旧モデルから約2年ぶりとなる2023年10月18日に発売された、Amazonの新型Fireタブレット「Fire HD 10 第13世代」。旧モデルから性能は進化しつつも、手頃なタブレットをお探しの方におすすめしたいアイテムです。
一方で、「旧モデルとの違いは?」「Fire HD 10 第13世代は何ができる?」と気になるポイントも多いはず。購入する前に必要な性能や機能が揃っているのか、しっかり比較&確認しておきたいですよね。
そこで今回は、「Fire HD 10 第13世代」をPicky’s編集部で実際に使用して、本音で比較&徹底レビューしました。記事の後半では、同日に発売された「キッズモデル」「キッズプロ」についてもご紹介しているので、子供用タブレットをお探しの方もぜひチェックしてみてください。
目次
【前モデル第11世代と比較】Fire HD 10 第13世代のスペック
まずは、Fire HD 10 第13世代の前モデルである、第11世代とのスペックを比較してみました。どんな点が進化しているのか、ぜひチェックしてみてください。
Fire HD 10 第13世代 | Fire HD 10 第11世代 | |
発売日 | 2023年10月18日 | 2021年5月26日 |
発売時価格(税込) |
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サイズ | 246×164.8×8.6mm | 247×166×9.2mm |
重さ | 434g | 465g |
プロセッサー |
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GPU | ARM G52MC22EE 1.0GHz | ARM Mali-G72 MP3 800MHz |
RAM | 3GB | 3GB |
メモリーカード | 最大1TBのmicroSD対応 | 最大1TBのmicroSD対応 |
ディスプレイ | 10.1インチ 1080p フルHD | 10.1インチ 1080p フルHD |
カメラ |
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Bluetooth | Bluetooth5.2 | Bluetooth5.0 |
アプリストア | Amazonアプリストア | Amazonアプリストア |
バッテリー | 最大13時間 | 最大12時間 |
コネクター | USB Type-C 2.0 | USB Type-C 2.0 |
アクセサリー | Amazon純正カバー |
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カラー |
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Alexa(アレクサ) | ◯ | ◯ |
ハンズフリーモード | ◯ | ◯ |
イヤホンジャック | ◯ | ◯ |
スタイラスペン対応 | ◯ | × |
- ややサイズダウンし重さも30g軽量に
- プロセッサー・GPU性能UPで最大約25%パフォーマンス向上
- フロントカメラが500万画素にグレードアップし、1080pフルHD録画に対応
- バッテリー最大稼働時間が12時間→13時間に
- Bluetooth5.2対応
- スタイラスペン対応
Fire HD 10 第13世代では、プロセッサーやGPUの性能がUPしつつも、本体のサイズダウンや軽量化に成功しています。旧世代に比べて約25%処理速度が向上し、アプリの起動や動画の読み込み速度がよりスムーズになりました。
また、フロントカメラ(インカメラ)の画素数が200万から500万画素に上がったことで、ビデオ通話がより快適に使用できるよう進化しています。
通信がBluetooth5.2に対応したため、ルーターに複数の機器を接続したときの回線の安定性も向上。スタイラスペンも使えるようになり、活用の幅がより広がるタブレットとなりました。
編集部
関連記事:【本音レビュー】Fire HD 10タブレットは買い?できることと微妙なところを徹底検証
Fire HD 10 第13世代レビュー結果
ここからは、Fire HD 10 第13世代を実際に使用したレビュー結果を見ていきましょう。
具体的な変更点や進化具合が分かりやすいよう、デザイン・動作速度・バッテリー性能・カメラの画質など、独自の9項目をPicky’s編集部が実際に使って検証しました。
大きさ・重さ | ◎ |
デザイン | ◯ |
動作速度 | ◎ |
バッテリー | ◎ |
動画視聴 | ◎ |
カメラ | ◎ |
Bluetooth | ◎ |
SDカード | ◎ |
画面分割 | ◎ |
高評価だったポイント:軽量化で扱いやすくなった
- 軽量化して扱いやすくなった
- フロントカメラの画質が上がりオンライン会議に使いやすい
- アプリの立ち上げやKindleの動作が早い
実際にFire HD 10 第13世代を使用してみると、サイズダウンで薄くなり持った感覚で軽くなっているのが分かりました。特に軽量化は寝ながら使用したり持ち歩くのに便利で嬉しい進化です。
また、フロントカメラの画素数が第11世代の200万画素から500万画素に大きく進化したことで、オンライン会議がより快適に行えるようになりました。ビデオ通話の満足度が高くなっていますよ。
動作速度も満足いく結果で、KindleのページめくりやPrime Video内での検索はサクサク動作します。2万円以下で買えるタブレットとしては、かなり満足のいく性能でした。
微妙だったポイント:本体部分が傷つきやすく指紋や汚れが目立つ
- 本体部分に傷がつきやすい・指紋や汚れが目立つ
- 生体認証がない
- iPadほどの便利さは感じない
Fire HD 10 第13世代は、第11世代と変わらず本体部分が樹脂素材でできており、指紋や汚れが目立ちやすい点は相変わらずでした。ちょっとぶつけるとすぐに傷がついてしまうので、取り扱いにやや注意が必要です。傷が気になる人は、専用カバーを装着しましょう。
また、上位機種であるFire Max 11では指紋認証が可能でしたが、Fire HD 10 第13世代には生体認証がありません。スマホの生体認証に慣れている人の場合、使用時に毎回PINコードを入力するのが少し面倒に感じる可能性があります。
対応アプリの数も大きな進化はなく、使えるアプリや性能面、スマホとの互換性などを比べるとiPadほど便利さを感じないのが正直な感想でした。とはいえその分値段が手頃ですし、Prime VideoやKindleの使用がメインなら全く問題なさそうです。
関連記事:【Amazon格安】Fireタブレットおすすめ7選!できることと選び方を解説
Fire HD 10 第13世代を買うべき人
- Prime Video・KindleなどのAmazonサービスをメインで使う人
- スマホよりも大画面で動画や電子書籍を楽しみたい人
- 第9世代以前の古いFire HDを使用している人
- 安くて最低限の機能が使えるタブレットが欲しい人
- Alexaでスマートホーム化したい人
Fire HD 10 第13世代は、Prime VideoやKindleといったAmazonが提供するサービスをメインで使っている人におすすめ。基本的なAmazonアプリは初めからインストールされていて、Prime Videoもすぐに綺麗な画質で楽しめますよ。
処理性能だけでなくバッテリーの持ち時間やBluetooth5.2対応なども進化しているので、第9世代以前の古い機種を使っていた方は、より快適に使用できます。
1万円台から購入できる格安タブレットとしては必要十分な機能が揃っており、ネットサーフィンや動画視聴など限られた用途で使う分には問題ない性能です。コスパ重視の人にぴったりですよ。
Fire HD 10 第13世代をおすすめしない人
- 旧世代の性能で満足している人
- Google PlayやApple Storeにしかないアプリを使いたい人
Fire HD 10 第13世代は、すでに旧世代を持っていて動作速度に満足している人にはそこまでおすすめしません。対応アプリが増える・画質が大幅に良くなるといった進化はないため、動作が気にならないなら買い換える必要性は低そうです。
また、Google PlayやApple Storeにしかないアプリを使いたい人の場合、そもそも対応していないFire HD 10 第13世代だとうまく活用できない可能性が高いです。仕事のサブやビジネスで本格的に使いたいなら、iPadやレノボの高性能タブレットもチェックしてみてください。
関連記事:【何が変わった?】iPad(第10世代)を実機レビュー!無印の前モデルやAir・miniとも比較
関連記事:【ゲームにも使える】レノボ高性能タブレットおすすめ15選!2万円以下のモデルが豊富
【実機で検証】Fire HD 10 第13世代を徹底レビュー
Fire HD 10 第13世代のセット内容
- Fire HD 10 第13世代本体
- 電源アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
セット内容は変わらずで、パッケージデザインが若干変更されていました。旧世代とデザインが似ているので、間違えないよう気をつけましょう。
より小さく薄く軽量化し扱いやすさはGOOD
Fire HD 10 第13世代は見た目の大きな変化はありませんが、小型化・軽量化に成功し扱いやすくなっています。重さは約30g軽量になり、持ち運びやタブレットを持ちながらの使用がより快適になりました。
サイズ面では、11世代の247×166×9.2mmに対し、13世代は246×164.8×8.6mmとややサイズダウンしています。
13世代と11世代を比較した写真は上記のとおり。ほんの少し小さくなっているのが分かります。
特に0.6mmの薄型化は変化が大きく感じられ、手に持つと違いがよく分かりました。大幅なサイズ変更ではないですが、性能が向上しつつコンパクトになったのは嬉しいポイントです。
デザインはボタン配置が変更になり違和感なく使える
デザイン面では、旧世代からボタン配置が変更され操作しやすくなりました。イヤホンジャック・Type-C充電差し込み口・音量ボタン・電源ボタンが本体上部にまとまっています。
11世代のボタン配置では、電源ボタンが中央・音量ボタンが左端にあったため若干操作しづらい印象でした。
一方13世代では、電源ボタンが左端に変更され、操作する上での違和感が解消されました。頻繁に使う電源ボタンが押しやすくなったのは、嬉しい変化です。
充電ポートはUSB Type-Cで、タブレットの使用中もあまり邪魔にならない位置にあります。ワイヤレス充電・急速充電には非対応です。
本体上部のボタン配置以外は旧モデルから大きな変化はなく、本体左側にはスピーカーが搭載されています。
本体右側上部には、SDカードの差し込み口があります。手で簡単に開けられるので、気軽にデータの移動ができますよ。
相変わらずの傷付きやすさは残念△カバーや保護シートの併用がおすすめ
本体部分背面の素材は11世代と同じ樹脂製で、傷付きやすさや指紋が目立つのが改善されていないのはやや残念なポイントでした。プラスチック感が強く、人によっては見た目が若干安っぽく感じる可能性もあります。
Fire HD 10 第13世代は価格が安いので仕方ない部分ではありますが、Fire Max 11のようにアルミニウムボディを採用してくれたらいいのにと感じたのが正直な感想です。
とはいえ、傷や見た目の問題はカバーを装着することで改善できます。カバーはタブレットを置いて視聴する際にも便利なので、ぜひチェックしてみてください。
アプリの立ち上げはサクサク快適!Kindleや動画再生も問題なし
11世代に比べて約25%のパフォーマンス向上に成功した13世代ですが、実際に使ってみても動きはスムーズでした。iPadやスマホと比較すると処理速度は劣りますが、アプリの立ち上げはもちろん、Kindleのページめくりの動作もサクサク動きます。
GPUも800MHzから1.0GHzへと進化しているため、画像や映像のデータ処理速度も改善を感じられました。読み込みが早く、ストレスなく映画やドラマを楽しめます。
13世代で簡単なゲームも遊んでみましたが、特に問題なく動作しました。ちょっとした空き時間の暇つぶしに使ったり、簡単なゲームをお子さんと一緒に楽しんだりできますよ。
Prime Video・ネットサーフィン・Kindle・ゲームを使ったときの動作を動画に収めてみました。実際の動作速度が分かりやすいので、ぜひチェックしてみてください。
バッテリー駆動時間が最大13時間に!動画視聴で11世代と比較
バッテリー駆動時間が、11世代の最大12時間から1時間伸びたのも13世代の特徴です。今回は、11世代と13世代をバッテリー100%から120分間同じ映画を同時再生して、バッテリーの減り具合を検証しました。どちらも画面の明るさをマックス、音量はゼロで設定しています。
結果は13世代が79%・11世代が75%のバッテリー残量でした。バッテリーの持ちが良くなっているのは確かなようです。
ディスプレイは旧世代と変わらずだが画質は十分綺麗
13世代のディスプレイ解像度は11世代から変わらずフルHD(1920×1200)で、綺麗に映像を楽しめました。Prime VideoやYouTubeを高画質でみたときに、細部まで美しい映像を映してくれましたよ。
You Tubeは通信状態によって自動で画質が低く設定される場合があるので、自身で1080pに変更してから視聴するのがおすすめです。
フロントカメラが500万画素になりビデオ通話しやすい!ただし本格的な撮影には微妙かも
11世代ではフロントカメラ(インカメラ)が200万画素・ビデオ録画最大720p対応でしたが、13世代では500万画素・ビデオ録画最大1080p対応に進化しました。解像度が上がったことで写りが良くなり、ZOOMなどのビデオ通話がしやすくなりましたよ。
実際に11世代と13世代のフロントカメラで撮影した動画を比較したところ、13世代では被写体がはっきり鮮明に映るようになり明るく綺麗な印象です。
ただし、カメラを固定しないで撮影するとフロント・リアに関わらず手ブレがすごかったので、動画撮影時は本体を固定したほうがよさそうです。
フロントカメラの写真も比較してみると、13世代の方が画像がくっきりと見えるのがわかります。ただし、iPhoneやiPadと比較すると性能は劣る印象でした。
ビデオや写真の画素数は設定から変更が可能。フロントカメラの動画設定はSD 480p・HD 720p・HD 1080pの3種類から、写真は0.6メガピクセルから5.0メガピクセルの6種類から選択できます。
Bluetooth5.2対応でキーボードやイヤホン接続もバッチリ
第13世代では、Bluetooth5.2に対応したことによりキーボードやイヤホンとの接続も快適になりました。Bluetooth5.2は5.0よりも通信の安定性が高く、消費電力を抑えられるバージョンです。
第13世代では11世代にあった純正キーボード付きカバーが廃止となったため、純正外のキーボードを用意する必要があります。今回はAppleのキーボードで実験しましたが、問題なく接続できました。簡単な作業を行いたいときは、キーボードも用意すると便利ですよ。
関連記事:タブレットをノートPC化!タブレット用キーボードおすすめ20選【折りたたんで手軽に持ち運び!】
容量は32GB・64GBの2種類だが、microSDカードで1TBの拡張も可能
Fire HD 10 第13世代は、前モデルから引き続きmicroSDカードに対応しています。
本体の容量は32GBと64GBの2種類ですが、microSDカードを使えば最大1TBまで拡張が可能です。動画や写真だけをSDカードに入れることもできるので、別のデバイスへのデータ移動にも役立ちます。容量拡張ができるため、あえて32GBの安いモデルを選ぶのもアリですよ。
iPadにはSDカードスロットがないため、データ移動や容量拡張できる点はFire HD 10ならではの利点です。
画面分割で動画視聴中の検索もできて便利
11世代でも可能でしたが、13世代でも画面分割を利用できます。画面分割とは別々のアプリを1画面に同時表示できる機能のことで、動画を視聴しながら調べ物をしたりメモを取ったりするのに便利。画面分割のサイズは指1本で自由に変更できますよ。
Fire HD 10 第13世代の口コミ・評判
ここまでPicky’s編集部による実機レビューをまとめてきましたが、Fire HD 10 第13世代を実際に購入した方の口コミもチェックしてみましょう。いい口コミだけでなく残念な口コミもまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
Fire HD 10のいい口コミ:手頃な値段で嬉しい
- 手頃な値段で買えてコスパがいい
- SDカードで大容量ファイルをやりくりできるのが便利
- 古い世代から乗り換えたがバッテリーの持ちが良くなっている
- 軽量で使いやすい
Fire HD 10 第13世代のいい口コミでは、「値段が安い」「コスパがいい」といった声が多かったです。他社の10インチ前後のタブレットでは3万円〜5万円ほどの機種が多く、2万円以下から購入できるFire HD 10 第13世代はかなりお手頃。ネットサーフィン・動画視聴・読書のためやサブ機として割り切って使うなら、スペックも十分で満足度が高いです。
他には、「SDカードで大容量ファイルをやりくりできる」とデータ管理のしやすさを評価している方もいました。11世代でもSDカードは使えましたが、microSDカードでデータの移動や容量の確保ができる点は、スロットがないタブレットにはない強みです。
また、第9世代以前の古いFire HDから乗り換えた方からは、バッテリー持ちの良さに関する口コミも見られました。特に古い機種からは大きくバッテリー性能が上がっており、外出先に持ち出したい場合や、休日にゆったり動画を楽しみたいときに便利ですよ。
Fire HD 10の悪い口コミ:広告が邪魔
- 広告が邪魔
- 音質が微妙
- 使えるアプリが少なくて残念
Fire HD 10 第13世代の悪い口コミでは、「ロック画面に表示される広告が邪魔」という声がありました。前モデル同様ロック画面の広告はタブレット設定の「Amazonアプリの設定」「広告」からオフにできるので、気になる人は設定してみてください。
また、「音質が微妙」といった声もありました。Fire HD 10 第13世代はDolby Atmosに対応していますが、タブレットで表現できる音源には限界があり、音の広がりや高音質を求めている方は不満を感じるかもしれません。音質にこだわりたい人は、外部のスピーカーやイヤホンとのBluetooth接続を試してみてくださいね。
他には、使えるアプリが限られることに関するマイナスな口コミも。Fire HD 10 第13世代に限らずAmazonのタブレット自体がGoogle PlayやApple Storeに対応していないため、より幅広いアプリを使いたいなら、AndroidのタブレットやiPadをチェックしてみましょう。Fire HDで今後利用できるアプリが増えるのも期待したいところです。
関連記事:【サポートが充実】NECタブレットおすすめ7選! 魅力や選び方を徹底解説
最新のFire HD 10では従来の「キッズモデル」に加えて「キッズプロ」が新たに登場
今回の第13世代の発売に合わせ、未就学児向けのキッズモデルも13世代に進化し、国内初の小学生向けタブレットの「キッズプロ」も登場しています。Fire HD 10との違いに加え、キッズモデルとキッズプロの違いもまとめているので、お子さん用のタブレットをお探しの方はチェックしてみてください。
キッズ向けFire HD 10は何が違う?
- 画面UIデザイン
- カラーバリエーション
- カバー付き
- ペアレンタルコントロール対応
- Amazon Kids+が1年間無料で利用可能
- 小学生コンテンツの拡充(新聞・図鑑・オリジナルゲームなど)
- 2年間の限定保証有り
- カバー用ステッカー付属
通常のFire HD 10とキッズ向けは、画面のUIデザインやカラーバリエーションが違う他に、ペアレンタルコントロールに対応しているのが大きな特徴です。保護者が子供の利用するアプリや利用時間の上限を設定できる機能で、安心してタブレットを預けられますよ。
他には、サブスクリプションの「Amazon Kids+」コンテンツの充実や、1年間無料の特典も付いています。3〜12歳向けの児童書・知育コンテンツ・ビデオ・ゲームが豊富に揃っており、学びにも遊びにも役立ちますよ。無料体験後は、プライム会員なら月額480円から利用可能です。
価格は通常モデルより4,000円高いですが、購入時からカバー付きで通常より1年長い2年保証も受けられます。大人が使う機器と子供用を分けたいなら、Fire HD 10のキッズ向けタブレットをチェックしてみてくださいね。
編集部
「キッズモデル」と「キッズプロ」の違いは?
Fire HD 10 キッズモデル(第13世代) | Fire HD 10 キッズプロ | |
価格(税込) | 23,980円 | 23,980円 |
対象年齢 | 3歳以上 | 6歳以上 |
サイズ |
266.88×207.98×26.85mm |
189.3×256×16.3mm |
重量 | 約670g | 約659g |
保証 | 2年間限定保証 | 2年間限定保証 |
サブスクリプション | 1年間のAmazon Kids+無料 | 1年間のAmazon Kids+無料 |
カラー |
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付属品 | キッズ向け保護カバー | キッズ向けスリムカバー |
「キッズモデル」と「キッズプロ」の大きな違いは、カバーのデザインやサイズです。 キッズモデルは未就学児でも壊しにくいよう厚めのカバーを採用していますが、キッズプロではコンパクトなスリムカバーを採用。 10gほど重さが軽くなり持ち運びやすくなっています。
また、小学生向けに開発された「キッズプロ」では、Amazon Kids+のコンテンツも拡充されました。小学生新聞・英語や漢字を含む学習アプリ・学習まんが・オリジナルゲームなど、知育に役立つコンテンツを豊富に楽しめますよ。
編集部
13世代(2023年)のFire HD 10 Plusは発売なし
これまでラインナップされていた上位機種のFire HD 10 Plusですが、Fire HD 10 第13世代では発売されませんでした。上位機種が気になる人は、2023年6月に発売されたFire Max 11をチェックしましょう。
関連記事:【3万越えの価値あり?】Fire Max 11を実機レビュー!サイズや性能を比較しながら徹底検証
Fire HD 10とPlusの違いが気になる方は、以下の関連記事からチェックしてみてください。
関連記事:【本音レビュー】Fire HD 10タブレットは買い?できることと微妙なところを徹底検証
Fire HD 10と一緒に買うと便利なもの
Fire HD 10の他にも、一緒に購入すると便利なアイテムをご紹介します。Fire HD 10の購入を考えている方は、ぜひチェックしてくださいね。
指紋対策やお絵描きにも便利な「スタイラスペン」
Fire HD 10 第13世代はスタイラスペンに対応しており、Made for Amazon 認定取得の商品も販売されています。4,096段階の筆圧感知・+/-45度までの傾き検知も可能なので、お絵描きを楽しみたい方にもおすすめ。
スタイラスペンを使えば直接タッチしなくても操作できるので、液晶の指紋が気になる人にも向いていますよ。
関連記事:【プロが選ぶ】スタイラスペン・タッチペンおすすめ25選!iPadでのお絵かきや勉強に
容量拡張できる「microSDカード」
使用するアプリの数が多い方や、容量の大きいゲームや動画をダウンロードしたい方は、microSDカードもセットで購入しましょう。ゲームなどで利用するなら、256GB以上の容量があると安心です。
容量だけでなく、用途に合わせて読み込み速度や書き込み速度の早いものを選ぶのも大切。詳しくは、関連記事をチェックしてみてください。
関連記事:【コスパ最強】マイクロSDカードおすすめ25選!スマホやゲーム機にも使えて便利
Fire HD 10 第13世代のよくある質問
Fire HD 10 第13世代の水分検出通知が消えないです。どうすればいいですか?
Fire HD 10 第13世代はAndroid化できますか?
Fire HD 10 第13世代のバッテリー交換費用はどれくらいですか?
Fire HD 10 第13世代でできることを動画でレビュー!
Fire HD 10 第13世代レビューまとめ
- Fire HD 10 第13世代は、ハードウェアや性能が順当にアップデートされた2023年モデル
- プロセッサー性能がUPし、動画視聴や読書に快適な処理速度に
- フロントカメラの画素数が強化されビデオ通話に活用しやすくなった
- Bluetooth5.2対応・スタイラスペン対応により、より高度な活用もできる
- 動画視聴・読書・仕事用サブ機と割り切って購入するならコスパ抜群
- 第9世代以前のモデルを使っているなら買い替えがおすすめ
今回は、Amazonタブレット新作「Fire HD 10 第13世代」についてご紹介しました。2年前に発売された11世代から順当にアップデートされ、サイズダウンや性能アップに成功。iPadと比較すると性能に差はありますが、動画視聴や読書に使用するなら十分なスペックが揃っています。
手頃な値段で買えるタブレットをお探しの方は、ぜひ「Fire HD 10 第13世代」を購入してみてください。
Photo By 内田大貴