充電が速い！RENOGY ポータブル電源 1000を実機レビュー！ソーラーパネルも検証

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RENOGY ポータブル電源 1000のレビュー結果
RENOGY ポータブル電源 1000のスペック・特徴
【実機で検証】RENOGY ポータブル電源 1000を徹底レビュー
RENOGY 折り畳みポータブルソーラーパネルも要チェック！
RENOGY ポータブル電源 1000はどこで購入できる？
RENOGY ポータブル電源 1000レビューまとめ

RENOGY ポータブル電源 1000のレビュー結果

RENOGY（レノジー）は、ソーラー発電システムを開発しているアメリカ発祥のメーカー。Picky’s編集部が今回紹介するのは、RENOGY初となる大容量ポータブル電源「RENOGY ポータブル電源 1000」です。

まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価からチェックしていきましょう。今回の検証では、RENOGY ポータブル電源 1000のサイズや重さに加えて、充電中の動作音やポータブル電源としての使いやすさなどをチェックしました。

サイズ・重さ	◎
デザイン	○
操作性	◎
使える家電の種類	◎
バッテリーの充電時間（AC）	◎
充電中の静音性	◎
パススルー機能	◎
液晶の見やすさ	◎
LEDライトの明るさ	◎
アプリの使いやすさ	○

高評価だったポイント：本体の充電スピードが圧倒的！

本体バッテリーの充電がかなり速い
ゲーミングパソコンみたいなデザインでかっこいい
ドライヤーや電気ケトルなどの消費電力が大きい家電も使える

検証して特に印象的だったのは、本体バッテリーの充電スピードが非常に速いこと。RENOGY ポータブル電源 1000は、メーカーの新技術であるiTurboテクノロジーを採用しており、たった1時間で約80％のバッテリーを充電できるのが特徴です。

また、「スタイリッシュなデザインがかっこいい」「LEDライトがおしゃれ」などスタッフからは見た目についても高評価でした。RENOGY ポータブル電源 1000は電気ケトルやドライヤーなどの消費電力が大きい家電も使えるので、ポータブル電源としてはかなり優秀です。

微妙だったポイント：電源の表示や取扱説明書で迷うところあり

電源のオンオフを示すLEDライトが明るい場所だと見えにくい
取扱説明書が日本語に対応していない

RENOGY ポータブル電源 1000には、本体に電源のオンオフを表すためのLEDライトがついていますが、この表示が明るい場所ではやや見えづらかったです。明るい屋外では瞬時に電源のオンオフが確認しづらく感じました。

また、RENOGY ポータブル電源 1000には取扱説明書が付属しているものの、日本語の表記がありませんでした。ただ、公式サイトの商品ページより日本語の説明書がダウンロード可能ですので、初めてポータブル電源を使う人は日本語版の取扱説明書をおすすめします。

RENOGY ポータブル電源 1000を買うべき人

アウトドアなどで消費電力の高い家電が使いたい人
停電時などに役立つ大容量バッテリーが欲しい人
充電時間が短いポータブル電源が欲しい人
安全性を重視してポータブル電源を選びたい人
ソーラー充電ができるポータブル電源が欲しい人

RENOGY ポータブル電源 1000は、大容量バッテリーと消費電力の高い家電に対応するパワーを備えたポータブル電源。低スペックのポータブル電源では使えないドライヤーなども使用できるので、屋外で消費電力の高い家電を使いたい人や停電時などの予備電源として備えたい人に最適です。

また、安全性の高いリン酸リチウムイオンバッテリーを採用しているのも特徴。ショート保護や充電過電圧保護といった保護機能も充実しており、安全にポータブル電源を使いたい人にもおすすめです。

RENOGY ポータブル電源 1000をおすすめしない人

軽量でコンパクトなポータブル電源が欲しい人
安いポータブル電源が欲しい人

一方で、RENOGY ポータブル電源 1000は軽くてコンパクトなポータブル電源を探している人には向かないかもしれません。大容量なためある程度サイズが大きいことは仕方ないことですが、存在感はそれなりにあります。

RENOGY ポータブル電源 1000のスペック・特徴

レビュー結果を見る前に、RENOGY ポータブル電源 1000がどんな商品なのかを知っておきましょう。ここでは、RENOGY ポータブル電源 1000のスペックや特徴を紹介。また、特に注目したいポイントもまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。

RENOGY ポータブル電源 1000のスペック

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Renogy

価格	145,000円
サイズ	46.4×27.4×29.4cm
重量	18.6kg
バッテリーの種類	リン酸鉄リチウムイオン
バッテリーの容量	24,000mAh/998.4Wh
サイクル回数	3,000回
合計出力	2,100W
出力	USB-A×2：最大12W USB-A×1：最大18W USB-C×2：最大100W シガーソケット×1：最大136W AC×6：定格電力1,500W/サージ電力3,000W
入力	AC：85～120V/最大998W DC：10～100V/最大400W
充電温度	0～40℃
保管温度	-20～35℃
アプリ対応	○

特徴①：安全性の高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用

出典：amazon.co.jp

RENOGY ポータブル電源 1000は、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しています。リチウムイオンバッテリーは他のバッテリーに比べると安全性が高いうえ、バッテリー寿命が長いのが特徴。長く安心して使えるポータブル電源が欲しい人にはぴったりです。

また、RENOGY ポータブル電源 1000は、電気用品安全法の基準を満たしていることを占める「PSEマーク」と、リチウムイオンバッテリーの国際基準である「UN38.3」を認証しており、第三者機関にも安全性を認められています。

特徴②：車載用BMSを搭載！炎天下でも最大出力を維持できる

出典：amazon.co.jp

RENOGY ポータブル電源 1000は、車などに使われるBMS（バッテリーマネジメントシステム）を搭載しています。高温保護・過電圧保護・放電低温度保護などを備えているため、万が一複数の家電を同時に使用して最大W数を超えたとしても自動で給電が停止します。

また、RENOGY ポータブル電源 1000は温度上昇に強く、本体内部の温度が40℃を超えたときでも最大出力をキープできるのが魅力。本体にはポリカーボネートやABS樹脂といった耐熱性・散熱性に優れた素材を採用しているので、夏場の炎天下の中も安心して使えますよ。

特徴③：AC急速充電対応！1時間で約80％のバッテリーを蓄電

出典：amazon.co.jp

RENOGY ポータブル電源 1000には、新たな充電技術であるiTurboテクノロジーが採用されており、AC入力での急速充電に対応しているのが特徴。1時間で約80％のバッテリーを充電できるので、「大容量のポータブル電源は充電時間が長い」というイメージを覆してくれます。

【実機で検証】RENOGY ポータブル電源 1000を徹底レビュー

今回は話題の＜RENOGY ポータブル電源 1000＞を実際に使ってみました！「どのくらい充電が速いの？」「デザインや重量感、操作性はどう？」など購入前に気になる部分を徹底解説していきます。

RENOGY ポータブル電源 1000のセット内容

RENOGY ポータブル電源 1000本体
AC電源ケーブル
ACC充電ケーブル
ソーラーパネル接続ケーブル
取扱説明書

相応の重量感あり、取っ手があるので持ち運びはしやすい

RENOGY ポータブル電源 1000の重さは18.6kgで、ずっしりとした重量感があります。取っ手がついているので持ったときの安定感はあるものの、重たいものを運ぶのに自信がない人にはちょっぴり扱いづらいかもしれません。

今回は、男性スタッフも検証を行いましたが、「車からの積み下ろしや短い距離の移動はできても、長い距離を持ち運ぶのはキツイかも」とのことでした。

サイズは、横46.4cm×縦27.4cm×奥行29.4cmと大きめですが大容量のポータブル電源なので「これくらいは妥当だろう」という印象。キャンプへ持って行くときや、家で保管しておく際は、収納場所の確保はマストです。

ゲーミングデバイスのようなスタイリッシュな見た目が◎

RENOGY ポータブル電源 1000は、黒色のボディに青色のラインがデザインされています。ポータブル電源によくある無骨な見た目ではなく、ゲーミングデバイスのようなメカニカルでかっこいいデザインが魅力です。

検証スタッフの感想は「ロボットみたい」「猫みたい」とさまざまでしたが、全体的に「おしゃれでいい」と高評価でした。また、LEDライトの発光パターンはいくつかの種類があり、好みのものに設定できますよ。

電気ケトルやIHが使える！合計2,000W以下なら同時使用もOK

たこ焼き器（950W）
電気ケトル（1200W）
ドライヤー（1100W）
IH調理器（800W）
電子レンジ
セラミックヒーター

RENOGY ポータブル電源 1000の合計出力は2,100Wで、検証では実際に上記の家電が使用できました。たこ焼き器や電気ケトルに加えて、IH調理器や電子レンジなども使えるのは高ポイント。屋外で消費電力の高い家電を使いたい人にはぴったりのポータブル電源です。

また、合計出力が2,000W以内に収まるのであれば、2台以上の同時使用もOK。

ドライヤーと電気ケトルを同時に使ったときは、通電は維持されるものの、途中でドライヤーの風量が落ちてしまいました。

AC電源6個搭載は嬉しい！大きいアダプターも接続しやすい設計

USB-A×3
USB-C×2
シガーソケット×1
AC×6

RENOGY ポータブル電源 1000には、合計12個の出力ポートが備わっています。ほとんどの家電で使うACポートが6つも備わっているのは嬉しいポイント。隣のポートとの間隔が広いので、大きめのアダプターも難なく挿せました。

また、USB-Aポートは3つ搭載されており、その内の1つが急速充電に対応しています。ノートパソコンやスマートフォンなどを急ぎで充電したいときに役立ちますよ。

充電スピードが圧倒的！1時間で90％も充電できた

RENOGY ポータブル電源 1000は、本体の充電が速いと話題のポータブル電源。実際にAC入力で試してみたところ、0％の状態から1時間で90％まで充電が完了していました。24000mAhの容量を持つポータブル電源でこれだけ充電がスピーディーなのは革新的ですね。

また、RENOGY ポータブル電源 1000は、AC・ソーラーパネル・シガーソケットの3種類の充電方法に対応しています。そのときの場所やシーンに応じて、最適な方法で充電できるのが魅力。ソーラーパネルでの充電については記事の後半で紹介しているので、ぜひチェックしてください。

充電中の動作音が静か、ストレスフリーで使える

RENOGY ポータブル電源 1000の充電中の動作音は、わずか36dB。36dBとは、鉛筆の執筆音やささやき声ほどの小さな音です。他のポータブル電源は40dBを超えるものが多いので、静音性はかなり優れていると言えるでしょう。

実際に、オフィス内に置いて充電をしていましたが充電音が気になることは一切なく、就寝中に充電しておきたい人でも問題なく使えそうだと思いました。

パススルー充電に対応！充電中も家電への給電が可能

RENOGY ポータブル電源 1000は、パススルー充電に対応しています。パススルー充電とは、ポータブル電源本体を充電しながら、家電への給電やスマホ充電などができる機能。

ポータブル電源の充電と他の機器への給電を同時に行えるのは大きなメリットです。実際にパススルー充電を検証中に試してみましたが、ばっちり使えました。

液晶パネルは明るくて見やすい！表示に分かりにくい部分あり

RENOGY ポータブル電源 1000の液晶パネルには、バッテリーの残量・入出力の電力数・各機能のオンオフなどが表示されます。液晶パネルの表示は明るくて見やすいので、RENOGY ポータブル電源 1000が今どんな状態なのかを一目で確認できますよ。

ただ、使用中のポートが文字でなくイラストで表示されるため、初見だとどのポートを表しているのかが分かりにくいのが難点。慣れるまでは少し混乱しそうです。

また、液晶パネルの横にある電源のオンオフを示すLEDライトは、明るい場所では光っているかどうかが確認しづらいと感じました。

スマートフォンで遠隔操作や使用状況の確認ができる

RENOGY ポータブル電源 1000には、Bluetoothが内蔵されており、スマートフォンの専用アプリの「DC HOME」との連携が可能です。アプリでは、本体の遠隔操作・使用状況の確認・設定の変更に加えて、エラーが起きたときの通知を受け取ることもできますよ。

ちょっと離れたところから、バッテリー残量のチェックやLEDライトのオンオフができるのは便利ですね。ちなみに、アプリが使えるのはRENOGY ポータブル電源 1000本体から20m以内の距離にいる場合のみ。本体から20m以上離れているときや、電源がオフになっているときはアプリは使用できません。

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RENOGY 折り畳みポータブルソーラーパネルも要チェック！

今回は、RENOGY JAPANの「折り畳みポータブルソーラーパネル 220W E.FLEXシリーズ」を使って、RENOGY ポータブル電源 1000の充電をしてみました。ポータブル電源とソーラーパネルの両方の購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

折り畳みポータブルソーラーパネル 220W E.FLEXシリーズのスペック

価格	56,000円
サイズ	展開時：73.8×213.5×0.4cm 収納時：73.8×58.1×4cm
重量	9.23kg
公称最大電圧	220W
公称開放電圧	26.8V
公称最大出力動作電圧	22.7V
公称短絡電流	10.2A
公称最大出力動作電流	9.1A
動作温度	-20～65°C