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高精細な映像で映画やゲームを楽しめる「4Kプロジェクター」。フルHDの約4倍の解像度を誇り、大画面でスクリーン投影しても映像の美しさを損なわないのが魅力です。立体音響などの高音質モデルも多く、自宅で手軽に映画館気分を味わえます。
しかし、いざ買うとなれば「短距離から投影できる4Kプロジェクターが欲しい」「安いモデルでもきれいな4K映像は映る?」などの疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。後悔のないお買い物をするために、4Kプロジェクターの選び方や人気メーカーはチェックしておきたいですよね。
そこで今回は、「4Kプロジェクター」をPicky’s編集部が徹底解説。4Kプロジェクターの失敗しない選び方、人気商品ランキング12選などをまとめました。ぜひ本記事を読んで、自分にぴったりな4Kプロジェクターを見つけてください。
目次
プロジェクターの「ネイティブ4K」と「疑似4K」の違いを解説

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4Kプロジェクターとひとくちに言っても、「ネイティブ4K(リアル4K)」「疑似4K」など、4Kの記載方法が異なる場合があります。投影される画質に大きく影響を与える部分なので、まずは違いを理解しておきましょう。
特徴 | 商品の見分け方 | |
ネイティブ4K |
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疑似4K |
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ネイティブ4Kは、3,840×2,160の解像度を持つ本物の4K。映像の細部までを最大限に表現可能・自然で目疲れしない映像なのが特徴です。10万円後半~30万円ほどと、高価なモデルがほとんどですが、映像のキレイさは確かなもの。4Kプロジェクターを買うにあたり高画質にこだわりたい人は、ネイティブ4K一択です。
一方で、疑似4Kは「画素ずらし」という技術によって、フルHDをスクリーン上で4Kに見せかけています。人工的に画質を調節しているため、細かい部分の表現力は劣ってしまいがち。疑似4Kは、実質4K映像ではないので、ネイティブ4Kの商品に比べると10万円前後の安いものが豊富です。
4Kにこだわらず、そこそこきれいな画質を求める人やコストパフォーマンス重視の人であれば、疑似4Kのプロジェクターを選ぶのも1つの手段です。
関連記事:おすすめのホームプロジェクター24選!一人暮らし向けの小型&1万円以下で安いものも
後悔しない4Kプロジェクターの選び方

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ここでは、4Kプロジェクター選び方の中でも、特に4K映像を最大限に楽しめるためのポイントをまとめました。プロジェクターに搭載されていると便利な機能・搭載端子といった基本の選び方は記事後半にまとめているので、気になる人は併せてチェックしてくださいね。
鮮やかさ?引き締まった黒?好みの映像表現を考慮してパネルの「投影方式」をチェック
4Kプロジェクターの投影方式は、「液晶(3LCD)」「DLP」「LCOS」の3種類。まずは、それぞれの特徴とおすすめの使い方を表でまとめました。
投影方式 | 特徴 | おすすめな人・用途 |
液晶(3LCD) |
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DLP |
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LCOS |
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比較的手に取りやすいのは、液晶とDLP式のプロジェクター。安いモデルだと10万円台前半のものもあるので、なるべくコストを抑えたい人には嬉しいですね。
中でも、近年主流になりつつあるDLP式は、メリハリのある高コントラストな再現が得意。映像の黒が締まるので、映画やドラマ視聴時に立体感や没入感を味わえますよ。また、映像処理速度がスピーディーなので、スポーツ鑑賞やゲームといった動きのある映像にも最適です。
アニメやバラエティなどをよく見る人は、鮮やかな再現が得意な液晶がおすすめ。LCOSは、圧倒的な映像美を体験できますが、商品ランナップ数は少なく、価格も50万円以上と高価です。予算や好みの映像スタイルに合わせて選びましょう。
4K映像をよりきれいに表現してくれる。「最大輝度」は1,000ANSIルーメン以上が◎

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「輝度」とはプロジェクターの投影面の明るさを表したもの。輝度の値が高いほど明るい映像を投影できます。 輝度は一般的に「ルーメン」という単位で表記されますが、「ルーメン」の単位はメーカーごとに算出方法が異なるため、数値が同じでも実際の明るさに差が出てしまいます。
正確に明るさを比較して選びたいなら、「ANSIルーメン」や「ISOルーメン」の数値をチェックしましょう。ANSIルーメンはアメリカ国家規格協会・ISOルーメンは国際標準化機構によって算出方法が定められており、メーカーごとに明るさの差が出ないのが特徴です。
下記にANSIルーメン・ISOルーメンの選定基準をまとめたので選ぶ際の目安にしてください。
暗い部屋で視聴する |
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やや明るさが残るシチュエーション (日中のカーテンを閉めた部屋や 間接照明をつけた状態など) |
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没入感アップ!「コントラスト比」は100,000:1以上がベスト

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プロジェクターのコントラスト比は「映像の最も明るい白と暗い黒の輝度の比率」を表しており、数値が高いほど明暗がくっきりと出た映像を映し出せるのが特徴。また、黒色が引き締まることで、映像に立体感が出ます。
4Kプロジェクターで映画やドラマ鑑賞を楽しむなら、コントラスト比は100,000:1以上がマスト。中には、2,500,000:1の高コントラストに対応したプロジェクターもあるので、映像のメリハリ感にこだわる人はぜひチェックしてみてください。
Dolby Audio対応が◎画質だけではなく、「音質」にもこだわるとGOOD

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本格的なホームシアターを作りたいなら、プロジェクターの画質はもちろん、音質面にもこだわりましょう。
4Kプロジェクターには、立体音響技術の「Dolby Audio(ドルビーオーディオ)」に対応したモデルが豊富。映画館にも採用されている音響技術で、臨場感のあるサラウンドサウンドを再生できるのが魅力です。
また、高品質なスピーカーを内蔵しているプロジェクターを選ぶのもおすすめ。最近では、ソニーやハーマン・カードンといった有名メーカーのスピーカーを採用しているモデルもあります。
- Dolby Atmos:上下前後に加えて、音の高さを表現できるサラウンドサウンド
- DTS:X:没入感を重視し、最大32chに対応したサラウンドサウンド
- DTS-HD:ブルーレイディスク・DVDなどに採用されている高音質技術
- DTS-Studio Sound:音の広がりや奥行、移動感覚を表現できるサラウンドサウンド
4Kプロジェクターのおすすめ人気メーカー

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4Kプロジェクターの人気メーカーを紹介します。各メーカーの特徴や商品の相場、おすすめモデルなどをまとめているので、4Kプロジェクターを選ぶときの参考にしてみてください。
ラインナップが豊富な「EPSON(エプソン)」
エプソンは、長きに渡って国内トップシェアを誇るメーカー。エプソンの4Kプロジェクターはラインナップが豊富で、独自の4Kエンハンスメントテクノロジーによって4K相当の映像を投影できるモデルが人気です。
また、壁から約2.5cmの距離から80インチの大画面を投影できる短焦点モデルがあり、狭いお部屋でも大きな画面を楽しみたい人におすすめ。価格相場はエントリー・ミドルモデルが15~30万円前後、ハイエンドモデルが60~100万円前後です。
ゲーム向けシリーズを展開する「BenQ(ベンキュー)」
台湾の電機メーカーであるベンキューでは、高性能かつ高機能な4Kプロジェクターが豊富。ネイティブ4Kの出力に対応しており、画質にこだわる人にぴったりです。4Kプロジェクターは、10~40万円の比較的手頃な価格で販売されています。
また、ゲーミングモデルの「Xシリーズ」を展開しているのがベンキューの特徴。暗いシーンでの視認性を高めてくれるFPSモードや、240Hzの高リフレッシュレートなど、ゲームに適したスペック・機能が備わっています。
コスパ◎高品質スピーカー内蔵の「Anker(アンカー)」
スピーカーやモバイルバッテリーで有名なアンカーは、独自のプロジェクターシリーズ「Nebula(ネビュラ)」を展開しています。小型モバイルプロジェクターのイメージが強いメーカーですが、4K対応のプロジェクターも登場しています。
価格相場は10~25万円程度で、比較的リーズナブルに購入できるのが魅力。また、アンカーのプロジェクターは高品質スピーカーを搭載したモデルが多く、音にこだわりたい人にぴったりです。
関連記事:【最新版】ANKER プロジェクター現行全11機種を比較レビュー&ランキング形式で紹介!
関連記事:【検証レビュー】ANKERプロジェクター最上位モデル 4K対応Nebula Cosmos Maxを実際に使って検証しました!
3D対応!高性能&高機能な「SONY(ソニー)」
ソニーは、日本が誇る大手電機メーカー。独自技術を採用した4Kプロジェクターが多く、高画質な映像を投影します。また、全モデルが3Dに対応しており、専用の3Dメガネを装着することで立体感のあるリアルな映像を楽しめます。
価格は安いもので30~70万円前後、高いもので100万円以上とかなり高価ですが、ハイスペックな4Kプロジェクターが欲しい人におすすめです。
安いVS高い!4Kプロジェクターの比較
4Kプロジェクターは、10万円台で買えるモデルから50万円近いモデルまで、幅広い価格の商品があります。ここでは、安い4Kプロジェクターと高い4Kプロジェクターを比較し、それぞれがどんな人におすすめなのかをまとめました。
安い4Kプロジェクターの特徴(15万円前後のモデル)
15万円前後の4Kプロジェクターは、ほとんどが解像度3,840×2,160のネイティブ4Kに対応しています。輝度は500~1,500ANSIルーメン前後のモデルが多く、暗めの部屋で使うなら十分な性能です。
また、台形補正機能やオートフォーカス機能などの基本の補正機能をカバーしており、初心者でも操作に困らないのが特徴。さらに、OS搭載・Netflix公認のモデルも充実しているため、ネット動画も快適に楽しめますよ。
- 高画質でネット動画を視聴したい人
- 暗い部屋での使用が多い人
高い4Kプロジェクターの特徴(30万円以上のモデル)
30万円を超える4Kプロジェクターは、2,000~3,000ANSIルーメンの高輝度モデルが豊富。コントラスト比が高いモデルも多く、明るいお部屋でもくっきりと鮮明な映像を映し出せます。
また、有名メーカーのスピーカーを搭載していたり、IMAX EnhancedやDolby Atmosといった立体音響技術に対応していたりと、音質にも優れているのが特徴。さらに、スクリーンフィットや壁色補正機能の補正機能が充実しているモデルも多いです。
- 明るい部屋でプロジェクターを使いたい人
- 音質や機能性にもこだわりたい人
関連記事:Aladdin Marca Maxを実機レビュー!超短焦点・4K画質の実力を徹底検証
4Kプロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | パネルタイプ | 投影サイズ | 解像度 | 最大輝度 | コントラスト比 | リフレッシュレート | 搭載OS | 搭載端子 | オーディオ | ミラーリング機能 | Bluetooth機能 | 台形補正機能 | オートフォーカス機能 | 天井投影可 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Anker Nebula Cosmos 4K SE | ¥169,900 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 20~200インチ | 3,840×2,160 | 1,800ANSIルーメン | - | - | Google TV | HDMI×2(eARC×1)/USB Type-A×1 | Dolby Audio | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
![]() | ViewSonic ゲーミングプロジェクター PX701-4K | ¥118,800 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 30~300インチ | 3,840×2,160 | 3,200ANSIルーメン | 12,000:1 | 最大240Hz | - | HDMI×2/USB Type-A×1/AUX×1 | - | - | - | ○ | - | - |
![]() | XGIMI HORIZON Pro | Amazon¥197,890 楽天市場Yahoo! | DLP | 40~200インチ | 3,840×2,160 | 1,500ISOルーメン | - | - | Android TV | HDMI×2(eARC×1)/DC×1/USB×2/LAN×1 | Dolby Audio/DTS-Studio Sound/DTS-HD | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
![]() | JMGO N1S Ultra 4K | ¥342,980 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 40~180インチ | 3,840×2,160 | 2,800ISOルーメン | 1,600:1 | - | Google TV | HDMI×2(eARC×1)/DC×1/USB×1 | Dolby Audio/DTS-HD | ○ | - | ○ | ○ | ○ |
![]() | Dangbei DBOX02 | ¥249,800 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 60~200インチ | 3,840×2,160 | 2,450ISOルーメン | - | 60Hz | Google TV | HDMI×2(eARC×1)/USB×2/LAN×1 | Dolby Audio/DTS:X | - | ○ | ○ | ○ | - |
![]() | EPSON Dreamio ホームプロジェクター EH-TW6250 | ¥124,495 Amazon楽天市場Yahoo! | 液晶 | 40~500インチ | 1,920×1,080 ×3 | 2,800ルーメン | 35,000:1 | - | Android TV | HDMI×1/USB mini-B×1/AUX×1 | - | ○ | - | ○ | - | - |
![]() | ViewSonic 超短焦点ホームプロジェクター X1000-4K+ | ¥197,100 Amazon楽天市場Yahoo! | - | 60~150インチ | 3,840×2,160 | 1,000ANSIルーメン | 4,000,000:1 | - | - | HDMI×3/USB Type-C×1/USB Type-A×3/AUX×1 | - | ○ | ○ | - | - | - |
![]() | XGIMI HORIZON S Max 4K | ¥297,138 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 40~200インチ | 3,840×2,160 | 3,100ISOルーメン | 1,000,000:1 | - | Android TV | HDMI×1/DC×1/USB×2 | Dolby Audio/DTS:X | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
![]() | ViewSonic ゲーミングプロジェクター X1-4K | ¥159,000 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 60~150インチ | 3,840×2,160 | 2,150ANSIルーメン | 3,000,000:1 | 最大240Hz | - | HDMI×2/USB Type-A×1/USB Type-C×1/AUX×1 | - | ○ | ○ | ○ | - | - |
![]() | Dangbei DBX3 Pro 4K | ¥199,800 Amazon楽天市場Yahoo! | DLP | 40~200インチ | 3,840×2,160 | 1,800ISOルーメン | - | - | Dangbei スマート OS | HDMI×2/USB×2/LAN×1/AUX×1 | Dolby Audio/DTS-HD | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
![]() | EPSON Dreamio ホームプロジェクター EH-LS650B 4K | ¥274,282 Amazon楽天市場Yahoo! | 液晶 | 60~120インチ | 1,920×1,080 ×3 | 3,600ルーメン | 2,500,000:1 | - | Android TV | HDMI×2(eARC×1)/USB Type-A×1/USB mini-B×1/光デジタル×1 | - | ○ | ○ | - | - | - |
![]() | ViewSonic 超短焦点レーザープロジェクター X2000L-4K | ¥292,000 Amazon楽天市場Yahoo! | - | 65~150インチ | 3,840×2,160 | 2,000ANSIルーメン | 3,000,000:1 | 60Hz | - | HDMI×2/USB Type-A×2/AUX×1/イーサネットLAN×1 | Dolby Audio/DTS-HD | ○ | ○ | - | - | - |
4Kプロジェクターおすすめ人気ランキング12選
メーカー独自エンジンによる豊かな色彩表現が魅力
Nebula Cosmos 4K SEは、Anker(アンカー)から登場している4Kプロジェクター。メーカー独自のエンジン「NebulaMaster」を搭載しており、鮮やかな色彩・コントラスト表現を叶えています。色の再現性が高く、映像本来の美しさを体感できますよ。
台形補正・オートフォーカス・障害物検知など、多彩な補正機能に対応。壁色補正機能も備えており、白以外の壁に投影したい人におすすめです。また、Chromecast対応で、スマートフォンの画面をミラーリングできます。
最大240Hzの高リフレッシュレートに対応
アメリカのビジュアルディスプレイブランドであるViewSonic(ビューソニック)の4Kプロジェクター。ゲーミングモデルとして販売されており、最大240Hzの高リフレッシュレートと4.2msの低遅延性能を備えています。
また、3,200ANSIルーメンの高輝度に対応しているため、明るく鮮やかな映像を映し出せるのが特徴。日中の明るいお部屋でもゲームを楽しめます。さらに、優れた補正機能を備えており、平面だけではなく、曲面の壁にも投影可能です。
DTS-HD対応!臨場感抜群のサウンドを楽しめる
中国の実力派プロジェクターメーカーであるXGIMI(エクスジミー)の4K対応モデル。解像度3,840×2,160のネイティブ4Kに対応しており、高精細な映像を映し出します。最大200インチの投影が可能で、自宅で映画館気分を味わえますよ。
また、Harman Kardon製のスピーカーを本体に2基内蔵。Dolby AudioやDTS-HD:といった音響技術を搭載しており、迫力たっぷりのサラウンドサウンドを再生できます。4Kの高画質だけでなく、音にもこだわりたい人にぴったりですね。
天井投影OK!角度調整しやすいスタンド付き
最先端の3色レーザー光源を採用した4Kプロジェクター。LED光源よりも鮮やかな映像を投影でき、映画やゲームを臨場感たっぷりに楽しめます。輝度は2,800ISOルーメンで、使用する時間帯・シチュエーションを選びません。
また、本体にスタンドがついており、左右360°・上下135°の角度調整が可能。天井投影も可能で、自宅のさまざまな場所で使えますよ。台形補正機能やオートフォーカス機能など、簡単にきれいな映像を映し出せる機能も充実しています。
Google TV搭載!直接アプリにアクセスできる
中国のホームエンターテインメントメーカーであるDangbei(ダンベイ)の4Kプロジェクター。Google TVを搭載しており、1万以上のアプリを自由にダウンロードできます。Netflix認定モデルで、映画やアニメを手軽に楽しめますよ。
ネイティブ4Kの解像度を叶えつつ、60~200インチまでの幅広いサイズに対応しているのが特徴。また、メーカー独自のアルゴリズムを採用した台形補正機能やスクリーンフィット機能を備えており、プロジェクター初心者でも簡単に使いこなせます。
関連記事:Google TV搭載!Dangbei DBOX02を実機レビュー!画質・明るさ文句なし!
斜めの角度から投影できる優秀な補正機能付き
EPSON(エプソン)のDreamioシリーズから登場している4Kプロジェクター。独自の4Kエンハンスメントテクノロジーによって、4K相当のシャープな映像を映します。パネルは液晶式で、豊かな色彩を楽しめるますよ。
また、直感的な操作で映像を調整できる「ピタッと補正」に対応。斜めの角度からの投影にも対応しており、「家具があって正面にプロジェクターが設置できない」「投影距離を稼ぎたい」といったシーンで役立ちます。
38cmの距離から100インチの大画面を投影
ViewSonic(ビューソニック)から登場している超短焦点タイプの4Kプロジェクター。わずか38cmの距離から100インチの画面を投影できます。寝室などのスペースが限られている場所で、気軽に映画館気分を味わいたい人におすすめです。
本体には、オーディオメーカーHarman Kardon製の40Wスピーカーを搭載。また、5Wのツイータードライバーと15Wのフルレンジドライバーを内蔵しており、迫力のあるサウンドを再生します。シンプルで高級感のあるデザインも魅力的ですね。
自宅で映画館レベルの映像と音響を楽しめる!
HORIZON S Max 4Kは、XGIMI(エクスジミー)の最上位モデルにあたる4Kプロジェクター。3,100ISOルーメンの高輝度に加えて、1,000,000:1のコントラスト比を叶えているため、高精細かつ色鮮やかな映像を映し出してくれます。
また、IMAX Enhancedに対応しており、IMAXシアターのような画質と音響を楽しめるのが特徴。自宅で本格的なホームシアターを作りたい人におすすめです。さらに、スタンドが一体化しているため、自由に投影角度を調整できます。
高リフレッシュレートでFPSゲームも快適に
X1-4Kは、世界で初めてXBox認定モデルとして認められた4Kプロジェクター。パソコンで最大240Hz、PS5やXBox Series X/Sでは最大120Hzの高リフレッシュレートを実現しており、FPSゲームなどを快適に映像でプレイできます。
3,000,000:1の高コントラスト設計で、映像の明暗をリアルに表現。暗いシーンの視認性が高まるので、対人ゲームを有利に進められること間違いなしです。また、HDMIやUSB Type-Cといった豊富なインターフェースを備えているのも特徴です。
補正機能が充実!手軽に最高の映像を投影できる
ネイティブ4K解像度に対応したDangbei(ダンベイ)の4Kプロジェクター。最大200インチの投影が可能で、大画面で映画やゲームを楽しみたい人におすすめです。Dolby AudioとDTS HDに対応しており、音質にも妥協はありません。
また、自動台形補正・オートフォーカス・障害物検知といった補正機能が充実しているのが特徴。障害物検知機能では、壁の凹凸や照明のスイッチなどを自動で回避して投影してくれるため、セットアップの手間を軽減できます。
狭いお部屋でも大画面を楽しめる短焦点モデル
EPSON(エプソン)のDreamioシリーズの4Kプロジェクター。超短焦点レンズを採用しており、約14cmの至近距離から80インチの映像を映し出せます。壁に近い位置にプロジェクターを設置できるので、動線や家具の邪魔になりません。
本体には、ヤマハ製の2.1chスピーカーを内蔵。別途スピーカーを繋がなくても、高品質なサラウンドサウンドを再生でき、映像への没入感を高めてくれます。また、応答速度は20ms以下で、映像と音のズレを感じにくいのが魅力です。
Dolby Audio対応で劇場レベルの音響を実現
日本最大級のオーディオビジュアルアワードにて金賞を受賞した4Kプロジェクター。4Kの解像度とHDRに対応した4K Ultra HDによって、高精細でリアルな映像を表現します。コントラスト比や輝度も十分で、本格的なホームシアター体験が叶いますよ。
また、Dolby AudioやDTS HDなどの音響技術に対応しており、劇場レベルの音質を叶えているのが特徴。立体感のあるサウンドで、映画やゲームの臨場感を高めています。プロジェクターには見えないスタイリッシュなデザインにも注目です。
搭載端子や対応OSなど!プロジェクターの基本の選び方
ここでは、プロジェクターの基本の選び方についてご紹介します。4Kの高画質に加えて、より自分に合ったモデルを見つけたい人は要チェックです。
機器との「接続方法」と「搭載端子」をチェック

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4Kプロジェクターは、HDMIケーブルで機器と接続するのが主流。HDMI端子はほとんどのプロジェクターに備わっており、テレビ・ゲーム機・ストリーミングデバイスなどの幅広い機器に対応できます。
中には、Wi-Fi経由でスマートフォンの画面をミラーリングできる商品もありますが、ワイヤレスは4K映像の伝送に遅延が発生しやすいのが難点。画質の劣化や遅延を防ぎたいなら、安定性の高いHDMI接続がおすすめです。
また、USB Type-C端子を搭載している4Kプロジェクターは、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末との接続に便利。プロジェクターをさまざまな機器と接続したい人はぜひチェックしてみてください。
編集部
超短焦点モデルも!壁との「投影距離」を確認しよう

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4Kプロジェクターは、3,840×2,160の高解像度を活かせる大画面で楽しむのが理想。しかし、投影サイズが大きくなるほど、プロジェクターと壁の間に必要な「投影距離」も長くなるため、お部屋の広さを考慮することが大切です。
- 60インチ:150~180cm程度
- 80インチ:200~250cm程度
- 100インチ:250~300cm程度
- 120インチ:300~400cm程度
- 150インチ:400~500cm程度
「部屋が狭いけど大画面を映したい!」という人には、短焦点の4Kプロジェクターがおすすめ。一般的なプロジェクターより投影距離が短く、中には約14cmの距離から80インチの映像を映し出せる超短焦点モデルが登場しています。
また、壁に近い場所から投影できることで、プロジェクターの前を人が横切ったり、家具の配置を調整する必要がないのも短焦点プロジェクターのメリットです。
関連記事:【安い小型も】短焦点プロジェクターおすすめ20選!近距離投影の狭い部屋向けも紹介
YouTubeなどのネット動画を観るなら「OS搭載」モデルを!

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Google TV・Android TVなどのOSを搭載している4Kプロジェクターは、プロジェクター内で好きなアプリをダウンロードできるのが特徴。YouTube・Netflix・U-NEXTなどの動画配信サービスに加入している人なら、マストとも言える機能です。
OS非搭載の4Kプロジェクターでネット動画を視聴する場合、スマートフォンの画面をミラーリングしたり、Fire TVなどのデバイスを別途接続する必要があります。その点、OS搭載モデルならスマートフォンなどを使わずに、プロジェクター単体でコンテンツを楽しめますよ。
プロジェクターによっては、Netflix公認モデルが登場しています。リモコンからワンタッチでアプリを起動できるほか、Netflix推奨の色彩での視聴ができたり、高画質の映像を安定した環境で視聴できたりするのがメリットです。
簡単にきれいな映像を投影できる「自動補正機能」が便利

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プロジェクターには、さまざまな補正機能が備わっています。プロジェクターを使うたびに、手動で映像のピントやサイズを微調整するのは意外と手間。自動補正機能があれば、初心者でも手軽にきれいな映像を投影できます。
機能 | 特徴 |
台形補正機能 | 上下の傾きを検知して、自動で映像の歪みを整える。 |
オートフォーカス機能 | 映像のピントを自動で合わせる。 |
壁色補正機能 | 色付きの壁に投影した場合に、白い壁に投影したときの色合いを表現する。 |
スクリーンフィット機能 | スクリーンの枠に合わせて、映像のサイズや傾きを調整する。 |
「壁色補正機能」は、グレーなどの暗めな壁に映像を映したときに、色合いを調整してくれるのが特徴。白色の壁に投影したときに近い映像を映し出せます。
また、プロジェクターを壁ではなく、専用のスクリーンに映したい人には「スクリーンフィット機能」が便利です。スクリーンに合わせて、映像のサイズ・傾きなどを自動で整えてくれるため、手軽に映画鑑賞などを楽しめますよ。
関連記事:吊り下げ・自立式も!プロジェクタースクリーンおすすめ15選!賃貸でも使えるのは?
ゲームをプレイする人は「リフレッシュレート」にも注目

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リフレッシュレートとは、1秒間に映像が切り替わる回数を表したもの。数値が大きいほど映像をなめらかに表示でき、スピーディーな映像でもカクつきを感じにくいのが特徴です。
4Kプロジェクターで快適にゲームをしたいなら、リフレッシュレートは60Hz以上がおすすめ。また、音と映像のズレを軽減する「低遅延モード」や「ゲームモード」を搭載しているモデルなら、FPSやレースゲームなどもストレスなくプレイできます。
関連記事:【Switchを大画面で】ゲーム向けプロジェクターおすすめ16選!低遅延モデルも
4Kプロジェクターの魅力
- 高精細でリアルな映像を楽しめる
- 大画面にしても画質が劣化しにくい
- 4Kコンテンツを自宅で楽しめる
- 音質や色彩表現に優れたモデルが豊富
「画素」はプロジェクターなどの映像を構成する小さなドットのこと。また、「解像度」は画素数を縦×横を表しており、数値が大きいほど精細で鮮やかな映像を表現できます。
4Kの解像度は3,840×2,160、画素数は8,294,400ピクセル、フルHDの約4倍の画素数を誇っています。 4K対応のプロジェクターがあれば、映画やゲームを映画館のような高画質で楽しめますよ。
解像度 | 画素数 | |
4K | 3,840×2,160 | 8,294,400ピクセル |
WQXGA | 2,560×1,600 | 4,096,000ピクセル |
フルHD | 1,920×1,080 | 2,073,600ピクセル |
一般的に、プロジェクターは映像を大きくするほど粗が目立ちますが、4K対応なら大画面で映しても画質が劣化しにくいのがメリット。さらに、Dolby Atomsといった立体音響技術や、HDRなどの高性能な映像技術に対応したモデルも豊富です。
4Kプロジェクターがあれば、NetflixやYouTubeなどの4Kコンテンツを高画質で視聴できます。サービスによっては4Kプランへの加入が必要になるものの、自宅で手軽に映画館気分を味わいたい人はぜひ購入を検討してみてください。
【いらない?】4Kプロジェクターがおすすめな理由
4Kプロジェクターといえば、昔は「持て余す」「高すぎる」というイメージがありました。 しかし、4K対応のコンテンツやゲームが増えたことで、4Kプロジェクターの需要が近年高まっています。また、最近は10万円台の4Kプロジェクターも充実しており、以前より手軽に購入できます。
4Kプロジェクターの価格相場は、手頃なものだと15~30万円前後。「テレビの方が安いのでは?」と感じる人がいるかもしれませんが、4Kテレビの相場は安くて10~30万円程度なので、ある程度のスペックを求めるのであればそれほど変わりません。
「YouTubeばかりでテレビをあまり観ない」「お部屋にテレビを置きたくない」という人には、テレビより4Kプロジェクターがおすすめです。
- 4K対応の映画やゲームを楽しみたい人
- ネット動画を観る機会が多い人
- 自宅にテレビを置きたくない人
- 自宅にホームシアターを作りたい人
4Kプロジェクターについてのよくある質問
4Kプロジェクターはレンタルできる?
4Kプロジェクターから音が出ないときは?
4Kプロジェクターのおすすめまとめ

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- 4Kプロジェクターなら高解像度の映像で映画やゲームを楽しめる
- ネイティブ4Kと疑似4Kの違いを理解しておこう
- 補正機能や音質、投影距離といった画質以外の性能を確認
今回は、おすすめの4Kプロジェクターについて紹介しました。4K対応のプロジェクターがあれば、映画やゲームをより鮮やかな映像で楽しめます。ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりな4Kプロジェクターを見つけてくださいね。