コスパ最強!ハイレゾ対応ヘッドホンおすすめ20選!有線・ワイヤレスモデルも

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ハイレゾヘッドホンアイキャッチ

大好きな音楽を、より高音質で楽しめるヘッドホンが「ハイレゾ対応ヘッドホン」です。お気に入りの曲やアーティストの声が、まるでその場にいるかのように、より豊かに、くっきりと聞こえるようになります。

ですが、ハイレゾヘッドホンも多くの種類があって迷ってしまいますよね。しかも、単純にハイレゾヘッドホンを買うだけではハイレゾ音質は楽しめません。そのため、何を揃えたらいいのかわからないと感じている方も多いと思います。

そこで今回は、Picky’s編集部がハイレゾ対応ヘッドホンの選び方や、ハイレゾを楽しむために必要なものについて解説します。さらに記事の後半では、現在発売されている最新ハイレゾ対応ヘッドホンのおすすめランキングも紹介しています。

音楽が大好きで、徹底的に音質にこだわりたい方はぜひ読んでみてください。

ハイレゾヘッドホンとは?聴くためには何が必要なの?

ハイレゾヘッドホンとは?聞くためには何が必要なの?

ハイレゾヘッドホンとは、CDを超える膨大な情報量を持ち、微細な音もそのまま音源として再現できる「ハイレゾ音源(High-Resolution Audio/ハイレゾリューションオーディオ)」で音楽を再生できる性能を持つヘッドホンです。

通常、音楽をデジタル音源としてCDにする際、すべての音を取り込んでいません。CDの容量や規格内に収めるため、原音から「人間にはほぼ聞こえない高音域」「ごく小さな音の情報」を削り、リスナーにとって重要な部分のみを音源としてCDに取り込んでいます。

一方でCDの約3~6倍の情報量を持つハイレゾ音源は、CD音源では取り込めなかった微細な音も情報として取り込むことが可能です。その結果、ハイレゾで再現される音は一つ一つがくっきりし、元の音源に非常に近い音質となります。

例えば、「アーティストの息づかい」「会場の空気感」「楽器の細やかな響き」といった、ほかの音源では得られない段違いの臨場感、音の太さ、繊細さ、表現力で音楽を楽しめます。

そんな圧倒的かつ高音質なハイレゾ音源の情報を最大限引き出し、再生できる性能を持ったヘッドホンが、ハイレゾ対応ヘッドホンです。

編集部

ハイレゾは、音を取り込む際の情報量の多さを表す「kHz(サンプリング周波数)」と「bit(量子化ビット数)」がCDに比べて圧倒的に大きいです

ハイレゾヘッドホンで音楽を楽しむために必要なもの

ハイレゾ対応ヘッドホンを買うだけではハイレゾ音源は楽しめません。ハイレゾ音源で音楽を聴くには、以下が必要です。

  • ハイレゾ音源が再生できるプレーヤー・スマホ
  • ハイレゾ音源に対応した音楽ファイル
  • ハイレゾ音源が出力できる機器(ヘッドホン・イヤホン)

ハイレゾ音源が再生できるプレーヤー・スマホ

ハイレゾ音源が再生できるプレーヤー

まず、ハイレゾ音源に対応した「オーディオプレーヤー(DAP)」「スマホ」「パソコン」いずれかの再生機器が必要です。

ハイレゾに対応したスマホを用意するのが一番手軽です。スマホが対応していない場合は、ハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤーを買うのが良いでしょう。

Windows10.11搭載のPCであれば、ハイレゾ対応のファイル形式「FLAC」「WAV」に対応しているため、PCでハイレゾ音源を楽しめます。

ハイレゾ対応スマホのおすすめや選び方については、以下の記事を参考にしてください。

関連記事:【音質がいい】ハイレゾ対応スマホおすすめ15選!機種比較と必要なものを解説

ハイレゾ音源に対応した音楽ファイル

ハイレゾ音源に対応した音楽ファイル

ハイレゾを楽しむためには、ハイレゾ音源を配信しているサイトやアプリから、ハイレゾ対応音源のダウンロードが必要になります。

以下が、現在ハイレゾ音源に対応している主な音楽サイト、アプリです。

  • e-onkyo music
  • mora
  • OTOTOY
  • music.jp
  • Amazon Music Unlimited(ハイレゾ相当Ultra HD)
  • Apple Music(ハイレゾ相当ハイレゾロスレスオーディオ)

それぞれ配信しているハイレゾ対応の曲数や料金が異なります。好みで選んでかまいませんが、iPhoneユーザーには連携が簡単なApple Musicもおすすめです。

編集部

通常のMP3やAAC音源を配信しているサイトから音源をダウンロードして、ハイレゾヘッドホンで聴いてもハイレゾ音質にはなりません。

ハイレゾ音源が出力できる機器(ヘッドホン・イヤホン)

ハイレゾ音源が出力できる機器(ヘッドホン・イヤホン)

ハイレゾ再生機器を揃えても、ハイレゾ音源を聴くためのヘッドホンやイヤホンがハイレゾ対応でなければ意味がありません。例えるなら、フルHDのモニターで4K動画を見るようなものです。

近年は、ハイレゾ対応ヘッドホンも増えてきて、さまざまな価格帯、機能、特徴の製品が販売されています。ハイレゾ対応ヘッドホンの選び方は、後述の「ハイレゾ対応ヘッドホンの選び方」を参考にしてください。

最低でも上記の3つの機器がすべてが揃って、初めてハイレゾ音源を楽しめます。どれか一つだけあっても意味がないため注意が必要です。

編集部

なお、ヘッドホンやイヤホンの代わりにアンプ、USB-DACを使ってスピーカーで聴くのも良いでしょう。

ハイレゾ対応ヘッドホンの選び方

ハイレゾ対応ヘッドホンの選び方を解説します。

目的や好みで形状を選ぶ

目的や好みで形状を選ぶ

ヘッドホンには、主に2種類の形状があります。耳を完全に覆ってしまうオーバーイヤー型(アラウンドイヤー型)と、耳において挟むオンイヤー型です。それぞれ耳への負担や音の聞こえ方に違いがあります。

また、ヘッドホンそのものの形状のほか、音の広がり方が異なる「密閉型」「開放型」もあります。

オーバーイヤー、オンイヤー、密閉型、開放型の違いや選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。以下の記事も参考にして、ぜひ自分に合った形状を見つけてください。

関連記事:【2025年最新版】ヘッドホンを買うならこれ!!値段で見るおすすめヘッドホン10選!

せっかくのハイレゾを楽しむなら、ワイヤレスより有線モデルがおすすめ

せっかくのハイレゾを楽しむなら、ワイヤレスより有線モデルがおすすめ

ハイレゾ対応ヘッドホンには、ケーブルで接続する有線モデルと、Bluetoothで接続するワイヤレスモデルがありますが、高音質を求めるなら有線モデルがおすすめです。

有線モデルには多くのメリットがあります。

  • ワイヤレスに比べ、より高音質な製品が多い
  • 音の遅延がない
  • 充電切れの心配がない
  • 同性能であればワイヤレスよりも価格が安い
  • いつでもどこでも接続が安定している

中でも、音質の高さは有線ヘッドホンの大きなメリットです。有線ヘッドホンは、物理的なケーブルを通して音楽情報を伝えるため、情報の劣化や損失が非常に少なく、元の音源に近い状態で伝わります。

一方でワイヤレスヘッドホンは、音の情報をデジタル圧縮して電波で飛ばすため、その過程でどうしても音の情報の一部が失われてしまいます。また、構造が複雑な点からノイズも入りやすいです。

現在では、ワイヤレスでもハイレゾに限りなく近いLDACコーデックで伝送できるヘッドホンもありますが、比較的高額な製品が多いです。有線であれば、ワイヤレスよりも安価で同じ品質、もしくはハイレゾで音楽を楽しめるでしょう。

せっかく音質にこだわってハイレゾを選ぶのであれば、より音質が良い有線式を選ぶのがおすすめです。

ほかにも、有線モデルには充電切れを心配しなくていい、人混みでも電波干渉を受けて接続が不安定にならないなど多くのメリットがあります。

編集部

どうしてもケーブルが煩わしい、スマホにイヤホンジャックがないといったやむを得ない事情がない限り、有線モデルがおすすめです。

ワイヤレスモデルのノイズキャンセリング・外音取り込み機能は予算と希望に合わせて選ぶ

ノイズキャンセリング・外音取り込み機能は予算と希望に合わせて選ぶ

ワイヤレスヘッドホンには、周囲の音を低減するノイズキャンセリング機能や、逆に外の音が聞きやすくなる外音取り込み機能を備えている製品があります。

現在販売されているワイヤレスヘッドホンは、多くがノイズキャンセリングや外音取り込み機能が標準搭載です。ただし、各製品で性能には違いがあります。

強力なノイズキャンセリング機能を備えているヘッドホンは、価格も高くなりますが、周囲が騒がしくても強力に雑音をカットしてくれるでしょう。自分がどれだけノイズキャンセリング機能を重視するかでヘッドホンを選ぶのもおすすめです。

ハイレゾ対応ヘッドホンおすすめ人気ランキング比較一覧表

Picky’s編集部が主要サイト(Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、価格比較サイト)の上位商品をポイント制で集計。本当に売れている上位のおすすめ商品を厳選しました。
商品最安価格重量形状有線/ワイヤレス対応コーデックノイズキャンセリング外音取り込み
[Anker] Soundcore Life Q30 Bluetooth5.3 ワイヤレス ヘッドホン ハイレゾ対応(AUX接続時)¥8,990 Amazon楽天市場Yahoo!260gオーバーイヤー有線無線両用AAC,SBCありあり
[ソニー] WH-1000XM5 ワイヤレスヘッドホン Amazon Alexa搭載¥43,300 Amazon楽天市場Yahoo!250gオーバーイヤー型ワイヤレスSBC, AAC, LDACありあり
[Edifier] W800BT Pro Bluetooth 5.4 ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン¥7,680 Amazon楽天市場Yahoo!253gオーバーイヤー有線無線両用AAC, SBCありあり
[SOUNDPEATS(サウンドピーツ)] Space ワイヤレス ヘッドホンアクティブノイズキャンセリング¥6,980 Amazon楽天市場Yahoo!264gオーバーイヤー有線無線両用AAC,SBCありあり
[オーディオテクニカ] ATH-WS1100 ヘッドホン 有線 重低音 SOLID BASS ハイレゾ音源対応¥16,445 Amazon楽天市場Yahoo!281gオーバーイヤー有線
[JVC] HA-SW01 密閉型ヘッドホン CLASS-S WOODシリーズ ハイレゾ対応¥35,500 Amazon楽天市場Yahoo!330gオーバーイヤー有線
[HIFIMAN(ハイファイマン)] SUNDARA 開放型平面駆動ヘッドホン¥28,800 Amazon楽天市場Yahoo!372gオーバーイヤー有線
[オーディオテクニカ] ATH-A900Z ヘッドホン 有線 密閉型 アルミニウムハウジング¥20,282 Amazon楽天市場Yahoo!335gオーバーイヤー有線
[JVC] HA-SD7-B 密閉型ヘッドホン SOLIDEGE/N_W ブラック¥5,480 Amazon楽天市場Yahoo!200gオンイヤー有線
[ソニー] h.ear on 2 Mini Wireless WH-H800 ワイヤレスヘッドホン Bluetooth¥16,500 Amazon楽天市場Yahoo!240gオンイヤー有線無線両用SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC
[Denon(デノン)] AH-D5200 ヘッドホン オーバーヘッド 密閉ダイナミック型 ウッドハウジング¥56,463 Amazon楽天市場Yahoo!385gオーバーイヤー有線
[Sennheiser(ゼンハイザー)] MOMENTUM 4 Wireless ワイヤレスヘッドホン bluetooth ブラック¥43,800 Amazon楽天市場Yahoo!293gオーバーイヤー有線無線両用SBC,AAC,aptXAdaptiveありあり
[Panasonic(パナソニック)] RP-HD5-K 密閉型ヘッドホン ハイレゾ音源対応 ブラック¥19,500 Amazon楽天市場Yahoo!240gオーバーイヤー有線
[1MORE] SonoFlow SE HQ31 ワイヤレス ヘッドホン ハイレゾ対応 LDAC対応¥9,800 Amazon楽天市場Yahoo!273gオーバーイヤー有線無線両用SBC,AAC,LDACありあり
[Anker] Soundcore Space Q45 Bluetooth 5.3 ワイヤレス ヘッドホン ブラック¥14,990 Amazon楽天市場Yahoo!295gオーバーイヤーワイヤレスSBC,AAC,LDACありあり
[JBL] TOUR ONE M2 ハイブリッドノイズキャンセリング¥29,450 Amazon楽天市場Yahoo!278gオーバーイヤー有線無線両用SBC,AACありあり
[Xround(エックスラウンド)] XRD-XB-02 VOCA MAX(ヴォカ マックス) ヘッドホン¥16,480 Amazon楽天市場Yahoo!240gオーバーイヤーワイヤレスSBC,AAC,LDAC,LC3 Readyありあり
[Haylou] HL-S30WH ホワイト ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン¥8,720 Amazon楽天市場Yahoo!295gオーバーイヤー有線無線両用SBC,AACありあり
[QCY] H3PRO ワイヤレスヘッドホン Bluetooth 5.4 ノイズキャンセリング¥7,990 Amazon楽天市場Yahoo!231gオーバーイヤー有線無線両用LDAC,SBC,AACありあり
[オーディオテクニカ] ATH-HL7BT ワイヤレスヘッドホン 開放型 最大約20時間再生¥16,980 Amazon楽天市場Yahoo!220gオーバーイヤー有線無線両用LDAC,AAC,SBC

ハイレゾ対応ヘッドホンおすすめ人気ランキング20選

ハイレゾ対応ヘッドホンは種類が多すぎて、自分に合う1台がわからない……そんな方のために、音楽ジャンルや使い方別に「最適なヘッドホンタイプ」と該当モデルをまとめた早見表をご用意しました!

「どんな音楽を、どこで聴くか」からぴったりの製品を見つけてみましょう。

こんな人におすすめ ヘッドホンタイプ 主な特徴・おすすめ製品
初めてハイレゾを体験したい エントリーモデル(有線/ワイヤレス両対応) 価格がお手頃で手軽に高音質を楽しめる例:Anker「Life Q30」/Edifier「W800BT Pro」
通勤や通学中に音楽に集中したい ノイズキャンセリング搭載ワイヤレス 騒音をカットしつつ高音質で楽しめる例:ソニー「WH-1000XM5」/Anker「Space Q45」
スマホで手軽にハイレゾを聴きたい LDAC対応完全ワイヤレス ケーブル不要で高音質を実現例:1MORE「SonoFlow HQ31」/QCY「H3PRO」
ボーカルやアコースティックを美しく聴きたい 有線・開放型モデル 声や空間の響きを繊細に再現例:HiFiMAN「SUNDARA」/オーディオテクニカ「ATH-HL7BT」
重低音重視でロック・EDMを楽しみたい 密閉型・低音強化モデル 迫力ある低音を再現例:オーディオテクニカ「ATH-WS1100」/JBL「TOUR ONE M2」
自宅でじっくり音楽に没入したい 高音質・大型ドライバー搭載モデル 臨場感のある音で深く聴ける例:JVC「HA-SW01」/Denon「AH-D5200」
音楽も動画も1台で楽しみたい バランス型の多機能モデル 有線・無線どちらも対応。汎用性◎例:ゼンハイザー「MOMENTUM 4」/Haylou「HL-S30WH」
見た目も性能も妥協したくない デザイン性・機能性重視モデル 外でも映えるデザイン+高音質例:ソニー「WH-H800」/Xround「VOCA MAX」

ハイレゾ対応ヘッドホンおすすめ人気メーカー

ハイレゾ対応ヘッドホンを販売しているメーカーから、特におすすめのメーカーを4社紹介します。ヘッドホン選びに迷ったら、以下のメーカー製品がおすすめです。

高性能なハイレゾとノイズキャンセルと言えば「ソニー(SONY)」

ソニーは、高性能なノイズキャンセリング機能搭載モデルや、ハイレゾに対応したヘッドホンを数多く販売しているメーカーです。

ラインナップも日常使いからプロが使用する高級機まで、予算や用途に合わせてさまざまな製品から選べます。日本の音楽業界をけん引してきたトップメーカーだけあり、音にこだわる多くのユーザーにとって間違いのない選択になるでしょう。

また、ソニーが販売しているポータブルオーディオプレーヤー「WALKMAN」も、手軽にハイレゾが楽しめるプレーヤーとして人気です。ハイレゾ対応ヘッドホンと一緒にいかがでしょうか。

高品位な音にこだわるなら「オーディオテクニカ(audio-technica)」

プロ音響機器を数多く手掛けるオーディオテクニカは、「音」に徹底的にこだわった有線接続のハイレゾ対応ヘッドホンを多く販売しています。

音だけではなく、装着感やメンテナンス性に優れた製品も多いため、長く愛用できるでしょう。音やヘッドホンの品質にこだわる方には、オーディオテクニカがおすすめです。

近年では、有線ヘッドホン以外にもハイレゾ音質で音楽が楽しめるLDACコーデック対応のワイヤレスヘッドホンや、ゲーミングヘッドホンも積極的に販売しています。

自分に合った個性的な製品が見つかる「JVC (Victor)」

JVC(日本ビクター)は、長年のオーディオ開発技術を生かした、特徴のあるヘッドホン製品を多数展開しているメーカーです。

振動版に木材を使用した製品や、重低音の再現に特化した製品、低価格でハイレゾに対応した製品、プロ用スタジオモニターヘッドホンなど、個性的な製品が揃っています。

個性的とはいえ、基本性能は高い水準で安定しているため、どの製品を買っても安心して音楽を楽しめます。

お手頃価格で機能が充実したコスパの高いヘッドホンが多い「Anker(アンカー)

Ankerは、スマホやパソコン用のモバイルバッテリーや充電器で有名な企業です。スマホ用機器のほか、ロボット掃除機やヘッドホンも展開しています。

Anker製品は、高性能かつ多機能な製品がお手頃価格で買えるのが大きな特徴です。

ヘッドホンも大型ドライバー採用、高性能なノイズキャンセリング機能搭載、さらにハイレゾ対応と非常に高い性能を持っているにも関わらず、他社の同性能ヘッドホンと比較すると割安です。

知名度、性能、価格のトータル面のコスパの高さにおいて、Ankerは非常に優秀なメーカーと言えるでしょう。

安いVS 高い!ハイレゾ対応ヘッドホンの比較

ハイレゾ対応ヘッドホンの価格帯は、1万円以下のモデルから、数万円以上の高額モデルまでとさまざまです。ここでは、1万円以下のハイレゾ対応ヘッドホンと、1万円以上のハイレゾ対応ヘッドホンの違いについて解説します。

1万円以下:安いハイレゾ対応ヘッドホンの特徴

安いハイレゾ対応ヘッドホンの特徴(1万円以下のモデル)

安いハイレゾ対応ヘッドホンはこんな方におすすめ
  • できる限り予算を抑えてハイレゾヘッドホンを体験したい
  • ノイズキャンセリングの性能にあまりこだわらない

1万円以下のハイレゾ対応ヘッドホンでも、ハイレゾ対応モデルやワイヤレスモデル、有名音響メーカー製品が手に入ります。

ただ、音の解像度や再現性の高さ、ノイズキャンセリング性能の高さはやはり価格の高いヘッドホンのほうが優秀な製品が多いです。また、1万円以下で買えるワイヤレスモデルの中には、付属のAUXケーブルに接続して有線状態にしないとハイレゾ音質にならないモデルも多いです。

とはいえ、安いからと言ってノイズが入ったり、音が割れたりすることはなく、1万円以下の製品でもハイレゾ音質は楽しめます。

ハイレゾ初心者は、まずは手軽な1万円以下の製品から試してみて、物足りなくなったら高価なモデルにステップアップすると良いかもしれません。

1万円以上:高いハイレゾ対応ヘッドホンの特徴

高いハイレゾ対応ヘッドホンの特徴(1万円以上のモデル)

高いハイレゾ対応ヘッドホンはこんな方におすすめ
  • 本格的な音質で徹底的にハイレゾを楽しみたい
  • 高性能なノイズキャンセリング機能が欲しい
  • 完全ワイヤレスでハイレゾを楽しみたい

1万円以上の製品になると、その価格は1万円前半から数十万円とその価格帯はピンキリです。ざっくりとした説明にはなりますが、高額な製品ほど音質や音の解像度、ノイズキャンセリング性能は高くなる傾向にあります。

高額な製品ほど、高性能な大型ドライバーや歪みの少ないクリアな音を再現するための素材、振動板を使用しているからです。

もちろん価格が高ければ高いほど良いわけではありません。ですが、高額な製品ほど音にこだわった製品が多くなるのは確かです。

もっと高い表現力、クリアな音、強力なノイズキャンセリングを利かせてハイレゾ音源を楽しみたい方は、1万円以上のヘッドホンを予算に合わせて選びましょう。

また、1万円以上のワイヤレスヘッドホンの場合、LDACコーデック対応している製品が多いです。LDACに対応していれば、有線接続しなくてもハイレゾ相当の音質で再生できます。完全ワイヤレスでハイレゾを楽しみたい方は、LDAC対応製品を選びましょう。

ハイレゾ対応ヘッドホンの関連商品

ハイレゾ対応ヘッドホンと一緒に購入をおすすめしたい製品を紹介します。

手軽にハイレゾが聴ける「ハイレゾ対応スマホ」

ハイレゾで音楽を聴くには、ハイレゾ対応ヘッドホンのほかにもハイレゾ対応プレーヤーも必要です。ただ、コスパを考えるとなかなか高価なオーディオプレーヤーまで手が出ない方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、ハイレゾ対応のスマホです。

普段使うスマホを買い替える際、ハイレゾ対応モデルを選ぶだけでハイレゾプレーヤーの代わりになります。日常使いするものだから、多少予算を上乗せしても満足度は高いはずです。

ハイレゾ対応スマホについて詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてください。

関連記事:【音質がいい】ハイレゾ対応スマホおすすめ15選!機種比較と必要なものを解説

パソコンやスマホを高音質化する「USB-DAC」

実は、スマホやパソコンは音楽プレーヤーと違い、音楽を再生する機能のみに特化していません。そのため、ハイレゾ対応であっても実際は音が劣化したり、ノイズが入るケースがあります。

劣化やノイズを抑えるため、スマホ・パソコンと、ヘッドホン・イヤホンの間に接続するのがDACです。このDACを簡単にUSB接続できる機器をUSB-DACと言います。

ハイレゾ対応再生機器とハイレゾ対応ヘッドホンがあれば、USBーDAC自体はなくてもそれなりの高音質で音楽は楽しめます。ですが、より良い音を求めるのであればUSBーDACも購入しましょう。

編集部

高性能なDACを内蔵しているオーディオプレーヤーであれば不要です。

USBーDACについてもっと詳しく知りたい方や、おすすめ製品を知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

関連記事:パソコン・スマホを高音質化!USB-DACおすすめ14選!ハイレゾモデルの選び方も

ハイレゾ対応ヘッドホンに関するよくある質問

最後に、ハイレゾヘッドホンに関するよくある質問をまとめました。

バランス接続とは何ですか?

やや専門的な話になるため、ざっくりと解説しますが、簡単に言えばバランス接続とは、音質を最大限引き出すための方法の一つです。出力が増し、クロストークが低減されるため音が力強くなり、またノイズが入りにくくなります。

 

バランス接続を行うためには、バランス端子搭載のプレーヤーかDAC、リケーブル対応イヤホンやヘッドホン、バランスケーブルが必要です。

 

ハイレゾで聴いているうちにハイレゾでも物足りなくなるかもしれません。そんなとき、バランス接続を思い出して試してみてはいかがでしょうか。

ハイレゾの定義・条件は?

音のサンプリング周波数や量子化ビット数がCD(44.1kHz/16bit)よりも高いものをハイレゾ、と定義されています。具体的には、96kHz/24bitや192kHz/24bitです。

まとめ:ハイレゾ対応ヘッドホンがあれば、感動するほどいい音で音楽を楽しめる!

ハイレゾ対応ヘッドホンは、CD音源をはるかに超える圧倒的な情報量を持つハイレゾ音源に対応したヘッドホンです。いつも聴いていたお気に入りの曲も、ハイレゾで改めて聴くと、より臨場感のある美しい音で聴けるでしょう。

  • ハイレゾで聴くためには対応ヘッドホンのほかにプレーヤーも必要
  • ハイレゾ音源配信サイトからのダウンロードも必要
  • 有線無線両対応ヘッドホンには、有線接続でのみハイレゾ対応となる製品がある

準備は大変ですが、音楽が好きな方であれば苦労に見合った感動体験ができるはずです。まずは、ハイレゾ対応ヘッドホンやイヤホン、プレーヤーを揃えるところから始めましょう。

Picky’sでは、ハイレゾ対応ヘッドホンのほか、ハイレゾ対応イヤホンやスピーカーも多数紹介しています。

どれがいいのか、どっちがいいのかは、音楽を楽しむスタイルや場所によって異なります。以下の記事を参考にぜひ自分に合ったヘッドホンやイヤホンを見つけてください。

関連記事:【ハイレゾ対応】SOUNDPEATS Air3 Deluxe HSを実機レビュー!使い心地を徹底検証

関連記事:【定番の名機も】ブックシェルフスピーカーおすすめ24選!ハイレゾ対応機も紹介

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