私が初めて手にした一眼レフ、ニコンD5300を3年使って分かったその魅力を紹介します。
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NikonD5300にたどり着くまで
一眼レフを買うまでコンデジ(Nikon COOLPIX S9300)を使っていました。
しかしコンデジでは物足りなくなり、一眼レフが欲しいと思うようになりました。
メーカー選び
一眼レフを買おうと思った時、まず決めるのがどのメーカーにするのか。一眼レフの魅力の一つはレンズを交換できること。ボディとレンズのメーカーを統一する必要があります。(サードパーティーのレンズもあります)
メーカーはCanonとNikonを使っている人が多いのでどちらかにすれば間違いはないと言われます。レンズの貸し借りをしたり、分からないことを聞くとき、同じメーカーを使っている人がいるといいですよね。
私が選んだのは Nikonでした。
最大の決め手は 見た目
Cannonは白に強い、色が鮮やか、人物に向いている。
Nikonは黒に強い、色が見たままに近い、風景に向いている。
…といったことが言われたりもしています。
私はこの観点からもNikonの方が好みでしたが、一番大事なのは他にあると思います。
それは そのカメラが好きか です。
私は、デザイン、ボタン類の配置、さらにシャッター音がNikon機の方が好きでした。
見てください…
このかっこよさ
カメラ(メーカー)選びでは、感覚的に好きか が重要だと思います。
やはりそれぞれのメーカーによって外側の作りも違います。
カメラのボディは撮る人の操作に関わる部分なので重要な要素です。
メーカーによってボタンなどの位置も異なります。
選ぶときは実際にお店などで触ってシャッターを切ってみるといいです。
機種によって持った感覚が異なります。それぞれシャッター音も違います。私はニコンのシャッター音が好きでした。
こういった感覚の部分は写真を撮る楽しさにもつながります。思い通りに操作できたり、シャッターを切ったときいい音がすると気持ちいいです。
自分に合うメーカーを探すことが一番大事なので、それぞれのメーカーのカメラの特徴もチェックしてみてくださいね。
⇒どのメーカーが良いの?カメラメーカーそれぞれの特徴を紹介!
どの機種にする?
さて、メーカーを決めたら次はNikonのどの機種にするか、です。
ニコンの機種を並べるとこんな感じ
APS-C | 値段 |
D7000番台 | 高い |
D5000番台 | 中間 |
D3000番台 | 安い |
予算と性能を見てちょうどいいところにあるのがD5300でした。D3300の性能だと物足りないし、どうせなのである程度のものがいいと思ったのです。
レンズキット選び
なんとD5300のレンズキットは古いものも合わせて現在(2018年 3月)6種類もあります。私が買ったときでさえ4種類ありました。
以下の2つどちらにするか非常に悩みました。
18-140レンズキット
・AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
ダブルズームキット2
・AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR Ⅱ
・AF-S DX NIKKOR 55-200mm f/4-5.6G ED VR Ⅱ
1本で18mmから140mmまでカバーするか、2本だが18mmから200mmまでの焦点距離で撮れるようにするか…
結局は自分はどう使うか、です。過去にコンデジで撮った写真を見たところ、広角で55mmを越さない写真が多いことが分かりました。
なので基本は軽い18-55をつけて、必要な時にだけ55-200を持っていく方が持ち運びに便利だと思いました。
18-55(195g)と55-200(300g)を足した重さ495gは18-140(490g)と同じくらいです。
なのでダブルズームキット2に決めました。
Nikon D5300 ダブルズームキットの説明
ダブルズームキット2 18-55と55-200
18-55
焦点距離18mm~55mmの標準ズームレンズです。
普段使いにピッタリです。私は他のレンズを買うまでずっとこれを付けていました。
焦点距離 |
18mm-55mm (35mm判換算 約27mm-83mm) |
開放F値 | 3.5-5.6 |
手ぶれ補正 | 4.0段 |
寸法 |
最大径 66mm 沈胴時の高さ 59.5mm |
質量 | 約195g |
手ぶれ補正もしっかりついているのがいいですね。
このレンズ 沈胴式 となっています。
この状態だと撮れません。
使うときはボタンを押しながらズームリングを回すと…このようにレンズが伸びて、撮影できる状態になります。
沈胴式ということもあり、とても軽くてコンパクトなレンズなので持ち運びが楽です。
マウントはプラスチックです。
55-200mm
焦点距離55mm~200mmの望遠ズームレンズです。
200mmと控え目の望遠ですが、軽くてコンパクトなので持ち歩きやすいのが魅力です。
焦点距離 |
55mm-200mm (35mm判換算 83mm-300mm) |
開放F値 | 4-5.6 |
手ぶれ補正 | 4.0段 |
寸法 |
最大径 70.5mm 沈胴時長さ 83mm |
質量 | 約300g |
沈胴した状態
コンパクトになります
沈胴状態から繰り出したところ。55mm
200mmまでズームしたところ
結構飛び出ますね
こちらもプラスチックマウント
レンズの裏蓋について
このズームキットのレンズにはきちんとしたレンズの裏ぶたがついてきません。
白いプラスチックのキャップが付いています。
【しゃしん
白いキャップだと、持ち運ぶときにカバンの中で外れて、マウントがむき出しになっていたことがありました。なのでこのキャップがあった方がいいと思います。350円ほどなので買うことをおすすめします。
レンズ裏ぶた LF-4 Amazonでも買えます。
Nikon D5300の魅力
軽くて持ち運びやすい
D5300の重さは約530g
これにキットの18-55mmのレンズ約195gをつけると725gになります。
非常に軽いです。
そもそも一眼レフは大きくて重いので持ち出すのが億劫になりがちです。
せっかくカメラがあっても使わなかったら意味がないですよね。
軽いと持ち運ぶのが楽で、持って歩く機会が増えると思います
バリアングル液晶でどんな視点からでも撮影しやすい
低い視点、高い視点で撮りやすいです。やろうと思えば自撮りだってできます。買うときはバリアングルが絶対欲しいと思っていました。今ではチルトもいいなーと思っています。どちらにせよ液晶は動く方が好きです。
Wi-Fi機能でスマホにすぐ写真が送れる
カメラとスマートフォンをWi-Fiで接続して、スマホに直接に写真を送ることができます。これがないと写真をスマホに送るときにパソコン等が必要になります。非常に便利。
ですが以下に書いたように欠点も…
耐久性が高い
このカメラ、3回ほど落としてます。今のところ無事です。
旅行先で、腰のあたりから石畳に落下させて転がしたこともあります。さすがにレンズフードに傷がつきましたが、本体は無事でした。
ニコンは頑丈と言われたりもしています。使っていくカメラ、タフだとあんしんです。
Nikon D5300の残念なところ
・Wi-Fiがつながらないことがある
スマホを多く使う今、一眼レフで撮った写真をスマホに送れるWi-Fiはとっても便利。
ですが肝心のこのWi-Fiつながらない。待てど暮らせどつながらない。せっかくの機能もつながらなければ何の意味もない。けれどたまーにつながるので、ないよりははるかにまし といった感じでした。
ですが対応策を発見しました。
ネットでこれを知ってからかなり繋がるようになりました。
スマホの機内モードをオンにして接続すると…
つながりました!
この方法ならひと手間かかりますが、接続できることが多いです。
ですが、この方法でもつながらないときはつながりません。
後継機のD5600では。接続がBluetoothになり、スマホ側のアプリも変わりました。自動転送もできるそうです。改善されているといいです。
Nikon D5300のおすすめアクセサリー
D5300を持つならチェックしておきたいアクセサリー類もご紹介します。
液晶保護シート
耐久性に優れたカメラではありますが、液晶部分が汚れたり割れてしまうと使いづらい・使えなくなってしまうので、購入後すぐにシートで保護しておきましょう。
SDカード
SDカードも新たに用意しておくことをおすすめします。
色々なメーカーがありますがオススメはSandisk。
以下の記事も参考にしてみてくださいね。
⇒大事なポイントは3つある 一眼レフ / ミラーレスカメラ用のSDカードの選び方
ソフトケース
リュックやカバンに入れて持ち歩くときに便利なケースも用意しておくといいでしょう。
大事なカメラだからこそ、こういったアイテムでしっかり保護してあげましょう。
Nikon d5300のレビューまとめ
D5300はニコンの一眼レフカメラの中でも人気の高いカメラです。
初心者でも比較的扱いやすい一眼レフカメラですし、2013年発売ではあるものの長年多くの人に愛用されています。
購入を検討している方は今回のレビューをぜひ、参考にしてみてくださいね。
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