格安製品は何がダメ?おすすめ電源ユニット19選!元店員が選び方を詳しく解説

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電源ユニット

 

PCパーツの中では一見地味でなかなか重視されませんが、電源ユニットはパソコンの安定稼働には欠かせない重要パーツです。

電源ユニットの性能が低いと、すべてのパソコンパーツが性能を100%発揮できないばかりか、故障の原因になることもあります。

ですが、なかなか触れる機会のない電源ユニットについて、詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、自作PCを組んだり、高性能パーツ交換の際に必須となる電源ユニットについて解説します。電源ユニットの役割や種類、選び方のポイント、さらに記事の後半では売れ筋の人気電源ユニットもランキング形式で紹介しています。

電源ユニットについて詳しく知りたい、という方はぜひ読んでみてください。

電源ユニットとは?

電源ユニット(PSU)とは、パソコンパーツの1つで、家庭用電源から電力を取り込み、その電力をパソコンの各パーツに供給する装置です。

CPUやマザーボード、HDDやグラフィックボードといったすべてのパソコンパーツは、電源ユニットから電力の供給を受けて動いています。

また、単純に電力を供給するだけではなく、家庭用の「AC(交流電源)」をパソコンに適した「DC(直流電源)」に変換して、安定的に電力を供給する役割もあります。

その他、電源の出力が急変動しても電力が安定するよう調整したり、停電時に急に電源が切れた際もパソコンに悪影響を与えない構造になっています。

編集部

電源ユニットの主な役割は「パソコン全体への電力の供給」と「電力の変換・安定供給」の2つです

関連記事:性能・価格別ランキング!グラフィックボードおすすめ20選|初めての人向けの選び方解説付き

    電源ユニットの重要性

    高性能なパソコンパーツはその分電力消費が大きいため、それに見合った性能の電源ユニットで電力の供給を行う必要があります。

    パソコンの性能に対して電源ユニットの性能が見合わない場合、パソコンに様々な不具合を引き起こします。

    • パソコンが立ち上がらない
    • 突然シャットダウンする
    • パソコンがフリーズしやすい
    • 他のパーツの劣化を早める

    高性能なパーツを使用したパソコンに対して電源ユニットの性能が低いと、パソコンを快適に使えないばかりか他のパーツにも悪影響を与える可能性があります。特にハイエンドPCやゲーミングPCなど、各パーツが高性能なものはそれに見合った高性能な電源ユニットが必要です。

    電源ユニットの選び方

    電源ユニットを選ぶときは、以下の6項目をチェックしながら選びましょう。

    1. 規格(サイズ)
    2. ワット数
    3. 電力変換効率「80PLUS認証電源」
    4. 端子コネクターの数
    5. フルモジュラー式(フルプラグイン)
    6. コンデンサ

    PCケースのサイズに応じて「ATX」「SFX」の規格を選ぼう

    電源ユニットの主流な規格には、「ATX」と「SFX」2つの規格があります。

    基本的には商品数も多いATXを選び、小型のPCケースなどで入らない場合にはSFX電源を選ぶようにしましょう。

    対応規格 規格サイズ 用途
    ATX 幅150×奥行き140×高さ86mm 一般的なフルタワー・ミドルタワー用
    SFX 幅125×奥行き100×高さ63mm ミニタワー・スリムタワー・小型タワー用

    大きなPCケースでもSFX電源を使うことはできますが、SFX電源はATX電源ほど主流ではないため商品数が少なく、その分価格も高いです。

    基本的にはATX電源を選び、ATX電源が使えないときはSFX電源を選ぶ、という選び方がいいでしょう。このほかにも「TFX」「Flex ATX」「SFX-L」といった規格がありますが、一般的ではありません。

    PCケースのサイズについて詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

    関連記事:初心者必見!自作PCケースおすすめ24選|フル・ミドル・ミニタワー各種の選び方から特徴を徹底解説

    PCの性能・パーツ構成に適した出力を選ぶ

    電源ユニットのサイズを確認したら、次は自分のパソコンのパーツ構成に合わせて適切な出力性能(ワット数)を持った電源ユニットを選んでください。

    パソコンのパーツ性能に対して出力が低いと、動作が不安定になったり、最悪のケースでは起動しないことも考えられます。

    電源ユニットの出力を選ぶ際の基準としては、「パソコンの合計消費ワット数の2倍」と覚えておきましょう。電源ユニットは「負荷率50%」の時に、一番効率よく電力変換を行えるからです。

    パソコンの消費ワット数が200W程度であれば400Wの電源ユニット、消費ワットが400Wなら800Wの電源ユニットがおすすめです。 

    高性能なグラフィックボード(グラボ)を搭載していない一般的な性能のパソコンであれば、400Wの電源ユニットで十分でしょう。高性能なグラフィックボードは消費ワット数が大きいため、もし搭載するのであれば電源ユニットも800W~1000W辺りの出力がおすすめです。

    当然大容量出力のものほど値段も高くなるため、自分のパソコンのスペックに対して適切な出力を選ぶことが重要です。

    パソコンの消費ワット数の調べ方
    元から組み立て済みのパソコンの場合、取扱説明書やパンフレットに「消費電力」と記載されていることがありますので、その値を参考にしましょう。自作PCの場合、それぞれのパーツの消費電力を足し算で求めていきましょう。

    いずれにしても、想定よりも少し大きめの出力を持った電源ユニットを選ぶことがパソコンの安定稼働のポイントになります。

    電力変換効率「80PLUS認証電源」はブロンズ以上がおすすめ

    電源ユニットを選ぶときは、箱に「80PLUS(エイティープラス)」の表示があり、グレード「BRONZE」以上の製品がおすすめです。

    80PLUSとは、電力変換効率の品質を表す規格です。

    現在80PLUSのグレードは6クラスあり、規格のグレードが高い電源ユニットほど効率よく電力エネルギーに変えることができ、無駄なく電力を供給できます。

    80PLUSのグレード(クラス) 電力負荷50%の変換効率 電力負荷100%の電力効率
    STANDARD(スタンダード) 80% 80%
    BRONZE(ブロンズ) 85% 82%
    SILVER(シルバー) 88% 85%
    GOLD(ゴールド) 90% 87%
    PLATINUM(プラチナム) 92% 89%
    TITANIUM(チタニウム) 94% 90%

    現在、スタンダードが最低ランク、チタニウムが最高ランクとなっていて、ランクの高いものほど変換効率が高いことがわかります。

    変換効率が高ければ、発熱しにくく、静音性が高く、電気代が抑えられる「性能の良い電源ユニット」になりますが、その分価格も高くなります。

    ただ、最低ランクのスタンダードでも「電力変換効率80%を保証している」という点では優秀な電源ユニットです。

    逆に80PLUSの表示がない製品は、電力の変換効率が保証されていないため性能が今一つはっきりしません。

    「80PLUS表示がない=粗悪品」というわけではありませんが、電源ユニットを選ぶときの目安として80PLUSの表示がある製品を選ぶと確実です。一般的なPCではBRONZE、ゲーミングPC等の高性能パソコンを組む時は、GOLD以上のランクがおすすめです。

    端子コネクターの数で選ぶ

    電源ユニットには、各パーツを接続するための端子コネクターやコードがあり、製品によって接続できるコネクターの数が異なります。

    パソコンに搭載するパーツ、追加したいパーツが多い場合は端子が多い製品を選びましょう。

    メイン24ピン端子(ATX24ピン)

    マザーボードに接続するためのコネクターで、合計24個の端子がついています。

    • メイン20+4ピン電源コネクタ
    • 20+4ピン メインコネクタ
    • ATX電源ケーブル

    他にもこのような呼び方がありますが、すべて同じメイン24ピン端子を指しています。

      接続先のマザーボードには、古い規格の20ピンタイプと比較的新しい機種で使用されている24ピンタイプがあります。

      新旧のマザーボードに対応させるため、電源ユニットのメイン24ピン端子も、20ピン+4ピンといったように分離して接続できるものが多いです。

      そのため、接続で問題が起きることはあまりありませんが、念のためマザーボードのピン数を確認しておきましょう。

      ATX12v端子(4ピン/8ピン12V電源コネクタ)

      先ほどのメイン24ピン端子と同じマザーボードに接続する端子ですが、こちらはCPUへの電源供給を目的としています。

      こちらも「CPU補助電源コネクタ」や「4ピン+4ピンCPU電源コネクタ」等、メーカーにより様々な呼び方があります。

      ATX12v端子は、一般的な4ピンタイプと、後継規格であるEPS12Vに対応した8ピンタイプ(4ピン+4ピンタイプ)があります。

      4ピン+4ピンタイプならどんなマザーボードにも接続できますが、念のためあらかじめピン数を確認しておきましょう。

      PCI Express電源コネクター

      消費電力の高いグラフィックボード(ビデオカード/グラフィックスカード)に接続する端子です。グラフィックボードを搭載する人は要注意項目です。

      8ピン、もしくは8ピン×2本構成で、さらに8ピンを6ピン+2ピンに分離できるものがあります。

      PCI Express電源コネクターをグラフィックボードに接続する際のピン数は様々です。

      • PCI Express電源コネクターが不要なもの
      • 8ピン、もしくは6ピンを1つ接続するタイプ
      • 8ピン、もしくは6ピンを2つ接続するタイプ
      • 8ピンと6ピンを1つずつ接続するタイプ

      グラフィックボードによって必要な端子の数や接続の仕方が異なりますので、特に高性能なグラフィックボードを組み込む際は必ず確認しておくようにしましょう。

      SATA(Serial ATA)電源端子

      HDDやSSD、光学ドライブ等に用いられる汎用コネクターで、複数のパーツ接続に使われるため電源ユニットにも複数搭載されています。

      HDDやSSDを複数搭載したい場合は、SATA端子の多い電源ユニットを選んでください。

      ペリフェラル4ピン端子

      昔のHDDやDVDドライブに使用されていた「IDE接続規格」の端子です。

      現在HDDや光学ドライブはSATA端子が主流ですので、端子を使用する機会はほぼありません。

      あっても無くても気にしなくて大丈夫です。

      FDD用端子

      FDD(フロッピーディスクドライブ)用の端子で、現在使用する機会はまずありません。

      こちらもあっても無くても気にしなくて大丈夫です。

      フルモジュラー式(フルプラグイン)かどうかもチェック

      フルモジュラー式は、電源ユニット本体とケーブル類が1本1本ポートから分離できるモジュラーケーブルになっているタイプです。

      必要なケーブルだけ接続し、使わないケーブルは取り外しておけるので、パソコン内部配線がすっきりとします。全てのケーブルが取り外せるタイプのフルモジュラー式のほか、一部のケーブルのみ取り外し可能なセミモジュラー式もあります。

      日本製105℃コンデンサを使用した電源ユニットがおすすめ

      電源ユニットは「日本製の105℃コンデンサ」を使用した製品がおすすめです。

      電源ユニットには「コンデンサ」と呼ばれる、変化する電圧や電流を均一にして流す部品が使われています。

      コンデンサには許容最高温度「85℃」と「105℃」の2種類があり、105℃の方が温度上昇に強く劣化しにくいため、高耐久・長寿命です。

      また、同じ105℃コンデンサ―でも、「海外製」と「日本製」があり、日本製コンデンサは特に品質が高いため高性能な電源ユニットで使用されています。

      コンデンサの品質は電源ユニットの寿命や品質に大きく影響するため、できる限り高性能な日本製105℃コンデンサを使用した製品を選びましょう。

      当然日本製の105℃コンデンサーを使用した製品は若干価格が高くなりますが、電源ユニットの寿命を左右する重要な部品なのでここは妥協しない方が良いでしょう。

      安い電源ユニットと高い電源ユニットの違いについて

      高性能な電源ユニットを使用したパソコンは、以下のメリットがあります。

      • 電源効率の良い電源ユニットは熱を持ちにくい
      • 発熱しにくいとファンの稼働が短くなり静音性も高い
      • 電気代が抑えられる
      • パソコンが安定しやすい
      • 長寿命でクラッシュしにくくなる
      • 周りのパーツに悪影響を与えにくい

      電源ユニットは「出力の高さ」「80PLUSのグレード」「コンデンサの種類」によって、数千円の製品から数万円の製品まで価格が大きく異なります。

      基本的に価格の高いものほど高性能で、価格・性能の違いによってパソコンに与える影響も大きく変わってきます。

      逆に、極端に安い性能の低い電源ユニットを使ってしまうと、パソコンそのものの故障につながる可能性も。

      不安定な電流は電源ユニットだけではなく、マザーボードやHDD、GPUといった各パーツにもダメージを与え、パソコン全体をクラッシュさせた事例もあります。

      長期的に見れば大きな故障原因のリスクになる可能性はありますので、電源ユニットを選ぶときは極端に安い製品は避けましょう。わずかな出費を惜しんで、その何倍もの損害を出すようなことにならないよう電源ユニットはできる限り良いものを選びましょう。

      【ATX】電源ユニットのおすすめ人気ランキング比較一覧表

      まずは、電源ユニットで最も一般的な規格である「ATX」規格のランキングを紹介します。

      Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、ビックカメラや価格比較サイト)の上位商品や口コミで評判の良かった製品をポイント制で集計。売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
      商品最安価格規格サイズ重量出力コネクターモジュラータイプ80PLUS認証コンデンサその他機能
      [玄人志向] KRPW-GK750W/90+ 80PLUS GOLD認証 750W ATX電源楽天市場¥12,101 AmazonYahoo!ATX15x14x8.6cm2.36kg750W11本フルモジュラーGOLD日本製105℃ファンコントロール
      [SUPERFLOWER] LEADEX V Gold PRO 80PLUS Gold認証 1000W ATX電源楽天市場¥23,490 AmazonYahoo!ATX‎13x15 x8.6cm2.02kg1000W12本フルモジュラーGOLD日本製105℃スーパーコネクター
      [Corsair] CP-9020138-JP 850W 電源ユニット 80PLUS PLATINUM楽天市場確認中 AmazonYahoo!ATX15x20×8.6cm3.94kg850W13本フルモジュラーPLATINUM日本製105℃Zero RPM Fan Mode
      [玄人志向] KRPW-GA850W/90+ 80Plus GOLD 850W ATX 電源ユニット楽天市場¥15,131 AmazonYahoo!ATX15x15x8.6cm2.96kg850W11本フルモジュラーGOLD日本製105℃-
      [Thermaltake] PS-SPD-0600NPCWJP-W 600W 電源ユニット楽天市場¥6,980 AmazonYahoo!ATX15x14x8.6cm1.9kg600W14本一体型STANDARD表記無し
      [オウルテック] OEC-PSUC600 ATX電源 600W 80PLUS BRONZE認証楽天市場確認中 AmazonYahoo!ATX15x14x8.6cm1.93kg600W12本一体型BRONZE海外製
      [Apexgaming] AG-750M-JP 80PLUS GOLD認証 750W フルプラグイン ATX楽天市場¥9,507 AmazonYahoo!ATX15x16x8.6cm2.7kg750W9本フルモジュラーGOLD日本製105℃10年保証
      [ANTEC] NE750 GOLD 80PLUS GOLD認証取得 高効率高耐久 電源ユニット楽天市場¥14,200 AmazonYahoo!ATX14x15×8.6cm2.62kg750W4本セミモジュラーGOLD日本製105℃7年保証
      [ASUS] ROG-STRIX-1000G 1000W 電源ユニット GOLD認証 取得 10年保証楽天市場¥52,880 AmazonYahoo!ATX16x15x8.6cm1.88kg1000W23本フルモジュラーGOLD日本製105℃ヒートシンク搭載
      [NZXT] NP-C850M-JP C850 電源ユニット Gold認証 850W楽天市場¥9,800 AmazonYahoo!ATX15x15x8.6cm3.02kg850W11本フルモジュラーGOLD日本製105℃ゼロRPMファンモード
      [Corsair] RM850x CP-9020200-JP PS1122 PC電源ユニット 850W Gold楽天市場¥28,893 AmazonYahoo!ATX15x16x8.6cm3.21kg850W12本フルモジュラーGOLD日本製105℃Zero RPM Fan Mode
      [SUPERFLOWER] LEADEX V P130X-1000 PRO-WT 1000W PC電源 PLATINUM楽天市場¥35,916 AmazonYahoo!ATX13x15x8.6cm2.78kg1000W13本フルモジュラーPLATINUM日本製105℃スーパーコネクタ採用
      [Corsair] CP-9020103-JP CX650M 80PLUS BRONZE PC電源ユニット PS628楽天市場¥8,773 AmazonYahoo!ATX15x14x8.6cm1.6kg650W5本セミモジュラーBRONZE表記無し5年保証
      [Silverstone] SST-ET750-HG-Rev 80Plus ゴールド認証 ATX電源 750W楽天市場¥13,318 AmazonYahoo!ATX15x16x8.6cm2kg750W6本セミモジュラーGOLD表記無し3年保証

      【ATX】電源ユニットおすすめランキング14選

      【SFX】電源ユニットのおすすめ人気ランキング比較一覧表

      続いて、ATX電源より小さいサイズのSFX電源のランキングです。

      商品最安価格規格サイズ重量出力コネクターモジュラータイプ80PLUS認証コンデンサその他機能
      [SilverStone] SST-ST45SF-V3 SFX電源ユニット楽天市場¥10,780 AmazonYahoo!SFX10x12.5x6.3cm1kg450W-一体型BRONZE表記無し-
      [CORSAIR] SF450 450W SFX電源ユニット 80PLUS GOLD認証取得 1系統 SFシリーズ楽天市場確認中 AmazonYahoo!SFX12.5×6.3×10cm850g450W7本フルモジュラーGOLD日本製105℃7年保証
      [Fractal Design] FD-PSU-ION-SFX-500G-BK PS874 ION SFX 500G PC電源ユニット楽天市場確認中 AmazonYahoo!SFX12.5x12.5x6.3cm1.11kg500W8本フルモジュラーGOLD日本製105℃10年保証
      [Cooler Master] MPY-8501-SFHAGV-JP PS954 850W SFX PC電源ユニット楽天市場¥26,800 AmazonYahoo!SFX12.5x10x6.3cm1.8kg850W9本フルモジュラーGOLD日本製105℃10年保証
      [IN WIN] IW-CS700-SFX 80PLUS GOLD認証 700W SFX電源ユニット楽天市場¥19,758 AmazonYahoo!SFX10x12.5x6.3cm1.73kg700W8本フルモジュラーGOLD日本製105℃5年保証

      【SFX】電源ユニットおすすめランキング5選

      電源ユニットおすすめメーカー・ブランド

      電源ユニットは様々なメーカーから発売されていますが、できる限り実績ある、信頼性の高いメーカーの製品を購入しましょう。

      電源ユニットで人気の、有名メーカーは主に以下の通りです。

      • OWLTECH(オウルテック)
      • 玄人志向
      • SILVERSTONE(シルバーストーン)
      • CORSAIR(コルセア)
      • Seasonic(シーソニック)
      • Cooler Master(クーラーマスター)
      • ANTEC(アンテック)

      ここに挙げたメーカーの電源ユニットから選べば、大きな失敗はないでしょう。

      今回この中から特に人気のあるメーカー3つと、その特徴を紹介します。

      玄人志向

      玄人志向は、シンプルで低価格な製品を数多く販売するパソコンパーツメーカーで、自作PCユーザーの間では非常に有名なメーカーです。

      性能の割に低価格でコスパの良い製品が多いですが、保証期間が1~3年とやや短めの製品が多く、サポートも分かりにくい面があります。名前の通り、ある程度パソコンパーツの知識がある玄人向けのメーカーです。

      CORSAIR(コルセア)

      PCケースや電源ユニット、メモリまで様々な高品質なパソコンパーツを製造販売しているメーカーです。

      価格は他のメーカーと比べると決して安くはありませんが、高性能なパーツが多く差額分以上の価値があります。

      わずかなスペックの違いにも敏感なゲーミングPC愛用者から高い支持を得ているメーカーで、その品質・性能の高さが伺い知れます。信頼性の高さや品質、性能を重視するならコルセア製がおすすめです。

      OWLTECH(オウルテック)

      オウルテックは神奈川県にある日本のメーカーで、パソコンやスマホ向けパーツを製造販売するメーカーです。

      オウルテックの電源ユニットは保証期間が長く、短い物でも3~5年、長いものでは10年を超える製品があります。

      保証期間を長くすればするほどメーカーの負担は大きくなりますが、それだけ電源ユニットの品質、壊れにくさに対して自信があるわけです。保証期間が長く、サポートも万全なので、安心安全な国産電源ユニットを使用したい方はオウルテックがおすすめです。

      こんな症状が出たら電源ユニットの不調や故障を疑おう

      • 電源が入らない
      • 起動してもすぐにシャットダウンしてしまう
      • 落ちたり再起動したりといった症状が頻繁に出る
      • スリープ(スタンバイ)からの復帰が不安定
      • パソコンがフリーズする
      • 電源ユニットからノイズ・異音がする

      もし、いま使っているパソコンにこのような症状が出たら、電源ユニットの故障や性能不足を疑ってみてください。

      自作PCを組んだり、パソコンパーツを高性能な物に交換したあと、すぐにこのような症状が出た場合は電源ユニットのスペックが足りていない可能性があります。

      電源ユニットの交換も視野に入れて原因を探ってみてください。ただ、他のパーツの故障でもこのような症状が出ることもあるので、あくまでも目安の一つです。

      電源ユニットの関連商品

      電源ユニットに関連する商品を紹介します。

      パソコンの性能を左右するPCケース

      自作でパソコンを組む際、最初に決めるのがPCケースです。

      PCケースの大きさによって、処理速度や冷却性能といった最終的な性能・拡張性が大きく変わってきます。

      当然電源ユニットもPCケースのサイズで収納できるタイプが異なってきますので、自分に目的や用途に合ったケースを選びましょう。

      パソコンの心臓部マザーボード

      ケースを決めたら、次はCPUが搭載されたパソコンの頭脳や心臓部ともいえるマザーボード(メインボード)です。

      ATXやmicroATX等のサイズがあり、大きいものほど拡張性が高く高性能のため、こちらもケース同様パソコンの使用目的に応じて選択してください。

      関連記事:【Ryzen・Intel】マザーボードおすすめ30選!選び方や人気メーカーを解説

      電源ユニットよくある質問

      最後に、電源ユニットでよくある質問をまとめました。

      発熱の状態を調べる方法はありますか?

      電源ユニットを含めたパソコンの各パーツの温度をテストするには、Windowsのパフォーマンスモニターか、フリーのチェッカーソフトを使用します。

      パソコンパーツを高性能なものに交換するとその分発熱しやすくなり、温度上昇に対して冷却性能が追い付かなくなると故障や熱暴走の原因になります。

      パソコンのパーツを交換したら必ず温度をチェックし、場合によっては電源ユニットの交換やファンを増設するといった対策を行ってください。

      電源ユニットを処分するにはどうしたらいい?

      故障した電源ユニットの取り換えで不要になった電源ユニットは、自治体の粗大ごみとして処分しましょう。

      そのほか、廃棄物専門処理業者に依頼したり、壊れていないのであれば中古リサイクルショップに買取に出すこともできます。

      PCを自作するときはパソコンの性能に合った電源ユニットを選ぶ!

      電源ユニットは、コンセントからの電流を変換し、安定した状態でパソコン各パーツに供給する非常に重要な土台パーツです。

      パーツ選びの中では比較的地味なため、あまり重要視していない方もいるかもしれません。

      ですが粗悪品を選んでしまうと、最悪パソコンすべてのパーツを巻き込んでクラッシュする可能性があります。

      • ストレスなくパソコンを使いたい
      • パソコンを長く大事に使いたい
      • 高性能なパーツを使ってパソコンを組みたい

      このような方は、少し予算を上乗せして高性能な電源ユニットを使用しましょう。

      Picky’sでは、このほかにもパソコンの自作で役立つパーツを以下の記事で紹介しています。

      自作パソコンを組もうと思っている方は、以下の記事もぜひ読んでみてください。

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