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アウトドアや車中泊に便利なポータブル電源「UGREEN PowerRoam 600」。約1.5時間でフル充電できるので、一般的なポータブル電源のように長時間充電しなくても使える点が特徴です。ソーラーパネルでの充電に対応しており、非常用電源としてもぴったりですね。
しかし「どんな家電製品に給電できるの?」「ソーラーパネルの充電速度を知りたい」と購入を迷っている方も多いはず。
そこで今回は、Picky’s編集部が「UGREEN PowerRoam 600」を実機検証してみました!商品を実際に使って便利だと感じたポイントや惜しかったポイント、どんな人におすすめなのかをまとめています。UGREEN PowerRoam 600の購入を検討している人は、ぜひチェックしてくださいね。
目次
ポータブル電源UGREEN PowerRoam 600レビュー結果
UGREEN(ユーグリーン)は最先端の技術を活用した充電器やUSBケーブル、イヤホンなどを販売しているメーカーです。
今回紹介するUGREEN PowerRoam 600は、コンパクトかつ豊富な家電が使えるポータブル電源。電気自動車を開発しているメーカー「BYD社」と共同開発しており、安全性が高い設計なのも特徴です。
まずは、GREEN PowerRoam 600の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、使える家電の種類・充電時間・アプリの使いやすさなど、独自の12項目をPicky’s編集部が実際に使って検証しました。
使える家電の種類 | ◎ |
充電時間 | ◎ |
パススルー機能 | ◎ |
サイズ | ○ |
デザイン | ○ |
液晶パネルの見やすさ | ○ |
充電中の騒音 | ◎ |
ソーラー充電 | ◎ |
本体ボタンの使いやすさ | ○ |
アプリの使いやすさ | ◎ |
バッテリーケアモード | ◎ |
スマホとのペアリング | ○ |
高評価だったポイント:安全や劣化防止のための細かな設定ができる
- 専用アプリで細かな設定ができる
- 本体は1.5時間程度で高速充電できる
- 「U-Turbo」機能で最大出力を上げられる
GREEN PowerRoam 600は、専用アプリからタイマーやチャイルドロックなどの細かい設定が可能です。アプリ画面で設定の詳しい解説が表示されるので、説明書を見なくても最適な設定ができる点が高評価でした。
初心者でもどんな機能か理解できるので、便利な機能を余すことなく活用できます。
また、本体は1.5時間程度でフル充電できるので、すぐにポータブル電源を使いたい場面に便利です。充電が完了するまで長時間待つ必要がありません。
微妙だったポイント:アプリを使わないと細かい操作ができない
- アプリがないと細かい操作ができない
- 本体ボタンの操作に慣れが必要
GREEN PowerRoam 600は、専用アプリを使わないと細かい設定ができない点がやや残念でした。本体のボタンだけでポータブル電源を使いたい人にとっては、わざわざスマホで操作するのが手間に感じるかもしれません。
また、ポータブル電源を起動するには、電源ボタンとDCまたはAC電源のボタンを両方オンにする必要があります。操作に慣れてしまえば簡単に扱えますが、たまにしかポータブル電源を使わない人は少し戸惑うかもしれません。
UGREEN PowerRoam 600を買うべき人
- ポータブル電源を初めて購入する人
- 短時間で充電できるポータブル電源が欲しい人
- キャンプやレジャーで使える持ち運びしやすい製品を探している人
- 屋外や緊急時にソーラーパネルから充電したい人
GREEN PowerRoam 600は専用アプリで各モードの解説が表示されるので、初めてポータブル電源を使う人でも最適な設定を選べます。「操作や設定方法がわからない」という疑問を感じないので、ポータブル電源を初めて購入する人におすすめです。
また、コンパクトなサイズ感で充電も早いので、キャンプなどに持っていく使い勝手の良いポータブル電源を探している人にもぴったりです。
ポータブル電源UGREEN PowerRoam 600のスペック・特徴
サイズ | 約31×19×24cm |
重量 | 9kg |
容量 | 680Wh/212,800mAh |
出力 | 600W(瞬時出力1500W) |
出力規格 |
|
素材 | リン酸鉄リチウム |
サイクル寿命 | 約3,000回 |
ソーラー充電 | ○(別売り) |
パススルー機能 | ○ |
UPS(無停電電源装置)機能 | ○ |
アプリコントロール | ○ |
約1.5時間でフル充電できる独自技術「PowerZip」を搭載
UGREEN PowerRoam 600は、高速で本体を充電できる独自技術「PowerZip」を搭載しています。通常、ポータブル電源をフル充電するには7~8時間掛かりますが、UGREEN PowerRoam 600は約1.5時間でフル充電できます。
レジャーやキャンプでポータブル電源を利用するなら、前日から充電を開始しますよね。しかし、UGREEN PowerRoam 600なら当日の朝に充電を開始しても、フル充電の状態で利用できます。
UGREEN PowerRoam 600の特徴
UGREEN PowerRoam 600は高速充電の他にも、以下のような特徴があります。
- U-Turbo機能で瞬間出力を最大1500Wまでアップできる
- 最大12デバイスを同時利用できる
- 持ち運びしやすいコンパクトサイズ
- 停電発生から20ミリ秒以内に電源が切り替わる「UPS機能」
- 3,000回以上の充放電ができる長寿命のリン酸鉄リチウムを搭載
- 専用アプリ「UGREEN」の使い勝手が優秀
ポータブル電源「UGREEN PowerRoam 600」を徹底レビュー
UGREEN PowerRoam 600のセット内容
UGREEN PowerRoam 600のセット内容は以下の通りです。
- UGREEN PowerRoam 600本体
- AC電源ケーブル
- DC変換ケーブル
- シガーソケット充電ケーブル
- ソーラー充電ケーブル
- 収納ケース
- 取扱説明書
- 保証カード
本体充電はAC・シガーソケット・ソーラーに対応しています。自動車からの充電にも対応しているので、車中泊での電源として活用できますね。最大5年間のメーカー保証が付属するので、万が一の故障時も安心です。
UGREEN PowerRoam 600の外観は以下の通りです。
UGREEN PowerRoam 600は、12個の出力ポートを搭載しています。USB-Cポートがあるので、最新の電子機器を充電したい人にもおすすめです。
本体の上面は平らでないので物を置くことはできませんが、持ち運びしやすい丈夫な取っ手を備えています。
本体前面のLEDライトは暗闇の中での作業に役立ちますね。
通常モードで500~600Wの家電が使える
UGREEN PowerRoam 600は、通常モードで500〜600W程度の家電が使えました。スマホ・PCなど電気機器の充電、カーボンヒーター(600W)など出力の低い家電利用が中心になります。
「U-Turbo」で1200W程度まで出力をアップできた
UGREEN PowerRoam 600の特徴である「U-Turbo」をオンにして出力を上げると、以下の家電が使えました。
- ケトル(900W):623W程度で保ち、水が沸く。
- バルミューダ ケトル(1200W):623W前後でゆっくり沸く。
- セラミックファンヒーター(1200W):623W程度で保ち、温風は出た。真冬は暖かさが足りないと感じる。
- ドライヤー(1200W):ターボにしても623W程度で保った。温風はあまり暖かくないが、一定を保った。他製品のような不安定な風の出方ではない。
- 電子レンジ(960/1360W):623W程度でゆっくり温めできた。高い出力ではないが使える。
- カーボンヒーター(900W):624Wを保って暖かくなる。
U-Turboをオンにすると、通常モードよりもバッテリーの減りが早くなります。長時間の利用をする場合には、バッテリー残量を確認しながら利用しましょう。
なお、U-Turboをオンにしても使えなかった家電は以下の通りです。
- IH(1400W):623W程度まで上がるが定期的にIHのエラーブザーが鳴り、機能しなかった。
- ケルヒャー(1250W)
- アラジン トースター(1250W):使用開始後に過負荷エラーが表示された。
ちなみに、U-Turboをオンにした場合、ACポートは1台のみの家電利用が推奨されています。2台同時に利用すると、出力オーバーになる可能性が高いです。また、エアコン、コーヒメーカー、乾燥機の利用は推奨されていないので注意しましょう。
充電速度が速い!1時間半程度でフル充電できる
UGREEN PowerRoam 600は1.5時間程度でフル充電でき、ポータブル電源のなかでは特に速い印象です。他製品のように一晩中かけて充電する必要がないのは高評価でした。
バッテリー残量が0%からの充電時間は以下の通りです。
- 0%から充電開始
- 1時間後 64%
- 1.5時間後 94%
- 1時間45分後 100%
充電中の騒音レベルも問題なし
UGREEN PowerRoam 600の駆動音は充電中たまにモーター音が鳴るときがありますが、基本的に静かです。モーター音の騒音レベルは59dBで、テレビや洗濯機の音と同程度。それほど気になる大きさではありません。
パススルー機能で本体を充電しながら同時に給電できる
UGREEN PowerRoam 600は、ポータブル電源本体を充電しながら家電へ給電できる「パススルー機能」を搭載しています。実際に検証したところ、パススルー機能は問題なく使えました。
万が一、ポータブル電源の使用中にバッテリーが切れそうになっても、つないでいる機器への給電をやめる必要はなく使い続けられます。
コンパクトなサイズ。取っ手があるので持ち運びしやすい
UGREEN PowerRoam 600は、簡単に持ち運べるコンパクトなサイズです。本体は約9kgの重さで、ガッチリとした取っ手が付いているので片手でも持ち運びできます。
キャンプなどのレジャーで駐車場が遠い場合でも、持ち運びに苦労しないのは優秀ですね。
液晶パネルで充電残量などを確認できる。明るい場所ではやや見にくい
ポータブル電源本体には、充電残量などを表示する液晶パネルが搭載。液晶パネルの中央にはバッテリーの残量、そのサイドに出力W数と入力W数、それぞれの下には残りの利用時間、充電完了までの時間が表示されます。
液晶パネルは横に細長い形をしているので、慣れるまでは表示がやや見にくく感じました。また、日差しが強く眩しいような屋外では、液晶パネルの文字が見にくいのも気になりました。屋外で使う場合は、スマホアプリから情報を確認するのがおすすめです。
本体ボタンのオン・オフがやや複雑。ボタン操作は慣れが必要
ポータブル電源本体には、オン/オフボタン、DC電源ボタン・AC電源ボタンを配置しています。電源をオンにして、さらにDC電源・AC電源もオンにしないと使えないので、本体のボタン操作がやや複雑です。
また、電源ボタンを押すと電子音が鳴って小さいライトも付きますが、電源が付いたかぱっと見でわかりづらく、毎回確認しなければいけないのが少し不便に感じました。
DC電源・AC電源にそれぞれボタンがあるのは放電防止のためには良いですが、ポータブル電源の使用頻度が少ない場合は操作に戸惑うかもしれません。
専用アプリが使いやすい!細かい設定変更ができる
UGREEN PowerRoam 600は、スマホやタブレットから情報確認・各種設定ができる専用アプリが使えます。アプリが非常に良く作られており、安全や劣化防止のために細かい設定ができる点が高評価です。
アプリでは以下の項目を設定できます。
- 電源のオン・オフ
- LEDライト
- ディスプレイ画面の表示時間
- サイレントモード
- チャイルドロック
- Hzの変更
- DC充電電流設定の変更
- バッテリー温度単位変更 (℃ or °F)など
各モードにどんな機能なのか解説が表示されるので、初心者でも扱いやすいよう工夫されています。他製品でも細かい設定ができる機種はありますが、聞きなれない単語が出てきてどんな機能なのかわからないケースがあります。
UGREEN PowerRoam 600は、説明書を見なくてもどんな機能なのか一目でわかる点が便利でした。
電子機器の過充電を防止する「バッテリーケアモード」を搭載
UGREEN PowerRoam 600には充電が90%まで進むと充電が停止、あるいは残量が10%以下になると出力機能が停止する「バッテリーケアモード」が搭載されています。バッテリーの劣化を防ぐための機能です。
実際に充電20%以下でスピーカーの電源として使用したところ、しばらくすると勝手に電源が落ちました。バッテリーケアモードはアプリからオン・オフできるので、使い勝手に合わせて設定しましょう。
アプリはWi-Fi・Bluetoothどちらからでも接続できる。Bluetoothは接続しにくい場合も
UGREEN PowerRoam 600とスマホのペアリングは、Wi-Fi・Bluetoothどちらも利用できます。屋内はWi-Fiで接続し、ネット環境のない屋外ではBluetoothで接続といった具合でシームレスにペアリングできます。
Bluetoothはスムーズに接続できますが、アプリ画面でうっかり前画面に戻ってしまうと最初から接続し直しになるのが面倒でした。また、Bluetooth接続時に本体とスマホが離れてしまい、接続が途切れた場合も再接続が必要です。
一方、Wi-Fiは本体とスマホが離れてもすぐに接続解除されません。隣の部屋にいてドアを閉めた状態でも遠隔操作できるので、屋内ではWi-Fi接続が便利です。
エラー表示が数秒で消える。初めて使う家電は注意しよう
過負荷の状態で家電を利用すると、画面左下に「OVERROAD」、右側に「F43」とエラー表示されます。エラー表示は数秒で消えてしまうので、見逃すとなぜ停止したのかわかりにくいです。また、アプリではエラーが表示されないので、初めて接続する家電はしばらく様子を見ておきましょう。
ソーラーパネルUGREEN SC200も一緒に買うと便利!
別売りのソーラーパネル「UGREEN SC200」を接続すれば、UGREEN PowerRoam 600本体をソーラー充電できます。パネルは折り畳みできるので、車への積み込みや持ち運びに手間が掛かりません。
UGREEN SC200の外観は以下の通りです。
1時間で約10~20%のソーラー充電が可能。直射日光が当たれば高速充電できる
実際に晴天・最高気温20.2度の環境で日光が当たりそうな場所にパネルを設置したところ、1時間あたり10%の速度で充電できました。また別の日(晴天・最高気温27度)、日光が当たるよう角度を調整して充電したところ、1時間あたり20%という2倍のペースで充電できました。
気温による影響もありそうですが、しっかり調整すれば1時間あたり20%のスピードで充電できます。
充電完了時間の表示は少し不安定なようで、充電が進んでいるにもかかわらず残り時間は長くなっているときがありました。表示されている充電完了時間はあくまで目安程度に見ておくとよいでしょう。
効率よく充電できる角度がわかるのが優秀
UGREEN PowerRoam 600には、日光が当たる角度を調整するためのツールが付いています。検証では角度によって2倍近い充電スピードの違いがあったので、最適な角度に上手く調整できるのは便利です。
日光がよく当たる角度はぱっと見てわかりにくいので、このようなツールがあると初心者でも効率よくソーラー充電できますね。
以下はソーラーパネルを設置している様子です。複雑な組み立ても不要なので、誰でも簡単に扱えます。
関連記事:【プロが比較】ソーラーパネルおすすめ22選!ポータブル電源を充電できる防災向けも
ポータブル電源UGREEN PowerRoam 600の口コミ・評判
UGREEN PowerRoam 600を実際に購入した人の口コミを紹介します。実際の使用感や持ち運びのしやすさといった気になるポイントの口コミを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
UGREEN PowerRoam 600のいい口コミ
- 使える家電の種類が豊富
- 専用アプリが使いやすい。情報が適切に表示される
- 充電速度が速いのですぐにポータブル電源を利用できる
UGREEN PowerRoam 600は「使える家電の種類が豊富」といういい口コミがみられました。家電に合わせて出力を上げることもできるので、ドライヤーやケトルといった高出力の家電が使える点が優秀です。
また「専用アプリが使いやすい」といういい評価もありました。充電残量などの情報をアプリ側で正確に表示されるので、離れた場所でもポータブル電源をモニタリングできます。
UGREEN PowerRoam 600の悪い口コミ
- 本体側だけで操作しにくい
- 説明書の情報が少なかった
UGREEN PowerRoam 600は「本体側だけで操作しにくい」という口コミがありました。本体側では電源やLEDライトの操作しかできないので、出力を上げる機能「U-Turbo」などの機能はアプリからの操作が必要です。
また「説明書の情報が少なかった」という声も。アプリでは各モードの解説が表示されるので、アプリを使っての操作をおすすめします。
ポータブル電源UGREEN PowerRoam 600のよくある質問
UGREEN PowerRoam 600はどこで購入できますか?
UGREEN PowerRoam 600のメンテナンス方法を教えてください。
ポータブル電源UGREEN PowerRoam 600レビューまとめ
- 使用する家電に合わせて出力をアップできる
- 約1.5時間の高速充電に対応
- スマホで細かい操作ができ、各モードの解説も表示される
- ソーラーパネルの最適な角度がわかりやすいツールが優秀
今回はコンパクトかつ高性能なポータブル電源「UGREEN PowerRoam 600」を紹介しました。ドライヤーやケトルといった生活家電も使えるので、レジャーや非常用電源にぴったりな製品です。
ソーラー充電できるポータブル電源が欲しい人にもおすすめなので、セットでの購入もぜひ検討してみてくださいね。
関連記事:【徹底比較】最強の大容量ポータブル電源 おすすめ29選 | 防災・キャンプ・車中泊別の人気ランキング
Photo By 内田大貴