JBL初のハイレゾ対応ワイヤレスイヤホンとして登場した「JBL LIVE BEAM 3」。価格を2万円台に抑えつつ、ディスプレイ付きの充電ケースや優秀なノイズキャンセリング、空間サウンドなど、ハイエンドモデル顔負けの性能を備えているのが特徴です。
しかし、いざ購入するとなると、「スマート充電ケースは何ができるの?」「肝心の音質やつけ心地はどう?」と、実際の使用感を知りたい人は多いはず。また、JBL TOUR PRO 2やLIVE FREE 2といった他モデルとの違いが気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、「JBL LIVE BEAM 3」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使って、良かった点・残念な点を本音でレビューしました。JBLの他モデルとのスペック比較や口コミもまとめているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
編集部
目次
JBL LIVE BEAM 3レビュー結果
この記事で紹介するのは、2024年6月にJBLから発売された「JBL LIVE BEAM 3」。JBLシリーズの中ではミドルクラスに位置し、「JBL LIVE FREE2」の後継モデルとして登場した完全ワイヤレスイヤホンです。
まずは、Picky’s編集部によるJBL LIVE BEAM 3の総合評価からチェックしていきましょう。今回は、音質・装着感・操作性といった独自の項目で商品を評価しました。
サイズ | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
音質(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ◎ |
音質(立体感) | ◎ |
LDACコーデック | ◎ |
音漏れ | ◎ |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み | ◎ |
スマート充電ケース | ◎ |
操作性 | ◎ |
アプリ | ○ |
マルチポイント | ◎ |
マイク性能 | ◎ |
コストパフォーマンス | ◎ |
高評価だったポイント:コスパ最強!音質・機能性は文句なし
- ディスプレイ付きのスマート充電ケースが便利
- ハイレゾ音源対応!高音質サウンドを楽しめる
- ノイキャンやマルチポイントといった機能性も◎
まず注目したいのは、1.45インチディスプレイを搭載したスマート充電ケース。音楽の再生やノイズキャンセリングの切り替えといった基本操作が充電ケースだけで完結できるため、いちいちスマートフォンを取り出す手間がありません。
また、JBL LIVE BEAM 3は、上位モデルのTOUR PRO 2では再生できなかったハイレゾ音源「LDAC」に対応しているのも高ポイント。空間サウンドやノイズキャンセリングといった機能も豊富に備えており、JBLらしいパワフルなサウンドを存分に楽しめました。
微妙だったポイント:接続性にやや不安あり
- アプリが開けないときがあった
一方で、アプリとの接続性は少々気になるポイント。検証中は、イヤホンとペアリングできているのにアプリが開かないことがありました。そのときでも充電ケースで基本操作ができるのは便利でした。また、スマホのキャッシュを削除したら再度アプリに接続できるようになりました。
JBL LIVE BEAM 3を買うべき人
- 最新のハイテク機能を求める人
- サウンドを自分好みにカスタマイズしたい人
- ノリのいいパワフルサウンドが好きな人
- ハイレゾ音源を楽しみたい人
- コストパフォーマンス重視の人
JBL LIVE BEAM 3は、ディスプレイ付きのスマート充電ケースを採用した近未来型のワイヤレスイヤホン。耳に合わせて音質を最適化するパーソナライズ機能「Personi-Fi」を搭載しており、最新機能付きのワイヤレスイヤホンを求める人や、サウンドを自分好みにカスタムしたい人におすすめです。
また、JBL LIVE BEAM 3は、ポップスやロックと相性のいいパワフルサウンドを再生できるのが特徴。2万円台のミドルモデルながらもハイレゾ音源に対応しているので、音質やコストパフォーマンスにこだわる人にもぴったりですよ。
JBL LIVE BEAM 3をおすすめしない人
- コンパクトなワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 1万円台のエントリーモデルを求める人
一方で、JBL LIVE BEAM 3の充電ケースはディスプレイがついている分、一般的なワイヤレスイヤホンに比べるとサイズが大きめ。イヤホン本体はそれほど大きい訳ではないものの、コンパクトで持ち運びやすいイヤホンが欲しい人は他のイヤホンをチェックしてみましょう。
関連記事:【コスパ最高】JBL LIVE FREE 2を実機レビュー!待望のマルチポイント・ノイキャンを徹底検証
【TOUR PRO 2・LIVE FREE 2と比較 】JBL LIVE BEAM 3のスペック
ここでは、JBL LIVE BEAM 3のスペックを紹介。JBLのフラッグシップモデルである「JBL TOUR PRO 2」、前世代の「JBL LIVE FREE 2」との比較をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
LIVE BEAM 3 | TOUR PRO 2 | LIVE FREE 2 | |
価格 | 25,500円 | 30,000円 | 15,950円 |
ドライバー | PU+PEEK 10mmドライバー | PEN+DLC 10mmドライバー | 11mmドライバー |
対応コーデック |
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再生周波数 | 20Hz~40KHz | 20Hz~20KHz | 20Hz~20KHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.2 |
再生時間 |
|
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充電時間 | 2時間 | 2時間 | 2時間 |
防水性能 | IP55 | IPX5 | IPX5 |
Personi-Fi | Personi-Fi 3.0 | Personi-Fi 2.0 | – |
スマート充電ケース | ○ | ○ | – |
空間サウンド | ○ | ○ | – |
自動装着検出 | ○ | ○ | ○ |
マルチポイント | ○ | ○ | ○ |
ビデオモード | ○ | ○ | ○ |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ | ○ |
- LDACコーデック対応でハイレゾ再生が可能に
- 新素材PU+PEEKのドライバーを採用
- 防水だけでなく、防塵機能も備わった
- バッテリーがさらに長持ちになった
- パーソナライズ機能がバージョンアップ
- 空間サウンドや自動装着検出機能に対応
関連記事:JBL TOUR PRO 2を徹底レビュー!人気イヤホンとの比較検証も
【実機で検証】JBL LIVE BEAM 3を徹底レビュー
JBL LIVE BEAM 3のセット内容
- JBL LIVE BEAM 3本体
- イヤーピース(4サイズ)
- USB Type-Cケーブル
- マニュアルガイド
充電ケースはやや大きめだが、機能を考えると許容範囲
JBL LIVE BEAM 3のスマート充電ケースは、近年のワイヤレスイヤホンとしてはちょっぴり大きめ。Air Podと比べると、厚みにかなりの違いがあります。
とはいえ、本体にディスプレイを搭載していることを考えれば、このサイズ感は妥当。また、JBL LIVE BEAM 3はTOUR PRO 2と比べると体積が6%、重さが5%小型化されており、持ち運びやすさがアップしています。
おしゃれなメタリックカラー!
JBL LIVE BEAM 3には、ブラック・ブルー・シルバー・パープルの4種類のカラーバリエーションがあります。今回Picky’s編集部が使用したのは、ブルー。近年トレンドのマットではなく、光沢のあるメタリックなデザインに仕上がっています。
ブルーはかなり存在感があるので、人によっては好みが分かれそうな印象。ただ、充電ケース本体はころんとしたかわいいフォルムなので、ブラックやホワイトなら人を選ばずに使えそうですね。
スマート充電ケースが便利!モード変更や壁紙の設定ができる
JBL LIVE BEAM 3の最大の特徴は、ディスプレイ付きのスマート充電ケース。ディスプレイはタッチに対応しており、音楽を再生・一時停止や外音取り込み機能の設定、ディスプレイの輝度調整など、多彩な機能を備えています。
- 時刻の確認 音楽の再生・一時停止
- 曲戻し・曲送り
- ノイズキャンセリング・アンビエントサウンドの変更
- イコライザーの設定
- 空間サウンドのオンオフ
- 壁紙の設定
- 輝度調整
- FLACHLIGHT(画面点灯)
- メッセージの確認 など
従来の一般的なイヤホンならスマホアプリで操作していた機能が、充電ケースだけで簡単に使えるのはかなり嬉しいポイント。また、TOUR PRO 2にはなかった日本語に対応しており、さらに機能が使いやすくなっています 。
充電ケースは開けると画面が反転し、ケースを開けていても閉じていても操作可能です。また、通知をオンにしておけば、スマホに届いた通話やメッセージも確認できます。
さらに印象的なのが、ディスプレイの壁紙を自由に変更できること。アプリを経由すればスマホから画像をアップロードできるため、ペットの写真やお気に入りの風景を設定してカスタマイズを楽しめますよ。
実際の充電ケースの操作感が気になる人は、以下の動画を参考にしてみてください。
イヤホンは自然なつけ心地、イヤーピースは4サイズから選べる
JBL LIVE BEAM 3のイヤホンの重さは、両耳合わせて10g。メーカー独自のオーバルシェイプデザインを採用しており、耳の形にぴったりとフィットします。ショートスティック型で耳への圧迫感が少なく、自然なつけ心地を味わえますよ。
3時間ほど連続で使っているとさすがに若干痛みは感じたものの、通勤や通学程度なら問題なし。長時間使用の場合は、適度に休憩を挟むのがおすすめです。
また、JBL LIVE BEAM 3には、XS・S・M・Lの4サイズのイヤーピースが付属しています。XSサイズは耳の小さい人や女性にも使いやすく、ぴったりのサイズを見つけやすいですよ。
音質は没入感抜群!パワフルで躍動感のあるJBLサウンドが◎
JBL LIVE BEAM 3は、振動板に新素材のピーク素材とPUを採用。ピーク素材は耐熱性・耐久性に優れており、歪みの少ないクリアなサウンドを響かせてくれるのが魅力です。
今回は、JBL LIVE BEAM 3の音質を「高音域」「中音域」「低音域」「立体感」の4項目に分けて評価しました。
高音域
JBL LIVE BEAM 3は、高音にきれいな伸びがあります。しっかりと響くのに、キンキンと耳に刺さる感覚がなく、キー高めの音楽も心地よく楽しめます。
中音域
中音域は、JBLらしい厚みのあるサウンド。ボーカルの声がしっかりと映えつつも、主張しすぎない抜群のバランスに仕上がっています。
低音域
JBL LIVE BEAM 3は、低音強めの迫力のある音質が魅力。ほどよく重厚感があり、1つ1つの音に躍動感があります。
より迫力を感じたいなら、アプリのサウンド設定で「低音を増強」にするのがおすすめ。また、AndroidスマートフォンでDolby Atmos対応の楽曲を再生すると、低音の奥行きが増します。
立体感
JBL LIVE BEAM 3のサウンドは、立体感も抜群です。中~低音域に厚みがあるので、音の広がりを感じやすいのが魅力。音への没入感が高く、音楽はもちろん、映画鑑賞やゲームなどにもおすすめです。
相性のいいジャンル
跳ねるようなサウンドを再生できるJBL LIVE BEAM 3は、ロック・EDM・ヒップホップなどのジャンルと相性抜群。ボーカルが映えるノリのいい楽曲を心地よく楽しめます。
ハイレゾ音源を再生すると低音域の厚みがより増す
JBL LIVE BEAM 3は、従来のSBC・AACに加えて、高音質コーデックLDACに対応。JBLのワイヤレスイヤホンとして初のハイレゾ対応モデルで、高解像度のサウンドを楽しめます。実際に視聴してみると、音の迫力が増し、脳に直接響いてくるような没入感があります。
特に、Dolby AtmosやUltra HDオーディオに対応しているAndroidスマートフォンで再生した場合は、重低音がさらにパワーアップする印象でした。
音漏れは少なめ◎ガヤガヤした場所なら大音量でもOK
今回は、JBL LIVE BEAM 3の音漏れについても検証。大音量で再生した場合は、近くにいる人に微かに音が聞こえます。一般的な音量で再生したり、ガヤガヤした場所で使うのであれば、特に音漏れを心配する必要はないでしょう。
ノイズキャンセリングも優秀!ホワイトノイズがなくて快適
JBL LIVE BEAM 3は、リアルタイム補正機能付きのノイズキャンセリングを備えています。リアルタイム補正では、4つの内蔵マイクによって周囲の雑音を検知することで、自動でノイズキャンセリングを最適化してくれるのが特徴です。
検証では、「ノイキャンはかなりいい!」とスタッフから高評価。不自然な圧迫感やホワイトノイズはなく、自然に外音を抑えてくれるので、音への没入感が増します。音楽を再生すれば外音はほぼ聞こえないので、仕事や勉強中の使用におすすめです。
2つのモードを切り替えられる外音取り込み機能が便利!
JBL LIVE BEAM 3は、「アンビエントアウェア」と「トークスルー」の2種類の外音取り込みモードがあります。
- アンビエントアウェア:音楽の音量を下げずに外音を取り込む
- トークスルー:音楽の音量を下げて外音を取り込む。
実際に使ってみると、トークスルーモードでは自然に会話できました。
2つのモードには「外音を取り込む際に音楽の音量を下げるかどうか」という違いがあるので、駅の構内アナウンスを聞き取る場合はアンビエントアウェア、レジなどで店員さんと会話したいときはトークスルーと、シーンに応じて使い分けるのがおすすめです。
また、JBL LIVE BEAM 3には、声を発したときに自動で音楽の音量が下がるスマートトーク機能があります。いちいち外音取り込みモードを切り替えなくても、とっさの会話に対応できるのが便利。オフィスや自宅、カフェなど、周囲に人がいる環境で役立ちます。
通話品質は、マイクのノイズ除去性能が高い
JBL LIVE BEAM 3の通話品質は、ノイズの除去性能が高評価。外を走る車の音や機械の動作音が聞こえる環境で使っても、相手に伝わる自分の声はクリアで、周囲の環境音をほぼ拾っていませんでした。
やや声がこもって聞こえることもありましたが、JBL Headphonesアプリから相手の声の聞こえ方や通話中に聞こえる自分の声の大きさを調整(ボイスアウェア機能)することが可能です。
以下は実際にJBL LIVE BEAM 3のマイクを使って録音した音声テストです。
タッチの反応は良好◎アプリで操作方法をカスタマイズできる
JBL LIVE BEAM 3は、アプリやスマート充電ケースだけでなく、タッチで直接本体を操作することもできます。タッチの反応は鈍すぎず過敏すぎず、扱いやすい印象でした。タッチの操作方法は下記の通り。
機能 | 操作方法 |
再生・一時停止 | 右イヤホンを1回タッチする。 |
曲送り | 右イヤホンを2回タッチする。 |
曲戻し | 右イヤホンを3回タッチする。 |
ノイズキャンセリングの切り替え | 左イヤホンを1回タッチする。 |
トークスルー機能のオンオフ | 左イヤホンを2回タッチする。 |
着信の応答 | 着信中の右or左イヤホンを2回タッチする。 |
マイクミュートのオンオフ | 通話中に右or左イヤホンを2秒間長押しする。 |
音声アシスタント | 右or左イヤホンを2秒間長押しする。 |
音楽の再生や曲送りだけでなく、マイクミュートやトークスルー機能の切り替えもタッチでできるのは嬉しいポイントです。
また、アプリを使えば、操作方法を自分好みにカスタマイズできます。
アプリは多機能で便利!ただし、一部気になることも
JBL LIVE BEAM 3は、スマートフォンアプリに対応しています。イコライザーの設定から空間サウンド、装着テストまで、機能が充実しており、自分好みのカスタマイズを楽しめますよ。
- ノイズキャンセリング・外音取り込みの設定
- ハイレゾオーディオ
- Personi-Fi
- Spatial Sound(空間サウンド)
- イコライザーの設定
- タッチコントロールの設定
- 最大音量の設定
- スマートオーディオモード(オーディオorビデオモードの変更)
- ボイスアウェア(通話時の音量の設定)
- ボイスアシスタント(Alexaなどの設定)
- リラックスサウンド
- フィット感のテスト
- イヤホンを探すなど
特にスタッフが気に入ったのは、焚火・森・川などの音を再生できるリラックスサウンド。ノイズキャンセリングオンの状態で再生すると、実際に自然の中にいるような気持ちになります。リラックス効果抜群で、就寝前などの気分転換にぴったりですよ。
また、スマートオーディオでは、オーディオモードとビデオモードの切り替えが可能。ビデオモードはいわゆる低遅延モードで、映画やゲームを楽しみたいときにおすすめです。音楽・映画・ゲームと、幅広い用途で使えますね。
ただ、ペアリングできているのにアプリが起動できず、接続性が不安定になることがありました。この問題はスマホのキャッシュを削除することで解決できました。
また、ハイレゾオーディオをオンにする際にいちいち本体が再起動されてしまうため、シームレスにオン・オフができない点もやや不便なポイント。ハイレゾオーディオオンの状態だと「空間サウンド」(ムービー・ミュージック・ゲーミングの3種類)が使えないので、モードを切り替えるときに一旦ハイレゾオーディオをオフにする必要があります。その際には一旦再起動となり、1分以内ではあるものの待つ必要があります。
聴力テストによって音質を最適化する「Personi-Fi 3.0」を搭載
JBL LIVE BEAM 3は、進化したパーソナライズ機能「Personi-Fi」に対応しています。これは、年齢や聴力テストの結果をもとに1人1人の耳に合わせて音質を最適化する機能です。
JBL LIVE BEAM 3では、TOUR PRO 2の「Personi-Fi 2.0」から「Personi-Fi 3.0」にバージョンアップ。9個だったチェックポイントが12個に増えており、より自分にぴったりのサウンドに近付きます。
マルチポイント対応!接続や切り替えがスムーズにできた
JBL LIVE BEAM 3はマルチポイントに対応しており、2台のデバイスを同時に接続可能です。例えば、パソコンとスマートフォンの2台で接続しておけば、パソコンでの映画鑑賞中でもスマートフォンの着信にすぐに対応できますよ。
検証では、iPhoneとAndroidスマートフォンの2台をペアリングしてみましたが、接続も切り替えも非常にスムーズでした。スマートフォン2台持ちの人やテレワークが多い人などにおすすめの機能です。
バッテリーが長持ち&残量が分かりやすい
JBL LIVE BEAM 3は、スマート充電ケースでバッテリー残量をチェックしやすいのが魅力。バッテリー持ちも良好で、イヤホン単体で最大12時間、充電ケース込みで最大48時間再生できます。通勤や通勤などで毎日イヤホンを使う人には嬉しいですね。
また、充電も速く、充電ケーブルに30分接続したところ40%回復していました。
さらに、JBL LIVE BEAM 3は、ワイヤレス充電に対応しています。専用充電器の上に置くだけで充電できるので、普段ワイヤレス充電器を使っている人におすすめです。
【結論】音質や性能が高く、2万円台はコスパ最強!買って損なし
今回の検証を通して、JBL LIVE BEAM 3は「買い!」と断言できる商品でした。スマート充電ケースやバランスの良い高音質、細かい設定も可能な機能性を考えると、2万円台中盤で購入できるのはかなり高コスパだと思います。AirPods Pro 2などと比較しても、買って損のない商品と言えるでしょう。
JBL LIVE BEAM 3の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部によるJBL LIVE BEAM 3のレビューを紹介しましたが、ここからは実際に商品を購入した人たちの口コミを紹介。良い口コミだけでなく、悪い口コミもまとめているので、購入を迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
JBL LIVE BEAM 3のいい口コミ
- 低音がしっかりと効いていて音楽鑑賞が楽しい
- バッテリー持ちがいい!ハイレゾ再生でも6時間以上使える
- 全体的に機能が優秀でコストパフォーマンスがいい
まず印象的だったのが、「音質がいい」「低音がしっかりと効いている」といった音質についての口コミ。JBL LIVE BEAM 3は、ピーク+PU素材の10mmドライバーを採用しており、ハイエンドモデルに負けない重低音サウンドを響かせてくれます。
また、「バッテリーが予想以上に持つ」「ハイレゾ再生で6時間以上使えた」との口コミが見られました。JBL LIVE BEAM 3は、最大48時間使えるロングバッテリーを備えているため、通勤などで毎日イヤホンを使ったり、充電の手間を減らしたい人に安心です。
JBL LIVE BEAM 3の悪い口コミ
- 風切り音が気になってしまう
- 充電ケースからイヤホンを取り出しても接続できないときがある
- スマート充電ケースで操作できる機能を増やしてほしい
一方で、「他メーカーのハイエンドモデルに比べるとノイキャンは控えめ」「風切り音が割と入ってくる」という口コミも。JBL LIVE BEAM 3は優秀なノイズキャンセリングを備えているものの、無音レベルの精度を求める人にはやや物足りない場合があるようです。
また、JBL LIVE BEAM 3には「自動でペアリングできないときがある」「スマート充電ケースでできることが少ない」といった口コミもありました。
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JBL LIVE BEAM 3のよくある質問
JBL LIVE BEAM 3はどこで購入できる?
JBL LIVE BEAM 3は急速充電に対応している?
JBL LIVE BEAM 3のリセット方法は?
JBL LIVE BEAM 3レビューまとめ
- JBL LIVE BEAM 3はJBL初のハイレゾ対応ワイヤレスイヤホン
- 液晶付きスマート充電ケースで音量やイコライザーの設定ができる
- 耳に合わせて音質を最適化できるPersoni-Fi 3.0を搭載
今回は、2024年の最新ワイヤレスイヤホン「JBL LIVE BEAM 3」をレビューしました。JBL LIVE BEAM 3は、ミドルクラスの価格ながらも、ハイエンドモデル超えの機能を搭載しているのが特徴。コスパ重視でワイヤレスイヤホンを選びたい人は、ぜひチェックしましょう。
Photo By 内田大貴