バーナーとクッカーが一体になった調理器具「ジェットボイル」。コンパクトなのに強火力と、キャンプ・登山・釣りなどのアクティビティーで大人気です。
しかし、ジェットボイルを検索すると種類が幾つかあり、「どれを選べばいいの?」「類似品でもいいのでは?」と迷ってしまいますよね。しかも値段が1万円~2万円と高価なので、導入のメリット・デメリットをよく理解し、自分に合ったジェットボイルを購入したいところです。
そこでこの記事では、アウトドア初心者にもわかりやすく、ジェットボイルの選び方や使い方を徹底解説。ジェットボイルの人気ランキングはもちろん、類似品や役立つ関連アイテムの紹介も行います。便利なアウトドア用品がほしいと思っている人にぴったりの記事です。
目次
- 小さな火力で素早く沸騰「ジェットボイル」
- ジェットボイル おすすめの選び方
- ジェットボイルvs類似品クッカーセット どっちがおすすめ?
- ジェットボイル おすすめ人気ランキング比較一覧表
- ジェットボイル おすすめ人気ランキング6選
- 【もっと便利に】ジェットボイル おすすめのオプションパーツ比較一覧表
- 【もっと便利に】ジェットボイル おすすめのオプションパーツ 6選
- 【他社製】クッカーセットおすすめランキング比較一覧表
- 【他社製】クッカーセット おすすめランキング3選
- ジェットボイルって本当に必要?口コミをチェック
- ジェットボイルの使い方
- ジェットボイルの調理例
- ジェットボイルの洗浄方法・収納方法
- アウトドアで気になるアイテム
- ジェットボイル よくある質問
- ジェットボイル まとめ
小さな火力で素早く沸騰「ジェットボイル」
ジェットボイルとは、アウトドア用品の販売を行う米企業「JETBOIL(ジェットボイル)」が手掛ける、人気の低燃費クッキングシステムです。お湯を沸かしたり、簡単な調理が行えます。
編集部
ジェットボイルを導入するメリットは2つあります。
メリット1.最短100秒でお湯が沸くスピード仕様
ジェットボイルは、最短100秒でお湯を沸かせます。普通のガスバーナー(アルコールや固形燃料よりも沸騰が早い)でも、500mlのお湯を沸かすのに3分ほどかかりますから、この数字は驚異的です。
スピーディーにお湯が沸くと、思い立った時にコーヒーを飲んだり、フリーズドライ・アルファ米・カップラーメンの調理を手際よく行え、体の冷えやすいアウトレジャーも楽しみやすくなります。
メリット2.取り回しやすい「オールインワン設計」
ジェットボイルは、取り回しやすいオールインワン設計もメリットです。クッカーの中に、バーナー・台座・ガスカートリッジ・ゴトクをすっぽり収納でき、ザック(リュック)に入れても省スペース。
編集部
ザックのスペースを節約したい人や、調理用具を買いなれていない人におすすめです。
ジェットボイル おすすめの選び方
ジェットボイルの種類は幾つかあります。全機種の詳細なスペックを一つ一つ確認するのは大変ですが、絶対に外せないポイントを4つにまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 種類
- サーモレギュレーター
- 自動点火装置
- オプションパーツ
6種類それぞれの特徴を活かした選び方をしよう
ジェットボイルには、「スタッシュ」「フラッシュ」「ジップ」「マイクロモ」「ミニモ」「スモー」の6種類があります。価格差が最大1万円ほどあるので、自分にあったものを選ぶことが大切です。
スタッシュ | フラッシュ | ジップ | マイクロモ | ミニモ | スモー | |
クッカー容量 | 800ml | 1000ml | 800ml | 800ml | 1000ml | 1800ml |
本体重量 | 200g | 440g | 400g | 400g | 500g | 550g |
沸騰時間(500ml) | 150秒 | 100秒 | 150秒 | 140秒 | 140秒 | 228秒(1L) |
出力 | 1134kcal/h | 2269kcal/h | 1134kcal/h | 1404kcal/h | 1404kcal/h | 1404kcal/h |
サーモレギュレーター | なし | なし | なし | あり | あり | あり |
値段(税込) | 19,880円 | 16,830円 | 12,100円 | 20,900円 | 22,000円 | 23,100円 |
値段はモンベルオンラインショップ(2022年2月現在)のものです。
スピード重視なら高火力の「フラッシュ」がおすすめ
スピード重視なら、高火力の「フラッシュ」がおすすめ。フラッシュは沸騰までの時間が100秒と、ジェットボイル最速です。
フラッシュは、インスタントラーメン・フリーズドライ・コーヒー・紅茶などをよく利用する人に向いています。沸騰までの時間がじれったく感じられることも多いですよね。フラッシュなら待ち時間を少なくし、ストレスフリーで調理ができます。
機動性重視なら「スタッシュ」「マイクロモ」が有能
機動性重視なら「スタッシュ」や「マイクロモ」がおすすめです。スタッシュはジェットボイルの中で最軽量、マイクロモは軽さと機能にバランスのある機種です。
スタッシュに向いているのは、とにかく荷物を減らしたい人です。本体重量は200gとフラッシュの半分以下。アタッチメントをクッカーに収納すると、高さはわずか11.2cm。350mlの缶よりも低くなります。身軽さが求められるサイクリング・ULハイキング(軽量登山)などにおすすめです。
マイクロモは、サーモレギュレーター(後述)が付いたジェットボイルの中で最軽量。気温の低い環境でも着火させられます。オールシーズンで使えるモデルなら、マイクロモがおすすめです。
コスパ重視なら「ジップ」が最安
コスパ重視なら「ジップ」が最安です。値段は12,100円(2022年2月現在のモンベルオンラインストアの数字)。
ジップに向いているのは、アウトドア初心者の人です。便利な調理器具がほしいけど、装備にそれほどお金をかけるわけにもいかない。ジップには、サーモレギュレーターや自動点火装置はありませんが、シンプルで故障しにくいのが利点です。
調理重視なら大容量&火力調節可の「ミニモ」「スモー」が◎
調理のしやすさ重視なら、大容量で火力調節もできる「ミニモ」や「スモー」がおすすめ。とろ火で煮込み料理を作ったり、2~4人のコーヒーを一度に作ったりできます。
ミニモは、クッカーの直径が12.7cmと広口浅型のジェットボイル。インスタントラーメンを割らずに投入できるなど、調理しやすいのがメリットです(麺の大きさによります)。
一方、スモーは背丈がシリーズで一番高い21cm、容量も最大の1800mlです。人数分の飲み物を準備したり、たっぷりのお湯でパスタを茹でたりできます。
それぞれの良いところを活かした選び方をしていきましょう。
冬キャンプには「サーモレギュレーター」が必須
冬キャンプなど、寒い季節のアウトレジャーには「サーモレギュレーター」の装備されたジェットボイルが必須です。ジェットボイルの燃料はガスなので、低温化では火がつきにくくなります(ガスが気化しなくなるから)。
サーモレギュレーターが装備されたジェットボイルは、マイナス6℃まで対応。季節を問わずジェットボイルを活用したいなら、サーモレギュレーター付きの機種を購入してください。
編集部
自動点火装置がついていると作業が楽チン
自動点火装置が付いていると作業が楽です。マッチ・ライターを使わなくても着火させられます。頻繁にアウトドアを楽しむ人におすすめです。
編集部
オプションパーツを揃えると調理の幅が広がる
オプションパーツを揃えると、調理の幅が広がるのでおすすめです。ジェットボイルは炒め物に対応しませんが、別売りのフライパンやクックポットを購入することで、野菜炒めや肉料理に挑戦できます。
- ジェットゲージ……ガスカートリッジの残量を知る測定器です
- クックポット……ジェットボイルのバーナーにセットできる専用クッカー
- フライパン……焦げにくいセラミック加工が施されています
詳しいパーツの説明は、この後「おすすめ関連用品6選」で行います。ぜひご覧ください。
オプションパーツによっては、全ての機種に対応していないものもあるので、仕様をよく確かめてから購入してください。
「ジェットパワー(ガスカートリッジ)」は忘れずに購入しよう
オプションの中でも、忘れずに購入したいのが「ジェットパワー(ガスカートリッジ)」。ガスカートリッジはジェットボイル本体に付属しないからです。
ジェットパワーとは、ジェットボイルの下部に装着するガス缶のこと。一般的なガス缶の約2倍長持ちです。
例えば、「ジェットパワー100G」なら、500mlの水を24回(12L)沸かす性能があります。
一回の食事で、ご飯(アルファ米)用に160ml・スープ用に200ml・コーヒー用に200mlのお湯を使うとしましょう。すると、一週間で使うガスの量は以下のように計算できます。
(160ml+200ml+200ml)×3回×7日=約11.7L
小さなガス缶一つで、一週間分の燃料を確保することになるのです(目安)。
アウトドアを十分楽しむためにも、純正ガスカートリッジ「ジェットパワー」を活用していきましょう。
編集部
ジェットボイルvs類似品クッカーセット どっちがおすすめ?
ジェットボイルと同じような製品(類似品)に、アルコール式・バーナー式のクッカーセットがあります。例えば、次のようなメーカーが有名です。
- Esbit(エスビット)
- CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
- Fire-Maple(ファイアメイプル)
- MSR
ジェットボイルと他社製のクッカーセット、どちらがおすすめなのでしょうか。
「ジェットボイル」は調理時間を短縮したい人におすすめ
ジェットボイルは、調理時間を短縮したい人におすすめです。ジェットボイル最大のセールスポイントが時短だからです。
アルコールバーナーは500mlのお湯を沸かすのに約8~10分かかります(機種によります)。対して、ジェットボイルは2分程度で完了。ファミリーキャンプでも人数分の飲み物をすぐ準備できます。
- 少しでも早くお湯を沸かしたい人
- 人数分の調理を手早く済ませたい人
- オプションパーツで便利に使いたい人
「クッカーセット」はゆったりしたアウトドアにおすすめ
一方クッカーセット(類似品)は、ゆったりしたアウトドアや、コスパ重視の人におすすめです。10,000円以下で購入できるクッカーセットもあります。
例えば、Esbit(エスビット)のアルコール式クッカー「ESCS985ST0」は、バーナー・クッカー・ゴトクが一式揃った便利セット。アマゾン価格7,500円です。
燃料にアルコールを使うメリットは、低温でも着火させられること。沸騰までの時間は長くなりますが、氷や雪の上でもクッカーを使えます。ゆったりした時間を楽しみたい人はアルコール式をチョイスしましょう。
- 値段の安さを重視する人
- のんびりアウトドアを楽しみたい人
- 寒くても確実に着火させたい人
ジェットボイル おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 本体サイズ | 本体重量 | クッカー容量 | 沸騰時間 | 出力 | サーモレギュレーター | 自動点火機能 | |
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JETBOIL(ジェットボイル) ウトドアバーナー ZIP(ジップ) | 楽天市場¥13,200 AmazonYahoo! | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) | 400g | 0.8L | 約2分30秒 (0.5L) | 1134kcal/h | - | - | |
ジェットボイル FLASH フラッシュ シングルバーナー | ¥16,310 楽天市場AmazonYahoo! | 直径10.4cm×高さ18cm(収納時) | 440g | 1.0L | 1分40秒 (0.5L) | 2269kcal/h | - | 〇 | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドアバーナー MiniMO(ミニモ) | 楽天市場¥22,683 AmazonYahoo! | 直径12.7cm×高さ15.2cm(収納時) | 500g | 1.0L | 2分20秒(0.5L) | 1512kcal/h | 〇 | 〇 | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドアバーナー MicroMo(マイクロモ) | 楽天市場¥19,868 AmazonYahoo! | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) | 400g | 0.8L | 2分20秒(0.5L) | 1512kcal/h | 〇 | 〇 | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドアバーナー SUMO(スモー) | 楽天市場¥21,431 AmazonYahoo! | 直径12.5cm×高さ21cm(収納時) | 550g | 1.8L | 2分20秒(0.5L)、4分45秒(1.0L) | 1512kcal/h | 〇 | 〇 | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドアバーナー STASH(スタッシュ) | 楽天市場¥13,254 AmazonYahoo! | 直径13cm×高さ11.2cm(収納時) | 200g | 0.8L | 約2分30秒 (0.5L) | 1134kcal/h | - | - |
ジェットボイル おすすめ人気ランキング6選
コストパフォーマンス最強のジェットボイル
ジェットボイルで最もコストパフォーマンスに優れる「ジップ」。ジェットボイルはほしいが、出費はできるだけ減らしたい人にぴったりです。
火力は、最新機種「スタッシュ」と同等の1134kcal。500mlの水を150秒で沸騰させられます。着火装置はないので、マッチやライターを携行しましょう。
口コミでは「値段が安いのでどうかな?と思っていたが、最初のジェットボイルとしては良い選択だったと思う」「構造がシンプルなので、壊れにくそうなのがグッド」「沸騰時間は150秒だけど、意外とストレスはない」など高評価でした。
本体サイズ | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 400g |
クッカー容量 | 0.8L |
沸騰時間 | 約2分30秒 (0.5L) |
出力 | 1134kcal/h |
サーモレギュレーター | - |
自動点火機能 | - |
スピード沸騰で調理のストレスを減らせる
ジェットボイルの中で、最速100秒で沸騰する「フラッシュ」。頻繁にアウトドアを楽しむ人や、フリーズドライ・カップラーメン・コーヒーなどをよく利用する人におすすめです。
火力はシリーズ最強の2269kcal/hです。自動点火装置が付き、使いやすいモデルなのもグッド。
口コミでは「電気ケトルよりもスピーディーで驚いている」「カップラーメンを思い立った時に食べられるのが良い」「スープやコーヒーですぐ体が温まる」など、沸騰スピードを評価する声が多かったです。
本体サイズ | 直径10.4cm×高さ18cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 440g |
クッカー容量 | 1.0L |
沸騰時間 | 1分40秒 (0.5L) |
出力 | 2269kcal/h |
サーモレギュレーター | - |
自動点火機能 | 〇 |
広口で調理がしやすいジェットボイル、安定性も抜群
サーモレギュレーター・火力調節・広口に優れた「ミニモ」。ジェットボイルで料理に挑戦したい人や、本体の安定感を重視したい人におすすめです。
ハンドルが金属製なのも嬉しいポイント。ジェットボイルのハンドルは布製が基本です。金属製ハンドルなら、クッカーの持ち運びもしやすいですよ。
口コミでは、「浅く広いので、これなら調理もしやすいと感じた」「ごはんは炊かないし炒め物もしないが、麺類は食べる自分に丁度よいアイテム」など高評価でした。
本体サイズ | 直径12.7cm×高さ15.2cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 500g |
クッカー容量 | 1.0L |
沸騰時間 | 2分20秒(0.5L) |
出力 | 1512kcal/h |
サーモレギュレーター | 〇 |
自動点火機能 | 〇 |
サーモレギュレーター付きの最軽量モデル
サーモレギュレーターが付いたジェットボイルでは、最もコンパクトなモデルです。オールシーズン用のジェットボイルで、できるだけかさばらない機種がいいという人におすすめ。
火力は1404kcal/h。ミニモやスモーと同等の強出力です。マイクロモにはゴトクも付属します。ジェットボイルを普通のコンロのように使いたいときは、ゴトクを利用しましょう。
口コミでは「登山に使っているので、サーモレギュレーター付きはありがたい」「コンパクトで軽いところが気に入っている」など高評価でした。
本体サイズ | 直径10.4cm×高さ16.5cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 400g |
クッカー容量 | 0.8L |
沸騰時間 | 2分20秒(0.5L) |
出力 | 1512kcal/h |
サーモレギュレーター | 〇 |
自動点火機能 | 〇 |
2~4人で使える、火力調節もしやすいモデル
2~4人グループの調理にも使える「スモー」。ジェットボイルシリーズでは、ミニモと並び、最もクッカー容量の大きなモデルです。
ミニモに比べて高さがあり(21cm)、細長いパスタも茹でやすいのがグッド。火力調節もしやすく、とろ火で煮込み料理を作れます。
口コミでは、「スープを素早くたっぷり作るときに便利」「2人用のジェットボイルがほしくて購入、用途にかなった働きをしてくれている」など高評価でした。
本体サイズ | 直径12.5cm×高さ21cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 550g |
クッカー容量 | 1.8L |
沸騰時間 | 2分20秒(0.5L)、4分45秒(1.0L) |
出力 | 1512kcal/h |
サーモレギュレーター | 〇 |
自動点火機能 | 〇 |
重量200gで登山やハイキングにおすすめ
シリーズ最軽量の「スタッシュ」。ジェットボイルの最新機種で、注目度も高いモデルです。荷物をできるだけ減らしたい人におすすめです。
重さは200g。バーナーが約60gで、クッカーが約140gの仕様です。高さは11.2cm。350mlの缶より一回り小さいサイズです。
口コミでは「洗練されたデザインがかっこいい」「効率よくお湯が沸かせてグッド」「軽くて、ファストパッキングで使いやすい」など高評価でした。
本体サイズ | 直径13cm×高さ11.2cm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 200g |
クッカー容量 | 0.8L |
沸騰時間 | 約2分30秒 (0.5L) |
出力 | 1134kcal/h |
サーモレギュレーター | - |
自動点火機能 | - |
【もっと便利に】ジェットボイル おすすめのオプションパーツ比較一覧表
続いてジェットボイルにあると便利なオプションパーツランキングの紹介です。
商品 | 最安価格 | 本体サイズ | 本体重量 | |
---|---|---|---|---|
JETBOIL(ジェットボイル)ジェットパワー 100G / 230G | 楽天市場¥649 AmazonYahoo! | - | 200g | |
JETBOIL(ジェットボイル) ジェットゲージ | 楽天市場¥2,750 AmazonYahoo! | - | 100g | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドア クックポット | 楽天市場¥7,980 AmazonYahoo! | 幅16×奥行16×高さ12.2cm | 306g | |
JETBOIL(ジェットボイル) アウトドア用フライパン サミットスキレット | 楽天市場¥6,160 AmazonYahoo! | 幅20.3×奥行21.6×高さ4.8cm(フライパン) | 300g | |
JETBOIL(ジェットボイル) コーヒープレス | 楽天市場¥2,270 AmazonYahoo! | 10cm | 22g | |
JETBOIL(ジェットボイル) ハイキングキット | 楽天市場¥6,380 AmazonYahoo! | 18cm(収納時) | 54g |
【もっと便利に】ジェットボイル おすすめのオプションパーツ 6選
必ず準備しよう、ジェットボイルの専用ガスカートリッジ
ジェットボイルの専用ガスカートリッジです。ジェットボイルにはガスカートリッジが付属していないので必ず購入しておきましょう。
種類は、スモールサイズの「100G」と、ビッグサイズの「230G」があります。100Gは12リットルの水を沸かす能力があり、230Gは27~28Lの水を沸かせますよ。ともに、一般的なガスカートリッジの半分のガス消費量なのが嬉しいポイントです。
500mlの水を沸かすなら、100Gで24回、230Gで55回使えるので、ぜひ購入して活用しましょう。
本体サイズ | - |
---|---|
本体重量 | 200g |
JETBOIL(ジェットボイル) ジェットゲージ
ジェットゲージは、「ジェットパワー(ジェットボイルの専用ガスカートリッジ)」の残量を計測するアイテムです。アウトドアでうっかりガス缶が空になってしまったというトラブルを避けるためにも、携帯しておくと便利。
例えば、ジェットゲージが75パーセントを示していると、500mlの水をあと18回沸騰させられるという意味になります(100Gの場合)。沸騰回数の残量が分かると、トラブル対策もしやすくなります。
ぜひジェットゲージを利用して、快適なアウトドアを楽しみましょう。
本体サイズ | - |
---|---|
本体重量 | 100g |
ジェットボイルのサブクッカー、1.5Lの大容量
クックポットは、ジェットボイルのバーナーにセットできるクッカーです。容量は1.5L。容量の少ないジェットボイルを補ってくれます。
鍋下には「フラックスリング」が付きます。ジェットボイルにも使われる高熱効率のじゃばらによって、早く水を沸騰させられるので調理しやすいですよ。
なお、クックポットを利用するには、ジェットボイル専用のゴトクが必要です。ジェットボイル以外のバーナーと併用することはできないので注意しましょう。
本体サイズ | 幅16×奥行16×高さ12.2cm |
---|---|
本体重量 | 306g |
炒め物・肉料理もできるフライパンセット
ジェットボイルで利用できるフライパンです。ジェットボイルは炒め物ができないので、野菜炒めや肉料理がしたい人は要チェック。
表面はセラミックコーティングが施されています。焦げ付きにくく、耐久性も◎。また、フライパンの底面を厚くすることで、バーナー一台でも熱が均一に伝わりやすくなっています。
フライパンのハンドルは折りたためます。付属のフライ返しをハンドルにはめ込むだけ。キャンプにフライパンを持っていきたいけど、柄の部分がかさばるという人にもおすすめです。
本体サイズ | 幅20.3×奥行21.6×高さ4.8cm(フライパン) |
---|---|
本体重量 | 300g |
アウトドアのコーヒーもこだわりたい人におすすめ
コーヒーを抽出するのに便利なコーヒープレスです。アウトドアのコーヒーにこだわるなら、ぜひチェックしてみてください。
使い方は簡単。ジェットボイルでお湯を沸かし、あらびきのコーヒー豆をクッカーに入れます(12g/240mlが目安)。コーヒープレスをセットします。3分程度待ち、ゆっくりとプレスしてからコーヒーを注ぎます。
対応機種は、「コーヒープレス」がフラッシュ・ジップ・マイクロモ、「コーヒープレスグランデ」がミニモ・スーモです(この商品はグランデではありません)。
本体サイズ | 10cm |
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本体重量 | 22g |
ジェットボイルの吊り下げ器具、登山・冬場のアウトドアに
ハイキングキットは、ジェットボイルを吊り下げて使うためのオプションパーツです。登山や冬季のアウトドアをする人におすすめ。
ジェットボイルは雪や氷の上で使うことはできないので、吊り下げられるパーツがあると便利です。また、水平が確保しにくいシチュエーションでも吊り下げることで、ジェットボイルを安定して使えます。
本体は軽量なアルミ製です。折りたたんでバッグにすっきりと収納できるのがグッド。スキー・冬季ハイキングなどに活用してみてはどうでしょうか。
本体サイズ | 18cm(収納時) |
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本体重量 | 54g |
【他社製】クッカーセットおすすめランキング比較一覧表
続いては、沸騰時間はジェットボイルほどまで短くないものの、コスパが抜群の類似品クッカーセットの紹介です。
商品 | 最安価格 | 本体サイズ | 本体重量 | クッカー容量 | 沸騰時間 | 出力 | 自動点火機能 | 燃料 | 同梱物 | |
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CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ) クッカーセットM-6400 | 楽天市場¥4,978 AmazonYahoo! | 直径 11.1×高さ 6.5cm(ケース収納時) | 500g | - | - | 2700kcal/h | 〇 | ガス | クッカー・バーナー・ガスカートリッジ | |
Esbit(エスビット) アウトドア ステンレスクックセット ESCS985ST0 | 楽天市場¥9,280 AmazonYahoo! | 直径 11.1×高さ 23.5cm | 530g | 1L | - | - | - | アルコール | ゴトク・バーナー・メッシュバッグ | |
Esbit(エスビット) クックセット 585ml ESCS585HA0 | 楽天市場¥3,800 AmazonYahoo! | 86×111mm(収納時) | 300g | 585ml | 500mlの水が約14~15分で沸騰 | - | - | ガス | 火台・クッカー・メッシュポーチ |
【他社製】クッカーセット おすすめランキング3選
初心者におすすめ、バーナー付きクッカーセット
キャンプ用品を手がける「キャプテンスタッグ」のクッカーセット。M-6400は一人用の鍋セットです。燃料はジェットボイルと同じガス缶。値段はアマゾン価格5,000円少しとお値打ち品です。ソロキャンプでクッカー・ガス缶・バーナーをセットで準備したい人におすすめ。
収納のしやすさも人気です。クッカーにガスカートリッジを入れて蓋をしめてすっきりと持ち運べます。
口コミでは「初心者にはありがたいセット商品」「コンパクトに収納できるのが嬉しい」など高評価でした。
本体サイズ | 直径 11.1×高さ 6.5cm(ケース収納時) |
---|---|
本体重量 | 500g |
クッカー容量 | - |
沸騰時間 | - |
出力 | 2700kcal/h |
自動点火機能 | 〇 |
燃料 | ガス |
同梱物 | クッカー・バーナー・ガスカートリッジ |
ゆったりとしたアウトドアに、アルコール式のクッカー
アルコールバーナー式のクッカーです。素材はステンレスでサビにくいのがポイント。火を使う調理器具は腐食しやすいですが、ステンレスなら耐久性も抜群です。
アルコールバーナーの使い方は、台座にバーナーをセットしてからアルコールを注ぎ、ライターやマッチで点火します。消火は専用の蓋をかぶせます。
アルコールは、「燃料用アルコール」がアマゾンや楽天で販売されているので活用できるでしょう。アルコール式クッカーは、ガス式よりも沸騰に時間がかかりますが、燃料費は安くなる場合が多いですよ。ゆったりとしたアウトドアにおすすめです。
本体サイズ | 直径 11.1×高さ 23.5cm |
---|---|
本体重量 | 530g |
クッカー容量 | 1L |
沸騰時間 | - |
出力 | - |
自動点火機能 | - |
燃料 | アルコール |
同梱物 | ゴトク・バーナー・メッシュバッグ |
格安のクッカー、ちょっとしたアウトドアにぴったり
Esbit(エスビット) クックセットは、容器がマットなブラックと品のあるゴールドのアルコールバナーで、デザイン性が高く人気が高いです。
容器は585mlの容器が付いてくるのでキャンプや登山に、ちょっとしたクッカーがあってほしいと感じる人におすすめです。
クッカーのハンドルは熱が伝わりにくい樹脂製のカバーがついています。クッカーの移動もさせやすいですよ。コスパの良い製品が欲しい人に向いています。
本体サイズ | 86×111mm(収納時) |
---|---|
本体重量 | 300g |
クッカー容量 | 585ml |
沸騰時間 | 500mlの水が約14~15分で沸騰 |
出力 | - |
自動点火機能 | - |
燃料 | ガス |
同梱物 | 火台・クッカー・メッシュポーチ |
ジェットボイルって本当に必要?口コミをチェック
ジェットボイルのメリットは理解できましたが、本当に便利なのでしょうか。口コミをまとめたのでご紹介します。
良い口コミ:「驚くほど早く沸く」「かさばらない」
- 驚くほど早く沸く
- かさばらない
- ザックに収納しやすい
ジェットボイルの良い口コミは、「驚くほど早く沸く」「かさばらない」などでした。沸騰スピードは折り紙付きのようです。ザックに収まりやすいのも好評で、キャンプ・登山・ハイキング・トレッキングなどで良い口コミが目立ちました。
悪い口コミ:「値段が高い」「炒め物ができない」
- 値段が高い
- 炒め物ができない
ジェットボイルの悪い口コミは、「値段が高い」「炒め物ができない」でした。
クッカーとバーナーがセットで買える「クッカーセット」の相場は5,000~10,000円なので、10,000~20,000円の価格設定は高いと感じる人も。
また、ジェットボイルは空焚きできないので、できる料理が限られます。コーヒー・ラーメン・パスタなどは得意ですが、焼き魚・野菜炒め・燻製・焼きそばなどは作れません。「これ」という特定の料理が決まっている人は、ダッチオーブンやバーベキューコンロの購入も検討してみましょう。
編集部
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ジェットボイルの使い方
ジェットボイルの点火方法・トラブルの対処方法・注意点を説明します。
ジェットボイルの点火方法
- 点火方法
- STEP.1ガス缶のセットガス缶にスタビライザー(安定台)を取り付けます。
- STEP.2バーナーのセットガス缶にバーナーを取り付けます。時計回りにねじ込んでください。
- STEP.3点火火力調節つまみを回します。反時計回りに2回程度回転させ、十分ガスが出るようにしてください。点火ボタンを押して点火します。
自動点火装置がついていない場合は、ライターやマッチなどで着火してください。
バーナーは適切に取り付けないとガス漏れします。必ず時計回りにねじ込み、しっかりとセットしましょう。
ジェットボイルが点火しない時
ジェットボイルが点火しない時は、以下の4点を確認してください。
- ガスカートリッジが空になっていないか
- 気温が低すぎないか
- 点火装置が故障していないか
- ガスの吹き出し口が詰まっていないか
ガスは気温が低いと気化しにくくなります。雪や氷の上で使用すると点火しなくなる可能性があるため使えません。低温環境下では、両手でガスカートリッジを暖めるなどしてから使用するようにしましょう。
風が強いときは風よけを用意しよう
ジェットボイルは風の影響を受けやすい器具です。風で火が煽られ、ジェットボイル本体を焦がすなどトラブルになることもあります。
トラブルを避けるために、風よけがあると便利です。バーナーを囲うように設置できる防風板があるので活用してみてください。
ジェットボイルの調理例
ジェットボイルの調理例を2点ご紹介します。
パンやおにぎりと合う「コンソメスープ」
材料
- ウインナー(2~3本)
- ミックスベジタブル(大さじ5)
- たまご(1個)
- コンソメ(小さじ3)
- 塩コショウ(適量)
- 水(500ml)
作り方
- ウインナーを切ります
- ジェットボイルに水をはり、沸騰したら火をとめて、ウインナー・ミックスベジタブル・コンソメを入れて弱火で煮ます
- 塩コショウをし、とき卵を加えて完成です
和スイーツにも挑戦「栗ぜんざい」
材料
- つぶあん(150g)
- お餅(3枚)
- 栗の甘露煮(1個)
- 水(150ml)
作り方
- ジェットボイルにつぶあん・水を加えます
- 弱火で沸騰させます
- お餅を入れて1分ほど煮ます
- 最後に栗を加えて完成です
ジェットボイルの「レシピ本」もある
調理初心者の人は、ジェットボイル専用のレシピ本もあるので活用してみてはいかがでしょうか。サラダ・スープ・ごはんもの・パスタ・スイーツなど、様々なレシピが紹介されています。
ジェットボイルの洗浄方法・収納方法
ジェットボイルの洗い方
- ウェットティッシュやキッチンペーパーを使う
- 非金属の柔らかいスポンジを使う
外出先でジェットボイルの汚れを拭き取りたいときは、ティッシュやキッチンペーパーを使いましょう。キャンプや登山で水を利用することはほぼできないからです。
水道があるときは、非金属のやわらかいスポンジ等を使ってやさしく洗浄してください。金属製のたわしでごしごし洗うと、容器表面の「アナダイズド加工」を傷つけてしまいます。
アナダイズド加工とは、容器保護のため硬質な酸化アルミニウムの層を作る加工です。耐食性・耐消耗性が高まります。
ジェットボイルのしまい方
ジェットボイルを収納するときは、スタビライザー(台座)・バーナー・ジェットパワー(ガスカートリッジ)・ゴトク(五徳)・蓋の順番で収納します(上図参照)。
付属の取扱説明書を読んで、安全に作業してください。
編集部
アウトドアで気になるアイテム
燻製も作れる「ダッチオーブン」
ダッチオーブンは、肉・魚・野菜をおいしく調理できる、アウトドアでも人気のアイテムです。スモークチップを使って燻製を作ることも可能。ビールのお供にチーズやスモークチキンはいかがでしょうか。
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アウトドアの定番「バーベキューコンロ」
アウトドアの定番バーベキュー。ソロキャンプにおすすめの携帯型コンロや、収納しやすい折り畳み式、焚火台と兼用できる焚火台モデルなどがあります。炭火で焼肉を楽しみたい人は、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:大人数からソロキャン用まで!バーベキューコンロおすすめ20選|持ち運びに便利な折り畳みモデルも
炊飯もできる「クッカー」
お米を炊くこともできる「クッカー」。フライパン・鍋・ケトル・お椀・しゃもじなどが一式揃った、オールインワンモデルもあります。調理器具を手軽に揃えたい人におすすめです。
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その他のおすすめアイテム
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ジェットボイル よくある質問
ジェットボイルはどこで買うのがおすすめですか?
ジェットボイルのパーツ修理(点火装置等)はどうすればいいですか?
ジェットボイルからガス漏れします、どうすればいいですか?
ジェットボイルの中古は大丈夫ですか?
ジェットボイル まとめ
ジェットボイルの選び方をまとめましょう。
- 荷物を減らしたい人は、小型の「スタッシュ」
- 早くお湯を沸かしたい人は、火力の強い「フラッシュ」
- コスパ重視の人は、最安の「ジップ」
- 寒い季節でも使え、値段と性能にバランスのある「マイクロモ」
- 料理をしたい人は、広口の「ミニモ」
- 複数人でジェットボイルを使いたい人は、大容量の「スモー」
ジェットボイルはキャンプ・釣り・登山など、アウトドアで大活躍の調理アイテムです。温かい飲み物で一息つきたい、調理のわずらわしさを軽減したい。そんな人にぴったり。
ぜひ、自分に合ったジェットボイルを使い、快適なアウトドアを楽しんでいきましょう。