Sponsored by OneOdio
ヘッドホンやイヤホンなどの音響デバイスを発売する「OneOdio」から、ノイズキャンセリングヘッドホン「OneOdio Focus A5」が発売されました。優れた音質やノイキャン機能を備えつつ、1万円以下というお手頃価格で購入できるヘッドホンです。最大75時間のロングバッテリーも搭載しており、ストレスフリーで音楽を楽しめますよ。
しかし、いざ買うとなれば「実際にノイズキャンセリング機能は優秀?」「コストパフォーマンスはいいの?」と、気になるポイントは多いでしょう。また、OneOdio Focus A5のスペックも詳しく知っておきたいですよね。
そこで今回は、「OneOdio Focus A5」をPicky’s編集部が実機検証。スタッフが実際に商品を使って、音質や操作性、装着感などを正直にレビューしました。OneOdio Focus A5の購入を迷っている人は、ぜひ最後まで記事をチェックしてみてください。
目次
OneOdio Focus A5レビュー結果
2015年に中国で誕生したオーディオメーカー「OneOdio(ワンオーディオ)」。この記事でレビューするのは、音質やノイズキャンセリングにこだわったヘッドホン「OneOdio Focus A5」です。
まずは、Picky’s編集部による商品の総合評価をチェックしていきましょう。今回は、OneOdio Focus A5の音質だけでなく、装着感・デザイン・操作性などの項目を調査しました。
サイズ・重量 | ◎ |
デザイン | ◎ |
装着感 | ◎ |
音質(高音域) | ◎ |
音質(中音域) | ◎ |
音質(低音域) | ◎ |
音質(立体感) | ◎ |
コーデック | ◎ |
ノイズキャンセリング | ◎ |
外音取り込み | ◎ |
音漏れの少なさ | ◎ |
バッテリー | ◎ |
急速充電 | ◎ |
マイク性能 | ◎ |
操作性 | ○ |
接続性 | ◎ |
コストパフォーマンス | ◎ |
高評価だったポイント:コスパ抜群!ノイキャン性能が最高だった
- 安いのにノイキャンやバッテリー持ち・音質が◎
- 適度な反発力があって装着感に優れている
- ワイヤレスタイプで使い勝手がいい
今回、OneOdio Focus A5を使って印象的だったのは、ノイズキャンセリングの性能や音質の良さ。特に、ノイズキャンセリングは圧迫感がないのに、周囲の雑音を大幅に軽減してくれます。街中の騒がしい場所でも静かに音楽を楽しめるのは嬉しいですね。
また、OneOdio Focus A5は装着感もばっちり。柔らかいクッション製のイヤーパッドで、約4時間つけっぱなしにしても痛みがありませんでした。さらに、ワイヤレス・有線の両方に対応しており、シチュエーションやデバイスに合わせて使える点も魅力的です。
微妙だったポイント:イコライザーやマルチポイントには対応していない
- イコライザー設定やマルチポイントにはに非対応
- サイズ調整のアジャスター部分は若干のチープ感がある
OneOdio Focus A5は、アプリでのイコライザー設定やマルチポイントには対応していません。ゲームモードは備わっているものの、オンオフの切り替えのみで音質の細かいカスタマイズはできないため、ヘッドホンに多機能を求める人には物足りないかもしれません。
また、サイズ調節する部分のデザインが少しチープに感じました。とはいえ、約1万円の値段を考えると特別安っぽい訳ではなく、価格相応と言えます。
OneOdio Focus A5を買うべき人
- コスパ重視でヘッドホンを買いたい人
- 1万円前後で音質のいいヘッドホンが欲しい人
- 音楽を迫力たっぷりで再生したい人
- 軽さや装着感にもこだわる人
OneOdio Focus A5は1万円以下という購入しやすい価格ながらも、音質や装着感がよく、コストパフォーマンス重視の人におすすめのヘッドホンです。本体は250gと軽量なため、通勤・通学用のヘッドホンにも適しています。
また、OneOdio Focus A5は低音強めのサウンドで、立体感にも優れているのが特徴。音楽を迫力たっぷりで楽しみたい人はもちろん、映画鑑賞・ゲーム用のヘッドホンとしても活躍してくれるでしょう。
OneOdio Focus A5をおすすめしない人
- マルチポイントなどの機能性を求める人
- ゲーミング専用のヘッドホンを購入したい人
一方で、OneOdio Focus A5には、マルチポイントやアプリでのイコライザー設定などの機能は備わっていません。ヘッドホンの音質だけでなく、カスタマイズ性・機能性を求める人には他の商品をおすすめします。
低遅延を叶える「ゲームモード」は備わっているものの、3Dオーディオやサラウンド再生といった、ゲーミングヘッドホン特有の機能は非搭載です。ゲーム目的でヘッドホンを購入しようとしている人も他の商品をチェックしてみてください。
OneOdio Focus A5のスペック・特徴
ここでは、OneOdio Focus A5のスペックを紹介します。対応コーデックや接続方法、搭載されている機能を表でまとめているので、購入前に目を通しておきましょう。
接続方法 | Bluetooth/有線 |
ドライバー口径 | 40mm |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.4 |
コーデック |
|
再生時間 |
|
急速充電 | ○ |
ノイズキャンセリング機能 | ○ |
外音取り込み機能 | ○ |
マイク内蔵 | ○ |
ゲームモード | ○ |
ノイキャン強度を自動で調節!常に没入感のあるリスニングが叶う
OneOdio Focus A5の目玉は、優秀なノイズキャンセリング性能。周囲のノイズを正確に検知して除去するアクティブノイズキャンセリング機能に加えて、遮音性に優れた密閉型イヤーカップを採用しており、最大-45dBのノイズ除去効果を叶えています。
また、ノイズキャンセリングにAIを活用しているのもOneOdio Focus A5の特徴。マイクで集音したノイズに応じて、ノイズキャンセリングの強さを自動で調整してくれるため、常に快適な環境で音楽を楽しめます。
【実機で検証】OneOdio Focus A5を徹底レビュー
OneOdio Focus A5の同封品
- OneOdio Focus A5
- USB Type-Cケーブル
- 取扱説明書
250gと軽量で、軽い着け心地
まずは、OneOdio Focus A5の重さをチェックしましょう。本体は250gで、ワイヤレスヘッドホンとしては比較的軽いです。以前検証した有線ヘッドホン「OneOdio Monitor60」と比べても、OneOdio Focus A5は軽い付け心地を実感しました。
関連記事:【実機レビュー】格安ヘッドホンOneOdio Monitor60の実力は?音質や装着感を検証
折りたたみ可◎コンパクトで持ち運び用にもうってつけ
また、コンパクトに折りたたみができるのもOneOdio Focus A5の特徴。通勤・通学などでヘッドホンを携帯する機会が多い人には嬉しい仕様ですね。
マットな質感!シンプルで使う場所を選ばない
自宅以外の屋外でもヘッドホンを使うとなれば、見た目が気になる人は多いでしょう。OneOdio Focus A5は、マット仕上げのシンプルな外観。使う人やシチュエーションを選ばず、お出かけ先でも気軽に愛用できます。
イヤーカップが大きすぎないので、装着した際の見た目の違和感が少ないのも嬉しいポイント。実際に女性スタッフがつけてみても、ヘッドホンが悪目立ちすることなく、自然に装着できました。
装着感は◎適度なクッション性で長時間使用も快適
OneOdio Focus A5のイヤーパッドには、触り心地のよいクッション素材が使われています。柔らかすぎず、硬すぎない適度な反発力があり、耳に優しくフィットしてくれます。検証ではスタッフが約4時間装着し続けましたが、痛みや疲れを感じずに過ごせました。
一方で、イヤーパッドの表面は合成皮革のような生地で、通気性がいいとは言い難いです。今回の検証は寒い時期だったので気になりませんでしたが、暑い時期の長時間使用だと、蒸れが気になってしまう可能性があります。
ヘッドバンドはスライドアジャスターで調節可能
ヘッドバンドは、スライドアジャスターで長さを調節できます。調節位置は右上と左上にあり、頭の大きさや好みに合わせて、締め付け具合を簡単にコントロールできます。スライドアジャスターの部分は「ヘッドバンドを長くしたときの見た目が若干チープに感じる」という検証スタッフの感想もありました。
とはいえ、格段に安っぽく感じたわけではなく、値段相応というイメージです。他の検証スタッフは「別に気にならない」との声もあったので、個人の好みの問題かもしれません。
低音の迫力がすごい!高音質&立体感抜群で映画も楽しめる
ヘッドホンを購入する上で気になるのが、音質。結論から言うと、OneOdio Focus A5は低音強めの高音質サウンドを再生できます。ここでは、各音域や立体感などを詳しくレビューします。
高音域
低音域に特化したヘッドホンは高音域が安っぽくなりがちですが、OneOdio Focus A5は高音域もきれいに響きます。「YOASOBI」などのハイトーンボーカルが映える楽曲も十分に楽しめますよ。
中音域
中音域はクリアで、ボーカルの声がしっかりと耳に残ります。かといって目立ちすぎる訳ではなく、全体的にバランスのとれたサウンドに仕上がっているのが魅力です。
低音域
OneOdio Focus A5は特に低音域が強調されており、重低音が好きな人にはたまらないサウンドです。ベースが深く響くので、レゲエやロックなどを力強く再生できます。
また、映画鑑賞にもおすすめで、映画館でよくある「ドドドド」と低音がとどろくような感覚を味わえました。
立体感
OneOdio Focus A5は立体感にも優れており、約1万円のヘッドホンとしては、かなり音質がいいと言えるでしょう。LDACコーデック非対応のiPhoneで再生しても、音の広がりをしっかりと感じられました。
相性のいいジャンル
低音にパワーがあるOneOdio Focus A5は、ロック・レゲエ・EDMなどの楽曲と相性抜群。高音域にも伸びがあるため、女性ボーカルが映えるジャズなどもきれいに聴かせてくれます。
また、OneOdio Focus A5は音楽鑑賞だけでなく、映画・動画視聴用にもおすすめ。ズンズンと響くような低音を再生してくれるため、アクション映画などを迫力たっぷりに楽しめますよ。
高音質コーデックにも対応!より音質にこだわる人に嬉しい
OneOdio Focus A5はLDACコーデックに対応しており、ワイヤレス接続でハイレゾ音源を再生できます。LDAC対応のAndroidスマートフォンで再生してみると、明らかに音のクオリティが向上したことを感じられました。
日ごろ、Amazonミュージックのultra HDで音楽再生している人などにはもってこいですね。
ノイズキャンセリングで周囲のノイズが遠のいていく
ノイズキャンセリングは、OneOdio Focus A5の目玉となる機能。実際にオンにしてみると、周囲の雑音がグッと遠のいていく感覚を味わえます。完全に無音になる訳ではないものの、音楽を再生すればノイズは気になりません。
ノイキャン機能はヘッドホン右側の「ANCボタン」で切り替えできます。ノイズキャンセリングがオンの状態でANCボタンをダブルクリックすると、AIベースの適応型ノイズキャンセリングモードに切り替えが可能。
適応型ノイズキャンセリングモードとは、AIが自動でノイキャンの強度を調整してくれる機能ですが、検証では通常モードとの差があまり感じられませんでした。とはいえ、耳への圧迫感がなく、自然にノイズをカットできるのは高ポイントでした。
外音取り込み機能も優秀!相手の声がクリアに聞こえる
外音取り込み機能は、ホワイトノイズや音のこもりがなく、周囲の声がクリアに聞こえました。駅のアナウンスなどを一方的に聞き取りたいときなどにとても便利そうです。
イヤーカップの遮音性はそこそこ、大音量にすると若干漏れる
OneOdio Focus A5は、イヤーパッドからの音漏れが少ないのが魅力。大音量にするとさすがに少し音は漏れてしまうものの、ある程度の音量であれば、カフェや図書館などの静かな空間でも安心して使えます。
バッテリーは長持ち!移動・作業中の長時間使用も安心
OneOdio Focus A5のバッテリー残量は、10%単位で表示されます。検証では100%の状態から使い始めて、2時間後に90%になり、5時間経過した時点でも表示は90%でした。1%単位で表示されないことへの驚きはありましたが、特に大きなデメリットには感じません。
検証結果としては、連続で8時間使用してバッテリーを約50%消費しました。「ノイズキャンセリングオンで最大45時間」というスペック通り使いこなせるかはやや不安ですが、日常使いであれば十分なバッテリー持ちと言えるでしょう。
急速充電にも対応、たった5分の充電で約10%回復した
OneOdio Focus A5は、急速充電に対応しています。わずか5分の充電で5時間の再生が可能で、実際に試してみるとバッテリーが約10%増えました。お出かけ前など、急ぎでバッテリーを確保したいときに便利ですね。
充電には、近年主流になっているUSB Type-Cケーブルを使います。ノートパソコンやスマートフォンなど、他の機器と充電ケーブルを併用しやすいのが嬉しいポイントです。
マイク性能は良し◎騒がしい空間でも快適に通話できた
OneOdio Focus A5は、本体にマイクが内蔵されています。実際に使ってみると、ガヤガヤと騒がしい空間にいても相手にノイズが届かず、クリアな音声でコミュニケーションが取れました。
下記では、OneOdio Focus A5でマイクテストをした音声を確認できます。OneOdio Focus A5でマイク機能も活用したい人はぜひチェックしてみてくださいね。
接続はスムーズ、Androidならスマホで電池残量が分かる
OneOdio Focus A5は、Bluetooth 5.4を搭載しています。Androidスマートフォン・iPhoneともに接続はスムーズで、検証中に音が途切れるといったトラブルはありませんでした。 iPhoneでは対応していないものの、Androidとの接続時はスマートフォンでバッテリーの残量を確認できます。
ボタンで操作可能、各ボタンが離れていて押しやすい
OneOdio Focus A5は、イヤーカップに備わっているボタンで本体を操作します。それぞれのボタンが離れているので、押し間違えにくいのが魅力です。
ただ、はじめはボタンの位置を覚えられず、いちいちヘッドホンを外して確認する必要がありました。位置さえ覚えてしまえば、音量やモードを簡単に切り替えられて便利ですよ。
コスパ◎安いのにワイヤレス対応&高音質を楽しめる
総合的に見て、OneOdio Focus A5はコストパフォーマンスに優れていると言えます。
1万円以下という手の届きやすい価格ながらも、音質やノイズキャンセリングは優秀。LDACコーデックに対応しており、ハイレゾ音源を高音質のままで再生できる点も見逃せません。 デザインや装着感もよく、目立った欠点がないため、商品としてのバランスが取れている印象です。
OneOdio Focus A5のよくある質問
OneOdio Focus A5はどこで購入できる?
OneOdio Focus A5のゲームモードの特徴は?
OneOdio Focus A5レビューまとめ
- OneOdio Focus A5はコストパフォーマンス抜群のヘッドホン
- 大迫力の低音でロックやEDMを存分に楽しめる
- 装着感も◎折りたたみ対応で持ち運びしやすい
今回は、ワイヤレス・有線両用ヘッドホン「OneOdio Focus A5」をレビューしました。OneOdio Focus A5は約1万円という価格ながらも、音質や装着感に優れています。ぜひこの記事を参考にして、OneOdio Focus A5で快適に音楽・動画鑑賞を楽しんでください。