A1データは日本のデータ復旧業界の中でも老舗の業者です。
長年培ってきた技術力、そしてデータ復旧業界をけん引するDRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業でもあり、安心して依頼できる業者の一つです。
今回はそんなA1データの料金や特徴、メリットを解説します。
- A1データはどんな業者?
- A1データの料金や会社の場所は?
- A1データにはどんなメリットがあるの?
- A1データで悪い評判とかはある?
データ復旧会社選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
データ復旧業者 A1Data(エーワンデータ)とは?
A1データの特徴や料金をまとめました。
A1Data(エーワンデータ)の特徴
- 1995年創業、データ復旧の老舗
- DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業
- リモート(遠隔)リカバリーで迅速対応
- 2GB以下ならクイックリターンサービスでデータ即日受け取り
- 完全成功報酬制
- あらゆるOSに強くFAT・XFSにも対応
A1データは日本のデータ復旧業界におけるパイオニアともいえる企業で、A1データ代表の本田 正さんはDRAJ(日本データ復旧協会)の会長も務めています。
そんなA1データ、高度なデータ復旧技術はもちろん、障害度合いや事情に合わせた豊富な復旧メニューで一人一人に合わせた復旧が可能です。
例えば、遠隔でリカバリーを行う「リモートリカバリー」は他の業者にはない特徴で、遠方の方でもトラブルの際すぐに対処してもらうことが可能です。
また、2GB以下のちょっとしたデータなら、リモート&クイックリターンサービスでその日のうちに復旧したデータを受け取れる可能性もあります。
ピンポイントなファイルのデータ復旧であれば真っ先に依頼しましょう。
A1Data(エーワンデータ)の詳細
A1データの料金や、対応サービスをまとめました。
実績 | 5万件以上/DRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業 |
---|---|
価格 | 簡易障害27,600円~/論理障害156,800円~/物理障害196,000円~ |
スピード | 初期調査は48時間以内/作業開始から数時間~翌日にデータ復旧(症状による) |
無料見積もり | ◎(他社開封済みの場合は調査費がかかります) |
完全成果報酬型 | ◎ |
対応メディア | HDD/SSD/RAID/NAS/USBメモリ/SDカード/VMware(仮想環境)CD/BD |
店舗受付/郵送受付 | 応相談/有り ※論理障害はリモートリカバリー対応 |
設備やツール | 専用ラボ |
所在地 | 【銀座営業所】東京都中央区銀座7丁目13番6号 サガミビル2階 |
老舗業者だけあり、復旧実績は5万件以上と圧倒的な数字で、技術、信頼性に関しては申し分ありません。
A1データの料金は、以下の基準を元に算出されます。
- 論理か物理か(物理障害の方が高額)
- 容量(復旧範囲が広い、つまり容量が大きい方が高額になる)
- 台数(複数台クラッシュしたような場合は高額になる)
- メディアの種類(USBなのかHDDなのはNASなのか)
- 使用環境(データ復旧の方法)
参考までにウェブサイトに表記されている価格を載せておきます。
- 簡易障害27,600円~
- 論理障害156,800円~
- 物理障害196,000円~
相場としては安くもなく、高くもなく、技術力の高さを考慮すれば妥当な金額と言えるでしょう。
ただ、物理障害については他の業者の相場より若干安いと思います。
もちろん事前にかかる費用の見積もりは出してもらえますので、依頼するしないはともかく、データの破損で困ったらまずは相談してみましょう。
調査費は無料(他社開封済みを除く)で、成功報酬制ですので、データが復旧した場合のみの支払いとなります。
一部の悪質な業者のように、調査の段階で費用を請求するようなことは一切ありません。
営業所は銀座と横浜(神奈川県横浜市西区北幸1丁目11番1号 水信ビル7階)にあります。
関東圏にお住まいの方はぜひ選択肢の一つとして考えておきましょう。
なお、先ほどの費用要因の一つ、論理障害や物理障害については、以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
関連記事:【完全比較】PC (パソコン) データ復元 !! 無料ソフトと復旧業者どちらがオススメ?
A1Data(エーワンデータ)のキャンペーン情報
エーワンデータでは一部のメーカー製品に限り、データ復旧費用を最大30%割引するキャンペーンを行っています。
- buffalo(バッファロー)
- DELL(デル)
- I・O DATA(アイオーデータ)
上記メーカーのHDD、NAS、RAIDが対象です。
上記のメーカーを使用している方は、いざという時のためにA1データの名前を覚えておきましょう。
A1Data(エーワンデータ)の良い口コミ・評判
A1データの良い口コミを調べてみました。
- 火災で燃えてしまったHDDからもデータ復旧成功
- データの復旧範囲をあらかじめ教えてもらえて助かった
- 業務時間中だったがリモートで対応してくれたので影響が最小限で済んだ
A1データの復旧実績は非常に多く、実績数はもちろん様々な事例の復旧実績も豊富です。
例えば火災で燃えてしまったHDDからのデータ復旧は、当然最大難度のデータ復旧となりますが、A1データには復旧させた実績があります。

引用:value Press
このことから、おそらくA1データで復旧できない症状は、ほぼ無いと思っていいでしょう。
そのほか、「対応が親切」といった口コミや、「業務中だったが、リモートですぐ復旧したので助かった」という口コミが見られました。
様々な復旧方法を提案できるのも、実績と経験が豊富な老舗ならではですね。
A1Data(エーワンデータ)の悪い口コミ・悪評
- 無し
ブログやTwitterを色々と調べてみましたが、A1データに関する悪い口コミは見られませんでした。
悪い口コミが目立ちやすいネットにおいて、悪い口コミが見当たらないというのは結構珍しいです。
しかも5万件以上の実績がありながら、悪評が無いというのはすごい事です。
A1データに依頼した方のほとんどが対応に満足していると見ていいでしょう。
A1Data(エーワンデータ)の営業マン・営業体制はどうなの?
A1データはDRAJ(日本データ復旧協会)常任理事企業、さらにA1データの代表 本田正さんはこの日本データ復旧協会の会長を務めています。
このDRAJはデータ復旧業界全体を健全化しようと日夜努力しており、A1データもそれの理念のもとに営業活動を行っています。
例えば、令和元年に全国各地で猛威を振るった台風15号。
この時、多くの企業や個人が被害を受け、同時に多くのパソコンも水没したり破損しました。
A1データではこの時、これらのパソコンの復旧の無料復旧支援を行いました。

引用:WMR東京家電
業界健全化を進めているだけあり、このような営業を数多く行ってます。
このほかにも、代表の本田さんは各地でデータ復旧に関する講演会やメディアに出演するなど、データ復旧に関する情報を発信しています。
また、A1のスタッフも対応がとても丁寧だという口コミをたくさん見かけましたので、営業に関する問題はほぼないでしょう。
A1Data(エーワンデータ)でデータ復旧するメリット・デメリット
A1データのメリットとデメリットをまとめました。
A1Data(エーワンデータ)のメリット
【メリット①】安心して依頼できる老舗業者
データ復旧業者は山のようにありますが、その中でも信頼できる業者はわずかです。
- 実績が多い事
- 技術力が高い事
- 料金体系や支払い方法が明確であること
- 情報セキュリティ意識が高い事
A1データはこれらの条件を全て満たしており、日本のデータ復旧業者の中でも信頼性はトップクラスです。
変な業者に当たってしまうと、データ復旧に失敗されたり、訳の分からない料金を上乗せで請求されたりといったトラブルに遭ってしまいます。
さらに、最悪のパターンはデータ復旧に失敗した上に、作業料を請求されるケースです。
A1データではそんなことは起きませんので、安心して依頼しましょう。
【メリット②】取引企業・実績が豊富
A1データは国内外様々なメーカーとの取引実績があります。
- DELL(デル)
- SAMSUNG(サムスン)
- buffalo(バッファロー)
- SONY(ソニー)
- SHARP(シャープ)
- SEAGATE(シーゲート)
- SOTEC(ソーテック)
- Panasonic(パナソニック)
- Apple(アップル)
- HP(ヒューレットパッカード)
あらゆるメーカーのメディアからデータを復旧させる豊富なノウハウがあると言えます。
【メリット③】一部のメーカー製品は割引対象に
先ほど解説しましたが、A1データではbuffaloとDELL、I・O DATAの製品からのデータ復旧が最大30%割引になるキャンペーンを行っています。
一部のメーカーとはいえ、この3メーカーは記録媒体の中では大手の会社で、シェアも高いメーカーです。
外付けHDDやLink station等で使っている方も多いでしょう。
この3メーカーのユーザーは、まずはA1データで見積もりを取るといいかもしれません。
【メリット④】リモートリカバリーで費用も時間もかからずデータ復旧できる
A1データでは、依頼者の復旧させたいメディアとA1データのラボをネットで直結し、遠隔によるデータ復旧が可能です。
これにより、持ち込んだり郵送したりといった時間のロスが最小限に抑えられ、数時間~1日という短時間での復旧が可能になります。
通信データは暗号化されるため、リモートと言っても情報が漏洩することはありません。
A1データではこのような近くにデータ復旧会社が無くても手軽に依頼できる、非常に便利なサービスを提供しています。
A1Data(エーワンデータ)のデメリット
【デメリット①】決して安価ではない
A1データは技術力や情報セキュリティは申し分ありませんが、単純に価格だけを見ると決して安い業者ではありません。
データの復旧確率よりも、とにかく費用を安く抑えたいという方には不向きでしょう。
逆に、「業界最安値じゃなくてもいいから確実に大事なデータ復旧させたい」という方にとっては最適です。
A1データで迷ったら無料見積もりなどで他社と比較するのもオススメ
A1データは良さそうだけど分からない部分もあるので不安という人もいるかもしれません。その場合には、他社との比較をすることで、より安心してデータ復旧を依頼できる可能性もあります。
- 他のところと比較してみたい
- 復旧料金をアイミツしたい
- データ復旧についてもう少し知りたい
- 完全成果報酬型が良い
いくつの業者を比較検討することで、データ復旧料金を抑えることができたり、正しいデータ復旧の方法を見つけることにもつながる可能性があります。
なので少しでも業者選びで不安や心配が残っている場合には、ほかの業者にも相談して客観的なアドバイスや料金を比較してみるのも良いでしょう。
Picky’s編集部では、国内にあるデータ復旧業者を徹底調査した中で、本当におすすめできるデータ復旧業者を詳しく解説しています。人気のデータ復旧サービスでは無料診断や無料見積りが可能なので是非チェックしてみてください。

また法人のNASやサーバーに問題が起こり、外部に持ち出せないデータや機器にトラブルが起こってしまったときの対処方法などを専門家が解説しています。最近は個人情報の取り扱いなどが難しくなっているので、社内の現場でデータ復旧するケースもふえています。
オンサイト(現地)でのデータ復旧についてはこちらで詳しく解説しています。
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