出典:amazon.co.jp
オーディオプレーヤーを上質・迫力のサウンドへ高めるプリメインアンプ。スピーカーとオーディオプレーヤーの間に設置するだけでよく、その手軽さから人気を集めているアイテムです。
しかし、多様なメーカーがプリメインアンプを販売しており、機能性も製品によって大きく異なります。プリメインアンプの製品を一度比較してみたけど、明確な違いが分からなかった方も多いはず。
本記事では、プリメインアンプの押さえておきたい選び方やおすすめ製品21選をご紹介します。プリメインアンプを初めて購入するという方も、基本的な特徴を解説するので、是非参考にしてください。
- プリメインアンプの基礎知識
- プリメインアンプの選び方
- プリメインアンプのおすすめメーカー
- プリメインアンプのおすすめアイテム
目次
- プリメインアンプとは
- プリメインアンプの選び方
- 名機も扱うプリメインアンプのおすすめメーカー
- 【DAC内蔵タイプ】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
- 【DAC内蔵タイプ】おすすめのプリメインアンプ5選
- 【コスパ良好で価格が安い】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
- 【コスパ良好で価格が安い】おすすめのプリメインアンプ5選
- 【小型タイプ】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
- 【小型タイプ】おすすめのプリメインアンプ5選
- 【Bluetooth機能搭載】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
- 【Bluetooth機能搭載】おすすめのプリメインアンプ6選
- プリメインアンプの使い方
- プリメインアンプのよくある質問
- プリメインアンプまとめ
プリメインアンプとは
プリメインアンプとは、プリアンプとパワーアンプの機能を兼ね備える機器です。プリアンプとパワーアンプには、主に下記のような機能が搭載されています。
- プリアンプ:音声信号を整え、音量を調節したり音質を変更する
- パワーアンプ:音声信号を増幅させ、音が鳴るレベルにする
プリメインアンプではCDプレーヤーやオーディオプレーヤーと接続し、音声の調節・入力切り替えを行います。その後、アンプ非搭載のパッシブスピーカーやヘッドホンなどで、サウンドを発するまでの役割を担います。
プリアンプとパワーアンプの2役を兼ねるので、1台で大きなスペースを取らないのも大きなメリットです。
プリメインアンプの選び方
プリメインアンプには音質面や音響機器との接続面など、選ぶ上で考慮すべきポイントが複数あります。ここでは、プリメインアンプのチェックしておきたい選び方を見ていきましょう。
デジタル音源を再生するならDAC搭載モデル
プリメインアンプで利用されるDACとは、アンプに入力されるデジタル信号を、アナログ信号へ変換する役割を持つ機能です。
音声を出力するスピーカーは、最終的にアナログで出力するのが基本。しかし、ハイレゾ音源などはデジタル信号で入力されるため、再生時にアナログ信号への変換が必要となります。
よって、デジタル音源の高音質なサウンドを聞きたい方は、DAC搭載モデルの製品を要チェックです。
また、オーディオプレーヤーだけでなく、パソコンやスマホで上質なサウンドを楽しみたい方はUSB-DACがおすすめ!イヤホンやヘッドホンをUSB-DAC経由でパソコン・スマホと接続することで、高音質のサウンドを実現!
さらに、ノイズも低減されるので、ストレスなく音楽を楽しめますよ!
USB-DACのおすすめ製品は、こちらの記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
関連記事:【2021年】USB-DACのおすすめ30選|ヘッドホンアンプとの違いや選び方を徹底解説
モニターヘッドホンをお探しの人、アタックの強い音色が好きな人はこちらの記事もチェックしてください。
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音質重視ならハイレゾ対応製品を選ぶ
先ほどのDAC搭載モデルを選ぶことは、高音質なサウンドを聞く上で必須。それに加え、プリメインアンプがハイレゾ音源に対応している必要もあります。
ハイレゾ対応と製品に記載されるケースが多いですが、記載がなくても周波数帯域が40kHz以上であれば、ハイレゾ音源の再生が可能です。
また、アンプの定格出力(ワット数)もチェックすべきポイント!「25W+25W」など、左右のチャンネルそれぞれで定格出力は表され、合計50Wが平均値です。
より臨場感のあるサウンドを楽しみたいなら、合計50W以上の定格出力を持つプリメインアンプがおすすめ!広い部屋でも、ハイパワーな音楽を聞けますよ!
USBやHDMIなど入出力端子をチェック
プリメインアンプを購入する際、必ずチェックしたいのが入出力端子。せっかく製品を購入しても、端子が合わなければ音響機器とも接続できません。
プリメインアンプで利用される入出力端子としては、主に下記の通りです。
入力端子 |
出力端子 |
|
|
搭載される入出力端子は、製品やメーカーによって様々。所有する音響機器をチェックした上で、端子を接続できるプリメインアンプを購入するようにしましょう。
関連記事:【1万円台も】安いテレビおすすめ21選|ネット対応や50インチの格安モデルを解説(2021)
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Bluetooth機能があるとスマホと手軽に接続可能
手軽にスマホやノートパソコンと接続したいなら、Bluetooth対応のプリメインアンプがおすすめです。ペアリングするだけで接続できるため、デバイスとプリメインアンプ間のケーブルの煩わしさが一切ありません。
また、Bluetoothのコーデックも確認しておきたいポイント!コーデックとは、音質や遅延に関わるもので、主に下記のような規格があります。
コーデック | 特徴 |
SBC | 遅延が発生し、音質も標準レベル |
AAC | SBCよりも遅延は少なく、音質のレベルも高い |
aptX | 遅延が少なく、CD音源相当の音質 |
aptX LL | 超低遅延で映像とサウンドを聞ける |
Bluetooth接続は手軽な反面、遅延が発生しやすいのがデメリット。音ズレや音飛びなく映像を楽しみたいのであれば、高性能な低遅延コーデックをチェックしましょう。
関連記事:接続も簡単!テレビ用ワイヤレススピーカーおすすめ人気15選【2021年最新版】
名機も扱うプリメインアンプのおすすめメーカー
プリメインアンプを販売するメーカーは、オーディオに特化したブランドから、手広く電子機器を展開するメーカーまで多種多様です。次に、名機も多く販売しているプリメインアンプのおすすめメーカーをご紹介します。
DENON(デノン)
DENON(デノン)は1910年に創業された老舗オーディオブランドです。ワイヤレススピーカーやホームシアターなど、プリメインアンプ以外にも多様な音響機器を展開!
また、プリメインアンプに関しては全10種類の製品があり、お手頃価格なものからBluetooth対応、ハイレゾ対応など幅広いアイテムを販売しています。さらに、その多くがAmazonや楽天の売れ筋ランキング上位に入る大人気製品です。
プリメインアンプ初心者の方だけでなく、上級者の方も必ずチェックしたいメーカーですよ!
関連記事:【最新版】DENON(デノン)おすすめスピーカー10選|選び方や特徴を細かく解説
YAMAHA(ヤマハ)
ピアノやギターなど、音楽楽器でお馴染みのYAMAHA(ヤマハ)もプリメインアンプを販売しています。その洗練された技術力から、プリメインアンプも高性能なアイテムを多数展開!
YAMAHA伝統のピュアオーディオ設計思想を目指し、より正確なサウンドを実現します。広がりのある、かつ安定したサウンドへ編集したい方にぴったりです。
また、シルバーだけでなく、ブラックなど高級感のあるプリメインアンプも展開されているので、デザイン性を妥協したくない方にも最適ですよ!
Marantz(マランツ)
Marantz(マランツ)はプリメインアンプやヘッドホンアンプ、ネットワークオーディオプレーヤーなど幅広いオーディオ機器を展開するブランドです。そんなマランツのプリメインアンプは、高機能なだけでなく時代のニーズに合う製品開発が特徴で、20〜30代の年齢層からも支持を得ています。
とくに、2019年に発売されたプリメインアンプ『NR1200』は大ヒット、現在も大人気です。『NR1200』は8万円を切る価格でBluetooth対応、豊富なHDMI接続端子でテレビにも接続しやすく、リビングにぴったりですよ。
TEAC(ティアック)
ミドルクラスからハイエンドモデルまで、8種のプリメインアンプを取り扱うのがTEAC(ティアック)です。TEACは東京に本社を置くメーカーであり、海外製ではなく日本製のプリメインアンプを探している方に最適!
製品の特徴としては、入力信号を忠実に増幅させる方式を採用し、繊細なサウンドを再現できます。
また、その高い技術力が評価され、オーディオ機器に関する数多くの賞も受賞!日本製かつ実績のあるメーカーで、安心して製品も利用可能です。
その他おすすめのメーカー
- SONY(ソニー)
- LUXMAN(ラックスマン)
- Victor(ビクター)
- Jeff Rowland(ジェフローランド)
- Accuphase(アキュフェーズ)
- McIntosh(マッキントッシュ)
- SANSUI(サンスイ)
- Pioneer(パイオニア)
- JBL
日本最大級の有名な電子機器メーカーであるSONYや、A級のパワーアンプ動作方式で高性能な上位モデルを数多く扱うラックスマンなど、プリメインアンプには多様なメーカーが存在します。
求めるプリメインアンプが見つからない方は、上記メーカーの製品も一度調べてみてくださいね。
【DAC内蔵タイプ】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
商品 | 最安価格 | フォノ端子 | 再生周波数帯域 | 定格出力 | Bluetooth機能 | |
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DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-600NESP シルバー | 楽天市場¥44,300 AmazonYahoo! | ○ | 5Hz~100kHz | 45W+45W(8Ω)、70W+70W(4Ω) | ○ | |
TEAC(ティアック) ステレオプリメインアンプ AI-301DA-SP シルバー | 楽天市場¥49,980 AmazonYahoo! | ー | 2Hz~100kHz | 20W+20W(8Ω)、40W+40W(4Ω) | ○ | |
DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-150H | 楽天市場¥93,800 AmazonYahoo! | ー | ー | 45W+45W(8Ω)、60W+60W(4Ω) | ○ | |
Marantz(マランツ) プリメインアンプ PM6007 | 楽天市場¥54,000 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~70kHz | 45W+45W(8Ω)、60W+60W(4Ω) | ー | |
YAMAHA(ヤマハ) プリメインアンプ A-S501 | 楽天市場¥55,795 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~100kHz | 85W+85W(8Ω)、100W+100W(6Ω) | ー |
【DAC内蔵タイプ】おすすめのプリメインアンプ5選
精細かつパワフルなオーディオアンプ設計を採用!
DENONの「PMA-600NESP」では、Advanced HCシングルプッシュプルという回路を採用しています。信号経路がシンプルになるため、安定した繊細な音を表現可能!
また、雑音や濁りを解消し、ノイズによる音の影響を最小限に抑えています。
DENONのNEシリーズは大幅な音質向上を実現できる大人気製品ですが、高価なモデルが多いです。しかし、「PMA-600NESP」はエントリークラスの中でも比較的安価なプリメインアンプであり、初心者の方でDENONのブランドを求める方にぴったりですよ!
フォノ端子 | ○ |
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再生周波数帯域 | 5Hz~100kHz |
定格出力 | 45W+45W(8Ω)、70W+70W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ○ |
USB-DACのハイレゾ音源に対応したプリメインアンプ!
今やオーディオプレーヤーではなく、パソコンに曲をダウンロードして音楽を楽しんでいる方は多いでしょう。しかし、パソコンのスピーカーは低品質なものも多く、直接ヘッドホンを差し込むだけでは高音質なサウンドは聞けません。
その点、TEACの「AI-301DA-SP」はUSB-DAC内蔵で、パソコンと手軽に接続可能!さらに、ハイレゾ対応のアンプなので、パソコンの曲を高音質で再生できます。
また、Bluetooth機能も搭載しており、スマホやタブレットの曲も迫力のサウンドで聞けますよ!
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | 2Hz~100kHz |
定格出力 | 20W+20W(8Ω)、40W+40W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ○ |
DDFA搭載Class Dパワーアンプで高い音質をキープ!
DENONの「PMA-150H」では、DDFA搭載のClass Dパワーアンプを採用しています。DDFAは内部処理を全てデジタル信号を行うことで、ノイズを大きく低減できるのが特徴です。
また、フルデジタル処理は音の劣化も防げるため、理想のサウンドを実現しやすくなっています。
非常に高機能な「PMA-150H」ですが、同性能モデルと比較してコンパクトであるのも評価できるポイント!DDFAは小型・薄型設計にも一役買う技術ですよ!
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | ー |
定格出力 | 45W+45W(8Ω)、60W+60W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ○ |
高速かつ安定した電流帰還型増幅回路を採用!
Marantzの「PM6007」には、上位モデルで利用される電流帰還型増幅回路を採用しています。高品質の増幅回路は歪みの少ないサウンド、かつ安定した動作を実現!
また、D/Aコンバーターに「AK4490EQ」を搭載することで、ハイレゾ音源の再生が可能となります。光デジタル入力にも対応し、パソコンで上質なサウンドを聞きたい方にぴったり!
価格は50,000円台と決して安価なモデルではありませんが、定格出力は合計120Wと大きいのも魅力的なポイントです。広いリビングでパワフルな音を楽しみたい方にも最適です。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~70kHz |
定格出力 | 45W+45W(8Ω)、60W+60W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
ローノイズ設計でストレスなく音を聞ける!
プリメインアンプは高音質を奏でる製品も多いですが、気になるのがノイズ。せっかく上質なサウンドであっても、ノイズが入っては音に没頭できないですよね?
その点、YAMAHAの「A-S501」はノイズを低減する設計を採用!歪みのないクリアな音を楽しみたい方に最適です。
また、光/同軸デジタル音声入力を搭載しているため、CDプレーヤーやポータブルプレーヤーだけでなく、テレビやパソコンなども上質なサウンドへ変換可能!普段聞いている音のレベルを一段階アップさせたい方は要チェックです。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~100kHz |
定格出力 | 85W+85W(8Ω)、100W+100W(6Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
【コスパ良好で価格が安い】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
商品 | 最安価格 | フォノ端子 | 再生周波数帯域 | 定格出力 | Bluetooth機能 | |
---|---|---|---|---|---|---|
YAMAHA(ヤマハ) プリメインアンプ A-S301 シルバー | 楽天市場¥34,000 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~100kHz | 60W+60W(8Ω)、70W+70W(6Ω) | ー | |
TEAC(ティアック) ステレオプリメインアンプ A-R630MKII | 楽天市場¥26,980 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~65kHz | 60W+60W(8Ω)、90W+90W(4Ω) | ー | |
Cambridge Audio プリメインアンプ TOPAZ AM5 | 楽天市場¥30,000 AmazonYahoo! | ー | 10Hz~30kHz | 25W+25W(8Ω) | ー | |
ONKYO プリメインアンプ A-973 | 楽天市場¥430,000 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~60kHz | 40W+40W(8Ω)、85W+85W(4Ω) | ー | |
Marantz(マランツ) プリメインアンプ PM5005 | 楽天市場¥28,800 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~50kHz | 40W+40W(8Ω)、55W+55W(4Ω) | ー |
【コスパ良好で価格が安い】おすすめのプリメインアンプ5選
Phono端子を含んだ6系統の音声入力に対応!
YAMAHAの「A-S301」はエントリーモデルながら、6系統の充実した音声入力端子を搭載したプリメインアンプです。CDプレーヤーなどのオーディオ機器だけでなく、パソコンやテレビ、ゲーム機など多様な製品と接続可能なため、様々なソースの音を高音質で楽しめます。
また、接続するスピーカーの性能や再生環境に合わせ、ボリューム・音域のバランスを補正する機能も搭載!自然にサウンドをコントロールでき、常に聞きやすい音を再現できます。
さらに、プリメインアンプ本体のカラーはシルバーと黒を展開!上品な印象のシルバー、もしくは重厚感のある黒から選択可能です。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~100kHz |
定格出力 | 60W+60W(8Ω)、70W+70W(6Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
マイク入力端子を搭載したプリメインアンプ!
TEACの「A-R630MKII」には、フロントパネルにマイク入力端子が搭載されています。
マイクミキシング機能により、自身で選択した音のソースとマイクの音を合わせることができ、カラオケの練習に有効活用できます。さらに、レコーダーを「A-R630MKII」へ接続すれば、マイク入力がなくても音声を録音することが可能!
音質面に関しては、差動入力ディスクリートを採用し、高性能なプリアンプ回路を実現!パワフルな音の中に、より自然でリアルな音を再現できます。
また、フォノイコライザー内蔵のため、アナログのレコードプレーヤーも接続できて非常に便利です。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~65kHz |
定格出力 | 60W+60W(8Ω)、90W+90W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
携帯プレーヤーの入力も可能な3.5mmAUXジャックを搭載!
40年以上の歴史があり、世界45以上の国々で展開されるイギリスのHi-FiブランドCambridge Audioのプリメインアンプです。
本体には3.5mmAUX入力ジャックが搭載されており、デジタルオーディオプレーヤーの音楽を手軽に聞くことが可能!ただし、フォノやヘッドホン端子はないので、注意が必要です。
定格出力は25W+25Wと、他のプリメインアンプと比較して小さい設計です。しかし、低出力にすることで音の歪みを抑えられ、聞き疲れしにくいサウンドが聞けるように工夫されています。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | 10Hz~30kHz |
定格出力 | 25W+25W(8Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
格安ながら最大出力85W×2のプリメインアンプ!
初めてのプリメインアンプで、価格の安さ重視で製品を選びたい方におすすめなのが、ONKYOの「A-973」です。Amazon価格で1万円台前半となっており、他のプリメインアンプより大きく出費を抑えて購入可能!
しかし、最大出力は左右それぞれのチャンネルで85W、合計170Wの高出力!広い部屋全体に響き渡るような、勢いのあるサウンドが聞けます。
コスパを重視したプリメインアンプを探している方は、是非ご検討くださいね。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~60kHz |
定格出力 | 40W+40W(8Ω)、85W+85W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
フルディスクリート構成の高性能なプリメインアンプ!
Marantzの「PM5005」は2万円台前半の入門モデルでありながら、上位モデルにも引けを取らない性能を持つプリメインアンプです。
高性能な機能の実現に一役買っているのが、「PM5005」で採用されるフルディスクリート構成!大量生産が可能な集積回路とは異なり、回路の部品を1つ1つ選定して構成されるため、高い機能レベルを実現できています。
また、「PM5005」に搭載される音声入出力端子には、全て金メッキピンジャックを採用!劣化防止に繋がるだけでなく、導電率も高まることで、より繊細な音楽を再現できます。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~50kHz |
定格出力 | 40W+40W(8Ω)、55W+55W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
【小型タイプ】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
商品 | 最安価格 | フォノ端子 | 再生周波数帯域 | 定格出力 | Bluetooth機能 | |
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DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-60 | 楽天市場¥55,800 AmazonYahoo! | ー | ー | 25W+25W(8Ω)、50W+50W(4Ω) | ○ | |
TEAC(ティアック) プリメインアンプ AI-503 シルバー | 楽天市場¥590,000 AmazonYahoo! | ー | 10Hz~100kHz | 15W+15W(8Ω)、28W+28W(4Ω) | ○ | |
YAMAHA(ヤマハ) プリメインアンプ A-U671 | 楽天市場¥38,800 AmazonYahoo! | ー | 10Hz~40kHz | 60W+60W(6Ω) | ー | |
FX-AUDIO- プリメインアンプ FX502J-S | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | ー | ー | 50W+50W(4Ω) | ー | |
TRIODE(トライオード) プリメインアンプ Ruby | 楽天市場¥92,669 AmazonYahoo! | ー | 30Hz~40KHz | 3W+3W(8Ω) | ー |
【小型タイプ】おすすめのプリメインアンプ5選
縦置きに対応!賞も数多く受賞する人気プリメインアンプ!
プリメインアンプの多くは横置きで設置するのが基本。しかし、省スペースのテーブル卓上を設置場所にしたい方もおられるのではないでしょうか?
DENONの「PMA-60」は「高さ8.6cm×幅20.0cm×奥行き25.8cm」のコンパクト設計となっており、さらに縦置きにも対応!USB-DAC搭載モデルなので、デスクトップパソコンと並べると、すっきり見栄え良く設置できますよ。
また、2017年に発売されて以来、毎年ビジュアルグランプリの賞を受賞!これまで10種以上の賞を獲得しているため、実績のある製品から選びたい方におすすめです。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | ー |
定格出力 | 25W+25W(8Ω)、50W+50W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ○ |
パワーアンプとも接続可能なプリアウト端子を搭載!
TEACの「AI-503」には、プリアンプとしても活用できるプリアウト端子を搭載しています。パワーアンプやアクティブスピーカーと接続すれば、さらに機能性を高めたオーディオシステムへ拡張が可能です。
また、4種類のPCMデジタルフィルターと2種類のDSDフィルターを搭載するのも大きなメリット!フィルターを切り替えればサウンドの性質を変更でき、音の幅が一層広がります。
さらに、大容量電源のトロイダルコア・トランスを採用し、効率良く安定して電力を給電可能!ノイズも抑えられ、ハイエンドモデルに負けない性能となっています。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | 10Hz~100kHz |
定格出力 | 15W+15W(8Ω)、28W+28W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ○ |
384kHz/32bit再生が可能なUSB-DAC機能を搭載!
YAMAHAの「A-U671」は、音質の高さを最重視したプリメインアンプです。
本体にはUSB-DAC機能が搭載されていますが、384kHz/32bitの再生が可能!スマホやパソコンをヘッドホンアンプ接続することで、ハイレゾ音源の再生を実現します。
また、アルミ製フロントパネルとピアノブラック調のサイドパネル設計となっており、おしゃれかつ質の高いデザインに!フロントパネルのボタンやつまみも操作性が向上しやすいように配置され、音質以外も工夫を凝らした製品です。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | 10Hz~40kHz |
定格出力 | 60W+60W(6Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
小型で激安なプリメインアンプ!定格出力も合計100Wの高出力!
FX-AUDIO-の「FX502J-S」は、数多くあるプリメインアンプの中でも超コンパクト設計な製品です。
本体のサイズは「高さ4.2cm×幅9.2cm×奥行き15.8cm」となっており、重量も462gと超軽量設計!容易に持ち運ぶことも可能なため、部屋を変えてオーディオ機器を手軽に利用したい方にイチオシです。
音質については、Panasonic製のECHUを採用することで、聞き疲れのない上質な音を再現!出力も50W×2となっているため、小型でありながら迫力のある音を楽しめます。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | ー |
定格出力 | 50W+50W(4Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
おしゃれな真空管アンプ設計のプリメインアンプ!
真空管を利用し、信号増幅を行うのがTRIODEの「Ruby」です。真空管アンプは優しくて滑らかな音を発するのが特徴で、「Ruby」に関しても6BQ5真空管アンプが柔らかいサウンドを奏でます。
また、プリメインアンプはシンプルなカラーやデザインの設計が多いですが、「Ruby」はレッドのおしゃれなカラーを採用!インテリア用として、部屋に置きたい時にも最適です。
ただし、定格出力が「3W+3W」と低いのが1つのデメリット。低出力でも音は良いと評判のアイテムですが、自宅の一室で利用するのがベストなプリメインアンプと言えますよ。
フォノ端子 | ー |
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再生周波数帯域 | 30Hz~40KHz |
定格出力 | 3W+3W(8Ω) |
Bluetooth機能 | ー |
【Bluetooth機能搭載】おすすめプリメインアンプの比較一覧表
商品 | 最安価格 | フォノ端子 | 再生周波数帯域 | 定格出力 | Bluetoothコーデック | |
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YAMAHA(ヤマハ) プリメインアンプ R-N602 | 楽天市場¥45,009 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~100kHz | 70W+70W(6Ω) | SBC、AAC | |
DENON(デノン) プリメインアンプ PMA-30 | 楽天市場¥26,780 AmazonYahoo! | ー | ー | 20W+20W(8Ω)、40W+40W(4Ω) | SBC、AAC、aptX LL | |
ONKYO プリメインアンプ R-N855 | 楽天市場¥49,480 AmazonYahoo! | ○ | 5Hz~60kHz | 85W+85W(6Ω)、70W+70W(4Ω) | SBC、AAC | |
Marantz(マランツ) プリメインアンプ PM7000N | 楽天市場¥76,980 AmazonYahoo! | ○ | 5Hz~100kHz | 60W+60W(8Ω)、80W+80W(4Ω) | SBC | |
JVCケンウッド プリメインアンプ KA-NA7 | 楽天市場¥21,800 AmazonYahoo! | ー | 30Hz~40kHz | 10W+10W(4Ω) | SBC | |
Marantz(マランツ)プリメインアンプ NR1200 | 楽天市場¥67,900 AmazonYahoo! | ○ | 10Hz~100kHz | 75W/8Ω 100W/6Ω | SBC |
【Bluetooth機能搭載】おすすめのプリメインアンプ6選
ワイヤレスヘッドホンやスピーカーへ音声を送信できるアンプ!
プリメインアンプは通常受信機としての役割しか持たないため、スマホやタブレットなど携帯機器のワイヤレス再生しかできません。
しかし、YAMAHAの「R-N602」は受信機だけでなく、送信機としても活用可能!専用のコントロールアプリ「MusicCast CONTROLLER」を利用すれば、Bluetooth接続が可能なヘッドホンやスピーカーからも、音声を出力できます。
また、SpotifyやDeezer HiFiを利用したストリーミング再生や、radikoでFMなどインターネットラジオも聞けるので、娯楽の幅も広がりますよ!
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~100kHz |
定格出力 | 70W+70W(6Ω) |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC |
aptX LLの低遅延で動画やゲームを楽しめるプリメインアンプ!
DENONの「PMA-30」はBluetoothのコーデックに、高音質かつ低遅延なaptX LLを採用しています。スマホをアンプへ接続して映画鑑賞やゲームをプレイする際、少ない遅延で楽しめるのがメリット!
また、「PMA-30」には同時に3台のデバイスを接続できます。スマホ以外にもタブレットやノートパソコンを利用するという方は、事前に繋げておけば、接続先の切り替えも楽々行うことが可能!
さらに、音量や入力ソースなどを表示する有機ELディスプレイを搭載し、使い勝手も非常に良いプリメインアンプです。
フォノ端子 | ー |
---|---|
再生周波数帯域 | ー |
定格出力 | 20W+20W(8Ω)、40W+40W(4Ω) |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC、aptX LL |
シンプルな設計で直感的な操作が可能なプリメインアンプ!
昨今の多様なニーズに応えられるよう、プリメインアンプには豊富な機能が揃っています。しかし、多機能すぎて操作性を損なっている製品があるのも事実。
その点、ONKYOの「R-N855」は最低限必要なボタンに絞り込み、シンプルなボタンレイアウトを実現しています。また、専用の無料アプリ「Onkyo Controller」を利用すれば、ボリュームの調節や選曲などもスマホから手軽に行えます。
プリメインアンプ初心者で、フロントパネルもしくはスマホから直感的に操作したい方は、「R-N855」がおすすめです。
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 5Hz~60kHz |
定格出力 | 85W+85W(6Ω)、70W+70W(4Ω) |
Bluetoothコーデック | SBC、AAC |
関連記事:【最新版】サブウーファーおすすめ13選|選び方や特徴を細かく解説
多様なストリーミングサービスを再生できるプリメインアンプ!
Marantzが販売する「PM7000N」の最大の魅力となるのが、ネットワークオーディオ機能の「HEOS」を活用し、多彩なストリーミングサービスを利用できる点!
「HEOS」はiOSとGoogle Playでアプリが配信されており、Amazon Music HDやAWA、Spotifyなどの音楽を再生できます。さらに、Wi-FiやAirPlay 2に対応しているため、スマホで手軽にワイヤレス再生が可能なのも嬉しい点です。
また、本体にはサブウーファープリアウト端子も搭載!サブウーファーを活用することにより、一層深みのある重低音を奏でるようになります。
フォノ端子 | ○ |
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再生周波数帯域 | 5Hz~100kHz |
定格出力 | 60W+60W(8Ω)、80W+80W(4Ω) |
Bluetoothコーデック | SBC |
スマホと簡単にペアリングできるNFC機能を搭載!
スマホとプリメインアンプをワイヤレス接続する場合、スマホのBluetooth設定画面からペアリングするのが基本です。難しい操作ではありませんが、それ以上に簡単なペアリングを実現したのがJVCケンウッドの「KA-NA7」です。
「KA-NA7」にはNFCという通信機能が搭載されており、スマホとプリメインアンプをワンタッチでペアリングできます。ただし、iPhoneではNFCを活用してBluetoothのペアリングができないため、Android端末限定となります。
機能性だけでなく、本体の横幅はわずか11cmと小型設計なのも魅力的なポイントです。
フォノ端子 | ー |
---|---|
再生周波数帯域 | 30Hz~40kHz |
定格出力 | 10W+10W(4Ω) |
Bluetoothコーデック | SBC |
2019年発売以来大人気!リビングをラウンジにしてくれる1台
2019年の発売以来爆発的な人気を誇るプリメインアンプです。HDMIの入力端子が5つと豊富なので、テレビの音響を整えたい人に最適です。これならゲーム機器、PCなども接続できますね。
Bluetoothも最大8台ペアリング可能なので、大家族やモバイル機器が多いご家庭は重宝しますよ。近年ストリーミングサービスをメインに利用するリスナーが増えていますが、NR1200はAmazon Music、AWA、Spotify、SoundCloudにも対応しています。Amazon Music HDにも対応しているので、ハイレゾファンにもおすすめですよ!
フォノ端子 | ○ |
---|---|
再生周波数帯域 | 10Hz~100kHz |
定格出力 | 75W/8Ω 100W/6Ω |
Bluetoothコーデック | SBC |
プリメインアンプの使い方
ここでは、プリメインアンプの基本的な使い方を解説していきます。事前に利用方法を把握しておきたい方は、チェックしてみてくださいね。
オーディオプレーヤーをスピーカーで再生する場合
- プリメインアンプの電源はOFFにし、電源ケーブルを抜いておく
- 左右のチャンネル、「+-」に注意しながらスピーカーケーブルを接続する
- 再生機器をデジタルもしくはアナログ音声入力端子へ接続する
- 電源ケーブルを接続し、プリメインアンプ本体を起動する
- 再生したい入力ソースを選択する
- 音声を再生する
製品によって使い方は異なりますが、大まかな流れとしては上記の通りです。
本体に搭載されているボタンを操作すれば、アナログモードやソースダイレクトモードの切り替えも可能。また、低音・高音のトーンコントロールやバランス調整なども、フロントパネルのつまみをひねって調節するのが基本です。
なお、プリメインアンプにはリモコンを付属している製品も多く、電源ON/OFFや音量調整、入力ソースの切り替えなど、操作はリモコンから行えます。本体で都度操作する必要がないので、非常に便利ですよ。
関連記事:【失敗しない選び方】スピーカーケーブルおすすめ15選!種類の特徴・低音重視向けも
デバイスとBluetoothで接続する方法
- プリメインアンプの入力ソースをBluetoothに切り替える
- 接続したいデバイスのBluetoothをONにする
- デバイスに表示されるプリメインアンプを選択し、ペアリングする
ペアリングを行う際、製品によってはパスキーを要求されるケースがあります。取扱説明書に従って、パスキーをデバイスへ入力するようにしましょう。
また、プリメインアンプには何台もBluetooth機器を登録しておくことはできず、最大で8台など決められている製品が多いです。もし上限まで機器を登録すると、古い機器は置き換えて登録されるので、ご注意ください。
プリメインアンプのよくある質問
プリメインアンプの寿命はどれくらいですか?
ただし、環境によっても劣化のスピードは大きく変わります。プリメインアンプを長持ちさせたい場合は、ホコリが侵入しないようにする、使用時に通気口を塞がない、高音の部屋で保管するのは避ける、この3点を意識するようにしましょう。
プリメインアンプは中古でも購入できますか?
また、Amazonや楽天などのネット通販サイトでも中古品は販売されているので、一度チェックしてみてください。
新品であればネット通販サイトだけでなく、ヨドバシやビックカメラ、ヤマダ電機、ノジマなどの販売店でも購入できます。
プリメインアンプの買取は可能ですか?
しかし、精密機器かつ重量もあるプリメインアンプなので、手軽に売却したい方はネットの宅配買取サービスもご検討ください。
アンプは自作できますか?
自作や改造にこだわりのない方は、手間も掛からない既製品の購入をおすすめします。
プリメインアンプまとめ
プリメインアンプには音質以外にも、入出力端子やBluetooth機能の搭載有無など、考慮したいポイントが複数あります。主要メーカーで高性能なモデルを購入したいところですが、誰しも気になるのはやはり価格。
安価なモデルであれば5万円以下で購入可能ですが、ハイエンドモデルになると10万円台は当たり前となります。しかし、今や歪みの少ないハイレゾ対応のプリメインアンプであっても、10万円以下で入手可能です。
本記事でご紹介しました選び方を基に、プリメインアンプに求める機能を検討し、価格・性能とも自分にベストな製品を選定してみてくださいね!
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