2020年に発売されたiPad Pro 12.9は、12.9インチというほぼノートパソコンサイズの大型ディスプレイを搭載した、高性能apple社製タブレットです。
画面が大きいので動画視聴や作業を行う際非常に見やすく、また性能も非常に高いので編集などの重い作業もサクサクこなせる使いやすいタブレットです。
ただし製品のコンセプトがかなり極端で、用途によっては他の小さいタブレットや使いやすいパソコンを買ったほうがおすすめ、という場合もあります。
名前の通りプロスペックのモデルなので、購入を検討している方は自分の用途やスタイルに一致しているかどうか見極めてから購入しましょう。
今回Picky’s編集部でiPad Pro 12.9を実際に購入し、使った結果分かった「特徴」「良い点」「悪い点」を解説します。
- iPad Pro 12.9インチの特徴・スペック
- iPad Pro 12.9の良い所やイマイチな所
- 他のiPadシリーズとの比較
iPad Pro 12.9が気になっている方、11インチや他のiPadと比較してどれを買おうか迷っている方は是非読んでみてください。
目次
iPad Pro 12.9の編集部独自評価(スコア)
iPad Pro 12.9(第四世代)の評価は、レントリースコア(Picky’s編集部が独自で算出しているスコア)で「80点」です。
割と辛めな点数になった理由ですが、iPad Pro 12.9は「画面が非常に大きくて超高性能」という、タブレットとしてはかなり極端なコンセプトの製品だからです。
タブレットは、持ち運んで手軽に動画やネットサーフィンを楽しむために買う人が多く、その程度であれば大画面はともかく「超高性能」は別に必要ありません。
ということはiPad Pro 12.9は必然的に仕事やクリエイティブな作業で使用する「やや高度な使い方する人向けタブレット」ということになります。
カフェやオフィスなどで展開させて、画像や動画の編集などの重い作業や、イラストを描く、動画を観るといった用途を長時間行う方には適しています。
一方で重い作業を行わない方にはオーバースペックですし、その大きさから「とりあえず常にバッグに入れておきたい」という方にも不向きです。
一言でまとめると「全員におすすめできるモデルじゃない」ということです。
人によっては作業しやすくて100点どころか120点だと思いますし、一方で人によっては高いし使いにくいしで50点ということもあり得ます。
そうした万人向けじゃない点を考慮して80点という評価にしました。
iPad Pro 12.9とは
iPad Pro 12.9は2020年3月18日に発売された、いわゆる第四世代の12.9インチipad Proになります。
現在iPad Proには今回紹介する12.9インチモデルと、一回り(二回り?)小さい11インチモデルがあり、当然ディスプレイの大きさが異なります。
かなり違いますよね…実際比較してみると数値以上に大きく感じます。
11インチモデルとの主な違いは「価格」「大きさ」「重さ」「バッテリー容量」の4つで、その他のスペックは11インチモデルも12.9インチモデルも変わりません。
また2021年5月には新たなiPad Pro 2021年版が発売されています。最新iPadについてはこちらで詳しく解説しています。
関連記事:【最速レビュー】2021年5月発売の最新型 iPad Pro 2021 12.9インチ&11インチ を徹底解説
iPad Pro 12.9の特徴
iPad Pro 12.9インチの特徴は「大画面」「超高性能」の2つに集約されます。
画面が大きい!
iPad Pro 12.9インチのディスプレイサイズは約13inch、A4サイズとほぼ同等です。
動画視聴やネットサーフィンはもちろん、これだけの大画面ならmagic keyboardを装着して、ほぼノートパソコンと変わらない感覚で仕事にもつかえます。
また大画面を活かして画面を分割して別々の情報を取得しても見やすいですし、他のMacと接続してサブディスプレイとして使うのにも優秀な画面サイズです。
12インチ以上の大画面タブレットはこちらの記事で紹介しています。
関連記事:大きくて見やすい!12インチ以上のタブレットおすすめ15選|動画視聴や仕事用に最適
スペックが高い!
iPad Pro12.9は、現時点で発売されているタブレットの中ではトップクラスの処理能力・性能を持っており、「Pro」の名は伊達ではありません。
チップは最新のA12Z Bionicを搭載し、その性能は最新のノートパソコンに匹敵するほど。
動画編集や3Dゲームといった重い作業も、もたつくことなくサクサク動きます。
- メモリは6GB
- ストレージは最大1TB
- 1200万画素のカメラ搭載
- 4K動画対応
- Wi-Fi 6に対応
- LiDARスキャナ搭載
- cellularモデルならより外で使いやすい
このようにiPad Pro12.9はタブレットとしては超高性能で多機能、隙の無い完璧なタブレットに仕上がっています。
iPad Pro 12.9インチの基本スペック
iPad Pro 12.9インチの基本スペックです。
サイズ | 280.6mm×214.9mm×5.9mm |
重量 | 641g(セルラーモデルは643g) |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB/1TB |
ディスプレイ | Liquid Retina/IPS/2,732 x 2,048ピクセル |
CPU | A12Z Bionicチップ |
RAM | 6GB |
カメラ性能 | 広角1220画素/超広角1000万画素/最大5倍ズーム/LiDAR搭載 |
スピーカー数 | 4つ |
バッテリー容量 | 36.71Whリチウムポリマー |
充電方式 | USB-C |
ちなみにiPad Pro 11インチとは価格と画面サイズが違うだけで他のスペックはほぼ一緒なので、予算と用途で選ぶといいでしょう。
iPad Pro 12.9がおすすめな人
- 外で重い作業を行う機会が多いIT関連の仕事・クリエイター向け
- 自宅等で勉強、読書、動画視聴・イラストを描く機会が多い方
先述しましたが、iPad Pro 12.9インチはプロ向けのスペックを持ったタブレットです。
IT関連の仕事や、画像編集・動画編集・イラストといった、クリエイティブな作業や重めの作業をシングルタスクで行う方に最適です。
特に作業する場所がよく変わる方は、外出先でもパソコンに匹敵するほどの作業をストレスなく行うことができます。
また大画面を活かして自宅などで動画を観たり、読書をしたり、イラストを描くときの液タブとしても優秀です。
大きくて持ち運びは不便ですがそれはあくまでも屋外の話で、家の中やオフィスの中を持って移動するくらいであれば全然苦になりません。
iPad Pro 12.9インチは「特定の場所で長時間専門的な作業をすることが多いけど持ち運ぶこともある」というスタイルの方におすすめです。
編集部
iPad Pro 12.9のデザイン・外観・同梱品・価格
ではiPad Pro 12.9の実物のレビューに移っていきましょう。
iPad Pro 12.9のデザイン・外観
手に持ってみるとやっぱりものすごく大きくて、他のタブレットを使った後だと圧迫感と言うか威圧感すらあります。
大きさはごついですが、デザインは繊細で美しく、特にディスプレイはベゼルレスデザインですっきりとした見やすい画面になっています。
発色が良く色見が綺麗なグレア(光沢)タイプで、動画を観たり写真やイラスト向き。
ただグレアタイプは若干光の映り込みがするのと、綺麗なディスプレイである分、指紋がものすごく目立ちます。
編集部
本体のカラーはシルバーとスペースグレイの2色。
個人的には指紋とか汚れが目立ちにくいシルバーがおすすめ。
背面は美しく高級感のある塗装が施されていて、このあたりの美しさはやっぱりappleだなって思います。
iPad Pro 12.9の同梱品
iPad Pro 12.9の同梱品は以下の通りです。
- iPad Pro本体
- USB-C充電ケーブル(1m)
- 18W USB-C電源アダプタ
- SIMピン(セルラーモデルのみ)
本体と充電ケーブル、そしてアダプターといたってシンプルな付属品です。
iPad Pro 12.9の価格
iPad Pro 12.9の価格は「ストレージ容量」と「セルラーモデルかどうか」で変わりますが、128GBのWi-Fiモデルであればapple公式で104,800円(税別)からです。
iPad Pro 12.9を実際使ってみて良かったポイント
Picky’s編集部で、実際にiPad Pro 12.9インチをしばらく使ってみて感じた良い点を紹介します!
ディスプレイが大きく作業しやすい!
iPad Pro 12.9は仕事用に買う方も多いと思いますが、やっぱり12.9インチは大きくて使いやすいです。
特にmagic keyboardを装着して、デスクなどで作業するときはほとんどノートパソコンと同じ使用感です。
画面が大きいので「Split View(画面を分割して表示させる機能)」を使った時も、より多くの情報が表示されるので作業効率がかなり上がります。
また12.9インチ用のmagic keyboardはサイズも大きくキー入力しやすいです。
特に「delete」や「return」などのキーが11インチ用のマジックキーボードより大きいので、めちゃくちゃ打ちやすくタイプミスも減りました!
仕事で使うタブレットを作業性重視で探している方は絶対12.9インチです。
関連:【マニアが解説】iPad Pro用 Magic Keyboardを買ってよかった7つのポイントなど評価レビュー
動作がサクサク!
最新のiPad Pro 12.9はiPad Pro史上最高のスペックを搭載しているため、重いアプリやゲームを起動させても作業や表示がカク付くことなく、サクサク動きます。
基本的にタブレットはシングルタスクで使用すると思いますが、iPad Pro 12.9は動画を表示したまま他のアプリを開くダブルタスクで使用しても遅延などは一切ありませんでした。
音質が良い
スタッフの主観になってしまうんですが、今回のiPad Pro 12.9は特に音質が良いと思います!
動画や映画、音楽の音はもちろん、リモート会議でも相手の声がはっきりクリアに聞こえるので、ストレスなく長時間聞くことができます。
ただあくまでも第三世代iPad Proや他のタブレットと比較して、の話ですので、本格的に音を楽しみたい方はスピーカーやスピーカーフォンを使用しましょう。
関連記事:【2021年版】最強Bluetoothスピーカーおすすめランキング10選
関連記事:【2021年度版】スピーカーフォンおすすめ17選|価格や機能で徹底比較
セルラーモデルがめちゃくちゃ便利!
iPad Pro 12.9には、SIMカードを挿して3Gや4G,LTEの電波を利用したデータ通信ができるセルラーモデルがあります。
このセルラーモデルを使うと、Wi-Fiの無い所でも仕事をしたり、コンテンツを楽しんだりできるので非常に便利です。
少し本体価格が上がってしまうのと、SIMカード契約と毎月の通信費が必要になるというデメリットがありますが、使い勝手と機動性は圧倒的に向上します。
iPad Pro 12.9のイマイチなポイント
iPad Pro 12.9を実際に使ってみてイマイチと感じた点を解説します。
めちゃくちゃでかい!
良いポイントで「大きくて作業しやすくて最高!」なんて書いておいて矛盾するようですが、画面が大きい点はデメリットにもなります。
「使う時」は最高のメリットなんですが、「持って運ぶとき」は最大のデメリットになるんですよね…
持って運ぶ場合、かなり大きめのバッグかケースが必要になりますし、この大きさになるとiPhoneのようにさっと取り出して何かしようという気が起こりません。
編集部
もちろんしっかりと作業するつもりで一旦展開してしまえば、途端にこの画面の大きさがメリットに早変わりするんですが…。
かなり重い!
そのでかさから何となく想像が付くと思いますが…iPad Pro 12.9はかなり重いです!
iPad Pro 12.9は本体の重量が641g。
500mlのペットボトルよりも重いので、通常のタブレットのようにベッドでゴロゴロして動画を観る、なんて使い方はかなり厳しいです。
編集部
ただ13インチタブレットはどれもこのくらいの重さはあるので、この点は仕方がないと言えば仕方がないです。
問題はmagic keyboardを装着した時の重さです。
iPad Proを使う人はマジックキーボードもセットで使うことが多いと思いますが、12.9用のマジックキーボードは重さが710gあります。
つまりiPad Pro 12.9の641g+キーボード710gで合計1351g!「1.35kg」です!
編集部
常にバッグに入れておいてふとした時に作業する、ではなく1回持ち運んだら外出先でどっしりと作業する、という使い方が良いと思います。
関連記事:【5万円/10万円以下で厳選】コスパ最強 タブレットおすすめ10選 | Androidなど格安モデルを徹底比較
本体やアクセサリーの価格が11インチより高い
12.9インチは価格の高さもマイナスポイントです。
11インチに比べて画面が大きい分、本体の価格が高くなるのは仕方がないとして…実はアクセサリーも結構高くなります。
例えばmagic keyboardは11インチ用が公式で31,800円、12.9インチ用が37,800円と6000円も高くなります。
編集部
出費が気になる方はサードパーティ製(社外品)という選択肢もあります。
iPad Pro 12.9の使い方
iPad Pro 12.9の使い方のコツや便利な機能についていくつか解説します。
このほかにも様々な機能がありますので、活用してみてください。
マルチタスク機能
タブレットは通常シングルタスクで使うことが一般的ですが、iPad Pro 12.9は非常に高性能なのでパソコンとまではいきませんが、ある程度マルチタスクもこなせます。
例えば2つのアプリを同時展開し、分割表示させるといったような使い方です。
他のiPadでもできますが、iPad Pro 12.9は高性能でアプリ同時使用でも処理落ちせず、画面が大きいので分割表示させても見づらくないというマルチタスク向きの機種です。
特に仕事で使用する方には必須の機能なので活用してみて下さい。
Slide Over
- App を開く
- 画面の下部から上にスワイプして、Dock を開く
- Dockで開きたい 2 つ目のAppを長押しし画面にドラッグする
Slide Over(スライドオーバー)は現在表示しているアプリの上に、もう一つのアプリを小さく表示させる機能です。
Split View
- App を開く
- 画面の下部から上にスワイプしてDock を開く
- Dock で、開きたい 2 つ目の App を長押し
- Dock の外側にドラッグし、そのまま画面の左右いずれかの端にドラッグ
Split View(スプリットビュー)はその名の通り、「画面を分割して2つのアプリを同時に使用する機能」です。
ネットで情報を確認しながら作業を進める、といったマルチタスクが可能になります。
ピクチャ・イン・ピクチャ
- 動画アプリFaceTime中に縮小ボタンをタップ
ピクチャ・イン・ピクチャは、動画アプリやFaceTimeなどのビデオ通話中にその画面を小さくして、別のアプリを起動できる機能です。
この機能を使うと通話中に画面で資料を確認したり、解説動画を観ながら仕事を進めることが可能になります。
sidecar
- Macの「システム環境」→「side car」
- 「iPad Pro 12.9」選択
sidecar(サイドカー)はOS「catalina」に対応したMacと、「OS13」に対応したiPadを接続し、iPadを「サブディスプレイ」として使用することができる機能です。
しかもケーブルが不要なワイヤレス接続も可能なので、iPadを立ち上げればすぐにサブディスプレイとして使えます。
iPad Pro 12.9は画面が大きいので、自宅やオフィスで使っているメインのパソコンのサブディスプレイとしても非常に重宝します。
NightShiftモード
iPad Pro 12.9にはブルーライトを軽減し、画面の色を目に優しい暖色系に変えてくれるNightShiftモードが搭載されています。
設定方法は「設定」>「画面表示と明るさ」>「Night Shift」で切り替わります。
Apple Pencilによるスクリーンショット機能
iPadでスクリーンショットを撮る場合、ホームボタンのないiPad Pro 12.9(2020)の場合はトップボタン&ボリュームアップボタン同時押しになります。
ですがこれだとやりづらく感じる人、特にpencilを使っていると同時押しがしにくいと感じる人も多いようです。
iPad Pro 12.9では手に持ったpencilで画面右下、もしくは左下から中央に向かって素早くスライドさせるだけで簡単にスクリーンショットを撮ることができます。
スピードが遅いと普通のドラッグと認識されてしまうので注意しましょう。
iPad Pro 12.9・iPad(無印)・iPad Air・iPad Mini 4機種比較
現在iPadは今回紹介したiPad Proを含めて4機種が発売されています。
- iPad Pro
- iPad Air
- iPad Mini
- iPad(無印)
選び方や違いが分からないという方も多いようなので、簡単な違いを比較します。
基本的な考え方として、「Pro」が一番高性能で価格も高く、その次に「Air」「Mini」「無印」の順で性能と価格が低くなっていきます。
ある程度一目で違いが分かるよう表にしてみました。
iPad Pro | iPad Air | iPad Mini | iPad(無印) | |
価格 | かなり高い | 比較的高め | 比較的安い | 安い |
性能 | 非常に高い | かなり高い | 低め | 低い |
ディスプレイサイズ | 12.9インチ/11インチ | 10.9インチ | 7.9インチ | 10.2インチ |
サイズ | 280.6×214.9×5.9mm | 247.6×178.5×6.1mm | 203.2×134.8×6.1mm | 250.6×174.1×7.5mm |
重量 | 641g | 458g | 300.5g | 490g |
容量(ストレージ) | 128GB/256GB/512GB/1TB | 64GB/256GB | 64GB/256GB | 32GB/128GB |
カメラ(画素数) | 1200万画素 | 1200万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
特徴 | プロ仕様のハイスペックiPad | 軽くて高性能なiPad | 小さくて軽い持ち運びに適したiPad | 安くて手軽な廉価版iPad |
- ネットサーフィンや動画を観るくらいしかしないという方は無印
- 持ち運んでiPhoneと同じような感覚で使いたい方はMini
- 持ち運び重視で、仕事や重めのゲームといった作業も行うならAir
- クリエイター作業やIT業務などで重めの作業をサクサク行いたいならPro
動画とネットサーフィンなどの遊び用ならMiniや無印で十分ですが、編集作業やゲームといった重い作業だと少なくてもAirくらいの性能が必要になってきます。
iPad Pro 12.9は作業性を極限まで高めたプロ仕様タブレット!
iPad Pro12.9は大画面で高性能、さらにmagic keyboardやSmart Keyboard Folioを装着すれば、ほぼPCと変わらない操作感と作業性を実現できます。
さらに「PCよりも手軽に持ち運べる」「iPhoneなどのスマホや他のタブレットよりも作業しやすい」という優秀な特徴も持っています。
ですがiPad Pro 12.9インチはかなり極端な特性を持った端末なので、用途をしっかり定めて買わないと中途半端になります。
例えば常にバッグに入れて、手軽に動画を観たりちょっとした作業するならもっとサイズが小さくて安いWindowsタブレットあたりを買えば事足ります。
またiPad Pro 12.9インチは性能が高いといっても、タブレットです。
複数のタブを開いて作業を行うマルチタスクは。パソコンと比べて決して得意ではありません。
pencilを活用しないとか、仕事のメイン端末として毎日長時間マルチタスクをするなら、iPad Pro以外の選択肢をおすすめします。
例えばMacBook Proや、高性能なWindowsPCを購入したほうが確実に作業性はアップします。
関連記事:【2021年最新版】Appleマニアが選んだ おすすめMacBook 10選|MacBook AirやMacBook Proの現行モデルを徹底比較
このようにiPad Pro 12.9は「パソコンほどできることが多くない」「iPhoneや他の小さ目のタブレットほど手軽に使えない」という中途半端さも持ち合わせています。
このことからiPad Pro 12.9インチは「万能」とも言えますし、「中途半端」ともいえる、使う人を選ぶ「ややプロ向け」のモデルです。
使う人によって評価が分かれるので評価が難しいタブレットですが、性能は高いですし機動性もある程度確保されているので素晴らしい機種であることは間違いありません。
自分の生活スタイルやワークスタイルにしっかり合致するかどうかを、きちんと確認して購入することをおすすめします。
なおiPadは高価な端末である上に持ち運ぶ機会も多く、常に落下や水没のリスクがあるため、万が一に備えてapple care+やモバイル専用保険への加入をお勧めします。
Picky’s編集部では以下の記事でアップルケア+やモバイル保険について解説していますので、ぜひ読んでみてください。
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