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自宅でゆっくりと音楽やゲームを楽しみたいときにおすすめの「開放型ヘッドホン」。広がりのあるサウンドと抜群のつけ心地を味わえます。耳への圧迫感が少なく、聞き疲れしにくいので、長時間ヘッドホンを使用したい人にぴったりです。
しかし、いざ開放型ヘッドホンを購入するとなると「ワイヤレスタイプってある?」「音漏れにしくい開放型ヘッドホンが欲しい」など選び方に悩む人は多いはず。また、SONYやオーディオテクニカなど、人気メーカーの商品特徴も気になりますよね。
そこで今回は、「開放型ヘッドホン」をPicky’s編集部が徹底解説。開放型ヘッドホンのメリット・デメリットはもちろん、商品の選び方や人気商品ランキング20選をまとめています。安い商品と高い商品の違いも紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してください。
目次
開放型ヘッドホンとは?密閉型との違いも解説
そもそも「開放型」「密閉型」というのは、ヘッドホンのハウジングの種類を表しています。一般的にヘッドホンは、音を鳴らす「ドライバーユニット」を「ハウジング」と呼ばれるパーツで覆った構造になっているのが特徴。ハウジングは、ヘッドホンの音質・装着感・耐久性を左右する重要なパーツです。
開放型ヘッドホンは、ハウジングがメッシュ構造になっており、完全には密閉されていません。空気が出入りしやすくなっているため、スピーカーで音楽を聴いているような自然な響きを味わえます。
一方で、密閉型ヘッドホンは、ハウジングが完全に密閉されているのが特徴です。音や振動が逃げないため、力強い低音サウンドも十分に楽しめます。
開放型ヘッドホンのメリット・デメリット
ここでは、開放型ヘッドホンのメリット・デメリットを紹介。音の特徴や装着感などを詳しく解説しているので、購入時の参考にしてくださいね。
開放型ヘッドホンのメリット
- クリアなサウンドを楽しめる
- 音の広がりを感じやすい
- 聞き疲れしにくい
- 装着感に優れている
開放型ヘッドホンの最大の魅力は、広がりのあるクリアなサウンドを楽しめること。音がハウジング内にこもらないので、生演奏のような音楽を表現してくれます。適度に音の抜けがあるので、高音サウンドの再生時に音割れしにくい&聞き疲れしにくいのもメリットです。
また、通気性に優れており、耳が蒸れにくいのも開放型ヘッドホンの特徴。仕事で長時間ヘッドホンをつけることが多い人や、音楽鑑賞やゲームを楽しむための自宅用ヘッドホンが欲しい人におすすめですよ。
開放型ヘッドホンのデメリット
- 遮音性が低く、音漏れしやすい
- 低音域の力強さに劣る
一方で、開放型ヘッドホンは空気を逃がしやすい構造になっているため、音が外に漏れやすいのが弱点。自宅以外で使う場合は、音量に十分注意しましょう。また、遮音性にも劣るので、周囲の音をシャットアウトして音楽だけに集中したい人には不向きです。
また、密閉型ヘッドホンに比べると、低音域が弱いというデメリットもあります。身体にズンズンと響くような重低音を楽しみたい人は、密閉型ヘッドホンの購入を検討してみてください。
関連記事:重低音が響く!BOSEのおすすめヘッドホン7選|最新作から旧モデルまで紹介
開放型ヘッドホンの選び方
ここからは、開放型ヘッドホンの選び方を紹介します。音質・イヤーパッドの形状・接続方法など、自分にぴったりの開放型ヘッドホンを見つけるためのポイントをまとめました。
装着感が変わる!まずは、イヤーパッドの「形状」をチェック
開放型ヘッドホンのイヤーパッドには、「オーバーイヤー型」と「オンイヤー型」があります。
オーバーイヤー型は、耳を包み込むように装着するので、安定した装着感を得られるのが特徴。フィット感もあり、開放型ヘッドホンの弱点である音漏れを軽減できます。ゲームや音楽鑑賞に没頭したい人・少しでも音漏れ対策をしたい人におすすめです。
一方で、オンイヤー型は、耳の上に置くように装着します。オーバーイヤー型に比べてイヤーカップが小さいため、本体サイズがコンパクトかつ軽量なのが特徴。通勤や旅行など、持ち運びシーンに適しています。また、耳を包み込まないので、眼鏡が干渉しにくいのもメリットです。
編集部
高音・低音のどちらが好みかに合わせて再生周波数帯域をチェック
「低音強めが好き」「高音域のサウンドをよく聞く」など、再生する音楽のジャンルや好みに合わせて再生周波数帯域もチェックしましょう。
再生周波数帯域とは、再生可能な周波数を表したもの。「15Hz~30KHz」といった数値で表記され、下限は低音域、上限は高音域の再生範囲を表しています。低音サウンドが好きな人や、ゲームをする際の迫力を重視したい人は下の数字が40Hz以下・高音サウンドが好きな人は上の数字が30KHz以上の商品がおすすめです。
低音も高音もバランスよく聞きたい人は「20Hz~20KHz」のモデルを選んでおけば間違いありません。
ハイレゾ音源を聞く習慣があるなら、ハイレゾ対応の開放型ヘッドホンをチェック。ハイレゾ対応の開放型ヘッドホンなら、ボーカルの息づかい・スタジオの空気感といった、CD音源では感じ取れないリアルなサウンドを楽しめます。
関連記事:【プロが徹底比較して選ぶ】高音質 Bluetoothヘッドホンおすすめ33選
再生する音楽ジャンルに合わせて「インピーダンス」にもこだわろう
ヘッドホンにおけるインピーダンスとは、電気抵抗の大きさを表したもの。ヘッドホンのインピーダンスは「32~300Ω(オーム)」前後のものが見られますが、単に高ければor低ければいいというものではありません。
低インピーダンスのヘッドホンは、再生音量が大きい反面、ざらざらとしたノイズが入りやすいのが難点。逆に、インピーダンスが高いとノイズは少なくなりますが、再生音量が出づらくなります。下記の表を参考にして、自分の好みに合う商品を選びましょう。
メリット・デメリット | こんな人におすすめ | |
低インピーダンス(40Ω以下) |
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高インピーダンス(40Ω以上) |
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ワイヤレス?有線?ヘッドホンの「接続方法」にも注目
開放型ヘッドホンは、3.5mmプラグなどで接続する有線タイプが中心。有線タイプはヘッドホンとデバイスをケーブルで直接繋ぐ分、高音質モデルが多いのがメリットです。ケーブルの煩わしさはあるものの、自宅で使うのであればそれほど問題はないでしょう。
また、ラインナップは少ないものの、ワイヤレス(無線)タイプの開放型ヘッドホンも登場しています。Bluetoothで無線接続できるので、ケーブルの絡まり・断線といったトラブルがありません。シーンに応じて、使いやすい商品を選んでみてください。
関連記事:有線ヘッドホン&有線無線両用 おすすめ19選|Bluetoothの選び方も解説
関連記事:音質最強はどれ?ワイヤレスヘッドホンランキング24選!おすすめ商品や口コミも
「軽量」&「ヘッドバンド調整機能付き」だと快適な使い心地を実現できる
開放型ヘッドホンには、ヘッドバンドの長さを調整できるものがあります。頭の形・大きさに合わせて締め付けを細かく調整でき、ヘッドホンのフィット感を高めてくれるのがメリット。家族で1つのヘッドホンを共有したいときにも便利ですよ。
また、開放型ヘッドホンは、スペックが高いハイエンドモデルほどパーツが大きくなりやすく、本体も重くなる傾向があります。軽いつけ心地を重視したい人は、重さが300g前後のものをチョイスしましょう。
関連記事:【女子向けも】おしゃれなヘッドホン22選!かわいい&かっこいい人気モデルを紹介
名機も登場!開放型ヘッドホンのおすすめ人気メーカー
ここでは、開放型ヘッドホンを購入できる人気メーカーを紹介。国内外の定番&有名メーカーをピックアップしているので、開放型ヘッドホンを選ぶときの参考にしましょう。
クリエイター向けモデルを展開する「SONY(ソニー)」
ソニーは日本が誇る大手総合電機メーカーで、ヘッドホンなどのオーディオ機器を多数取り扱っています。開放型ヘッドホンはラインナップは少なめですが、クリエイター向けのモデルが展開されています。商品の価格は5万円前後で、高くても音質にこだわりたい人におすすめです。
ソニーの開放型ヘッドホンで名機と呼ばれているモデルは「MDR-MV1」。音源を正確に再現することを目的として作られており、多くのクリエイターに愛されています。
関連記事:プロが選ぶ!ソニーのヘッドホンおすすめ15選|ワイヤレス・有線の人気シリーズを紹介
ラインナップが豊富な「Audio-Technica(オーディオテクニカ)」
オーディオテクニカは、日本の音響機器メーカー。1,000円程度のエントリーモデルから20万円を超えるハイエンドモデルまで、さまざまな開放型ヘッドホンを販売しています。予算や用途に合わせて、自分に合ったものを見つけやすいですよ。
ワイヤレスタイプのラインナップもあるため、ケーブルレスで音楽や映画を楽しみたい人にぴったりです。オーディオテクニカの開放型ヘッドホンの中でも名機とささやかれているのは「ATH-AD900X」。長時間の使用も苦にならない快適な付け心地と、ゆがみのない音の広がりにより、プロにも多く支持されています。
開放型ヘッドホンの生みの親「SENNHEISER(ゼンハイザー)」
ゼンハイザーは、ドイツ生まれの音響機器メーカー。世界で初めて開放型ヘッドホンを開発したメーカーとして知られており、優れた音質と装着感を両立しています。開放型ヘッドホンの価格は、1~20万円程度と大きく幅があります。
また、ゼンハイザーといえば、すっきりとした透明感のあるサウンドが魅力。生演奏に近いサウンドを表現できるため、楽曲本来の魅力を堪能したい人や作業用として使いたいクリエイターにおすすめです。ゼンハイザーの開放型ヘッドホンの中で名機と人気なモデルは「HD 600」。フラットな音質で着聞き疲れしないと、長時間ヘッドホンを使うユーザーから注目を集めています。
関連記事:【音楽好きが選ぶ】ゼンハイザーおすすめヘッドホン12選! 用途別の選び方も解説
上品なサウンドが魅力の「AKG(アーカーゲー)」
AKGは、1947年に誕生したオーストリアの音響機器メーカー。独自のハウジング構造を採用した開放型ヘッドホンを取り扱っており、上品なサウンドを楽しめます。開放型ヘッドホンの価格は2~15万円程度で、有線タイプが中心です。
AKGの開放型ヘッドホンの中の名機は「K701-Y3」。まずおしゃれなデザインが目を惹きます。そして、中高域の再現性の高さ。刺さるような甲高い鳴り方ではなく、突き抜けるような心地の良いサウンドを届けてくれますよ。
関連記事:【全シリーズ解説】AKGのヘッドホンの選び方がわかる!おすすめ15製品の人気ランキングを紹介
安いVS高い!開放型ヘッドホンの比較
開放型ヘッドホンには、数千円で買えるものから10万円を超えるものまで、幅広い価格の商品があります。今回は、5,000円前後と2万円前後の開放型ヘッドホンを比較して、それぞれの特徴をまとめました。
安い開放型ヘッドホンの特徴(5,000円前後のモデル)
5,000円程度の開放型ヘッドホンでも、ハウジング構造やドライバーユニットを工夫し、クリアな音にこだわっているモデルは沢山あります。本格的な楽曲制作やレコーディングなどにはやや不向きですが、普段の音楽鑑賞や楽器のソロ練習用なら十分に使えるでしょう。
デザインはプラスチック感が強めでチープに見える商品も多々あります。見た目にこだわりたい人は、素材の質感などにこだわるとGOOD。コンパクトに折りたためるものや軽量設計のものが豊富で、扱いやすさを重視したい人におすすめです。
- 趣味の音楽鑑賞や楽器練習用に使いたい人
- デザインにこだわらない人
- コンパクトで軽量なヘッドホンが欲しい人
高い開放型ヘッドホンの特徴(2万円前後のモデル)
2万円台の開放型ヘッドホンは、クリエイター・エンジニア向けのハイエンドモデルが豊富。サウンドの解像度にこだわったものが多く、1つ1つの音をしっかりと聞き取りたい人や本格的な楽曲作業に使いたい人におすすめです。
また、ハイレゾ音源対応やワイヤレスタイプが充実しているのも高価な開放型ヘッドホンの傾向。さらに、高級感のあるヘッドホンも多数登場しているので、こだわりの1機を見つけたい人にぴったりですよ。
- 本格的な楽曲制作やモニタリングに使いたい人
- ハイレゾ音源を楽しみたい人
- 見た目の高級感にこだわりたい人
【1万円以下】開放型ヘッドホンおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 重量 | 接続方法 | コードの長さ | 連続再生時間 | イヤーパッド | ドライバー口径 | 再生周波数帯域 | インピーダンス | ヘッドバンド調整機能 | ハイレゾ音源対応 | 折りたたみ対応 | 専用ケース付き | |
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audio-technica ヘッドホン ATH-AD500X | ¥8,644 楽天市場AmazonYahoo! | 235g | 有線 | 3m | - | オーバーイヤー型 | 53mm | 5Hz~25KHz | 48Ω | - | - | - | - | |
Behringer モニターヘッドホン HPX2000 | 楽天市場¥4,545 AmazonYahoo! | 308g | 有線 | 約2m | - | オーバーイヤー型 | - | 20Hz~20kHz | 64Ω | - | - | - | - | |
AKG モニターヘッドホン K240 STUDIO-Y3 | ¥7,800 楽天市場AmazonYahoo! | 230g | 有線 | 3m | - | オーバーイヤー型 | - | 15Hz~25KHz | 55Ω | ○ | - | - | - | |
audio-technica ヘッドホン ATH-AVA500 | 確認中 楽天市場AmazonYahoo! | 約275g | 有線 | - | - | オーバーイヤー型 | 53mm | 15Hz〜27KHz | 35Ω | ○ | - | - | - | |
KOSS PORTA PRO | 楽天市場¥6,600 AmazonYahoo! | 60g | 有線 | 1.2m | - | オンイヤー型 | - | - | 60Ω | ○ | - | ○ | ○ | |
audio-technica ヘッドホン ATH-EP700 | ¥5,574 楽天市場AmazonYahoo! | 約140g | 有線 | - | - | オーバーイヤー型 | 40mm | 20Hz~20KHz | 47Ω | - | - | ○ | ○ | |
Roland オープンエアーヘッドフォン RH-A7-BK | 楽天市場¥7,656 AmazonYahoo! | 200g | 有線 | 3m | - | オーバーイヤー型 | 40mm | 10Hz~25KHz | 34Ω | - | - | - | - | |
ELPA ライトオーバーヘッドホン RD-NA12 | 楽天市場¥1,164 AmazonYahoo! | 約47g | 有線 | 約1.2m | - | オンイヤー型 | 27mm | 20Hz~20KHz | 24Ω | - | - | - | - | |
SHURE セミオープン型ポータブルヘッドホン SRH144 | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 約150g | 有線 | 1.52m | - | オンイヤー型 | 36mm | 30Hz~20KHz | 34Ω | - | - | ○ | - | |
PRIMO オープンエアーヘッドホン CD-3 | 楽天市場¥9,680 AmazonYahoo! | 88g | 有線 | 80cm | - | オンイヤー型 | 39.5mm | 10Hz~20KHz | 35Ω | - | - | - | ○ |
【1万円以下】開放型ヘッドホンおすすめ人気ランキング10選
耳を包み込む立体イヤーパッドで音漏れを軽減
audio-technica(オーディオテクニカ)から販売されている開放型ヘッドホン。新開発の大口径ドライバーを内蔵しており、迫力たっぷりの低音域とクリアな中高音域を再生します。5Hz~25KHzの広帯域をカバーするので、あらゆるジャンルを楽しめますよ。
音楽や映画はもちろん、ゲーム用のヘッドホンが欲しい人にもおすすめです。また、立体縫製で仕上げた起毛素材のイヤーパッドを採用しているのが特徴。耳を包み込むようにフィットするため、低音域の音漏れを軽減できます。
耐久性&装着感抜群!DJ向けのベストセラー
Behringer(ベリンガー)は、ドイツで誕生したオーディオメーカー。メーカーのベストセラー商品であるDJ向けの開放型ヘッドホンです。音の抜けを重視したハウジング構造で、中高音域のバランスが取れたサウンドを再生します。
また、ヘッドバンドは耐久性にこだわっており、タフな使用にも耐えてくれるのが特徴。柔軟性があるので、長時間の使用でも窮屈感がありません。さらに、ケーブルは2種類の接続端子に対応しており、用途や機材に合わせて使えますよ。
コスパ抜群◎プロ向けの高音質を低価格で実現
オーストリア・ウィーンの音響機器メーカーAKGの開放型ヘッドホン。ミュージシャンやエンジニアが求める高品質サウンドをリーズナブルな価格で実現しており、コストパフォーマンスを重視したい人におすすめです。
ヘッドバンドには、装着するだけで自動でバンドの長さを調整できるセルフアジャスト機能を搭載。装着感に優れ、長時間の作業にも適しています。さらに、傷みやすいケーブルとイヤーパッドは交換ができるため、長く愛用できますよ。
ゲーム用にも◎臨場感たっぷりのサウンドが魅力
audio-technica(オーディオテクニカ)の有線ヘッドホン。53mmCCAWボビン巻きドライバーを搭載しており、開放型ながらも臨場感のあるサウンドを響かせます。35Ωの低インピーダンスで、迫力重視で音楽やゲームを楽しみたい人におすすめです。
ヘッドバンドには、包み込むようなつけ心地のフリーアジャストヘッドサポートを採用。頭につけるだけで、自然にフィット感が生まれます。また、イヤーパッドは通気性のいいベルベットを使用しており、夏場でも快適に使えるのが嬉しいですね。
レトロでかわいい!側圧を3段階で調整できる
アメリカを代表するヘッドホンブランドとして知られるKOSS(コス)の開放型ヘッドホン。発売から30年以上愛され続ける人気モデルで、どこかレトロなデザインに仕上がっています。コンパクトで扱いやすく、使わないときは小さく折りたたみできます。
専用ケースが付属しているため、持ち運びや収納も簡単です。ヘッドバンドには、左右それぞれの側圧を3段階で調整できるcomfort Zone機構を採用。イヤーパッドは柔らかいクッション性で、長時間の快適なリスニングを叶えてくれますよ。
バランスのいい音質!楽器専用ドライバーを搭載
人気オーディオメーカーaudio-technica(オーディオテクニカ)の開放型ヘッドホン。楽器演奏者向けに開発されたモデルで、電子楽器専用のドライバーユニットを内蔵しています。高音域から低音域まで、すべての音域をバランスよく表現してくれますよ。
また、演奏の邪魔にならないように、ケーブルを本体の背面側から出しているのが特徴。背中側にコードを回せるため、楽器に干渉する心配がありません。さらに、折りたたみに対応しており、スタジオへの持ち込みに便利です。
電子ピアノや電子ドラムの練習用におすすめ
日本の電子楽器メーカーであるRoland(ローランド)の開放型ヘッドホン。電子ピアノや電子ドラムといったデジタル楽器向けに作られており、フラットなサウンドを再生できます。レッスンや自宅での自主練習、制作作業にぴったりのアイテムです。
周囲の音が聞き取りやすいので、レッスン中の会話も安心です。また、オーバーイヤー型のイヤーパッドには、ソフトスウェード調の生地を採用。見た目に高級感があるだけでなく、柔らかい装着感を叶えてくれるのが魅力です。
約47gで超軽量!デスクワークやテレビ鑑賞に◎
朝日電器が運営する電機メーカーELPA(エルパ)の開放型ヘッドホン。わずか47gの軽量設計とコンパクトなサイズ感で、軽いつけ心地を味わえるアイテムです。映画・テレビ鑑賞にはもちろん、デスクワークにもおすすめですよ。
イヤーパッドには柔らかいスポンジを使っており、耳に優しくフィットするのが特徴。締め付けがなく、長く装着してもストレスがありません。リーズナブルな価格で、「開放型ヘッドホンを使ったことがない」という人にも購入しやすいですね。
美しい高音域を楽しめるセミオープン型ヘッドホン
SHURE(シュア)は、80年以上の長い歴史を持つアメリカのオーディオメーカー。セミオープン型のヘッドホンです。メーカーが誇る音響技術を取り入れ、美しい高音域と広がりのある豊かなサウンドを両立しています。
イヤーパッドは、自然なつけ心地を叶えるオンイヤー型。ほどよいフィット感で、長時間の使用でも快適に過ごせますよ。また、本体はコンパクトに折りたたみできるため、収納や持ち運びに困りません。
シティポップの魅力を最大限に引き出してくれる
PRIMO(プリモ)は、マイクロホンのパイオニアとして知られる日本メーカー。コンパクトな開放型ヘッドホンです。自社製の39.5mmドライバーユニットを内蔵しており、低音域から高音域までをバランスよく表現します。
1980~1990年代に人気だったモデルの復刻版で、シティポップや80年代のポップスが好きな人におすすめ。レトロなデザインにも、メーカーのこだわりを感じられます。本体は88gと軽量に作られており、扱いやすさ抜群です。
【1万円以上】開放型ヘッドホンおすすめ人気ランキング比較一覧表
【1万円以上】開放型ヘッドホンおすすめ人気ランキング10選
キレのあるサウンド!多ジャンルの音楽と相性ばっちり
SENNHEISER(ゼンハイザー)の開放型ヘッドホン。メーカー独自のE.A.R.テクノロジーを採用したハイエンドモデルで、キレのある高解像度サウンドを表現します。どんなジャンルの楽曲とも相性がよく、音楽好きにぜひチェックして欲しい商品です。
イヤーパッドには、肌触りのいいベロア生地を採用。耳をすっぽりと覆うサーカムオーラル設計で、ストレスのない装着感を味わえますよ。また、6.3mm・3.5mmの2種類のケーブルを付属しており、幅広い機器との接続が可能です。
マイク付き!ゲームを快適に楽しみたい人に◎
EPOS(エポス)のゲーミング向け開放型ヘッドホン。独自のスピーカーシステムを採用しており、クリアかつダイナミックなサウンドを再生します。音の方向や移動を自然に表現してくれるため、FPSなども快適にプレイできますよ。
跳ね上げ式のマイクを搭載しており、ボイスチャットを楽しめるのが特徴。マイクを上に上げると自動でミュートに切り替わるので、使いやすさにこだわる人にもおすすめです。また、互換性が高く、パソコン・PS5・Nintendo Switchなどの幅広いデバイスに対応している点も見逃せません。
老舗メーカーの音響技術を注いだ最上位モデル
SENNHEISER(ゼンハイザー)のフラッグシップモデルとして登場した開放型ヘッドホン。メーカーの長年の技術を惜しまず投入し、高い再現能力と広帯域再生を叶えています。音の反響を軽減しており、ゼンハイザーらしい自然なサウンドを楽しみたい人におすすめです。
イヤーカップには、航空業界向けに開発されたプラスチック素材を使用。優れた耐久性と軽さを備えており、ハイエンドモデルらしい抜群のつけ心地を味わえますよ。また、ステンレス素材との組み合わせによって、高級感あふれるデザインに仕上がっているのも魅力です。
低遅延ワイヤレスで映画鑑賞やゲームにおすすめ
数少ないワイヤレスタイプの開放型ヘッドホン。最新のLDACコーデックに対応しており、有線ヘッドホンに負けない高品質サウンドを再生します。音と映像のズレを抑える低遅延設計で、映画やゲームもストレスなく楽しめますよ。
1回の充電で最大20時間の連続再生が可能。長時間の在宅ワークや音楽作業におすすめです。2台の機器を同時接続できるマルチポイントに対応しているのも嬉しいポイント。また、有線接続にも対応しており、ハイレゾ音源を再生できますよ。
ハイレゾ対応!独自の音響構造で原音を正確に再現
大手メーカーSONY(ソニー)から登場している開放型ヘッドホン。ハウジングに独自の背面開放型音響構造を採用しており、正確なサウンドの表現を叶えています。原音を忠実に再生してくれるので、モニタリングやミキシングといった作業にぴったりですよ。
再生周波数帯域は5Hz~80KHz。広範囲の音域をカバーでき、ハイレゾ音源にも対応しています。また、ヘッドホンジャックは、プロの現場で多く使われている6.3mmステレオ標準プラグを採用。付属のアダプターを使えば、3.5mm搭載の機器とも接続できます。
立体縫製イヤーパッドが耳をしっかりとホールド
audio-technica(オーディオテクニカ)のエアーダイナミックシリーズの開放型ヘッドホン。専用設計のドライバーを搭載しており、開放感のある豊かなサウンドを奏でます。音に厚みがあるので、クラシックなどを臨場感たっぷりに楽しめますよ。
イヤーパッドには、耐久性と柔軟性に優れた起毛素材を使用。立体縫製を施しており、安定感のあるつけ心地とホールド感を味わえます。音質とつけ心地にはこだわりつつ、2万円以下の開放型ヘッドホンを探している人におすすめです。
メーカー初のプロ向けモデル!装着感もばっちり
audio-technica(オーディオテクニカ)初のプロ向けにチューニングされた開放型ヘッドホン。新開発のドライバーとこだわりの音響回路によって、低音域から高音域までを忠実に再生します。470Ωの高インピーダンス仕様で、クリアなサウンドを表現してくれますよ。
エンジニアやミュージシャンはもちろん、原音のままで音楽を楽しみたい人におすすめ。また、進化した新3D方式ウイングサポートを採用しており、抜群の装着感を与えてくれます。ハイスペックモデルながらも本体は軽量で、長時間の作業でも安心ですね。
ハイレゾ音源対応!原音の良さをそのまま再現
中国のオーディオメーカーであるOneOdio(ワンオーディオ)の開放型ヘッドホン。ハイレゾ音源に対応しており、原音の魅力を忠実に再現してくれます。普段の音楽鑑賞にはもちろん、DJ用のモニターヘッドホンや楽器練習用としても使えるアイテムです。
また、イヤーカップが上下左右に自在に動くので、片耳使用もOK。動画編集やミキシング作業に便利ですね。さらに、6.35mmと3.5mmのヘッドホンジャックを搭載しており、ケーブルも2種類が付属。互換性に優れ、幅広い機材や用途で役立ちますよ。
おしゃれなデザインと最高級クラスの音質が魅力
空鳴 VOID(ソラナリ ヴォイド)は、3年近くの年月をかけて開発された開放型ヘッドホン。メーカー独自の50mmドライバーを内蔵しており、ハイエンドモデル並みの高音質を叶えています。再生周波数帯域は10Hz~80KHzで、あらゆるジャンルの楽曲を楽しめますよ。
また、本体は軽量化にこだわっており、軽い装着感を味わえるのが特徴。大きめのオーバーイヤー型パッドが、耳全体を優しく覆ってくれます。爽やかなオールホワイトカラーのデザインで、ヘッドホンの見た目を重視したい人にもおすすめです。
ジャズやクラシックに合う重厚感のあるサウンド
日本のオーディオブランドであるSOUND WARRIOR(サウンドウォーリア)のセミオープン型ヘッドホン。「音楽をより濃密に、深く楽しむ音作り」をコンセプトにしており、自然な響きながらも重厚感のあるサウンドを実現しています。
ハイレゾ音源を楽しみたい人はもちろん、ジャズやクラシックを聞く人におすすめのモデルです。また、リケーブル仕様で、付属のXLRケーブルに付け替えられるのが特徴。バランス接続対応のアンプに繋げば、音の立体感やクリアさが高まりますよ。
開放型ヘッドホンの音漏れ対策・防止は?
開放型ヘッドホンのデメリットである音漏れ。音楽や映画を楽しんでいるときに周囲の人の迷惑にならないように、ここでは開放型ヘッドホンの音漏れ対策方法を紹介します。
- 音量を上げ過ぎない
- イヤーパッドを正しく装着する
- イヤーパッドが劣化したら交換する
音漏れの最大の防止策は、ズバリ音量を上げ過ぎないこと。どんなに遮音性に優れたヘッドホンでも必要以上の音量を上げると、音が周囲に漏れてしまいます。音漏れによるトラブルを防ぎたい人は、自宅以外では音量を小さめに設定しましょう。
音量を下げても音漏れが気になる場合は、イヤーパッドが正しく装着されていなかったり、劣化して音が漏れてしまっている可能性があります。イヤーパッドの経年劣化を感じたら、装着感を高めるためにも新しいものと交換してください。
また、開放型ヘッドホンの音漏れの程度を知りたいときは、イヤーパッドを耳から少し離してみたり、太ももに当てて確かめるのがおすすめ。イヤーパッドを耳から離したor太ももに当てた状態でもシャカシャカと音が聞こえたら、音量が大きすぎる可能性が高いです。
開放型ヘッドホンについてのよくある質問
開放型ヘッドホンはどこで購入できる?
開放型ヘッドホンはゲーミング用として使える?
開放型ヘッドホンはギター練習やレコーディングにも使える?
リケーブル対応の開放型ヘッドホンはある?
開放型ヘッドホンのおすすめまとめ
- 開放型ヘッドホンはクリアな音質と装着感の良さが魅力
- 自宅での音楽・映画鑑賞やモニタリング用におすすめ
- 人気メーカーのオーディオテクニカやAKGをチェックするのも◎
今回は、「開放型ヘッドホン」について紹介しました。開放型ヘッドホンは、広がりのあるクリアなサウンドと圧迫感のないつけ心地を味わえるのが魅力。ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりの開放型ヘッドホンを見つけてくださいね。