1に処理能力のベンチマークで劣っています。
スマホで高音質な音楽を楽しめる、マルチタスクも快適
音楽鑑賞が好きな方におすすめ。ソニー独自のAI技術で音の再現性をアップし、ハイレゾ対応のヘッドホンを使えばCD音質の音楽もハイレゾ並みの音質で楽しめます。また、一般的なスマホと違って左右均等にスピーカーを配置。立体感が増すので、ライブのような臨場感がありますよ。
21:9マルチウィンドウ機能・ポップアップウィンドウ機能で、2~3個のアプリを同時に表示可能。動画を見ながらSNSをしたり、Webサイトを見ながら友達とLINEで旅行の予定を立てたりできます。
チップは1代型落ちのSnapdragon 8 Gen 2。最新チップよりもハイエンドスマホの中で低コストを優先したい方におすすめです。
AI機能が充実、折りたたみ式のスリムスマートフォン
折りたたみ式のハイエンドスマホが欲しい方におすすめ。折りたたんでいる状態でも厚みは12.1mmしかなく、タブレットを持ち運びやすくしたようなスマホです。ゲームアプリを2つ同時に起動できるので、効率よくゲームを楽しめます。
AI機能で映像・テキスト内の文字を囲むだけでそのワードを検索可能。知らない言葉を気軽に調べられます。音声の文字起こしもしてくれるため、議事録を作成したり商談をメモにして保存したりもできますよ。
ただ、発売時期の近い同社ハイエンドスマホ「Galaxy S24 Ultra」と比較すると、価格は高いのに各種ベンチマークスコアは低め。画面サイズを優先したい方におすすめです。
日本メーカー製のハイエンドスマホなのに格安で購入しやすい
日本メーカーのハイエンドスマホを使いたい方におすすめ。国内メーカー「シャープ」のモデルで、10万円以下と購入しやすいです。
リフレッシュレートが最大240Hzと、他のスマホより優秀。滑らかに動くのでストレスを感じません。全てのカメラレンズの性能が平均して高いのも魅力。前面カメラでも5,030万画素あるため、自撮りもきれいに撮影できますよ。
搭載チップはSnapdragon 7+ Gen 3と、Snapdragon 8 Gen 3より一歩劣る性能ですが、日常的な使い方ではほとんど差は感じられません。重い処理はせず、SNSの閲覧や軽いゲームなどをストレスなく楽しみたい方におすすめです。
ゲーミングスマホのスペックを受け継ぎながらAIも使用できる
普段使いの性能も高いゲーミングスマホが欲しい方におすすめ。同社のゲーミングスマホ「ROG Phone 8 Pro」のほとんどのスペックを受け継ぎながら、エイスース独自のAI機能を搭載しています。中でも、AIノイズキャンセリングはノイズキャンセリングイヤホンがなくてもスマホの音を聞き取りやすくなるので便利です。
ハイエンドスマホには珍しいイヤホンジャックを搭載。有線イヤホンを接続できるため、音が重要なゲームをプレイする方におすすめです。
ただし、ROG Phone 8 Proに比べると冷却性能が低め。長時間ゲームをプレイすると熱で処理が遅くなり、リフレッシュレートが下がる可能性があります。
ハイエンドスマホのおすすめ人気メーカー
ハイエンドスマホは各メーカーを代表する1台なので、各社工夫を凝らしたモデルを発売しています。メーカーによって違った魅力があるため、悩んだときはメーカーで選んでみるのもおすすめ。ここでは、特に人気なメーカーを4社ご紹介します。
ペン搭載・折りたたみ式など個性的な「Samsung(サムスン)」
個性的なスマホが欲しい方におすすめなのがサムスンのGalaxyシリーズです。ペンを搭載していてメモ帳のように使えるモデルはビジネスシーンで活躍します。折りたたみ式スマホは大画面で操作でき、使わないときはコンパクトになって持ち運びやすいです。ゲーム・動画・電子書籍などエンタメ目的でスマホを使う方にぴったりですよ。
関連記事:【評判・口コミも】最新の折りたたみスマホおすすめ13選!失敗しない選び方を紹介
映像の美しさや音質の高さが魅力的な「Sony(ソニー)」
カメラで美しい映像を撮影したり、高音質な音楽を楽しんだりしたい方におすすめなのがソニーのXperiaシリーズです。ソニーはスマホ以外にカメラ製品やオーディオ機器を製造していて、スマホにその技術を応用しているのが強みです。スマホとは思えないクオリティの映像作品を作れますよ。洗練されたデザインも好評です。
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処理能力の高いAIを搭載している「Google(グーグル)」
AIを活用したい方におすすめなのがGoogleのpixelシリーズです。AIが写真に写った不要なオブジェクトを消してくれる「消しゴムマジック」や、AIが会話してくれる「Gemini Live」など、AI機能をフル活用できます。冷蔵庫内の食材を元にしたレシピの提案・近くのレストランの提案などAIは日常生活でも活躍するので、使いこなせばとても便利ですよ。
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操作性の高さが人気な「Apple(アップル)」
スマホを使いこなせるか心配な方におすすめなのがAppleのiPhoneです。「スマホを初めて使う人でも説明書不要ですぐに使いこなせる」と言われるほど、シンプルで直感的な操作感が強みです。ハイエンドiPadやMacなど他のApple製品との連携性も優れていて、Apple製品ユーザーはiPhoneを選んでおけば間違いありません。
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ハイエンドスマホはいらない?低スペックで十分な人は?
ハイエンドスマホがおすすめなのは、3Dゲーム・動画編集・高画質の撮影のような高負荷のかかる作業をスマホでこなしたい方です。ミドルクラス以下のスマホで重い作業をすると、画面がかくついたりアプリがクラッシュしたりする可能性があります。作業の途中で強制的に手を止められるとストレスが溜まり、作業効率も落ちてしまいます。
手軽にクリエイティブ活動をしたい方にもハイエンドスマホは最適。「高負荷のゲームや重い作業をするならパソコンを、高画質な撮影をするなら一眼レフを買えばいいのでは?」と思う方もいますよね。しかし、パソコンも一眼レフも性能にこだわるとハイエンドスマホより高価なうえ、携帯性が低くて使いにくい場面もあります。
ハイエンドスマホならいつでもどこでもクリエイティブな活動ができます。特に写真・動画撮影ではその場で本格的な編集をしてSNSに投稿できるため、ホットな話題にも対応しやすいです。また、趣味や活動が続くかわからない時点で高級機材を買うのは高リスク。ハイエンドスマホなら万が一趣味や活動が続かなくても日常使いできるので、とても利便性が高いです。
しかしSNS・Webサイトの閲覧や動画視聴のような使い方しかしないなら、ミドルクラスのモデルがおすすめ。電話・メールなどスマホとして最低限使用できればいい方なら、ローエンドモデルでも十分です。
グレード | 目安の価格帯 | 特徴 |
ハイエンドモデル(フラッグシップモデル・高級機) | 10万円以上 |
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ミドルレンジモデル(普及機・中級機) | 7万~10万円 |
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ローエンドモデル(エントリーモデル・入門機) | 6万円以下 |
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「ハイエンドスマホを選びたいけど予算が足りない」という場合は、キャリアの割引・ポイントバックを利用したり、型落ちでもいいなら新作の発売予定を確認して安くなるタイミングを待ったりするのがおすすめです。お得にスマホを買い替えたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。ドコモ・au・ソフトバンクなどのお得な買い替え方法を紹介しています。
関連記事:【元店員が解説】おすすめのスマホ買い替え時期は何年?もったいないタイミングも解説
おすすめSIMフリーハイエンドスマホまとめ
連絡手段としてだけでなく、動画編集・写真撮影などクリエイティブな用途も快適にこなせるハイエンドスマホ。スマホを使ってビジネスをしたい方や、エンタメを思いっきり楽しみたい方は持っておいて損はありません。
- CPUはSnapdragon 8 Gen 3・A18シリーズ搭載モデルがおすすめ
- メモリ12GB以上のモデルなら長く快適に使用できる
- カメラ性能にこだわりたいならレンズの数やセンサーサイズをチェック
- ストレージは最低256GB、動画を保存するなら512GB・1TBがおすすめ
- バッテリーは5,000mAhあれば快適