【2024年】VPNおすすめサービスを徹底比較!30社以上テストした結果とは?

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VPNを利用すると、インターネット上でのトラフィックが暗号化するため、安全にデータをやり取りすることが出来るようになります。

有料のサービスから無料のサービスまで幅広くありますが、安全性や接続速度の面から圧倒的に有料VPNサービスがおすすめです。

Picky’s編集部では、おすすめのVPNを調べるために、30社以上のプロバイダーをテストして、最高のサービスについて検証してみました!

今回、各社のVPNサービスを確認するために、120時間をかけて調査し、速度テストも合計で300回以上行っています

どのVPNの速度が速いのか、実際に海外コンテンツへの接続が出来るのかを調べた上で、セキュリティ・安全性の面で問題がないか、料金が相場に比べて高くないか、コスパが良いかといった観点を考慮して、2024年時点でのおすすめVPNサービスを選んでいます。

テストにおける最優先事項は速度と安全性ですが、VPNは海外サービスがメインのため、アプリ自体が使いやすいか、日本語でも分かりやすいサポートが受けられるかといった点も検証しています。

この記事の結論まとめ

この記事の結論を要約!

  • おすすめのVPNサービスTop3は、1位ExpressVPN、2位NordVPN、3位Surfshark。※ExpressVPNは公式サイト右上のボタンから日本語に設定変更できます。
  • 日本のVPNサービスを探している方には、MillenVPNがおすすめ。
  • 無料のVPNはおすすめしない。アプリ自体にウィルスに近いものが混じっている場合がある。良心的なサービスであっても制限が多く、回線が遅い。
  • 月額料金は400円~2000円程度。年間利用の方が料金が安いのは勿論だが、単月のみの料金はどこもかなり高い。短期間の利用であれば7日プランや15日プランがある国内産VPNのMillenVPNがおすすめ。
  • 編集部が実施したスピードテストの結果、最速はNordVPN!次いでExpressVPN遅めのVPNの場合、ダウンロード速度が50%以上低下するサービスもあるが、Nordは平均逓減率が17%という結果だった。
  • アプリが初心者でも使いやすいのはExpressVPN。速度も含めて総合的に一番性能の良いVPNサービス。
  • 値段が安くておすすめなのはSurfshark月額358円~という料金の低さは魅力。
  • VPNはウィルス対策ソフトではない。あくまでプライバシー保護とインターネット上での安全性を向上させるものであって、マルウェアなどのウィルス自体を防ぐものではない点に注意。

2024年おすすめVPNサービス

Picky’sで行ったテストについて
当メディアの編集チームは、読者にとって信頼できる最適なVPNサービスを見つけるために、何時間もかけて製品、サービス、アプリを分析およびレビューしています。VPNに関するテスト、分析、評価の方法について詳しくはこちらのVPNのテスト方法についてをご覧ください。

VPNのテスト方法について

Picky’sではVPNを評価する際に重要な項目として、プライバシー・速度・機能・料金・カスタマーサポート・アプリやツールが初心者でも使いやすいかという形に分けています。評価内容については、Picky’sのVPNレビューチームが実際にテストして分かった結果だけでなく、海外の専門家のレビューや研究内容なども考慮しています。

特に2024年の評価内容については、海外の大手メディアであるCNETにVPN専門家として協力しているAttila Tomaschek氏とMoe Long氏、Future社の運営するテクノロジーメディアであるTom’s GuideやtechradarにVPN編集者として関わっているMo Harber-Lamond氏のコメントなども参考にしています。

なおPicky’sの特徴として、なるべく初心者向けにおすすめ出来るものを探しているため、VPNについても初心者でも使いやすいサービスは評価が高くなります。

関連記事:Picky’sにおけるVPNのテスト方法について

VPN会社の管轄地域について

VPNサービスを評価する際に、運営する会社の地域を記載しています。

ExpressVPNやNordVPNはイギリス領ヴァージン諸島やパナマなどに所在地がありますが、これらの地域は法的な制限が厳しくないため、ユーザーの個人情報を守ろうとする会社側の権限が強いことを意味しています。

一見すると、アメリカの様な大きな国にある方が良さそうに見えますが、政府の権限が強い国に会社所在地があると、その国の捜査機関の命令により会社が顧客のデータなどを提出させられる可能性が高くなります。

そのためVPNサービスのセキュリティ面を評価する際は、アメリカやオランダといった政府側の権限が強い国に所在地を置いている場合はマイナス評価となり、ヴァージン諸島やパナマに所在地を置いている場合はプラスの評価としています。

Picky’sが実施したスピードテストのデータについて

  • 速度結果はMbsではなく、VPN非利用時とVPN接続時を比べて、利用時にどれだけスピードが遅くなるかで計算。
  • スピードテストはOokla社のSpeedTestを利用した際の結果一覧を記載。
  • セキュリティが怪しいサービスについてはテストから除外。
  • 平均低減率を算出する際に、接続エラーが起きたサーバーがある場合は結果から除外して「-」表記に。

なお一般的なVPNの場合、ダウンロード速度が50%以上低下することもありますが、Picky’sではダウンロード速度の低下が20%以下のVPNを最速クラスのVPNとして評価しています。

ダウンロード速度 アメリカサーバー 韓国サーバー タイサーバー イタリアサーバー 平均低減率
Nord vpn 20% 9% 16% 24% 17%
Express vpn 20% 20% 24% 37% 25%
Protonvpn 74% 44% 44% 83% 61%
Surfshark vpn 7% 83% 6% 11% 27%
Millenvpn 36% 21% 58% 74% 47%
Private internet access 70% 97%
Cyberghost vpn 21% 7% 12%
Purevpn 39% 38%
Ipvanish 34% 14% 42% 13% 26%

アップロード速度 アメリカサーバー 韓国サーバー タイサーバー イタリアサーバー 平均低減率
Nord vpn 58% 76% 77% 62% 68%
Express vpn 39% 38% 39% 46% 41%
Protonvpn 83% 26% 78% 81% 67%
Surfshark vpn 95% 96% 65% 40% 74%
Millenvpn 81% 84% 84% 98% 87%
Private internet access 72% 66%
Cyberghost vpn 53% -2% 6%
Purevpn 6% 44%
Ipvanish 57% 0% 30% 50% 34%
NordVPN公式サイト
ExpressVPN公式サイト

そもそもVPNとは?VPN接続について

VPNとはVirtual Private Networkの略称で、日本語では仮想プライベート ネットワークと言われることもあり、Web上でのアクセスをより安全に保つためのツールです。

インターネット上でのトラフィックを暗号化することで、インターネットプロバイダー側がユーザーが使用しているWebサイトやアプリを認識・追跡するのを防ぎ、Webサイトやアプリ側のほとんどがユーザーの実際の位置情報を認識できなくなるため、一部の国における地理的要因によるコンテンツブロックを回避してアクセスできるようになります。

VPNに接続した状態であれば、世界中どこにいても日本や海外のサーバーに自由に接続できるため、海外コンテンツの視聴や海外からの快適なインターネット環境の構築が出来ます。

デメリットとしては、VPNを利用した状態は通常よりも回線速度が遅くなることです。インターネットプロバイダーに直接つなぐ前に、VPNサーバーに接続するという仕組み上、どうしても速度が遅い状態になります。そのためVPNを選ぶ際は速度の低下が少ないサービスを選ぶことが重要になってきます。

※平均的にダウンロードの数値が20%減以内であれば優秀、50%以上遅くなる場合は違うサービスへの乗り換えを検討してください。

関連記事:VPN接続とは?仕組みをもっと詳しく知る

VPNのメリットについて

VPNの一番のメリットは暗号化による安全性の向上です。

通常、ネットワークに接続した際はデータが暗号化されていないので、プロバイダーをはじめとした、ネットワークにアクセス出来る人はデータの閲覧が出来てしまいます。

VPNを利用するとデータが暗号化するため、ネットワークにアクセスできる権限を持った人でもデータの読み取りには「暗号化キー」が必要になります。この暗号化キーの解除は非常に困難なため、現状ではVPNを利用すると安全性が高いと言われています。

ただし一般的によくある誤解として、VPNはウィルス対策ソフトではありません。あくまでプライバシー保護とインターネット上での安全性を向上させるものであって、マルウェアなどのウィルスを防ぐものではないので注意が必要です。

関連記事:VPNの安全性とは?セキュリティに関してもっと詳しく知る

VPNに関するよくある質問

VPNの利用は違法ですか?

いいえ、VPNの利用自体は違法ではありません。

コンピュータ上にVPNをダウンロードすること、プライバシー保護や位置偽装を目的として使用すること自体は違法ではありません。

ただしVPNが禁止・違法とされる国もあり、北朝鮮、ロシア、オマーン、ベラルーシ、トルクメニスタンなどの国が挙げられます。また、中国とイランでは政府によって認可されたVPNのみ利用可能と厳しい制限があります。

関連記事:VPNの違法性について詳しく知る

VPNをお試しで使うことは出来ますか?

VPNサービスには30日間の返金保証がついているサービスがいくつかあります。この記事でおすすめにあげたExpressVPN、NordVPN、Surfsharkはいずれも返金保証が付いていますので、興味があれば是非使ってみて下さい。

無料のVPNは危険ですか?

結論としては、無料のVPNサービスは危険が多いためあまりおすすめ出来ません。

無料VPNはセキュリティ上の脆弱性を抱えている場合が多く、せっかくVPNを使っているにも関わらず、プライバシー保護や安全性が確保されない場合があります。

また無料VPNの中には、ユーザーの閲覧データを収集して第三者に販売することで収益を上げており、これはプライバシーを保護するというVPNを使用する目的とは完全に逆の結果となっています。

最悪のケースとして、悪質な運営業者だった場合、データを盗まるだけでなくマルウェアを配布されたりする可能性もあります。

完全無料のサービスは全くおすすめ出来ませんが、機能を制限した無料プランを提供している会社の中で強いてあげるならば、記事でも紹介しているProton VPNが良いと思います。無料プランは速度こそ速くはありませんが、安全性の面からは無料帯の中では一番おすすめです。

中国でVPNは使えますか?

中国でのVPN利用は規制されており、政府から許可されていないVPNの利用は違法となります。ただ現状では旅行者などが自身の娯楽のためだけに使う場合などで摘発された話は出ていないようです。

関連記事:中国でのVPN利用とおすすめサービスについて

中国政府に対するネガティブな発信は勿論NGですが、許可されていないVPNを使って海外の仕事をすることは取り締まりの対象となる可能性があるので注意が必要です。

中国のインターネット検閲システムをVPN(仮想プライベートネットワーク)で違法に「壁越え」をしたなどとして、河北省承徳市の公安当局が、同市在住のプログラマーの男性に対し約3年間の所得105万元(約2100万円)の没収を命じる処分を言い渡し、中国内で物議を醸している。(引用:毎日新聞 – 中国のプログラマー、違法「壁越え」で処罰 重すぎる没収額に物議)

この記事の読者は個人でのVPN利用目的が多いかと思いますが、参考までに法人で中国とのインターネット接続を探している方向けのサービスもご紹介します。

アメリカに行く時のおすすめVPNは何ですか?

アメリカで利用する場合は、VPNのサーバーがアメリカにどれぐらいあるか・自身が訪れる州の近くにもあるかが重要な指標となってきます。その点から考えると、NordVPN・ExpressVPN・Private Internet Access(PIA)の3つの中か選ぶのがおすすめです。

関連記事:アメリカでおすすめのVPNについて

VPNを使って日本から海外のNetflixを見ることは出来ますか?

VPNを使った状態でNetflixを利用すること自体は可能です。

ただし、Netflixの利用規約ではVPNを使って自分のアカウントがある国以外に変えての利用や、コンテンツのライセンス外の場所での視聴についてはNGとなっています。そのためVPNを利用した場合では、全世界配信権を持っている映画やドラマのみを視聴可能と記載しています。

Netflix利用規約4-3:Netflixコンテンツにアクセスできるのは、主としてお客様がアカウントを開設した国内、および当社がメンバーシッププランを提供し当該コンテンツのライセンスを付与した地理的場所に限るものとします。利用可能なコンテンツは地理的場所によって異なり、随時変更されます。

Netflixヘルプページ – VPN経由で映画やドラマを視聴する:VPN (バーチャルプライベートネットワーク) を使うと、お使いのデバイスやネットワークが、実際の居場所とは異なる場所からNetflixに接続しているように見せることができます。VPN経由でNetflixを利用する際に視聴可能なコンテンツは、「イカゲーム」や「ストレンジャー・シングス 未知の世界」など、Netflixが全世界配信権を持っている映画やドラマのみとなります。

VPNサービス側も利用規約違反になるような使い方には触れずにNetflix対応VPNといった表記に留め、VPNを利用してもNetflixを見ることが出来るといった形での記載をしています。正直な話、ユーザーニーズから考えると非常にグレーな内容ではありますが、大手であるExpressVPNやNordVPNなどでもNetflixに対応していると記載している状態です。

Netflix側も現状では「VPN経由で映画やドラマを視聴すること」自体を違反だとして取り締まっている訳では無く、あくまでVPN利用時は全世界配信権を持っている映画やドラマのみを視聴可能で、VPNを使うとエラーが起きますよという形で技術的な観点からの取り締まりをしている状態となっています。

利用規約違反ではありますが、積極的に違法として取り締まる訳ではない状態は2016年頃から今も変わらず続いているので、しばらくはこのままの状態が続く可能性が高いと思われます。

2016年1月15日のNetflix公式ニュースより一部抜粋:「プロキシやアンブロッカーを使用なさっている方は、今後数週間以内にご自身が現在いらっしゃる国のサービスしかご利用いただけなくなります。…Netflxiのコンテンツが世界中どこでも同じように視聴できるようになり、世界中の方々がプロキシを使用せずにNetflixの全コンテンツをお楽しみいただける日が来るのを期待しております。」

VPNを使って海外のライブチケットを取れますか?

VPNを利用して海外のチケットを購入することやチケッティングを行うこと自体は可能です。

ただし注意点として、購入時にはその国の住所やマイナンバーに相当する認識番号が必要な場合もありますし、チケットを売買するサービスにおいて、国外からのアクセスを禁止していないかどうかは別途サービス毎にチェックする必要があります。

また韓国の大手チケットサイトなどでは、海外からの購入者用にグローバルページを別途設けているケースも増えています。

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