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スマートフォンに接続して映像を投影できる「スマホ対応プロジェクター」。ワイヤレスで簡単に接続できるモデルが多く、手軽に動画視聴がしたい人におすすめです。
しかし、スマホ対応プロジェクターはさまざまなメーカーから販売されており、「スマホとの接続がスムーズなプロジェクターはどれ?」「安くてスマホ対応のおすすめプロジェクターは?」と、商品選びを迷ってしまう人は多いはず。
そこで今回は、スマホ対応プロジェクターをPicky’s編集部が徹底解説。スマホ対応プロジェクターの選び方や人気商品ランキング12選、スマートフォンとの接続方法などをまとめました。おすすめメーカーも紹介しているので、最後までぜひチェックしてください。
目次
- スマホ対応プロジェクターのおすすめメーカー
- 【安い&1万円以下】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【安い&1万円以下】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング3選
- 【2~5万円の中価格帯】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキングの比較一覧表
- 【2~5万円の中価格帯】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング4選
- 【6万円以上のハイエンド】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【6万円以上のハイエンド】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング5選
- スマホの画面を映す方法は「キャスティング」と「ミラーリング」の2種類
- スマホ対応プロジェクターの選び方
- スマホ対応プロジェクターの使い方
- スマホ対応プロジェクターについてのよくある質問
- スマホ対応プロジェクターのおすすめまとめ
スマホ対応プロジェクターのおすすめメーカー
ここでは、プロジェクターの人気メーカーを紹介します。メーカーの特徴や価格相場はもちろん、おすすめのスマホ対応プロジェクターをまとめているので、商品を選ぶ前にチェックしておきましょう。
色鮮やかな3LCD式を展開する「EPSON(エプソン)」
エプソンでは、エントリーモデルからハイエンドモデル、ビジネス向けといった豊富なプロジェクターをラインナップしています。価格相場も4~30万円程度と幅があるため、自分の用途・予算に合ったモデルを選びやすいですよ。
エプソンでは、3LCD式プロジェクターを中心に取り扱っており、明るくて色鮮やかな映像を楽しめます。また、無線ミラーリングに対応したモデルが多く、ケーブルなしでスマートフォンを接続できます。
安い&小型モデルが欲しいなら「FUNLOGY(ファンロジー)」
ファンロジーは、スピーカーやプロジェクターなどの家電を取り扱う日本のブランド。家庭で使いやすいコンパクトなプロジェクターを展開しており、省スペースで設置できます。
1~4万円程度で購入できるため、安いスマホ対応プロジェクターを探している人にもおすすめ。スマートフォン以外にも、ゲーム機・ストリーミングデバイス・パソコンといったさまざまな機器と互換性があります。
高機能・高性能モデルが揃う「BenQ(ベンキュー)」
ベンキューは、モニターなどで有名な家電ブランド。ホームシアター・ビジネス・ゲーミング向けといったさまざまなプロジェクターを販売しており、高画質・高輝度のハイスペックモデルが充実しています。
AirPlayやChromecastに対応したプロジェクターが豊富で、簡単にスマホに接続できるのが魅力。価格は8~30万円と高めですが、天井投影やスリープタイマーといった機能性にも優れており、高性能なプロジェクターが欲しい人におすすめです。
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【安い&1万円以下】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 接続方法 | 投影方式 | 投影サイズ | 解像度 | 輝度 | 搭載OS | 電源方式 | スピーカー出力 | 短焦点対応 | 天井投影可 | Dolby Audio対応 | |
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![]() | Magcubic プロジェクター HY300 | ¥4,999 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/AirPlay/Miracast | - | 40~200インチ | 1,280×720 | 12,000ルーメン | Android TV | - | - | - | ○ | - |
![]() | FUNLOGY Projector | ¥9,980 Amazon楽天市場Yahoo! | USB/HDMI/Chromecast | LCD | 40~180インチ | 1,280×720 | 150ANSIルーメン | - | - | 2W | - | - | - |
![]() | HOMPOW プロジェクター | ¥7,999 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/AirPlay/MiraCast | - | 40~200インチ | 1,920×1,080 | 12,000ルクス | - | - | 15W | - | ○ | - |
1万円以下で安いスマホ対応プロジェクターのランキングです。「高解像度・高音質にこだわらない」「基本暗い部屋で視聴する」など、とにかく安く手軽にスマホの映像を大きく映したい人におすすめな商品が登場します。
【安い&1万円以下】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング3選
天井投影可!180°回転するスタンド付き
スタンド一体型のコンパクトなプロジェクター。スタンドは180°回転するので、角度を調整しやすいのはもちろん、天井投影にも対応します。ベッドやソファに寝転びながら映画鑑賞を楽しみたい人におすすめです。
投影サイズは最大200インチで、自宅で映画館気分を味わえます。最新のWi-Fi 6に対応しており、iPhoneやAndroidスマートフォンとワイヤレスで接続可能。また、Android TVを本体に搭載しているため、スマホなしでもネット動画などを視聴できます。
色鮮やかな映像を映し出すLED光源を採用
FUNLOGY(ファンロジー)から登場しているスマホ対応プロジェクター。Chromecastに対応しており、スマートフォンやタブレットのミラーリングが可能です。HDMI・USB・3.5mm端子など、その他のインターフェースも揃っています。
また、LumiRedテクノロジーを採用したLED光源を搭載。シャープで色鮮やかな映像を映し出してくれるため、映画やゲームを快適に楽しめます。実際の購入者からは、「安くて初心者にはぴったり」との口コミが見られました。
有線&無線対応!15W出力のスピーカー内蔵
2017年に設立されたHOMPOWのスマホ対応プロジェクター。AirPlayやMiracastに対応しており、スマートフォンにスムーズに接続できます。USBケーブルでの有線接続も可能で、Wi-Fi環境がない場所での使用も安心です。
また、15Wのステレオスピーカーを内蔵しており、クリアなサウンドを再生できるのが特徴。スピーカーやイヤホンを繋がなくても、高音質で映画などを楽しめますよ。リーズナブルな価格で、コストパフォーマンス重視の人にも最適です。
【2~5万円の中価格帯】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキングの比較一覧表
商品 | 最安価格 | 接続方法 | 投影方式 | 投影サイズ | 解像度 | 輝度 | 搭載OS | 電源方式 | スピーカー出力 | 短焦点対応 | 天井投影可 | Dolby Audio対応 | |
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![]() | ETOE Starfish | ¥26,249 Amazon楽天市場Yahoo! | HDMI/AirPlay/Chromecast/MiraCast | - | 最大150インチ | 1,280×720 | 300ANSIルーメン | Android TV | - | 5W | - | ○ | ○ |
![]() | Xiaomi スマートプロジェクター L1 | ¥29,980 Amazon楽天市場Yahoo! | USB/HDMI/Googlecast | LCD | 40~120インチ | 1,920×1,080 | 200ISOルーメン | Google TV | AC給電式 | 3W×2 | - | ○ | ○ |
![]() | CINEMAGE mini | ¥44,000 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/AirPlay/Miracast/Eshare | DLP | 最大180インチ | 854×480 | 120ANSIルーメン | Android TV | 充電式 | - | - | ○ | - |
![]() | ONOAYO プロジェクター AY2Pro | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI | - | 30~200インチ | 1,920×1,080 | 28,000ルーメン | - | - | - | - | - | - |
2~5万円で中価格帯のスマホ対応プロジェクターのランキングです。「ミラーリング・キャスト・AirPlayなどを使って映像を飛ばしたい」「そこそこキレイな映像で視聴がしたい」「プロジェクター本体だけでNetflixやYouTubeが見れると嬉しい」など、安さと機能性どちらも譲れないコスパ重視の人は要チェックです。
【2~5万円の中価格帯】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング4選
iPhone・Androidのどちらでも接続しやすい
Netflix公式ライセンスを取得しているスマホ対応プロジェクター。Android TVを内蔵しており、AirPlay・Chromecast・MiraCastの接続方法に対応しています。iPhone・Androidスマートフォンのどちらとも繋ぎやすく、家族みんなで使えますよ。
また、スタンド部分にLEDライトを内蔵しているのが特徴。お部屋の間接照明としても役立つのはもちろん、カラフルなライトで映画鑑賞の雰囲気が盛り上がります。。タッチセンサー式で、軽く触れるだけでライトのカラー・明るさを調整できます。
Google TV搭載!豊富な補正機能で初心者に◎
Xiaomi (シャオミ)は、スマートウォッチなどで有名な家電メーカー。Google TVを搭載しており、Netflix・YouTubeなどの動画をスマートフォンから簡単に再生できます。Googleアシスタントによる音声操作にも対応しています。
また、自動台形補正機能やオートフォーカスといった補正機能が充実しているのが特徴。初心者でも簡単かつスピーディーにきれいな映像を映し出せます。高機能ながらもリーズナブルで、コストパフォーマンス重視の人におすすめです。
業界最軽量クラス!コンパクトで持ち運び簡単
CINEMAGE miniは、手のひらサイズのスマホ対応プロジェクター。重量はわずか330gで、誰でも簡単に持ち運びできます。本体にはバッテリーを内蔵しているため、アウトドアなどの電源がない場所でも映画鑑賞を楽しめます。
また、Wi-Fi 6を採用しており、スマートフォンとの安定した接続が可能。スマホの画面をそのままミラーリングできるのはもちろん、プロジェクターのリモコンとしても使えます。チューナーなどを繋げば、プロジェクターで地上波放送の視聴が可能です。
静かなシーンでも運転音が気にならない静音設計
使い勝手にこだわったスマホ対応プロジェクター。静音性にこだわり、運転音を35dB程度に抑えています。ファンの音が気になりにくく、映画の静かなシーンでも集中力を妨げません。リモコン付きで、離れた位置から操作できるのも嬉しいですね。
また、Bluetoothの送信・受信機能に対応しているのが特徴。手持ちのワイヤレススピーカーで音を再生できるのはもちろん、スマートフォンに繋いでプロジェクターをBluetoothスピーカーとして使うことも可能です。
【6万円以上のハイエンド】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 接続方法 | 投影方式 | 投影サイズ | 解像度 | 輝度 | 搭載OS | 電源方式 | スピーカー出力 | 短焦点対応 | 天井投影可 | Dolby Audio対応 | |
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![]() | Anker Nebula Capsule 3 Laser | ¥119,900 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/Chromecast | - | 40~120インチ | 1,920×1,080 | 300ANSIルーメン | Google TV | 充電式 | 8W | - | ○ | - |
![]() | XGIMI Elfin Flip Pro | ¥69,800 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/DLNA/MiraCast | DLP | 80~150インチ | 1,920×1,080 | 400ISOルーメン | XGIMI OS | 充電式 | 3W×2 | - | - | ○ |
![]() | BenQ GV31 | ¥104,800 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/AirPlay/Googlecast | DLP | 30〜120インチ | 1,920×1,080 | 300ANSIルーメン | Android TV | 充電式 | 4W×2 | - | ○ | - |
![]() | Dangbei DBX3 Pro | ¥199,800 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/USB/HDMI/ | DLP | 40~200インチ | 3,840×2,160 | 1,800ISOルーメン | Dangbei スマート OS | - | 10W×2 | - | - | ○ |
![]() | Aladdin X2 Light | ¥99,800 Amazon楽天市場Yahoo! | Wi-Fi/AirPlay/Miracast | DLP | 40~120インチ | 1,920×1,080 | 700ANSIルーメン | Aladdin OS | - | 8W×2 | ○ | - | ○ |
ここでは6万円以上で高性能なスマホ対応プロジェクターが登場します。「明るい部屋でも視聴したい」「高画質な映像が理想」「スピーカー性能にもこだわりたい」など、自宅をホームシアター化したい人におすすめな商品が並んでいます。
【6万円以上のハイエンド】スマホ対応プロジェクターおすすめ人気ランキング5選
便利な充電式!ペットボトルサイズで持ち運びに◎
Nebula Capsule 3 Laserは、モバイルバッテリーなどで有名なAnker(アンカー)のスマホ対応プロジェクター。Google TVを搭載しており、YouTube・Prime Video・Disney+といったアプリを利用できる上、スマートフォンと簡単に接続できます。
500mlペットボトル程度のコンパクトサイズで、持ち運びしやすいのが特徴。斜めからの投影に対応した台形補正機能を備えており、お部屋の好きな場所に設置して使えますよ。充電式なので、アウトドアでプロジェクターを楽しみたい人にもおすすめです。
角度調整可!使い勝手のいいスタンド一体型
次世代プロジェクターブランドであるXGIMI(エクスジミー)のプロジェクター。独自のOSを搭載しており、iOS・Androidデバイスのミラーリングに対応しています。使い方がとても簡単で、プロジェクター初心者におすすめです。
本体は、スタンドが一体化したスタイリッシュなデザイン。スタンドは移動時に取っ手になるだけでなく、使わないときはコンパクトに折りたたみできます。最大150°の角度調整が可能で、投影方向をコントロールしやすいですよ。
AirPlay対応!寝ながら映画鑑賞したい人に◎
BenQ(ベンキュー)から登場している天井投影向けプロジェクター。最大135°の角度調整が可能で、ベッドやソファに寝ながら映画を楽しみたい人におすすめです。自動ピント調整や台形補正機能を備えており、手軽に映像を整えられます。
おしゃれなスピーカーのようなデザインで、プロジェクターの見た目にこだわりたい人にもぴったり。ころんとした丸型のフォルムがかわいらしいですね。また、AirPlay・Googlecastに対応しており、スムーズなスマホ接続が可能です。
日中のお部屋でも映像が見やすい高輝度モデル
Dangbei(ダンベイ)から登場しているスマホ対応プロジェクター。1,800ISOルーメンの輝度を備えており、日中の明るい部屋でも鮮明な映像を映し出せます。投影サイズは最大200インチで、広いリビングでテレビ代わりに使いたい人にも最適です。
スマホをミラーリングすれば、シアタールームのような大画面でゲームや動画視聴を楽しめますよ。本体には、合計出力20Wのデュアルスピーカーを内蔵。Dolby Audioに対応しており、臨場感のあるサウンドを再生してくれます。
天井に設置できるシーリング一体型プロジェクター
1台2役のシーリングライト一体型プロジェクター。普段はお部屋の照明として使えるため、プロジェクターの置き場所に悩む人におすすめです。引掛シーリングさえあれば、工事なしでお部屋の天井に取り付けられます。
独自のAladdin OSを搭載しており、動画配信サービス・キッズアプリ・エクササイズアプリといった多彩なコンテンツに対応。大人はもちろん、子どもも一緒に家族みんなで楽しめます。無線LANを内蔵しているので、スマホの接続も簡単です。
スマホの画面を映す方法は「キャスティング」と「ミラーリング」の2種類
スマートフォンの映像をプロジェクターに映す方法には、主に「キャスティング」と「ミラーリング」の2種類があります。それぞれの仕組みや使いどころを知っておくと、目的に合った使い方ができます。
- キャスティング:対応アプリの選択したコンテンツだけを映し出す。
- ミラーリング:スマートフォンの画面をそのまま映し出す。
ミラーリングは、スマートフォンに保存した動画をプロジェクターで視聴したり、ゲームを大画面で楽しみたい人におすすめ。好きな写真を表示させれば、プロジェクターをデジタルフォトフレームとして活用できます。
一方で、動画再生中に他のアプリが使えないのがミラーリングの難点。また、スマートフォンの画面をそのまま投影するため、通知も一緒に映り込んでしまいます。 動画に集中したい人は、キャスティングが可能なプロジェクターを選びましょう。
NetflixやYouTubeといったアプリに対応しており、選択したコンテンツだけをプロジェクターに投影できます。 スマートフォンの通知が写り込まないので、プライバシーの保護に役立ちますよ。
ゲームや写真の表示はできないものの、動画再生中でも他のアプリを起動でき、「映画を観ながらSNSに感想を投稿する」といった使い方も可能です。
関連記事:【小型】モバイルプロジェクターおすすめ18選!安い&iPhone接続できる製品も
スマホ対応プロジェクターの選び方

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ここからは、スマホ対応プロジェクターの選び方について紹介します。スマートフォンとの接続方法・映像の明るさ・電源方式など、使いやすいプロジェクターを見つけるためのポイントをまとめました。
無線?有線?スマホとの「接続方法」から選ぶ
スマホ対応プロジェクターの接続方法は、Wi-Fiなどで無線接続する「ワイヤレス」と、ケーブルで直接繋ぐ「有線」の2種類です。それぞれのメリット・デメリットをまとめているので、使いやすいものをチェックしてみてください。
ワイヤレス(無線):離れた位置から接続可能!充電しながらでもOK
無線LAN内蔵モデルは、スマートフォンとプロジェクターを同じWi-Fiに繋いで接続します。ケーブルいらずで、プロジェクターと離れた位置からの操作が可能。スマートフォンの充電中でも接続できるため、長編の映画やドラマを視聴したいときに便利です。
デメリットは、電波状況によって接続が不安定になりやすいこと。特に、4Kなどの高画質な映像を再生する場合、回線が悪いと画質が粗くなるケースがあります。ワイヤレスタイプが欲しい人は、安定したインターネット環境をまず整えておきましょう。

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また、MiracastやAirPlayといった無線技術に対応しているプロジェクターも多く登場しています。AndroidスマートフォンならMiracastやChromecast、iPhoneならAirPlay対応のモデルがおすすめです。
編集部
有線:接続の安定性◎付属ケーブルの有無や種類をチェックして
有線タイプは、プロジェクターとスマートフォンをケーブルで直接接続します。プロジェクターとスマートフォンを近くに置く必要はあるものの、電波状況の影響を受けず、常に高画質な映像を伝送できるのがメリットです。
スマートフォンとの接続には、「HDMI to USBケーブル」「HDMI to Lightning」などを使います。iPhoneの場合、iPhone 15以降ならUSB Type-C、iPhone 14以前ならLightning端子が採用されているため、手持ちのスマートフォンに合わせてケーブルを揃えましょう。
編集部
映像の明るさを示す「輝度」は1,000ANSIルーメン程度が◎

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輝度とは、プロジェクターの映像の明るさを示したもの。数値が大きいほど明るい映像を投影でき、くっきりと鮮明な映像を楽しめます。
輝度は「ルーメン」「ANSIルーメン」「ISOルーメン」などの複数の表記があります。「ルーメン」はメーカーごとに基準が異なるので、信頼性を重視するなら「ANSIルーメン」や「ISOルーメン」で測定している商品を選ぶとGOODです。
- ANSIルーメン:アメリカ国家規格協会が定めた規格
- ISOルーメン:スイスの国際標準化機構が定めた規格
夜やカーテンを閉め切った暗い部屋で視聴する場合は、500~1,000ANSIルーメン程度あれば十分。日中や明るい部屋で使うなら、1,500ANSIルーメン以上の高輝度プロジェクターがおすすめです。
音質にこだわるなら「スピーカー」の性能・出力に注目

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「映画や音楽ライブを高音質で楽しみたい!」という人は、プロジェクターのスピーカーにこだわりましょう。
最近では、オーディオメーカー製のスピーカーを内蔵したプロジェクターが登場しています。「Dolby Audio」などの高音質技術に対応しているモデルなら、臨場感のあるサウンドを楽しめますよ。
また、スピーカーの出力数にも注目。出力数は「W」で表記され、数値が大きいほど大音量の迫力サウンドを再生できます。6畳程度の狭い部屋なら5~15W程度で十分ですが、リビングなどの広い空間で使う場合は20W以上のプロジェクターが理想です。
編集部
「Android TV搭載」ならスマホなしでも動画視聴が可能

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Android TVなどのOSを搭載したプロジェクターは、スマートフォンに接続しなくてもNetflixなどの動画配信サービスを利用できるのが特徴。アプリストアから好きなアプリをダウンロードできるので、ゲームなどのコンテンツを楽しみたい人におすすめです。
また、Android TVはミラーリングに対応しており、スマートフォンとプロジェクターを簡単に接続できます。「スマホ対応のプロジェクターってどれ?」と悩んだら、Android TV搭載モデルをチェックするのもひとつの手です。
充電式が便利!プロジェクターの「電源方式」をチェック

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スマホ対応プロジェクターの電源方式は、「充電式」「AC給電式」の2種類です。
好きな部屋で映画を視聴したり、アウトドアでも使いたいなら、充電式のプロジェクターがおすすめ。コンパクトなポータブルタイプが多く、収納や持ち運びに困りません。こまめな充電は必要ですが、充電中に投影できるモデルも多数登場していますよ。
充電式を選ぶ場合は、「フル充電で何時間投影できるか」や「充電しながら使用可能か」も忘れずにチェックしましょう。
自宅で使う場所が決まっているなら、AC給電式の選択肢もアリ。高性能なプロジェクターが多く、画質や音質にこだわる人にぴったりです。バッテリー切れの心配がないので、ドラマやアニメの一気見にも役立ちます。
壁の近くから投影したいなら「短焦点モデル」を選ぼう!
投影距離とは、プロジェクターのレンズから壁までの距離のこと。一般的なプロジェクターでは、100インチの画面を投影するために2.5~3mほどの投影距離が必要です。大画面で映画を観たくても、お部屋によっては十分な距離を確保することが難しいでしょう。
そこでおすすめなのが、短焦点レンズ搭載のプロジェクター。通常より投影距離が短く、狭いお部屋でも大画面を投影できます。中には、約20cmの距離から100インチを投影できる超短焦点モデルもあります。
また、天井投影に対応したプロジェクターなら、壁にスペースがない家庭でも使いやすいのが魅力。寝室で投影すれば、ベッドで寝ながら映画などを楽しめます。天井投影や特殊な角度で使いたい場合は、「台形補正機能」や「天井設置モード(上下反転)」が搭載されているモデルがおすすめです。
関連記事:【安い小型も】短焦点プロジェクターおすすめ20選!近距離投影の狭い部屋向けも紹介
関連記事:1万円台で安いのも!天井に映すプロジェクターおすすめ15選!スマホ対応も登場
スマホ対応プロジェクターの使い方
ここでは、スマホ対応プロジェクターの使い方を紹介します。プロジェクターとの接続方法や投影できないときの対処方法を解説しているので、商品を購入する前に目を通しておきましょう。
スマホとプロジェクターを接続する手順
スマートフォンとプロジェクターの接続方法は簡単。今回は、Wi-Fiを使った方法とAirPlayを使った方法を紹介します。下記はあくまで一例なので、必ず商品の取扱説明書を確認してください。
- プロジェクターとスマートフォンを同じWi-Fiに接続する。
- スマートフォンの設定から「ミラーリング」などの機能を選択する。
- 機器一覧から接続したいプロジェクターを選択する。
- iPhoneとプロジェクターを同じWi-Fiに接続する。
- iPhoneのコントロールセンターから「AirPlay」を選択する。
- 機器一覧から接続したいプロジェクターを選択する。
- 表示されたパスコードを入力する。
スマホの映像がプロジェクターに映らないときは?
スマホ対応プロジェクターが映らないときは、以下の原因が考えられます。状況や接続方法に合わせて、「ケーブルを繋ぎ直す」「Wi-Fiを再接続する」などの対処を行ってください。
考えられる原因 | |
有線接続の場合 |
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無線接続の場合 |
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また、動画配信サービスによっては、不正コピーを防止するための「著作権保護機能(DRM)」が有効になっており、そもそもミラーリングができない場合があります。プロジェクターが視聴したい動画配信サービスに対応しているかを事前に確認しましょう。
スマホ対応プロジェクターについてのよくある質問
スマホ対応プロジェクターはどこで買うべき?
スマホ対応プロジェクターは100均で買える?
プロジェクター内蔵のスマホがあるって本当?
スマホ対応プロジェクターのおすすめまとめ

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- スマホ対応プロジェクターならパソコンなしで映像を投影できる
- ケーブルレスでスマホと接続できる無線LANモデルがおすすめ!
- 輝度やスピーカーの性能、電源方式などもチェックしよう
今回は、おすすめのスマホ対応プロジェクターを紹介しました。スマートフォンとWi-Fiやケーブルで簡単に接続でき、手軽に映画などを視聴できるのが魅力。ぜひこの記事をチェックして、自分にぴったりなスマホ対応プロジェクターを見つけてください。