【WiFi6対応】メッシュWiFiおすすめ15選|中継器との違いからデメリットまで徹底解説!

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無線環境にこだわるならWiFi6対応ルーター

出典:amazon.co.jp

メッシュWiFiは、通常のWiFiルーターよりも広く、強力で安定したWiFi環境が得られる無線LANルーターです。

広い家や2階建て、3階建ての家、多くの人がWiFiを利用する会社など、通常のWiFiでは通信速度低下の問題や不安があるという方におすすめです。

そんなメッシュWiFiですが、ここ最近よく聞くようになったという方も多く、通常のWiFiとの違いや製品の選び方や導入に必要なもの、価格などなどわからない事だらけではないでしょうか。

そこでこの記事では、「メッシュWiFiに興味がある、導入を検討している」という方に向けて、メッシュWiFiの特徴や仕組み、メリット・デメリットを解説します。

記事の後半では、おすすめのメーカーや現在売れている人気のメッシュWiFiルーターをランキング形式で多数紹介!さらに性能や価格などを比較できるよう表にしました。

広い家にお住まいの方や、大勢でスマホやパソコンを使う大家族やオフィスなどで、安定したWiFi環境を手に入れたい方は是非読んでみてください。

家中に強く安定したWiFi環境を作るなら、メッシュWiFiが最強

メッシュWiFiの「メッシュ」とは「網の目(mesh)」のことで、その名の通りエリア全体に網の目のようにWiFiネットワークを敷き詰めるWiFi環境、もしくはWiFi機器のことを指します。

通常のWiFiルーターが1個でエリア全体をカバーするのに対し、メッシュWiFiはメインルーター(親機)+サテライト(子機)でエリア全体をカバーします。

例えばリビングにメインルーターを置き、各サテライトをリビングから遠い部屋や2階、3階など各ポイントに設置することで、機器同士のWiFiが網目のように繋がり、家中にWiFi電波が届くようになります。

そのため、家中に個別のメインルーターを設置しているかのような状態になり、一度にたくさんのWiFi機器を接続しても、電波が不安定にならないメリットがあります。

編集部

ちなみに子機はサテライトのほかにエージェントやDeco(デコ)ユニットなど、メーカーによってさまざまな呼び方があります
サテライトとは?
メインルーターからのWiFi電波を受け取り、またその電波を発信する機器のこと。通常のWiFi子機は電波を受け取ることしかできませんが、サテライトは電波を発信できます。親機の電波が届かないエリアにも、サテライトからさらに電波を発信することで、より広いエリアにWiFiを飛ばすことが可能です。

メッシュWiFiと通常のWiFiの違いは、電波の届く範囲が段違い

メッシュWiFiと通常のWiFiでは、WiFiの届く範囲が大きく異なります。メッシュWiFiのほうが断然広範囲にWiFiを飛ばすことが可能です。また、エリアだけではなくWiFi電波の安定性も大きく異なります。

通常のWiFiは、1つのメインルーターがエリア全体にWiFiを飛ばし、1つのメインルーターからでたWiFi電波をスマホやパソコンが受け取ります。

以下のような状態で、ルーターから距離が遠くなればなるほどWiFiの強さが低下し、また多くの機器をWiFiに繋げばルーターに負荷がかかり通信速度が遅くなることもあります。

もちろんワンルームで1~2人が複数の機器を使ったり、狭い家で数人の家族がスマホを使用する程度なら通常のWiFiで問題ありません。

ですが、大きな家では家の隅々まで電波が届かなかったり、同時に複数のスマホやタブレットを接続していると電波が不安定になることがあります。

一方メッシュWiFiは、メインルーターのほか、各部屋に配置されたサテライトルーターもメインルーター同様アクセスポイントとして機能します。イメージとしては、メインルーターが複数の各部屋に設置されているような状態です。

そのため、ルーターから遠い2階や離れた部屋でも、サテライトを設置すればWiFiが届きます。さらに各部屋のサテライトとデバイスが接続されるので、メインルーターにのみ大きな負荷がかからず、速度も低下しません。

このように、通常のWiFiは広いエリアでは弱く、複数の機器を接続するとメインルーターに負担がかかり電波が弱くなることがあります。しかしメッシュWiFiは、広いエリアでも隅々まで電波を届けられるのが特徴。メインルーターにも負荷がかかりづらいので電波が弱くならず快適にインターネットを楽しめます。

編集部

サテライトは子機のように簡単に設置でき、機能はメインルーターに近いという理想的な機器です

メッシュWiFiと中継器の違いは、仕組みや電波の強さが異なる

メッシュWiFiと中継器の違いは、仕組みやWiFiの強さです。メッシュWiFiの子機(サテライト)は親機同様の役割を果たしてくれますが、中継器は親機同様の役割は果たしません。

WiFiルーター単体では届かない部屋や上階まで届かせるという役割はメッシュWiFiも中継器も一緒です。そのため、WiFiに詳しい方なら「あれ、サテライトってつまり中継器じゃないの?」と思うかもしれません。

ですが、中継器はメインルーターが発信するWiFiの橋渡しをするだけ。いわばメインルーターの指示・命令を忠実に実行する「部下」のようなものです。

結局「WiFiを発信する」という大元の仕事をしているのはメインのルーター1つのため、接続台数が増えるとメインルーターに負荷がかかり、電波が不安定になります。

一方でメッシュWiFiの場合、各サテライトは便宜上「子機」と呼ばれますが、メインルーター同様独立してWiFiを発信します。そのため、メインルーターへの負荷は小さく電波が安定します。

通常のWiFi・中継器・メッシュWiFiをわかりやすくそれぞれ例えると、以下のような感じだと思ってください。

メッシュWiFiと中継器の違いのイメージ
  • 通常のWiFi⇒「有能な上司一人で仕事をする」
  • 中継器⇒「上司の命令を実行する部下を増やす」
  • メッシュWiFi⇒「有能な上司を増やす」

どんなに有能な上司でも、一人でできる仕事量には限界がありますし、いくら部下を増やしても仕事が増えれば管理する上司に負担がかかり続けます。

    そこで部下ではなく、上司を増やして広い範囲、多数の仕事を処理しよう、というのがメッシュWiFiです。

    そのため、メッシュWiFiと中継器では役割は確かに似てはいますが、仕組みがそもそも異なります。より強いWiFi環境をつくるのであれば、メッシュWiFiがおすすめです。

    編集部

    中継器よりさらに強く安定した最強の中継器がメッシュWiFi、というイメージで大丈夫です!

      やっぱり電波の強さが最強!メッシュWiFi4つのメリット

      メッシュWiFiの大きなメリットは以下の4つです。

      • どんな場所でも安定したWiFi環境が得られる
      • 障害物があってもWiFiが途切れにくい
      • 生活や環境の変化に応じてサテライトを増設できる
      • 設定・使用方法も簡単

      メリット1.どんな場所でも安定したWiFi環境が得られる

      メッシュWiFi最大のメリットは、サテライトを設置することで、どんな広い敷地や場所にも、安定したWiFiが届くことです。

      また、各サテライトがそれぞれ独立してWiFiを発信し、そのエリアのデバイスと接続されるので、家中で大人数が複数の機器をWiFi接続しても速度が遅くなりにくいです。

      2~3LDK以上の広い家や大家族で暮らしている家に加えて、多くの機器を接続する家も、メッシュWiFiが最適でしょう。

      編集部

      大人数での使用にも強いという特性を活かして、ホテルやペンションや事務所などの業務用、ビジネス用にもおすすめです。

      メリット2.障害物があってもWiFiが途切れにくい

      メッシュWiFiは障害物にも強いです。

      通常のWiFiは家が鉄筋コンクリートだったり、ルーターと接続機器との間に壁やレンガ、床暖房などの障害物があると干渉して電波が弱くなってしまいます。

      メッシュWiFiは各部屋のサテライトが独立してWiFiを発信していて、さらに電波が安定しない場合は自動で他のサテライトや安定した電波に切り替えてくれます。

      このネットワークが網目のように張り巡らされているので、障害物があってもWiFiを受信しやすく、また電波障害にも強い特徴があります。

      編集部

      正しい設置場所を選ぶことで、家中どこにいても、どんな時でも安定したWiFi環境が得られますよ

      メリット3.生活や環境の変化に応じてサテライトを増設できる

      メッシュWiFiは、あとからサテライトを3台、4台と追加できるので、ライフスタイルの変化に応じて柔軟に対応できます。

      例えば家の増築や、お子さんが受験勉強で少し離れた部屋をよく使うようになった場合、庭に離れを作ったといった場合も、そこにサテライトを置くだけで簡単にWiFiを使えるようになります。

      メリット4.設定・使用方法も簡単

      メッシュWiFiはルーターやサテライトなどの各機器が独立した働きをするものの、すべてセットで「一つの製品・ネットワーク」なので、設置方法や接続方法が簡単です。

      多くの製品はアプリやWPSを使った簡単なセットアップで使えるようになります。

      特にアプリなら、スマホ画面に表示される手順に従ってセットアップするだけ。WPSが付いたモデルならプリンターのセットアップなどに便利です。

      編集部

      通常のWiFiルーターが設定できれば、おそらくメッシュWiFiを接続できないということはないでしょう

      高価格で導入する敷居が高い!メッシュWiFiの3つのデメリット

      メッシュWiFiのデメリットは主に以下の3つです。

      • 通常のWiFiルーターより非常に高価
      • 本体やサテライトは同一メーカー品で統一する必要がある
      • VPN等の細かい設定ができない

      デメリット1.通常のWiFiルーターより非常に高価

      メッシュWiFiは多機能だったり、サテライトがセットになっている分、通常のWiFiルーターより本体の値段は高い傾向にあります。

      さらにサテライトを2台、3台と追加で増設したい場合はそのサテライト分の費用が掛かります。

      使うエリアやデバイス数が限定される場合は、メッシュWiFiのメリットを活かせずコスパが悪くなる可能性があります。

      例えばワンルームの一人暮らしでは、障害物の電波の減衰要因はほとんどありません。機器の数や使う人数も限られるので、価格の安い通常のWiFiのほうがおすすめです。

      デメリット2.本体やサテライトは同一メーカー品で統一する必要がある

      メッシュWiFi本体とサテライトは分身のようなもので、基本的に他社メーカーとの互換性はありません。すべて同じメーカー製品で統一する必要があります。

      追加でサテライトを購入する予定がある方は、サテライト単品の価格も調べておくのがおすすめ。

      ただし最近では、他社製品との互換性がある「EasyMesh」対応製品も販売されています。

      編集部

      ちなみに、中継器はサテライトとは仕組みが違うので、他社メーカーのルーターと接続できます

      デメリット3.VPN等の細かい設定ができない

      メッシュWiFiのメリットで、「設定や接続が自動で簡単」と書きましたが、逆を言えば細かい設定やカスタマイズが行えない、という意味でもあります。

      ある程度細かく設定を変えられる機種もありますが、やはり通常のWiFiの方がカスタマイズの幅は広いので、細かく設定を変えたい場合はメッシュWiFiは不向きです。

      メッシュWiFiは部屋数の多い家や大家族におすすめ

      先ほどのメリットデメリットを踏まえて、メッシュWiFiは以下のような方におすすめです。

      • 広い敷地や2階建て・3階建ての家やオフィス・事務所
      • 大家族や会社などで、数人が複数のデバイスを常に接続している
      • なぜかWiFiの電波が弱い
      • 障害物が多い、または離れがあるなど独特の間取りの家

      メッシュWiFiの特徴は一言で言えば「サテライトを置くことで、家中どこにいても強力で安定したWiFi環境を構築できる」ことです。

      従って、部屋数の多い比較的広い家や、大家族でデバイスを使うような「通常のWiFiルーターではWiFiが届かない場所・時間帯がある家」におすすめです。

      もちろんそこまで広い家でなくても、「なぜかWiFiが弱い場所(部屋)がある」というケースにもおすすめ。

      家の間取りや材質によっては、ルーターからそう離れていなくてもWiFiが弱くなることもあるからです。

      先述したようにワンルームや1LDK、1~2人が機器を接続する程度であればメッシュWiFiよりも通常のWiFiの方がおすすめです。

      Picky’s編集部では、通常のWiFiルーターについても色々紹介していますので、是非以下の記事も読んでみてください。

      関連記事:プロが選んだ最強Wi-Fiルーターおすすめ15選|高速コスパモデル&中継機まで詳しく解説!

      メッシュWiFiの選び方

      メッシュWiFiを選ぶときは、以下の4点に注意しながら選んでください。

      • フロアに合わせた通信範囲とサテライト数を選ぶ
      • 通信速度は300Mbps以上がおすすめ!
      • 周波数帯はトライバンド対応製品がおすすめ!
      • その他便利機能で選ぶ

      フロアに合わせた通信範囲とサテライト数を選ぶ

      まず重要なのが、使う場所に応じた通信範囲とサテライト数の対応ルーターを選ぶことです。

      極端な話、ワンルームにマンション全体をカバーできるような通信範囲の高性能メッシュWiFiを置いてもコスパが悪いです。

      目安としては2~3階建てなら1フロアにサテライト1個、広い敷地ならルーター+離れた場所にサテライト1~2個設置が理想。

      多くの製品で「親機+〇個セット」のようにサテライトの数は選べるようになっているので、自分の家の広さや構造に合わせた製品を選択しましょう。ほとんどの製品で、敷地の広さに対しての推奨ルーター数などが記載されています。

      注意
      製品によって通信範囲が「〇〇㎡」表記だったり「4LDK向け」表記だったりとバラバラなので、注意しましょう。

      編集部

      通信範囲が狭いよりは広い方、サテライトが少ないよりは多い方がもちろん良いですが、無駄な買い物をしないよう注意しましょう

      通信速度は300Mbps以上がおすすめ!

      続いて重視するのは最大通信速度。最大でどのくらいの速さでデータ転送が行えるのかです。

      ネットサーフィンをするなら100Mbps程度あれば十分で、300Mbps以上あれば動画なども含めて快適に使用できると言えるでしょう。

      500Mbps以上あればゲーミング用としても安定するので、できる限り通信速度の数値が高い(速い)製品を選ぶのがポイントです。

      編集部

      「WiFi6(11ax)対応」と書いてある製品は新規格で通信速度が速い製品なので、できればこのWiFi6対応製品を選ぶと良いでしょう

      周波数帯はトライバンド対応製品がおすすめ!

      より安定したWiFi環境を整えたい人は、トライバンド対応のWiFiルーターがおすすめです。

      WiFiには「2.4Ghz」と「5Ghz」という、特性の異なる2つの周波数帯を使ってWiFiを発信しています。

      2.4Ghzは壁などの障害物があっても貫通して届きやすいですが、電子レンジなどの家電製品と同じ周波数なので家電が近くにあると干渉して不安定になりやすい周波数です。

      一方で5GhzはWiFi専用で家電製品があっても干渉しにくいものの、障害物が多いと電波が弱くなって不安定になりやすい周波数です。

      WiFiは状況に合わせてこの2つの周波数を適宜切り替え、環境に合わせたWiFiを受信するデュアルバンドという方式を取っています。

      さらに現在では「トライバンド」という、「2.4Ghz」と「5Ghz」に、さらに「もう一つの5Ghz帯」を持った製品が出ています。

      このトライバンド対応製品は、従来のデュアルバンド製品に比べさらにWiFiが安定します。

      編集部

      ただしデュアルバンドが不安定、という意味ではありません。環境によってはデュアルバンドでも十分快適です

      その他便利機能で選ぶ

      メッシュWiFiには、そのほか様々な便利機能がありますので、こうした機能がついているかどうかで選ぶのも良いでしょう。

      • EasyMesh(イージーメッシュ)対応かどうか
      • IPv6対応かどうか
      • MU-MIMO対応かどうか

      これらの機能は、全てのメッシュWiFiに搭載されているわけではないので注意が必要です。

      EasyMesh(イージーメッシュ)対応かどうか

      メッシュWiFiは通常親機と子機が同一メーカーでなければ機能しませんが、イージーメッシュ搭載機種であれば異なるメーカー同士でも接続が可能です。

      この機能が付いた製品であれば、例えばメインのルーターを高性能な一流メーカーにし、サテライトを最安値のメーカー製にしてコストを抑える、といった使い方が可能です。

      編集部

      buffalo製品には特にこのイージーメッシュ搭載機種が多く、現在発売されている新製品のほとんどに搭載されています

      IPv6対応かどうか

      契約している光回線がIPv6対応の場合は、IPv6対応のルーターがおすすめです。

      「IPv」とは、インターネットプロトコルの規格のことで、IPアドレスの割り振りなどのルールを定めた接続規格です。このIPvの規格で、現在広く使用されているのが「IPv4」、そして現在移行が進んでいるのが次世代の規格「IPv6」です。

      簡単に概要だけ解説すると、IPv6対応の光回線を契約しているのに、IPv6に非対応の無線ルーターを選ぶと十分な速度でネットが利用できないことがあります。

      かなり専門的な話になってしまうため、ここでは細かい説明は省きますが、今からメッシュWiFiを買うなら今後主流になるであろうIPv6対応機種がおすすめです。

      編集部

      ちなみに「IPv4 over IPv6対応(IPoE)」と書かれた製品は両方に対応しているのでさらにおすすめです

      MU-MIMO対応かどうか

      MU-MIMOは複数の端末を同時に接続できる機能です。

      実はWiFiは複数の機器に対して同時に通信しているわけではなく、1つ目のデバイスと通信したら次は2つ目のデバイス、というように順番に処理しています。

      この方式の場合、当然接続する機器が増えれば増えるほど順番待ちのデバイスが発生し、通信速度が低下してしまいます。

      このMU-MIMO対応製品であれば、各デバイスに対して同時通信が可能なため、複数台の端末を使っても速度低下が起こりません。

      編集部

      ただし、デバイス側もMU-MIMOに対応している必要があり、同時に送れる台数にも限界があるため、選ぶ優先度としてはそう高くなくてよいでしょう

      メッシュWiFiおすすめ人気メーカー

      メッシュWiFiルーターは現在様々なメーカーから販売されていますが、長く使うものなのでできる限り品質と信頼性が高い、知名度のある有名メーカー製を選ぶのがおすすめです。

      おすすめのメッシュWiFiメーカーは以下の通りです。

      • TP-LINK(ティーピーリンク)
      • buffalo(バッファロー)
      • Elecom(エレコム)
      • NEC(エヌイーシー)
      • iodata(アイオーデータ)
      • ASUS(エイスース)
      • Linksys(リンクシス)
      • NETGEAR(ネットギア)

      この中から特にメッシュWiFiで有名な3つのメーカーを紹介します。

      低価格・高性能な製品の多いコスパ最強メーカー「TP-LINK」

      TP-LINKは1996年に設立された会社で、ネットワークデバイスとアクセサリーを提供するグローバル企業です。

      世界170か国以上でモデムなどのネットワーク製品を販売していて、2021年には無線LAN機器プロバイダーとして10年連続世界No. 1を獲得しました。

      メッシュWiFi製品では、「メッシュWiFiと言えばTP-LINK」と言うほど日本でもかなりのシェアを占めているメーカーで、実際今回のランキングでもTP-LINK製品が多いです。

      製品の特長としては、人気モデルDECOX20をはじめ、製品のラインナップが豊富で、各製品に高い互換性があります。

      用途や広さに合わせた製品が選べ、しかもどの製品も品質が高い割に価格は控えめとコスパにも優れた製品が多い優秀なメーカーです。

      編集部

      ブログや口コミでも評判は高く、メッシュWiFi初心者から上級者まで、誰にでもおすすめできるメーカーと言えるでしょう

      初心者向けの簡単設定できる製品の多い「Linksys」

      1988年にアメリカで設立された無線LANメーカーで、2013年に買収によってBelkin傘下となり法人としては消滅しましたが、その後も無線LANブランドとして残っています。

      日本市場からは2009年に撤退したものの、2018年から再度日本で製品を展開し始めました。

      Apple公式でMac向けメッシュWiFiとして取り扱われている、「Linksys Velop AX4200」が話題になりました。

      同ブランドの代表的な製品LinksysVELOPをはじめとして、トライバンド対応や通信速度の速い優秀な製品が多く、「簡単に使えて高性能」な製品が揃ってるため初心者に特におすすめです。

      編集部

      高性能な分、価格は若干高い傾向にありますが、その価値は十分にあります。価格よりも性能と手軽さを重視するならリンクシス製品を選びましょう

      メッシュWiFiではありませんが、Picky’s編集部ではリンクシスのルーターについてもレビューしています。

      分かりやすいラインナップ!メッシュWiFiのパイオニア「NETGEAR」

      ネットギアは、ネットワーク機器などのハードウェアを製造販売するアメリカの企業です。

      まだメッシュWiFiという言葉が一般的でなかった2016年ごろからいち早く市場に参入し、業界をけん引してきたメッシュWiFiのパイオニアともいえるべき企業です。

      代表的なメッシュWiFi製品「Orbiシリーズ」は、WiFi6やトライバンド、超高速バックホールに対応した超高性能機から少人数用のお手軽モデルまで揃っています。

      編集部

      比較的選び方がシンプルなので、迷ったらネットギアの製品から見てみてもいいでしょう

      メッシュWiFiルーターおすすめ人気ランキング比較一覧表

      Picky’s編集部が主要サイト(amazon、楽天、Yahoo、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。レビュー評価の高い売れ筋上位のおすすめ商品を厳選しました。
      商品最安価格重量通信範囲通信速度通信規格IPv規格Wi-Fi規格MU-MIMOEasyMesh
      TP-Link Deco X50/A¥12,800 楽天市場AmazonYahoo!-1ユニットあたり230㎡合計最大2976MbpsデュアルバンドIPv6Wi-Fi6
      [TP-Link] Deco X60 2ユニットセット Wi-Fi6 2402 + 574 Mbps メッシュWi-Fiシステム 3年保証楽天市場¥23,899 AmazonYahoo!1ユニット581g1ユニットあたり230㎡合計最大2976MbpsデュアルバンドIPv4 over IPv6Wi-Fi6××
      [TP-Link] Deco M9 Plus メッシュWi-Fi トライバンド AC2200 (867 + 867 + 400)楽天市場¥29,800 AmazonYahoo!1ユニット418g1ユニットあたり260㎡合計最大2134MbpsトライバンドIPv6Wi-Fi6××
      TP-Link Deco X20¥11,800 楽天市場AmazonYahoo!-1ユニットあたり200㎡合計最大1775MbpsデュアルバンドIPv6Wi-Fi6
      [TP-Link] Deco Voice X20 2ユニットセット Wi-Fi6 メッシュWi-Fiシステム Alexa搭載楽天市場¥27,800 AmazonYahoo!1ユニット1kg-合計最大1775MbpsデュアルバンドIPv6Wi-Fi6×
      バッファロー WNR-5400XE6¥15,037 楽天市場AmazonYahoo!1ユニット610g1ユニットあたり115㎡合計最大5375MbpsトライバンドIPv6Wi-Fi6E
      [NETGEAR] Orbi RBK752 WiFi6 Mini メッシュWiFi AX4200 2台セット 11ax トライバンド楽天市場¥30,900 AmazonYahoo!1ユニット862g1ユニットあたり175㎡合計最大4177MbpsトライバンドIPv4Wi-Fi6××
      [NETGEAR] Orbi RBK852 WiFi6 AX6000 2台セット 11ax トライバンド楽天市場¥55,593 AmazonYahoo!1ユニット1.3kg1ユニットあたり175㎡合計最大5951MbpsトライバンドIPv6Wi-Fi6××
      [NETGEAR] Orbi RBK352 メッシュWiFi6 AX1800 2台セット Wi-Fi6 11ax [ルーター&サテライト]楽天市場¥13,850 AmazonYahoo!1ユニット662g1ユニットあたり100㎡合計最大1775MbpsデュアルバンドIPv6Wi-Fi6××
      [Linksys] MX4200-JP-A Wi-Fi6 トライバンド AX4200 (2402 + 1201 + 574 Mbps) セキュリティ楽天市場¥24,800 AmazonYahoo!1ユニット936g1ユニット当たり150㎡合計最大4177MbpsトライバンドIPv4Wi-Fi6×
      [ASUS] WiFi6 ZenWiFi AX (XT8) トライバンド 2パック 【3DS/PS/iPhone/android対応】楽天市場¥119,880 AmazonYahoo!1ユニット716g1ユニットあたり255㎡合計最大6579MbpsトライバンドIPv4 over IPv6Wi-Fi6××
      [TP-Link] Deco X90 Wi-Fi6 メッシュWiFi ルーター 4804 + 1201 + 574 Mbps 1ユニット楽天市場¥26,980 AmazonYahoo!1ユニット718g1ユニット280㎡合計最大6579MbpsトライバンドIPv6Wi-Fi6××
      [BUFFALO] WTR-M2133HS/E2S AirStation connect 親機+中継機2台セット楽天市場¥30,970 AmazonYahoo!1ユニット970g-合計最大2132MbpsトライバンドIPv4 over IPv6Wi-Fi6××
      [Linksys] E9450-JP-A AX5400 Wi-Fi6 イージーメッシュ対応 デュアルバンド 2台セット楽天市場¥12,800 AmazonYahoo!1ユニット1.03kg1ユニットあたり185㎡合計最大5400MbpsデュアルバンドIPv4 over IPv6Wi-Fi6×
      NEC Aterm PA-WX4200D5¥14,480 楽天市場AmazonYahoo!1ユニット600g-合計最大4177MbpsデュアルバンドIPv6Wi-Fi6

      メッシュWiFiルーターおすすめ人気ランキング15選

       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       
       

      メッシュWiFiの設定方法

      ここではメッシュWiFiの設置・設定方法について簡単に解説します。

      ここで紹介する方法はあくまでも一例で、実際の設定方法や設置方法はメーカーや製品ごとに異なりますので、参考程度にしてください。

      • メッシュWiFiの設定方法
      • STEP.1
        専用アプリをスマホにダウンロードする

        各メッシュWiFi製品には設定のための専用アプリがあります。

        専用アプリは製品の説明書等に必ず書いてありますので、確認して事前にダウンロードしておきましょう。

      • STEP.2
        親機のLANポートにLANケーブルを接続する

        次に自宅にあるLANケーブルを親機となる機器に接続します

      • STEP.3
        電源コンセントにACアダプターを差し込む

        続いて製品のACアダプターをコンセントに差し込みます。

      • STEP.4
        親機の電源を入れる

        電源とLANケーブルが正しく差し込まれていれば親機が起動し、製品のランプが点きます

      • STEP.5
        アプリから初期設定を行う
        アプリの手順に従って初期設定を行います

        この時、WiFiのSSIDが必要になりますので、手元に用意しておきましょう

      • STEP.6
        子機の設定を行う
        親機が無事接続出来たら、同じ要領でアプリの指示に従って子機(サテライト)の設定を行っていきます。

        必要な数のサテライトを設定し終わったら完了です

      編集部

      接続方法については、各メーカーの公式がサイトやYouTube内で解説していることも多いので、Google(グーグル)検索してみましょう

      メッシュWiFiの関連商品

      ここではあると便利なメッシュWiFiの関連商品をいくつか紹介します。

      WiFiの速度を左右する有線接続用LANケーブル

      いくら高性能なルーターや高速な回線を引いても、それぞれの機器を繋ぐケーブルが格安の低速度製品では本来の性能を発揮できません。

      せっかく高いお金を出して超高速WiFiルーターを買うのであれば、LANケーブルも高速の物を選んで100%の性能を発揮してもらいましょう。

      LANケーブルのおすすめは「CAT6a」と表記されている製品で、このCAT6aカテゴリーの製品は今後主流になる10Gbpsにも対応しています。

      さらに上のCAT7やCAT8といった高性能ケーブルもありますが、一般家庭でこれだけの高性能が必要になることはまずありません。

      コスパが悪くなるだけなので、LANケーブルは「CAT6a」を選択してください。

      Picky’s編集部では、以下の記事でさらに詳しくLANケーブルの選び方について解説していますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。

      関連記事:カテゴリ7はだめ?自宅に最適なLANケーブルおすすめ15選|元店員が選び方を徹底解説

      手軽にWiFiの電波を広げたいならやっぱり中継器

      メッシュWiFiのサテライトはメインルーターと同じ機能を持っているため、安定した強力なWiFi環境を希望するならやはりサテライトの追加がおすすめです。

      ですが、「家の一部でちょっとだけ電波が弱い気がする」とか、「たまにWiFiを使うかもしれない」程度のエリアのためにサテライトを追加するのもコスパが悪いですよね。

      そういう時は比較的低コストで購入できる、通常のWiFiでも使われる中継器を増設しましょう。

      メインルーターのWiFiを中継するだけなので、サテライトほど安定したWiFi環境にはできませんが、使用頻度が高くない部屋の補強程度なら十分です。

      その他・PC関連製品

      関連記事:【実機レビュー】高級モニターHUAWEI MateView(28.2インチ)は誰におすすめ?iOSとの相性・機能を辛口解説

      メッシュWiFiのよくある質問

      最後にメッシュWiFiでよくある質問をまとめました。

      メッシュWiFiの親機やサテライトの置き場所はどこが最適?

      まず親機ですが、基本的にリビングなど家の中心がおすすめです。

      また電波は機器を中心に放射状に広がるため、床へ直置きするのではなく、台の上など床から1m程度離した場所に設置するといいでしょう。

      サテライトは親機の場所にもよりますが、電波の届きにくい所や、フロア(階層)の違う場所に設置します。

      製品によっては、アプリでサテライトに電波が届いているかどうかや、有効な設置場所を教えてくれるものもありますので、一度確認してみてください。

      編集部

      親機も子機も近くにテレビや電子レンジ、水槽などがあると電波に干渉したり、水が電波を吸収してしまうので、できる限り家電製品や水槽類からは離しておく方がいいと思います

      メッシュWiFiまとめ

        メッシュWiFiは親機と子機を家中に配置することで、強力で途切れない安定したWiFi環境を構築できるルーターです。

        • WiFiが途切れてストレスが溜まる
        • 家が広くてWiFiの届かない部屋や場所がある
        • ゲームや動画を楽しむために遅延が無いWiFi環境が欲しい

        このような方におすすめの製品です。

        選び方が比較的複雑なので、まずは色々な製品を見て「自分にはどんなメッシュWiFiが合っているのか」を確認するところから始めてみましょう。

        もちろん自宅環境によってはメッシュWiFiではなく通常のWiFiやポケットWiFiのほうが適しているケースもあります。

        Picky’s編集部では通常のWiFiルーターやポケットWiFiについても色々と記事にしていますので、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

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