2020年に発売されたiPad(第8世代)は、お手頃感と使いやすさはそのままに、高性能チップ搭載で性能を飛躍的にアップさせたコスパ最強のiPadです。(無印 iPadと呼ばれることもあります。)
この無印 iPadは、iPad AirやiPad Proに比べると性能面が多少劣るので、「安さは魅力的だけど正直どうなのかな~」と思って購入をためらっている方もいると思います。
結論からいうと、無印 iPadは「初めてiPadを買う人」「iPadを使ってやりたいことが明確に決まってない人」などのiPad初心者さんから、買い替えを検討している、他社からアップル製に乗り換えたいというタブレット所持者まで、大多数の人におすすめしたいモデルです。
そこで今回は、iPadの中でもエントリーモデルと呼ばれている無印 iPadの特徴や、「なぜ初めて買うなら無印 iPadが良いのか」などを徹底解説していきたいと思います。
2021年9月24日に新しいiPad(9世代)が発売されます。詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてみてください。
関連記事:【Appleマニアが解説】2021年モデルの新型iPadをレビュー!新機能からスペックや価格・発売日まで
この記事を監修した専門家
目次
最新 無印 iPad(第8世代)を実際に使って徹底検証しています
今回はPicky’s編集部で、無印 iPad(第8世代)を実際に使ってみて、スペックや特徴、使用感などを詳しくレビューします。
結論からいうと、無印 iPadは間違いなく「買い」です。
無印 iPad(第8世代)に興味のある方、iPadを検討していてどれにしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
iPad(第8世代)の編集部独自評価(スコア)
iPad(第8世代)の評価ですが、使う人や使い方によって評価が異なります。
そこで各用途別に、Picky’s編集部スタッフが独自に算出している「レントリースコア」で採点してみました。
用途 | レントリースコア |
iPadが欲しいけど予算がない方 | 100点 |
始めてiPadを買う方 | 95点 |
iPadで色々な楽しみ方、使い方をしたいライトユーザー | 90点 |
仕事でイラストや動画編集を行う方 | 50点 |
まず、「iPadが欲しい!」という方にとって、無印 iPadは安くてお手軽に買えるため、めちゃめちゃおすすめできるモデルです。
もちろん「安いから」というだけではなく、後述しますが性能も普通に使う分には申し分なく、多くの人を満足させるスペックを持っています。
無印 iPad(第8世代)には、A12 Bionicというチップが搭載されています。ひとつ前のモデル、第7世代の無印 iPadに比べると性能が大幅に強化され「速い・安い・使いやすい」というハイコスパなモデルなのが特徴です。
編集部
確かに、より高性能なチップを搭載したiPad AirやiPad Proと比較すると処理速度や作業の快適度は若干劣ります。しかし、仕事で動画編集する人や毎日絵を描くような人でない限り、スペック不足を感じる事は無いでしょう。
ディスプレイ面のデザインや仕様がややチープ、容量が増えると少し重くなる、などちょっとした不満はありますが、それが気にならないほど完成度の高い、ほとんどの人におすすめできるモデルです。
一方で、仕事や趣味でイラスト・動画編集といった重い作業を行う方にとっては「50点~60点」くらいではないでしょうか。
作業効率が求められる仕事用として人、イラストや動画編集を快適に創作したい人、はiPad AirやiPad Proのほうが良いでしょう。
関連記事:【2021年最新情報】iPad Air (2020 第4世代)を実際に使ってみた&検証レビュー!
関連記事:【新型iPad Pro(2021年モデル)を評価レビュー】旧モデルとの比較&購入すべき人を口コミ解説
またほぼPCのように使えるとは言ってもiPadはあくまでもタブレット端末であって、シングルタスクは得意ですがマルチタスクは苦手です。
本来アップル製品はiPhoneやMacそれぞれを持ち、各自得意なことを作業に応じて使い分けるのが理想です。
もちろんiPad単体でも十分優秀ですが、その良さを引き出すならやはり他のアップル製品や端末も欲しい所です。
とはいえ、iPadが懐の広い機種である点は変わりなく、そこまで重くない作業なら仕事に趣味にエンタメにと、マルチに使えます。
MacやiPhoneとの併用使いを検討している方は以下の記事もチェックしてみてください。
関連記事:【2021年最新版】Appleマニアが選んだ おすすめMacBook 10選|MacBook AirやMacBook Proの現行モデルを徹底比較
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無印 iPad(第8世代)のスペックと特徴
無印 iPadのスペックと大きな特徴を解説します。
iPad(第8世代)の主要スペック
サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
重量 | 490g(cellularモデルは495g) |
ストレージ | 32GB/128GB |
ディスプレイ | 10.2インチ/Retinaディスプレイ |
CPU | A12 Bionicチップ |
カメラ性能/ビデオ性能 | 800万画素/1080HD対応 |
バッテリー容量 | 32.4Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー |
充電方式 | USB-C Lightningケーブル |
センサー | Touch ID/3軸ジャイロ/加速度センサー等 |
モデル | Wi-Fi/Wi-Fi+cellular |
A12 Bionicチップ搭載!旧モデルと比べると快適性が向上
無印 iPadは現行の第8世代から『A12 Bionic』という性能の高いチップを搭載し、旧モデルに比べて大幅に処理性能が向上しています。
処理速度はもちろん、グラフィック性能(GPU)も強化されているのでゲームなどのアプリもより快適に利用できるようになりました。
iPadを買う際、「値段は無印 iPadの方が安いけど、性能面はiPad Airの方が優れているしな・・・」と多くの人が『iPad Airにするか無印 iPadにするか』で悩んでしまいます。
ですが、現行の無印 iPadは、一般的な使用用途であればストレスは全く感じないでしょう。
YouTubeなどの動画視聴やネットサーフィンはもちろん、絵を書く、動画編集をするといった用途にも十分対応可能です。
編集部
価格は安いまま据え置き、なのに性能は向上した圧倒的なコストパフォーマンス!
無印 iPad(第8世代)は、第7世代に比べて性能は向上しましたが、価格はほぼ据え置きです。
もちろんiPadシリーズの中でも群を抜いて低価格。
無印 iPad (第8世代)価格一覧表 | Wi-Fi モデル | Wi-Fi+Cellular モデル |
32GB | 38,280円(税込) | 54,780円(税込) |
128GB | 49,280円(税込) | 65,780円(税込) |
iPadは他のメーカーのタブレット端末と比較すると性能が高い分どうしても高価ですが、そんな中、現実的な価格で手に入るのが無印 iPad(第8世代)です。
先述したように、性能アップによって一般的な用途でストレスを感じることはほとんどなくなりました。
なので価格が安く、多くの人にとって使っててストレスを感じない無印 iPad(第8世代)は、他の機種よりも遥かにコスパが良いと言えます。
10.2インチディスプレイは汎用性が高い黄金サイズ
ディスプレイの大きさは前モデルの第7世代同様の10.2インチです。
この10.2インチという大きさは、「万能に使える」という無印 iPadの特性をさらに向上させれてくれます。
というのも、色々な大きさのタブレットを使っていると、なんだかんだ言って10インチ~11インチくらいの大きさが一番使いやすいんです。
iPad miniはサイズが小さく持ち運びやすいのは良いんですが、画面が小さいのでiPadでがっつり作業がしたい人には不向き。
また、12.9インチのiPad ProはほぼモバイルPCサイズなので、「普段からバッグに入れておき、さっと取り出してさっと使う」のに向いていません。
10.2インチは
- 重すぎない・軽すぎない
- Split Viewも普通に使える
- 電子書籍を読んでいて、サイズの小ささを感じることはない
- ネットサーフィンをするにも申し分なし
- キーボードと併用すれば作業の汎用性が広がる
- 極端に小さなカバンでない限りカバンを選ばない
- 携帯性も高いので、持ち運びにも最適
というデメリットを感じることがないサイズ感なのです。
編集部
純正アクセサリーにも対応◎使用用途の幅が広がる
無印 iPad(第8世代)はアップル純正アクセサリー、「Smart Keyboard(スマートキーボード)」と、「アップルペンシル(第1世代)」に対応しています。
キーボード対応であれば文字を打ち込むことが簡易にでき、資料作りやブログ作成などをiPadで行えます。また、アップルペンシル対応であれば、絵を書けたり、ノートを取れたり、PDFに直接書き込んだりすることも可能です。
ただ、Smart Keyboardはカバー機能が無いので、カバー付きキーボードが欲しい方は以下の記事でご紹介している社外品も検討してみてください。
関連記事:【2021年】iPadをおしゃれに持ち運べる iPadケース おすすめ30選 ! 全機種を実写レビュー
無印 iPad(第8世代)はどんな人におすすめ?
無印 iPad(第8世代)は以下のような方におすすめです。
- 初めてiPadを買う人
- iPadが欲しいが特にやりたいことが明確に決まっていない人
- とにかく安いiPadが欲しい人
- MacやiPhoneなどを持っている人
iPad(第8世代)が基本的に誰にでもおすすめできる機種ですが、特におすすめなのが初めてiPadを買う人やiPadの使用用途が定まっていない人です。
なにせ価格が安いにもかかわらず、あらゆる用途に応えられる懐の広さも持ち合わせています。
初めてiPadを買う人で、「今から毎日動画編集をバリバリやる!」なんて人はまずいないでしょう。ほとんどの人が音楽や動画を楽しんだり、ネットを見たり、便利で楽しいアプリを入れて…といった方が多いはずです。
そんな方には、迷わず安くて性能の良い無印 iPadを買いましょう。
もちろんイラストを描きたい、高性能なゲームをiPadでやりたい、4K動画を扱う、などと目的が明確になっているなら最初からiPad AirやiPad Proを買ってもいいのですが、そうじゃない場合、上位機種はオーバースペックです。
使いこなせないのに高価な機種を買ってしまうのは、コスパの面からすると無駄以外の何物でもありません。「iPadを買ってなんか色々やりたい」といった程度であれば、今回ぐっと性能が良くなった無印 iPad(第8世代)で十分満足できるはず。
初めてiPadを買うならまずは無印 iPadを買って、色々使い倒しつつ、iPadの使い方を学びつつ、やりたいことが見つかったらiPad AirやiPad Proに乗り換える、というステップが良いと思います。
そうすることで上位機種であるiPad AirやiPad Proの良さが、よりはっきりと体感できるでしょう。もちろん予算が十分にあるとか、デザインが気に入っているという理由でiPad ProやiPad Airを選ぶのも間違いではありません。
iPad Proも気になる、という方は以下の記事でレビューしていますので、こちらも読んでみてください。
関連記事:2021年5月発売!最新型 iPad Pro 2021 12.9インチ&11インチ 最速レビュー!
無印 iPadの歴史
現行の無印 iPadは2020年9月に発売された8代目のiPadです。
発売年 | モデル名 |
2010年 | iPad(第1世代) |
2011年 | iPad(第2世代) |
2012年 | iPad(第3世代) |
2012年 | iPad(第4世代) |
2017年 | iPad(第5世代) |
2018年 | iPad(第6世代) |
2019年 | iPad(第7世代) |
2020年 | iPad(第8世代)→現行モデル |
2010年に初めて無印 iPadとして発売され、そこから1年に1回程度のペースで新機種が発売されています。2020年モデルで8代目。iPadの中では一番歴史が長いのが特徴です。
他のiPadシリーズのように、「Air」とか「mini」などがつかないので、他のシリーズと区別するために一般的に「無印」と呼ばれています。
無印 iPad(第8世代)とiPad Pro・iPad Air・iPad miniの比較
現在iPadには今回紹介している無印のほかに「Pro」「Air」「mini」を含めた4機種があり、特に初めての方は「どれを買ったらいいの?」と思っている方も多いと思います。
そこで現在発売されているiPad4種の違いを簡単にまとめてみました。
- 無印は万能でお手軽なエントリーモデル
- Miniは携帯性やお手軽感に特化
- Airは全体性能を強化した無印の上位機種
- Proは仕事など特化型用途で使う超高性能モデル
基本的にはこのように住み分けがされています。
もう少し詳しく比較した表が以下になります。
iPad Pro | iPad Air | iPad Mini | iPad(無印) | |
価格 | 非常に高い | 比較的高め | 比較的安い | 安い |
性能 | 規格外に高い | かなり高い | 普通 | 普通 |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ/11インチ | 10.9インチ | 7.9インチ | 10.2インチ |
サイズ | 280.6×214.9×6.4mm(12.9インチ) | 247.6×178.5×6.1mm | 203.2×134.8×6.1mm | 250.6×174.1×7.5mm |
重量 | 11インチ466g/12.9インチ682g | 458g | 300.5g | 490g |
容量(ストレージ) | 128GB/256GB/512GB/1TB/2TB | 64GB/256GB | 64GB/256GB | 32GB/128GB |
カメラ(画素数) | 1200万画素 | 1200万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
特徴 | あり得ないほど高性能なモンスタースペック | 軽くて高性能なiPad | 小さくて軽い持ち運びに適したiPad | 安くて手軽で安定した性能 |
基本的な考え方として、「Pro」が一番高性能で価格も高く、その次に「Air」「mini」「無印」の順で性能と価格が低くなっていきます。
特にAirやiPad(無印)は「どんな用途にも使えるバランスの良い機種」であることから、iPadの中でも特に人気の機種です。
- 安価で色々な作業をこなせる機種が欲しい方は無印
- 持ち運びが多く、やや大き目のiPhoneみたいな感覚で使いたい方はMini
- 無印では物足りないヘビーユーザーはAir
- イラストや動画編集といった重たい作業をする目的が明確ならPro
ざっくりまとめるとこのような感じで選べば大丈夫です。
さらに詳しい違いを知りたい方は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
関連記事:[2021年完全版]マニアが徹底比較した iPad おすすめ6選 |Pro・Air・mini・無印のベストな選び方を解説!
関連記事:[最新版]iPad Mini(第5世代)を比較レビュー|良かったポイント・悪かったポイントを解説
iPad(第8世代)の付属品・デザイン・外観・価格
ではiPad(第8世代)の実物のレビューに移っていきましょう。
iPad(第8世代)の同梱品
- iPad(第8世代)本体
- Lightning – USB-Cケーブル
- USB-C電源アダプタ
付属品はライトニングケーブルとアダプターのみで非常にシンプルです。
付属品のケーブルはPD対応で高速充電が可能ですが、もしケーブルやアダプターを買い足す場合は以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:【2021】iPad充電器のおすすめ19選|便利で高速なケーブル&アダプターの選び方を徹底解説
関連記事:【iPhoneやiPadの充電ケーブル】Lightning(ライトニング)ケーブル おすすめ22選 (2021年)
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iPad(第8世代)のデザイン・外観
ディスプレイはホームボタンの関係上、10.9インチのAirや11インチのProより本体サイズが大きく(ほぼ同じくらい)、画面サイズが小さいです。
この辺をiPadらしいと感じるか野暮ったいと感じるかは好みが分かれると思います。
個人的にはいつも通りのiPad、という感じで嫌いじゃないですね。
ホームボタンはTouch IDになっているので、マスクをしてても使えて、しかも認証速度も速くこれも何気にいいポイント。
Face IDも嫌いじゃないんですが、Touch IDの手軽さは別格です。
背面はおなじみのロゴとカメラがあるだけ、第7世代と同じデザインです。
カメラホールは小さくて、でっぱりがなくフラットなのですっきりとしていて、置くときも気を遣わなくていい感じです。
側面にはボリュームボタン、反対側にはスマートコネクターがあります。
上部には電源ボタンとおなじみの配置なので、第7世代ユーザーも違和感なく使えます。
さらにエンタメ目的に買う人にうれしいイヤホンジャックがあり、この点は無印がAirやProに勝っている点です。
本体下側にはLightning端子とスピーカーがあります。
iPad(第8世代)の価格
当然ながらiPadの中では価格は控えめで、32GBも128GBも手軽に買える現実的な価格です。
iPad(第8世代)の価格は2つの要素によって変わります。
- ストレージ32GBか128GBか
- Wi-Fiモデル化Wi-Fi+cellularモデルか
当然128GB、そしてセルラーモデルのほうが高価です。
使わない余計なストレージやcellularにお金をかけるのはコスパが悪いので、自分の使用環境にあったモデルを選択しましょう。
ただ、32GBは色々な事に使っているとすぐにいっぱいになってしまうので、あまりお勧めできません。
多分iPadを買う人は動画やネットを見るだけ、という方は少ないと思いますので、いろいろなアプリを入れても余裕のある128GBモデルがおすすめです。
Wi-Fi環境下でしか使わないという方は当然cellularモデルは不要ですが、出張やノマドワーカーのように屋外で使用することがあるという方はセルラーモデルにしましょう。
iPad(第8世代)を実際使ってみて良かったポイント
Picky’s編集部で、実際にiPad(第8世代)をしばらく使ってみて感じた良い点・メリットを紹介します!
これぞiPad!という使いやすさ
今回のiPad(第8世代)は「ストレスなく使える使いやすい端末!」の一言に尽き、ここにすべてが集約されています。
10.2インチのサイズは持ち運んでも、据え置きでも使いやすい大きさです。
「バッグに入れておき、さっと取り出してしっかり作業する」とか「家でゆっくり動画やネットを見る」といったiPadらしい使い方ができます。
処理性能についても普段AirやProを使うことが多いスタッフが使っても、ちょっとした作業であれば特にストレスを感じるようなことはありませんでした。
動画編集だけはちょっと厳しいかな、という感じですが、逆に言えばそれ以外は普通にこなせるスペックです。
突出した機能や特徴があるわけではないのですが、グラフで言えばすべての項目をまんべんなく満たした万能機と言った感じです。
バッテリーはかなり持つ印象
もともと旧機種のiPadもそこまでバッテリーの減りが早い印象はありませんでしたが、今回のiPad(第8世代)はさらにバッテリーの持ちがよくなった印象です。
今回搭載されたA12チップは電力効率が良いそうなので、それが関係しているのかもしれません。
充電も付属のPD対応充電ケーブルと電源アダプタを使えばかなりの高速で充電可能です。
バッテリーの持ちがよく、高速充電可能な点も毎日使うユーザーとしては、ストレスなく使えてうれしい点です。
iPad(第8世代)のイマイチなポイント
iPad(第8世代)を実際に使ってみてイマイチと感じた点・デメリットを解説します。
ディスプレイ性能が微妙…
個人的に気になったのがペンを使った書き心地です。
iPad(第8世代)は、現在発売されているiPadシリーズの中で唯一フルラミネーションディスプレイではありません。
フルラミネーションディスプレイじゃないiPad(第8世代)は、どうしてもガラス面の上をなぞるような感覚で書いてて何となく違和感があります。
一方で、フルラミネーションディスプレイだと、ディスプレイとガラスの隙間が薄く、直接ディスプレイをなぞっているような感触で文字やイラストが非常に書きやすくなります。
慣れてくれば別にどっちでもでもいいかな、とは思いますが、イラストがメインの方は留意しておいたほうが良いと思います。
また、安い分ディスプレイの性能そのものもiPadの中ではかなり廉価版になっていて、広色域ディスプレイ(P3)やTrue Toneも非対応です。
よほどジャッジが厳しい方やほかの機種と並べて比較しない限り、そこまではっきりとした違いは判らないと思いますが、画質にこだわる方はこの点も注意しましょう。
64GBモデル欲しい…
iPad(第8世代)のストレージは32GB、もしくは128GBですが、正直32GBは低すぎます。
32GBは書籍やら写真やらアプリやらを入れたら結構すぐいっぱいになる容量で、あれこれと使いたいiPad(第8世代)との相性は良くない気がします。
これだけスペックが高ければいろいろなアプリ入れて、いろいろな作業をやってみたいですよね。
なので128GBをおすすめしますが、結構差額があるのが悩ましい所です。
編集部
iPad(第8世代)は初めてのiPadにもお勧めの使いやすいタブレット!
iPad(第8世代)はA12チップ搭載で性能が圧倒的に向上し、今まで以上に「なんにでも使えるタブレット」になっています。
今まで無印は「パワー不足」な感があったのですが、今回のiPad(第8世代)はそれを感じさせないほどハイスペックです。
どんな用途にもある程度対応するので、個人的には7割以上のユーザーを満足させられる機種になっているのでないかと思っています。
初めてiPadを買う方や、「用途が決まってないけどとにかくiPadが欲しい」という方に絶対おすすめの機種です。
下記の記事では用途別にお勧めの機種などを解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
関連記事:[2021年完全版]マニアが徹底比較した iPad おすすめ6選 |Pro・Air・mini・無印のベストな選び方を解説!
もしiPadを買ったら、万が一の故障や水没、落下などの事故に備えて、以下の記事を読んでapple care+やモバイル保険に加入しておきましょう。
関連記事:【プロが教える】Apple care + For iPad お得に使う方法や料金などを徹底解説!
関連記事:【モバイル保険】iphoneなどのスマホやモバイル機器を格安料金で保証!Apple careと徹底比較してみた
また、iPadが故障して大事なデータを失ってしまった時も以下の「データ復旧業者」で復旧させられることも覚えておいてください。