自宅にいながら、まるで映画館のような臨場感が味わえるサラウンドヘッドホン。映画鑑賞にはもちろんですが、位置把握が重要なFPSゲームにもおすすめのアイテムです。
しかし、一口にサラウンドヘッドホンと言ってもその種類はさまざま。価格が安い怪しい商品を目にすることもあり、本当にサラウンド効果を得られるのか疑ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では本当に効果のあるサラウンドヘッドホンの選び方を徹底解説します。サラウンド効果の仕組みやおすすめの人気メーカー、売れ筋ランキングもご紹介しますので、ぜひチェックしてください。
目次
サラウンドヘッドホンの仕組み
ここではまず、サラウンドヘッドホンの選び方を解説する前に、サラウンドヘッドホンの仕組みについて解説していきます。
サラウンドとは、左右だけではなく様々な角度から音が聞こえるサウンド環境です。一般的には、複数のスピーカーを周りに置くことでサラウンド環境は実現できます。
しかし、左右2つのスピーカーしかないヘッドフォンでは、どのようにサラウンドを実現しているのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
2つのスピーカーで実現する「バーチャルサラウンド」を活用
多くのサラウンドヘッドホンは、音が出た位置を錯覚させる「バーチャルサラウンド」の原理を使われたヘッドホンです。
ヘッドホンには基本的に左右2つのスピーカーしかありませんが、人間の耳も左右2つですよね。実は、左右の耳から聞こえる音がサラウンド効果のある音なら、実際にスピーカーが3つ以上なくても、各方向から音が聞こえているかのように感じられます。
この仕組みを使い、バーチャルサラウンドを再生するのがサラウンドヘッドホンです。
編集部
一般的なヘッドホンと基本構造は同じ
サラウンドヘッドホンの基本的な構造は、一般的なヘッドホンと同じです。耳を付ける部分にたくさんのスピーカーがついているわけではありません。
サラウンドヘッドホンと一般的なヘッドホンの違いは以下の2つ。
- サラウンドヘッドホン単体で、音源をサラウンド化できる
- サラウンド用に適した音がチューニングされている
サラウンドヘッドホンと一般的なヘッドホンの最も大きな違いは、サラウンド音源に適した音がチューニングされていることです。
一般的なヘッドホンでサラウンド音源を聞くと、さまざまな方向からの音を無理やり左右2つのスピーカーから流すため、人の声が聞き取りにくくなることがあります。
サラウンドヘッドホンであれば、サラウンド音源用にチューニングされているため、一般的なヘッドホンよりもサラウンド音源が聞き取りやすいんですね。
ヘッドホンの中に複数のスピーカーを備えた「リアルサラウンド」
サラウンドヘッドホンの中には、実際に複数のスピーカーをヘッドホンの中に内蔵している「リアルサラウンド」ヘッドホンもあります。リアルサラウンドヘッドホンの場合、左右のヘッドセットそれぞれに小さなスピーカーを複数設置し、バーチャルサラウンド技術と組み合わせてよりリアルな音場感を生み出します。
特にゲーマーからは、リアルサラウンドシステムの方がより臨場感があり、違和感が少ない音になるため長時間聴きやすいと人気が高いです。
ただし、リアルサラウンドと名前はついていてもヘッドホンである以上、ゲームや映画の画面で視覚的に捉えられるほど遠くからの音としては聞こえないことに注意しましょう。
チャンネル数「5.1ch」「7.1ch」はスピーカーの数を表す数値
サラウンド効果において、スピーカーの置かれる場所を「チャンネル」と言います。
例えば、スピーカーが1つのモノラルは「1.0ch(チャンネル)」、スピーカーが2つのステレオは「2.0ch(チャンネル)」と呼ばれます。チャンネル数が多ければ多いほど、より臨場感に溢れたリアルな音が楽しめるというわけです。
また、「5.1ch」や「7.1ch」の「.1ch」は、重低音や爆発音などの迫力ある音を専門に再生する「サブウーファー」というスピーカーのことを指します。例えば、サブウーファーが2つあり、通常のスピーカーが5つあるサラウンドシステムなら「5.2ch」と表記されるわけです。
サラウンドヘッドホンの選び方
この章では、実際にサラウンドヘッドホンを選ぶときのポイントについて詳しく見ていきましょう。
サラウンド特有の選び方から、ヘッドフォン全般の選び方について、以下4点について詳しく解説していきます。
- 対応フォーマット
- システムモデル
- 形状
- ノイズキャンセリング
- 接続方式
「Dolby Atmos」「DTS:X」対応製品だとより高品質なサラウンド体験が可能
より高品質なサラウンド体験を求めるなら、最新フォーマットの「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」や「DTS:X」対応製品がおすすめです。
高品質なサラウンド音源はDolby Atmosなどのフォーマットで音源自体が収録されています。これらを楽しむためには、Dolby Atmosなどのフォーマットに対応したヘッドフォンだと、より立体音響が楽しめるからです。
Dolby AtmosやDTS:Xなら、バーチャルサラウンド環境でもリアルサラウンド環境でも、より高品質なサラウンド体験ができます。このため、サラウンドシステムに対応している音楽コンテンツの場合、Dolby Atmosでサラウンド体験を提供していることが多いです。
以下が一例です。他にもサラウンドで楽しみたいコンテンツがある場合は、一度ご自身で調べてみることをおすすめします。
コンテンツ名 | Apple Music | Sportify | Amazon Music HD |
対応フォーマット | Dolby Atmos (空間オーディオ) |
Dolby Atmos、UHQ | Dolby Atmos、360 Reality Audio |
Dolby Atmosとは
これまでのサラウンドシステムは、チャンネルに対応した音声を作り、各方向からのサウンドを合わせてサラウンド効果を得ていました。しかし、「Dolby Atmos」や「DTS:X」では、音が出ている位置から最適なスピーカーを自動的に判断して音を出してくれます。
つまり、ざっくり言えばスピーカー数(チャンネル数)が少なくても、立体的で臨場感あふれる音を体験できるというわけです。このため、Dolby Atmos対応のコンテンツは、チャンネル表記がないものも多くなってきました。
ヘッドホンシステムモデルだとより高性能
ヘッドホン単体のモデルよりも、プロセッサーとセットになった「ヘッドホンシステムモデル」の方がより高精度にサラウンドに変換してくれます。
これは、サラウンド音源をメーカー独自の技術を備えたプロセッサーに一度通すことで、より立体感・臨場感のある音が楽しめるものです。
サラウンドヘッドホンの形状は「密閉型」がおすすめ!
サラウンドヘッドホンの形状としては、密閉型がおすすめです。
手軽さや装着しやすさを重視した開放型とは逆に、密閉型は遮蔽性が高いため、臨場感・没入感を高めたいサラウンド体験にぴったりだからです。
ヘッドホンは音を発生させる「ドライバーユニット」を、「ハウジング」と呼ばれるパーツで覆っています。この「ハウジング」の構造によって、「密閉型(クローズド)」と「開放型(オープンエアー)」の2つのタイプがあります。
ノイズキャンセリング機能があればより深い没入感を
外部からの音をシャットアウトしてくれる「ノイズキャンセリング機能」がついているヘッドホンなら、さらに深い没入感や臨場感を得られます。
ノイズキャンセリング機能とは、本体内のマイクで周囲のノイズを検知し、ノイズを打ち消す音波を発して音源だけをクリアに再生するもの。騒音に邪魔されることなく、映画やゲームを楽しめます。
編集部
接続方式も確認しよう!音を楽しむためには使い勝手も大切
有線の場合「リケーブル可能か」「プラグの形状」もチェック
有線サラウンドヘッドホンは、音質の良さや通信の安定性を求める人におすすめです。
物理的に接続されているので、音が途切れにくく音質が良いのが特徴。リケーブル(ケーブルの付け替え)に対応している製品なら、より自分の好みの音に近づけやすくなります。
また、プラグの形状はUSBがおすすめ。3.5mmジャックに対応しているヘッドホンはサラウンド用途以外でも使えますが、PCに直接指すとノイズがのりやすいのであまりおすすめできません。ステレオ標準の6.3mmプラグの場合、接続には変換コネクタが必要なので注意しましょう。
- リケーブル対応なら、より好みの音質にできる
- プラグはUSB接続が基本
- 6.3mmジャックの場合、変換コネクタが必要
無線の場合は接続方式とバッテリーもチェック
無線サラウンドヘッドホンはコードがないので、頭を自由に動かしながら楽しみたい、家族や友人などと複数人で楽しみたいという人におすすめです。複数人で同時に視聴するなら、同時に複数台のヘッドホンと接続できるかどうか確認しましょう。
無線サラウンドヘッドホンの弱点として、有線より音質や遅延が発生しやすい点が挙げられますが、Bluetooth接続ではなく2.4Ghzの独自方式なら、接続が安定しやすいです。5GHz帯も使える「デュアルバンド無線伝送方式」なら、さらに接続が安定します。
また、無線サラウンドヘッドホンの場合、充電式となるのでバッテリーの持ち時間もチェックしましょう。特に長時間のゲームプレイを行う際には、ついつい時間が経っているもの。映画用なら3時間以上、ゲーム用なら8時間以上の連続再生が可能なモデルがおすすめです。
- 家族や友人と楽しみたいなら、複数台同時接続OKかどうか
- 接続の安定性はデュアルバンド無線伝送方式>2.4GHzのみ>Bluetooth
- 映画用なら3時間以上、ゲーム用なら8時間以上の連続再生時間が目安
安いVS高い!サラウンドヘッドホンの比較
この章では、安いサラウンドヘッドホンと高いサラウンドヘッドホンの特徴を比較しました。それぞれのモデルにおすすめの人もご紹介しますので、ぜひ価格帯を選ぶときの参考にしてください。
安いサラウンドヘッドホンの特徴(1万円以下のモデル)
1万円以下の安いサラウンドヘッドホンは、対応する機器が多い3.5mmプラグを採用しているものや、Bluetooth接続のものが多いです。また、対応チャンネル数が5.1chまでというものも多く、7.1chまで対応しているサラウンドヘッドホンは少ないです。
しかし、安くてもDTS:Xに対応したサラウンドヘッドホンや、音をクリアに感じられるさまざまな工夫をしたサラウンドヘッドホンもあります。
まずはサラウンドがどんなものか試してみたい、手軽にサラウンド音声を体験してみたいという人におすすめのサラウンドヘッドホンです。
- サラウンド音声が初めてで、どんなものか試してみたい人
- 楽しみたいコンテンツの多くが5.1ch対応で、7.1chは必要ない人
- さまざまな機器に接続して、手軽にサラウンドを楽しみたい人
高いサラウンドヘッドホンの特徴(3万円以上のモデル)
3万円以上の高いサラウンドヘッドホンは、ほとんどがプロセッサーとセットになった「サラウンドヘッドホンシステム」のモデルです。プロセッサーで音を調整してくれるので、よりクリアで自然なサラウンド効果が得られます。7.1chに対応しているモデルが多く、中には9.1chに対応しているモデルもあります。
デュアルバンド無線伝送システムで安定した接続を保てるモデルや、音質劣化の少ない光デジタル端子を採用しているモデルが多いのもこの価格帯の特徴です。
サラウンド効果の真髄を味わいたいなら、この価格帯のサラウンドヘッドホンがおすすめです。
- プロセッサーつきのサラウンドヘッドホンが欲しい人
- 無線接続でも安定した接続を保ちたい人
- サラウンド効果を最大限に味わいたい人
サラウンドヘッドホンのおすすめ人気メーカー
ここでは、サラウンドヘッドホンのおすすめ人気メーカーを5つご紹介します。迷ったときは、この5つのメーカーの特徴から好みのものを選ぶのもおすすめです。
音質に定評のある「SONY(ソニー)」
音質や画質の良いゲームが人気のPSシリーズを販売しているメーカーでもある「SONY」。PS4では純正のサラウンドヘッドホンを販売するなど、サラウンド環境にも力を入れています。
そんなSONYのサラウンドヘッドホンは、音質が良いことに定評があり、初心者からプロのミュージシャンまで幅広く愛用されているのも特徴。人間の聴覚を深く研究することから生まれた、独自開発のバーチャルサラウンド技術「バーチャルホンテクノロジー」搭載モデルが人気です。
- PS4など、PSシリーズでサラウンドヘッドホンを使いたい人
- プロ仕様の音質にこだわりたい人
- ソニー独自開発のサラウンド技術を感じてみたい人
関連記事:マニアが選ぶ!ソニーのおすすめヘッドホン15選|独自の最新技術やシリーズ別の特徴とは?
SONY製イヤホンならこちらの記事もおすすめ:【評価レビュー】SONYイヤホン WF-1000XM3 音質とノイズキャンセリングを徹底検証
オーディオ機器の老舗メーカー「Victor(ビクター)」
1927年に蓄音機の会社として設立された「Victor」は、その後も音楽と映像に特化した高品質な製品を生み出し続けてきました。そんなVictorがサラウンドヘッドホン用のシステムとして開発したのが「EXOFIELD THEATER」。個人の聴こえ方に合わせて最適な音場を調整する独自技術で、よりその人に合ったサラウンド効果が得られます。
他のサラウンドヘッドホンに比べると価格はややお高めですが、ささやき声のような細かい音でも感じ取れるヘッドホンならではのサラウンド体験ができます。部屋の広さや防音設備などの関係で実際のスピーカーは置けないけれど、高品質なサラウンドを追求したい人におすすめです。
- 一般的なサラウンドヘッドホンの設定が自分に合わない人
- コストがかかっても良いので、高音質を追求したい人
- 映画やゲームの細かい音までしっかり聴き取りたい人
関連記事:【初心者向け】今売れてるJVCヘッドホンの選び方をわかりやすく解説!おすすめしたい10商品も
イヤホンが好きな方には、こちらもおすすめ:【全シリーズ解説】JVCイヤホンの選び方がわかる!おすすめ22製品の人気ランキング|有線・無線モデルも
バランス良く使いやすい「Panasonic(パナソニック)」
国内大手の電気機器メーカー「Panasonic」が手がけるサラウンドヘッドホンは、SONYと並んで人気が高いです。その理由は、低音と高音をしっかり聞き分けられ、音質とコスパのバランスが良いこと。また、国内電気メーカーらしくさまざまなニーズに対応したきめ細やかなラインナップが展開されています。
DTSのヘッドホン用サラウンド規格「DTSHeadphone:X」対応モデル、イヤー部分の装着感にこだわったモデル、耳への圧迫感を軽減するモデルなどがあります。自分好みのサラウンドヘッドホンを見つけたいなら、Panasonicがおすすめです。
- 音質とコスパのバランスが良いサラウンドヘッドホンが欲しい人
- 低音も高音もクリアに聞きたい人
- 自分好みの装着感や特徴のあるサラウンドヘッドホンが欲しい人
関連記事:コスパ最強のBluetoothヘッドホン🎧パナソニックRP-HF410Bレビュー
パナソニック製イヤホンの記事はこちら:【コスパ抜群】パナソニックイヤホンおすすめ12選|最新のワイヤレスも【2021】
ゲーミングデバイス専門の「Razer(レイザー)」
「Razer」は、アメリカのゲーミングデバイスメーカー。ゲーミングに特化したハイスペックなPCや周辺機器で有名で、ゲーミングデバイスらしいカラフルなLEDのバックライトが特徴です。ホームシアターサウンドで有名な「THX」を買収したことから、サラウンド分野でのクオリティアップが見込まれます。
PCのオンラインゲーム用デバイスだけでなく、PS4やXboxなどコンシューマーゲーム向けのモデルも展開しているので、家庭用ゲーム機をメインで利用する人にもおすすめ。長時間使用にも耐えられる快適なつけ心地と、飾りすぎないクールなデザインでゲーマーから人気のメーカーです。
- ゲーミングデバイスをRazer製で揃えたい人
- 長時間使うので、つけ心地にこだわりたい人
- クールなデザインのサラウンドヘッドホンが欲しい人
コスパの良さで有名な「ASUS(エイスース)」
マザーボードなどのパソコンパーツで世界的なシェアを誇る「ASUS」は、コスパの良いノートパソコンやタブレット・スマホなどの端末本体、周辺機器などでも良く知られています。そんなASUSのサラウンドヘッドホンは、「勝つためのゲーミングブランド」がコンセプトの「ROG」シリーズ。
「ROG Strix Fusion 700」と「ROG Strix Fusion 500」は独自開発の技術を利用した7.1chバーチャルサラウンド、「ROG Centurion(ROG 7.1)」はリアル7.1chサラウンド。いずれも3万円を超えないコスパの良さで、サラウンドヘッドホンとしてもゲーミングヘッドセットとしても手軽に楽しめます。
- コスパの良いサラウンドヘッドホンが欲しい人
- スマホでも使いやすいサラウンドヘッドホンが欲しい人
- リアルサラウンドヘッドホンを手軽に楽しみたい人
サラウンドヘッドホンおすすめ人気ランキング比較一覧表
サラウンドヘッドホンおすすめ人気ランキング15選
3Dゴーグル装着時でも疲れない、軽量サラウンドヘッドホン
付属バッテリーを含めて約230gの軽量サラウンドヘッドホン。3Dゴーグルなど、他の周辺機器を装着した状態で長時間つけていても疲れにくいです。イヤーパッド部には軟質発泡ウレタン素材を採用し、耳への負担を軽減しました。
この価格帯でもプロセッサーつき、7.1chドルビーデジタル対応で迫力のサラウンド音声を実現。2.4GHzのワイヤレス接続で、最大約30m離れても安定した接続を保ちます。ヘッドホンにリモコン機能がついていて、直接プロセッサーを操作することも可能です。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(USB 2.4GHz) |
丈夫でクリアな音が特徴、コスパ抜群のサラウンドヘッドホン
安定した接続の有線タイプ、低音から高音までクリアに再生できる「サウンドスタビライザー」が特徴のサラウンドヘッドホン。スピーカーの周辺に「アコースティック(音響)レンズ」を採用したことで、より自然な音の広がりや奥行きを感じられます。
広い幅で頭部をしっかり包み込むヘッドバンド部分と、耳に馴染みやすい低反発ウレタンのイヤーパッドで、長時間使っても快適。どんな機器にでも接続しやすい3.5mmステレオミニプラグは、片側1.5mに加えて2.3mの延長コードも付属しています。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(3.5mmステレオミニプラグ) |
PS4、PS5対応の7.1chワイヤレスサラウンドヘッドホン
「for PlayStation 4」と名前がついている通り、PS4以降向けのワイヤレスサラウンドヘッドホンです。Dolbyのヘッドホン用7.1chサラウンドサウンドで、ゲーム内の敵の足音や機体の飛ぶ音を臨場感たっぷりに聴き取れます。
USB 2.4GHzの接続方式を採用し、最大12mの長距離を無線接続しても遅延しにくいのが大きな特徴。低反発スポンジとレザーレット製の軽くて柔らかいイヤークッションで、長時間のプレイでも耳が疲れにくいです。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 開放型 |
接続方式 | 無線(USB 2.4GHz) |
ノイズキャンセル機能つき、コスパ重視サラウンドヘッドホン
7.1chバーチャルサラウンド機能に加え、振動ダイヤルつきでより臨場感を重視したゲーミングサラウンドヘッドホンです。ドライバーユニットは50mmで、迫力ある重低音を再現可能。専用のドライバーソフトを使えば、環境や好みに合わせてサラウンド音源を調整できます。
淡いブルーのLEDライトは、派手すぎずインテリアの雰囲気を損ないません。柔軟性のあるノイズキャンセリングマイクは360度回転でき、ボイスチャットを使いながらゲームするにも便利です。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 開放型 |
接続方式 | 有線(USB端子) |
DTS対応、3.5mmプラグのバーチャルサラウンドヘッドホン
最大11.1chのサラウンドを楽しめる「DTSHeadphone:X」に対応したサラウンドヘッドホン。ドライバーユニットは40mmと他製品よりやや小さめですが、デザインがカジュアルで手軽に毎日持ち運びやすくつけやすいのが魅力です。
密閉型で音漏れしにくく、他のサラウンドヘッドホン同様、低音から高音まで十分再生できる周波数帯域に対応。3.5mmステレオミニプラグはさまざまな機器と互換性があり、どんな機器でも手軽に使いやすいサラウンドヘッドホンです。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(3.5mmステレオミニプラグ) |
折りたたみ可能で持ち運び便利なサラウンドヘッドホン
「DTSHeadphone:X」対応、コスパ抜群のPanasonic製サラウンドヘッドホンです。耳の形状に合わせたイヤーパッドは耳への負担を軽減するとともに密閉性を高めてくれ、音漏れも抑えられます。柔らかい素材を使っているので、長時間の使用でも圧迫感が少ないです。
絡みにくいフラットコードとL型ステレオミニプラグ、平たくたためる構造でどこへでも持ち運びしやすいのが特徴。幅広でソフトクッションを備えたヘッドバンドにより、快適に装着できます。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 有線(3.5mmステレオミニプラグ) |
SONY独自のサラウンド音楽に対応したサラウンドヘッドホン
SONYの「360 Reality Audio」に対応し、サラウンド音楽を楽しめるサラウンドヘッドホンです。最大28時間の連続再生が可能なロングバッテリーに加え、約290gの軽量ボディで長時間の装着でも疲れにくいのが大きなメリット。
ノイズキャンセリング機能と密閉型イヤーパッドで、周囲の騒音に邪魔されることなく没入感を楽しめます。一方で、周囲の音を聞くときにはヘッドホンを外さなくても一時的に外音を取り込めるモードも搭載。高品質と使い勝手の療法を追求したサラウンドヘッドホンです。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(Bluetooth) |
サラウンドヘッドホンシステムとして人気の高い、SONYモデル
「プロセッサー+ヘッドホン」のシステムタイプとして人気の高いSONY製サラウンドヘッドホン。SONY独自のバーチャルホンテクノロジーを採用し、7.1chのバーチャルサラウンド環境を実現しました。立体感や臨場感あふれる音の広がりを楽しめます。
ヘッドホンを使っていないときは、プロセッサー兼ヘッドホンスタンドにかけておけば充電できて便利。最大17時間使えるロングバッテリーで、長時間の映画鑑賞やゲームプレイでも電池切れの心配がありません。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線 |
インテリアとしてもデザイン性の高いサラウンドヘッドホン
コンパクトでデザイン性の高いプロセッサーと、マットな質感で高級感のある見た目のサラウンドヘッドホンです。高級感はあっても価格はそれほど高くないので、おしゃれで使いやすいサラウンドヘッドホンを試してみたい人にもおすすめ。
ヘッドホンを2台まで増設できるため、もう1台ヘッドホンを購入すれば家族や友人とペアで同時にワイヤレス視聴もできます。接続は2.4GHz帯のデジタルワイヤレス方式で、Bluetoothよりも安定した接続が可能です。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(2.4GHz) |
SONY独自音源対応、軽量タイプのサラウンドヘッドホン
約180gという超軽量タイプながら、SONY独自のサラウンド音楽「360 Reality Audio」に対応したサラウンドヘッドホン。このシリーズはカラーバリエーションが豊富で、スマホやWALKMANと合わせたSONY製トータルコーディネートも可能です。
人間工学に基づく立体縫製とウレタンフォームの柔らかさで、密閉性が高く装着感も快適なイヤーパッド。長時間のゲームプレイや映画鑑賞にもぴったりです。最大約24時間の連続再生可能なロングバッテリーを搭載していますが、万が一充電が切れたときには10分の充電で90分再生できる「クイック充電」にも対応しています。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(Bluetooth) |
2.4GHz帯で安定した無線接続のサラウンドヘッドホン
2.4GHz帯デジタルワイヤレス方式の無線接続により、安定した接続が保てるサラウンドヘッドホンシステムです。プロセッサーが必要ない場合、スイッチで切り替えれば、スマートデバイスにも手軽にBluetooth接続可能。外にも持ち運んで楽しめます。
ドライバーユニットの大きさは42mmとやや小さめですが、ドライバーの力を最大限に引き出す独自の構造でクリアな音声を実現。立体縫製のイヤーパッドと耳を包み込むような密閉性の高いデザインで、長時間つけていても疲れにくいです。
サラウンド機能 | バーチャル |
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プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(2.4GHz) |
電池式でバッテリー切れでもすぐに使えるサラウンドヘッドホン
サラウンドヘッドホンシステムとしては珍しい、電池式のサラウンドヘッドホンです。一般的な単4アルカリ乾電池のほか、付属のニッケル水素充電式電池、充電式EVOLTA、eneloopなどさまざまな電池が使えます。バッテリー切れでも電池を交換すればすぐに使える手軽さが魅力です。
プロセッサーに4台まで同時接続できるので、ヘッドホンを追加で購入すれば家族や友人と最大4人まで同時視聴可能。電池も含めて約235gの軽量設計に加え、レザー調のヘッドバンドで長時間の視聴やゲームプレイでも快適です。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線 |
まるで映画館のような臨場感が味わえるサラウンドヘッドホン
Victor独自の音像定位技術「EXOFIELD THEATER」を搭載したサラウンドヘッドホンシステム。映画館やライブ会場のような臨場感を味わえるとして、「シアターシステム」と位置づけられました。バーチャルサラウンドながら、リアルサラウンドにできるだけ近づけたのがこのサラウンドヘッドホンです。
また、個人の聴覚特性に基づき、最適なサラウンド効果を調整してくれる機能も搭載。専用スマホアプリで簡単に測定・設定できます。デュアルバンドデジタルワイヤレス伝送により、2.4GHzのみよりもさらに安定した無線接続を実現しました。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(2.4GHz/5GHz) |
世界初、バーチャルで9.1chを実現したサラウンドヘッドホン
SONY独自のバーチャルホンテクノロジーの中でも最高峰、9.1chに到達したサラウンドヘッドホンです。別売の専用ヘッドホンを追加で購入すれば、4台まで増設可能。家族や友人と同時に映画やゲームなどのサラウンドコンテンツを楽しめます。
無線接続ですが、デュアルバンド無線伝送システムで2.4GHz帯と5GHz帯の両方をサポートしているため、接続が安定しています。ヘッドホンを装着すると自動で電源ON、外すと自動で電源OFFになるオートパワーON/OFF機能搭載で使い勝手も抜群です。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | あり |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(2.4GHz/5GHz) |
ノイズキャンセリングに強い、没入感抜群のサラウンドヘッドホン
SONY独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」により、業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載したサラウンドヘッドホンです。屋外や電車のホーム、地下鉄の中などさまざまな騒音が生じる環境でも、没入感を邪魔されません。
これもSONYの独自規格「360 Reality Audio」に対応しているため、サラウンド音楽を楽しめます。最大30時間のロングバッテリー搭載で、持ち運びにも便利。ヘッドホンを外さずに外音を取り込むモードも搭載しているので、一時的に周囲の音を聞きたいときにもすぐ対応できます。
サラウンド機能 | バーチャル |
---|---|
プロセッサー | なし |
形状 | 密閉型 |
接続方式 | 無線(Bluetooth) |
サラウンドヘッドホンの使い方
この章では、サラウンドヘッドホンの使い方をヘッドホン単体、プロセッサー付きの2つに分けて解説します。購入した、あるいは購入を検討している製品に合わせてチェックしてください。
サラウンドヘッドホンの使い方【ヘッドホン単体編】
ヘッドホン単体のモデルは、ゲーム機やテレビなどの本体とサラウンドヘッドホンを直接接続します。有線接続の場合は、サラウンドヘッドホンの端子に合ったジャックにつなぎましょう。Bluetoothなどワイヤレス接続の場合は、各ゲーム機やテレビの取扱説明書に書かれている無線接続の方法を確認してください。
サラウンドヘッドホンの使い方【プロセッサー付き編】
プロセッサー付きのサラウンドヘッドホンの場合、ゲーム機やテレビなどの本体はプロセッサーに接続し、プロセッサーとヘッドホンを接続してサラウンド効果を楽しみます。順番に手順を見ていきましょう。
- サラウンドヘッドホンの接続手順
- STEP.1本体とプロセッサーを接続するHDMIケーブルや光デジタル接続ケーブルなどを使い、テレビやゲーム機とプロセッサーを接続します。
- STEP.2電源を入れるテレビ、ゲーム機、DVDプレイヤーなど、接続した機器の電源を入れます。
- STEP.3入力を切り替えるプロセッサーのボタンを押し、視聴したい機器の接続先に切り替えます。
- STEP.4再生するDVDやゲームの再生を始めます。
- STEP.5ヘッドホンを装着するヘッドホンを装着するか、電源ボタンを押します。音量を確認し、聞き取りやすい大きさに調整しましょう。
この手順はあくまでも一例です。各ゲーム機やテレビ、プロセッサーによって細かい部分は異なりますので、購入した機器の取扱説明書をよく確認しましょう。
サラウンド対応コンテンツについて
動画系コンテンツ
コンテンツ名 | Netflix | Amazon Prime | U-NEXT | TSUTAYA TV | YouTube |
対応チャンネル数 | 5.1ch | 5.1ch | 5.1ch、7.1ch | 5.1ch | 5.1ch |
対応フォーマット | ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモス | ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモス | ドルビーデジタルプラス、ドルビーアトモス | ドルビーデジタル | アンビソニックス |
Amazon Primeはパソコンでのサラウンド再生非対応なので注意が必要です。Amazon Primeのサラウンド音声を楽しみたいなら、テレビで再生しましょう。
U-NEXTは国内動画配信サービスとしては初、Android端末でのドルビーアトモス再生に対応しました。一方で、Hulu、dTV、ニコニコ動画などはサラウンド再生に非対応なので、通常のステレオ再生しかできません。
YouTubeが対応している「アンビソニックス(Ambisonics)」は、後述するドルビーアトモスなどと同じように、音を3次元で捉える「イマーシブ・3Dオーディオ」の一種です。
ゲーム系コンテンツ
PSシリーズ
ゲーム機名 | PS2 | PS3 | PS4 |
対応フォーマット | Dolby Pro Logic II Dolby Digital DTS4.0chサラウンド出力 Linear PCM |
Dolby TrueHD DTS-HD Master Audio DTS-HD High Resolution Audio Dolby Digital DTS Digital Surround Linear PCM AAC |
Dolby TrueHD DTS-HD Master Audio |
対応ソフト | 「グランツーリスモ4」など | 「ファイナルファンタジーXIII」など | 「モンスターハンターワールド」など |
最初からDVD再生機としての役割も担っていたPlayStationシリーズは、音質もこだわって作られていました。PS4ではついに専用・純正のワイヤレスサラウンドヘッドセットが販売され、これを使えば簡単にサラウンド音声でゲームを楽しめます。
Xboxシリーズ
ゲーム機名 | Xbox 360 | Xbox One |
対応フォーマット | Dolby Digital Linear PCM |
Dolby Atmos DTS:X Auro-3D |
対応ソフト | 「グランド・セフト・オートV」など | 「ダークソウル リマスタード」など |
XboxシリーズはBlu-rayディスクの再生機能こそありませんが、ゲームの音質としてはPSシリーズと遜色ないサラウンドシステムを備えています。Xbox Oneでは「イマーシブ・3Dオーディオ」であるドルビーアトモスやDTS:Xにも対応し、さらに立体的なサラウンド体験が可能です。
Nintendoシリーズ
ゲーム機名 | Wii U | Nintendo Switch |
対応フォーマット | Linear PCM | Linear PCM |
対応ソフト | 「マリオテニス ウルトラスマッシュ」など | 「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」など |
NintendoシリーズはPSシリーズと比べると音質にこだわってはいないものの、Linear PCMと呼ばれる生音の音源に対応しています。単純な音質だけを比べればLinear PCMの方がDolby Digitalなどよりも高音質。HDMIで接続できるスピーカー・アンプなど、対応設備が用意できるならNintendoシリーズでも5.1chサラウンドを楽しめます。
また、オンラインゲームに関してはソフトやアプリによって対応・非対応が異なりますので、一概に言えません。楽しみたいゲームがサラウンド音声に対応しているかどうか、しっかり確認しましょう。
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ヘッドセットではなく、イヤホンで使いたいなら:【2021】FPSも有利に!ゲーミングイヤホン おすすめ 15選|ゲームや音楽でも使用できるハイパフォーマンスモデルも
円盤系コンテンツ
コンテンツ名 | Blu-ray DISC | DVD video | CD |
対応フォーマット | Linear PCM Dolby Digital Dolby Digital Plus Dolby TrueHD DTS DTS-HD Master Audio DTS-HD High Resolution Audio |
Linear PCM Dolby Digital DTS MPEG-2オーディオ |
Linear PCM |
ブルーレイ、DVDはそれぞれ複数のサラウンド対応フォーマットに対応していますが、実際にどのフォーマットを使っているかは書き込まれている音声によります。楽しみたい作品がどのフォーマットに対応しているか、よく確認して選びましょう。
サラウンドヘッドホンの関連商品
この章では、サラウンドヘッドホンに関連したおすすめ商品をご紹介します。
リアルサラウンドを追求するなら「サラウンドスピーカー」
音の出る方向をよりリアルに近づけるなら、サラウンドスピーカーがおすすめです。これもサラウンドヘッドホンと同様、実際に複数のスピーカーを設置する「リアルサラウンドスピーカー」と、音像定位の技術を使ってサラウンド効果を得る「バーチャルサラウンドスピーカー」があります。設置場所や予算に応じて選びましょう。
壊れたときのリペアにも使える「イヤーパッド」
ヘッドホンのイヤーパッドを好みに変えてより装着感をアップさせたり、壊れたときのリペアとしてイヤーパッドを用意しておくのもおすすめ。壊れたときのリペア用には純正イヤーパッドが販売されているモデルもありますので、装着感を変えたくない場合は機種名で検索してみましょう。
音質アップや調整に「リケーブル」
ヘッドホンの音質をアップさせたり、より好みの音に変えたいという場合は、リケーブルがおすすめです。ヘッドホンに合う端子と、ケーブル内部の「線材」をチェック。低音を響かせたいなら銅線材、きらびやかな高音域を楽しみたいなら銀の入った高級ケーブルを選びましょう。
サラウンドヘッドホンのよくある質問
最後に、サラウンドヘッドホンについてよくある質問をまとめました。ぜひ、サラウンドヘッドホン選びの参考にしてください。
サラウンドヘッドホンはテレビやスマートフォンでも利用できますか?
音楽用途で使う場合、サラウンド用の音楽は配信されていますか?
Windows標準のサラウンド機能よりもサラウンドヘッドホンを利用したほうが効果はありますか?
おすすめサラウンドヘッドホンまとめ
おすすめサラウンドヘッドホンの選び方をまとめると、以下になります。
- サラウンドヘッドホンは、映画鑑賞やゲームにおすすめ。音楽は対応音源のみ
- チャンネル数=スピーカー数。多いほどサラウンド効果が高い
- 臨場感はリアルサラウンド>バーチャルサラウンド
- プロセッサーつきのヘッドホンシステムなら、より高品質
- 没入感なら密閉型、疲れにくさなら開放型
映画鑑賞やゲームで使われることの多かったサラウンドヘッドホン。最近では、「イマーシブ・3Dオーディオ」という概念の登場で、音楽にも採り入れられるようになりました。リアルサラウンドに負けないほどのバーチャルサラウンドも登場しています。
ぜひ、この記事でご紹介したことを参考に、好きなコンテンツに対応した好みのサラウンドヘッドホンを見つけてくださいね。