2025年3月にJBLから登場した「JBL TUNE FLEX 2」。オープン型と密閉型のイヤーチップが付属しており、1台2役で使える完全ワイヤレスイヤホンです。前モデルで話題になったスケルトンデザインも引き継いでいます。
しかし、いざ購入するとなれば、「イヤーチップごとに音質や装着感に違いはある?」「音質や操作性はどう?」と、実際の使い心地が気になるはず。また、前モデルの「TUNE FLEX」との違いや詳しいスペックも知りたいですよね。
そこで今回は、二刀流イヤホン「JBL TUNE FLEX 2」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使って、良かった点・残念な点を本音でレビューしました。JBL TUNE FLEX 2の購入や買い替えを検討している人は、ぜひ最後まで見逃さないでください。
目次
JBL TUNE FLEX 2レビュー結果




2025年3月にJBLから発売された完全ワイヤレスイヤホン「JBL TUNE FLEX 2」。2022年に登場した「JBL TUNE FLEX」の後継機種で、2種類のイヤーチップを付属しているのが特徴です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、本体の見た目や装着感はもちろん、音域ごとの音質などもスタッフが丁寧に検証しました。
サイズ・重量 | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
操作性 | ◎ |
音質(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ◎ |
音質(立体感) | ◎ |
音漏れしにくさ | ◎ |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
マイク性能 | ○ |
バッテリー性能 | ◎ |
アプリ | ◎ |
高評価だったポイント:音質◎2種類のイヤーチップを使い分けられるのは嬉しい
- 2つのイヤーチップで2WAYとして使える
- 音質やノイズキャンセリングは相変わらずハイクオリティ
- コンパクトなサイズ感とおしゃれな外観もGood
JBL TUNE FLEX 2は、二刀流で使える完全ワイヤレスイヤホン。2種類のイヤーチップが付属しており、軽い装着感でながら聴きできる「オープン型イヤホン」と、高い遮音性で力強い低音を発揮する「密閉型イヤホン」の両方の魅力を味わえます。
また、2万円以下というお手頃価格ながらも、クリアで明るい音質や優秀なノイズキャンセリング、多機能なアプリなどの特徴が詰まっており、コストパフォーマンスは抜群。独特なスケルトンデザインもおしゃれで、Picky’s編集部が自信を持っておすすめできる1台です。
微妙だったポイント:マイクの音声がややこもる
- マイクの音質が気になる
- 2種類のイヤーチップの見分けがつきにくい
- ワイヤレス充電や自動装着検出機能には非対応
一方で、マイク性能はノイズや声のこもりが気になることがありました。会話は不便なくできますが、場所や周囲の状況によっては、相手にノイズ混じりの音声が届いてしまいました。
また、2種類のイヤーチップの見た目が似ているのもちょっとした気になるポイント。2つ並べると違いは分かるものの、慣れるまでは「どっちがどっち?」と迷う可能性が高いです。一目で違いが分かるように、イヤーチップの色が変わっていれば便利だと感じました。
JBL TUNE FLEX 2を買うべき人
- シーンに合わせてながら聴き・本格聴きの両方をしたい人
- サウンドのカスタマイズを楽しみたい人
- おしゃれで人と差がつくイヤホンが欲しい人
JBL TUNE FLEX 2は、2種類のイヤーチップを付属した完全ワイヤレスイヤホン。イヤーチップの付け替えやイコライザー設定によって、自分好みのサウンドを追求できるため、「ながら聴きもしたい」「音のカスタマイズがしたい」という人におすすめです。
また、個性的なスケルトンデザインを採用しているのがJBL TUNE FLEX 2の特徴。3種類のカラーバリエーションがあり、ガジェットらしいメカニカルな見た目が好きな人や、人と被らないおしゃれなイヤホンを探している人にもぴったりですよ。
JBL TUNE FLEX 2をおすすめしない人
- イヤーチップの付け替えや細かい設定が面倒な人
- オンライン会議やゲーム用のイヤホンが欲しい人
一方で、「イヤーチップを付け替えるのは面倒」「アプリの機能はあまり使わない」という人だと、JBL TUNE FLEX 2のカスタマイズ性を持て余してしまいます。特に、イヤーチップの好みが定まっている人にはあまり向いていません。
また、長時間の通話やオンライン会議、ゲームチャットをしたい人には、よりマイク性能が高い完全ワイヤレスイヤホンがおすすめです。
関連記事:【音質重視で聴き比べ】高音質の完全ワイヤレスイヤホン25選ランキング&レビュー
JBL TUNE FLEX 2のスペックを前作と比較
JBL TUNE FLEX 2 | JBL TUNE FLEX | |
価格 | 15,950円 | 13,200円 |
ドライバー | 12mmダイナミックドライバー | 12mmダイナミックドライバー |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック |
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|
連続再生時間 |
|
|
防水性能 | IP54 ※イヤホン本体のみ | IPX4 ※イヤホン本体のみ |
重量 |
|
|
ノイズキャンセリング | ○ | ○ |
マルチポイント | ○ | – |
空間オーディオ | ○ | – |
Personi-Fi 3.0 | ○ | – |
- バッテリー持ちが長くなった
- 防水に加えて、防塵仕様になった
- Bluetooth規格がグレードアップした
- マルチポイントに対応した
- 空間サウンドに対応した
- パーソナライズ機能が進化した
注目は「オープン型」と「密閉型」のイヤーチップを交換できる2Way仕様
JBL TUNE FLEX 2の最大の特徴は、オープン型と密閉型の2種類のイヤーチップを付属していること。イヤーチップを付け替えるだけで、音の聞こえ方や遮音性、装着感を変えられます。
オープン型のイヤーチップは、周囲の音がほどよく聞こえるので、BGM感覚で音楽を楽しむ「ながら聴き」に最適です。もう一方の密閉型イヤーチップに付け替えれば、周囲の音を遮断して音楽に集中する「本格聴き」ができます。
近年は、イヤーカフ型などのながら聴き用のイヤホンが多数販売されていますが、JBL TUNE FLEX 2なら、「ながら聴き」「本格聴き」の両方に対応。1台2役のワイヤレスイヤホンとして、幅広いシチュエーションで活躍してくれます。
また、マルチポイントやPersoni-Fi 3.0に対応したのも前作からの嬉しい変化です。JBL TUNE FLEX 2に搭載されているPersoni-Fi 3.0は、アプリを介してユーザーの聴覚特性に合わせた音響調節をしてくれる機能。自動で自分に最適化された音質を楽しめるのは嬉しいですね。
【実機で検証】JBL TUNE FLEX 2を徹底レビュー
JBL TUNE FLEX 2の同封品
- JBL Tune Flex 2
- 充電ケース
- USB Type-Cケーブル
- 密閉型イヤーチップ×3サイズ
- オープンイヤー型イヤーチップ×1サイズ
- イヤーチップケース
- 保証書
- 製品QSG・安全シート
ガジェット好きに刺さりまくるスケルトンデザイン
まず目を惹くのが、前モデルの「TUNE FLEX」から受け継がれているスケルトンボディ。人によっては「おもちゃっぽい」という印象を持つかもしれませんが、この遊び心がガジェット好きにはたまりません。
カラーバリエーションは、ホワイト・ブラック・モーヴの3種類。今回編集部が使用したのはモーヴで、明るいパープルのような色味でした。黒や白といった定番のカラーにはないスタイリッシュさがあり、男女問わずに愛用しやすそうです。
また、素材はポリカーボネートを使用しており、ポップな見た目と裏腹に耐久性は抜群。透明感も高く、内部の基板やチップがしっかりと見えます。
イヤホン&ケースはコンパクト!軽量で携帯しやすい
JBL TUNE FLEX 2は、イヤホン・充電ケースともにコンパクトな設計。丸みのあるデザインも相まってかわいらしい印象に仕上がっており、スケルトンの無骨さとのバランスが取れています。


重量はイヤホン単体で5g、ケースとイヤホン合わせて44gと軽量。
ポケットにもすっぽりと収まるため、持ち運びのストレスはありません。
装着感良し◎特にオープン型イヤーチップは長時間の使用も苦ではない
印象的だったのは、オープン型イヤーチップのつけ心地の軽さ。検証では、長時間装着しても痛みがなく、6時間経過後にようやく耳に疲れを感じる程度でした。仕事・作業中に常にイヤホンを使いたい人でも使い心地は申し分なさそうです。
一方で、密閉型イヤーチップは耳に若干圧迫感はあるものの、周囲の音をしっかりと遮断してくれます。街中や電車内などで音楽に集中したいのであれば、密着型イヤーチップがおすすめです。
チップ | つけ心地 | 感想 |
---|---|---|
オープン型 | ★★★★☆ |
|
密閉型 | ★★★☆☆ |
|
1つ注意点として、イヤーチップ変更時にはアプリで設定を変更する必要があります。
イヤーチップは一目では見た目の違いが分かりにくい
2種類のイヤーチップを付け替えられるJBL TUNE FLEX 2ですが、2つのイヤーチップは外観が似ていて見間違えることがありました。もちろん、見比べると形状が異なっていることはわかるのですが、慣れるまでは単体で見ると「こっちはオープン?密閉?」と迷ってしまうかもしれません。
持ち歩きに便利なイヤーチップ用ケース付き
また、JBL TUNE FLEX 2には交換用のイヤーチップを収納できるケースも付属しています。持ち歩くときにも紛失を防げて便利です。
ただ出先で両方を使う場合はイヤーチップ用ケースも持ち歩く必要があるため、あわよくば「充電ケースの中にイヤーチップも収納できるとより便利だな」と感じました。
JBLらしいクリアで立体感のあるサウンドを楽しめる
次は音質について検証してみました。まずはオープン型イヤーチップと密閉型イヤーチップの音質評価です。
高音域
オープン型イヤーチップでは、高音域がクリアで、音1つ1つが際立っている印象があります。密着型はさらに高音の伸びがよく、サウンド全体の奥行きを感じられました。
中音域
中音域は、オープン型・密閉型ともに解像感高め。JBLらしいパワフルさがあり、ボーカルの声も埋もれず、しっかりと存在感があります。どちらかといえば、密閉型の方がボーカルがよりクリアに聞こえます。
低音域
オープン型だと、低音域はやや控えめになります。逆に、密閉型では迫力たっぷりの重低音が鳴るので、ズンズンと響くサウンドが好きな人にぴったりです。
立体感
JBL TUNE FLEX 2は、空間サウンドをオンにすると、立体感がグッと増します。オープン型イヤーチップは密閉型ほどの没入感はないものの、サウンドが広く響くような感覚を楽しめました。
密閉型の場合、イヤホンの音が耳によりダイレクトに届く分、圧倒的な没入感があります。立体感が分かりやすく、映画鑑賞やゲームにも最適です。
相性のいいジャンル
- ロック
- ヒップホップ
- オーケストラ
- クラシック
- 映画視聴
JBLらしいサウンド傾向から、ロックやポップス全般に向いています。特に密閉型イヤーチップ使用時のアタック感と重低音の強さが際立っており、ロックやヒップホップといった低音強めの音楽と相性抜群です。
ジャズやクラシックなど幅広いジャンルを聴いてみましたが、向いていないと感じるジャンルはありませんでした。また、密閉型イヤーチップでノイズキャンセリングをオンにすると映画館にいるような迫力を楽しめるため、映画鑑賞にも適していると思います。
音漏れはほぼなし、電車やカフェでも使いやすい
JBL TUNE FLEX 2は、音漏れがほとんど気になりませんでした。大きな音量で音楽を再生してみたところ、別のスタッフが近付いても音は聞こえず。電車やカフェ、図書館など、周囲に人がいる場所でも気軽に使えますね。
ノイズキャンセリングは除去レベルを調節できる
JBL TUNE FLEX 2は、前モデルからノイズキャンセリングが進化し、低音域を中心にノイズカット効果を最大約22dB向上しています。
嬉しいのは、アプリでノイズキャンセリングの強度を調節できること。オープン型イヤーチップは1~6レベル、密閉型は1~7レベルで強さを選べます。
イヤーチップの種類 | レベル | ノイズカット効果 | ホワイトノイズ | 圧迫感 |
---|---|---|---|---|
オープン型 | 1~6レベル | △ | なし | なし |
密閉型 | 1~7レベル | 〇 | なし | ややあり |
実際に使ってみると、オープン型イヤーチップはノイズカット効果はやや控えめで、6レべルにしても周囲の音が少し聞こえます。ただ、圧迫感のない自然な聞こえ方が続くのが嬉しいポイント。オープン型チップでは、ノイキャンレベルを上げるにつれて音楽の音量が大きくなり、低~高の音域が広がるような感覚がありました。
密閉型イヤーチップは、オープン型よりもノイズが抑えられている印象。1レベルでは若干外音が入ってくる程度で、7レベルではしっかり遮音性を実感できました。
映画視聴時や音楽再生時にはオープン型ほどレベル別の違いは感じられませんでしたが、ホワイトノイズはなく使用感は良好。強いて言えば、JBLの上位モデルのイヤホンほどの遮音性は感じられなかったのと、無音の状態では若干耳に圧迫感があったのが気になりました。
外音取り込み機能も◎オープン型は会話しやすい
JBL TUNE FLEX 2の外音取り込みは、周囲の音をまんべんなく拾う「アンビエントアウェア」と、流れている音楽が止まり、イヤホンを装着したままで会話できる「トークスルー」の2種類があります。
オープン型イヤーチップだと、アンビエントアウェアモードでも周囲の音がはっきりと聞き取れます。トークスルーモードでは、より声がクリアに聞こえる上、自分の声がこもらないため、快適に会話ができました。
密閉型イヤーチップの場合、アンビエントアウェアモードだと話しかけられていることは分かっても、言葉を確実に聞き取るのは難しい印象。トークスルーモードなら声は聞き取れますが、自分の声が若干こもるため、イヤホンをしたままだとちょっぴり会話しづらいなと思いました。
タッチ操作の反応良好、良すぎて誤操作してしまうレベル
JBL TUNE FLEX 2はタッチコントロールに対応しており、イヤホンに触れるだけで音楽の一時停止やノイズキャンセリングのオンオフができます。アプリを使えば、操作方法のカスタマイズも可能です。
タッチの反応はかなり良好。イヤホンを装着したときや髪を整えるときなど、少し手が触れただけでも反応してしまうため、若干の使いづらさを感じました。とはいえ、タップ回数による設定の変更内容を覚えてしまえば、すぐに元に戻せるので大きなデメリットではないでしょう。
マイクは機械的な音質、場所によってはノイズが混じることも
JBL TUNE FLEX 2で唯一気になったのが、マイクの音質。屋外で通話しているときは、周囲の環境音をマイクが拾ったのかこもったような音になってしまいました。
何度か通話を試してみると、クリアに会話できるケースもあったものの、通話相手から「風の音が聞こえる」「声にエコーがかかってる感じがする」と言われることがありました。短時間の通話なら問題ありませんが、騒音がある場所での通話や長時間のオンライン会議などには使いづらい印象です。
今回の検証では、JBL TUNE FLEX 2でのマイクテストも行いました。マイクの音質が気になる人は下記からチェックしてみてください。
アプリは機能充実!イコライザーや音量の設定ができる
JBL TUNE FLEX 2は、JBLの専用アプリ「JBL Headphones」に対応しており、さまざまな機能や設定を利用できます。
- イヤーチップの設定
- イコライザーの設定
- 最大音量の設定
- スマートオーディオモードのオンオフ
- 空間サウンドのオンオフ
- バッテリーの省エネ設定
- リラックスサウンドの再生など
オーディオの設定では、イコライザーの調整に加えて、左右のサウンドバランスや最大音量、低音の強さなどの細かい設定が可能。音質にこだわりたい人には嬉しいほどの機能が備わっており、カスタマイズ性は抜群です。
イヤーチップの設定は、オープン型・密閉型のそれぞれで、音質のチューニングやノイズキャンセリングレベルの調整ができます。
また、焚き火・川のせせらぎ・鳥のさえずりといった自然の音を再生できるリラックスサウンド機能も搭載しています。おやすみ前や作業中など、静かなBGMが欲しいときに役に立つ機能です。
マルチポイントの接続・切り替えはスムーズ!
JBL TUNE FLEX 2は、2台のデバイスを同時に接続できるマルチポイントに対応しています。実際にAndroidスマートフォンとiPhoneの2台で試してみると、接続・切り替えはどちらもスムーズでした。
片方で音楽を再生しているときにもう一方のデバイスに着信がくると、自動で音楽が停止になり、着信を受け取れる状態に。通話を終えたあとは、音楽を再生していたデバイスに自動で切り替わるので、テレワークなどでは非常に便利です。これは、スマホ同士でも、スマホ&PCの組み合わせでも同じ仕組みです。
ただし、スマートフォン2台に接続していると、デバイスを切り替えたあとにアプリが開けないことがありました。アプリの設定はデバイスを切り替えたあとでもそのまま引き継がれるので、大きな問題はないものの、頻繁にアプリの操作をする人にはちょっぴり不便かもしれません。
バッテリー持ちは◎充電もスピーディーでストレスなし
JBL TUNE FLEX 2はUSB Type-Cで充電でき、ワイヤレス充電には非対応です。前モデルよりバッテリー性能が進化しており、イヤホン単体で最大12時間、充電ケース込みで最大48時間の再生時間を叶えています。
100%から使い始めて、動画と音楽を再生し続けたところ、3時間後にバッテリー残量は50%になりました。バッテリー持ちは一般的な完全ワイヤレスイヤホンとしては十分と言えるでしょう。
充電はスピーディーで、約30分でバッテリーが50%回復しました。短時間で素早く充電ができるのは嬉しいですね。
JBL TUNE FLEX 2の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部によるレビューを紹介しましたが、ここからはJBL TUNE FLEX 2を実際に購入した人たちの口コミを紹介します。商品の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
JBL TUNE FLEX 2のいい口コミ
- 1台で2通りのスタイルを楽しめる
- 機能や音質を考えるとコスパがいい
- 音の解像度と迫力を両方感じられる
まず印象的だったのが、2種類のイヤーチップについての口コミ。「2台を使い分けていたけど、JBL TUNE FLEX 2だけで良くなった」「ながら聴きもできるのが便利」との声があり、1台2役という画期的なスタイルが高く評価されていました。
また、「安いのに音質がいい」「クリアさと迫力を両方楽しめる」といった音質についての口コミも。JBL TUNE FLEX 2は、1万円台のリーズナブルな価格ながらも、JBLらしいハイクオリティサウンドを実現しているのが魅力です。
JBL TUNE FLEX 2の悪い口コミ
- 見た目がおもちゃみたいで安っぽい
- 多機能すぎて全機能を使いこなせない
- オープン型イヤーチップが装着しづらい
一方で、「見た目がおもちゃみたい」「もっとシンプルな外観がいい」といった口コミが見られました。JBL TUNE FLEX 2の特徴であるスケルトンデザインは、人によって好き嫌いが分かれる印象です。
また、「オープン型イヤーチップが耳から外れる」「耳にフィットしづらい」との装着感についての口コミも。JBL TUNE FLEX 2に限らず、オープン型イヤーチップは、耳のふちに引っ掛けるように装着するため、耳の形・大きさ次第では上手くフィットしない可能性があることは留意しておきましょう。
他のJBLイヤホンとの比較
ここでは、JBL TUNE FLEX 2以外のJBLのイヤホンを紹介します。それぞれのモデルの特徴やどんな人におすすめなのかをまとめているので、気になる人はチェックしましょう。
安い&軽い装着感を味わえる「JBL WAVE BUDS」
JBL WAVE BUDSは、シリーズ最小・最軽量となる完全ワイヤレスイヤホン。小型で軽く、女性や耳の小さい人にも快適に装着できます。独自のオーバルシェイプ・デザインを採用しており、心地よい装着感と高い遮音性を両立しています。
また、1万円以下のエントリーモデルながらも、JBLならではの明るいサウンドを楽しめるのが魅力。「安くてコストパフォーマンスのいいイヤホンが欲しい」「普通のイヤホンは耳が痛くなってしまう」という人におすすめです。
関連記事:音楽好きが比較!JBLのおすすめイヤホン24選|ワイヤレス・有線別に特徴や機能を徹底解説
ハイレゾ&高音質にこだわるなら「JBL TOUR PRO 3」
JBL TOUR PRO 3は、JBLのフラッグシップモデルにあたる完全ワイヤレスイヤホン。JBL初となるデュアルドライバーによって、圧倒的な高音質を再生します。LDACコーデックに対応しており、ハイレゾ音源を楽しみたい人にもおすすめです。
また、本体に内蔵された6基のマイクには、AIによるノイズ低減アルゴリズムを採用。周囲の環境音や話し声を効果的にカットしてくれるので、クリアな会話ができます。長時間通話する機会が多い人は、JBL TOUR PRO 3を検討してみてください。
関連記事:【納得の最上位モデル】JBL TOUR PRO 3を実機レビュー!TOUR PRO 2と比較検証
画面付き充電ケースが便利な「JBL LIVE BEAM 3」
JBL LIVE BEAM 3は、JBLではミドルモデルの立ち位置ですが、フラッグシップモデルに負けない高い性能を備えています。特に、ノイズキャンセリングはリアルタイム補正機能が備わっており、周囲の状況に合わせてノイズ除去を行ってくれます。
また、タッチディスプレイ付きの充電ケースを採用しているのも特徴。スマートフォンを開かなくても、イヤホンの操作やカスタマイズが可能です。さらに、ハイレゾ音源の再生やマルチポイントにも対応しています。
関連記事:【実機レビュー】JBL LIVE BEAM 3は買い?LDACの音質・マイク性能を検証
JBL TUNE FLEX 2のよくある質問
JBL TUNE FLEX 2はどこで購入できる?
JBL TUNE FLEX 2にゲームモードはある?
JBL TUNE FLEX 2レビューまとめ
- JBL TUNE FLEX 2は2WAYで使える万能ワイヤレスイヤホン
- コスパ◎1万5,000円以下なのに音質や機能、デザインがGood
- 気になる人は他のJBLイヤホンもチェックしてみよう
今回は、JBLの完全ワイヤレスイヤホン「JBL TUNE FLEX 2」をレビューしました。2種類のイヤーチップを付属しているTUNE FLEX 2は、1台で「ながら聴き」「本格聴き」の両方ができるのが魅力。ぜひ商品を購入して、毎日の音楽鑑賞を楽しんでください。