スマートフォンが電話だけでなく、娯楽アイテムとして活用されるようになった一方で、注目を集めているのがイヤホン市場です。左右のイヤホンがケーブルで繋がれておらず、独立しているタイプは完全ワイヤレスイヤホンと呼ばれ、その手軽さから人気が高まっています。
数多くのワイヤレスイヤホンが登場している中、発売されてから高い評価を受け続けているのが、SONY(ソニー)の「WF-1000XM3」です。「WF-1000XM3」はSONYの大人気ワイヤレスイヤホン「WF-1000X」の後継にあたり、機能性がさらにアップした上位モデルとなっています。
今やおすすめのワイヤレスイヤホンとして紹介されることの多い「WF-1000XM3」ですが、機能性が優れていることもあり、価格は高価となっています。「WF-1000XM3」は気になるけど、購入に踏み切れない人もおられるのではないでしょうか?
そのような人向けに、本記事では「WF-1000XM3」を利用するメリットだけでなく、デメリットも包み隠さずレビューしていきます。
- 「WF-1000XM3」の率直な評価
- 「WF-1000XM3」の特徴・メリット・デメリット
- 「WF-1000XM3」のデザイン・同梱品
- 「WF-1000XM3」をおすすめできる人・できない人
- 「WF-1000XM3」と人気ワイヤレスイヤホンの比較
- 「WF-1000XM3」のおすすめ関連アクセサリー
「WF-1000XM3」が自分に適したワイヤレスイヤホンとなっているか、是非参考にしてくださいね!
目次
「WF-1000XM3」のレビュー評価は80点!
早速結論から言いますと、「WF-1000XM3」の評価としては100点中80点!全体的に高性能で、非常に満足のいくワイヤレスイヤホンです。
しかし、厳しく評価すると、残念に感じる機能や設計も当然あります。まずは、私が娯楽や仕事などで「WF-1000XM3」を活用した結果、評価したポイントやイマイチなポイントを簡単にご紹介していきます。
「WF-1000XM3」を利用する上で大きなメリットとなるのが、製品の特徴として挙げられている高音質設計!完全ワイヤレスイヤホンではほとんど見られないハイレゾ級の高音質サウンドを発し、音楽ライフをより豊かにしてくれます。
さらに、雑音を取り除くノイズキャンセリングは、耳に装着後すぐに機能!音楽に集中できるだけでなく、周りの音を瞬時にシャットアウトするので、仕事や勉強モードにも入りやすいです。
高性能かつ豊富な機能が揃っているワイヤレスイヤホンですが、価格としては20,000円台前半!メーカーによっては、30,000円を超えてもおかしくない性能です。「出費は可能な限り抑えたいけど、高機能なワイヤレスイヤホンが欲しい!」という人にはぴったりのアイテムですよ!
一方、大きなデメリットとして挙げられるのが、イヤホン本体が少々重たい点と、防水機能が備わっていない点。コードがない完全ワイヤレスイヤホンの特徴を活かすため、軽量かつ小型で長時間の着用に向いていたり、スポーツ時の汗に強い防水設計となっているアイテムは非常に多いです。
その点、「WF-1000XM3」はコンパクトさやスポーツ時の利用に重きを置いておらず、純粋にサウンド面重視の機能設計と言えます。
「WF-1000XM3」がおすすめできるアイテムであるかは、正直なところ人によって大きく変わります。例えば、手軽なワイヤレスイヤホンでありながらも、迫力なサウンドで音楽や映像を楽しみたいのであれば、非常におすすめできるアイテムです。
しかし、よりコンパクトな設計のイヤホンで疲労感なく装着したり、ランニング時も利用したいという人にはおすすめできません。「WF-1000XM3」に限らず、ワイヤレスイヤホンを購入する際は、自分の中での選定ポイントを把握した上でチェックするようにしましょう!
- ハイレゾ級の上質なサウンド
- 業界トップクラスのノイズキャンセリング機能
- マイク機能付きでハンズフリー通話も快適
- 専用アプリでイヤホンをカスタマイズできる
- イヤホン本体・充電ケースのサイズが大きい
- 防水設計ではない
「WF-1000XM3」の特徴
「WF-1000XM3」には、SONYならではの独自技術が搭載されています。より便利に「WF-1000XM3」を活用できるようになり、音楽や映像を一層楽しめる機能となっています。
ここでは、「WF-1000XM3」の特徴5選を見ていきましょう!
「360 Reality Audio」機能で立体感のあるサウンドに
「WF-1000XM3」では、イヤーピースを利用したカナル型の設計が採用されています。イヤーピースが耳にしっかりフィットし、また音漏れが少ないのも特徴の1つ!
しかし、イヤーピースを利用しないインナーイヤー型のイヤホンに比べると、カナル型は奥行きのあるサウンドを奏でられないデメリットがあります。
そこで登場したのが、SONY独自の立体音響技術である「360 Reality Audio」です。「360 Reality Audio」の技術を利用すれば、空間表現に長けたサウンドを発することが可能!
通常は左右の耳からしか聞こえてこないサウンドが、「360 Reality Audio」を利用してみると、頭のてっぺんから音が鳴っているような感覚となります。臨場感のあるサウンドを聞きたい人に、最適な機能と言えますね!
アプリでイヤホンの設定・操作ができる
「WF-1000XM3」には、SONYの公式専用アプリ「Headphones」が用意されています。アプリを利用することで、スマホ上で手軽にイヤホンの設定が可能となります。
アプリでできる主な操作としては、下記の通りです。
- イヤホンの電源ON・OFF
- 曲の再生・曲送り・曲戻し・音量調整
- イヤホン本体、充電ケースのバッテリー残量確認
- アダプティブサウンドコントロールの設定
- ノイズキャンセリングのON・OFF
- 外音コントロールの操作
- タッチ操作のカスタマイズ
- 自動電源のON・OFF
- 音質(イコライザー・DSEE HX)の調整
基本的な操作はイヤホンのタッチセンサーから行えるので、最初の初期設定で使用するケースが多くなります。
イヤホン本体の急速充電に対応
ワイヤレスイヤホンは有線イヤホンと異なり、バッテリーで駆動しているため、本体の充電残量に注意する必要があります。「WF-1000XM3」の連続使用可能時間としては、下記のようになっています。
操作 | 連続使用可能時間 |
音楽再生時(NC / ON) | 最大6時間 |
音楽再生時(NC / OFF) | 最大8時間 |
音声通話時(NC / ON) | 最大4時間 |
音声通話時(NC / OFF) | 最大4.5時間 |
※NC = ノイズキャンセリング
「WF-1000XM3」の連続使用可能時間は決して短くありませんが、通話時は最大4~4.5時間となっています。一日のうち、Zoomなどオンライン会議でイヤホンを使用する機会が増えると、少々不安の残る連続通話時間ですよね?
しかし、イヤホン本体は急速充電に対応しており、10分充電ケースに収納しておくだけで90分の連続再生が可能となります。ちょっとした休憩時にイヤホンを充電し、長時間使用し続けたい人に最適と言えるでしょう!
多数の受賞歴を持つ安心の実績
「WF-1000XM3」は発売されて以来、利用者から高い評価を受け続けています。Amazonでのレビューは5,000件を超え、評価も5段階中4.4となっています。
また、一般の利用者だけでなく、専門家からも高評価!「WF-1000XM3」はこれまで、下記のような賞を受賞しています。
- BCN AWARD 2020 ヘッドホン・イヤホン(ワイヤレス)部門 最優秀賞
- VGP 2021 完全ワイヤレスイヤホン / ノイズキャンセリング(2.5万円以上3万円未満)金賞
- VGP 2020 SUMMER 完全ワイヤレスイヤホン / ノイズキャンセリング(2.5万円以上3万円未満)金賞
- VGP 2020 完全ワイヤレスイヤホン / ノイズキャンセリング(2.5万円以上3万円未満)金賞
- VGP 2020 ワイヤレス大賞
- 推し家電大賞2020 ワイヤレスイヤホン / ヘッドホン部門 1位
年間の販売台数によって決まる「BCN AWARD」や、評論家・有力販売店によるプロが厳正に評価する「VGP」など、国内数々の権威ある賞を受賞!ワイヤレスイヤホンの中でも、受賞歴の多さは群を抜いています。
高い評価を受け、購入して間違いないようなワイヤレスイヤホンを求めている人にイチオシですよ!
上位モデルで価格は高い
「WF-1000XM3」で気になる点と言えば、やはり価格面。高性能な機能が多数搭載されているので、価格はAmazonで23,000円台となっています。
しかし、ノイズキャンセリング機能を搭載、かつ高音質なモデルのワイヤレスイヤホンとしては比較的安価!値段が高すぎず、高性能なワイヤレスイヤホンを探している人には、ぴったりのアイテムです!
ただし、性能にこだわらなければ5,000円未満のワイヤレスイヤホンもあり、さらにノイズキャンセリング機能を搭載していても10,000円未満で購入できるアイテムも。「WF-1000XM3ほどの機能性は不要だけど、ある程度の性能は欲しい」という人は、10,000円前後のワイヤレスイヤホンもチェックしてみると良いでしょう!
関連記事:【徹底レビュー】Anker Soundcore Liberty Air 2 ノイズキャンセリング性能や音質をレビュー
「WF-1000XM3」のデザインや外観
ワイヤレスイヤホンをファッションアイテムの1つと捉え、おしゃれに装着したい人もおられるのではないでしょうか?豊富なカラータイプだけでなく、かっこよさを追求したワイヤレスイヤホンなど、様々なアイテムが販売されています。
次に、外観も重視したい人向けに「WF-1000XM3」のデザイン性、さらに同梱品についてもチェックしていきましょう!
デザイン
「WF-1000XM3」には、プラチナシルバー・ブラックの2種のワイヤレスイヤホンが用意されています。ここでは、プラチナシルバーのデザイン性について見ていきましょう。
まず、イヤホンを収納できる充電ケースです。蓋の部分はゴールド素材となっており、本体部はシルバーというより、薄いライトイエローのような色味をしています。
全体的に落ち着いた色合いで、高級感のあるデザインとなっていますね。
充電ケースはサラサラした質感で、指紋は付きにくい素材に!ただし、傷が付きやすい素材ではあるので、充電ケースも傷から守りたい人は後ほどご紹介する専用イヤホンケースをチェックしてくださいね。
ケースを充電するケーブルの接続口は、本体の裏面にあります。最近主流となりつつあるType-Cコネクタで、特にAndroid端末を利用している人は、余計な充電ケーブルが増えなくて便利ですよ!
充電ケースのサイズとしては「高さ53.0mm × 幅78.0mm × 厚さ28.0mm」で、同価格帯のワイヤレスイヤホンの中では、少々大きいサイズ感となっています。
iPhoneと比較してみると、充電ケースのほうが幅は広くなっているのが分かりますね。
また、重量としては充電ケース単体で約75g、イヤホンを収納した状態で約92gです。サイズが大きい割には軽量設計となっているので、バッグに入れてもストレスになる重さではありません。
充電ケースの蓋はマグネットを使用しているので、簡単に開かない設計となっています。バッグに入れていても、「知らない間にケースの蓋が開いていた」ということも起きなさそうですね!
充電ケースを開けると、イヤホン本体が横向きに並べられています。ケースの内側にはグレーの色が採用されており、高級感のあるゴールドの蓋に対し、柔らかい印象を与える見た目です。
イヤホンは側面を指で持ち上げることで、取り出せるようになっています。イヤホン本体も滑りにくい素材で、なおかつ指を掛けやすいフォルムをしているので、容易に持ち上げることができます!
なお、イヤホンと充電ケースもマグネットで固定されているため、逆さにしても落下しません。また、マグネットの磁石はそれほど強くないので、逆さにして落下しないかつ指で取り出しやすい強さとなっています。
次に、イヤホンのデザインです。充電ケースと同じカラーが採用されており、全体的に落ち着いた印象!
イヤホン中心部分には小さな穴が開いていますが、この穴はノイズキャンセリングを機能させるためのものです。
そして、シルバーのメタリック部分はタッチセンサーとなっています。落ち着いたカラーのイヤホンですが、ワンポイントのデザインで、かっこ良さと高級感が一層出ていますね!
イヤホンのイヤーピース付け根部分はサイズが少々大きいですが、人間工学に基づいて設計されています。これにより、誰にでもフィットしやすいイヤホンを実現!
イヤホン本体のサイズに関しては、特別大きいわけではありません。しかし、イヤーピース部分の出っ張りが大きく厚みがあるため、装着するとサイズを感じる設計です。
重量は片耳で約8gとなっており、ワイヤレスイヤホンとしては少々重たい印象…。
機能性を高めるためか、充電ケース含め全体的にサイズのあるワイヤレスイヤホンです。コンパクトなワイヤレスイヤホンも多く販売されているため、小型・薄型設計を求める人にはあまりおすすめできないアイテムとなっています。
また、プラチナシルバーはもの柔らかな印象で、装着すると耳に馴染むようなカラータイプです。かっこ良さを求めるのであれば、ブラックのカラーをチェックするようにしましょう。
同梱品
「WF-1000XM3」の同梱品としては、下記の通りです。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- ハイブリットイヤーピースロング(SS / S / M / L)
- トリプルコンフォートイヤーピース(S / M / L)
- USB-A – USB-Cケーブル
- 取扱説明書
購入時には、ハイブリットイヤーピースロングのMサイズがイヤホンに装着されています。
「WF-1000XM3」はイヤーピースの種類が非常に豊富で、全7種類から選択可能!少々重みのあるワイヤレスイヤホンですが、自分にぴったりなイヤーピースを選べば、シリコン素材の高い装着感で上質なサウンドを楽しめます。
なお、イヤーピースは2種類に分かれていますが、それぞれ下記のような特徴があります。
- ハイブリットイヤーピースロング:フィット感の高いイヤーピース
- トリプルコンフォートイヤーピース:遮音性の高いイヤーピース
実際に使用してみた感想としては、正直どちらのイヤーピースも遮音性能に大きな差は感じられませんでした。利用シーンに合わせて取り替えるのも面倒なので、長時間装着しておけるようなフィット感の高いイヤーピースを選ぶのがおすすめですよ!
そして、もう1つ付属しているアイテムがケース充電用のケーブルです。ケーブルはType-Cコネクタに対応しており、充電ケースの裏側に差し込みできます。
もちろん、付属品のケーブルにこだわる必要はありません。スマホやノートパソコン、ゲーム機などでType-Cケーブルを利用している場合は、そちらのケーブルを利用しても問題ないです!
ただし、注意しなければならないのが、USBケーブルを接続する充電アダプタがない点です。別途、スマホやタブレットに付属しているような充電アダプタを利用するようにしましょう!
「WF-1000XM3」の使い方や設定方法
「WF-1000XM3」はワイヤレスイヤホンなので、事前にデバイスとBluetoothで接続する必要があります。初期設定を問題なく行えるか、気になる人もいるでしょう。
次に、「WF-1000XM3」の基本的な設定方法やアプリ、タッチ操作の使い方をチェックしていきます。
スマホとペアリングする方法
「WF-1000XM3」には、2つのペアリング方法があります。最初にペアリング設定をしておけば、次からは自動で接続される便利な設計となっています。
2つのペアリング方法について、やり方を見ていきましょう。特に難しい操作はなく、誰でも簡単に行えますよ!
NFC機能でワンタッチ接続
NFCとは、スマホとワイヤレスイヤホンをワンタッチで接続できる機能です。設定方法ですが、まずスマホのNFC機能をONにします。
次に、充電ケースからイヤホンを取り出します。
最後に、充電ケースの蓋を開けた部分に書かれている「N」マークに、スマホを近付けましょう。
スマホによっては「ペアリング中 WF-1000XM3」と表示されます。ペアリングの設定画面が表示されれば、接続して完了となります。
スマホと充電ケースをタッチするだけの簡単操作で、ペアリング設定を行えます。初回しか使用しない機能ですが、非常に便利ですね!
Bluetooth設定画面から接続
「WF-1000XM3」はスマホのBluetooth設定画面からも接続可能です。接続方法ですが、両方のイヤホンを充電ケースから取り出し、耳に装着します。
取り出す際、イヤホン本体が青く点滅していることを確認しましょう。
次に、左右のイヤホンのタッチセンサー部分を同時に7秒間触れたままにします。7秒経つと「Bluetooth Pairing」と左のイヤホンから聞こえ、ペアリングモードとなります。
スマホのBluetooth設定画面に「WF-1000XM3」と表示されるので、タップしましょう。接続が完了すれば、「Bluetooth Connected」の音声が流れます。
実際に曲を再生し、音楽がイヤホンから聞こえてくるか確認しましょう。イヤホンとスマホをペアリングする方法は以上となります。
専用アプリ「Headphones」の設定方法
SONYが公式で提供している専用アプリ「Headphones」では、ワイヤレスイヤホンやヘッドホンのカスタマイズを行えます。インストールは必須ではありませんが、利用することで、機能を独自にカスタマイズすることが可能です。
「Headphones」を利用する方法ですが、まずApp StoreもしくはGoogle Playストアからアプリをダウンロードします。
インストールしたアプリを起動すると、利用規約の同意画面、プライバシーポリシーが表示されるので、順番に読み進めていきましょう。その後、「WF-1000XM3」で利用できる機能の簡単な説明が入るので、画面を進めていきます。
なお、機能によってはセットアップ画面が表示されます。画面の説明を読みながら、必要に応じて設定を行いましょう。設定は後から行うことも可能です!
最後まで設定を進めていき、セットアップ終了後に管理画面が表示されれば完了となります。
タッチセンサーの使い方
「WF-1000XM3」はタッチセンサー部に触れることで、曲の操作や通話の応答などが可能です。初期状態で行える操作としては、下記のようになっています。
- 右のイヤホンを1回タップ:再生 / 一時停止
- 右のイヤホンを2回タップ:曲送り / 通話の応答・終了
- 右のイヤホンを3回タップ:曲戻し
- 右のイヤホンをタップし続ける:音声アシスト機能を起動
- 左のイヤホンを1回タップ:外音コントロール(OFF → ノイズキャンセリングON → 外音取り込みONの順番)
- 左のイヤホンをタップし続ける:クイックアテンション機能ON
クイックアテンションとは音楽や通話のボリュームを下げ、周囲の音を素早く聞き取りやすくする機能で、タップし続けている間のみ動作します。例えば、電車のアナウンスが流れた時、音量の操作をせずタッチセンサー部分に触れ続けるだけで、聞き取りやすくなります。
なお、「WF-1000XM3」はタッチセンサーの操作をアプリでカスタマイズ可能!カスタマイズできる操作としては、下記の通りです。
- 外音コントロール:ノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能のON・OFFなど
- 再生コントロール:曲の再生や一時停止、曲送り、曲戻しなど
- 音量コントロール:音量の調整
- Googleアシスタント:音声入力や通知の読み上げなど
- Amazon Alexa:音声入力、キャンセル
初期状態で行えるタッチ操作には、音量の調整が入っていません。頻繁に音量の調整を行うという人は、タッチ操作をカスタマイズすると良いでしょう!
サウンドを高音質にする方法
「WF-1000XM3」は高い音質を売りにしたワイヤレスイヤホンですが、より上質なサウンドを発する機能があります。それが、SONY独自の高音質技術である「DSEE HX」です。
「DSEE HX」を有効化にすれば、ハイレゾ相当のサウンドを楽しむことができます。しかし、「DSEE HX」は初期状態でOFFになっています。
有効化にする方法ですが、「Headphones」のアプリに「サウンド」のタブがあるので、タップします。その後、下へスクロールすると「DSEE HX」のコントロールボタンがあるので、ONにしましょう。
「WF-1000XM3」の充電方法
「WF-1000XM3」のイヤホン本体はケースに収納することで充電されますが、ケースは別途ケーブルで充電する必要があります。ケースを充電している際は、蓋を持ち上げる部分が赤いランプで点灯し、満充電になるとランプが消えます。
イヤホン本体についても同様!ケースの蓋を開け、赤いランプが点灯していれば、充電中となります。
なお、残量0%から満充電までの時間は、ケーブルの利用有無で下記の通り変動します。
- ケーブルでイヤホンとケースを充電:約3.5時間
- ケースでイヤホンだけを充電:約1.5時間
ケーブルを利用する場合、イヤホンとケースの両方を充電するので、満充電までに少々時間を要します。しかし、充電時間としては、一般的なワイヤレスイヤホンと同じくらいですね。
また、イヤホン本体とケースの詳細な充電残量は「Hearphones」のアプリから確認できるので、是非活用しましょう!
「WF-1000XM3」を利用するメリット
「WF-1000XM3」に多様な機能があることは分かったけど、どのような場面で活用できるのか、知りたい人も多いでしょう。実際に使用してみると細かい仕様で、利用者に優しい機能も豊富に揃っていることが分かりました。
ここでは、「WF-1000XM3」を利用して感じたメリットをご紹介していきます。
脳に響くような重低音
高音質のサウンドを奏でるイヤホンはハイレゾ対応と言われますが、ワイヤレスイヤホンに限っては、ハイレゾ対応モデルはほとんどありません。その理由としては、有線のほうが高い音質を出すことができるからです。
しかし、せっかく音楽を聞くのであれば、高い音質で楽しみたいですよね?その点、「WF-1000XM3」はハイレゾ級の上質なサウンドで音楽を聞けます。
一番魅力的に感じたのは、重みのある低音!ジャズやクラシック音楽を聞いてみると一目瞭然で、低音域が脳に深く響き、ドンドンと迫力のあるサウンドになっています。
もちろん高音域のサウンドもしっかり出るので、高音と中低音のバランスが非常に良いです!CD音源のようなサウンドで音楽を楽しみたい人や、迫力の映像と合わせて奥行きの感じる音を聞きたい人に、ベストなワイヤレスイヤホンですよ!
遮音性の優れたノイズキャンセリング機能
「WF-1000XM3」は完全ワイヤレスイヤホン市場において、業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を誇っています。実際にイヤホンを装着してみると、自動でノイズキャンセリング機能がONとなります。
試しに「WF-1000XM3」を装着し、カフェで作業してみました。騒音が気になるカフェですが、周りの音は遠くから聞こえるように感じ、仕事も一層捗りました!
特に、クイックアテンション機能が優秀!カフェの店員さんがコーヒーや料理を持ってきてくれた時も、タッチセンサーをタップし続けておけば、音量が小さくなり外音取り込みモードに!イヤホンを装着したままでも会話が可能です。
ただし、注意が必要な点も。「WF-1000XM3」は豊富な機能の中でも、ノイズキャンセリング機能を最も売りにしていると言っても過言ではありません。
しかし、初めてノイズキャンセリング機能搭載のワイヤレスイヤホンを体験する場合、「周りの雑音も普通に聞こえる…」と感じる人もいると予想されます。ノイズキャンセリング機能は耳に入る雑音を抑えてくれますが、完全にシャットアウトはできません。
個人的な感覚では、業界トップクラスのノイズキャンセリング機能を持つ「WF-1000XM3」であっても、実際の遮断率は70~80%です。あくまで、周りの雑音を軽減する機能というように考えておきましょう!
アダプティブサウンドコントロールで外音取り込み機能を自動調整
「WF-1000XM3」に搭載されているノイズキャンセリング機能では、強さの調整を行えます。20段階のレベルで設定可能で、またレベルが高いほど周りの音が聞こえるようになり、外音取り込みモードが適用されていきます。
アプリからレベルは設定できますが、利用シーンに応じて毎回設定するのは、優秀な機能であっても手間ですよね?そこで利用できるのが、「WF-1000XM3」の目玉機能の1つと言えるアダプティブサウンドコントロールです。
アダプティブサウンドコントロールとは、行動を検出し、あらかじめ設定したノイズキャンセリングのレベルへ切り替えてくれる機能となっています。例えば、歩いている時は程よく周りの音を聞きたいので、レベル5に設定するなどが可能です。
アダプティブサウンドコントロールで設定できる行動と、ノイズキャンセリングのレベル例としては下記の通りです。
- 止まっている状態:レベル0
- 歩いている状態:レベル8
- 走っている状態:レベル20
- 電車などに乗っている状態:レベル0
座って作業している時や電車に乗っている時はノイズキャンセリング機能をONにするなど、自動で調整してくれます。
試しに、アダプティブサウンドコントロールをONにし、イヤホンを装着しながら歩いてみました。
モードが切り替わると「ピコンッ!」という音がイヤホンからなり、外音取り込み機能がONとなりました。両手が荷物でふさがっている状況でも、自動で検知してくれて非常に便利ですね!
マイク性能が非常に良い
テレワークの推奨により、自宅でオンライン会議を行う機会が増えた人は多いのではないでしょうか?社員同士だけでなく、取引先と会議を行うケースもあり、画面越しの印象は非常に重要!
しかし、自分の声がはっきり相手に届いていなかったり、音声が聞き取れなかったら会議もスムーズに進められません。その点、「WF-1000XM3」はオンライン会議でも大活躍する性能を持ちます。
まず注目すべきが、すでにご紹介しているノイズキャンセリング機能!通話時も周りの雑音を軽減してくれるので、会話に一層集中できます。
もう1つ活用できるのが、「WF-1000XM3」に搭載されているマイク機能!パソコンに内蔵されているマイクを利用せずとも、クリアな音声を通話相手に届けられます。
実際にオンライン会議で「WF-1000XM3」を使用していますが、通話相手に聞き返されることもなく、話している内容がしっかり伝わっているのが分かります!
また、ハンズフリーで通話が可能なので、文章入力にも集中できます。仕事でも活用したいワイヤレスイヤホンを探している人は、要チェックのアイテムですよ!
片耳だけで使用できる
「WF-1000XM3」は娯楽や仕事で活用できるワイヤレスイヤホンですが、気になるのは連続再生時間です。ノイズキャンセリングをONにしている場合、連続通話時間は最大4時間となります。
4時間を超えるオンライン会議に参加したり、フル充電ではないまま一日利用すると、途中で充電切れになる可能性も。充電切れを気にせず、会議や作業に集中したいですよね?
しかし、「WF-1000XM3」はそれぞれのイヤホンが独立してデバイスに接続されるため、片方のイヤホンだけで使用することが可能!充電ケースから取り出した場合、片方のイヤホンのみ電源が入る仕組みとなっています。
長時間の会議が予想される場合は片方のイヤホンを利用し、充電がなくなってきたらもう片方のイヤホンに入れ替えるという使い方ができますね!もちろん、両方のイヤホンにマイク機能が搭載されているので、片耳で音声通話も可能です。
イヤホンを外すと音楽や動画が自動停止する
「WF-1000XM3」は片方のイヤホンでも耳から取り外すと、音楽や動画が自動で停止する仕組みとなっています。
例えば、娯楽を楽しんでいる時や作業時に話しかけられたら、当然音楽を止めますよね?通常はイヤホンを外し、音楽を停止する必要がありますが、「WF-1000XM3」では停止させるひと手間がなくなります。
さらに、イヤホンを装着し直せば、再度音楽が流れる仕組みです。
特に仕事時は嬉しい機能で、テレワークで家族に話しかけられて作業を中断するのは仕方ないですが、会話が終わった後はすぐ作業に戻りたいですよね。スマホに触らず作業に戻れると、余計な誘惑も見ずに済むので、個人的には非常に嬉しい機能です。
もちろん、デバイスの充電消耗を抑えるのにも繋がりますよ!
「WF-1000XM3」を使用して分かったデメリット
「WF-1000XM3」は利用者からの評判も非常に高いワイヤレスイヤホンですが、イマイチな点があるのも事実です。悪い点もしっかり把握した上で、購入したい人もおられるでしょう。
そのような人向けに、ここでは「WF-1000XM3」を利用して分かったデメリットについて、ご紹介していきます。
防水機能がないためスポーツに適していない
完全ワイヤレスイヤホンはケーブルが一切ないので、スポーツに向いていると言われています。現に、スポーツで利用されるのを想定し、汗や雨でも故障しないワイヤレスイヤホンは数多く存在します。
しかし、「WF-1000XM3」は防水機能が搭載されていません。最新のワイヤレスイヤホンとしては、非常に珍しい設計です。
ワイヤレスイヤホンは精密機器なので、少しの水分や湿気でも故障する可能性があります。故障の原因となるケースとしては、下記のような例が挙げられます。
- 暑い外から寒い部屋へ移動
- 寒い外から暑い部屋へ移動
- 雨の中、傘を差しながら装着
- 湿気の多い洗面所や浴室に放置
- 汗をかいているズボンのポケットに収納
- 夏場に冷えたペットボトルと一緒にカバンへ収納
直接水分や汗に触れずとも、何気ないことで結露が発生し、故障に繋がる可能性も…。無駄な出費を発生させないためにも、水濡れには十分注意しましょう。
耳から外れてしまいそうなイヤホン設計
「WF-1000XM3」は人間工学に基づいた設計で、イヤホンが耳から落ちにくい特徴があります。また、豊富なサイズのイヤーピースと組み合わせることで、より安定したフィット感を得られます。
しかし、他のワイヤレスイヤホンに比べると、本体のサイズが比較的大きいので、高い装着性があると分かっていても少々不安に…。特に、耳から出ているイヤホンの本体部に重量が偏っているため、耳にぶら下がっているような感じを受けます。
歩きながら装着する分には全く問題ありませんが、急いで走ったりすると、耳から落下しないか神経がイヤホンに集中してしまいました。装着時の落下による紛失には、十分注意する必要があると言えるでしょう。
誤ってタッチ操作してしまう設計
耳に装着しているイヤホンがズレてきたら、当然落下しないように指で押さえますよね?ここで注意しなければならないのが、誤ってタッチセンサーに触れてしまうことです。
「WF-1000XM3」はタッチセンサーが側面に付いているため、指で押し込もうとすると触れる可能性があります。
良くも悪くも、「WF-1000XM3」はタッチセンサーの感度が非常に高いので、少し触れるだけでも反応してしまいます。イヤホンを調整する際は、指でつまむように直しましょう。
タッチ操作で設定できるカスタマイズが少ない
ご紹介しました通り、「WF-1000XM3」はタッチ操作のカスタマイズを行えるので、初期状態では利用できない音量コントールなども設定可能です。しかし、5種類(外音・再生・音量・Googleアシスタント・Amazon Alexa)あるコントロールのうちから、どれか2つを選択して割り当てることしかできません。
例えば、左のイヤホンに曲送りや曲戻しを行える「再生コントロール」、右のイヤホンに音量の調整を行える「音量コントロール」を割り当てた場合、ノイズキャンセリングや外音取り込みのON・OFFを行える「外音コントロール」は利用できません。
ワイヤレスイヤホンによっては、右をワンタップで曲送り、ダブルタップで音量大など、タップごとにカスタマイズできるアイテムもあります。その点、「WF-1000XM3」はタップごとではなく、左右のイヤホンごとに決められたコントロールしか割り当てられません。
音楽の曲送り・曲戻しや音量調整をしつつ、電車のホームにいる時は外音取り込み機能をONにするなど、3種以上のコントロール設定ができないので、ご注意ください。
ワイヤレス充電未対応・インジケーターランプ非搭載
「WF-1000XM3」の充電性能について、個人的に少々気になる点がありました。
まず、「WF-1000XM3」はワイヤレス充電(Qi充電)に対応していません。iPhoneやAndroidがQi対応するようになり、ワイヤレス充電器を購入したという人もおられるでしょう。
しかし、Qi非対応の「WF-1000XM3」は有線で充電する必要があるので、普段ワイヤレス充電器を利用している人はご注意ください。
関連記事:【2021】高速充電対応のワイヤレス充電器 おすすめ 21選 | iPhoneやapple Watchにも対応
もう1つ気になる点が、ケースの充電残量をぱっと見で把握できない点。例えば、AirPods Proなどのワイヤレスイヤホンの多くは、充電ケースにインジケーターランプが内蔵されており、点灯するランプの数で残量の目安を確認できます。
しかし、「WF-1000XM3」のケースを充電している時は赤色にしか点灯しません。どの程度充電されたのか、ケースを見ただけですぐに確認できないのが少々残念でした。
「WF-1000XM3」をおすすめできる人・できない人
「WF-1000XM3」をおすすめできる人 |
「WF-1000XM3」をおすすめできない人 |
|
|
安心安全のSONY製のワイヤレスイヤホンで、価格に対するスペックの高さも良好!出先で利用するのはもちろん、テレワーク時にも大活躍するアイテムであり、多くの人におすすめできるワイヤレスイヤホンとなっています。
ただし、一番気を付けたいのが防水性能を備えていない点です。ワイヤレスイヤホンをスポーツの利用目的で購入する人は多いですが、外やジムで音楽を聞きながらランニングするなど、運動用としては不向きなので、必ず押さえておきましょう!
「WF-1000XM3」と人気ワイヤレスイヤホンを徹底比較
「WF-1000XM3」を販売するSONYに限らず、ワイヤレスイヤホン市場には多くの人気メーカーがあります。世界中のユーザーから愛されているSennheiser(ゼンハイザー)や、重低音が魅力的なradius(ラディウス)など知名度の高いメーカーから、最近ではApple製品の注目度も非常に高いですね。
他のワイヤレスイヤホンとも比較してみて、どれを選べばよいのか分からなくなった人も多いはず。ここでは、「WF-1000XM3」と人気ワイヤレスイヤホンを徹底比較していきますので、是非参考にしてくださいね!
Apple(アップル)AirPods Proとの違い
Appleが販売する「AirPods Pro」は、全ワイヤレスイヤホンの中で1,2位を争う大人気アイテムです。大きな特徴と言えるのが、圧倒的なコンパクトさ!
イヤホンの重量は片耳約5.4gであり、さらに装着性の高い専用イヤーチップを採用しているので、つけていることを忘れるようなフィット感があります。小型で高性能なワイヤレスイヤホンを探している人には、「AirPods Pro」のほうがおすすめです。
音質面に関しては、「AirPods Pro」はそれほど性能が良くありません。フラットでバランスは良いですが、低音域のサウンドは物足りないです。音質重視で考えるなら、「WF-1000XM3」をチェックしましょう!
ノイズキャンセリング機能の性能としては、「WF-1000XM3」より「AirPods Pro」のほうが劣っている印象。ただし、「AirPods Pro」でも周囲の雑音は十分すぎるほどシャットアウトできます。「WF-1000XM3」と「AirPods Pro」で購入を迷っている場合は、ノイズキャンセリング機能以外の音質や防水性能などを比較したほうが個人的にはおすすめです!
関連記事:【購入前に必見】AirPods Proレビュー。一年使って分かった本当にスゴいところ・残念なところ
関連記事:【マニアが評価】AirPods Proを買うべき理由&買ってはいけない理由。WF-1000XM3とも比較
BOSE(ボーズ)QuietComfort Earbudsとの違い
音響機器メーカーBOSEが販売する「QuietComfort Earbuds」も非常に人気のあるワイヤレスイヤホンです。
サイズ感や重量は「WF-1000XM3」と同等ですが、ウィングチップのイヤーピースなので、耳にしっかり固定することが可能!抜群の安定感があり、落下する心配がないので、装着性に関しては「WF-1000XM3」より優れています。
音質面は低音に定評があるBOSEということもあり、重厚感のあるサウンドとなっています。「WF-1000XM3」との差はほとんど感じられなかったので、どちらでもビートが重要なジャズやロックなどのミュージックも楽しめるでしょう!
ノイズキャンセリング機能についても、実際に音楽の鳴っているカフェで付け比べしてみました。どちらも完全に雑音の遮断はできませんが、耳に入る音の大きさは同程度!
「QuietComfort Earbuds」と「WF-1000XM3」は、全体的に機能性が似ていると感じるワイヤレスイヤホンでした。
ただし、「WF-1000XM3」は防水機能が搭載されておらず安価、「QuietComfort Earbuds」は防水機能搭載で高価という特徴があります。価格や装着性、防水性能などを考慮して比較すると良いでしょう!
関連記事:【辛口評価】Bose QuietComfort Earbuds ノイズキャンセリングや高音質を検証レビュー
Jabra(ジャブラ)Elite 85tとの違い
世界的にも有名なヘッドセットメーカーJabra(ジャブラ)の「Elite 85t」は、「VGP 2021」で金賞を受賞した実績のあるワイヤレスイヤホンです。
円形フォルムかつ小型タイプのワイヤレスイヤホンなので、耳に装着しても誇張しすぎない設計に!「WF-1000XM3」よりも耳への納まりは非常に良いです。
さらに、業界最高水準のノイズキャンセリング機能を搭載し、風切り音まで防止!「WF-1000XM3」と遜色ない性能となっています。
また、Bluetoothのバージョンは「WF-1000XM3」よりも新しい「5.1」で、音声遅延も比較的起きにくい設計です。価格は「Elite 85t」のほうが少し高いくらいですが、防水機能付きなので、コスパは非常に良好でしょう!
ただし、全体的な機能性としては、「WF-1000XM3」より劣っています。同価格帯のワイヤレスイヤホンなので、機能性の高さから「WF-1000XM3」、もしくは防水性能やサイズを重視して「Elite 85t」というような選び方になるでしょう!
「WF-1000XM3」と人気ワイヤレスイヤホンの比較一覧表
商品 | 最安価格 | イヤホンサイズ | イヤホン重量 | 充電ケースサイズ | 充電ケース重量 | 連続再生時間 | ノイズキャンセリング | 外音取り込み機能 | Bluetoothのバージョン | 防水機能 | マイク機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SONY(ソニー)WF-1000XM3 | 楽天市場¥20,980 AmazonYahoo! | ー | 8.5g | ー | 75.0g | 6時間 | ○ | ○ | 5.0 | × | ○ | |
AirPods Pro | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 21.8 × 24.0 × 30.9 mm | 5.4g | 45.2 × 21.7 × 60.6mm | 45.6g | 4.5時間 | ○ | ○ | 5.0 | IPX4 | ○ | |
QuietComfort Earbuds | 楽天市場¥12,980 AmazonYahoo! | 26.0 × 39.0 × 27.0mm | 8.6g | 89.0 × 51.0 × 32.0mm | ー | 6時間 | ○ | ○ | 5.1 | IPX4 | ○ | |
Elite 85t | 楽天市場¥24,800 AmazonYahoo! | 23.1 × 19.0 × 16.2mm | 7.0g | 64.8 × 41.1 × 28.5mm | 45.1g | 7時間 | ○ | ○ | 5.1 | IPX4 | ○ |
「WF-1000XM3」のおすすめアクセサリー
ワイヤレスイヤホンには一緒に使用することで、機能性を高めたり、故障から保護する関連アクセサリーが販売されています。「WF-1000XM3」にいたっては、専用のアクセサリーも登場しています。
ここでは、「WF-1000XM3」と一緒にチェックしたいおすすめの関連アクセサリー3選を見ていきましょう。
ハイグレードイヤーピース
「WF-1000XM3」にはご紹介しました通り、ハイブリットイヤーピースロングとトリプルコンフォートイヤーピースの2種類のイヤーピースが付属しています。しかし、付属のイヤーピースとは別に、「WF-1000XM3」の機能性を最大限に高めるイヤーピースも販売されています。
それが、オーディオブランドAZLA(アズラ)の「SednaEarfit XELASTEC」です。「SednaEarfit XELASTEC」を利用することによるメリットとしては、下記のような点が挙げられます。
- 体温によりイヤーピースの形状が変化し、極上のフィット感を得られる
- 耐久性の優れた素材で、長く使用できる
- 肌に優しい素材で、安心安全に利用できる
- 低音域の表現力に優れており、クリアなサウンドを楽しめる
- 6種類のサイズ(SS / S / MS / M / ML / L)からぴったりのイヤーピースを選択できる
「WF-1000XM3」はイヤホン単体でも十分な性能を誇りますが、さらに音質を高めたり、装着性の良いイヤーピースを利用したい人は、是非チェックしてみてくださいね!
専用ケース
「WF-1000XM3」はイヤホン本体だけでなく、充電ケースも高級感のあるデザインで、ファッションアイテムとしても最適となっています。しかし、カバンやポケットに入れたままにしておくと、すぐに傷付きやすいボディーは1つのデメリットです。
また、シリコンのような衝撃に強い素材でもないため、誤って落下させてしまうと、すぐに故障する可能性も。高価なワイヤレスイヤホンなので、長く使用し続けたいですよね?
そこでおすすめできるのが、保護ケースです。イヤホンを収納する充電ケースは付属していますが、さらに充電ケースを収納するための保護カバーも販売されています。
「WF-1000XM3」に関しては、専用ケースも発売されており、ぴったり収納することができます。傷が付くこともなく、耐衝撃・防塵・防水性能のケースもあるので、故障から守ってくれますよ!
また、チェーン(カラビナ)付きのアイテムも多く、紛失防止にも繋がります!「WF-1000XM3」の専用ケースを利用し、故障や紛失の心配がない快適な音楽ライフを楽しみたい人にベストなアイテムですよ!
モバイルバッテリー
「WF-1000XM3」は充電ケースを利用することで、ノイズキャンセリングをONにしていても最大24時間の連続再生が可能です。しかし、長距離の旅行や出張が重なれば、充電がなくなることも考えられます。
充電切れの心配なく、ワイヤレスイヤホンを活用したい人はモバイルバッテリーの利用がおすすめです。モバイルバッテリーは製品によって充電可能回数が異なりますが、イヤホンの充電だけに使用するのであれば、容量が5000mAh程度のアイテムで問題ありません。
もし、この際に「WF-1000XM3」以外の電子機器もモバイルバッテリーで充電するのであれば、下記容量を目安にアイテムを選定しましょう。
- スマホやNintendo Switchなどゲーム機の充電も行うなら10000mAh
- 複数台のスマホやiPadなどタブレットの充電も行うなら10000~20000mAh
- MacBookなどノートパソコンの充電も行うなら20000mAh以上
モバイルバッテリーはデバイスの充電に活用できるのはもちろん、大容量アイテムであれば災害時や緊急時にも役立つので、1つ自宅に備えておくだけでも安心ですよ!
関連記事:【2021年】モバイルバッテリー 10000mAh おすすめ20選 |おしゃれな人気モデルを徹底比較
関連記事:【プロが選んだ】大容量で軽量の20000mAh モバイルバッテリー おすすめ19選(2021年最新版)
関連記事:【完全版】超大容量モバイルバッテリー 20000~50000mAh 選び方とおすすめ10選
「WF-1000XM3」のまとめ
「WF-1000XM3」は音質の良さ、ノイズキャンセリング機能の高性能さに特化したワイヤレスイヤホンです。上質なサウンドで娯楽を楽しめるのはもちろん、ノイズキャンセリングとマイク機能でオンライン会議にも最適!
また、SONYのワイヤレスイヤホンの中でも大人気のモデルで、実績も非常に豊富です。ワイヤレスイヤホンの選定に迷ったら、必ずチェックしておきたいアイテムと言えますね。
ただし、実際に使用してみると少々サイズが大きかったり、タッチセンサーに意図せず触れてしまうなど、気になる点はいくつかあります。完璧なワイヤレスイヤホンは存在しないので、人によってはデメリットに感じる部分が出てくるかもしれません。
しかし、総合的な機能性としては、さすがSONYの上位モデルワイヤレスイヤホン!多様なシーンで活用できること間違いなしです。
「WF-1000XM3」の魅力的な機能を利用し、充実した生活を楽しんでみてくださいね!
おすすめの最新ワイヤレスイヤホンをまとめた以下の記事もぜひ読んでみてください!
関連記事:【聴き比べて検証】本当に音質が良いワイヤレスイヤホンおすすめランキングTOP13
関連記事:【2021年】AirPodsを超えるコスパ最高モデルが続々。おすすめワイヤレスイヤホンTOP10