テレビ番組の録画に役立つアイテムは幾つかあります。その中でも、増設も簡単で、気軽に録画できるのが「外付けHDD(ハードディスクドライブ)」。最近では、価格が1万円を切る安い機種も増え、人気沸騰中です。
しかし、外付けHDDの種類は豊富。何を選べばいいのか分からない。ブルーレイレコーダーとの違いを知りたい。そのような人も多いのではないでしょうか。
そこで、テレビ用の外付けHDDを初めて購入する人に向け、選び方や、導入のメリット・デメリットを徹底解説。また、今話題の人気機種を、売れ筋ランキング形式でご紹介し、購入のお手伝いをさせていただきます。
編集部
目次
テレビ用の外付けHDDとは
「TV用 外付けHDD」とは、テレビ番組の録画に役立つ、便利な記憶ドライブのことです。「テレビ録画用外付ハードディスク」などと呼ばれることもあります。
TV用 外付けHDDの録画の仕組みはシンプルです。テレビにUSBを差し込み、テレビ側の録画機能を使って録画します。
TV用 外付けHDDがおすすめな理由!

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テレビ録画機器といえば、「BDレコーダー(ブルーレイレコーダー)」も有名です。しかし、録画対応テレビであれば外付けハードディスクを接続するだけで録画可能なため値段が安く、配線が簡単で設置場所も取りません。
特に価格帯は、最大のメリットです。最近のTV用 外付けHDDは、安いもので10,000円を切るようになりました。標準的なBDレコーダーの1/3で、中古の状態が良い物でも1,000円台〜と激安です。
TV用外付けHDDはコスパよくテレビ映像を録画したいと思っている人に、ぴったりのアイテムといえるでしょう。では早速、録画用ハードディスクの特徴や選び方を見ていくことにしましょう。
テレビの視聴環境を整えるのに役立つアイテムは、録画用ハードディスクの他、スピーカー・テレビ本体など沢山あります。以下の記事では、これらのアイテムの選び方を分かりやすく説明しています。
テレビに接続できるHDDの選び方は?
テレビ接続用のHDDの特徴を簡単に見ていくことにしましょう。
USB接続できるテレビであればHDDを使える

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録画対応のテレビには、外付けHDDを接続可能なUSB端子が基本的に搭載されています。HDDを機器に接続する方法は複数ありますが、その中からUSBで接続できるものを選べば録画に利用できます。
USBポートは、テレビの側面や背面に付いているので、確認してみましょう。
外出先でも録画した番組を見れるネットワーク付きHDDもある

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別の部屋でテレビ番組を見たい場合や外出先でも録画映像を楽しみたい方は、LAN機能を備えたテレビ用HDDを選びましょう。
たとえば、BUFFALO(バッファロー)の「nasne NS-N100」は、Amazonで人気のネットワーク付きHDD。SIE製テレビアプリ「torne mobile」に対応し、スマホやタブレットで視聴できます。
スマホで動画を見ると通信制限を気にする人も多いですが、事前書き出し機能で制限を気にせず利用できるのが◎です。
ネットワーク付きHDDの利用には、Wi-Fiなど、ネットワークを利用できる環境が必要です。「NASってなに?」「NAS型 HDDがよくわからない」という人はこちらをチェックしてみてください。
レコーダー(録画)機能がないTVならHDDに録画できない
TV用 外付けHDDの利用で注意したいのが、テレビとHDDの関係。先の仕組みでも説明したように、外付けHDDは、テレビに完全に依存しています。つまり、録画信号はハードディスクではなくテレビが出しています。
そのため、レコーダー(録画)機能のないテレビでは、外付けHDDを利用できません。USBポートがあっても利用できません。誤解が多いので非対応テレビには注意しましょう。
録画機能のないテレビでは、BDレコーダーなどを利用して、テレビ番組を録画しましょう。
テレビで録画ができない場合は、PCテレビチューナーを利用してパソコンでテレビの視聴・録画をできるようにするのもおすすめです。
関連記事:外付け型・内蔵型!PCテレビチューナーおすすめ20選。BS・CS対応モデルも紹介
テレビ用 外付けHDDを選ぶときのポイント
TV用 外付けHDDは、高いものから安いものまで、様々な種類があります。自分に合った機種を、どのように選べば良いのでしょうか。おすすめの選び方をまとめました。
TV用のハードディスクなら1TB~3TB、4K録画の場合は4TB以上の容量がおすすめ
テレビ用HDD選びで、真っ先に気にしたいのが、「容量」、つまりディスクサイズです。容量が多ければ多いほど、録画を撮りためられます。
おすすめの容量は、1~3TB(テラバイト)。TB数だと分かりにくいですが、「1TB=地上波125時間」と思っておくと良いでしょう。
- 地デジ放送なら1TBで129時間の録画ができる
- BS・110度CSなら1TBで90時間の録画ができる
- 4K放送なら1TBで65時間の録画ができる
たとえば、1時間のドラマを10話録画すると「10時間」です。1TBの容量目安は、10話完結のドラマシリーズを、12~13シリーズ録画できるほどのスペックを持っていると考えることができます。
ただ、使ってみると、思った以上に1TBはすぐに消費されるのも事実。録画したものをこまめに消す人なら1TB、番組を撮りためておきたい人なら2~3TBがおすすめです。
容量が大きいと値段も高くなるので、自分に合ったものを選びましょう。1週間単位でこまめに消していく人は1TB、数カ月撮りためておきたい人は2~3TBがおすすめです。
安くて大容量なのは据え置きタイプのハードディスク

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TV用 外付けHDDの種類は、「据え置き型」と「ポータブル型」に分けられます。据え置き型は、AC電源が必要ですが、ポータブル型より安く、容量も多い傾向にあります。
種類 | メリット | デメリット |
据え置き型 |
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ポータブル型 |
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それぞれにメリット/デメリットがあります。しかし、テレビの録画用にHDDを買うなら、まず価格が安い「据え置き型HDD」の購入を検討してみるのが良いでしょう。
たとえば、SEAGATE(シーゲイト)の「SGD-MY020UBK」は据え置き型の外付けHDDです。容量は2TB。同容量のポータブル型は10,000円ほどしますが、この機種なら現在Amazon価格8,000円ほど。出費を2,000円ほど抑えられます。
24時間録画しっぱなしなら「24時間稼働」対応タイプを選ぼう

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パナソニック「DIGA(ディーガ)」の「全録」、東芝「REGZA(レグザ)」の「タイムシフトマシン」など、全時間の自動録画機能を持つテレビがあります。長尺録画には、耐久性を備えた「24時間稼働」対応タイプがおすすめ。
人気なのが、TOSHIBA(東芝)の「THD-400V3」。REGZAの純正品なので、タイムシフトマシンとの相性もばっちりです。「安定した稼働」「思う存分録画ができる」といった好意的な口コミが多かったです。
ファンレス設計なら静音性に優れる

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TV用 外付けHDDで見落としがちなのが、静音性です。意外とファンの回転音は気になるものです。特に、夜間録画をする人は、稼働音が静かな「ファンレス設計」がおすすめ。
たとえば、I-O DATA(アイ・オー・データ)の「EX-HDAZ-UTL4K」はファンレス設計の静音モデルです。ファンの代わりに、筐体の凹凸構造が特徴。平面に比べて約6パーセント表面積が増えるので、効果的に放熱をしてくれます。
テレビの買い替えを検討中の方はSeeQVault対応HDDがおすすめ

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これまでコピープロテクトによりテレビやレコーダーなどの機器をまたいで録画映像を再生できませんでしたが、これを解消したのがSeeQVaultという技術です。SeeQVault対応のテレビと外付けHDDを使用すれば、テレビの買い替えても過去に録画した映像を再生できます。
SeeQVault対応でも、メーカーが違う録画機器の場合は再生の対象外です。また、HDDをSeeQVault方式で初期化していない場合も、別の機器では再生できないため注意しましょう。
安いテレビ用外付けHDD おすすめ比較一覧表
テレビ用外付けHDD おすすめ人気ランキング18選!
今売れ筋の人気のモデルを、ランキング形式で、ご紹介していきます。
全録・同時録画に強い!ダビングスピードの速さが自慢の外付けHDD
性能が高いCMR方式のHDDを搭載しているHD-ACDU3シリーズ。データ処理が早く、録画番組を高速でダビングできます。24時間全自動録画中でもダビングスピードは衰えません。また、放送時間が同じ番組の同時録画にも強いです。
ストレージ容量は4種類から選択可能。8TBであれば4K放送だと500時間以上、地デジ放送だと900時間以上の録画ができます。2TBなら13,000円ほどと価格も安いです。
口コミでは「レグザのレコーダーと問題なく使える」「音も静かで安定して使える」と好評の声が見られました。
本体サイズ | 114mm×33mm×171mm (幅×高さ×奥行) (突起部除く) |
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本体重量 | 約900g |
ストレージ容量 | 2TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | ○ |
ファンレス | ○ |
コンパクト&コスパ良好なおすすめの外付けHDD
文庫本ほどの大きさの外付けHDDです。コンパクトサイズなのでテレビ周りのスペースが限られていても設置OK。わずか4cmの狭いすき間にも設置できます。
また、テレビと本体を付属のロングケーブルで繋ぐだけで簡単に接続完了。電源ケーブルが不要なので、テレビ周りが配線でごちゃごちゃしにくいのも嬉しいですよね!
メーカー独自のランク付けでGOLD認定されている高い静音性も魅力。寝室のような静かな場所でも、本体に近づかないと動作音が聞こえないほどです。さらに、暗い場所で使用しても運転ランプの光が気にならないデザインにも注目。消灯後の寝室で録画が始まってもHDDからの光で眠りが妨げられる心配がありませんよ。
本体サイズ | 約35(W)mm × 112(D)mm × 133(H)mm (スタンド付き、ゴム足含む) |
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本体重量 | 1TB・2TB:約210g 3TB・4TB:約270g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・3TB・4TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
ビエラでの録画に適したパナソニックお墨付きの外付けHDD
パナソニックのブルーレイレコーダー「ディーガ」と同じハードディスクが搭載された1台です。パナソニックがおすすめしているモデルなので、同メーカーのテレビ「ビエラ」の録画用機器として使うのにぴったり。さらに、東芝・シャープ・ソニーなど他の大手メーカーテレビにも対応しています。
本体とテレビを繋ぐUSBケーブルには長さ約1.5mのものが付属。やや長めのケーブルなので、テレビのすぐ近くにスペースがない場合でも設置しやすいです。また、ファンレス設計やカバーの二重構造などで高い静音性も実現しています。
国内の工場で組立てや品質検査を行っているので安心感もあり。ビエラを所有している人は要チェックです。
本体サイズ | 約180(W)mm × 180(D)mm × 45(H)mm (ゴム足含む、突起部含まず) |
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本体重量 | 3TB・4TB:約910g 6TB:約980g |
ストレージ容量 | 3TB・4TB・6TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | ○ |
ファンレス | ○ |
SeeQVault対応で録画データを簡単引継ぎ。故障対策も◎
コンテンツ保護技術のSeeQVaultに対応している外付けHDDです。テレビも同技術に対応していれば、HDD本体とテレビを付属のケーブルで繋ぐだけで録画データの引継ぎが簡単に完了。テレビを買い替えたときや別の部屋にあるテレビで録画番組を見たいときなどに便利です。
自己診断でHDDに異常が見つかるとお知らせしてくれる便利機能もあり。Android搭載テレビだと無料の専用アプリに通知が届き、未搭載のテレビだとHDD本体のLEDランプでお知らせ。故障する前に録画データを別の機器にバックアップするなどの対策がとれて安心です。
SeeQVault対応のものが欲しい人、故障が心配な人におすすめですよ!
本体サイズ | 171mm×33mm×114mm(幅×高さ×奥行)(ケーブルカバー/突起部除く) |
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本体重量 | 約900g |
ストレージ容量 | 2TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | ○ |
24時間稼働 | - |
ファンレス | ○ |
1万円以下で安い!小さめ容量でリーズナブルな外付けHDD
家電やパックご飯などのテレビCMでお馴染みのメーカーの外付けHDDです。ストレージ容量は小さめの1TBから大きめの4TBまで計3種類から選択可能。1TBなら9,000円台と価格も安いので、容量よりも値段を重視して選びたい人におすすめの1台ですよ。
テレビの電源をオンにするとHDDの電源も自動でオンになり、テレビをオフにするとHDDも自動でオフになる便利な連動機能付き。HDDの電源操作を行う手間が省け、付け忘れや消し忘れも防げます。
20以上のメーカーの700種類以上に及ぶ機器に幅広く対応しているのも魅力。テレビのみならず、パソコン・ゲーム機・カメラに繋いでデータのバックアップなどにも使用できます。
本体サイズ | 1TB・4TB:幅約3.4cm×奥行約17.2cm×高さ約11.5cm (突起部分含まず) 2TB:幅約3.5cm×奥行約17.2cm×高さ約11.6cm (ゴム足部分含む) |
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本体重量 | 1TB:約610g (本体のみ) 2TB・4TB:約800g (本体のみ) |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・4TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | ○ |
耐衝撃性に優れたコンパクトな外付けHDD
耐衝撃性に優れたラバーをアウターケースに使用することで、2mの高さから落ちても耐えられる外付けHDD。移動させる際や誤ってコードを引っ掛けて落としてしまった場合でも、大切なデータを守ってくれます。
ボタンを押すだけで簡単にバックアップできる、ワンタッチバックアップボタンを搭載。HDD内に保存されたデータを簡単にパソコンなどにバックアップできるだけでなく、あらかじめ設定しておけばファイルの同期も可能です。
コンパクトサイズで簡単に持ち運べるのも魅力の1つ。安心してHDDを使いたい方や、ぶつけたり落としたりしてデータを失いたくない方におすすめの製品です。
本体サイズ | 8.08×12.95×1.61㎝ |
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本体重量 | 185g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・4TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
最小クラスのHDD 静音コンパクトな据え置きモデル
外付けHDDとして、テレビやPCで使える人気モデル、BUFFALO(バッファロー)のHD-AD4U3。
従来品の26.5パーセントの小型化を実現。筐体は114✕171mm、HDDは業界最小クラスのサイズを誇ります。
また、静音もグッドポイント。制振ゴム・無通気孔・ファンレス設計で、動作音を最小限にしてくれます。夜間録画がしたいひとにぴったりです。
対応機種は、AQUOS・レグザ・オリオンなどです。
本体サイズ | 114×33×171mm |
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本体重量 | 900g |
ストレージ容量 | 2TB・3TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
価格が安い&薄型で取り回しやすい 安心の日本製ドライブ
コスパの良いTOSHIBA(東芝)のポータブルハードディスクです。特徴は、安心な日本製ドライブであること、BUFFALO(バッファロー)のデータ復旧サービスに対応していることです。
対応機種は、TOSHIBA(東芝)のREGZA(レグザ)、Sony(ソニー)のBRAVIA(ブラビア)、Hisense(ハイセンス)、三菱、LGなど幅広いのも良いところ。
故障予測サービス「みまもり合図」にも対応していて、もしもの時に安心です。
本体サイズ | 10.9 x 7.8 x 1.4 cm |
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本体重量 | 200g |
ストレージ容量 | 1TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
故障予測でもしもの時も安心 引っ越しサービスでデータ移行も
2TBがAmazon価格8,000円のTOSHIBA(東芝)の外付けHDD。4Kのテレビ録画、PS4などゲーム機での利用など、汎用性のあるハードディスクです。
故障予測をLEDで知らせてくれる「みまもり合図」に対応。予測を検知するとオレンジ色に光り、HDDの異常時は緑とオレンジ色が交互に点灯します。
また、録画した番組を初期化したくないなら、引っ越しサービスも利用可能。新HDDにまるごとデータ移行できます。
本体サイズ | 114(W)x171(D)x33(H)mm |
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本体重量 | 600g |
ストレージ容量 | 2TB・4TB・6TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
1TBから8TBのバリエーション 安心機能も充実
TVとPCで使える、BUFFALO(バッファロー)の外付けHDDです。
容量のバリエーションも豊富なのが良いところ。コスパの良い1TBモデルから、大容量の8TBまで選べます。
テレビは、LG・三菱・日立のWooo、Sony(ソニー)のBRAVIA(ブラビア)・SHARP(シャープ)のAQUOS(アクオス)などへの接続が可能です。
その他、録画番組の引っ越しサービスや、異常を感知する「みまもり合図」など、安心機能も設定できます。
本体サイズ | 114×33×171mm |
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本体重量 | 900g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・3TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
REGZAの純正モデル タイムシフトマシン対応で長尺録画も
TOSHIBA(東芝)REGZA(レグザ)のタイムシフトマシン機能を利用できる、24時間稼働タイプです。
長尺録画にも対応し、耐久性のある増設HDDとなっています。通常のテレビ用HDDと比べて割高ですが、純正のHDDなので、テレビとの相性抜群です。REGZAを持っている人は、活用してみるのはどうでしょうか。
台座もありがたいところ。縦置きにも横置きにもでき、設置しやすいのがグッドポイントです。
本体サイズ | 213×31×120 mm |
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本体重量 | 1332g |
ストレージ容量 | 4TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | 〇 |
ファンレス | 〇 |
コンパクトで携帯しやすいモデル ACアダプターは不要
Amazon’s Choiceにも選ばれた、ELECOM(エレコム)のポータブルHDDです。
特徴は、11.7✕8cmのコンパクトボディー、引き継ぎ可能なSeeQVault対応、ACアダプタ不要で取り回しがしやすいことです。
ポータブルなのに、データの引き継ぎができるモデルは少ないため、携帯性と使いやすさが両立したモデルを探している人にはぴったりといえるでしょう。
大きさは、iPhoneと同じくらいの大きさです。
本体サイズ | 11.7 x 8 x 2.1 cm |
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本体重量 | 399g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB |
SeeQVault対応 | 〇 |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
デザインがシンプルかつコンパクトで設置場所に困らない!
デザインがシンプルで部屋の雰囲気を邪魔せず、サイズもコンパクトで置く場所に困らない外付けHDDです。データの移動やバックアップが必要な場合でも、持ち出す際に邪魔になりません。
電源不要のためUSBケーブルをテレビに差し込むだけで使用可能。接続したテレビの設定手順に従って録画データの保存先に設定すれば、難しい手順などなく誰でも簡単に使えます。
テレビだけでなく、パソコンやゲーム機にも対応。テレビ以外にも幅広く使用できる製品です。
本体サイズ | 7.6×11.5×1.4cm |
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本体重量 | 175g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・4TB・5TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
ファンレス設計で放熱・静音 縦置きにも横置きにもできる便利型
静音と放熱を重視した、I-O DATA(アイ・オー・データ)のHDDです。
特徴は、ファンレス構造・防振用ゴム、凹凸デザインです。平面と比較して約6パーセント表面積が増やされ、その分冷却性能が高い製品となっています。
また、用途に応じて、縦置き・横置きにもできます。置き方が自由なので、テレビ用HDDとしては◎です。
接続対応機種は、TOSHIBA(東芝)のREGZA(レグザ)や日立のWooo、FUNAI(フナイ)などです。
本体サイズ | 約34(W)×172(D)×115(H)mm |
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本体重量 | 800g |
ストレージ容量 | 2TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
コンパクトな軽量モデル 滑らかなでデザインがオシャレ
SEAGATE(シーゲイト)のコスパ外付けHDD。大手SEAGATE自らが開発したHDDを搭載した、高品質モデルです。
据え置き型ですが、厚さはわずか3.6cm。コンパクトで滑らかなデザインで、設置も楽々行えます。
使い方はとっても簡単。ハードディスクをテレビに接続し、HDDが認識するのを待つだけ。ソフトウェアのインストールなども必要ないので、初心者でもすぐに始められます。
また、ファンレス設計で動作音が小さいのも◎です。
本体サイズ | 17.6 x 12.1 x 3.7 cm |
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本体重量 | 950g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・3TB・4TB・6TB・8TB・10TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
SeeQVault対応+ファンレス設計 使い勝手の良いモデル
ELECOM(エレコム)のSeeQVaultに対応した、静音モデルです。
乗り換えられる機種は、TOSHIBA(東芝)のREGZA(レグザ)、Panasonic(パナソニック)のVIERA(ビエラ)、Sony(ソニー)のnasneなど。データの引き継ぎができるため、録画データを長期保存できるのがグッドポイントです。
また、ファンレス設計で、静音なのも◎。録画番組を引き継ぎたい人や、稼働音を気にしなくても良いモデルを探している人におすすめです。
本体サイズ | 120×183×35mm |
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本体重量 | 850g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・3TB・4TB |
SeeQVault対応 | 〇 |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
厚さ11.5mmの薄型設計 USB3.0の高速インターフェイス
フラッシュメモリやPC用メモリーなどを販売する、ADATA(エイデータ)の、ポータブルHDDです。容量は、1TB・2TB・4TBがあります。
特徴は、USB 3.0(Gen 1)に対応した高速インターフェイスであること、厚さがわずか11.5mmの薄型設計であることです。
PC用HDDとしても使えますが、スマートテレビの録画機器としても使えます。なお、TVで使う場合は、パソコンで初期化すると使えないので注意しましょう。
本体サイズ | 15.2 x 11 x 3.2 cm |
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本体重量 | 180g |
ストレージ容量 | 1TB・2TB・4TB |
SeeQVault対応 | - |
24時間稼働 | - |
ファンレス | - |
独自のファンレス設計で静音・放熱
独自の放熱対策を施したファンレス設計が特徴の、Logitec(ロジテック)外付けHDDです。
横置きにも縦置きにも対応するので、設置がしやすいのが◎。どちらで設置しても、吸気口が製品下部に来る「ダブルデッキエアフロー構造」を採用し、騒音を低減するのに成功。さらに、空気の通り道を絞り込むことで流速を上げ(ベンチュリ効果)、効果的に筐体を冷やしてくれます。
冷却機能がしっかりした、ファンレス設計モデルが欲しい人におすすめです。
本体サイズ | - |
---|---|
本体重量 | - |
ストレージ容量 | 2TB・4TB・6TB・8TB |
SeeQVault対応 | 〇 |
24時間稼働 | - |
ファンレス | 〇 |
テレビ用 外付けHDD おすすめのメーカー
BUFFALO(バッファロー)

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BUFFALO(バッファロー)は、愛知県に本社を置く、日本の大手パソコン周辺機器メーカーです。テレビ用・データ用・ネットワーク用・NASなど、HDDで幅広い製品作りをしているのが特徴です。
- 据え置き型からポータブルまでラインナップが豊富
- Androidテレビで使える「故障予測機能」
- ハードディスクの自己診断機能「S.M.A.R.T.」
SEAGATE(シーゲイト)

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SEAGATE(シーゲイト・テクノロジー)は、世界で最も古いハードディスク製造メーカーです。米国に拠点を置き、HDDでは世界トップシェアを誇ります。累計20億台を超える出荷実績も。国内でも人気のメーカーです。
- 企画・設計・製造までを自社で行っている
- 縦置き・横置きにも対応した製品
- USB3.1(Gen 1)に対応した高速データ転送
I-O DATA(アイ・オー・データ)

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石川県に本社を置く、I-O DATA(アイ・オー・データ)は、1976年に創業した、パソコン周辺機器メーカーです。HDD・CD-RW・DVD-RAM・USBなどの記憶装置に強い会社です。
- 24時間連続録画に対応した高水準のハードディスクを採用
- 冷却性と静音性を両立した設計
- HDD診断アプリ「診断ミレル」
TOSHIBA(東芝)

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国内の3大重電社の一つTOSHIBA(東芝)は、HDDでも幅広い活躍を見せています。2006年には携帯電話用の世界最小HDDの開発を行いました。「REGZA」の純正の外付けHDDも販売されています。
- REGZAの純正HDDを販売
- コンパクトなポータブル型が多い
ELECOM(エレコム)

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ELECOM(エレコム)は大阪に本社を置く、大手デジタル機器関連メーカーです。マウスやキーボードで、世界的なシェアを持っています。
- 盗難防止の「セキュリティスロット」
- データを引き継げる「SeeQVault」対応
テレビ用 外付けHDDの使い方
TVに接続できる外付ハードディスクの、使い方やセットアップ方法を簡単に説明します。
接続方法・セットアップ方法
- 接続方法
- STEP.1ACアダプターの接続外付けハードディスク本体の電源ケーブルを、コンセントに差し込みます。
- STEP.2USBケーブルの接続USBケーブルを、テレビとHDD本体に接続し、録画信号が行き来できるようにします。正しく接続されると、「USBドライブが接続されました」などの確認メッセージが出ます。
- STEP.3初期化(フォーマット)・登録初めて利用する場合は、ストレージの登録や初期化が必要です。「フォーマットしますか?」というメッセージが出れば、実行してから使いましょう。
録画・再生方法
- 録画・再生方法
- STEP.1録画予約番組表から録画予約をします。録画機器が「外付けHDD」になっていることを確認してください。
- STEP.2再生録画が成功すれば、「録画リスト」等にサムネイルやタイトルが出ます。選択して再生してみましょう。
外付けHDDを複数台取り付ける場合は、USBハブで接続します。ハブをテレビに1対1で接続。その後、ハブからハードディスクに1対多で接続します。
使い方はHDDやTVにより異なります。取扱説明書やホームページをよく読んで作業してください。
テレビ録画用とPCなどのデータ用のHDDは違いがあるの?

出典:amazon.co.jp
構造上の違いはありません。
TV用 外付けHDDは、録画の動作確認がしっかりされた上で販売されているHDDです。データ用HDDに比べ、買い間違いが起きにくいのが良いところといえるでしょう。
一方、データ用HDDは、携帯性が重視されるのがポイント。ノートパソコンの外付けとして活用している人も多いかもしれませんが、とにかく持ち運びしやすいのが重要です。データ用HDDを探している人は、ポータブルモデルがおすすめです。
TV用HDDは、テレビでの動作確認がされたハードディスク。データ用HDDは、携帯性が重視される汎用ハードディスクです。
関連記事:【プロが厳選】外付けHDD おすすめ人気ランキング20選
テレビ用 外付けHDDとBDレコーダー どちらがおすすめ?
テレビ番組を録画できる機器といえば、ブルーレイレコーダーがあります。どちらを選べばよいのでしょうか。それぞれの特徴をまとめました。
外付けHDD | BDレコーダー | |
価格 |
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接続 |
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操作 |
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引き継ぎ |
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同時録画 |
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ディスク作成 |
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一番気にしたいのは、「データの引き継ぎ」です。TV用 外付けHDDはデータの引き継ぎができません。つまり、テレビを買い替えると付け替えはできてもHDD内のデータは利用できなくなります(HDDがTVに依存しているため)。
どちらを買うのが良いでしょうか?目的に応じて買い分けましょう。
TV用 外付けHDDに向いているのは、コスパよく買い物がしたい人や、録画機能があれば満足という人です。一方、BDレコーダーに向いているのは、データを長期保存したい人や、同時録画したい人です。
外付けHDDに、「データ引き継ぎ」機能を添加したものを、「SeeQVault(シーキューボルト)」対応といいます。テレビを買い替える予定があれば、SeeQVault対応のHDDを購入するのも一つの手です。
テレビ用 外付けHDD よくある質問
TV用 外付けHDDはどこで購入するのがおすすめですか?
家電量販店は、エディオン・ジョーシン・ヤマダ電機・ノジマ・ビックカメラ・ベスト電器・ヨドバシカメラ・ケーズデンキなどです。セール日も多いので広告を確認してみましょう。
ネット通販は、Amazon・楽天・Yahooショッピング・価格.comなどです。価格が比較できる価格.comはおすすめです。
100均やコンビニでは販売されていないので注意しましょう。
テレビを買い替えました。TV用 外付けHDDの内蔵データを取り出せますか?
残念ですが、ハードディスクの録画データを、他のテレビで見ることはできません。著作権保護のためです。HDD内のデータは、暗号化されており、他のテレビでは映らないようになっています。
ただ、最近のテレビはSeeQVault対応のものもあり、データ移行できる機種もあります。HDDを初期化したくないという人は、一度、テレビの仕様を確認してみましょう。
TV用 外付けHDDをダビング(バックアップ)することはできますか?
たとえば、I-O DATA(アイ・オー・データ)の「RECBOX」は、USBではなく、LAN接続型のHDDです。REGZA(レグザ)などからのダビングに対応しています。
一度ネットワークに上げておけば、テレビを買い替えても録画したものを再生できるのでおすすめです。
テレビ用ハードディスクの内蔵HDDは交換できますか?
TV用ハードディスクはPCと同じなので、古くなったHDDを自分で交換したいという人もいるかもしれません。しかし、交換はサポートされていません。HDDが故障したら、メーカーや販売店での修理を依頼してみましょう。
TV用 外付けHDDが認識しません。故障ですか?
テレビ側のUSB接続を変えてみる。ケーブルを交換する。再起動する。HDDを初期化する。電源を確認する。HDDのファームウェアをアップデートする。本体がテレビに登録されているか確認する。診断プログラムを使う。
特に、USBケーブルでのトラブルが多いようです。同梱されているケーブルが短いからと、延長ケーブルを使うと、電源が切れたり、録画できないことがあるようです。
それでも問題が解決しない場合は、内蔵HDDが故障している可能性があります。メーカーや販売店に問い合わせてみましょう。
TV用 外付けHDDを間違って初期化しました。データを復元できますか?
長期保存しておきたい番組は、HDDではなく、ブルーレイレコーダーで録画し、ディスク化しておくことをお勧めします。
しかし、復元率の高いデータ復旧ソフトを利用すると復元できる場合があります。
TV用 外付けHDDの寿命はどれくらいですか?
しかし、テレビの外付けHDDの場合は、ハードディスクを酷使することになるため、寿命が4年より短くなりがちです。2~3年を目安にできるでしょう。
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TV用HDDが使える4Kテレビ・格安テレビ・小型テレビ
衛星放送やVODサービス(Amazon Prime・Netflix)で見られる高画質4K。以前と比べて値段も下がってきました。以下の記事では、4Kテレビを初めて買う人に向けて、選び方を解説しています。
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安いテレビの選び方について詳しく解説した記事もありますので、価格を抑えたい方はこちらも参考にしてみてください。
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TVとレコーダーの接続に使うHDMIケーブル
映像と音声を同時伝送できるHDMIケーブル。おすすめは、Amazonベーシックのスタンダードモデル。4Kテレビやイーサネット・ARCに対応し、高品質で使いやすいケーブルです。
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HDMI分配器/切替器
映像を複数のディスプレイに同時出力したいとき役立つのが、HDMI分配器です。これを利用すれば、家庭用シアタールームを簡単に作れます。一方切替器は、配線を繋いだままにできる優れものです。
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TV用スピーカー・シアタースピーカー
DENON(デノン)やSony(ソニー)の最新の人気スピーカを解説しています。ぜひご覧ください。
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TV用HDDにつなぐためのUSBハブ
HDDを繋ぎたくても、外付けDVDやBlue-rayなどを接続しており、USBが空いていないことがあります。そんなときは、USBハブがおすすめ。人気はAnker(アンカー)の「AK-A7516012 」です。USB 3.0に準拠し、5.0Gbpsのデータ転送に対応しています。
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TVでネット動画を見れるアクセサリー
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TV用 HDDにスマホから録画するためのスマートスピーカー
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壁掛けラック
壁掛けテレビでは、HDDを設置するのが難しいもの。サンワダイレクトの「壁掛けラック LASH01BK」は、ハードディスクを据え置きしやすいラックです。ネジ穴が見えない構造で、インテリアの邪魔にもなりません。
テレビ用 外付けHDDの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているTV用外付けHDDのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
テレビ用 外付けHDDまとめ
いかがでしたか?TV用 外付けHDDは、コスパが良く、手軽で便利な、録画アイテムです。テレビを買ったが、録画環境はまだだった人もいたかもしれません。これを機にHDDの購入を検討してみるのはどうでしょうか。
色々ありましたが、HDDはブルーレイレコーダーよりも機能が限られ、選び方もシンプルです。
選び方まとめ
- こまめに消すなら1TBモデル
- 撮りためる人は2~3TBモデル
- 全録したい人は「24時間稼働」対応モデル
- 夜間録画したい人は「静音」モデル
BDレコーダーとの違いもありました。もし、映像をDVDに焼いたり、長期保存したいなら、外付けHDDではなく、ブルーレイレコーダーを選ぶ必要があります。ぜひ選択肢に加えてみてください。
快適な録画環境を構築し、テレビを楽しんでいきましょう♪