パワフルな重低音を再生してくれる「サブウーファー」。通常のスピーカーでは物足りない低音域をカバーするため、映画や音楽を迫力たっぷりで楽しめるのが魅力です。幅25cm程度のコンパクトなものが多く、自宅に気軽に導入できますよ。
しかし、サブウーファーはさまざまなメーカーから販売されており、「安いサブウーファーのおすすめは?」「音楽鑑賞向けのサブウーファーはどれ?」と、迷ってしまう人は多いはず。また、サブウーファーの接続方法やおすすめの置き場所なども知っておきたいですよね。
そこで今回は、「サブウーファー」についてPicky’s編集部が徹底解説。サブウーファーの魅力やおすすめの選び方、人気商品ランキング20選をまとめました。初心者向けにサブウーファーの使い方も詳しく紹介しているので、ぜひ最後まで見逃さないでください。
目次
映画や音楽を迫力たっぷりに!サブウーファーとは
サブウーファーとは、低音域を再生するためのスピーカーのこと。まずは、サブウーファーの魅力や使い方を紹介します。サブウーファーの導入を検討している人は、目を通しておきましょう。
魅力①臨場感のあるサウンドを楽しめる
テレビや普通のスピーカーの周波数帯域の下限は40~60Hzほどがメジャーですが、サブウーファーは、周波数帯域20Hz程度の音を再生できるものが多いです。人間が聞き取れる低音の周波数帯域は、20Hzほどだと言われているため、サブウーファーを導入することで最大限の重低音サウンドを楽しめるのが魅力。
メインスピーカーにサブウーファーを繋いで音楽を聴くと、ベースラインやドラムの低音が強調され、より豊かで深みのある音響体験ができます。テレビにサブウーファーを繋いで映画やドラマを見れば、通常のスピーカーでは聞き取りづらい人の息遣いや爆発音、足音などの臨場感を楽しめますよ。
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魅力②小音量でも聞き取りやすい!テレビの音質改善ができる
近年発売されているテレビは、薄型なためスピーカーが小さく、低音がやや弱い傾向にあります。そのため「音量を大きくしないと、ドラマの台詞が正確に聞き取れない」と感じている人もいるのではないでしょうか。とはいえ、マンションや夜間のテレビ視聴では、音量を上げ過ぎると近所迷惑になっていまいます。
そこで、サブウーファーを導入すれば、低音域を補えるためナレーションの声や台詞が聞き取りやすくなります。小さい音量でも音の迫力はキープされたままなので、周囲への迷惑を気にせずにドラマや映画を楽しめますよ。
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魅力③省スペースで憧れのホームシアター化ができる
一般家庭向けのサブウーファーは、幅25~30cm程度のコンパクトなものが豊富。スペースを取らず、ラックやテレビ台に気軽に設置できます。 自宅のホームシアター化といえば大型スピーカーを部屋に数台設置しなくてはいけないイメージがありますが、サブウーファーなら1つ置くだけで本格的な立体音響環境を作れます。
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サブウーファーの失敗しない選び方
ここからは、サブウーファーのおすすめの選び方を紹介。商品の種類・最大出力・機能など、自分にぴったりなサブウーファーを見つけるためのポイントをまとめました。
映画鑑賞?音楽視聴?用途に応じてサブウーファーの「種類」を選ぶ
サブウーファーには、「バスレフ型」「密閉型」の2種類があります。それぞれに音の響き方が異なるので、用途に合うものを選びましょう。
映画・ホームシアター用:豊かな低音を再生できる「バスレフ型」
映画やゲームを迫力たっぷりに楽しみたい人には、バスレフ型(位相反転型)のサブウーファーがおすすめ。バスレフ型は、本体に「バスレフポート」と呼ばれる大きな空気孔があり、バスレフポートを出入りする空気の量によって低音を増強させる仕組みです。
低音に伸びがあり、大迫力のサウンドを再生できるので、映画鑑賞やホームシアター用に最適。同じサイズのサブウーファーなら、密閉型よりもバスレフ型の方がよりパワーのある低音を響かせてくれますよ。
音楽鑑賞用:音漏れ少なめ!キレのある低音が魅力の「密閉型」
密閉型のサブウーファーは、内部に吸音材が敷き詰められているのが特徴。エンクロージャー(スピーカーを囲っている箱)が完全に密閉されており、本体から音が漏れにくいため、高音質な低音を再生できます。音のキレや反応も良く、DTMや楽曲制作といった作業用にも役立ちますよ。
バスレフ型に比べると低音のパワーはやや劣りますが、その分自然なサウンドを楽しめるのがメリット。音質にこだわりつつ、ナチュラルな低音を楽しみたい人や、音楽鑑賞用のサブウーファーが欲しい人にぴったりです。
集合住宅や防音設備のない部屋で使うなら50W前後が◎内蔵アンプの「最大出力」を確認
サブウーファーを選ぶときは、最大出力を必ずチェックしましょう。サブウーファーの最大出力は、30~200Wとさまざま。「高出力=高音質」という訳ではなく、高出力なものほどパワーのある低音を再生できます。
ただし「大迫力の低音が好きだから最大出力が高いものを!」という選び方をするのはNGです。最大出力が100W以上になってくると、音量によっては壁や床に振動が伝わるほどの大迫力サウンドになりかねません。最大出力100W以上のサブウーファーは、自宅に防音設備がある人や、近隣に人が住んでいない環境の人におすすめです。
マンションに住んでいる人・防音設備のない部屋で使いたい人は、最大出力50W前後のモデルを選びましょう。ある程度音量や迫力を抑えつつ重低音サウンドを楽しめるので、近所への騒音トラブルを防止できます。
ワイヤレス対応も!「対応機器」と「接続方法」も要チェック
サブウーファーは、商品によって対応している機器や接続方法が異なります。サブウーファーを購入する際は、接続したい機器に対応しているかを確認してください。対応機器は、メーカーの公式サイトなどで確認できます。
また、接続に使うケーブルの種類も要チェック。サブウーファーの接続時に使うケーブルはRCA端子が主流です。スピーカーやアンプにサブウーファーを取り付けるのは問題ないケースが多いですが、テレビにサブウーファーを取り付けたい場合、テレビによってはRCAポートが搭載されていないことがあります。そういった場合は「RCA to HDMI変換コンバーター」を別途購入すれば接続できますよ。
ちなみに最近では、ワイヤレス接続可能なサブウーファーも登場しています。ケーブル不要でBluetoothによってメインスピーカーと接続できるので、配線のごちゃごちゃが気になる人におすすめです。
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迷ったら「メインスピーカーと同じブランド」で揃えるのがおすすめ
サブウーファーは、同じブランドのスピーカーと繋ぐ前提で作られているものがほとんど。サブウーファー選びに迷ったら、同ブランドからチョイスするのがおすすめです。 接続がスムーズにできたり、音のバランスを整える必要がなかったりと、メリットが沢山ありますよ。
中には、メインスピーカーの電源を切ったときに連動してオフになるものも。また、シリーズで販売されているものは本体のデザインが似ているものが多く、統一感のある空間が作れます。
「リモコン付き」や「位相切り替えスイッチ付き」だとより快適に使用できる
リモコンが付属しているサブウーファーだと、音量・入力切換・サラウンド効果の強さなどを遠隔操作できるのが魅力。離れた位置からでサブウーファーを操作できるので、自宅でのんびりと映画や音楽を楽しみたい時に便利です。中には、スマホアプリに対応しているモデルもあります。スマホやタブレットから家電を操作する「スマートホーム化」に興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。
また、音の聞こえ方にこだわるなら「位相切り替えスイッチ」はマストです。位相切り替えスイッチ(PHASEスイッチ)とは、音の位相の正・逆を入れ替えるスイッチのこと。サブウーファーが再生する周波数帯域には、メインスピーカーの再生周波数帯域と重なる部分があり、状況によってはお互いの音を打ち消し合ってしまうことがあります。
位相切り替えスイッチは、こういった現象を防ぐための機能。「いつもより音が物足りないな?」というときは、位相切り替えスイッチを押すことで解消されるケースが多いです。
サブウーファーのおすすめ人気メーカー
今回は、サブウーファーが購入できるおすすめメーカーを紹介。国内外の人気音響機器メーカーをまとめてピックアップしているので、ぜひ商品を選ぶときの参考にしてください。
コンパクトなのにパワフルな「YAMAHA(ヤマハ)」
ヤマハは、日本が世界に誇る総合楽器メーカー。ヤマハのサブウーファーは、比較的コンパクトながらも、パワーのある低音を楽しめるのが特徴です。2万円程度で買えるものから30万円近くのハイエンドモデルまで、予算に合わせたサブウーファー選びができますよ。
高出力の重低音を求めるなら「JBL(ジェービーエル)」
JBLは、1946年に誕生したアメリカのオーディオメーカー。高出力のサブウーファーが多く、大迫力の重低音サウンドを楽しみたい人におすすめです。価格は5~20万円程度と幅があり、木目調などのおしゃれなデザインのモデルが充実しています。
関連記事:各シリーズの名機も紹介!JBLスピーカーおすすめ21選!ワイヤレス&防水タイプも
高音質にこだわるなら「DENON(デノン)」
デノンは、1910年創業の老舗オーディオメーカー。DENON HOMEシリーズ専用のサブウーファーを展開しており、自宅のホームシアター化がしたい人にぴったりです。また、デノンの機器は高音質にこだわっており、音のクオリティを重視したい人にも適していますよ。
関連記事:【最新版】DENON(デノン)おすすめスピーカー10選|選び方や特徴を細かく解説
ワイヤレスタイプも充実している「Bose(ボーズ)」
ボーズは、スピーカーをメインに取り扱う音響機器メーカー。ボーズといえばパワフルな重低音が武器で、サブウーファーのラインナップが充実しています。ワイヤレスタイプのモデルも多く、コードレスでサブウーファーを使いたい人におすすめですよ。商品の価格は、5~10万円前後です。
【小型サイズ】サブウーファーおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 種類 | 接続方法 | サイズ | 重量 | ドライバー口径 | 出力 | 再生周波数特性 | インピーダンス | その他特徴 | 付属品 | |
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SONY サブウーファー SA-CS9 | 楽天市場¥20,764 AmazonYahoo! | バスレフ型 | - | 29.5×40×34.5cm | 11.5kg | 25cm | 最大115W | - | - | - | - | |
YAMAHA サブウーファー A-YSTII NS-SW050 | 楽天市場¥16,209 AmazonYahoo! | - | RCA | 34.1×29.1×29.2cm | 8.5kg | 20cm | 50W | 28Hz~200Hz | - | - | サブウーファー用ピンケーブル | |
FOSTEX アクティブ・サブウーハー PM-SUBmini2 | 楽天市場¥33,660 AmazonYahoo! | 密閉型 | RCA | 20×23.3×18.5cm | 3.6kg | 13cm | 50W | 40Hz〜150Hz | - | - | 電源コード/ステレオRCAピンケーブル | |
Bose BASS MODULE 700 サブウーファー | 楽天市場¥98,000 AmazonYahoo! | - | - | 32.8×29.5×29.5cm | 13.6kg | - | - | - | - | アプリ対応 | 電源ケーブル/オーディオケーブル | |
Edifier T5 サブウーファー ED-T5-BK | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | - | RCA | 27.8×33.6×30cm | 11.5kg | 8インチ | 定格70W | 38Hz~200Hz | - | 位相切り替えスイッチ付き | 電源ケーブル/RCAケーブル/ユーザーズガイド/保証書 | |
DALI サブウーファー SUB-E9N | 楽天市場¥72,207 AmazonYahoo! | バスレフ型 | RCA | 30.7×28.8×31.1cm | 11kg | - | 最大250W | 37Hz~200Hz | - | - | - | |
YAMAHA サブウーファー VXS3SB | 楽天市場¥25,025 AmazonYahoo! | - | - | 32.2×16.2×11.8cm | 2.7kg | 3.5インチ | 40W | 65Hz~180Hz | 8Ω | 壁掛け対応 | ブラケット/スペーサー/安全ワイヤー/マスキングシート/ネジ | |
Sonos サブウーファー Sub Mini | 楽天市場¥57,300 AmazonYahoo! | - | ワイヤレス(Wi-Fi) | 23×23×30.5cm | 6.35kg | 6インチ | - | 最低25Hz | - | アプリ対応 | 電源ケーブル | |
Audioengine S8 パワードサブウーファー | 楽天市場¥52,470 AmazonYahoo! | バスレフ型 | RCA/ステレオミニジャック | 28.6×28.6×28.6cm | 13.6kg | 8インチ | 250W | - | - | - | 電源ケーブル/各種オーディオケーブル/サブウーファー用バッグ/ケーブル用バッグ/クイックスタートガイド | |
FOSTEX アクティブ・サブウーハー PM-SUB8 | 楽天市場¥44,550 AmazonYahoo! | 密閉型 | RCA/6mmTSフォーンジャック | 27.5×30×28cm | 8.1kg | 20cm | 80W | 50Hz〜150Hz | 10kΩ以上 | - | 電源ケーブル/ステレオRCAケーブル | |
MACKIE パワードフロアスタンディングサブウーファー CR6S-X | 楽天市場¥24,537 AmazonYahoo! | - | ワイヤレス | 28×28×25.5cm | - | 6.5インチ | 60W | - | - | - | - |
【小型サイズ】サブウーファーおすすめ人気ランキング11選
ここでは、幅30cm未満の小型サイズのサブウーファーをご紹介します。7畳以下の小さめな部屋で音響を楽しむ場合は、小型のサブウーファーがおすすめです。
高出力で迫力◎映画視聴に最適なバスレフ型
日本の大手総合電機メーカーであるSONY(ソニー)のサブウーファー。空気が出入りしやすいバスレフ型で、豊かで伸びのある低音を再生できます。最大出力115Wを備えており、映画やゲームを大迫力で楽しみたい人にぴったりです。
ウーファーユニットには、メーカー独自素材のMRC(発泡マイカ)を採用。軽量ながらも強度があり、低音にキレをプラスしてくれますよ。十分な機能を備えつつ、比較的リーズナブルな価格で購入できるのも嬉しいですね。
1万円台で安い!独自のポート構造でノイズのないクリアな低音を実現
YAMAHA(ヤマハ)のエントリーモデルに位置するサブウーファー。メーカー独自のツイステッドフレアポートを採用しており、空気孔(ポート)にひねりを加えることでノイズの原因となる気流の乱れを抑えています。
風切り音や音の歪みがなく、よりリアルな低音を再生できるので、映画や音楽ライブの鑑賞におすすめですよ。また、本体はラウンドフィルムにこだわり、すっきりとした外観に。シンプルながらも高級感抜群で、お部屋を洗練された空間にしてくれます。
同メーカーのスピーカーシリーズと相性抜群◎
FOSTEX(フォステクス)から販売されている密閉型サブウーファー。同メーカーの「PM0.3シリーズ」や「PM0.1シリーズ」と組み合わせに適しており、映画や音楽を大迫力で楽しみたい人におすすめです。見た目のバランスもよく、統一感のある音響空間を作れます。
スピーカー部分には、耐久性に優れたグラスファイバー素材を使用。適度な重量があり、深みのある重低音を響かせくれるのが魅力です。また、正面には隅木構造を採用しており、スピーカー部分をしっかりと支えることで音の歪みを軽減しています。
Boseが生み出す深みのある重低音が魅力
Bose(ボーズ)のベースモジュール700は、普段のドラマや音楽視聴に臨場感をプラスしてくれるモデル。メーカー独自のQuietPortテクノロジーを搭載しており、コンパクトなボディからは想像できないような深みのある重低音を再生してくれます。
同メーカーの「SOUNDBAR 700」と合わせれば、最高のホームシアターが完成します。また、デザインにもこだわっており、従来にはなかったガラストップ仕上げを採用。洗練された外観で、どんなインテリアにも自然にマッチします。
安いのに音質を安定させる位相切り替えスイッチ付きは嬉しい!
中国のオーディオメーカーであるEdifier(エディファイア)のサブウーファー。定格出力は70Wを備えており、ほどよく量感のある低音を響かせます。ホームシアターや音楽鑑賞用など、あらゆる用途で役立つアイテムです。
また、本製品は1万円台とリーズナブルな価格ながら、PHASEスイッチ(位相切り替えスイッチ)を搭載しているのが特徴。状況に合わせて音の信号の位相を切り替えられるので、いつでも安定した音質を楽しめます。さらに、ローパスフィルターが備わっており、背面のダイヤルで低音の強さを調整できます。
高級感抜群!マット仕上げのボディがおしゃれ
DALI(ダリ)は、デンマークで誕生した高級スピーカーブランド。大口径のドライバーユニットを搭載したサブウーファーです。旧モデルの優れた音質はそのままに、高級感たっぷりのデザインに仕上げています。
サテンカラーのボディは見栄えが良いだけでなく、照明が反射しづらいのが魅力。視界を邪魔せず、ハイクオリティなサウンドに集中できます。また、最大250Wの高出力モデルなので、パワフルな低音サウンドで映画や音楽を楽しみたい人におすすめです。
店舗向け!付属金具で天井&壁掛け設置が可能
日本を代表する総合楽器メーカーであるYAMAHA(ヤマハ)のサブウーファー。店舗向けに展開されているモデルで、カフェやアパレルショップのBGM用におすすめです。付属の金具で壁や天井にサブウーファーを設置でき、デッドスペースを活かせます。
スピーカーには、メーカー独自開発のSR-Bass方式を採用。迫力がありながらも、クリアな低音サウンドを再生してくれます。カラーは、ブラックとホワイトの2種類。お店のインテリアや壁紙の色に合わせて、ぴったりなものを選べますよ。
直径23cm!デスクやラックの上に設置しやすい
Sonos(ソノス)は、スマートスピーカーなどで有名なアメリカの家電メーカー。直径23cmのコンパクトなサブウーファーです。スペースを取らず、デスクやラックに設置しやすいのはもちろん、一人暮らしの小さなお部屋でも置きやすいですよ。
また、Wi-Fiに対応しており、ワイヤレスで接続できるのが特徴。電源ケーブルを繋ぐだけでアプリが自動で本体を検出してくれるので、初心者でもスムーズに使いこなせます。アプリでは、イコライザーの設定や低音のコントロールができるのも嬉しいですね。
最大出力200W!迫力重視で楽しみたい人に◎
2005年に生まれたスピーカーメーカーAudioengine(オーディオエンジン)のサブウーファー。8インチの専用ドライバーユニットを搭載しており、最大200Wの高出力を叶えています。迫力たっぷりに映画や音楽を楽しみたい人におすすめです。
脚はエラストマー製で、本体の不要な振動を軽減してくれるのが魅力。また、オートスリープが備わっており、一定時間使用がなかった場合に自動で省電力モードに切り替わります。電力を無駄遣いする心配がなく、お休み前の音楽鑑賞などに役立ちます。
クリアな高音質&豊かな表現を楽しめる密閉型
FOSTEX(フォステクス)は、アンプやスピーカーを販売する音響機器メーカー。口径20cmのコーン型スピーカーを搭載したサブウーファーです。同メーカーのアクティブ・スピーカーPMシリーズと一緒に使うのがおすすめですよ。
密閉型の構造と厚さ2.4cmの振動板によって、不要な反響音をしっかりと抑えてくれるのが特徴。表現力にも長けており、クリアかつ表現力豊かなサウンドを楽しめますよ。また、オート・スタンバイ機能付きで、使いやすさにこだわる人に最適です。
タッチ対応!音量調整やミュート切り替えができる
アメリカのオーディオメーカーであるMACKIE(マッキー)のサブウーファー。スピーカーユニットを下向きに搭載するダウンファイリング方式を採用しており、コンパクトなボディと迫力抜群の低音サウンドを両立しています。
また、本体はタッチコントロールに対応。指で本体に触れるだけで、直感的にボリュームやミュートのオンオフを操作できます。さらに、本体は四隅にLEDライトを搭載しており、好きなカラーに光らせて楽しめます。
【大型サイズ】サブウーファーおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 種類 | 接続方法 | サイズ | 重量 | ドライバー口径 | 出力 | 再生周波数特性 | インピーダンス | その他特徴 | 付属品 | |
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POLK AUDIO サブウーファー PSW10 | 楽天市場¥29,818 AmazonYahoo! | バスレフ型 | - | 35.6×41×36.6cm | 11.8kg | 25cm | 最大100W | 35Hz~200Hz | 4Ω | 位相切り替えスイッチ付き | - | |
YAMAHA サブウーファー NS-SW300 | 楽天市場¥46,691 AmazonYahoo! | - | - | 42×35×36.6cm | - | 25cm | - | - | - | - | サブウーファー用ピンケーブル/システム接続ケーブル/取扱説明書 | |
SONY サブウーファー SA-SW3 | 楽天市場¥42,312 AmazonYahoo! | - | ワイヤレス | 40.2×38.25×20.1cm | 9kg | 16cm | 最大200W | - | - | - | - | |
POLK AUDIO サブウーファー MXT12 | 楽天市場¥36,991 AmazonYahoo! | バスレフ型 | - | 40.7×41.8×45.6cm | 17.7kg | 30㎝ | 最大100W | 24Hz~160Hz | 4Ω | 位相切り替えスイッチ付き | - | |
YAMAHA アクティブサブウーファー HS8S | 楽天市場¥52,019 AmazonYahoo! | バスレフ型 | - | 30×35×38.9cm | 12.5kg | 8インチ | 最大150W | 22Hz~160Hz | - | - | - | |
SVS シールドサブウーファー SB-1000 Pro | 楽天市場¥155,000 AmazonYahoo! | 密閉型 | ワイヤレス(Bluetooth) | 35×35×33cm | 11.9kg | 12インチ | 最大325W | - | - | アプリ対応 | - | |
Sonos サブウーファー Sub | 楽天市場¥99,818 AmazonYahoo! | - | ワイヤレス(Wi-Fi) | 40.2×38.9×15.8cm | 13.15kg | - | - | - | - | アプリ対応/縦置き・横置き対応 | - | |
B&W サブウーファー ASW610 | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 密閉型 | RCA/AUX | 37.5×31×31cm | 12.5kg | 25cm | 200W | - | 33KΩ | - | - | |
KEF サブウーファー Kube10b | ¥84,800 楽天市場AmazonYahoo! | 密閉型 | RCA | 37×35.3×37cm | 17.4kg | 25cm | - | 24Hz~140Hz | - | - | - |
【大型サイズ】サブウーファーおすすめ人気ランキング9選
ここでは、幅30cm以上の大型サイズのサブウーファーをご紹介します。7畳以上の広い部屋で映画や音楽鑑賞を楽しむ場合は、大型のサブウーファーをチェックしましょう。
設計段階で共振や歪みを軽減!クリアな音を楽しめる
アメリカのオーディオメーカーPOLK AUDIO(ポークオーディオ)のサブウーファー。口径25cmのロングストローク・ウーファーを内蔵しており、バスレフ型らしいパワフルな低音を響かせます。共振や歪みが少なく、音のクリアさを求める人にもおすすめですよ。
本体は、位相切り替えスイッチを搭載。また、低音域の周波数だけを通過させるローパスフィルターを備えているため、サブウーファーとスピーカーが音を打ち消し合ってしまうことを防ぎます。さらに、スタイリッシュなデザインで、お部屋にマッチしやすいのも嬉しいですね。
ヤマハ独自の本体構造で迫力ある重低音を再生
人気メーカーYAMAHA(ヤマハ)のサブウーファー。メーカー独自のA-YST方式を改良したA-YSTⅡ方式を採用しており、大型モデル並みの迫力ある重低音を再生できます。スピーカーユニットは角断面ボイスコイルワイヤー内蔵で、低音に締まりと深みを加えていますよ。
また、ヤマハのアンプやスピーカー、プロジェクトとの相性がよく、システムコントロールに対応。ケーブルで機器同士を接続しておけば、電源のオン・オフが自動で連動します。音楽や映画を楽しむ際に、スムーズにオーディオ環境を整えられます。
対応機器なら自動でワイヤレス接続ができる
大手メーカーSONY(ソニー)のサブウーファー。スピーカーユニットにシグマ型磁気回路を採用しており、歪みの少ないクリアなサウンドを再生します。最大出力は200Wで、映画やゲームを迫力たっぷりで楽しみたい人におすすめです。
また、ワイヤレスに対応しており、ケーブルなしで接続できるのが特徴。対応のサウンドバーやホームシアターシステムなら、電源を入れるだけで自動でペアリングが行われます。面倒な接続作業がいらず、初めてサブウーファーを購入する人にも安心ですよ。
臨場感抜群!ベストセラーシリーズの人気モデル
POLK AUDIO(ポークオーディオ)は、50年近い歴史を持つアメリカの老舗オーディオメーカー。メーカーのベストセラーとして高く評価されているMonitor XTシリーズのサブウーファーです。口径30cmの大型ウーファーを内蔵しており、深みのある低音を再生します。
音楽・映画・ゲームなど、さまざまなコンテンツに圧倒的な臨場感をプラスしてくれますよ。本体背面には、位相切り替えスイッチやボリュームコントロールを搭載。スピーカーとの相性や好みに合わせて、サウンドをカスタマイズできますよ。
専用設計パワーアンプを搭載!超低音域もカバー
YAMAHA(ヤマハ)のHSシリーズのバスレフ型サブウーファー。HSシリーズは、スタジオ環境向けの高品質オーディオを展開しているシリーズです。低音域専用設計のパワーアンプを搭載しており、最大150Wの高出力を叶えていますよ。
再生周波数帯域は、22Hz~160Hzまでの広範囲をカバー。普通のスピーカーでは表現しきれない低音もしっかりと再生してくれます。また、本体は底面に脚がついているため、床に直接置いても振動が響きにくいのが魅力です。
専用アプリあり!音量調整やプリセット設定が可能
最大325Wの高出力を誇る超パワフルなサブウーファー。音漏れを防ぐ密閉型で、音質重視でオーディオを選びたい人におすすめです。極厚かつ剛性に優れたエンクロージャーを採用しており、キレのある低音を楽しめます。
また、専用のSVSサブウーファーDSPアプリに対応しているので、スマートフォンやタブレットから本体を操作できるのが特徴。アプリでは、サブウーファーのボリュームコントロールはもちろん、カスタムプリセットの管理やシステムのパフォーマンスの設定もできます。
床や壁に振動が響きにくい独自のデザインが特徴
Sonos(ソノス)のワイヤレスタイプのサブウーファー。中央に穴が開いたユニークなデザインで、インテリアの主役になるアイテムです。ソノスのスピーカーにのみ対応しており、自宅を憧れのホームシアターにできますよ。
本体には、中央の穴をぐるりと囲むようにドライバーユニットが内蔵。向かい合ったユニット同士が振動を打ち消し合うため、床や壁に振動が伝わりにくいのがメリットです。縦置き・横置きの両方に対応しており、床に直置きしても音漏れが気になりません。
DTMにも◎高級スピーカーメーカーの人気モデル
イギリスの高級スピーカーブランドであるB&W(バウワースアンドウィルキンス)のサブウーファー。25cm大型ドライバーユニットを本体に搭載しており、低音サウンドの再生に必要な大量の空気を振動させます。
音漏れを防止する密閉型で、締まりのある音を響かせてくれるのも特徴。音楽を高音質で楽しみたい人はもちろん、DTMなどの制作作業に使いたい人にもおすすめです。また、RCAケーブルとAUXケーブルの2つに対応しており、手持ちの機器と簡単に接続できます。
入力信号を判別して自動で音量を調整してくれる
KEF(ケーイーエフ)は、1961年にイギリスで誕生したスピーカーメーカー。密閉型エンクロージャーを採用したサブウーファーです。入力信号を分析し、自動で音量を最適化する技術「iBX(インテリジェント・バス・エクステンション)」を搭載しています。
また、本体には口径25cmの大型ユニットを内蔵しており、パワフルなサウンドを再生できます。壁寄せやコーナーなど、置き場所に応じたイコライザーを設定できるのも嬉しいポイント。スタイリッシュなデザインで、おしゃれなサブウーファーが欲しい人におすすめですよ。
サブウーファーの取り付け方法
ここでは、サブウーファーの接続方法を紹介します。スピーカーに繋ぐ場合とテレビと繋ぐ場合の2つの手順をまとめているので、初めてサブウーファーを購入する人は目を通しておきましょう。
スピーカーとサブウーファーを接続する場合
- ケーブルを繋ぐ
- 電源を入れる
- 音が出るかを確認する
- サウンドを調整する
まずは、スピーカーとサブウーファーで対応している接続端子を確認します。RCA・HDMI・サブウーファー専用など、必要なケーブルは機器によって異なるため、付属していない場合は別途購入しておきましょう。
スピーカーとサブウーファーをケーブルで接続し、本体の電源を入れます。音量を小さめに設定して、サブウーファーから音が鳴っているかを確認してください。サブウーファーから問題無く音が出たら、サウンドの調整を行います。
サブウーファーには専用のスマートフォンアプリに対応したものもあり、低音の強さや音量を簡単に調整できますよ。アプリに対応していない場合は、本体のダイヤル(つまみ)でコントロールしてください。
テレビとサブウーファーを接続する場合
- ケーブルを繋ぐ
- 電源を入れる
- 音が出るかを確認する
- サウンドを調整する
テレビは、サブウーファー専用端子が備わっていないものが多いため、HDMIやAUXといったオーディオケーブル、もしくは端子変換コンバーターを用意します。ただし、テレビとサブウーファーが同じメーカー・シリーズの場合、接続用の専用端子が備わっているケースがあります。
まずは、テレビとサブウーファーを接続して、2つの電源を入れます。音量を小さくした状態で、サブウーファーから音が流れているかを確認してください。問題無く音が出たら、スマートフォンアプリや本体のつまみで音を調整します。
【騒音対策も】サブウーファーの理想の置き場所は?
- メインスピーカーの近く
- 普段座っている場所の近く
サブウーファーは、安定した床やテレビ台の上に設置するのが一般的です。メインスピーカーのすぐ隣に設置する場合は、左右どちらでもOK。サブウーファーは指向性がないため、どこに置いても音が部屋全体に広がりやすいですよ。
映画やドラマの臨場感を高めたいなら、普段自分が座っている位置の近くに置くのがおすすめ。特に、耳の高さに合わせることで、低音がダイレクトに耳に届くようになります。
一方で、部屋の四隅や壁際に置くのはNG。特に、サブウーファーを部屋の角に設置した場合、低音が若干遅れて聞こえてしまうことがあります。また、壁際(壁掛け)に設置すると、隣の部屋に音漏れしたり、音がブレやすいので注意してください。
さらに、サブウーファーは「床に直置きすると音がブレにくくなる」という特徴がありますが、マンションや2階以上のお部屋で使う場合は階下に音漏れしてしまうことも。厚手のカーペットを敷く・防音材or防振材を噛ませるなど、騒音を抑える工夫を行いましょう。
サブウーファーの関連商品
今回は、サブウーファーの周辺機器についても紹介。サブウーファーと一緒に揃えておきたいアイテムや車用のサブウーファーなどをピックアップしています。
音の反響を抑えてくれる「吸音材」
吸音材とは、空気に伝わる振動を熱エネルギーに換える素材のこと。一般的に音を抑えるための防音材として使われますが、吸音材には反響音を軽減する効果も備えているため、サブウーファーの音をダイレクトに聞き取れるようになるのがメリットです。
また、吸音材は、スポンジやウールでできたものがあり、それぞれに特徴が異なります。趣味で音楽・映画を楽しむ程度なら必須ではありませんが、音質にこだわる人はぜひチェックしてみてください。
設置する高さを調整できる「サブウーファースタンド」
サブウーファーは、耳に近い位置に置くと、音の臨場感が高まります。また、床に直置きすることで低音の迫力が増しますが、逆に床から離すとクリアな音質になります。サブウーファーの高さを調整したり、低音の歪みを軽減したいなら、サブウーファースタンドを使いましょう。
関連記事:【音質がUPする】スピーカースタンドおすすめ20選|卓上用・木製・クランプも
カーオーディオに追加したいなら「車載用サブウーファー」
サブウーファーには、車載用のものも多く登場しています。カーオーディオに繋ぐことで、ズンズンと響く重低音を楽しめるのが魅力。シート下に置くタイプやトランクに積むタイプなど商品の形状はさまざまで、好みや車種に合うものを選ぶことが大切です。
関連記事:【心地よい重低音】車用サブウーファーおすすめ15選!小型で安いモデルや人気のカロッツェリアも紹介
サブウーファーについてのよくある質問
サブウーファーはどこで買える?
サブウーファーは中古で買ってもいい?
サブウーファーは自作できる?
サブウーファーのおすすめまとめ
- 低音をパワフルに楽しみたいならサブウーファーがおすすめ
- バスレフ型?密閉型?用途に合ったタイプを選ぼう
- 騒音トラブルに注意!サブウーファーの置き場所も重要
今回は、「サブウーファー」について紹介しました。低音を増強してくれるサブウーファーは、自宅をホームシアター化したい人や音楽鑑賞を楽しむ人にぴったりのアイテム。ぜひこの記事を参考にして、自分に合ったサブウーファーを見つけてくださいね。