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「ポータブル電源」は、キャンプを快適に過ごすためには欠かせないアイテムです。特に、夏・冬のキャンプでは、扇風機や電気毛布といった家電を使うためにポータブル電源が重宝されます。
とはいえ、近年はさまざまなポータブル電源が販売されており、どれを選べばいいか分からない人は多いはず。「キャンプで使うポータブル電源の容量選びのポイントは?」「キャンプで冷蔵庫やセラミックヒーターを使いたい」など選び方に迷いますよね。
そこで今回は、おすすめのポータブル電源について徹底解説。キャンプでのポータブル電源の必要性や失敗しない選び方、ソロキャンプ・ファミリーキャンプ別に人気商品ランキング10選をまとめました。ぜひお気に入りのポータブル電源を見つけて、キャンプを楽しんでください。
目次
キャンプでポータブル電源を使うメリット
- キャンプ場の電源サイトを利用しなくていい
- スマートフォンなどの充電切れを防止できる
- 夏・冬キャンプを快適に過ごせる
- 火を使わずに調理ができる
キャンプで苦労するのが、コンセントの確保。電源サイトのあるキャンプ場もありますが、事前予約や追加料金が必要なケースがほとんどです。また、キャンプ場によっては電力の制限があり、消費電力が大きい家電は使えないこともあります。
そんなときに役立つのが、ポータブル電源。電源がない環境でも電化製品を使ったり、スマートフォンなどの充電ができたりするのが魅力です。夏場やファミリーキャンプでの、飲み物を冷やす・食材の保管にも大活躍しますよ。1,000W以上の高出力に対応したモデルなら、電気ヒーターやIH調理器、ドライヤーといった消費電力が大きい家電も使用可能です。
荷物を極力減らしたいソロキャンパー・火起こしやガスがメインで電力をあまり必要としない人であれば、ポータブル電源は不要な可能性もあります。スマホの充電ができるくらいの軽い電力があればいいという人は、モバイルバッテリーがおすすめです。
関連記事:【キャンプや車中泊に】AC出力対応モバイルバッテリーおすすめランキング11選
【ソロ・ファミリー】キャンプ向けポータブル電源の容量の目安

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まずは、キャンプ向けポータブル電源の容量について解説。ポータブル電源の容量は、「Wh(ワットアワー)」で表記されます。ここでは、ソロ・ファミリーキャンプでよく使う家電や必要な容量の目安をまとめているので、製品選びの参考にしてみてください。
- 日帰り:500~700Wh程度
- 1泊:800~1,000Wh程度
- 2~3泊:1,000Wh以上
ソロキャンプ:1人なら300~700Whクラスで十分
ソロキャンプは、1人で自由に過ごせるため、比較的時間に余裕があります。好きなタイミングで火を起こせるので、IH調理器などの本格的な調理家電はほとんど使わないという人も多いのではないでしょうか。
スマートフォンの充電や車載冷蔵庫を使う程度であれば、容量は300~500Wh前後でOK。連泊したり、コーヒーメーカーなどの調理家電を使いたいなら、700Wh以上の中容量モデルを検討しましょう。ソロキャンパーは、1人で設営・撤収するため、コンパクトかつ5kg前後の軽量なものがおすすめです。
- LEDランタン:約10W
- スマートフォン:約18W
- ノートパソコン:約50W
- 電気毛布:約60W
- サーキュレーター:約30W
- 扇風機:約50W
- 車載冷蔵庫:約60W
- コーヒーメーカー:約500W
関連記事:【軽量】小型ポータブル電源おすすめ11選!安い&高出力のモデルを紹介
ファミリーキャンプ:最低でも1,000Wh以上!定格出力も要確認
ファミリーキャンプでは、子どもと一緒に外遊びや散策をする時間が増えます。「ご飯の度に火を起こすのは大変」「朝ごはんくらいは簡単に作りたい」と考える人も多く、ホットプレートや電子レンジなどの調理家電が活躍します。
加えて、人数が増えると複数の家電を同時に使うこともあるので、最低でも1,000Wh以上はマスト。連泊するなら、1,500~2,000Wh程度の大容量モデルがおすすめです。調理家電は1つ1つの消費電力が大きいため、定格出力もチェックしておきましょう。
- プロジェクター:約50W
- 小型冷蔵庫:約150W
- 炊飯器:約300W
- 電気カーペット(2畳):約500W
- こたつ:約600W
- ホットプレート:約700W
- 電子レンジ:約1,000~1,500W
- 電気ケトル:約1,200W
- IH調理器:約1,000~1,400W
関連記事:大容量のおすすめポータブル電源14選!2,000Wh超えの最強モデルも
夏・冬のキャンプで使う家電を考慮したポータブル電源の選び方

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夏キャンプと冬キャンプでは、使う家電やポータブル電源の使い方が少し変わります。ここでは、季節ごとのポータブル電源の使い道を解説しつつ、製品選びのポイントをまとめています。
夏キャンプ:つけっぱなしにする家電が多いことを考慮して容量選びを
夏のキャンプには、扇風機・サーキュレーター・小型エアコンなどの冷房機器がマスト。また、飲み物を冷やす小型冷蔵庫や、虫除けのモスキートランタンなども活躍しますよね。
夏のキャンプで使用する扇風機や車載冷蔵庫は1つ1つの消費電力は小さいものの、つけっぱなしにすることがほとんど。たとえば、車載冷蔵庫(60W)を使いっぱなしにしたい場合、2,000Whの容量だと約30時間・1,000Whの容量だと約15時間使用できます。家電の使用時間に合わせて容量を検討してください。
また、夏の暑い時期にポータブル電源を使う場合、ポータブル電源の熱暴走が不安な点です。熱暴走とは、ポータブル電源のバッテリーの温度が上昇し、温度の制御ができなくなってしまう現象のこと。そんな熱暴走を防ぐには、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているモデルがおすすめです。他のバッテリーに比べて発火のリスクも少なく、炎天下でも安定した電源供給を叶えてくれますよ。
- 扇風機:約50W
- サーキュレーター:約30W
- 小型エアコン:約500~900W
- モスキートランタン:約10W
- 車載冷蔵庫:約60W
関連記事:積みっぱなしにできる?ポータブル冷蔵庫・冷温庫おすすめ19選!デメリットも解説
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冬キャンプ:大容量&高出力のポータブル電源がマスト
冬キャンプでは、電気ストーブやこたつなどの暖房器具が重宝します。また、温かい食事を楽しむために、電気ケトルやホットプレートを使う人も増えがちです。
暖房器具や調理家電は消費電力が大きいため、大容量かつ高出力なポータブル電源がおすすめ。たとえば、小型セラミックヒーター(500W)の場合、4時間の使用で2,000Whもの電力を消費します。
また、ポータブル電源は、使用できる環境を表す「動作温度」が定められています。北海道などの寒冷地で過ごすなら、氷点下でも使えるポータブル電源が安心です。
- 電気毛布:約60W
- ミニヒーター:約500W
- 電気カーペット(2畳):約500W
- こたつ:約600W
- 電気ストーブ:約1,000~1,500W
- コーヒーメーカー:約500W
- ホットプレート:約700W
- IH調理器:約1,000~1,400W
- 電気ケトル:約1,200W
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あわせてチェック!ポータブル電源の基本の選び方

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ここからは、その他の選び方のポイントを解説。初めてポータブル電源を購入する人は、ぜひ下記の内容を参考にして、自分にぴったりの1台を見つけてください。
使用家電に合った「出力端子」の種類・数を確認

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ポータブル電源の出力端子は、基本的に種類・数が多いものがおすすめ。ACポートが3個以上備わっていれば、複数の家電を使いたいときに便利です。大人数やファミリーキャンプなら、スマートフォンを充電するためのUSBポートが充実しているモデルを選びましょう。
中には、ワイヤレス充電に対応しているポータブル電源も。ポータブル電源の上に置くだけでスマートフォンなどを充電でき、ケーブルを持ち歩く手間がありません。ポートを消費しないため、複数人の端末を充電したいときにも役立ちます。
バッテリーの「充電方法」「充電時間」に注目して

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充電方法 | 充電時間 | |
AC | 家庭などのコンセントに接続する。 | 1~5時間前後 |
シガーソケット | 車のシガーソケットに接続する。 | 4~8時間前後 |
ソーラー充電 | ソーラーパネルに繋いで太陽光で充電する。 | 6~12時間前後 |
ポータブル電源の充電方法は、主に上記の3種類です。ACはほとんどのポータブル電源に採用されている充電方法で、スピーディーにバッテリーが回復するのが特徴。中には、急速充電モードを備えており、1~3時間程度でフル充電ができるモデルもあります。
また、カーキャンプをするなら、車内で充電できるシガーソケット対応がおすすめです。ACより時間はかかるものの、キャンプ場の電源を利用しなくていいのがメリット。シガーソケットケーブルは別売りの商品が多いので、購入時に付属品を確認しましょう。
ソーラー充電は、太陽光で充電するためポータブル電源の充電に電源を必要としません。充電時間がかなり時間が掛かる&天候によって実用性は変わってくるのは難点。ソーラー充電は、4~10月の日照時間が長い季節のキャンプにおすすめです。
関連記事:車中泊向けのポータブル電源おすすめ10選!用途に適した容量を解説
関連記事:【災害時に役立つ】ポータブルソーラパネルおすすめ28選!家庭用折りたたみタイプを解説
持ち運びやすさも大事!「重量」も要チェック

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ポータブル電源は、基本的に容量が大きくなるほど重量も大きくなります。キャンプ場の自分の区画に持ち込んだり、車の荷台に積み降ろししたりすることを考慮して、なるべく軽量なポータブル電源を選びましょう。下記に容量ごとの計量モデルの目安をまとめました。
重さの相場 | 軽量モデルの目安 | |
500Whクラス | 6~8kg | 5~7kg |
1,000Whクラス | 10~13kg | 8~11kg |
1,500Whクラス | 13~18kg | 12~15kg |
2,000Whクラス | 20~25kg超え | 18~22kg |
また、持ち運びやすさにこだわるなら、ハンドルや持ち手がついているものがおすすめ。グリップしやすく、精密機器であるポータブル電源を大切に運べます。
2,000Wh以上の大容量モデルになれば、キャスターがついているポータブル電源も登場していますよ。キャリーケースのように転がして運べるため、重たいポータブル電源の持ち運びのストレスも軽減すること間違いなしです。
屋外でも安心して使える「防水・防塵仕様」が◎

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キャンプでは、ポータブル電源を屋外に設置することが多いです。防水・防塵性能を備えたモデルなら、急に雨が降って来たり、砂ぼこりが舞ったりしても安心。特に、夏キャンプでは水遊びを楽しむ人が多いため、防水仕様のポータブル電源が活躍します。
【ソロキャンプ】キャンプにおすすめのポータブル電源人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 容量 | 定格出力 | 出力端子 | 充電方法・時間 | 防水・防塵性能 | 動作温度 | サイズ | 重量 | ハンドル付き | LEDライト付き | ワイヤレス充電対応 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | Anker Solix C300 Portable Power Station | ¥24,990 Amazon楽天市場Yahoo! | 288Wh | 300W | AC×3/USB Type-C×3/USB Type-A×1/シガーソケット×1 | AC(約68分)/ソーラーパネル/シガーソケット/USB | - | -20~40℃ | 約16.4×16.1×24cm | 約4.1kg | - | ○ | ○ |
![]() | EcoFlow RIVER 2 Max | ¥64,900 Amazon楽天市場Yahoo! | 512Wh | 750W | AC×4/USB Type-C×1/USB Type-A×3/シガーソケット×1 | AC(60分)/ソーラーパネル/シガーソケット/USB | - | -10~45°C | 27×26×19.6cm | 約6.1kg | ○ | - | - |
![]() | EcoFlow RIVER 2 Pro | ¥88,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 768Wh | 1,000W | AC×4/USB Type-C×1/USB Type-A×3/シガーソケット×1 | AC(70分)/ソーラーパネル/シガーソケット/USB | - | -10~45°C | 27×26×22.6cm | 約8.25kg | ○ | - | - |
![]() | LACITA ポータブル電源 ENERBOX-SP | ¥82,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 444Wh | 400W | AC×3/USB Type-A×1/シガーソケット×1 | AC(7時間)/シガーソケット | IP44 | -10~40°C | 30.3×13.4×18.4cm | 5kg | ○ | - | - |
【ソロキャンプ】キャンプにおすすめのポータブル電源人気ランキング4選
軽量&ストラップ付きでソロキャンプに最適
Anker Solixシリーズから登場しているポータブル電源。288Whの低容量モデルで、ソロ・日帰りキャンプにおすすめです。約4.1kgと軽く、肩掛けできるストラップが付属しているため、1人でも簡単に持ち運べます。
使わないときは、自宅のシューズボックスや車の荷台にコンパクトに収納可能。持ち運びやすさ・収納しやすさを重視する人は要チェックです。ACコンセントやシガーソケットに加えて、USBケーブルでの充電に対応しています。
最大45℃対応!高い耐熱性で夏キャンプも安心
EcoFlow(エコフロー) RIVERシリーズのポータブル電源。約10年間愛用できる長寿命のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しています。耐熱性に優れているので、暑さが厳しい夏キャンプでも安心して使えますよ。
メーカー独自のX-Stream充電テクノロジーを採用しており、約1時間でスピーディーに充電可能。急なキャンプにもすぐに対応でき、快適な時間を過ごせます。また、専用アプリと連携すれば、離れた場所からバッテリー残量などを確認できます。
最大出力1,000Wに対応した中容量モデル
10kg以下で取り扱いやすいEcoFlow(エコフロー)のポータブル電源。768Whの中容量モデルながらも、定格出力は1,000Wに対応しています。「ソロキャンプだけど、コーヒーメーカーや電気毛布を使いたい」という人におすすめです。
また、20以上の安全基準をクリアしており、製品の高い安全性・品質を認めるTUV(テュフ)認証を取得。耐衝撃性にも優れているため、屋外のキャンプで安心して使えます。フラットな天板で、上に物を乗せやすいのも嬉しいですね。
防水・防塵仕様!水しぶきや砂ぼこりに強い
日本メーカーであるLACITA(ラチタ)のポータブル電源。わずか5kgの超コンパクト設計で、ちょっとしたデイキャンプなどに適しています。バッテリー容量は444Whを備えており、iPhoneなら約700時間分の充電ができます。
また、本体はIP44レベルの防水・防塵性能を備えているのが特徴。水しぶきや湿気はもちろん、砂ぼこりなどにも強く、あらゆる天候に対応できます。万が一困りごとがあれば、日本人スタッフによるサポートを受けられるのも心強いですね。
【ファミリー】キャンプにおすすめのポータブル電源人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 容量 | 定格出力 | 出力端子 | 充電方法・時間 | 防水・防塵性能 | 動作温度 | サイズ | 重量 | ハンドル付き | LEDライト付き | ワイヤレス充電対応 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | BLUETTI ポータブル電源 AC180 | ¥109,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 1,152Wh | 1,800W | AC×4/USB Type-C×1/USB Type-A×4/シガーソケット×1 | AC(70分)/シガーソケット/ソーラーパネル | - | 0~40℃ | 34×24.7×31.7cm | 約16.4kg | ○ | - | ○ |
![]() | Anker Solix C1000 Portable Power Station | ¥77,900 Amazon楽天市場Yahoo! | 1,056Wh | 1,500W | AC×6/USB Type-C×2/USB Type-A×2/シガーソケット×1 | AC(58分)/シガーソケット/ソーラーパネル(最短2時間) | - | -20~40℃ | 約37.6×20.5×26.7cm | 約12.9kg | ○ | ○ | - |
![]() | EcoFlow DELTA 3 Plus | ¥126,509 Amazon楽天市場Yahoo! | 1,024Wh | 2,000W | AC×6/USB Type-C×2/USB Type-A×2 | AC(最短56分)/シガーソケット/ソーラーパネル | IP2X | - | 39.8×28.4×20cm | 約12.5kg | - | - | - |
![]() | Smart Tap PowerArQ Max | ¥264,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 2,150Wh | 2,000W | AC×6/USB Type-C×1/USB Type-A×4/シガーソケット×1/DC×1/航空コネクタ×1 | AC/シガーソケット/ソーラーパネル | IP21 | -20~40℃ | 42×38×28cm | 28.2kg | ○ | ○ | ○ |
![]() | Dabbsson ポータブル電源 DBS1300 | ¥139,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 1,330Wh | 1,000W | AC×4/USB Type-C×3/USB Type-A×3/シガーソケット×1 | AC/シガーソケット/ソーラーパネル | - | - | 36.2×27.5×22.1cm | 16.5kg | ○ | - | - |
![]() | Anker 767 Portable Power Station | ¥133,900 Amazon楽天市場Yahoo! | 2,048Wh | 2,000W | AC×6/USB Type-C×3/USB Type-A×2/シガーソケット×2 | AC(約2時間)/シガーソケット/ソーラーパネル(最短2.2時間) | - | -20~40℃ | 約52.5×25×39.5cm | 約30.5kg | ○ | ○ | - |
【ファミリー】キャンプにおすすめのポータブル電源人気ランキング6選
静音性抜群◎ナイトキャンプでも使いやすい
BLUETTI(ブルーティ)から登場している1,000Whクラスのポータブル電源。ACやUSB Type-Cといった合計11個の出力端子を備えています。ワイヤレス充電にも対応しているので、ファミリーキャンプなどで複数のスマートフォンを充電できますよ。
静音モードを搭載しており、運転音をわずか32dBに抑えているのが特徴。鉛筆の執筆音ほどの大きさで、静かに過ごしたいナイトキャンプにぴったりです。口コミには、「小型家電への給電ならほぼ無音」との声も見られました。
拡張可能!寒さ対策がしたい冬キャンプにも◎
Anker Solixシリーズのポータブル電源。1,056Whの容量を備えつつも、本体は比較的コンパクトで、容量と携帯性のどちらも妥協したくない人におすすめです。本体の充電もスピーディーで、使い勝手は申し分ありません。
また、別売りの拡張バッテリーを連結すれば、容量を2,112Whに倍増可能。友達と一緒にキャンプをしたり、冬キャンプで季節家電を使いたいときに便利です。さらに、内蔵の大型LEDライトは、夜間や暗いテント内で照明として役立ちます。
荷台に乗せやすい!大容量なのにスリム&軽量
業界トップクラスの急速充電機能を備えたポータブル電源。ACコンセントからの入力なら、最短56分でスピーディーに充電が完了します。忙しいときでもサッと充電できるので、ひんぱんにキャンプに行く人におすすめですよ。
本体は縦長のスリムな設計になっており、車の荷台に積み込みやすいのが特徴。重さはペットボトル1ケース相当で、比較的楽に持ち運べます。中には、「思ったより軽い」といった女性からの口コミも見られました。
パワフルな充電性能と充実した安全機能が魅力
加島商事株式会社が展開するアウトドアブランドPowerArQ(パワーアーク)のポータブル電源。2,150Whの容量と2,000Wの定格出力のパワフルな性能で、スマートフォンの充電から調理家電までの幅広い家電を使用できます。
また、内部温度が97℃以上になったときに自動で電源を切るなど、安全機能が充実しています。動作温度は-20℃~40℃で、厳しい環境でのアウトドアにも対応。冬キャンプ・夏キャンプのどちらでも活躍します。
約15年の長寿命設計!デュアル充電に対応
中国の電池・充電器メーカーであるDabbssonのポータブル電源。自動車用の技術を導入した半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、高い耐久性と安全性を叶えています。サイクル回数は4,500回以上で、約15年間使える長寿命設計です。
充電方法は、AC・ソーラーパネル・シガーソケットの3種類。ACとソーラーパネルの同時充電にも対応しており、最短1.5時間でフル充電ができます。本体の液晶ディスプレイでバッテリー残量がすぐに分かるのも嬉しいポイントですね。
大容量2,048Wh!キャスター付きで移動簡単
Anker PowerHouseシリーズのポータブル電源。2,048Whの大容量バッテリーで、ファミリーキャンプなどで役立ちます。ACポートが6個、USB Type-Cは3個と出力端子が充実しており、複数人のスマートフォンを同時充電したいときに便利ですよ。
約30kgと重量があるものの、本体にはキャスターとハンドルを標準装備しています。キャリーケースのように持ち運びでき、力に自信がない人でも安心。また、LEDライト付きで、ナイトキャンプではランタン代わりになります。
【レビュー済み】Picky’sおすすめのキャンプ向けポータブル電源
Picky’sでは、さまざまなポータブル電源のレビューを紹介しています。実際に使えた家電やサイズ感などを詳しく解説しているので、気になる人は下記の商品もぜひチェックしてみてください。
コンパクトかつおしゃれな「Smart Tap PowerArQ mini」
デイキャンプに気軽に使えるポータブル電源が欲しいなら、「Smart Tap PowerArQ mini」がおすすめ。容量は346Whと控えめですが、本体が約3.5kgと軽いため、女性でも簡単に持ち運びできます。
また、レッドやコヨーテタンといった他メーカーのポータブル電源にはないカラーバリエーションが揃っているのが特徴。おしゃれなスピーカーのような見た目で、アウトドアに映えます。
関連記事:コンパクト ポータブル電源 Smart Tap PowerArQ miniレビュー!
容量拡張対応!使い勝手のいい「BLUETTI AC60」
コストパフォーマンス重視の人は、「BLUETTI AC60」をチェックしましょう。小型設計ながらも403Whの容量と600Wの定格出力を備えており、ソロや日帰りキャンプで活躍します。
また、専用バッテリーを繋げば、2,015Whまで容量を拡張可能。泊数や人数に合わせて容量をカスタマイズできるため、幅広いシチュエーションで使えますよ。
関連記事:【小さいのに高機能】BLUETTI ポータブル電源 AC60を実機レビュー!使える家電などを徹底検証
冬キャンプに◎氷点下で使える「Jackery 2000 Plus」
「Jackery 2000 Plus」は、2,042Whの大容量バッテリーを搭載したポータブル電源。定格出力は3,000Wを備えており、調理家電や暖房器具などを快適に使用できます。
また、動作温度が-10~45℃で、氷点下の環境でも安心して使えるのが特徴。耐久性にも優れており、冬キャンプに挑戦したい人におすすめです。
関連記事:超高出力!Jackery ポータブル電源 2000 Plusを実機レビュー!同時に使える家電は?
キャンプにおすすめのポータブル電源:まとめ

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- キャンプでの寒さ対策やスマホの充電にはポータブル電源が◎
- 使用したい家電・人数に合わせてバッテリー容量を選ぶ
- 出力端子や充電方法、本体の重量にもこだわろう
今回は、キャンプにおすすめのポータブル電源について紹介しました。ポータブル電源があれば、電源不足になりやすいキャンプを快適に過ごせます。ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりなポータブル電源を見つけてください。