つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
目次
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
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- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
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- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
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- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
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- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
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- HUAWEI FreeClipのスペック
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- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
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- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
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- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipレビュー結果
- HUAWEI FreeClipのスペック
- 【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
- HUAWEI FreeClipのよくある質問
- HUAWEI FreeClipレビューまとめ
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
|
トリプルタップ |
|
ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
|
トリプルタップ |
|
ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
|
トリプルタップ |
|
ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
|
トリプルタップ |
|
ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
[/rate]高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
|
トリプルタップ |
|
ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
|
防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
|
- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
|
重量 |
|
再生時間 |
|
充電時間 |
|
センサー |
|
Bluetoothコーデック |
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防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
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- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。
充電ケースは、ファーウェイらしい丸みのあるデザイン。今回Picky’s編集部が使用したのはブラックカラーですが、男女を問わずに使えるシンプルな見た目が好印象でした。
耳たぶをはさむだけ!軽いつけ心地で長時間の作業に最適
HUAWEI FreeClipは、耳たぶにはさんで装着します。ブリッジ部分は形状記憶合金を使用しており、締め付け感はないのにほどよくホールド感があるのが魅力。軽いかつ耳をふさがない形状なので、長時間でもストレスなく使えます。
耳掛け式イヤホンとは違って、メガネやマスクに干渉しないのも嬉しいポイント。ただ、ちょっとした衝撃で外れてしまいそうな軽さがあり、マスクや髪を触るときは注意が必要です。とはいえ、触れなければほぼズレないので、運動中にも気軽に使えるでしょう。
左右自動認識機能あり!左右を気にせずに装着できて便利
特に印象的だったのが、HUAWEI FreeClipの左右自動認識機能。HUAWEI FreeClipはイヤホンに「R」「L」の表記がない左右対称のデザインで、装着したときに本体が自動で左右を判別して、チューニングを合わせてくれます。左右を気にせずにサッと身につけられるのは非常に便利ですね。
ちなみに、左右を入れ替えると英語のアナウンスが流れるため、しっかりと左右が判別されていることが分かります。また、HUAWEI FreeClipは、片耳再生にも対応しており、用途やシーンに合った使い方ができます。
オープン型ながら音のバランスはばっちり!女性ボーカルの楽曲と相性◎
ながら聴きイヤホンと言えば骨伝導式が主流になっていますが、HUAWEI FreeClipはアコースティックボールから直接音を出します。アコースティックボール内部に10.8mmのデュアルマグネットダイナミックドライバーを搭載しており、オープン型ながら低音域も楽しめるのが特徴です。
ここでは、実際にPicky’s編集部が実機検証で感じた、高音域・中音域・低音域について詳しくレビューします。
高音域
YOASOBI「夜に駆ける」や、Norah Jonesの「Don’t Know Why」を実際に聴いてみると、ボーカルの声が引き立つクリアなサウンドで、心地よく耳に入ってきました。耳にくっきり残るような鋭さではなく、柔らかくて聴きやすかったという印象です。
中音域
中音域は厚みがあり、ボーカルの声が聞き取りやすいです。中音域〜低音域のBTS「Butter」では、もう一押し低音の迫力が欲しいと感じたものの、全体のバランスに不満はありませんでした。
低音域
低音域はやや控えめな印象で、カナル型イヤホンと比較すると迫力には欠ける印象。とはいえ、ONE OK ROCK「The Biginning」では、ロックミュージックならではの重低音の響きを十分に感じられました。
立体感
音のスカスカ感がなく、楽曲に包まれているような感覚を楽しめます。専用アプリのイコライザー設定から「高揚」を選択すると、さらに立体感が高まる印象です。
相性のいいジャンル
高音域の伸びがきれいで、女性ボーカルの楽曲と相性ばっちり。各音域の評価はカナル型と比べるとまずまずですが、ながら聴きイヤホンとしては高〜低音域のバランスが良く、現状で最強クラスの音質と言えそうです。「音質にはこだわりたいけど、ながら聴きがしたい!」という贅沢な希望を叶えてくれるアイテムですね。
また音楽鑑賞だけでなく、ラジオや映画の視聴もHUAWEI FreeClipで行いましたが、声や台詞も聞き取りやすさばっちりでした!
作業&運動中のながら聴きにベスト!外音を自然に聞き取れる
HUAWEI FreeClipを実際にカフェで使ってみると、音楽再生中でも周囲の音が自然に耳に入ってきます。自分の耳と外部の間に1枚の薄い膜があるような感覚で、周囲の状況は確認しつつ、BGMのように音楽を楽しめました。
カフェやオフィスなどで作業をするなら、ちょうどいい使い心地。ただ、周囲がガヤガヤとした環境でラジオや映画に集中したいときは、ある程度音量を上げないと声が聞き取りづらい場合があります。
音漏れはほぼ心配なし、図書館などの静かな場所では注意
オープン型イヤホンを使うときに心配なのが、周囲への音漏れ。HUAWEI FreeClipは、通常の音量かつ周囲の人との距離があるときはほぼ音漏れは気になりません。
ただ、iPhoneの半分以上の音量で音楽を聞いているときは、隣に行くとかすかに音が聞こえていました。 カフェや図書館といった静かな場所・電車などの人との距離が近い場所で使う場合は、音量は控えめにしておくと安心です。
通話性能はそこそこ、相手側に聞こえる声にややノイズあり
HUAWEI FreeClipは、本体にデュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを採用したマイクを内蔵。VPUとは音声を認識する機能のことで、骨伝導VPUセンサーは声を発したときの骨の振動を捉え、人の声と外部のノイズを自動で識別してくれます。
外部音が気になる屋外や店内でも、自分の声だけを相手に届けてくれますよ。実際に試してみたところ、1対1の通話だとお互いの声はクリアで、スムーズに会話ができました。近くで音楽を流していても相手に届いておらず、ノイズリダクション機能には優れていると感じました。
ただ、複数人でのZoom会議になると、こちらの声が若干こもり気味に。会話には問題ありませんが、人によっては音質が気になるかもしれません。
HUAWEI FreeClipのマイクテスト音声を実際に録音しました。気になる人は以下を参考にしてください。
タッチ操作はどこに触れてもOK◎音量調整はできない
HUAWEI FreeClipは、タッチで本体をコントロールできます。本体のどこに触れても反応してくれるので、「どこをタッチするんだっけ?」と迷う心配はなし。反応すると「ピコッ」という電子音が鳴り、タッチできているかどうかが分かります。
操作は、ダブルタップとトリプルタップの2種類のみで、すぐに覚えられるのが魅力。デフォルトの操作方法は下記の通りです。ただし、音量のコントロールはできません。
操作 | 機能 |
ダブルタップ |
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トリプルタップ |
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ちなみにアプリでジェスチャー(タッチ操作)のカスタマイズができます。設定できるのは「再生・停止」「曲送り・曲戻し」「音声アシスタント」の3種類。バリエーションは少なめですが、左右のイヤホンにそれぞれの機能を登録できます。いろいろカスタマイズできても使い分けできない人にとっては、シンプルな割り当てで覚えやすいのは嬉しいポイントですね。
バッテリー持ちは良好◎長時間の作業や移動にも安心
HUAWEI FreeClipは、イヤホン単体で最大8時間、充電ケース込みで最大36時間と、ワイヤレスイヤホンとしては十分すぎるバッテリー容量を備えています。検証では、5時間使用した時点の残量が60%。スペック通りの長持ちバッテリーで、長時間の使用も安心です。
充電もスピーディー!Type-C端子採用で使い勝手も抜群
HUAWEI FreeClipは充電も非常に速く、10分間で約30%のバッテリーが回復しました。近年定番のType-Cを採用しているため、他のデバイスと充電ケーブルを併用できます。
また、急速充電に対応しており、約10分間の充電で最大3時間の音楽再生ができるのが特徴。お出かけ前にサッと充電したいときに便利です。
さらに、HUAWEI FreeClipは、ワイヤレス充電にも対応しています。ケーブルの断線が気になる人にとってはありがたいですね。
アプリの機能は最低限、イコライザーは4つのモードから選べる
HUAWEI FreeClipは、スマートフォンの専用アプリ「HUAWEI AI Life」に対応しています。アプリの機能はやや少なめですが、最低限の機能は一通り揃っている印象です。
- バッテリーの確認
- イコライザー
- ジェスチャー(タッチの設定)
- イヤホンを探す
- 低遅延モードなど
イコライザーでは、「デフォルト」「高揚」「高音強調」「音声」の4つのモードを選択できます。それぞれのモードの印象は下記の通り。音域ごとの細かい調整などはできないので、自分流にサウンドをカスタマイズしたい人には物足りない かもしれません。
モード | 印象 |
高揚 | 低音が強調されて、ベース寄りの音になる。 |
高音強調 | 高音が強調されて、シャリシャリ系の音になる。 |
音声 | 楽器と声の両方が前に出てくる感じ。 |
便利なマルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しており、最大2台のデバイスを同時接続できます。iOS・Android・WindowsといったOSに関わらず、素早くデバイスの切り替えが可能。
パソコンとイヤホンを接続している状態で突然スマートフォンに通話が来ても、スムーズに対応できますよ。
イヤホンを探す機能あり◎音でイヤホンを見つけられる
HUAWEI FreeClipは、「イヤホンを探す」を搭載しており、機能をオンにするとイヤホンから大音量のサウンドが再生されます。「バッグの中で見つからない」「どの洋服のポケットに入れたか分からない」というときに便利ですよ。
一方で、位置情報を取得したり、最後に使った場所を記録する機能はありません。イヤホンが近くにあるはずなのに見つからないときに活用してみてください。
その他の耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介
今回は、その他のメーカーの耳を塞がないワイヤレスイヤホンを紹介。「他のワイヤレスイヤホンと比較したい」という人は、ぜひ目を通しておいてください。
軽量なリング型イヤホン「SONY LinkBuds」
LinkBudsは、SONY(ソニー)から発売されたリング型ワイヤレスイヤホン。HUAWEI FreeClipのようなイヤーカフ型ではなく耳に入れて使うタイプですが、イヤホンの中心に穴が空いており音楽再生中でも周囲の音を聞き取れる仕組みになっています。
音質は、中音域メインのすっきりとした響き。聞き疲れしないサウンドが好きな人におすすめですよ。
また、装着感が非常に軽く、圧迫感がないのもLinkBudsの特徴。フッティングサポーターがついているので、動いてもイヤホンがズレません。さらに、本体は非常にコンパクトで、シャツの胸ポケットやミニポーチに入れて身軽に持ち運べます。
- 装着感のいいオープン型イヤホンが欲しい人
- 聞き疲れしないクリアなサウンドが好きな人
関連記事:【実際どう?】ソニーLinkBudsを本音でレビュー!音漏れ・音質・ノイズキャンセリングを徹底検証
おしゃれでカラバリ豊富な「ambie AM-TW01」
ambie(アンビー)のAM-TW01は、HUAWEI FreeClipと同じイヤーカフ型のワイヤレスイヤホン。耳の内側にドライバーを配置しており、そばにスピーカーがあるような感覚で音を楽しめます。片耳の重さは4.2gで、より軽いイヤホンが欲しい人は要チェックですよ。
また、ベビーピンクやアッシュグリーンなど、おしゃれなカラーバリエーションが揃っている点も魅力的。さらに、別売りのカバーをつければ、本体の着せ替えができます。ファッションや気分に合わせて、アクセサリー感覚で使いたい人におすすめです。
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽さにこだわりたい人
HUAWEI FreeClipのよくある質問
HUAWEI FreeClipはどこで買える?
HUAWEI FreeClip専用の収納ケースの販売はある?
HUAWEI FreeClipレビューまとめ
- HUAWEI FreeClipはながら聴きができるオープン型イヤホン
- おしゃれ&軽いつけ心地を叶えるイヤーカフデザインが魅力
- クリアな音質!音楽鑑賞から、ラジオや映画の視聴にもぴったり
今回は、オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip」についてレビューしました。イヤーカフデザインを採用しているHUAWEI FreeClipは、装着時の見た目がすっきりとしており、装着感が軽いのが魅力です。快適にながら聴きを楽しみたい人は、ぜひ手に取ってみてください。
つけ心地が最高に軽い!と評判の「HUAWEI FreeClip」。耳を塞がないイヤーカフ型デザインで、自然に”ながら聴き”ができるアイテムです。耳を圧迫しない軽やかな装着感を実現しており、長時間の作業や移動中にも快適に使えますよ。
しかし、HUAWEI FreeClipはまだまだ口コミが少なく、「音質はいいの?スカスカ感はない?」「実際のつけ心地や操作性はどう?」と、気になる人は多いはず。また、商品の詳しいスペックや専用アプリでできることなども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「HUAWEI FreeClip」をPicky’s編集部が実機検証!スタッフが商品を実際に使用して、良かった点・残念だった点を正直にレビューしました。気になる音質やデザイン、操作性などを解説しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
HUAWEI FreeClipレビュー結果
HUAWEI(ファーウェイ)は、1987年に中国で生まれた電子機器メーカー。この記事で紹介するのは、2024年2月にファーウェイから発売されたオープン型ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeClip」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・音質・ながら聴きの使いやすさといった独自の視点でHUAWEI FreeClipを評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音域(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ◎ |
ながら聴きの使いやすさ | ◎ |
音漏れ | ○ |
マイク音質 | ○ |
操作性 | ◎ |
左右自動識別機能 | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
アプリ | ○ |
コストパフォーマンス | ○ |
高評価だったポイント:おしゃれなイヤーカフ型!装着感も最高
- イヤーカフ型でつけたときの見た目がおしゃれ
- フィット感が抜群!耳を塞がないのにズレにくい
- 外部音が自然に入ってくるので、ストレスフリーでながら聴きできる
- マルチポイントの切り替えがスムーズ
HUAWEI FreeClipの最大の魅力は、イヤーカフ型のおしゃれなデザイン。耳掛け式のようなゴツゴツ感がなく、アクセサリー感覚で身につけられます。また、コンパクトで装着感にも優れており、長時間の作業や移動中の使用におすすめです。
さらに、音楽を聴きながら外部音が違和感なく耳に入ってくるので、ストレスフリーで作業ができたのも高評価ポイント!散歩・家事・勉強など、ながら聴きしながら作業に集中したい人にぴったりですね。
HUAWEI FreeClipは、マルチポイントに対応しているのもありがたい点。接続・切り替えも簡単かつスムーズに行えたのが便利でした。
微妙だったポイント:値段が高め、機能性やマイク音声はいまひとつ
- 値段がやや高め
- アプリの機能が少ない
- マイク音声は若干こもり気味
一方で、HUAWEI FreeClipは、価格が2万7,800円とちょっぴり高いのがデメリット。アプリでできることが少なく、マイク音質もそこまで高品質でなかったため、人によってはコスパが悪く感じるかもしれません。
とはいえ音質や立体感は良かったので、高音質なイヤーカフ型イヤホンとしては妥当な価格といえます。
HUAWEI FreeClipを買うべき人
- 音楽やラジオをながら聴きしたい人
- おしゃれなオープン型イヤホンが欲しい人
- 軽いつけ心地にこだわりたい人
HUAWEI FreeClipは、イヤーカフデザインを採用したオープン型イヤホン。耳を塞がない形状で、周囲の様子をチェックしながら音楽を楽しめます。ポッドキャストやラジオ視聴にも最適で、BGM感覚でながら聴きをしたい人におすすめですよ。
また、独自の形状を採用しているHUAWEI FreeClipは、ピアスのようにおしゃれに装着できるのが魅力。さらに、形状記憶合金でできたブリッジが耳にしっかりとフィットしてくれるので、つけ心地にこだわる人にもぴったりです。
HUAWEI FreeClipをおすすめしない人
- 迫力たっぷりの重低音を楽しみたい人
- ノイズキャンセリングが欲しい人
- カスタマイズ性を重視したい人
一方で、HUAWEI FreeClipは、耳を塞がないという構造上、低音の力強さや遮音性には欠けてしまいます。ズンズンと響くような低音や雑音をシャットアウトするノイズキャンセリング機能を求める人には、そもそもオープン型イヤホンは向いていません。
また、HUAWEI FreeClipは、アプリからイコライザーやタッチ操作の設定ができますが、一般的なワイヤレスイヤホンに比べると機能は少なめ。「サウンドを自分流に調整したい」「カスタマイズ性にこだわりたい」という人にはやや不向きです。
関連記事:【聞き比べて検証】高音質な完全ワイヤレスイヤホン23選おすすめランキング!
関連記事:【高コスパも】骨伝導イヤホンおすすめランキング19選!メガネ併用可能や日本製も
HUAWEI FreeClipのスペック
まずは、HUAWEI FreeClipの基本スペックと主な特徴を紹介します。購入を検討している人はチェックしてください。
価格 | 2万7,800円 |
サイズ |
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重量 |
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再生時間 |
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充電時間 |
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センサー |
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Bluetoothコーデック |
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防水性能 | IP54 |
マルチポイント | ○ |
専用アプリ | ○ |
カラーバリエーション |
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- ながら聴きを楽しめるオープン型イヤホン
- 持ち運びしやすいコンパクトなサイズ感
- イヤーカフデザインでおしゃれに身につけられる
- 軽量かつ安定感のあるつけ心地が続く
- 左右関係なくつけられる自動判別機能あり
- 同時接続を叶えるマルチポイント対応など
【実機で検証】HUAWEI FreeClipを徹底レビュー
HUAWEI FreeClipのセット内容
- HUAWEI FreeClip本体
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 充電ケーブル
コンパクトなサイズ感!イヤホンは両耳11gの超軽量設計
HUAWEI FreeClipは、イヤホンも充電ケースも非常にコンパクト。充電ケースは手のひらサイズで、バッグやポケットに入れて気軽に携帯できます。
オープン型イヤホンはサイズが大きくなりがちですが、HUAWEI FreeClipは一般的な完全ワイヤレスイヤホンと同じくらいのサイズ。AirPods Proと並べても、大きさにほぼ違いはありません。
イヤホン単体の重量は、片耳で約5.6g、両耳で約11gとかなり軽め。従来のオープン型イヤホンの定番だった耳掛け式より、サイズも重量も抑えられている印象でした。
ころんとした形がかわいい◎新感覚のイヤーカフ型デザイン
HUAWEI FreeClipのイヤホンは、スピーカー機構の「アコースティックボール」、ワイヤー部分の「シーブリッジ」、耳裏を押さえる「コンフォートビーンズ」で構成されています。
耳掛け式イヤホンのような大きなフックがない分、装着時の見た目はすっきり。ゴツゴツした感じがなく、アクセサリー感覚でおしゃれに身につけられます。「オープン型イヤホン=ダサい」というイメージがある人に、ぜひ使って欲しいアイテムです。