【専門家に聞いた】オラクル・データベース復旧方法2つと注意点!おすすめ専門業者も

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アメリカ、オラクルが開発したデータベース管理システム「Oracle Database(オラクル データベース)」。活用している企業も多いですが、ある日突然「データがオープン・インポートできない」そんな事態が発生することもあります。

ビジネスに欠かせないオラクル・データベースは、いち早く元通りになって欲しいもの。しかし復旧する方法や依頼する業者を誤れば、データは二度と元に戻らない上に高額請求される場合もあります。

この記事ではPicky‘s編集部が、オラクル・データベースの専門家に質問して分かった復旧方法やオラクル専門業者を選ぶポイントをご紹介!データを削除してしまった、バックアップからのインポートがうまくいかなかった、自力での復旧ができなくても大丈夫です。オラクル・データベースの復旧に強い専門業者も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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オラクル・データベースを復旧する方法

オラクルを復旧するには、以下の2点が重要です。

  1. 有効なバックアップを取得している
  2. 最初の状態に戻せる準備をしておく

1はバックアップ方法によって復旧方法も異なるため、まずは取得されているバックアップをご確認ください。2について、HDDのクローンや最低でもファイル単位でのバックアップを取得してから、復旧作業を行ってください。

バックアップがない場合、残念ながら自力での復旧は不可能です。しかしオラクル復旧専門会社であれば復旧が可能です。作業前に取得したクローンやファイルのバックアップを持って、諦めずに相談してください。

編集部

以下では自力でできる復旧方法を2つ紹介します。

復旧方法①:オフラインバックアップからのリストア

復旧方法①:オフラインバックアップからのリストア

オフラインでバックアップを取得されている場合、データベースが停止した状態でバックアップを取得してください。各ファイルは一貫性がある状態で取得されているため、そのまま戻すことですぐにデータベースを起動できます。

OS上のファイルコピー(cpコマンドやドラッグ&ドロップ)後、オラクルを起動することで復旧します。

復旧方法②:オンラインバックアップからのリストア+リカバリー

復旧方法②:オンラインバックアップからのリストア+リカバリー

RMANを利用し、DBが起動した状態でバックアップを取得している場合、同様にRMANから復旧を行います。オフラインバックアップと違い、一貫性がないバックアップになるため、リストア+リカバリーが必要です。

※リカバリ:データブロックにREDOログを適用しロールフォワード&ロールバックすること
※Archive log modeのみ可能

  1.  [RMAN> LIST FAILURE;]により、破損箇所を確認します。
  2.  [RMAN> ADVISE FAILURE;]で、破損箇所をリストア/リカバリするRMANスクリプトを作成します。
  3.  [RMAN> REPAIR FAILURE;]で、スクリプトを実行し、復旧します。
#DB全体の場合のコマンド例
  • RMAN> RESTORE DATABASE; #バックアップのリストア
  • RMAN> RECOVER DATABASE; #リカバリ(REDOログの適用)
  • ※OracleインスタンスをSHUTDOWNしてMOUNTで起動

編集部

上記方法を使用してもうまくオラクルが復旧できない、オープンできない場合は、オラクル復旧専門会社に相談してみましょう。

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オラクル・データベースを業者に依頼する時の注意点

オラクル・データベースは高度な技術が必要です。専門とする業者も数少ないため、依頼する業者選びは特に慎重にならないといけません。

ここでは業者選びに必要な基本知識・注意点を紹介します。

注意点①:データ復旧業界の基本、ファイルが復旧できれば支払い発生

注意点①:データ復旧業界の基本、ファイルが復旧できれば支払い発生

データ復旧会社にサービスを依頼する場合、復旧したデータを使って、元通りの環境で仕事ができる未来を想像されると思いますがそれは半分正解で半分間違いです。

データ復旧サービスはその名のとおり、データだけが復旧されるサービスであり、納品形式はファイル単位です。エクセルやワード、写真などのデータはファイルだけ納品されれば、別のPCでそのまま使用することができますが、開発系のシステムやOracleに代表されるデータベース等、特殊なデータはファイルだけ納品されてもすぐには使用できません。

サーバーやストレージなどのシステム環境を再構築した後、納品されたデータをリストアして、動作チェックを行い、初めてもとの環境に戻すことができます。データが無いことにはどうしようもないので、データ復旧は必須ですが、それ以上にシステム障害に対する、使用ユーザーへのサポート、代替案の検討やサーバーの再構築などが急務となります。

データ復旧会社を選んでいる時間がないから、大手っぽいから、実績多そうだから、と安易にデータ復旧会社を決めてしまうと、余計な仕事が増えた、多額の請求だけが発生した、これなら依頼しないほうが良かった!という本当に取り返しのつかない結果になりかねません。

どうしてそうなるのか?またそれを避けるにはどうしたらいいのか?を次の章で詳しくお話します。

注意点②:復旧できなくても高額請求の可能性あり

注意点②:復旧できなくても高額請求の可能性あり

データ復旧会社は大きく2種類に分けられます。

  1. 復旧できた時だけ費用を支払う成功報酬の会社
  2. 作業を依頼すると結果に関わらず費用が発生する会社

一時期は成功報酬の会社がほとんどでしたが、今では復旧できなくても費用がかかる復旧業者が増えてきています。

なぜかと言うと、作業に使用する専門ツールやドナーパーツの高騰もありますが、一番はやはり復旧できない=売上がなくては会社継続が厳しいからと推測されます。技術力は個々の会社によって異なりますが、成功報酬の会社は復旧できなければ売上が上がらないため、復旧成功が目的となります。

では反対に、復旧ができなくても費用がかかる会社の目的は「復旧の依頼をとること」が目的だと推測できます。HPでは成功報酬っぽいことが書かれていても、費用のほとんどが復旧の可否に関係のない作業費用で構成され、復旧できた場合の成功報酬がさらに追加で請求される会社もあります。

選ぶべき会社は、完全成功報酬かつデータベースを扱っている技術力の高い会社のみです。

この条件を満たす会社は、のちの「オラクル・データベース復旧業者おすすめ人気ランキング比較一覧表」で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

注意点③:サーバー復旧してもオラクルは動かない可能性もあり

注意点③:サーバー復旧してもoracleは動かない可能性もあり

前章の注意点①でお話した通り、99%以上のデータ復旧会社はデータファイルを納品して終了です。

HPをみると「成功報酬」「希望データが復旧できた場合だけ支払い」「復旧できなければ無料」といった文字が踊っているため、安心して依頼しそうになりますが、ここにも大きな落とし穴があります。それは、成功の条件が曖昧すぎて、自分のいい方向に受け取ってしまうということです。

  • お客様の成功:データが開く状態で全部復旧できている
  • データ復旧会社の成功:希望または指定データがファイルとして復旧できている

簡単に言えば、ファイルが形として復旧されていれば、ファイル名と中身が一致していなくても、ファイルが開かない破損ファイルでも復旧とみなされ、請求されるということです。

中には希望データに対してオープンチェックを実施して、希望データが使用できる正常なデータかどうかを確認した後に納品する会社もありますが、あくまで一般的なオフィスやメール、写真、動画といったデータが対象であり、データベースのような特殊なファイルは対象外となります。

99%以上の会社が復旧したデータベースを確認する設備や技術もなく、ただファイルとして形だけでも復旧できれば成功と判断され、成功報酬の費用を請求してきます。

最終目的はオラクルの復旧であって、サーバーの復旧が目的ではないと思います。それなのにファイルが復旧できていればオラクルも大丈夫だろう、専門性の高いデータ復旧会社がどこもみんなノーチェックで納品ですよと言っているのだから、そういうものだろう。と勝手に納得して、後で泣いている人が沢山います。

「サーバー復旧に何百万支払って受け取ったオラクルデータがどうやっても開かない」なんてことになる前に、オラクルデータが開くことを確認してから納品してもらえるデータ復旧サービスの会社に依頼することをおすすめします。

注意点④:復旧のチャンスは一度きりかも!?

注意点③:復旧のチャンスは一度きりかも!?

オラクル復旧にも対応しているデータ復旧会社は、技術的に特化していることもあり、費用が高額になる傾向があります。

「まずは安い復旧会社でデータを復旧しておいて、オラクルが復旧できてそのまま使えればラッキー、もしだめだったら仕方ない、費用が高くてもオラクル復旧に対応している会社に依頼しよう」と考える方もいるかもしれませんが、それは完全に悪手です。

オラクルにアクセスできない理由の1位は、HDDの故障から発生するサーバー自体の障害であり、HDD復旧の手順や方法を誤ってしまうと、HDDは二度と復旧できなくなります。

特に復旧費用の安い会社は、HDDの物理障害には対応していない場合が多く、簡易的な復旧しかできない会社が重症のHDDを診断・復旧した場合、誤った方法をとることで一気に状態が悪化します。負荷をかけ、ボロボロになってしまったHDDでは、さすがに技術のある会社でも復旧は難しく、ファイルの抽出すらできなくなります。

編集部

物理障害に対応したデータ復旧会社はいくつもありますが、99%以上の会社がオラクルはノーチェックのため、本当にオラクルの復旧を希望されるのであれば、選択肢はオラクル復旧が可能な会社一択になります。

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オラクル・データベース復旧業者おすすめ人気ランキング比較一覧表

商品公式サイト運営会社設立年所在地電話番号営業時間復旧費用成功報酬制
ライブデータ公式サイト株式会社LIVEDATA2006年東京都千代田区0120-895-960平日9:00~22:00要相談
A1Data公式サイトA1データ株式会社1994年埼玉県飯能市0120-413-374平日9:00~18:00要相談
アドバンスデザイン公式サイトアドバンスデザイン株式会社1995年東京都千代田区0120ー290ー189平日9:00~17:30要相談

オラクル・データベース復旧業者おすすめ人気ランキング3選

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オラクル・データベース復旧のよくある質問

編集部

ここでは、オラクル・データベースの復旧に関するよくある質問をまとめました!専門家から直接回答をもらえたので、ぜひ参考にしてください。

サーバーが故障したのでデータ復旧の会社に依頼してファイルを受け取ったのですが、オラクルが開きません。開くように復旧できますか?

オラクル復旧会社では、破損したオラクルデータに対しての復旧作業も可能です。
エラーに該当するデータを修復したり、作り直すことはできないため、エラー箇所のデータに関して消失する可能性はありますが、オラクルを開く状態に復旧することは可能です。ただし、他社の復旧が正しくない場合、オラクルファイルが復旧されていても、中身が足りなかったり、別のデータが入り込んでいたり、復旧対象とするデータとして有効でない場合があります。その場合は、サーバー復旧から行うことで、より精度の高いオラクル復旧が可能です。

毎日バックアップを取っていたのですが、バックアップからリストアしてもうまくいきません。復旧できますか?

バックアップ自体がうまくいっていなかった場合、バックアップファイルは空または不足したデータとなりますので、そのファイルからの復旧では不十分な場合があります。整合性の問題などでリストアできない場合、整合性の取れないデータが一部消失する可能性はありますが、復旧は可能です。

オラクル・データベース復旧まとめ

オラクル・データベースの復旧のために、必要な復旧方法・業者選びの基本や注意点・おすすめ復旧業者を紹介しました。

復旧したいデータがオラクルであれば、会社規模やサーバーの復旧実績、都合の良い広告に騙されず、オラクル復旧に対応している会社に依頼することが一番確実な方法です。

誤った会社に依頼した場合、2度とオラクルは復旧できなくなる可能性があるので、初期診断も含め、慎重に検討し、依頼すること。この記事が、オラクル復旧の一助になれば幸いです。

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