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Aladdin Xから2025年1月に登場した「Aladdin Marca Max(アラジン マルカ マックス)」。壁から約18cm離すだけで100インチの大画面を投影できる超短焦点プロジェクターです。4Kの高画質や臨場感のある立体音響に対応しており、映画やゲームを大迫力で楽しめます。
しかし、いざ購入を検討してみると、「本当に近距離からきれいに映像を映せるの?」「Aladdin Marca Maxならではの魅力は?」と、気になることは多いはず。買ってから後悔しないために、商品のスペックや使い心地をチェックしておきたいですよね。
そこで今回は、「Aladdin Marca Max」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使って、良かった点・気になる点を本音でレビューしました。Aladdin Marca Maxがどんな人におすすめなのかも紹介するので、ぜひ最後までお見逃しなく!
目次
Aladdin Marca Maxレビュー結果




プロジェクター市場で高いシェアを誇る人気メーカー「Aladdin X(アラジン エックス)」。今回でレビューするのは、超短焦点プロジェクターとして2025年1月に登場した「Aladdin Marca Max」です。
まずは、Picky’s編集部によるAladdin Marca Maxの総合評価をチェックしましょう。サイズや画質だけでなく、音質・接続のしやすさ・アプリの種類といった独自の項目で商品を評価しています。
サイズ・重量 | ○ |
デザイン | ◎ |
画質 | ◎ |
MEMC機能 | ◎ |
短焦点投影 | ◎ |
接続・初期設定 | ◎ |
音質 | ◎ |
動作音 | ◎ |
アプリ | ◎ |
ゲームモード | ◎ |
4Kでの外部入力 | ◎ |
Aladdin Mic2(カラオケ用マイク) | ◎ |
高評価だったポイント:納得の高画質!豊富なアプリが嬉しい
- 超近距離からでもきれいに大画面が投影できた
- 4Kに対応でハイクオリティなホームシアターが楽しめる
- おしゃれなデザインで置きっぱなしにしても◎
- ゲームアプリが豊富で家族みんなで遊べる
まず注目したのが、映像の画質の良さ。Aladdin Marca Maxは4K(3840×2160)の解像度や2,500ANSIルーメンの高輝度に対応しているだけあって、明るい部屋でもくっきりと明るい映像を映し出せます。
おしゃれなデザインとカラーで、部屋に置きっぱなしにしやすいのも高ポイント。また、対応しているアプリのラインナップが充実しており、ゲームや映像コンテンツなどを家族みんなで楽しめる点が魅力的でした。
微妙だったポイント:超短焦点なので設置場所は限定される
- 超短焦点設計により置き場所が限られる
- 自動補正機能の性能はまずまず
Aladdin Marca Maxは超短焦点プロジェクターとして、壁から約18cm離すだけで投影ができますが、逆に壁から18cm以上離した場合は壁ではなく天井に映像が投影されました。投影したい壁付近に家具などを設置している人は、インテリアの配置を考慮する必要がありそうです。
また、気になったのは補正機能の精度。Aladdin Marca Maxは台形補正機能を備えていますが、投影角度によっては十分な効果を得られませんでした。自動補正が失敗した場合は、手動でズレを補正する必要があります。
Aladdin Marca Maxを買うべき人
- 高性能なプロジェクターが欲しい人
- 手狭な空間で大画面を楽しみたい人
- 立体的なサウンドにこだわりたい人
- プロジェクターでゲームを楽しみたい人
- 子どもの遊びや知育に役立てたい人
Aladdin Marca Maxは、0.177:1の投射比を備えた超短焦点プロジェクター。4Kの高解像度や約18cmからの近距離投影に対応しており、「ハイスペックなホームプロジェクターが欲しい」「狭い場所でも大画面で映画が観たい」という人におすすめです。
また、Aladdin Marca MaxはOSを搭載しており、さまざまなアプリを利用できるのが特徴。「日本地図」「スイカゲーム」など、知育アプリやゲームアプリが豊富に揃っているので、子どもも大人も一緒に家族みんなで楽しめるでしょう。
Aladdin Marca Maxをおすすめしない人
- 安いプロジェクターが欲しい人
- 100インチの大画面を投影できる壁が自宅にない人
一方で、Aladdin Marca Maxは高い性能を備えている分、価格が30万円以上と高め。初めてプロジェクターを購入する人や、コストパフォーマンス重視で商品をチョイスしたい人だとやや手が出しづらいかもしれません。
また、Aladdin Marca Maxは100インチの大画面を映し出せるのが魅力の1つですが、実際のところ100インチはかなり大きいです。自宅に投影できる広い壁がない人は、他のプロジェクターをチェックしてみるのが良さそうです。
Aladdin Marca Maxのスペック
ここでは、Aladdin Marca Maxの基本スペックを紹介します。搭載機能や注目ポイントを下記にまとめているので、レビューを読む前にチェックしておきましょう。
価格 | 379,800円 |
ディスプレイ方式 | DLP |
光源 | レーザー |
輝度 | 2500 ANSIルーメン |
解像度 | 3840×2160 |
色域カバー率 | DCI-P3 99% |
推奨投影サイズ | 90~150インチ |
無線接続 |
|
CPU | MT9669 |
OS | Aladdin OS(Android 9.0) |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
入力端子 |
|
出力端子 |
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消費電力 | 180W |
スピーカー |
|
サイズ | 14.4×51×27cm |
重量 | 7.9kg |
IMAX Enhanced | ○ |
Dolby Vision | ○ |
- 自動台形補正機能
- 凸凹自動補正機能
- MEMC(フレーム補完処理)機能
- オートフォーカス
- 壁色自動適応機能
- インテリジェント アイ・プロテクション
- ゲームモード
ポイント1:約18cmの距離から4K&100インチの大画面を投影可能
Aladdin Marca Maxは、メーカーが誇る超短焦点プロジェクターです。0.177:1の投射比によって、約18cmの距離から100インチの大型スクリーンを投影可能。4Kにも対応しており、大画面を高画質で楽しめます。
また、映画館と同等の映像・音質を再現できる「IMAX Enhanced」や、メリハリのある色彩表現が可能な「Dolby Vision」を認証していて、音質に優れているのが特徴。Aladdin Marca Maxはあれば、自宅のリビングが本格的なシアタールームに生まれ変わります。
ポイント2:対応アプリが豊富!子どもも大人も家族みんなで楽しめる
Aladdin Marca MaxはAladdin OSを搭載しており、本体のストレージに好きなアプリをダウンロードできます。
「TVer」「Hulu」「U-NEXT」といった人気の動画配信サービスに加えて、5,000万曲以上を再生できる「Spotify」にも対応。また、お家カラオケや子どもの絵本アプリなどもラインナップされているため、家族みんなで楽しめますよ。
Aladdin Marca Max搭載アプリ一例
インテリア |
|
キッズアプリ |
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ライフスタイル |
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【実機で検証】Aladdin Marca Maxを徹底レビュー
Aladdin Marca Maxの同封品
- Aladdin Marca Max本体
- 電源コード
- リモコン
- リモコン用電池×2
- 取扱説明書
サイズ・重量は大きめ、事前に置き場所は要チェック
Aladdin Marca Maxは、ホームプロジェクターとしてはサイズは大きめ。幅は50cm以上あり、設置にはある程度のスペースが必要です。
また、本体は7.9kgで、ずっしりとした重さがあります。女性スタッフでも持ち上げることはできますが、頻繁に持ち運ぶのは少々大変。とはいえ、据え置きのプロジェクターとして使うのであれば特に不便はないでしょう。
インテリアに馴染む色&おしゃれなデザインが嬉しい
まず印象的だったのは、本体のデザイン。Aladdin Marca Maxにはサステナブルな再生素材が使われていますが、安っぽさはなく、高級スピーカーのような外観に仕上がっています。上品なグレーカラーも洗練されたデザインを引き立ててくれます。


電源オフの状態ではレンズがカバーで隠れているため、インテリアに違和感なく馴染む上、レンズがほこりに被らないのが嬉しいポイント。電源を入れてもレンズの主張は控えめで、見た目がすっきりしています。
また、Aladdin Marca Maxはリモコンのデザインも統一されています。出しっぱなしにしても生活感が出にくく、インテリアにこだわっている人には魅力的。ボタンレイアウトはシンプルで、スムーズに使いこなせました。
起動&立ち上がりが超スピーディー!初期設定も簡単
Aladdin Marca Maxの電源を入れてみると、立ち上がりが非常にスムーズ。リモコンを押したときの反応も速く、文字入力や各種設定がサクサクと進みました。電源を入れてから映像を映し出すまでがスピーディーで、ストレスがありません。
初期設定は、アラジンアカウントがあればすぐに完了。アラジンアカウントを持っていない場合でも、メールアドレスを登録するだけで簡単に作成できます。また、分かりやすい取扱説明書が付属しているため、初めてプロジェクターを使う人でも戸惑うことなく設定できそうだなと感じました。
輝度は十分!日中でも高画質で明るい映像を映し出せた
ここからは、Aladdin Marca Maxで実際に映像を投影し、「明るくても映像は見やすいか?」「画質はきれいか?」といった点をチェックしていきます。 今回は、「日中のブラインドを開けた状態」「日中のブラインドを閉めた状態」「夕暮れの若干明るい状態」の3パターンで検証しました。
日中でもブラインドを閉めれば十分見やすい
「日中のブラインドを閉めた状態」では白飛びはなく、くっきりとした映像を投影できました。部屋を真っ暗にする必要がないので、目への負担が少ないのが嬉しいポイント。子どものテレビ・ゲーム用として安心して使えます。
一方、「日中のブラインドを開けた状態」だと、スクリーンの明るさは十分にあるものの、窓からの光が当たった部分が白飛びしてしまうため、若干見づらさを感じます。とはいえ、ブラインドを開けていても、直接光が当たらなければ問題なく視聴はできました。
夕方以降はかなり鮮明な映像を楽しめる
「夕暮れの若干外が明るい状態」では、日中のブラインドを閉めた状態よりもさらにくっきりと鮮明な映像を楽しめました。夜は室内の照明をつけていても映像が見やすく、Aladdin Marca Maxの輝度は十分だと感じました。
至近距離からの投影でも歪まない!
Aladdin Marca Maxの注目ポイントは、17.8cmの短距離で100インチのスクリーンを投影できること。実際に試してみると、真上に近い角度の壁に映像を映し出せました。スクリーンが歪んだり、端の方が欠けてしまったりすることもなく、手狭なお部屋でも美しい大画面を楽しめます。
壁から離しての投影はできない
至近距離からの投影はかなり優秀なのに対し、壁から少し離すと、映像が天井に投影されてしまうので注意。Aladdin Marca Maxは、「どこからでも映せる」というより、「至近距離から投影できるプロジェクター」として活躍してくれます。
Google TVなどの外部入力で4K超高画質映像を投影できる
Aladdin Marca Maxで4K映像を投影するには、TVチューナー経由でコンテンツを再生するか、外部機器を接続する必要があります。検証では、「Google TV Stick 4K」を使用しました。
- Aladdin Marca MaxのHDMI端子にGoogle TVを差し込む。
- 設定画面の「HDMI接続」から「接続済み」を選択する。
- Google TVの画面が表示されたら、再生したいアプリを選択する。
- 自分のアカウントでログインし、再生したい映像を選ぶ。
4Kの画質は格段にきれい!
実際に4K映像を再生してみると、映像の解像度やコントラストの美しさが段違い。接続は特に難しい操作はなく、普段からGoogle TVやFire TVなどのデバイスを使っている人であれば戸惑うことはないでしょう。
フレームを補完してくれるMEMC機能で映像がなめらかに
Aladdin Marca Maxにはフレームを補完するMEMC機能が備わっており、スポーツやゲームといったスピーディーな映像をなめらかに表示してくれます。映像視聴をしていてもカクツキなどは感じず、テレビを見ているのと遜色ない体感です。
その他の映像機能も検証!
Aladdin Marca Maxには、その他にもさまざまな映像機能が搭載されています。それぞれの使用感をまとめました。
インテリジェント アイ・プロテクション
インテリジェント アイ・プロテクションは、レンズとスクリーンの間に障害物を検知したときに自動で輝度を下げる機能。子どもが近付いたり、近距離で本体を操作したりしたいときに目への負担・眩しさを軽減してくれます。
ただ、今回の検証では、レンズを手で覆った場合は反応するものの、横からゆっくり近づく程度だと反応せず、スタッフが横から近づいたときに眩しさを感じることがありました。Aladdin Marca Maxは超至近距離から投影をするため、プロジェクターの前を横切るといったシーンはないですが、本体に近づいて操作するときは注意してください。
自動台形補正機能
自動台形補正は、斜めの角度から映像を投影したときに、スクリーンを自動で長方形に整えてくれる機能のこと。障害物や家具があるなどの理由で、正面以外の位置にAladdin Marca Maxを置きたいときに重宝します。
しかし、壁に対して角度をつけすぎると、自動補正は失敗。やや斜めの角度であれば問題なく補正できましたが、若干投影位置が横にズレました。Aladdin Marca Maxは超短焦点で壁に並行に設置しやすいため、補正機能を必要とするシーンは多くなさそうですが、どうしても自動補正が失敗するときは手動でズレを直すのも1つの手段です。
ゲームモード
Aladdin Marca Maxには、映像の遅延を抑えるゲームモードを搭載しています。プロジェクターでPS5などのゲームをしたい人におすすめの機能。検証では、大画面で「テトリス」や「クロッシーロード」などを快適にプレイできました。カクつくこともなかったので、夢中でゲームを楽しめること間違いなしです。
音質◎迫力ある低音で、映画や音楽の臨場感がアップ
Aladdin Marca Maxには、Harman Kardon製のスピーカーを内蔵しています。合計出力は80W&立体音響を叶える「Dolby Audio」を搭載しているため、臨場感たっぷりのパワフルサウンドを再生できます。
実際に使ってみると、低音域がしっかりと響き、映画やドラマの迫力が増しました。音楽鑑賞にもぴったりの高音質で、家事中にお気に入りのプレイリストを流す、YouTubeでMVを再生しておくといった使い方も楽しめます。
動作音はかなり静か、コンテンツに集中できる
プロジェクターを購入する上で、気になるのがファンの動作音。Aladdin Marca Maxは静音性に優れており、使用中のストレスがありません。「プロジェクターをテレビ代わりにしたい」「おしゃれな映像を常に再生しておきたい」という人に嬉しいですね。
アプリが豊富で子どもも夢中に!
OSを搭載しているAladdin Marca Maxは、20種類以上から好きなアプリを自由にダウンロード可能。「スイカゲーム」などの人気ゲームに対応しており、編集部スタッフも夢中になってしまいました。
他にも、一部は有料ですが「カラオケ2.0」「マジカルスケッチ」などオリジナルのエンタメアプリを搭載。子どもの学習・家族向けには「おうち美術館」「世界の絵本」といったアプリが入っており、日常生活をより充実させてくれそうです。
おうち美術館
カレンダー
壁時計
インテリアの一部として映えるスクリーン投影の種類も豊富です。映像を見るときだけでなく、1日中活躍してくれますよ。
【検証】カラオケマイク「Aladdin Mic2」も使ってみた
今回は、カラオケ用マイク「Aladdin Mic2」も一緒に検証しました。Aladdin Marca Maxのカラオケアプリは月額500円の利用料金がかかりますが、1日10分だけ無料体験ができます。
使い方は簡単!エコー効果もあり、気軽にカラオケ気分を味わえる
Aladdin Mic2の使い方は簡単で、付属のUSBケーブルをAladdin Marca Maxに差し込むだけで接続完了。本体にはボリュームダイヤルが備わっており、歌いながら音量を調整できます。
最初、エコーはやや控えめかな?感じましたが、マイクを口に近づけてしっかりと声を入れると効果が感じられました。カラオケアプリは有料ですが、自宅で気軽にカラオケ気分を味わえるのは魅力的ですね。
最新曲が充実!音程バーの表示も嬉しい
カラオケ中は画面に音程バーが表示され、本格的なカラオケ気分を味わえました。最新曲も収録されており、子どもも大人も十分に楽しめそうです。
音声アシスタント機能が便利
Aladdin Mic2は、音声アシスタント機能に対応しています。はっきりゆっくりと話さないと反応しないこともありましたが、マイクに話しかけるだけでAladdin Marca Maxを操作でき、音量の調整や楽曲の検索ができるため便利です。
Aladdin Marca Maxのよくある質問
Aladdin Marca Maxはどこで購入できる?
Aladdin Marca Maxは壁や天井に設置できる?
Aladdin Marca Maxはゲーム機と接続できる?
Aladdin Marca Maxレビューまとめ
- Aladdin Marca Maxは高画質&高音質なプロジェクター
- 約18cmの至近距離から100インチを投影できる
- IMAX Enhanced対応で映画館並みの音質を実現
今回は、「Aladdin Marca Max」をレビューしました。Aladdin Marca Maxは、4K映像を楽しみたい人や手狭なお部屋で大画面を投影したい人におすすめのプロジェクター。ぜひAladdin Marca Maxを購入して、理想のホームシアターを作ってみてくださいね。
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