キャンプで盛り上がること間違いなし!ダッチオーブンおすすめ20選!使いやすい家庭用モデルも

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キャンプで料理を作る際、焚き火台などの上に直接置いて、肉・魚・野菜など様々な食材をおいしく調理できる魔法の鍋がダッチオーブンです。

アウトドアで使ってみたい憧れの人気アイテムとして注目を集めています。

ですが自宅のフライパンや鍋と違って、「お手入れやメンテナンスが大変そう」「選び方が分からない」と、購入をためらっている方も多いようです。

そこで今回は、ダッチオーブンの使い方やメリット・デメリット、使用前と使用後のメンテナンス方法について解説します。

記事の後半では、おすすめの商品をたくさん紹介していますので、ダッチオーブンでアウトドアをより楽しみたいという方は是非読んでみてください。

この記事を監修した専門家

キャンプ情報メディア運営者
キャンプレビュー編集長
日本オートキャンプ協会公認インストラクター / 日本BBQ協会中級BBQインストラクター / 月間100万PV超のキャンプ情報メディア「キャンプレビュー」運営 / キャンプ場マーケティング支援事業運営
キャンプの最新情報を毎日発信する情報メディア「キャンプレビュー」を運営。2018年から突如キャンプにはまり、初心者向けのわかりやすい情報メディア、最新情報を網羅的に整理した情報メディアが少ないことに課題を感じキャンプレビューを開設。自ら年間30泊以上キャンプしている経験を元に、キャンプ場のマーケティング支援事業も行う。
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※「専門家のおすすめタッチオーブン」以外の商品の選定には関与しておりません。

ダッチオーブンとは?

ダッチオーブンとは、鉄などでできた非常に分厚い鍋と蓋がセットになった調理器具です。直接火にかけて鍋やフライパンのように使えます。蓋の上に木炭を乗せて上下から熱し、オーブンとしても使える万能調理器具です。また、厚みのある素材でできているという特性から、食材が焦げにくく熱が均等に伝わりやすいため、どんな食材もおいしく調理が可能。

焼き料理や煮込み料理など様々な調理法に使えますし、肉料理や魚料理、スープやパエリアなどの米料理といった様々な食材を調理できます。

焚き火に直接乗せるそのワイルドな調理風景と、豪快な料理が楽しめることから、特にキャンプやBBQなどのアウトドアで使われることが多い調理器具です。

ダッチオーブンでどんなことができるの?

ダッチオーブンはよく「万能調理器具」と言われます。その由来はダッチオーブンひとつあれば、あらゆる料理を作れることから来ています。

  • 焼く
  • 炒める
  • 煮る
  • 蒸す
  • 揚げる
  • 燻す

キッチンだと色々な調理器具が必要になりますが、ダッチオーブンなら一つですべてできてしまいます。

焼く:高い熱伝導率でどんな食材もおいしく

ダッチオーブンはそのまま焚き火に直接かけてフライパンとして使うことができ、熱伝導率が高いのでどんな食材もおいしく焼けます。

ダッチオーブンの鍋をひっくり返せばプレート状のフライパンとしても使えるので、肉や魚、ウインナーなど様々な食材を焼くことができます。

煮る:分厚さを活かして水分を逃さない

ダッチオーブンは分厚い鉄などでできているため、煮込み料理では鍋の中の空気や水分を逃がさず食材のうまみをしっかりと引き出します。

温度が冷めにくいので、ある程度煮込んだらあとは余熱だけでじっくり味をしみこませることもできます。

編集部

水分を逃がさないので無水料理も得意です。水を入れずに作る「無水カレー」は野菜と肉のうまみが凝縮されて絶品ですよ

蒸す:水蒸気でふっくらとした仕上げに

蓋をすれば水蒸気がダッチオーブン全体を覆ってくれるため、ヘルシーな蒸し料理が簡単に作れ、ふっくらと仕上がります。

魚や鶏肉に野菜など、お好きな食材を無水で蒸し料理にして、底に残った食材のエキスでスープを作る楽しみ方もあります。

揚げる:油も問題なく使用可能

ダッチオーブンに油を入れればそのままフライヤーに早変わりします。

ただダッチオーブンを焚火で使う場合は「油を一定の温度に維持する」ことが難しいため、バーナーを使った方が温度調整がしやすいです。

編集部

揚げ物の場合はバーベキューコンロやガスコンロなど火加減が調節できるものを使うか、別の器具で調理しても良いと思います

燻す:しっかりいぶして香りを楽しむ

あまり知られていませんが、ダッチオーブンは燻製(スモーク)料理に使うこともできます。

ダッチオーブンの中にアルミホイルとお好みのスモークチップ、底網を入れ、チップに火をつけて煙が出てきたら好きな食材を入れるだけ。

編集部

ただし時間がかかるので、燻製をするなら余裕を持ったスケジュールが必要です
ダッチオーブンの調理一例
  • スープ・ビーフシチュー・シチュー・豚の角煮などの煮込み料理
  • ステーキやBBQ・ピザ・焼き芋の焼き料理
  • ローストビーフ・ローストチキン
  • 炊き込みご飯・ピラフ・パエリアなどの米料理
  • スモークチキンなどの燻製
  • 唐揚げなどの揚げ料理
  • グラタン・チーズフォンデュ

編集部

ダッチオーブンは一つで何役もこなし、どんなレシピも作れる非常に魅力的な調理器具です

ダッチオーブンを使えば丸鶏のローストチキンなど、普段家庭ではなかなかつくることができない豪快な料理を楽しむことができます。
調理の手間もかかりますが、青空の下で手間をかけた料理を味わうのは何物にも代えがたい体験になるので、キャンプの調理器具として一度は試していただきたいアイテムです。

底に敷くロストルのおすすめ商品は、こちらの記事で紹介しています。

関連記事:【耐久性抜群】ロストルおすすめ22選!焚き火調理など使い方に合わせた選び方を解説

    ダッチオーブンのメリットとデメリット

    ダッチオーブンには大きなメリットと、同じくらい大きなデメリットがあります。買った後に「こんなはずじゃなかった」なんて後悔しないようきちんと確認しておきましょう。

      メリット|1台であらゆる調理ができる

      • ほぼ全ての調理が可能で、ほとんどの料理が作れる
      • 食材もうまみを逃がさず、おいしく調理できる
      • 保温性も高く、キャンプやアウトドアに最適
      • テンションの上がる楽しい調理器具

      ダッチオーブンのメリットや魅力は、先述したように「1台でどんな調理方法もできて、しかもおいしく仕上がる」ことです。

      大きいサイズのダッチオーブンなら大人数の料理を一気に作れます。冷めにくいので人数の多いキャンプやBBQにも最適です。

      そして何より「使っていて楽しい」という点も大きなメリットです。

      焚き火や炭火に直接かけ、蓋に炭を乗せたダッチオーブンの調理は、他の調理器具では絶対味わえない楽しさと感動があります。

      また、鋳鉄製はしっかり手入れしながら長く使い込むことで、やがて艶々でこってりとした美しい黒色に変化します。

      美しい黒色状態になったダッチオーブンを「ブラックポット」と呼び、ブラックポットまで育てるのはダッチオーブン愛用者の一つの楽しみです。

      編集部

      「使ってて楽しい」「育てるのが楽しい」という方が多いようです

      デメリット|手入れが大変で面倒

      • 使い方や手入れが面倒
      • 大きくて重いので持ち運びに苦労する
      • 使える場所が限定される

      ダッチオーブン最大のデメリットは「面倒な点が多い」ことです。

      初めて使う前にはシーズニングというワックス落とし作業が必要です。使った後は毎回汚れを取って、油を塗らなくてはいけません。(手入れが簡便な素材もあります)

      頑丈そうなダッチオーブンですが、熱いうちに冷たい水を入れて急激に冷やしたり、落としてしまうと簡単に割れてしまいます。

      大きく重いので取り回しも大変ですし、ダッチオーブンを持っていくとなれば「身軽なキャンプ」とは無縁になってしまいます。

      このように、色々と気を遣うことが多い調理器具なので、ちょっと肉を焼いたりする程度なら、フライパンやスキレットを持っていった方が圧倒的に楽でしょう。

      関連記事:【キャンプでも自宅でも】スキレットおすすめ20選|シーズニング方法や簡単レシピも紹介

      調理もかなり本格的になるので、必然的にダッチオーブンは「野外で料理にこだわるシチュエーション」に限定されがちです。

      製品によっては自宅で使えるものもありますが、自宅でダッチオーブンを頻繁に使う、という家庭はあまりないでしょう。

      自宅で作るなら、手入れもいらず簡単に使える普通のフライパンや鍋のほうが絶対に楽だからです。

      ダッチオーブンはおいしく楽しく料理ができる器具ですが、決して「手軽で簡単に使える調理器具ではない」という点に注意が必要です。

      編集部

      「使える場所が限定される」調理器具なので、自分に本当に必要かどうかは考える必要がありそうです

      ただし、ダッチオーブンにはいくつか種類があるため、用途を正しく見極めればデメリットをなくすことも可能です。次の見出しで選び方について解説しているので、しっかり自分に合ったダッチオーブンを選んでいきましょう。

      ダッチオーブンの手入れの手間に関しては、慣れてしまえばそれほど苦ではありません。むしろ育てていく楽しみを体験していただきたいです。
      炭を蓋の上に置き、上火でオーブン調理ができる点が他の調理器具にはない大きなメリットなので、購入したら色々な料理にチャレンジしてみましょう!

      ダッチオーブンの選び方

      ダッチオーブンを購入するときは以下の5点を確認して、自分に合った物を購入しましょう。

      • 素材・材質
      • サイズ・容量
      • 鍋蓋の縁(フチ)の有無
      • 鍋足の有無
      • IH対応

      手入れのしやすさが異なる「素材・材質」

      まず最初に決めなくてはいけないのが「素材」です。

      • 鋳鉄製
      • 黒皮鉄板製
      • ステンレス製
      • ダクタイル鋳鉄製
      • アルミ製

      現在ダッチオーブンで使われている主な素材は上記の5種類です。(このほかにもごく少数ですが、カーボン素材などもあります)

      ダッチオーブンは素材によって手入れの仕方や作れる料理、味、扱いやすさが大きく変わります。

      鋳鉄製|定番!育てる楽しみが随一

      「育てる楽しみ」に憧れる人におすすめなのが鋳鉄製ダッチオーブンです。鉄製の器具は使い込むごとに段々美しさを増し、扱いやすくなっていきます。

      「ダッチオーブン」と聞いて多くの人が想像するのが鋳鉄(ちゅうてつ)。非常に厚みがあり、その厚みと素材の特性から蓄熱性と保温性に優れ、食材をムラなくおいしく調理できる上に長時間おいしさを保ちます。

      ただ鋳鉄製は重量があり、持って行ったり持ち上げたりするのも大変。初めて使う前にはワックス落としのシーズニングが必要です。錆が発生しやすいため、使った後もきちんと汚れを落として片づけないといけません。

      「育てる楽しみ」と同時に「育てる手間」がかかり、決して手軽な素材ではないので、頻繁に使ったり、家庭用としても使いたい場合は他の素材を選んだほうがいいかもしれません。

      編集部

      「これぞダッチオーブン!」という料理を堪能したり、使い込んで育てる楽しみなど、ダッチオーブンの魅力を存分に味わいたい方におすすめです

      黒皮鉄板製|鋳鉄より扱いやすい鉄製

      鋳鉄製より手軽に使える素材のダッチオーブンが黒皮鉄板製です。「ダッチオーブンには憧れるけど、本格的な手入れやメンテナンスはちょっとめんどくさいな…」という方におすすめです。

      黒皮鉄板製は鋳鉄同様の鉄製ですが、製造時に表面を「黒皮」と呼ばれる酸化被膜でコーティングした素材で、中華鍋などに使用されることも多い素材。

      鋳鉄製では使えない洗剤や金属製のたわしも使えるので、後片付けも鋳鉄製より簡単です。

      料理や使い心地に関しては鋳鉄製とほぼ一緒で、「鋳鉄製の魅力と取り扱いのしやすさ」を両立した素材と言えるでしょう。

      ただし、鉄には変わらないため手入れ不要とはいかず、鋳鉄と同じように使い終わったら必ず汚れを落として油を塗るなどのメンテナンスが必要です。

      ステンレス製|普段使いしやすい

      ステンレス製は鋳鉄製や黒皮鉄板製に比べ薄くて軽量で、「手入れ簡単」「保管しやすい」「普段使いもしやすい」と非常に扱いやすい素材です。

      例えばシーズニングは不要ですし、使った後は洗剤で綺麗に洗えて、またサビにも強いので使った後の油塗りも必要ありません。

      もちろんダッチオーブンでできる料理はほぼすべてできますし、味も決して劣りません。

      さらにガスコンロや電気プレート、IHに対応している製品も多く、普段使いにも最適とまさに夢のような素材です。

      欠点があるとすれば、やはりステンレス製だと家庭の調理器具のイメージが強く、「ダッチオーブン特有の魅力」が薄まってしまうことです。

      多くの人が想像する鉄の鍋に肉や魚を豪快に放り込んで作る「ダッチオーブンっぽさ」や、「アウトドア上級者」っぽさが無くなるので、人によってはちょっと物足りないかもしれません。

      編集部

      コスパも良く、初めてダッチオーブンを買う方にもおすすめなので、ステンレス製で調理のコツをつかんだ後に本格的な鋳鉄製を育てる、なんていかがでしょうか

      ダクタイル鋳鉄製|良いとこどりの万能素材

      ダクタイルとは「強靭な・延性のある」という意味。頑丈で錆びにくい割に薄くて軽量と扱いやすく、それでいて鉄のダッチオーブンとしての魅力も味わえます。まさに良いとこ取りの素材です。

      難点は製造メーカーが少なく選択肢が限られる点と、高性能な分他の素材と比べると全体的に価格がやや高めな点です。

      ただし頑丈で長く使える素材なので、コスパという点で考えれば決して割高ではありません。

      編集部

      手入れや扱いで気を遣いたくないという方や、ソロキャンプなどで重い道具を増やしたくない、という方におすすめです

      アルミ製|ちょっとした料理に

      アルミ製はとにかく軽く、洗い方などの手入れも一般的な調理器具とほぼ変わらない素材です。

      持ち運びも取り扱いも保管も容易で家庭でも手軽に使えるため、「年に数回くらいしかアウトドアに行かない」という家庭ならアルミ製がおすすめです。

      デメリットとしては鉄製ではない分、育てる楽しみが無い、蓋に炭が乗せられない製品が多い(アルミ製は空焚き厳禁です)などダッチオーブンとしての魅力や料理の幅は限られます。

      通常の鍋とダッチオーブンの中間、くらいだと思ってもらえばいいでしょう。

      編集部

      ソロキャンプに小さいアルミ製を持っていき、飯盒としてご飯を炊いたり、鍋料理やラーメンなどを作るといったちょっとした料理を作るのに向いています

      ダッチオーブンは長く使うことになる調理器具なので、ご自身の使い方に合わせて適切な素材を選びましょう。

      サイズ・容量は人数に応じて選ぶ

      ダッチオーブンは重量があるので、使う人数に合わせて適切なサイズの製品を選びましょう。

      ダッチオーブンのサイズは「8インチ」「10インチ」「12インチ」の3サイズが一般的です。(容量やセンチ表記の物もあります)

      8インチ以下や16インチといったものもありますが、用途が限られるので今回は割愛します。

      インチ サイズ(cm) 用途
      8インチ 約20cm 1~2人用やちょっとした一品調理、2台目のサブダッチオーブンとしてもおすすめ
      10インチ 約25cm 2~4人の家族向けだが、どんな用途や人数にも対応しやすいおすすめサイズ
      12インチ 約30cm 4人以上のグループ用、骨付き鶏もも肉や大きな肉の塊を使った豪快な肉料理におすすめ

      Picky’s編集部のおすすめはどんな人数・料理にも対応しやすい「10インチ」です。

      編集部だけではなく、様々なサイトやメーカーさんでも10インチを推奨していますので、迷ったら10インチを選んでください。

      サイズに関しては、私も12インチを購入したものの重く大きすぎて毎回炊事場に運んでいくのもつらく、10インチに買い替えた経験があります。
      よほど大人数で使うことがない限りは10インチサイズをおすすめします。

      両面加熱をするなら鍋フタの縁(フチ)有り

      ダッチオーブンには基本的にフタが付いていますが、このフタに「縁」があるかどうかも選ぶポイントの一つです。

      フタに縁が付いているタイプを選ぶと、フタの上に炭を乗せて上からも加熱できます。

      ローストチキンやピザなど、両面から加熱することでおいしく調理できるものを作るなら、縁付きのダッチオーブンをおすすめします。

      アルミ製以外ならほとんどのダッチオーブンにフタと縁はついていますが、ごくまれにフタや縁の無いものがありますので、確認しておきましょう。

      編集部

      なお、アルミ製のダッチオーブンはフタに炭を乗せると空焚きになって、アルミが溶けてしまうので縁が無いものが多いです

      鍋足があるとキャンプでは便利だが家庭で使えない

      鍋足とは、ダッチオーブンの下に付いている足です。鍋足があると薪や炭などの燃料や石などがゴロゴロした不安定な焚き火の上でも倒れずに安定して置けます。

      ただし、鍋足があるとほぼ直火専用となってしまい、家庭で使えません。

      編集部

      鍋足が無いタイプでも、「五徳(鍋足の代わりになる三脚台)」を使えば焚き火でも家庭でも使えるので、基本は使いやすい鍋足の無いタイプのほうがおすすめです

      キャンプ調理で使う焚き火台についてはこちらの記事がおすすめです。

      関連記事:【ソロ〜ファミリーまで使える】焚き火台おすすめ15選|人気のコールマン、スノーピークも

      IH対応していればキャンプだけではなく家庭でも使える

      IHに対応した製品を選択すれば、アウトドアだけではなく、自宅でもダッチオーブンを使った料理ができます。

      キャンプに行く前に自宅でダッチオーブンを使った料理の練習が可能です。

      編集部

      自宅でダッチオーブンを使いたいという方はIH対応製品がおすすめです

      ダッチオーブンおすすめブランド・メーカー

      お手軽でコスパが良く、それでいて本格的なダッチオーブン「LOGOS(ロゴス)」

      ロゴスは大阪に本社を置く、アウトドアの総合メーカーです。

      ロゴスのダッチオーブンの特徴は「初心者向けの鋳鉄製ダッチオーブン」で、初めて鋳鉄製のダッチオーブンを買おうとしている方におすすめのメーカーです。

      使用する前に行うシーズニングが不要で、底がフラットな形状でIHにも対応した製品が多く、キャンプでも家庭用でも使える手軽なダッチオーブンが揃っています。

      価格も比較的安いので、ステンレス製から鋳鉄製に切り替えるとか、初めて鋳鉄製を買おうと思っている方はロゴスの製品がおすすめ。

      編集部

      アウトドア好きなら知らない人はいない、知名度の高さも安心材料です

      安くて品質の良いものが豊富の揃う「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」

      キャプテンスタッグは1976年に創業した日本のアウトドア総合メーカー。キャプテンスタッグのダッチオーブンの特徴は、幅広いラインナップと価格の安さです。

      シングルバーナーで調理できるミニサイズのスキレットタイプや、本格的な大型の鋳鉄製、袋やバッグ・五徳等セットなど、用途に合わせて色々な商品から選べます。

      編集部

      どの製品も本格的なダッチオーブンの割に価格が安く、コスパが高い商品が多いのもキャプテンスタッグの良さです

      面倒な手入れ一切不要!手軽なステンレス製ダッチオーブン「SOTO(ソト)」

      SOTOは新富士バーナーという会社のアウトドア製品を扱うブランド名です。

      SOTOのダッチオーブンの特徴は「ステンレス製」で、シーズニングが不要で衝撃や温度変化にも強く、使用後のお手入れも簡単です。

      自宅のフライパンや鍋と同じような感覚で手軽にガシガシ使えるので、本格的な鋳鉄製は面倒だと感じている方や、細かいことが苦手な方におすすめ。

      編集部

      育てる楽しみや手間をかける楽しみよりも、「ダッチオーブンの料理そのもの」を楽しみたい方は、SOTOのダッチオーブンを選ぶといいでしょう

      専門家のおすすめダッチオーブン

      この記事を監修した専門家がおすすめするダッチオーブンを一つご紹介します!

      ダッチオーブン おすすめ人気ランキング20選

      Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
      商品最安価格素材容量大きさ重量鍋足鍋の縁IH対応シーズニング
      [CAPTAIN STAG] UG-3035 ココット ダッチオーブン 10cm 容量0.28L 鋳鉄製 シーズニング不要楽天市場¥1,482 AmazonYahoo!鉄鋳0.28L130×行105×70mm800g××(対応モデルあり)不要
      [TSBBQ] TSBBQ-005 燕三条製 ライトステンレス ダッチオーブン(無水鍋) 10インチ楽天市場¥20,900 AmazonYahoo!ステンレス/アルミの三層鋼5.4L255mm×155mm×150mm4.18kg×不要
      コールマン ダッチオーブンSF(10インチ) 170-9392楽天市場¥8,800 AmazonYahoo!鋳鉄5.2L250×130mm(直径)6kg××不要
      [LOGOS ロゴス] ダッチオーブン 81062229 SLダッチオーブン 10inch ディープ(バッグ付)楽天市場¥7,182 AmazonYahoo!鋳鉄5.2L260×135mm5.5kg×不要
      [BUNDOK(バンドック)] BD-381 ダッヂオーブン リッドリフター付 4.2L楽天市場¥2,028 AmazonYahoo!鋳鉄4.2L255x140mm5.4kg×必要
      Overmont 2 in 1 Dutch Oven¥21,426 楽天市場AmazonYahoo!鋳鉄5.6L260×120mm6kg××必要
      [コールマン(Coleman)] 170-9391 ダッチオーブンSF 12インチ楽天市場¥11,800 AmazonYahoo!鋳鉄8.2L310×190mm10kg×不要
      [PETROMAX(ペトロマックス)] ダッチオーブン ft3-t 12719楽天市場¥7,300 AmazonYahoo!鋳鉄2.3L255×220×120mm5.2kg××必要
      [ベルモント(Belmont)] ダッチインダッチオーブン BM-255 深型楽天市場¥14,864 AmazonYahoo!ステンレス2.87L204mm×95mm2.52kg××不要
      [TSBBQ] 燕三条製 ライトステンレス ダッチオーブン(無水鍋) TSBBQ-006 8インチ楽天市場¥17,600 AmazonYahoo!ステンレス/アルミの三層鋼3L197mm×約95mm×128mm2.76kg×不要
      [スノーピーク(snow peak)] コロダッチカプセル CS-502R楽天市場¥10,890 AmazonYahoo!ダクタイル鋳鉄0.33L282×90×68mm1.9kg×必要
      [CAPTAIN STAG] ダッチオーブンセット UG-3048 25cm 収納ケース付き シーズニング不要楽天市場¥6,093 AmazonYahoo!鋳鉄4L315×145mm5.5kg×不要
      [ロゴス(LOGOS)] SLダッチオーブン 81062238 8インチ楽天市場¥6,345 AmazonYahoo!鋳鉄1.7L185×160×185mm3.7kg××必要
      [UNIFLAME] ダッチオーブン 10インチ 660942 お手入れ簡単!割れないダッチオーブン楽天市場¥12,980 AmazonYahoo!黒皮鉄板5L約260×110mm5.8kg×必要
      [ノーブランド] ダッチオーブンセット 鋳鉄製 付属品3点付 収納袋 五徳 リッドリフター楽天市場¥3,140 AmazonYahoo!鋳鉄5.2L235×100mm6.22kg×(五徳付き)×必要
      KAZILY(カズリー) ダッチオーブン 10インチ (直径25cm) 鋳鉄製楽天市場確認中 AmazonYahoo!鋳鉄3.5L300×180mm6.54 kg×必要
      [ソト(SOTO)] ステンレスダッチオーブン 8インチ ST-908楽天市場¥17,622 AmazonYahoo!ステンレス2.6L226×125mm3.5kg×不要
      【SOTO ソト ステンレスダッチオーブン10インチセット¥24,750 楽天市場AmazonYahoo!ステンレス5.2L259×115mm5.2kg×不要
      [Fkstyle] ダッチオーブン 10インチ 鉄鍋楽天市場¥3,100 AmazonYahoo!鋳鉄5.2L275×105mm6.25kg×(五徳付き)×必要
      [スノーピーク(snow peak)] コロダッチ オーバル CS-503R楽天市場¥14,850 AmazonYahoo!ダクタイル鋳鉄1.13L242×160×89mm2.6kg×必要
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       

      ダッチオーブンのシーズニング・手入れ方法

      ダッチオーブンは便利で楽しい調理器具ですが、自宅にある鍋やフライパンとは違い、使い方やお手入れにコツがあります。

      正しい使い方を知らずに使うと、料理にワックスの臭いが移ってしまったり、ダッチオーブンに錆(サビ)を発生させてダメにしてしまう可能性があります。

      ダッチオーブンはお値段が高いので、買ったらしっかりと長く愛用できるようにしておきたいですね。

      ここでは新品のダッチオーブンを使う前に行う「シーズニング作業」と、使った後のお手入れ方法について解説します。

      なお、製品や素材によってはシーズニングが不要だったり、使用後のお手入れ方法が違うものもありますので、購入前に確認しておきましょう。

      購入後にまず行うシーズニングの方法

      鉄製のダッチオーブンの多くは、製造時に錆止めのワックスが全体に塗られているため、使用する前にワックスを落とし、油をなじませるシーズニングが必要です。

      • シーズニング手順
      • STEP.1
        食器用洗剤でワックスを洗い落とす
        まず必要なものが食器用洗剤とスポンジで、この2つを使ってダッチオーブン全体を優しく洗ってワックスを落としていきます。

        この時、金属タワシなどを使うと傷がついて錆の原因になるので、必ずスポンジなどダッチオーブンを傷つけない物を使ってください。

        なお、鋳鉄製で食器用洗剤を使うのはシーズニングの時だけで、それ以降は被膜が取れてしまうので食器用洗剤を使用してはいけません。

      • STEP.2
        タオルで水分を拭き、自然乾燥させる
        洗い終わったら乾いたタオルなどでしっかりと水気を拭きとり、完全に乾くまで自然乾燥させます。
      • STEP.3
        オリーブオイルを全体になじませる
        乾いたら塩分の入っていない油(オリーブオイルがおすすめ)を、ダッチオーブン全体に馴染ませていきます。

        キッチンペーパーで拭きとるように薄く伸ばし、内側だけではなく外側や蓋など、塗り残しが無いよう塗っていきましょう。

      • STEP.4
        火にかけて空焚きで焼く
        油を拭き取ったらそのまま火にかけて空焚きします。

        煙が出るまでは中火にして、煙が出たら弱火にして煙が完全に出なくなるまで焼きます。

        焼き終わったら冷まして、再度オリーブオイルを塗り込み、再度空焚きします。

        この「STEP.3油塗り」と「STEP.4空焚き」の工程を3~4回繰り返します。

      • STEP.5
        香りの強い野菜を入れて炒める
        数回の油と空焚きが終わったら、ネギ・ショウガ・ニンニクなど、香りの強い野菜をダッチオーブンに入れて炒めます。

        ダッチオーブンは蓋もフライパンとしても使うことがあるので、蓋でもしっかりと同じように野菜を炒めます。

      • STEP.6
        油を塗って冷ませば完成
        最後にもう一度オリーブオイルを全体に薄く塗り伸ばして拭き取り、自然乾燥させれば完了です。

      編集部

      上記のやり方は一例です。人やメーカーによってシーズニングのやり方が微妙に異なるので、メーカーサイトやYouTubeなども参考にしてみてください

      料理を作った後のお手入れ方法

      鉄製のダッチオーブンは使った後、料理を残したままにしたり、手入れせずに放置すると錆びやすいので、使った後はできる限り素早く手入れをしましょう。

      • 使用後のお手入れ方法
      • STEP.1
        料理の残りや大きなごみを取り除く
        料理の残りは別の容器などに移し替え、キッチンペーパーなどで大きなごみや汚れを取り除きます。
      • STEP.2
        熱湯を入れヘラで汚れを落とす
        次にダッチオーブンに熱湯を入れます。

        熱を持ったダッチオーブンに冷たい水を入れると急激な温度差で割れてしまいますので、必ず「熱湯」を入れてください。

        熱湯を入れたら、底や側面にこびりついた汚れなどを竹か木製のヘラで落とします。

        金属製のものは傷がつき、錆びの原因になるのでNGです。

      • STEP.3
        お湯を捨て、空焚きでしっかりと水分を飛ばす

        汚れたお湯を捨て、綺麗にすすいだら軽く拭き、空焚きして水分を完全に飛ばします。

      • STEP.4
        油を塗り伸ばす

        空焚き後、ダッチオーブンが冷めたらオリーブオイルを薄く塗り伸ばして完成です。

        蓋を使った場合は蓋にも忘れずに油を塗って下さい。

      ダッチオーブンの素材やメーカーにより多少手法は異なりますが、シーズニングの基本的な手順はスキレットや鉄フライパンなど他のアウトドア調理器具にも転用できる方法なので、覚えておいて損はありません。
      一般的なフッ素加工の調理器具は加工が剥がれてしまうと食材がこびりつくようになってしまいますが、油が馴染んだ鉄製の調理器具はそのような劣化は起こらなくなり、自分で育てたオンリーワンの調理器具となります。

      ダッチオーブンの関連商品

      ここではあると便利なダッチオーブンの関連商品をいくつか紹介します。

      ダッチオーブンを安全に扱うための手袋・グローブ

      ダッチオーブンは直接火にかける調理器具なので、調理中などは非常に高温になり素手や薄い軍手で扱うとやけどをしてしまいます。

      ダッチオーブンを買うときは、熱した鉄も掴める耐熱性のアウトドアグローブも一緒に購入しておきましょう。

      ダッチオーブンを扱う時だけではなく、野草から手を保護したり、日常生活でも防災用として重宝するキャンプおすすめグッズの一つです。

      作業の疲れを軽減するローチェア

      ダッチオーブン料理は、手間と時間がかかるものが多いです。

      もちろんそこが魅力でもあるのですが、調理や後片付けの空焚きなど、ダッチオーブンを使うと長時間かかりきりになるケースも多々あります。

      そんな時に、ダッチオーブンの世話をしながらゆったりと座れるローチェア(アウトドアチェア)があれば疲れも軽減されるのでおすすめです。

      Picky’s編集部では、このほかにも以下の記事で様々なローチェアを解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

      関連記事:あぐらがかける!キャンプ用ローチェアおすすめ25選|コスパ最強モデルやハイバックも

      ダッチオーブンのよくある質問

      ダッチオーブンはレンタルできますか?

      アウトドアグッズのレンタルを行っている所では、ダッチオーブンのレンタルもやっています。

      ただ、今回紹介した中に数千円台のダッチオーブンがあることを考えると、正直レンタル料を支払うより買ってしまったほうがお得です。

      ダッチオーブンでデザートは作れますか?

      ダッチオーブンは肉や魚を調理するだけではなく、材料やボウル、クッキングシートなどがあればデザートも作れます。

      • パイ
      • パンケーキ
      • 焼きリンゴ
      • プリン
      • ホットケーキ
      • ちぎりパン

      これはほんの一例で、このほかにも様々なデザートが作れます。

      ただ、ダッチオーブンの調理には時間がかかりますし、ダッチオーブンを3つも4つも持っていくのも現実的ではありません。

      サイズの小さいダッチオーブンやココット、スキレットなども見て、作りたい料理やデザートの種類や数量に応じて使い分けるといいでしょう。

      ルクルーゼ(Le Creuset)のダッチオーブンはおすすめですか?

      「ダッチオーブン ルクルーゼ」で検索すると、高級調理器具メーカー「Le Creuset」のダッチオーブンが出てきます。

      確かにダッチオーブンとは書いてあるのですが、おそらく今回紹介しているようなダッチオーブンとはちょっと用途が異なります。

      例えば公式に「直接炭を乗せるとエナメルやホーローが痛む」とはっきり書いてあり、豪快な使い方は推奨していないようです。

      ダッチオーブンまとめ

      ダッチオーブンは色々な調理方法が一つででき、アウトドアで多彩な料理が作れる豪快で楽しい調理器具です。

      • キャンプやバーベキューなどアウトドアレジャーが好き
      • 普段、家でできない豪快な料理を作りたい
      • 変わった調理器具で色々な料理に挑戦してみたい

      こんな方にダッチオーブンはおすすめです。

      お手入れや取り扱いがやや面倒ですが、それ以上に楽しい体験と、おいしい料理が食べられるという魅力を持った調理器具ですので、ぜひ検討してみてください。

      Picky’s編集部では、このほかにも様々なアウトドアグッズを記事にしています。

      アウトドアレジャーはアイテムを知れば知るほど、揃えれば揃えるほど楽しくなりますので、以下の記事もぜひ読んでみてください。

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