2023年10月18日に発売された「Fire TV Stick 4K 第2世代」。テレビに差し込むだけで手軽に動画配信サービスを楽しめるFire TVシリーズの新モデルです。
一方で、購入を考えている方の中には、「Fire TV Stick 4K 第2世代は何ができるの？」「同時発売された4K Maxとの違いは？」と疑問に思う方も多いはず。旧モデルとの性能差も気になりますよね。
そこで今回は、Picky’s編集部がFire TV Stick 4K 第2世代を実機レビュー。旧モデルとの比較や同時発売された4K Max 第2世代とのスペック差も解説しています。設定方法や使い方も写真付きで詳しく説明しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
- 【Maxとの違いは何？】Fire TV Stick 4K 第2世代のスペックを比較
- 【何が変わった？】Fire TV Stick 4K 第1世代との違いは「メモリ容量」と「Wi-Fi 6対応」
- Fire TV Stick 4K 第2世代レビュー結果
- 【実機で検証】Fire TV Stick 4K 第2世代を徹底レビュー
- 4Kテレビじゃないなら「Fire TV Stick 4K」は必要ない
- Fire TV Stick 4K 第2世代の口コミ・評判
- 【最安値でGET】Fire TV Stick 4K 第2世代のセール時期
- Fire TV Stick 4K 第2世代の接続方法・使い方
- Fire TV Stick 4K 第2世代と一緒に買うと便利なもの
- Fire TV Stick 4K 第2世代のよくある質問
- Fire TV Stick 4K 第2世代でできることを動画でレビュー！
- Fire TV Stick 4K 第2世代レビューまとめ
【Maxとの違いは何？】Fire TV Stick 4K 第2世代のスペックを比較
まずは、Fire TV Stick 4K 第2世代のスペックを確認してみましょう。同時発売された上位機種Fire TV Stick 4K Max 第2世代と比較しました。どちらの機種を購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
| Fire TV Stick 4K 第2世代 | Fire TV Stick 4K Max 第2世代 | |
|
価格（税込） |
7,480円 | 9,980円 |
| 最高画質 | Ultra HD（4K） | Ultra HD （4K） |
| 対応Wi-Fi | Wi-Fi 6 | Wi-Fi 6E |
| HDR-10 | ◯ |
◯ |
| プロセッサ | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア2.0GHz |
| GPU | 650MHz | 850MHz |
| ストレージ | 8GB | 16GB |
| メモリ | 2GB | 2GB |
| オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
| アンビエントディスプレイ | × | ◯ |
| リモコン | Alexa音声認識リモコン（第3世代） | Alexa音声認識リモコン Enhanced |
Fire TV Stick 4K Maxとの大きな違いは「アンビエントディスプレイ」
出典：amazon.co.jp
- アンビエントディスプレイ機能を搭載
- プロセッサ・GPUが高性能
- ストレージ容量が大きい
- 安定した高速通信が可能なWi-Fi 6E対応
- Alexa音声認識リモコンが多機能
Fire TV Stick 4K Max 第2世代の大きな特徴はFire TVシリーズで初めて、アンビエントディスプレイ機能が搭載された点。
アンビエントディスプレイとは、ストリーミング再生を行なっていないときにテレビやモニターをAlexa（アレクサ）搭載のスマートディスプレイとして使用できる機能です。2,000枚以上の名画や写真を映し出し、ウィジェット表示も可能。
大画面上でカレンダー・天気・スケジュールなどの情報を一目で確認できたり、Amazon MusicやSpotifyの楽曲を再生したりできます。特に複数人で共有するときに便利な機能ですよ。
また、Fire TV Stick 4K Max 第2世代はGPUやプロセッサの性能が高く、読み込みや処理速度が速いのも強みです。アプリの選択画面や動画再生までの読み込みがスムーズで、より快適に楽しめますよ。
編集部
4K動画の視聴が目的なら「Fire TV Stick 4K」で十分
「せっかくなら最上位モデルのFire TV Stick 4K Maxを買った方がいい？」「Fire TV Stick 4Kで十分？」と迷っている人も多いはず。結論から言うと、4K動画の視聴がメインでアンビエントディスプレイが必要ない人、16GBの容量やそこまでの処理速度を求めない人はFire TV Stick 4Kで十分かもしれません。
Fire TV Stick 4K Maxは高性能なプロセッサ・GPUを搭載していますが、単純に4K動画の視聴が目的なら下位モデルのFire TV Stick 4Kでも特に困ることはありません。
また、Fire TV Stick 4K MaxではWi-Fi 6Eが利用できますが、性能を発揮するには自宅のルーターがWi-Fi 6E対応であることが必須です。Wi-Fi 6Eはまだまだ新しい技術のため、有効活用するにはルーターの買い替えが必要になることも考えられます。
編集部
【何が変わった？】Fire TV Stick 4K 第1世代との違いは「メモリ容量」と「Wi-Fi 6対応」
Fire TV Stick 4K Max 第2世代を2018年発売の第1世代と比較しました。旧世代からの変化ポイントを見ていきましょう。
| Fire TV Stick 4K 第2世代 | Fire TV Stick 4K 第1世代 | |
| 発売日 | 2023年10月18日 | 2018年12月12日 |
| 価格（税込） | 7,480円 | 6,980円 |
| 最高画質 | Ultra HD（4K） | Ultra HD（4K） |
| Wi-Fi 6対応 |
◯ |
× |
| HDR-10 | ◯ | ◯ |
| プロセッサ | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア1.7GHz |
| メモリ | 2GB | 1.5GB |
| オーディオ | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
| リモコン | Alexa音声認識リモコン（第3世代） | Alexa音声認識リモコン（第1世代） |
- 価格は1,000円高くなった
- Wi-Fi 6に対応し回線が安定しやすくなった
- メモリが2GBに増加し操作性が向上
- リモコンがAlexa音声認識リモコン（第3世代）になりU-NEXTボタンが追加
Fire TV Stick 4K 第1世代からの大きな進化点は、メモリ容量が1.5GBから2GBに向上し、操作性がUPした点です。アプリを起動する際や、メニュー画面での選択がスムーズになりました。
また、第2世代はWi-Fi 6に対応しているため、複数デバイスをルーターに同時接続した場合に、回線が安定しやすいのもメリットです。ただしWi-Fi 6に対応しているルーターを使っていない場合は、恩恵を受けられないので注意が必要。
リモコンがAlexa音声認識リモコン（第3世代）に変更され、アプリボタンが追加されているのも大きな特徴。Prime VideoやNetflixなど、人気の高いストリーミングサービスボタンを配置していますよ。
Fire TV Stick 4K 第2世代レビュー結果
Fire TV Stick 4K 第2世代は、4K映像をより快適に視聴できるよう改良されています。具体的な進化ポイントが分かりやすいよう、サイズ、映像の見え方、操作性、動作速度など、独自の11項目をPicky’s編集部で実際に使って検証しました。
| サイズ・重量・デザイン | ◎ |
| パッケージ・付属品 | ◎ |
| 画質 | ◯ |
| 音質 | ◎ |
| Wi-Fi接続 | ◎ |
| 対応サービスの種類 | ◎ |
| リモコン：Alexaボタン | ◎ |
| リモコン：アプリボタン | ◎ |
| セットアップ | ◎ |
| ミラーリング | ◎ |
| 動作速度 | ◎ |
高評価だったポイント：処理速度サクサクでストレスなし！
- Wi-Fi 6対応・メモリ強化で処理速度が早い
- Echo Studio（Dolby Atmos対応）などとの連携できて音質がいい
- リモコン・音声操作の操作性もGOOD
Fire TV Stick 4K 第2世代で実際にアプリの起動や動画の再生を行なってみたところ、動作が速くストレスは感じませんでした。もたつく場面もなく、スムーズに操作できましたよ。処理速度が上がってより快適に使えるようになったのは嬉しいポイントです。
また、Echo StudioといったDolby Atomos対応のスマートスピーカーと簡単に連携できて、映画館のような高音質を楽しめたのも高評価。リモコンにアプリボタンが追加されたことで操作性が向上し、使いやすさもUPしています。Alexaボタンの反応もバッチリでした。
微妙だったポイント：音声操作で他のスマートホーム家電が反応することがある
- Alexaの音声操作で他のスマートホーム家電が反応することがある
- 検証時に4K画質での出力ができないエラーがあった
微妙な点はほとんどありませんが、Alexa対応のスマートホーム家電を併用している場合、音声操作で他の機器が反応してしまうことがありました。Alexa対応製品を複数使っている人だと、ボタン操作のほうがストレスなく使えるかもしれません。他に反応する機器がない環境なら、問題なく便利な音声操作を利用できますよ。
また、検証時に4K画質の出力ができないエラーが発生してしまった点も気になるポイント。4K対応モニターで試したところ、モニター側の問題なのか4K出力ができませんでした。4K出力でなくても十分画質はきれいですが、出力がうまくいかず性能を発揮できなかったのは残念でした。
編集部
Fire TV Stick 4K 第2世代を買うべき人
- 高画質に動画を楽しみたい人
- 4K対応テレビ・Wi-Fi 6対応ルーターを使っている人
- 古いFire TV Stickを使っている人
- 動画ストリーミングサービスの視聴がメインの人
Fire TV Stick 4K 第2世代は、カクつきなどを気にせず高画質の動画を楽しみたい人におすすめ。旧世代に比べてメモリや通信性能がUPしており、ストレスなく操作できるのが魅力です。
特に前世代である2018年より前のFire TV Stickを使っているなら、性能の進化をしっかり感じられますよ。
また、Fire TV Stick 4K 第2世代は、動画ストリーミングサービスの利用がメインの方におすすめ。Fire TV Stick 4K Max 第2世代と比較しても基本的な性能は十分で、価格も2,000円以上抑えられます。自宅のテレビで手軽にドラマや映画を楽しみたい方は、Fire TV Stick 4K 第2世代をチェックしてみましょう。
Fire TV Stick 4K 第2世代をおすすめしない人
- 使用するアプリの数が多く大容量のストレージが必要な人
- 最低限の性能で安い機種が欲しい人
- 4K対応テレビ・Wi-Fi 6対応ルーターを使っていない人
- すでに第1世代のFire TV Stick 4Kを持っている人
使用したいアプリの数が多い方やFire TV Stickでゲームを楽しみたい場合、Fire TV Stick 4K 第2世代だと容量が足りず困ってしまう可能性があります。大容量ストレージやより優れた処理性能を求めるなら、同時発売されたFire TV Stick 4K Max 第2世代を検討しましょう。
また、Fire TV Stick 4K 第2世代は、必要最低限の性能でいいから安く購入したいという方にはあまりおすすめできません。従来モデルから機能が大きく変化しているわけではなく、できること自体はほとんど同じです。4K対応ではない2021年モデルは5,000円以下と安いため、価格重視ならこちらの機種をチェックしてみてください。
編集部
関連記事：【買う価値あり？】2022年Fire TV Cube（第3世代）をレビュー！できること・Stickとの違いも解説
【実機で検証】Fire TV Stick 4K 第2世代を徹底レビュー
Fire TV Stick 4K 第2世代のセット内容
Fire TV Stick 4K 第2世代のパッケージは、Fire TV Stickらしいオレンジカラーが目を引きます。裏面には簡単な機能の説明が記載されていました。
パッケージを開封すると、Amazonのロゴマークがプリントされた紙箱が出てきます。本体やリモコンはそれぞれ個別に包装されていますよ。
- Fire TV Stick 4K 第2世代 本体
- Alexa音声認識リモコン（第3世代）
- 電池（リモコン用）×2
- 電源接続用ケーブル
- ACアダプタ
- HDMI端子用アダプタ
- 取扱説明書
同封されているセット内容は、旧世代と変わらずです。リモコン用の単4電池も同封されていて、すぐに利用できました。
本体サイズは変わらずコンパクトな手のひらサイズ
本体サイズは旧世代と変わらない99×30×14mm（HDMI端子を含まない）です。手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、テレビ裏やモニターへの接続も簡単。
本体の重さは約44gで、Fire TV Stick 4K 第1世代の約53.6gから10gほど軽量になっています。基本的にはテレビに差しっぱなしにすることが多いため持ち運ぶ機会は少ないですが、取り扱いやすくなったのは嬉しいポイントです。
デザインは丸みを帯びた形状に変更されたが、USB-Cの採用はなし
旧世代で角ばったデザインだったFire TV Stick 4Kですが、第2世代では丸みを帯びたデザインに変更されています。デザインの変更は、軽量化した要因の一つかもしれませんね。
表側にはFire TVのロゴのみが印字されています。4Kなどの記載がないので、別のFire TV Stickをお持ちの方は取り違えないように気をつけましょう。
厚みも変化はなく、側面には変わらず給電用のmicroUSBポートが設置されています。USB-Cの採用を期待する声もありましたが、変更はありませんでした。
テレビに差し込むHDMI端子についても、特に変更はありません。
本体裏面には、性能表示が印字されています。こちらも特に変わった点はありませんでした。
リモコンはAlexa対応音声認識リモコン（第3世代）になり操作性UP
Fire TV Stick 4K 第2世代では、リモコンがAlexa対応音声認識リモコンの第3世代になっています。音声入力ボタンがAlexaボタンに変更され、ミュートボタン・番組表ボタン位置が移動。加えて、すぐにアプリにアクセスできるアプリボタンが配置され、操作性がUPしていますよ。
Fire TV Stick 4K 第2世代発売以降のリモコンでは、Abemaボタンがなくなり、Prime Video・Netflix・TVer・U-NEXTの4ボタンに変更されています。
Alexaボタンを押しながら話せば、音声操作もできます。音量調整はもちろん、アプリの起動や見たい映画の再生も可能です。実際にAlexaの音声操作を使ってみましたが、反応も速く操作がラクチンでした。
ただし、同じ部屋にAlexa対応のデバイスがあると、他の機器が反応することがあり少し面倒。スマートホーム家電を使っている方は、ボタン操作のみのほうが使いやすいかもしれません。
他のスマートホーム家電のように、「今日の天気は？」の呼びかけにも反応します。お出かけ前にもサッと確認できますよ。
サイズに関しては、旧世代発売時のリモコンに比べてほんの少しコンパクトになったくらいで、ほとんど変わりありません。
リモコンを起動する際は、背面のカバーをスライドして外し、電池をはめ込むだけ。あとはFire TV Stick 4Kとペアリングすれば、簡単に使用できます。
編集部
4K対応だが接続エラーも？4Kでなくても画質は十分きれい
気になる画質についてですが、残念ながら4K映像での検証ができませんでした。4K対応モニターを使用しWi-Fiの通信にも問題ありませんでしたが、4K映像が見られないエラーが発生。今回の場合は使用したモニターに問題があるのかもしれません。
とはいえ、4K映像でなくても十分画質はきれいでした。検証で使用した65インチのモニターだと、フレームレートの問題なのか若干荒さは見えましたが色彩表現が鮮やかで満足のいく画質です。
Echo Studioと接続すればシアター感覚を楽しめる！
Fire TV Stick 4K 第2世代では、世界中の映画作品や劇場で採用されている立体音響技術Dolby Atmosを採用。スマートスピーカーのEcho Studioを接続してみると、シアター感覚で映画を楽しめて最高でした！
スピーカーの接続設定は、Fire TV Stick 4Kの「Alexaアプリ」の設定にある「ディスプレイとサウンド」「Alexaホームシアターを作成」から行えます。Fire TV Stickと互換性のあるEchoスピーカーがペアリング可能です。
スピーカーは2台まで接続可能です。2台接続すれば、ステレオ再生のダイナミックかつ臨場感のある音を楽しめますよ。
- Echo Studio
- Echo Plus（第2世代）
- Echo（第3世代）
- Echo（第4世代）
- Echo Dot（第4世代）
- Echo Dot with clock（第4世代）
- Echo Dot（第5世代）
- Echo Dot with clock（第5世代）
- Echo Pop
- Echo Sub
関連記事：【安くて高音質】Amazon Echo Popを徹底レビュー！Echo Dotとの比較や口コミも
関連記事：【実機レビュー】第5世代のEcho Dot/Echo Dot with clockを徹底検証！第4世代との比較も
Wi-Fi接続もスムーズで問題なし！読み込みや操作の反応もカクつかない
今回Wi-Fi 6に対応したFire TV Stick 4K 第2世代ですが、実際にWi-Fi 6対応ルーターと接続してみるととてもスムーズに動作しました。動画の読み込み・再生・アプリ操作などの反応も良好で、カクつきはありません。
若干間が開くことはありましたが、普通に使用している分には全く気にならない速度です。Alexaボタンを使って音声操作してみたので、実際の様子は以下の動画を確認してみてください。
対応アプリも充実！癒しタイムには暖炉アプリがおすすめ
出典：amazon.co.jp
Fire TV Stick 4K 第2世代では、60万以上の映画やTV番組を見られる対応アプリが勢揃いしています。主要なアプリはほぼ全て入っているので、十分なバリエーションです。
基本的なストリーミングサービスはもちろん、24時間ライブチャンネルやスポーツ系も充実。リモコンの「番組表」ボタンを押せば、リアルタイムで放送しているライブ番組を確認できますよ。
Picky’s編集部のおすすめ動画アプリは、ひたすら暖炉の映像を流してくれる癒しのアプリ「Fireplace Ambiance」。まったりしたい就寝前や、家族や友人との団欒タイムにおすすめです。
Fire TV Stick 4K 第2世代では、ゲームアプリもスムーズに楽しめました。中には有料のものもありますが、TETRISやオセロ、ドライビングゲームなど無料のアプリがたくさん揃っています。ホームパーティーで遊んだり、お子さんの遊び時間にも活用できるのは嬉しいポイントですね。
編集部
アプリ不要！ミラーリングもサクッと簡単にできて便利
あると便利なミラーリング機能もしっかり使えました。ミラーリングとは、スマホやタブレットの画面を、そのままテレビ画面に表示できる機能のこと。スマホやタブレットの画面では小さくて見づらい場合に役立つ機能です。
今回はFireタブレット10で検証しましたが、アプリなどのインストールも必要なく、タブレット側からFire TV Stick 4Kを選択するだけで簡単にミラーリングできました。
ミラーリング機能を使えば、文字の小さい書籍も大画面で閲覧できます。
ミラーリングを利用する場合は、Fire TV Stickメニューにある「ミラーリング」を選択し、デバイス側からFire TV Stickを選択するだけ。
AmzonデバイスでなくApple製品やAndroidとミラーリングを行いたい場合は、Fire TVにミラーリングアプリをインストールする必要があるので注意しましょう。
4Kテレビじゃないなら「Fire TV Stick 4K」は必要ない
出典：amazon.co.jp
Fire TV Stick 4K 第2世代の進化ポイントを解説していきましたが、「4Kテレビを持っていないけど、Fire TV Stick 4K 第2世代を購入する意味はある？」と気になっている人もいるはず。
結論から言うと、4Kテレビを使っていない方は4K対応でない「Fire TV Stick」で十分です。Fire TV Stick 4Kの方が処理速度が速くサクサク動くメリットはありますが、速度や画質を特別重視しないのであれば5,000円以下で買えるFire TV Stickを検討するのもあり。
価格も2,000円以上手頃な上、使えるストリーミングサービスには大きな違いがありません。自宅に4K対応テレビがなく買い替えの予定もないのであれば、4K非対応のFire TV Stickもチェックしてみてくださいね。
関連記事：【Fire TV Stick評価レビュー】できること＆使い方など購入すべき理由を徹底解説！
Fire TV Stick 4K 第2世代の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部によるFire TV Stick 4K 第2世代のレビューを紹介してきましたが、実際に商品を購入した方の口コミも気になりますよね。よかったクチコミだけでなく残念な評価もまとめているので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Fire TV Stick 4K 第2世代のいい口コミ
- 古い機種からの買い替えで反応の速さに驚いた
- 画質がきれい、明暗がよく分かる
- 設定が簡単ですぐに使えた
Fire TV Stick 4K 第2世代のいい口コミの中には、「古い機種からの買い替えで反応の速さに驚いた」という声がありました。
2015年発売のFire TV Stick 第1世代など古いモデルからは、GPU・メモリ・Wi-Fi・解像度などが大きく進化しているため違いをはっきりと感じやすいです。処理速度はもちろん、旧モデルでは再現できなかった色味や明暗の差もきれいに見えますよ。
また、「設定が簡単ですぐに使えた」という声もありました。最初のセットアップでは、画面に表示される順序に従うだけで簡単に設定が完了します。スマホでセットアップを進める方法もありますよ。機械が苦手でも分かりやすいという声が多かったです。
Fire TV Stick 4K 第2世代の悪い口コミ
- リモコンや動作に不具合があった
- ストレージ容量が足りなかった
Fire TV Stick 4K 第2世代を購入した方の中には、リモコンが効かない・音声が二重で聞こえるといった不具合が起きている方が見られました。個体差もあるかもしれませんが、Wi-Fiとの接続状況やリモコンの電池の種類などによって問題が起きてしまうケースがあるようです。不具合が起きた場合は、Amazonの「Fire TVヘルプ」で問題の解決方法を確認してみましょう。
初期不良の場合は交換を受け付けてもらえる可能性が高いので、連絡を入れてみてくださいね。
また、アプリをたくさんインストールする方にとっては、ストレージ容量が足りないとの声もありました。容量不足が不安な方は、Fire TV Stick 4K 第2世代の2倍のストレージ容量がある、Fire TV Stick 4K Max 第2世代を選ぶのがおすすめです。8GBから16GBへストレージが増えているので、さまざまなアプリを併用したい方も使いやすいですよ。
【最安値でGET】Fire TV Stick 4K 第2世代のセール時期
出典：amazon.co.jp
Fire TV Stick 4K 第2世代を安く購入したいなら、セールの時期もチェックしておきましょう。Amazonでは頻繁にセールが行われており、Fire TV Stickもセールの対象商品になることも多いです。2022年11月に開催されたブラックフライデーでは、Fire TV Stick（第3世代）6,980円が50％OFFの3,480円に値下げされるなど、大幅な値引きが行われましたよ。
- 初売りセール：1月頃
- 新生活セール：3月頃
- 夏先取りセール：6月頃
- プライムデー：7月頃
- ブラックフライデーセール：11月下旬
- 年末の贈り物セール：12月頃
- タイムセール祭り：ほぼ毎月
- サイバーマンデーセール：開催未定
Amazonデバイスは特にブラックフライデーセールやプライムデーで対象になることが多いため、Fire TV Stick 4K 第2世代の最安値での購入を狙っている方は要チェックです。
Fire TV Stick 4K 第2世代の接続方法・使い方
Fire TV Stick 4K 第2世代の接続方法やセットアップ方法を解説します。画像を交えてアプリなどのセットアップ方法も解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
- Fire TV Stick 4K 第2世代の接続方法・初期設定
- STEP.1リモコンに電池を入れ、電源ケーブルで電源アダプターとStick本体を接続する。
- STEP.2Stick本体をテレビのHDMIポートに、電源アダプターをコンセントに差し込む。
- STEP.3テレビの電源をつけてHDMIに入力を切り替える。
- STEP.4画面に表示される手順に従い、Wi-Fiに接続。最新ソフトウェアアップデートをダウンロードする。
- STEP.5Amazonアカウントでサインインする。スマホやPCで画面に表示されるWebアドレスにアクセスし、認証コードを入力。
- STEP.6画面に表示される質問に従い、サウンドバーなどのセットアップを行う。
まずは本体と電源タップをUSBで接続し、電源タップをコンセントに、本体をテレビのHDMIポートに差し込みましょう。本体が他の差し込み口に干渉してしまう場合は、HDMI用の延長アダプターを使用してください。
テレビを起動し、テレビ用のリモコンを使ってHDMIのFire TV Stickに入力切替します。
Fire TV Stick 4Kのセットアップを始めましょう。画面上にWi-Fi接続の指示が表示されるためQRコードを読み取ってアプリを使うか、リモコンでのセットアップを行います。
Wi-Fi設定が完了すると、最新ソフトウェアのダウンロードに移行します。
続いて、Amazonアカウントにサインインします。Webアドレスを入力する方法もありますが、スマホのカメラで表示されたQRコードを読み取るのが簡単です。スマホ側でログインもしくはアカウントの作成を行なってください。
サインインが完了するとリモコンのペアリングを求められるので、リモコンの音量ボタンを押してペアリングします。
ペアリングが完了するとこのような画面が表示されるので、「OK」ボタンを押してください。
お子さんのいるご家庭などには嬉しい、機能制限の有無もここで設定可能です。機能制限を有効にすると、コンテンツ再生・アプリの起動・デジタルコンテンツの購入でPIN入力が必要になります。
編集部
「Fire TVへようこそ」と表示されるので、「OK」ボタンを選択しましょう。Fire TVのセットアップはここで完了です。
セットアップが完了すると、ダウンロードするアプリを選択する画面が出てきます。ここで登録しなくても後からダウンロードは可能ですが、まとめてダウンロードできるので初めに実行しておくとスムーズです。
「映画・ドラマ・アニメ」「ニュースとビデオ」「趣味と教育」「おすすめ」の4項目にピックアップされたアプリから選択できます。この画面で表示されていないアプリも、後からダウンロード可能です。
Fire TV Stick 4K 第2世代と一緒に買うと便利なもの
Fire TV Stick 4K 第2世代とセットで揃えたい、一緒に買うと便利なアイテムをご紹介します。気になるアイテムがあったら、関連記事もチェックしてみてください。
Fire TV Stick 4Kを買うなら「4Kテレビ」
Fire TV Stick 4K 第2世代の購入を考えているなら、ぜひ4Kテレビもセットで揃えましょう。最近は8Kテレビなども登場しているため、4Kテレビの価格が下がってきています。
40インチ前後が5万円以下で買える場合もあるので、低予算で揃えたい方は要チェックです。
関連記事：【2023年版】4Kテレビおすすめ15選｜メーカー比較や選び方も紹介！
映画好きにおすすめの「プロジェクター」
自宅で映画を見ることが多い方は、プロジェクターで本格的な映画体験を追求するのもおすすめ。壁やスクリーンがあれば簡単に映像を映し出せて、大迫力を楽しめるアイテムです。
Fire TV Stickや4Kに対応している機種もあり、さまざまなストリーミングサービスで高画質の映像を楽しめますよ。
関連記事：【寝ながら大迫力】天井に映すプロジェクターおすすめ15選！安い人気機種も
関連記事：【Switchを大画面で】ゲーム向けプロジェクターおすすめ16選！低遅延モデルも
Fire TV Stick 4K 第2世代のよくある質問
Fire TV Stick 4K 第2世代はどこで購入できますか？
Fire TV Stick 4K 第2世代が映らない・音量調節できない・反応しないといった問題の解決方法を教えてください。
Fire TV Stick 4K 第2世代の中古品を購入するのはアリですか？
Fire TV Stick 4K 第2世代でピクチャーインピクチャーは使用できますか？
Fire TV Stick 4K 第2世代はゲームコントローラーを接続できますか？
Fire TV Stick 4K 第2世代のリモコンでショートカットのボタンの割り当ては変更できますか？
Fire TV Stick 4K 第2世代でできることを動画でレビュー！
Fire TV Stick 4K 第2世代レビューまとめ
- Fire TV Stick 4K 第2世代は、旧世代から処理速度や操作性能が進化した最新デバイス
- メモリやWi-Fi性能UPで動画再生はもちろん、ゲームやミラーリングもサクサク動く
- 対応機器があれば、4K映像とDolby Atomosの2.1chサウンドを楽しめる
- 4K対応テレビやWi-Fi 6対応ルーターを持っているなら、Fire TV Stick 4K 第2世代がおすすめ
今回は、2023年10月に発売された最新メディアストリーミング端末「Fire TV Stick 4K 第2世代」について紹介しました。動作や読み込み速度が速くなったおかげで、ストレスなくコンテンツを楽しめる優秀なデバイスです。対応機器があれば楽しみ方の幅も広がるので、セットで揃えるのもおすすめ。
買うべきか迷っている方も、この記事を参考にして、性能に納得した上でお得にFire TV Stick 4K 第2世代を手に入れましょう。
