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中国生まれのオーディオメーカー「OneOdio」が販売しているモニターヘッドホン「OneOdio Monitor60」。ハイレゾ音源に対応しており、解像度の高いフラットサウンドが魅力です。3.5mmと6.35mmの2種類のプラグに対応しており、互換性に優れています。
とても魅力的な商品ですが、「本当に音質はいいの?」「つけ心地や遮音性は?」と疑問も多いですよね。そこで今回は、Picky’s編集部がOneOdio Monitor60を実際に使って、気になるポイントを徹底的に検証しました。
この記事では、OneOdio Monitor60の良かったところ・残念なところを本音でレビューします。商品の購入を迷っている人は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
OneOdio Monitor60のレビュー結果
「OneOdio(ワンオーディオ)」は、ヘッドホンなどを手掛ける中国のオーディオメーカー。今回紹介する「OneOdio Monitor60」は、スタジオレコーディングやDJ向けに開発された有線ヘッドホンです。
早速、商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、サイズ・デザイン・装着感など独自の12項目をPicky’s編集部がOneOdio Monitor60を実際に使って検証しました。
サイズ・重量 | ○ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
音質(高音域) | ○ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ○ |
音質(立体感) | ○ |
遮音性 | △ |
音漏れの小ささ | △ |
音割れの少なさ | ◎ |
付属品 | ◎ |
マイクの音質 | ◎ |
高評価だったポイント:聞き取りやすいフラットサウンド!互換性の高さ◎
- クセのないクリアなサウンドで聞き取りやすい
- 変換ケーブル3本付属!互換性の高さが嬉しい
- 日本製イヤーパッドがふかふかで気持ちいい
OneOdio Monitor60は、モニタリング・DJ向けのフラットサウンドを楽しめるのが魅力。計3本のケーブルを付属しており、スマートフォン・ゲーム・アンプといったさまざまな機器と接続できます。また、低反発クッション入りのイヤーパッドはつけ心地がよく、長時間快適に過ごせるのも嬉しいポイントです。
微妙だったポイント:遮音性はやや物足りない、周囲への音漏れも気になる
- 遮音性は微妙、音楽再生中でも周囲の音が若干聞こえる
- 半分程度の音量でも音漏れあり
OneOdio Monitor60を使用して気になったのが、遮音性と音漏れです。分厚いイヤーパッドがノイズを遮断してくれると期待しましたが、音楽再生中でも周囲の音が聞こえました。また、半分程度の音量でも音漏れしてしまうため、スタジオでの使用であれば問題ありませんが、公共の場所ではやや使いづらい印象です。
OneOdio Monitor60がおすすめな人
- 音源そのままの自然な音を楽しみたい人
- 楽器練習やスタジオ用のモニターヘッドホンとして使いたい人
- ゲーム用のお手頃なヘッドホンが欲しい人
OneOdio Monitor60は、音源そのままの魅力を楽しみたい人におすすめのヘッドホン。アンプや楽器などに使われる6.35mmプラグに対応しており、楽器練習やレコーディング用のモニターヘッドホンとして最適です。また、マイク付きのケーブルが内蔵しているので、ゲーミング用としても利用できますよ。
関連記事:オープンイヤー型なのに高音質!OpenRock Proを実機レビュー!OpenRock Sとの比較も
OneOdio Monitor60のスペック・特徴
タイプ | オーバーヘッド型 |
サイズ | 20 × 10.5 × 20.5cm |
重量 | 320g |
接続方法 | 有線(3.5mm/6.35mm) |
ドライバーユニット | 50mmダイナミックドライバー |
再生周波数 | 20Hz~40kHz |
音圧感度 | 110±3dB |
イヤーパッド |
|
マイク | ○ |
ハイレゾ音源 | ○ |
付属品 |
|
OneOdio Monitor60は、DJやクリエイター向けに作られた有線ヘッドホンです。ハイレゾ音源に対応しており、音源に忠実な表現力を備えているのが魅力。独自構造のハウジングによって不要な振動を抑えているので、雑味のないクリアなサウンドを楽しめます。
また、OneOdio Monitor60は、イヤーカップに3.5mmと6.35mmの2つのケーブルジャックを搭載。それぞれに付属のケーブルを繋げれば、アダプターなしで楽器のモニタリングが可能です。さらに、イヤーカップは180°自由に動かせるので、片耳リスニングなども楽にできますよ。
【実機で検証】OneOdio Monitor60を徹底レビュー
OneOdio Monitor60のセット内容
- ヘッドホン本体
- 6.35mmカールケーブル(1.5~3m)
- 3.5mmオーディオケーブル(3m)
- 3.5mmマイク付きケーブル(1.2m)
- 取扱説明書
- キャリーポーチ
OneOdio Monitor60は、必要なものが全て揃った大満足のセット内容。特にケーブルの種類・長さが充実しており、普段使いからモニター用まで幅広く使用できます。また、専用ポーチがついているので、持ち運びや保管に困らないのも嬉しいポイントです。
高級感のあるデザイン!極厚イヤーパッドは意外と軽いつけ心地
OneOdio Monitor60は、黒色で統一したスタイリッシュなデザイン。チープさは一切なく、数万円の高級ヘッドホンのような雰囲気があります。左右のイヤーパッドの中に「L」「R」が印字されており、左右が分かりやすいのが嬉しいですね。
イヤーパッドを含めて全体的に大きめの作りですが、重量は363gと意外と軽量。つけ心地も軽く、ヘッドホン特有の圧迫感や締め付け感は少ないです。
ヘッドバンド部分も柔らかい素材でできているので、頭にふんわりとフィットしてくれますよ。
ヘッドホンを外して首にかけるときも、イヤーパッドが180度動くため邪魔になりません。パッド部分があごに当たらず、メイクがつく心配がないのも嬉しいポイントでした!
聞き取りやすいフラットサウンド!音源そのままのイメージを楽しめる
OneOdio Monitor60の音質は、全体的にクセのないフラットなサウンド。低音域は控えめではあるものの、中音域から高音域にかけての解像度が高く、ボーカルの声がきれいに通ります。
メーカーが謳っている通り、音源そのままのサウンドを確認したい楽器練習やレコーディングのモニター用に最適です。音のバランスが良いため、普段の音楽鑑賞用としても十分使えますよ。
利用シーンによっては音漏れが気になるかも。遮音性は控えめ
スタジオでの使用を想定しているためか、遮音性は控えめな印象。大音量で音楽を聴いていても、外部の雑音が少々気になりました。また、中間くらいの音量でも音漏れする結果に。自宅で使う分には問題ありませんが、静かな場所や人が多い場所での使用には不向きかもしれません。
マイク音質は良好!ゲーミングヘッドセットとしても使える
OneOdio Monitor60は、マイク付きの3.5mmケーブルが付属しています。実際に通話をしてみると予想以上にマイクの音質がよく、相手の話し声がきれいに聞き取れました。音楽視聴だけではなく、通話用やゲーミングヘッドセットとしても問題なく使えます。
総評:フラットな音質が好印象!楽器演奏やDTMにピッタリ
検証の結果、フカフカなイヤーパッドのつけ心地がよく、高級感のあるデザインも高評価。音質はフラットで、ボーカルや楽器演奏の生の音が聴きやすいのが魅力です。
付属のケーブルも充実し、マイク音質も良好。レコーディングやミキシングだけでなく、ゲームに使いやすい点も嬉しいポイントです。音漏れのしやすさが若干気になりましたが、メーカーが宣伝する通り、楽器練習やDTMにピッタリなヘッドホンだと感じました。
OneOdio Monitor60のよくある質問
OneOdio Monitor60はどこで購入できる?
OneOdio Monitor60はワイヤレス接続できる?
OneOdio Monitor60レビューまとめ
- OneOdio Monitor60はクリアなサウンドが魅力の高コスパヘッドホン
- ふかふかのイヤーパッド&ヘッドバンドでつけ心地抜群
- 音楽視聴・モニタリング・ゲーミング用まで幅広く使える
今回は、OneOdioの高性能モニターヘッドホン「OneOdio Monitor60」をレビューしました。OneOdio Monitor60は、クセのないクリアサウンドと互換性の高さを備えているのが特徴。DJやクリエイターはもちろん、音源そのままの良さを感じたい人にぜひ使って欲しいおすすめの商品です。
Photo By 内田大貴