自分用に限らず、誕生日や記念日などのプレゼントとしても利用されるAmazonギフトカード(アマギフ)。郵送や手渡しでプレゼントすることも可能ですが、オンライン上で送れる手軽さもあり、多くの人から支持を集めています。
しかし、Amazonギフト券をもらったものの「使い方が分からない」「Amazon以外のサイトでも使えるの?」という方もおられるでしょう。本記事では、Amazonギフト券の利用方法や使い道、お得なチャージ方法などを解説していきます。
初めて利用する方向けに、実際の手順を画像付きで解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Amazonギフト券(アマギフ)の使い道
Amazonギフト券の主な使い道としては、下記の通りです。
- Amazon通販サイト
- Amazonプライムの会費
- Amazonデジタルコンテンツ
- Amazon Payでの支払い
Amazon以外のサイトで使いたいという方は、「Amazon Payでの支払い」を要チェック!順番に詳細を見ていきましょう。
Amazonの通販サイトで利用する
最も一般的なAmazonギフト券の使い道としては、Amazon通販サイトでの商品購入が挙げられます。Amazonでは数億点の商品が取り扱われており、画面設計やデザインも非常に見やすいため、欲しい商品を探しやすいのが特徴です。
また、定価より安い商品が多く、お得に入手できるケースもあります。店舗で頻繁に購入する商品がAmazonではいくらになっているか、Amazonギフト券を受け取った機会にチェックしてみてくださいね。
Amazonプライムの会費に利用する
まだまだ会員数の増加を続けている大人気有料会員サービス「Amazonプライム」の会費にも、Amazonギフト券を充てられます。2024年10月時点の会費は年間で5,900円(税込)、月額では600円(税込)となっていますが、Amazonギフト券で費用を軽減可能です。
ただし、下記サブスクにおいては、Amazonギフト券を支払いに利用できません。支払い方法がクレジットカードのみ対応しているためです。
- Amazon Kindle Unlimited
- Amazon Music Unlimited
- Audible
Amazonプライム以外にサブスクを契約している方は、ご注意ください。
Amazonデジタルコンテンツの購入に利用する
Amazonギフト券は実体のある商品だけでなく、デジタルコンテンツの購入にも利用可能です。デジタルコンテンツの例としては、下記のような商品が挙げられます。
- Prime Videoのレンタル・購入
- デジタルミュージックの購入
- Kindle本の購入
- Amazonコインの購入
例えば、Kindle本は紙製の本より、安い価格で購入できる書籍も多いのが特徴。読書好きの方におすすめできるAmazonギフト券の使い道です。
Amazon Pay対応の通販サイトで利用する
Amazonギフト券は、Amazonでの購入に限らず、Amazon Payに対応した通販サイトでも利用可能です。Amazon Payとは、その名の通りAmazonが提供する電子決済サービスのことを言います。
Amazon Payの特徴や利用するメリットとしては、主に下記の通り。
- Amazonのアカウント情報で他の通販サイトにログインできる
- Amazonの高いセキュリティレベルで安心して買い物できる
- クレジットカード情報はAmazonで管理し、ショップには知らされない
支払い方法にクレジットカードなども指定可能ですが、Amazonギフト券の残高があれば、優先的に利用されます。Amazon Payはアディダスや三越伊勢丹オンラインストアなど大手ECサイトをはじめ、ふるさとチョイスやふるなびなど、ふるさと納税の決済にも利用可能です。
注文時、下記のような支払いボタンがあれば、Amazon Payで決済を行えます。
Amazon Payに対応するショップは続々と増えているので、Amazon以外の通販サイトも利用する方は、対応可否を要チェックですよ。使えるサイトは下記リンクを参考にしてください。
参考:Amazon Payが使える人気ECサイトを探そう!|Amazon
編集部
Amazonギフト券の現金化は避けたほうが良い
Amazonギフト券の現金化を行っているサービスは数多く存在しますが、利用は避けることをおすすめします。なぜなら、換金を行うと、Amazonの利用規約に抵触する可能性があるからです。
Amazonギフト券細則には、「ギフト券を再販売その他対価をもって譲渡すること」が禁止行為として挙げられています。Amazonギフト券の現金化自体に違法性はありませんが、残高の没収やアカウント停止といったペナルティを受ける可能性があるので、注意が必要です。
なお、Amazonギフト券の換金率は当然100%ではなく、相場としては90%前後。Amazon公式サイトで正しく使用したほうが、お得かつ安全に利用できますよ。
Amazonギフト券には2つのチャージ方法がある
Amazonギフト券のチャージ方法としては、大きく分けると下記2種類が存在します。
- 直接チャージする
- ギフトコードでチャージする
それぞれの特徴を解説していきます。
アカウント残高に直接チャージする
最も手軽にAmazonギフト券の残高を追加できるのが、アカウントに直接チャージする方法です。楽天Edy・WAON・nanacoといった電子マネーのイメージで、Amazonからチャージしたい金額分を購入し、残高へ追加します。
チャージタイプは100円~50万円まで、1円単位で購入可能。Amazonのライトユーザーからヘビーユーザーまで、利用したい分の金額を購入しやすくなっています。
また、自動でAmazonギフト券の残高を追加してくれるオートチャージを利用できるのも、魅力的なポイント。オートチャージには、下記2つの機能が備わっています。
- 定期的にオートチャージ:一定頻度で指定した金額分を自動でチャージ
- 残高に応じてオートチャージ:設定金額以下になると、指定した金額分を自動でチャージ
Amazonの利用頻度が多いという方は、購入の手間が省けるオートチャージ機能をチェックしてみてくださいね。
ギフトコードを入力してチャージする
Amazonギフト券の残高を追加するもう1つのやり方が、ギフトコードを入力する方法です。ギフトコードを取得する方法としては、オンラインと物理カードの2種類のタイプが存在します。
オンライン上で取得する方法は、メールアドレスを指定してギフトコードを送信するEメールタイプのみで、注文完了から5分以内で送れるのが嬉しいポイント。一番簡単にギフトコードを取得できる方法となっており、Amazonギフト券をSNS上の知り合いにDMでプレゼントしたい場合や、友達にLINE・SMSで送りたい場合にもぴったりと言えます。
一方、物理タイプは複数の種類が存在し、家族・親戚・友達へプレゼントしたい場合に最適な配送タイプから、自分用のタイプまで様々です。
タイプ | 特徴 | 購入可能金額(税込) |
封筒タイプ | スライド式の封筒ケースに入ったおしゃれなタイプ | 3,000円~50,000円 |
ボックスタイプ | プレゼントの満足感を高めてくれる上質なボックスに入ったタイプ | 5,000円~50,000円 |
グリーティングカードタイプ | メッセージを添えたい場合にぴったりなタイプ | 1,000円~50,000円 |
商品券タイプ | のし付きでお祝いごとにも活用できるタイプ | 500円~50,000円 |
印刷タイプ | 自分でおしゃれなデザインをプリントして送るタイプ | 15円~200,000円 |
カードタイプ | 実店舗で購入するタイプ | 1,500円~50,000円 |
シートタイプ | 実店舗のマルチメディア端末から購入するタイプ | 2,000円・3,000円・5,000円・10,000円・20,000円・25,000円 |
シートタイプ以外はバリアブル券種のため、1円単位で金額を指定できます。自分用の場合は郵送を待たず、コンビニやスーパーなど実店舗で購入できるカードタイプ・シートタイプがおすすめです。
なお、カードタイプはAmazonギフトカードをレジへ持って行き、手軽に購入できるのが魅力ですが、売り切れの可能性も考えられます。一方、シートタイプは売り切れがないため、確実に店舗で購入したい場合はシートタイプを利用しましょう。
関連記事:LINEやTwitterでも使える!amazonギフト券全タイプの送り方から購入方法まで全解説
Amazonギフト券の使い方
ここでは、Amazonギフト券のチャージ方法から実際に使用して買い物する方法まで、解説していきます。なお、解説に使用する画像はPCではなく、スマホベースとなります。
Amazonギフト券の残高を追加する方法
チャージして残高を追加する方法
Amazonギフト券をチャージし、残高追加する方法から見ていきましょう。まず、Amazonギフト券のチャージタイプ購入用ページへ遷移します。
次に、チャージしたい金額のボタンをタップします。自分でチャージ金額を指定したい場合は、「その他」の部分に数字を入力しましょう。
チャージ金額を指定後、「今すぐ購入」をタップします。ボタンをタップ後、すぐに決済されるわけではないので、ご安心ください。
最終の注文内容に問題がなければ、「注文を確定する」で支払いを完了させます。決済方法を変更したい場合は「支払い方法」をタップし、クレジットカードやコンビニ払いなど選択した上で、注文を終えましょう。
ギフトコードを入力して残高を追加する方法
次に、ギフトコードを入力し、残高追加する方法を見ていきましょう。まず、ギフトコードの確認から行います。Amazonギフトカードであれば背面に、Eメールタイプであれば本文に、ギフトコードが記載されています。
ギフトコードを確認後、Amazonへ遷移し、画面左上の三本線のメニューバーをタップします。メニュー一覧が表示されるので、「すべてを見る > Amazonギフト券」の順番にタップしてください。
Amazonギフト券のメニュー一覧から、「ギフト券をアカウントに登録」をタップ。
ギフト券番号を打ち込むボックスがあるので、入力後に「アカウントに登録する」をタップします。「¥○○○がアカウントに適用されました」と表示されれば、Amazonギフト券の登録は完了です。
オンラインで受け取ったギフトコードはコピペで入力できますが、物理カードタイプのギフトコードを手入力する場合は、打ち間違いに注意しましょう。
Amazonギフト券の残高を確認する方法
Amazonギフト券がいくら残っているのか、残高を確認する方法を見ていきましょう。先ほどと同様に、Amazonから「メニューバー > すべてを見る > Amazonギフト券」と遷移します。
Amazonギフト券のメニュー一覧から、「残高・利用履歴を確認」をタップします。
現在のAmazonギフト券残高が表示されるので、確認しましょう。下へスクロールすると、Amazonギフト券の利用履歴も確認可能です。
Amazonギフト券で買い物する際は、あらかじめ残高をチェックしておきましょう。
Amazonギフト券で支払いする方法
登録したAmazonギフト券で、実際に買い物する方法を見ていきましょう。支払い方法を選択するまでは通常の利用時と同じなので、「商品の選択 > カートに入れる > レジに進む」と遷移していきます。
最終の注文確認画面で、Amazonギフト券の適用をチェックします。Amazonギフト券は優先的に使用され、商品の合計金額から残高分が差し引かれる仕組みです。決済内容に問題なければ、「注文を確定する」をタップします。
Amazonギフト券を利用せず、貯めておきたい場合は画面を下へスクロールし、「支払い方法」をタップします。Amazonギフト券の残高を利用する設定となっているので、他の決済方法を選択しましょう。
Amazonギフト券の使い方は以上です。
Amazonギフト券を利用する際に知っておきたいポイント
意外と使い道が多く便利なAmazonギフト券。より効率的に使うために、使える場所・サイトを含めた下記のポイントもしっかりチェックしておきましょう。
- 有効期限
- おつりの扱い
- 他の支払い方法との併用
- Amazonギフト券を利用できないケース
順番に内容を見ていきます。
Amazonギフト券の有効期限は10年
Amazonギフト券の有効期限は、発行から10年間となっています。この有効期限はEメールタイプやボックスタイプなど、どのタイプであっても同じです。
なお、有効期限の開始日は残高追加した日ではなく、発行日が基準となります。10年間の有効期限なので、失効する心配はほぼありませんが、覚えておきましょう。
1円単位で利用できるためおつりの心配はない
Amazonギフト券は1円単位で利用可能なため、おつりは出ない仕組みです。例えば、5,000円分のAmazonギフト券残高がある状態で、3,500円分の商品を購入しても、残りの1,500円は消失せずに残高として残ります。
もちろん、次回の買い物に残高は回せるので、おつりを気にせず有効活用できます。
他の支払い方法と併用できるためAmazonギフト券を使い切れる
Amazonギフト券は他の決済方法と併用可能なので、残高が商品の合計金額より少ない場合でも利用できます。下記はAmazonギフト券の残高が、合計金額に足りない場合の例です。
商品の合計金額から、Amazonギフト券の残高を差し引いた金額は、他の決済方法で支払われます。合計金額に関係なくAmazonギフト券を利用でき、また残高が残ることもありません。普段Amazonを利用する機会が少ない方でも、活用しやすいと言えます。
ただし、残高が商品の合計金額より多い場合、Amazonギフト券の一部を支払いに充てることはできません。Amazonギフト券で一括決済、もしくは他の支払い方法で一括決済のいずれかとなるので、ご注意ください。
新たなAmazonギフト券の購入や店頭では利用できない
Amazonギフト券は、新たなAmazonギフト券の購入に充てることはできません。これは、有効期限を延ばす目的での利用を防止するため、採用される仕様と考えられます。
実際、Amazonギフト券の購入画面を見ると、利用できない旨が表示されています。
また、Amazonギフト券には商品券のタイプがあり、一見店頭でも使用できそうですが、Amazonでの利用に限られています。JTBギフトカードやジェフグルメカードといったギフト券は、店頭で利用するタイプのため、混同しないように気を付けましょう。
国内Amazonの利用に限られている
Amazonはアメリカ・イギリス・フランスなど、海外でも通販サイトを展開していますが、ギフト券を利用できるのは国内のAmazonのみとなります。海外のAmazonでは、日本で販売されていない商品の購入や、安い価格で入手できる商品もあり、一定数の利用者がいます。
日本以外のAmazonも利用している方は、Amazonギフト券の扱いにご注意ください。
Amazonギフト券(アマギフ)をお得にチャージする方法
Amazonギフト券(アマギフ)には、お得にチャージできる方法があります。今後、Amazonギフト券を利用していきたいという方は、特に要チェックです。
nanaco払いでクレジットカードのポイントを還元する
nanacoを利用してAmazonギフト券を購入すれば、工夫次第でクレジットカードのポイントを貯められます。Amazonギフト券は下記タイプを購入する際、コンビニ払いを選択可能であり、レジにてnanacoで決済を行えるのが特徴です。
- カードタイプ
- シートタイプ
- チャージタイプでコンビニ決済を選択
nanacoはプリペイド型の電子マネーのため、事前にチャージしておく必要があります。店頭で現金チャージを行えますが、クレジットチャージも可能であるのがポイント。nanacoをクレジットチャージすることで、クレジットカードのポイントが貯まるため、間接的にお得に利用できる仕組みです。
ただし、nanacoをチャージできるクレジットカードは限られています。また、200円の利用で1ポイント還元というnanacoポイントは、Amazonギフト券の購入では付与されないので、ご注意ください。
キャンペーンを利用する
Amazonではチャージすることで、Amazonポイントの付与を受けられるお得なキャンペーンが定期的に行われています。キャンペーンの適用条件は複雑ではなく、エントリー・初回限定など誰でも満たしやすいのが特徴です。
ただし、Amazonギフト券のキャンペーンは期間が明確ではないことも多く、予告なしに終了する可能性もあります。下記記事で実施中のキャンペーン・クーポン詳細をご紹介していますので、チェックしてみてください。
関連記事:【何度も使える】amazonギフト券キャンペーン情報全まとめ
Amazonギフト券(アマギフ)の使い方まとめ
Amazonギフト券(アマギフ)は受け取ったギフトコードを登録、もしくは自分でチャージを行い利用する流れですが、使い方は難しくありません。非常に見やすくシンプルな画面設計で、簡単に利用を始められます。
- Amazon以外のショッピングでも使い道がある
- 現金化は規約に抵触する可能性があるため、避けたほうが良い
- 残高の追加方法は直接チャージとギフトコード登録の2種類
- 利用時におつりは出ず、他の支払い方法とも併用可能
あらゆるジャンルの商品が揃うAmazonなので、ギフト券も必ず使い道があると言っても過言ではありません。また、Amazonギフト券を利用することで、お得にネットショッピングを楽しむことも可能です。Amazonを頻繁に利用する方やAmazon Pay対応のサイトでお買い物する際は、Amazonギフト券を有効活用してみてくださいね。