【2025年】4Kプロジェクターおすすめ12選!ネイティブ・疑似などの違いも解説

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4Kプロジェクター

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高精細な映像で映画やゲームを楽しめる「4Kプロジェクター」。フルHDの約4倍の解像度を誇り、大画面でスクリーン投影しても映像の美しさを損なわないのが魅力です。立体音響などの高音質モデルも多く、自宅で手軽に映画館気分を味わえます。

しかし、いざ買うとなれば「短距離から投影できる4Kプロジェクターが欲しい」「安いモデルでもきれいな4K映像は映る?」などの疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。後悔のないお買い物をするために、4Kプロジェクターの選び方や人気メーカーはチェックしておきたいですよね。

そこで今回は、「4Kプロジェクター」をPicky’s編集部が徹底解説。4Kプロジェクターの失敗しない選び方、人気商品ランキング12選などをまとめました。ぜひ本記事を読んで、自分にぴったりな4Kプロジェクターを見つけてください。

プロジェクターの「ネイティブ4K」と「疑似4K」の違いを解説

4Kプロジェクター リアル4K

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4Kプロジェクターとひとくちに言っても、「ネイティブ4K(リアル4K)」「疑似4K」など、4Kの記載方法が異なる場合があります。投影される画質に大きく影響を与える部分なので、まずは違いを理解しておきましょう。

特徴 商品の見分け方
ネイティブ4K
  • 実際に4K(3,840×2,160)の解像度を持つ映像
  • 「3,840×2,160」「ネイティブ4K」などと明記されている
疑似4K
  • フルHDをシフト技術によって4Kに見せかけた映像
  • 安価な商品に多い
  • 「1,920×1,080 ×2」「4K相当」などと表記されている

ネイティブ4Kは、3,840×2,160の解像度を持つ本物の4K。映像の細部までを最大限に表現可能・自然で目疲れしない映像なのが特徴です。10万円後半~30万円ほどと、高価なモデルがほとんどですが、映像のキレイさは確かなもの。4Kプロジェクターを買うにあたり高画質にこだわりたい人は、ネイティブ4K一択です。

一方で、疑似4Kは「画素ずらし」という技術によって、フルHDをスクリーン上で4Kに見せかけています。人工的に画質を調節しているため、細かい部分の表現力は劣ってしまいがち。疑似4Kは、実質4K映像ではないので、ネイティブ4Kの商品に比べると10万円前後の安いものが豊富です。

4Kにこだわらず、そこそこきれいな画質を求める人やコストパフォーマンス重視の人であれば、疑似4Kのプロジェクターを選ぶのも1つの手段です。

関連記事:おすすめのホームプロジェクター24選!一人暮らし向けの小型&1万円以下で安いものも

後悔しない4Kプロジェクターの選び方

4Kプロジェクター 選び方

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ここでは、4Kプロジェクター選び方の中でも、特に4K映像を最大限に楽しめるためのポイントをまとめました。プロジェクターに搭載されていると便利な機能・搭載端子といった基本の選び方は記事後半にまとめているので、気になる人は併せてチェックしてくださいね。

鮮やかさ?引き締まった黒?好みの映像表現を考慮してパネルの「投影方式」をチェック

4Kプロジェクター 投影方式

4Kプロジェクターの投影方式は、「液晶(3LCD)」「DLP」「LCOS」の3種類。まずは、それぞれの特徴とおすすめの使い方を表でまとめました。

投影方式 特徴 おすすめな人・用途
液晶(3LCD)
  • 相場は10~30万円程度。
  • 性能と価格のバランスがいい。
  • 映像が明るく色鮮やか。
  • コストパフォーマンス重視の人
  • 明るいシーンが多い映画やアニメ鑑賞
DLP
  • 相場は10~40万円程度。
  • コントラスト表現に優れている。
  • 動きのある映像に強い。
  • メリハリのある映像を楽しみたい人
  • スポーツ鑑賞やゲーム
  • 暗いシーンが多い映画鑑賞
LCOS
  • 50~100万円程度の上位モデルに採用される。
  • 高輝度かつ高コントラスト。
  • 商品数は少なめ。
  • 価格より性能重視の人
  • 本格的なホームシアターを作りたい人

比較的手に取りやすいのは、液晶とDLP式のプロジェクター。安いモデルだと10万円台前半のものもあるので、なるべくコストを抑えたい人には嬉しいですね。

中でも、近年主流になりつつあるDLP式は、メリハリのある高コントラストな再現が得意。映像の黒が締まるので、映画やドラマ視聴時に立体感や没入感を味わえますよ。また、映像処理速度がスピーディーなので、スポーツ鑑賞やゲームといった動きのある映像にも最適です。

アニメやバラエティなどをよく見る人は、鮮やかな再現が得意な液晶がおすすめ。LCOSは、圧倒的な映像美を体験できますが、商品ランナップ数は少なく、価格も50万円以上と高価です。予算や好みの映像スタイルに合わせて選びましょう。

4K映像をよりきれいに表現してくれる。「最大輝度」は1,000ANSIルーメン以上が◎

4Kプロジェクター ルーメン

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「輝度」とはプロジェクターの投影面の明るさを表したもの。輝度の値が高いほど明るい映像を投影できます。 輝度は一般的に「ルーメン」という単位で表記されますが、「ルーメン」の単位はーカーごとに算出方法が異なるため、数値が同じでも実際の明るさに差が出てしまいます

正確に明るさを比較して選びたいなら、「ANSIルーメン」や「ISOルーメン」の数値をチェックしましょう。ANSIルーメンはアメリカ国家規格協会・ISOルーメンは国際標準化機構によって算出方法が定められており、メーカーごとに明るさの差が出ないのが特徴です。

下記にANSIルーメン・ISOルーメンの選定基準をまとめたので選ぶ際の目安にしてください。

暗い部屋で視聴する
  • 500~1,000ANSIルーメン以上
  • 1,500〜2,000ISOルーメン以上
やや明るさが残るシチュエーション
(日中のカーテンを閉めた部屋や
間接照明をつけた状態など)
  • 1,500ANSIルーメン以上
  • 2,500〜3,000ISOルーメン以上

没入感アップ!「コントラスト比」は100,000:1以上がベスト

4Kプロジェクター コントラスト比

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プロジェクターのコントラスト比は「映像の最も明るい白と暗い黒の輝度の比率」を表しており、数値が高いほど明暗がくっきりと出た映像を映し出せるのが特徴。また、黒色が引き締まることで、映像に立体感が出ます。

4Kプロジェクターで映画やドラマ鑑賞を楽しむなら、コントラスト比は100,000:1以上がマスト。中には、2,500,000:1の高コントラストに対応したプロジェクターもあるので、映像のメリハリ感にこだわる人はぜひチェックしてみてください。

Dolby Audio対応が◎画質だけではなく、「音質」にもこだわるとGOOD

4Kプロジェクター サウンド

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本格的なホームシアターを作りたいなら、プロジェクターの画質はもちろん、音質面にもこだわりましょう。

4Kプロジェクターには、立体音響技術の「Dolby Audio(ドルビーオーディオ)」に対応したモデルが豊富。映画館にも採用されている音響技術で、臨場感のあるサラウンドサウンドを再生できるのが魅力です。

「サラウンドサウンド」とは?
360℃全ての方向から音が聞こえてくる体感を味わえる音響技術。

また、高品質なスピーカーを内蔵しているプロジェクターを選ぶのもおすすめ。最近では、ソニーやハーマン・カードンといった有名メーカーのスピーカーを採用しているモデルもあります。

音質にこだわるなら下記の音響技術も要チェック!
  • Dolby Atmos:上下前後に加えて、音の高さを表現できるサラウンドサウンド
  • DTS:X:没入感を重視し、最大32chに対応したサラウンドサウンド
  • DTS-HD:ブルーレイディスク・DVDなどに採用されている高音質技術
  • DTS-Studio Sound:音の広がりや奥行、移動感覚を表現できるサラウンドサウンド

4Kプロジェクターのおすすめ人気メーカー

4Kプロジェクター おすすめメーカー

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4Kプロジェクターの人気メーカーを紹介します。各メーカーの特徴や商品の相場、おすすめモデルなどをまとめているので、4Kプロジェクターを選ぶときの参考にしてみてください。

ラインナップが豊富な「EPSON(エプソン)」

エプソンは、長きに渡って国内トップシェアを誇るメーカー。エプソンの4Kプロジェクターはラインナップが豊富で、独自の4Kエンハンスメントテクノロジーによって4K相当の映像を投影できるモデルが人気です。

また、壁から約2.5cmの距離から80インチの大画面を投影できる短焦点モデルがあり、狭いお部屋でも大きな画面を楽しみたい人におすすめ。価格相場はエントリー・ミドルモデルが15~30万円前後、ハイエンドモデルが60~100万円前後です。

ゲーム向けシリーズを展開する「BenQ(ベンキュー)」

台湾の電機メーカーであるベンキューでは、高性能かつ高機能な4Kプロジェクターが豊富。ネイティブ4Kの出力に対応しており、画質にこだわる人にぴったりです。4Kプロジェクターは、10~40万円の比較的手頃な価格で販売されています。

また、ゲーミングモデルの「Xシリーズ」を展開しているのがベンキューの特徴。暗いシーンでの視認性を高めてくれるFPSモードや、240Hzの高リフレッシュレートなど、ゲームに適したスペック・機能が備わっています。

コスパ◎高品質スピーカー内蔵の「Anker(アンカー)」

スピーカーやモバイルバッテリーで有名なアンカーは、独自のプロジェクターシリーズ「Nebula(ネビュラ)」を展開しています。小型モバイルプロジェクターのイメージが強いメーカーですが、4K対応のプロジェクターも登場しています。

価格相場は10~25万円程度で、比較的リーズナブルに購入できるのが魅力。また、アンカーのプロジェクターは高品質スピーカーを搭載したモデルが多く、音にこだわりたい人にぴったりです。

関連記事:【最新版】ANKER プロジェクター現行全11機種を比較レビュー&ランキング形式で紹介!

関連記事:【検証レビュー】ANKERプロジェクター最上位モデル 4K対応Nebula Cosmos Maxを実際に使って検証しました!

3D対応!高性能&高機能な「SONY(ソニー)」

ソニーは、日本が誇る大手電機メーカー。独自技術を採用した4Kプロジェクターが多く、高画質な映像を投影します。また、全モデルが3Dに対応しており、専用の3Dメガネを装着することで立体感のあるリアルな映像を楽しめます

価格は安いもので30~70万円前後、高いもので100万円以上とかなり高価ですが、ハイスペックな4Kプロジェクターが欲しい人におすすめです。

安いVS高い!4Kプロジェクターの比較

4Kプロジェクター 比較

4Kプロジェクターは、10万円台で買えるモデルから50万円近いモデルまで、幅広い価格の商品があります。ここでは、安い4Kプロジェクターと高い4Kプロジェクターを比較し、それぞれがどんな人におすすめなのかをまとめました。

安い4Kプロジェクターの特徴(15万円前後のモデル)

15万円前後の4Kプロジェクターは、ほとんどが解像度3,840×2,160のネイティブ4Kに対応しています。輝度は500~1,500ANSIルーメン前後のモデルが多く、暗めの部屋で使うなら十分な性能です。

また、台形補正機能やオートフォーカス機能などの基本の補正機能をカバーしており、初心者でも操作に困らないのが特徴。さらに、OS搭載・Netflix公認のモデルも充実しているため、ネット動画も快適に楽しめますよ。

安い4Kプロジェクターはこんな人におすすめ!
  • 高画質でネット動画を視聴したい人
  • 暗い部屋での使用が多い人

高い4Kプロジェクターの特徴(30万円以上のモデル)

30万円を超える4Kプロジェクターは、2,000~3,000ANSIルーメンの高輝度モデルが豊富。コントラスト比が高いモデルも多く、明るいお部屋でもくっきりと鮮明な映像を映し出せます。

また、有名メーカーのスピーカーを搭載していたり、IMAX EnhancedやDolby Atmosといった立体音響技術に対応していたりと、音質にも優れているのが特徴。さらに、スクリーンフィットや壁色補正機能の補正機能が充実しているモデルも多いです。 

高級4Kプロジェクターはこんな人におすすめ!
  • 明るい部屋でプロジェクターを使いたい人
  • 音質や機能性にもこだわりたい人

関連記事:Aladdin Marca Maxを実機レビュー!超短焦点・4K画質の実力を徹底検証

4Kプロジェクターおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格パネルタイプ投影サイズ解像度最大輝度コントラスト比リフレッシュレート搭載OS搭載端子オーディオミラーリング機能Bluetooth機能台形補正機能オートフォーカス機能天井投影可
Anker Nebula Cosmos 4K SE¥169,900 Amazon楽天市場Yahoo!DLP20~200インチ3,840×2,1601,800ANSIルーメン--Google TVHDMI×2(eARC×1)/USB Type-A×1Dolby Audio-
ViewSonic ゲーミングプロジェクター PX701-4K¥118,800 Amazon楽天市場Yahoo!DLP30~300インチ3,840×2,1603,200ANSIルーメン12,000:1最大240Hz-HDMI×2/USB Type-A×1/AUX×1-----
XGIMI HORIZON ProAmazon¥197,890 楽天市場Yahoo!DLP40~200インチ3,840×2,1601,500ISOルーメン--Android TVHDMI×2(eARC×1)/DC×1/USB×2/LAN×1Dolby Audio/DTS-Studio Sound/DTS-HD-
JMGO N1S Ultra 4K¥342,980 Amazon楽天市場Yahoo!DLP40~180インチ3,840×2,1602,800ISOルーメン1,600:1-Google TVHDMI×2(eARC×1)/DC×1/USB×1Dolby Audio/DTS-HD-
Dangbei DBOX02¥249,800 Amazon楽天市場Yahoo!DLP60~200インチ3,840×2,1602,450ISOルーメン-60HzGoogle TVHDMI×2(eARC×1)/USB×2/LAN×1Dolby Audio/DTS:X--
EPSON Dreamio ホームプロジェクター EH-TW6250¥124,495 Amazon楽天市場Yahoo!液晶40~500インチ1,920×1,080 ×32,800ルーメン35,000:1-Android TVHDMI×1/USB mini-B×1/AUX×1----
ViewSonic 超短焦点ホームプロジェクター X1000-4K+¥197,100 Amazon楽天市場Yahoo!-60~150インチ3,840×2,1601,000ANSIルーメン4,000,000:1--HDMI×3/USB Type-C×1/USB Type-A×3/AUX×1----
XGIMI HORIZON S Max 4K¥297,138 Amazon楽天市場Yahoo!DLP40~200インチ3,840×2,1603,100ISOルーメン1,000,000:1-Android TVHDMI×1/DC×1/USB×2Dolby Audio/DTS:X
ViewSonic ゲーミングプロジェクター X1-4K¥159,000 Amazon楽天市場Yahoo!DLP60~150インチ3,840×2,1602,150ANSIルーメン3,000,000:1最大240Hz-HDMI×2/USB Type-A×1/USB Type-C×1/AUX×1---
Dangbei DBX3 Pro 4K¥199,800 Amazon楽天市場Yahoo!DLP40~200インチ3,840×2,1601,800ISOルーメン--Dangbei スマート OSHDMI×2/USB×2/LAN×1/AUX×1Dolby Audio/DTS-HD-
EPSON Dreamio ホームプロジェクター EH-LS650B 4K¥274,282 Amazon楽天市場Yahoo!液晶60~120インチ1,920×1,080 ×33,600ルーメン2,500,000:1-Android TVHDMI×2(eARC×1)/USB Type-A×1/USB mini-B×1/光デジタル×1----
ViewSonic 超短焦点レーザープロジェクター X2000L-4K¥292,000 Amazon楽天市場Yahoo!-65~150インチ3,840×2,1602,000ANSIルーメン3,000,000:160Hz-HDMI×2/USB Type-A×2/AUX×1/イーサネットLAN×1Dolby Audio/DTS-HD---

4Kプロジェクターおすすめ人気ランキング12選

関連記事:Google TV搭載!Dangbei DBOX02を実機レビュー!画質・明るさ文句なし!

搭載端子や対応OSなど!プロジェクターの基本の選び方

ここでは、プロジェクターの基本の選び方についてご紹介します。4Kの高画質に加えて、より自分に合ったモデルを見つけたい人は要チェックです。

機器との「接続方法」と「搭載端子」をチェック

4Kプロジェクター 接続方法

出典:benq.com

4Kプロジェクターは、HDMIケーブルで機器と接続するのが主流。HDMI端子はほとんどのプロジェクターに備わっており、テレビ・ゲーム機・ストリーミングデバイスなどの幅広い機器に対応できます

中には、Wi-Fi経由でスマートフォンの画面をミラーリングできる商品もありますが、ワイヤレスは4K映像の伝送に遅延が発生しやすいのが難点。画質の劣化や遅延を防ぎたいなら、安定性の高いHDMI接続がおすすめです。

また、USB Type-C端子を搭載している4Kプロジェクターは、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末との接続に便利。プロジェクターをさまざまな機器と接続したい人はぜひチェックしてみてください。

編集部

Bluetooth機能を備えている4Kプロジェクターは、ワイヤレスヘッドホンやスピーカーでプロジェクターの音を再生できるのが特徴。1人でじっくり映画を楽しみたい人や、お気に入りのスピーカーを使いたい人におすすめです。

超短焦点モデルも!壁との「投影距離」を確認しよう

4Kプロジェクター 投影距離

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4Kプロジェクターは、3,840×2,160の高解像度を活かせる大画面で楽しむのが理想。しかし、投影サイズが大きくなるほど、プロジェクターと壁の間に必要な「投影距離」も長くなるため、お部屋の広さを考慮することが大切です。

一般的なプロジェクターの投影距離の目安
  • 60インチ:150~180cm程度
  • 80インチ:200~250cm程度
  • 100インチ:250~300cm程度
  • 120インチ:300~400cm程度
  • 150インチ:400~500cm程度

「部屋が狭いけど大画面を映したい!」という人には、短焦点の4Kプロジェクターがおすすめ。一般的なプロジェクターより投影距離が短く、中には約14cmの距離から80インチの映像を映し出せる超短焦点モデルが登場しています。

また、壁に近い場所から投影できることで、プロジェクターの前を人が横切ったり、家具の配置を調整する必要がないのも短焦点プロジェクターのメリットです。

関連記事:【安い小型も】短焦点プロジェクターおすすめ20選!近距離投影の狭い部屋向けも紹介

YouTubeなどのネット動画を観るなら「OS搭載」モデルを!

4Kプロジェクター Android

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Google TV・Android TVなどのOSを搭載している4Kプロジェクターは、プロジェクター内で好きなアプリをダウンロードできるのが特徴。YouTube・Netflix・U-NEXTなどの動画配信サービスに加入している人なら、マストとも言える機能です。

OS非搭載の4Kプロジェクターでネット動画を視聴する場合、スマートフォンの画面をミラーリングしたり、Fire TVなどのデバイスを別途接続する必要があります。その点、OS搭載モデルならスマートフォンなどを使わずに、プロジェクター単体でコンテンツを楽しめますよ

プロジェクターによっては、Netflix公認モデルが登場しています。リモコンからワンタッチでアプリを起動できるほか、Netflix推奨の色彩での視聴ができたり、高画質の映像を安定した環境で視聴できたりするのがメリットです。

簡単にきれいな映像を投影できる「自動補正機能」が便利

4Kプロジェクター 補正機能

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プロジェクターには、さまざまな補正機能が備わっています。プロジェクターを使うたびに、手動で映像のピントやサイズを微調整するのは意外と手間。自動補正機能があれば、初心者でも手軽にきれいな映像を投影できます

機能 特徴
台形補正機能 上下の傾きを検知して、自動で映像の歪みを整える。
オートフォーカス機能 映像のピントを自動で合わせる。
壁色補正機能 色付きの壁に投影した場合に、白い壁に投影したときの色合いを表現する。
スクリーンフィット機能 スクリーンの枠に合わせて、映像のサイズや傾きを調整する。

「壁色補正機能」は、グレーなどの暗めな壁に映像を映したときに、色合いを調整してくれるのが特徴。白色の壁に投影したときに近い映像を映し出せます。

また、プロジェクターを壁ではなく、専用のスクリーンに映したい人には「スクリーンフィット機能」が便利です。スクリーンに合わせて、映像のサイズ・傾きなどを自動で整えてくれるため、手軽に映画鑑賞などを楽しめますよ。

関連記事:吊り下げ・自立式も!プロジェクタースクリーンおすすめ15選!賃貸でも使えるのは?

ゲームをプレイする人は「リフレッシュレート」にも注目

4Kプロジェクター ゲーム

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リフレッシュレートとは、1秒間に映像が切り替わる回数を表したもの。数値が大きいほど映像をなめらかに表示でき、スピーディーな映像でもカクつきを感じにくいのが特徴です。

4Kプロジェクターで快適にゲームをしたいなら、リフレッシュレートは60Hz以上がおすすめ。また、音と映像のズレを軽減する「低遅延モード」や「ゲームモード」を搭載しているモデルなら、FPSやレースゲームなどもストレスなくプレイできます。

関連記事:【Switchを大画面で】ゲーム向けプロジェクターおすすめ16選!低遅延モデルも

4Kプロジェクターの魅力

4Kプロジェクター 魅力

  • 高精細でリアルな映像を楽しめる
  • 大画面にしても画質が劣化しにくい
  • 4Kコンテンツを自宅で楽しめる
  • 音質や色彩表現に優れたモデルが豊富

「画素」はプロジェクターなどの映像を構成する小さなドットのこと。また、「解像度」は画素数を縦×横を表しており、数値が大きいほど精細で鮮やかな映像を表現できます。

4Kの解像度は3,840×2,160、画素数は8,294,400ピクセル、フルHDの約4倍の画素数を誇っています。 4K対応のプロジェクターがあれば、映画やゲームを映画館のような高画質で楽しめますよ。 

解像度 画素数
4K 3,840×2,160 8,294,400ピクセル
WQXGA 2,560×1,600 4,096,000ピクセル
フルHD 1,920×1,080 2,073,600ピクセル

一般的に、プロジェクターは映像を大きくするほど粗が目立ちますが、4K対応なら大画面で映しても画質が劣化しにくいのがメリット。さらに、Dolby Atomsといった立体音響技術や、HDRなどの高性能な映像技術に対応したモデルも豊富です。

4Kプロジェクターがあれば、NetflixやYouTubeなどの4Kコンテンツを高画質で視聴できます。サービスによっては4Kプランへの加入が必要になるものの、自宅で手軽に映画館気分を味わいたい人はぜひ購入を検討してみてください。

【いらない?】4Kプロジェクターがおすすめな理由

4Kプロジェクター おすすめ

4Kプロジェクターといえば、昔は「持て余す」「高すぎる」というイメージがありました。 しかし、4K対応のコンテンツやゲームが増えたことで、4Kプロジェクターの需要が近年高まっています。また、最近は10万円台の4Kプロジェクターも充実しており、以前より手軽に購入できます。

4Kプロジェクターの価格相場は、手頃なものだと15~30万円前後。「テレビの方が安いのでは?」と感じる人がいるかもしれませんが、4Kテレビの相場は安くて10~30万円程度なので、ある程度のスペックを求めるのであればそれほど変わりません

「YouTubeばかりでテレビをあまり観ない」「お部屋にテレビを置きたくない」という人には、テレビより4Kプロジェクターがおすすめです。

4Kプロジェクターはこんな人におすすめ!
  • 4K対応の映画やゲームを楽しみたい人
  • ネット動画を観る機会が多い人
  • 自宅にテレビを置きたくない人
  • 自宅にホームシアターを作りたい人

4Kプロジェクターについてのよくある質問

4Kプロジェクター よくある質問

4Kプロジェクターはレンタルできる?

レンタルサービスによっては4Kプロジェクターの貸し出しを行っています。レンタルサービスは、イベントで短期間だけ使用したり、購入前にお試しで使ってみたりしたいときに便利。気になる人はぜひ利用してみてください。

4Kプロジェクターから音が出ないときは?

まず、プロジェクターの音量が0、もしくはミュートになっていないかを確認します。また、4Kプロジェクターをパソコンと接続している場合は、パソコン側の音声出力先をプロジェクターに変更してください。

4Kプロジェクターのおすすめまとめ

4Kプロジェクター まとめ

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  • 4Kプロジェクターなら高解像度の映像で映画やゲームを楽しめる
  • ネイティブ4Kと疑似4Kの違いを理解しておこう
  • 補正機能や音質、投影距離といった画質以外の性能を確認

今回は、おすすめの4Kプロジェクターについて紹介しました。4K対応のプロジェクターがあれば、映画やゲームをより鮮やかな映像で楽しめます。ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりな4Kプロジェクターを見つけてくださいね。

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