運動会・入学式などで動画撮影をしたいときに重宝する「ビデオカメラ三脚」。手ブレなく、固定して動画撮影するには必須なアイテムです。
しかし、いざビデオカメラ三脚を購入するとなると「ビデオカメラ三脚はどのカメラでも合うの?」「持ち運びしやすいようにコンパクトになるものがいい」など、選び方に悩む人は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ビデオカメラ三脚の特徴や選び方を徹底解説しました。記事後半のランキングでは、1,000円台で買えるコンパクトモデルからプロ用のハイスペックモデルまで登場するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- なんでも合う?ビデオカメラ三脚の特徴
- ビデオカメラ用三脚のおすすめの選び方
- 【3,000円以下で安い】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【3,000円以下で安い】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング7選
- 【3,000円以上】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング比較一覧表
- 【3,000円以上】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング9選
- 撮影のしやすさにこだわる人はプラスαの機能をチェック
- 一眼レフ・ミラーレスなど重いカメラで撮影するなら耐荷重をチェック
- ビデオカメラ三脚おすすめ人気メーカー
- ビデオカメラ三脚の使い方
- ビデオカメラ三脚の関連商品
- ビデオカメラ三脚のよくある質問
- おすすめビデオカメラ用三脚まとめ
なんでも合う?ビデオカメラ三脚の特徴
ビデオカメラ三脚とは、動画撮影をしやすいように設計された三脚のこと。ビデオカメラを固定して撮影ができるので、手持ちよりも手ブレが少なく、安定した動画撮影が可能です。
近年発売されているビデオカメラ三脚は、垂直・水平・回転の3パターンの動きをスムーズに行える「3WAY雲台」が採用されていることが多いのが特徴。運動会・入学式・アウトドアといった動きや移動の多いシーンでも、滑らかなカメラワークで動画撮影ができます。
ちなみに、ビデオカメラ三脚といってもさまざまな商品が発売されており、「自分が持っているビデオカメラに合う三脚は?」と悩む人もいるでしょう。ビデオカメラ三脚のネジ規格とホーム用ビデオカメラのネジ穴は、基本1/4インチネジに統一されているため、一般家庭用のホームビデオカメラであれば、ほとんどのビデオカメラ三脚に対応しています。
編集部
関連記事:安定した撮影に!雲台おすすめ20選|種類による違いも分かりやすく解説
ビデオカメラ用三脚のおすすめの選び方
では次にビデオカメラ三脚の選び方について解説します。
最低高50cm前後・最大高160cm以上を選ぶとさまざまなシチュエーションで使いやすい
ビデオカメラ三脚は、高さ調節できるものがほとんど。高さで悩むなら、さまざまな状況に対応しやすい&使う人の身長を選ばないように、最低高50cm前後・最大高160cm以上の三脚を選ぶのがおすすめ。撮影時はカメラが目線の高さにくると撮影しやすいため、座り姿勢・立ち姿勢それぞれで目線の高さに調整できるものがGOODです。
立って撮影するなら、身長-15〜30cmほどの高さを目安にしてみてください。観客の多いスポーツ観戦や運動会での撮影なら、人の後ろからでも撮影できるように2m前後の三脚を選ぶのもアリですよ。
ただし、三脚は高さを出すほど安定感が落ちやすいので、風の強い場所や不安定な足場での使用する際は十分に注意しましょう。
脚段数は、コンパクト性視なら4段以上・安定感重視なら3段がおすすめ
三脚を伸縮できる脚段数は、持ち運び用途でコンパクト性を重視したいなら4段以上・撮影時の安定感重視なら3段がおすすめです。
4段以上の三脚は1段あたりの脚の長さが短いため、折りたたんだときに30~40cmほどとコンパクトになるのが特徴。ただし、段数が増えるほど下の段の脚が細くなります。4段以上の三脚をフルで伸ばす場合は、倒れないように近くで見張っておくといった配慮が必要です。
一方3段タイプの三脚は、最下段の脚が細くなりにくいため、被写体を追いかけながらの撮影でもブレが起きにくくなります。安定感のある動画撮影をしたい人は3段タイプが最適です。しかし、3段タイプのビデオカメラ三脚は、収納時のサイズが60~90cmとやや長めになることは留意しておきましょう。
ブレにくさ・価格などを基準に素材をチェック
ビデオカメラ三脚は、素材によって撮影のしやすさや価格が変わってきます。
軽量かつ安い商品が豊富な「アルミ素材」
アルミ製のビデオカメラ三脚は、軽量で持ち運びに適しているのが特徴です。4段以上でも1kg以下と軽い三脚が多く、運動会といった学校行事以外に、旅行やアウトドアにもおすすめ。価格も1,000円台と安い製品が揃っており、三脚デビューしたい初心者の方にも向いていますよ。
高耐久でブレを抑えやすい「カーボン素材」
カーボン素材は、高耐久ながら軽量でブレに強いのが魅力です。カーボンとは繊維や石油などの原料を炭化させて作られる素材で、金属と違って変形や腐食しない強度の高さで重宝されています。屋外での撮影でも風の振動や雨の影響を受けにくく、安定した撮影を行えるのがメリットです。
堅牢で耐荷重が10kg以上の製品もあり、望遠レンズを使う野鳥撮影や星空撮影にもおすすめ。ただし、値段は2万円前後と高いため、ビデオカメラ三脚の使用頻度が低い方や、室内での撮影が中心ならアルミ製でも十分ですよ。
一脚可変やスマホ用クリップセットなら用途が広がる
さまざまなシチュエーションでの撮影に使うなら、一脚兼用やスマホ装着が可能なビデオカメラ三脚もおすすめです。一脚可変は、ポール部分を分離させたり三脚部を折りたたむことで一脚として使える機能のこと。
一脚は軽量で持ち運びがしやすいため、サッカーなどのスポーツ撮影・航空機撮影など、被写体を追いかけて素早く方向を変えたいときに便利です。脚が1本な分、省スペースで撮影でき、混雑している場所や狭い空間での動画撮影したいときに重宝します。
また、専用ホルダーが付属した三脚なら、スマホ取り付けも可能。スマホでのライブ配信やSNS向けのコンテンツ撮影にも便利で、撮影の幅が広がりますよ。
編集部
関連記事:【手持ち型も】スマホ三脚おすすめ20選!手元撮影や料理動画向けのスタンドも紹介
【3,000円以下で安い】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 最大高・最低高 | 収納時のサイズ | 重量 | 段数 | 耐荷重 | 素材 | 雲台タイプ | 機能 | セット内容 | |
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Fotopro(フォトプロ)三脚 DIGI-204 | Amazon¥1,980 楽天市場Yahoo! | 最大高:120cm・最低高:39cm | 38cm | 570g | 4段 | 1.5kg | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器 | 収納ケース・クイックシュー | |
サンワサプライ 三脚 200-CAM021N | Amazon¥1,590 楽天市場Yahoo! | 最大高:125cm・最低高:41cm | 42.5cm | 542g | 4段 | 1.5kg | アルミ | - | ・クイックシューn・水準器 | 専用キャリングケース | |
UBeesize くねくねスタンド | ¥1,999 Amazon楽天市場Yahoo! | ‐ | 29cm | 290g | 1段 | - | 合金・ゴム | 自由雲台 | ・クイックシューn・水準器n・リモコン操作 | ワイヤレスリモコン・スマホクリップ・GoProアダプター | |
Amazonベーシック 三脚 | ¥2,186 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:127cm・最低高:40.9cm | 42.5cm | 454g | 5段 | 2kg以下 | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器 | 収納ケース | |
KING 三脚 A-173EV | ¥3,589 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:130cm・最低高:49.5cm | ‐ | 960g | 3段 | 1.5kg | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器n・エレベーター、ギアハンドルn・エンドフック | 収納ケース | |
Sandony 三脚 A61 | Amazon¥2,980 楽天市場Yahoo! | 最大高:130cm・最低高:45cm | 53cm | 970g | 3段 | - | アルミ合金 | 3WAY雲台 | ・水準器n・エレベーターn・エンドフックn・リモコン操作 | 収納ケース・リモコン・スマホ/タブレットホルダー | |
OHM(オーム)カメラ三脚 OCT-ATR4-127K | ¥1,336 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:129cm・最低高:39cm | 41cm | 525g | 4段 | 2kg | アルミ | 自由雲台(ボール雲台) | ・クイックシューn・水準器n・エレベーター | ストラップ付き収納ケース |
【3,000円以下で安い】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング7選
どこでも使える!軽量で機能充実のエントリーモデル
Fotopro(フォトプロ)の三脚「DIGI-204」は、軽量で持ち運びに便利なエントリーモデル。重さ570gとペットボトル1本分に近い軽さで、収納時38cmとコンパクトになるのでどんなシーンにも持っていきやすいです。
さらに、1,980円からと非常に手頃な価格ながら、動画撮影しやすい3WAY雲台やクイックシュー、水準器まで搭載しています。さまざまなシーンで臨機応変に撮影可能で、三脚を使い慣れていない初心者の方にもおすすめです。
スマホホルダーとのセットも選択できるので、より撮影の幅を広げたい方はチェックしてみてください。
シャッターチャンスを逃さないクイックシュー付きコンパクト三脚
サンワサプライの「200-CAM021N」は、シャッターチャンスを逃さない便利なクイックシュー付きのコンパクトな三脚です。カメラを瞬時に取り外しできるので、逃したくないお子さんの記録や動く被写体撮影にも最適。
41〜125cmのコンパクトサイズになっているので、オンライン会議・配信・など、テーブル上に設置して使用するのもおすすめです。
縦横を簡単に切り替えられる雲台が搭載されており、撮影角度の調整もラクラク。SNS用の写真で、比率を変更して撮影したいときにも便利です。スマホ・タブレット用のホルダーのセットも、3,000円ほどから選べますよ。
くねくねスタンドで自由自在!手軽に持ち運べるミニ三脚
自由自在に変形できるスタンド採用で、さまざまなシーンで活躍するUBeesizeのくねくねスタンド。脚部分が合金のゴムコーティングで作られており、好きな角度に曲げて高さ調節できるだけでなく、ポールや自転車のハンドルなどにも巻き付けて使えます。
また、水平・垂直・360度の調整が簡単に行える、自由雲台(ボール雲台)を採用しているのも特徴。瞬時に画角調整ができるので、動く被写体の撮影にも向いています。
30cm以下のミニ三脚なので、カバンに入れて気軽に持ち運べて自撮り棒のような使い方も可能。ビデオカメラはもちろんスマホやGoProにも対応しているので、幅広い撮影シーンにおすすめです。
あらゆるデバイスに対応する、シンプルで機能的なAmazon製
Amazonのプライベートブランド「Amazonベーシック」の三脚は、シンプルな設計ながら機能的に使えると人気の安価なモデルです。3WAY雲台を搭載しているため、細かな画角調整が可能。気泡水準器も搭載しているので、不整地でも素早くセッティングできます。
また、ビデオカメラ・ウェブカメラ・LEDライト・レーザーなど対応デバイスも多彩で、あらゆるシーンで利用できるのもメリットです。耐荷重は2kg以下と軽量三脚の中では高強度に作られているので、アクセサリを使いたい方も要チェック。
重さはわずか454gと軽量で、ハイキングなどのアウトドアシーンにもおすすめです。
嬉しい機能が揃った、直感的な操作ができるKING
KINGのビデオ三脚「A-173EV」は、3,000円以下の低価格帯ながら、ハイレベルな撮影ができる機能が充実していると人気を集めています。ハンドル付きの3WAY雲台採用で構図調整がしやすく、エレベーター・ギアハンドルを搭載しているため、高さの微調整も可能です。
直感的な操作ができるA-173EVは、三脚を使い慣れていない初心者の方にもおすすめ。
ガイドパイプには補強部材のステーが取り付けられているので、しっかり足を開いて固定してくれます。エンドフックも搭載しており、カメラバッグなどを掛けて重さを増やせるのも特徴。1kg以下の軽量ボディですが、安定した撮影を叶える機能が充実していますよ。
スマホやタブレットにも!リモコン対応の便利三脚
Sandonyの三脚は、カメラ以外にもスマホやタブレットでの撮影に対応している、誰でも気軽に使える便利機能が充実しています。iPhoneやAndroidに対応したBluetoothリモコンを使えば、最大10mの遠隔操作も可能。本格的なビデオカメラや一眼レフカメラなどはもちろん、Vlog撮影や家族撮影にも気軽に使いやすいです。
さらに、3WAY雲台・エレベーター機能・エンドフックといった撮影しやすい機能も豊富に搭載しています。他機種対応・機能充実ながら3,000円以下と手頃なので、コスパ重視の方におすすめ。
滑りにくいスポンジ付きのハンドルを搭載しており、持ち運びやすいのも嬉しいポイントです。
座りながらの撮影に最適な1,000円台の格安三脚!
OHM(オーム)のカメラ三脚「OCT-ATR4-127K」は、値段の安さが最大の魅力。水平を取りやすい水準器・ワンタッチ着脱ができるクイックシュー・動く被写体を取りやすい自由雲台など、撮影をしやすい機能が揃っていながら、1,000円台で購入できます。
4段の脚部調整に加えてエレベーター機能による微妙な高さ調整もできるので、思い通りの撮影がしやすいです。高さは39〜129cmとなっているので、座りながらの撮影にもおすすめ。
アルミ素材採用で重さも500gほどと軽量なので、気軽に持ち運びできますよ。
【3,000円以上】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 収納時のサイズ・最大高・最低高 | 収納時のサイズ | 重量 | 段数 | 耐荷重 | 素材 | 雲台タイプ | 機能 | セット内容 | |
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Velbon(ベルボン)ファミリー三脚 EX-440 | ¥4,980 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:153cm・最低高:44.5cm | 47cm | 1180g | 4段 | 3kg | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器n・ステーストッパーn・レバーロックn・エレベーター | 収納ケース | |
SLIK(スリック)一脚兼簡易三脚 スタンドポッドGX-N | ¥5,734 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:187.3cm・最低高:21cm | 71cm | 1035g | 4段 | 1kg | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・エレベーターn・一脚、ミニ三脚変形 | 収納ケース・アダプター | |
Manfrotto(マンフロット)トラベル三脚 MKELES5BK-BH | ¥8,745 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:143cm・最低高:36cm | 32cm | 1.15g | 5段+開脚角度3段 | 6kg | アルミ | 自由雲台 | ・クイックシューn・水準器n・パン用メモリn・開脚角度調整n・リバーシブルネジn・ボールロック、パンロック、プレートロック | 収納ケース | |
Eienn 三脚 | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:178cm・最低高:42cm | 32cm | 1kg | 4段+三脚2段 | 3kg | アルミ | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器n・一脚、ミニ三脚変形 | 収納ケース・スマホホルダー・ゴム石突・ネジ×2 | |
EcLink ビデオカメラ三脚 | Amazon¥3,682 楽天市場Yahoo! | 最大高:170cm・最低高:58cm | 60cm | 1050g | 3段 | 3.5g | アルミ・ABS樹脂 | 3WAY雲台 | ・クイックシューn・水準器n・エレベーターn・リモコン操作n・エンドフックn・可動式フットマット | 収納ケース・リモコン・スマホホルダー | |
Libec(リーベック)ヘッド&三脚システム TH-X | ¥24,500 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:159cm・最低高:75.5cm | 78.5cm | 3.1kg | 3段 | 4kg | アルミ | - | ・フリュード機構n・水準器n・クイックシューn・スライドプレート | 収納ケース | |
SIRUI(シルイ)カーボンファイバー三脚 Traveler X | ¥18,700 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:151.9cm・最低高:50cm | 35.4cm | 950g | 5段 | 5kg | 3Kカーボン | パノラマ・ビデオ雲台 | ・クイックリリースn・クイックリリースレッグn・着脱式センターポール | 収納ケース | |
Vanguard(ヴァンガード)Vesta TB204CB | 確認中 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:130cm・最低高:30cm | 37.5cm | 802g | 4段 | 3kg | カーボンファイバー | 自由雲台 | ・クイックシューn・水準器 | 収納ケース・ローアングルアダプター | |
NEEWER ビデオ三脚 | ¥17,999 Amazon楽天市場Yahoo! | 最大高:200cm・最低高:88cm | 91cm | 4.48kg | 3段 | 8kg | アルミ | ビデオ雲台 | ・クイックリリースプレートn・水準器n・オイルフリュード | 収納ケース |
【3,000円以上】ビデオカメラ三脚おすすめ人気ランキング9選
狭い場所でも使いやすい!老舗三脚メーカーの多機能三脚
日本の三脚メーカーとして60年以上の歴史を持つ「Velbon(ベルボン)」のファミリー三脚EX-440は、使いやすさを追求した機能性で人気を集めています。クイックシュー・水準器・3WAY雲台といった機能に加え、ステーストッパーも搭載。
安定性を上げるだけでなく開脚角度を調整できるので、三脚を大きく広げられない場所でも使用しやすいです。4段タイプでも耐荷重3kgと安定性があるので、レンズや照明を使用したい方にもおすすめ。EXパイプの採用やロックレバーの改良により、軽量化や可動域増加に成功しているのも特徴です。
目的に合わせて、スマホホルダーセットや安定性の優れた3段タイプも選べますよ。
狭い場所での撮影に!一脚や卓上三脚にもなるスタンドポッド
SLIK(スリック)のスタンドポッド「GX-N」の特徴は、さまざまなシーンで活用しやすい変形が可能な点。一脚より安定性があり三脚より場所を取らない自立式一脚として設計されており、狭い場所でも設置しやすいです。
さらに、付属のアダプターを使うことで機動性に優れた一脚に、ポールを取り外すことでミニ三脚にも変身します。スリムな形状ながら、ハイアングルからの撮影が可能な最大高180cm以上を実現しているので、人混みでの撮影も得意。
運動会・発表会はもちろん、スポーツ撮影・接写撮影・配信などで臨機応変に活用できますよ。
耐荷重6kgで本格撮影にもおすすめのコンパクト三脚
三脚やカメラアクセサリーを取り扱うManfrotto(マンフロット)のトラベル三脚は、コンパクトな設計ながら耐荷重6kgと安定性が高いのがメリット。1/4インチと3/8インチのリバーシブルネジ搭載で、大型機材での撮影にも対応できます。
対して重さは1.15kg、収縮時32cmとコンパクトなので、持ち運びにも最適。カメラバッグに取り付けて持ち運びたい方や、旅行先での使用にもおすすめです。
5段階の長さ調整だけでなく開脚角度も3段階で変更できるので、8段階と細かく高さ調節できます。パン用メモリやロックノブなども搭載しており、最適な構図に調整しやすいですよ。
動体撮影におすすめの一脚可変対応三脚
Eiennの三脚は、三脚としての性能の良さだけでなく、一脚に変形できる多用途での活用のしやすさが魅力。三脚部分を取り外して付属のゴム石突を装着することで、登山中の撮影や動くものを撮影するときに便利な一脚に変形可能です。
さらに、ポール部分を取り外せば、テーブル上や低いところでの撮影できるミニ三脚にも変形できます。交換可能なスマホホルダーも付いてくるので、さまざまな被写体の撮影に活用したい方におすすめ。
クイックシュー・水準器といった便利な機能も搭載していながら、価格も3,000円台と手頃なのでコスパ重視の方も要チェックです。
高耐久・コスパ抜群のカメラ・スマホ用三脚
EcLinkのビデオカメラ三脚は、スマホ撮影にも対応した高耐久で機能性の優れた商品です。脚部素材にアルミ合金とABS樹脂を組み合わせているため、軽量ながら耐久性が優れています。
設置面に合わせて脚の角度が変わるフットマットや、重さをプラスできるエンドフックも搭載しており、安定性も口コミで好評でした。
加えて、ビデオカメラだけでなくコンパクトカメラやスマホでの撮影にも対応しています。横撮り・縦撮りを簡単に切り替えられて、Bluetoothリモコンでの操作も可能です。機能が充実していながら3,000円台と値段も安いので、コストを抑えたい方にもおすすめですよ。
本格三脚の入門に◎プロ仕様の安定感を叶えるTH-X
Libec(リーベック)の「TH-X」は、プロフェッショナルな映像制作に最適なビデオ・フォト用の三脚です。脚部・ストッパー形状を見直すことで、コンパクトかつ高耐久を実現。小型三脚ながら4kgの耐荷重を備えており、本格的な機材にも対応可能です。
レビューではパン・チルトのなめらかさも好評で、違和感のないハイクオリティな映像表現をサポートしてくれますよ。
ボール三脚・フラットベース三脚に対応したデュアルヘッドは、三脚だけでなくスライダー・スケータードリーなどにも装着可能。収納ケースにショルダーストラップを搭載することで持ち運びやすさも向上しており、さまざまな撮影に対応できます。
どんな場所でも快適な撮影環境を提供する、3Kカーボン三脚
SIRUI(シルイ)の「Traveler X」は、安定性の高さや撮影環境に順応できる機能性で高く評価される三脚です。3,000本以上のカーボンを束ねて作られる3Kカーボンファイバー採用で、重い機材での撮影や屋外撮影でも高い安定性を実現します。
機能面では、脚を固定するツイストロックを1つにまとめることで、素早く三脚を伸縮できるクイックリリースレッグが魅力的。一瞬のシャッターチャンスを逃さず撮影できるので、野生動物の撮影にも最適です。
脚部の180°折りたたみも可能で、縮長約36cmとコンパクトで持ち運びやすさもGOOD。360°回転するパノラマボールヘッド搭載で、風景撮影にもおすすめですよ。
旅に最適な軽量・高耐久!過酷な環境でも活躍するカーボン製
カメラアクセサリーを中心に取り扱うVanguard(ヴァンガード)の「Vesta TB204CB」は、カーボンファイバー素材を使用した軽量かつ高耐久な点で人気を集めています。最大3kgまでの耐荷重を備えていながら、三脚本体は800gと軽量です。
水濡れにも強いカーボン使用なので、登山やアウトドアでの過酷な環境でも使いやすく、旅先に気軽に持って行けるのがメリット。
また、脚角度3段・脚長さ4段の調整に加え、マクロ撮影にも便利なローアングルアダプターも付属しています。動体撮影に最適な自由雲台も採用しており、被写体やシーンに合わせて細かく調整できる堅牢性の高い三脚ですよ。
フリュードヘッド搭載!最大高200cmでハイアングル撮影にも
NEEWERのビデオ三脚は、ハイアングル撮影に便利な最大高200cmに対応しています。最低高は79cmで幅広い体型の方が使いやすく、人混みはもちろん風景撮影にも活用しやすいです。アルミニウムのダブルチューブ構造になっているので、ハイアングル撮影でも安定感があるのも嬉しいポイント。
フリップレッグロックにより素早く簡単に高さ調整ができるので、臨機応変な撮影にも対応できます。
また、フリュードヘッド採用でプロ級のなめらかなパン・チルトができるのもメリットです。動きのある被写体撮影にも使いやすく、ワンランク上の映像撮影ができますよ。
撮影のしやすさにこだわる人はプラスαの機能をチェック
撮影環境をグレードアップするために、プラスαの便利機能にも注目してみましょう。最初から機能を搭載していない場合でも、雲台を取り替えることで使える機能もありますよ。
なめらかなパン・チルトを可能にする「オイルフリュード機構」
撮影しながら被写体を追いかけるなら、なめらかに角度を調整できる「オイルフリュード機能」搭載の雲台が付いた三脚を選びましょう。特殊なグリスを封入してあるオイルフリュード機構搭載は、動画撮影に欠かせないパン・チルト(左右・上下)を定速でなめらかに行えます。
運動会・スポーツ撮影・動物撮影など、動く被写体を追いかける撮影に最適ですよ。
簡単に水平を取れる「レベリング機能」
動画撮影には、水平調整を簡単に行える「レベリング機能」も便利です。水平が取れていない状態で撮影すると違和感のある映像になりやすく、そのままカメラを動かすと余計に水平がずれてしまいます。レベリング機能は、レベリングボール・レベリングベース・ハーフボールなどと言われるパーツを組み込むことで、風景撮影・パノラマ撮影などで素早く水平出しできます。
不整地でも脚の伸び縮みなしで水平調整ができるので、屋外での撮影を行うことが多い方にもおすすめ。他には、傾きを計測できる水準器を搭載した三脚も便利ですよ。
重い機材での撮影も細かく調整できる「カウンターバランス機構」
重量のあるカメラや機材での撮影には、「カウンターバランス機構」を搭載した三脚もおすすめ。カウンターバランスとは、カメラがチルト方向(縦方向)に傾こうとする力に対し反発力を発生させ、カメラを静止させる機構のことです。カウンターバランスを搭載した三脚なら、重いカメラや機材でも思い通りのチルト操作ができます。
ただし、カウンターバランス機構には対応できる重量が決まっているため、カメラ・レンズ・ストロボなどの総重量を確認してから購入しましょう。
ワンタッチでビデオカメラを着脱できる「クイックシュー機能」
「クイックシュー機能」を取り入れたビデオカメラ三脚は、三脚撮影と手持ち撮影を素早く切り替えるのに便利。クイックシューは、着脱のたびにカメラネジを回して取り外す必要がなく、ワンタッチでカメラを取りはずせる機能です。
元々雲台に搭載されている場合や、クイックシューアクセサリーをカメラに取り付けておく方法もあります。クイックシューは、撮影方法を頻繁に切り替えるプロカメラマンによく利用される機能です。
ただし、クイックシューが緩んでいるとカメラが落ちることがあるので、使用前に取り付けが緩んでいないかよく確認してください。
離れた場所からも遠隔操作できる「リモコン付き」
「リモコン付き」のビデオカメラ三脚は、撮影者がカメラから離れていてもカメラを操作できるのがメリット。リモコンを使うことで、直接カメラに触れなくても録画・ズーム・フォーカスの変更などを手元で簡単にコントロールできます。
物音や動きに敏感な動物の撮影にも便利で、カメラに触れないため手ブレも起こりにくいです。家族イベントの記録や、自撮り撮影といったシチュエーションでも活躍しますよ。
一方で、安価なリモコン付き三脚はスマホの操作にしか対応していないこともあるので、対応機種をチェックしてから購入するのがおすすめです。
一眼レフ・ミラーレスなど重いカメラで撮影するなら耐荷重をチェック
一眼レフ・ミラーレスカメラ・業務用カメラなど、重量のある機材で撮影するなら耐荷重をチェックするのが重要です。耐荷重とは、三脚が安定して撮影できる最大重量のことで、耐荷重を超えるとバランスを崩したりぐらついたりする可能性があります。
耐荷重は、レンズ・マイク・ライトなどカメラ以外の機材も含めた総重量に、プラス1kg程度の余裕を持って選ぶのが理想的。耐荷重5kg以上の三脚であれば、フルサイズの一眼レフや望遠レンズも安心して利用できます。
特に、野外撮影や長時間の撮影では、風や振動の影響も考慮して耐荷重が重い安定した三脚を選ぶのが大事です。
ビデオカメラ三脚おすすめ人気メーカー
ビデオカメラ三脚を選ぶ際は、人気メーカーから絞り込むのもおすすめ。それぞれのメーカーの価格帯もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
バリエーション豊富な日本メーカー「SLIK(スリック)」
日本メーカーの「SLIK(スリック)」が扱う三脚は、バリエーションの豊かさでアマチュアからプロまで幅広い層に支持されています。カーボンシリーズ・プロフェッショナルシリーズ・ファミリーシリーズなどに加え、ビデオ向けシリーズも展開。
一脚・ミニ三脚に変形できる「スタンドポッド」なども人気で、撮影シーンに合った三脚が見つかりやすいです。なめらかなパン・チルトにこだわった高耐久な製品も多く、撮影性能も申し分なし。
人気の価格帯は、4,000円〜2万円ほどですが、カーボンを使った10万円前後のハイエンドモデルも取り扱っていますよ。
操作性の優れた三脚が多数揃う「Velbon(ベルボン)」
ハクバ写真産業が展開する日本の三脚ブランドである「Velbon(ベルボン)」」は、操作性の優れた三脚を豊富に取り扱っているのが特徴。ベルボンの三脚は、ハイエンドモデルのカーボン三脚・スタンダードモデルの中型アルミ三脚・持ち運びに適した小型トラベル三脚の3つに分類されます。
中でも、脚の伸縮がスピーディに行える「ウルトラロック」を採用した、UTシリーズなどのトラベル三脚が人気。オイルフリュード機構搭載で動画撮影に適した機種や、構図の微調整がしやすい3WAY雲台を搭載したモデルが多いのも特色です。
価格帯も3,000円台〜10万円ほどと幅広く、初心者からプロまで最適な三脚を見つけられますよ。
デザインも性能も妥協しないイタリア発祥メーカー「Manfrotto(マンフロット)」
イタリア発の写真機器メーカー「Manfrotto(マンフロット)」は、性能の高さだけでなくデザインのかっこよさでも高く評価されています。脚部だけでなくグリップ部分や雲台など細部までこだわられた「befreeシリーズ」など、撮影のモチベーションを上げてくれるデザインが魅力。
また、アルミ・カーボンを使用した堅牢性の優れた三脚が多く、自由雲台を搭載したビデオ撮影に最適な機種も揃っています。持ち運びのしやすさを重視するなら、コンパクトな「Elementシリーズ」も要チェック。
高価なイメージを持たれがちなマンフロットですが、1〜4万円の製品が中心で、ミニ三脚シリーズなど5,000円以下で揃う機種もありますよ。
コンパクト三脚が豊富で安い「エツミ」
日本のカメラ周辺アクセサリーメーカー「エツミ」の特徴は、ミニ三脚やコンパクト三脚を豊富に取り扱っている点。「8段三脚マックスエイト」「トラベル4段三脚」など、最大高が100〜120cm前後の製品が多いです。縮長も30cm前後からとコンパクトなので、旅行用や登山用で持ち運びやすさを重視する方におすすめ。
また、価格帯も2,000円台の三脚が中心で、ビギナーでも手に取りやすい製品が多いです。お子さんの行事用など、使用頻度がそこまで高くないという方にも最適。安価ながら、3WAY雲台を搭載した機種があるのも嬉しいポイントですよ。
ビデオカメラ三脚の使い方
ビデオカメラ三脚を初めて使う方のために、使い方やカメラの取り付け方を解説します。
- 雲台がなるべく水平になるよう脚の長さを調整して三脚を設置する
- 雲台に直接取り付けまたはクイックシューを使って三脚にカメラを装着する
- 雲台のネジやロックを緩めて構図を調整する
- 構図が決まったらネジやロックで固定する
- カメラ設定をして撮影
ビデオ三脚を使用するときは、撮影場所に三脚を設置してからカメラを装着しましょう。平地なら脚を均等に伸ばすだけで水平が取れますが、不整地など足場が不安定な場合は脚の長さを調整して水平にしてください。
カメラの取り付け方は、雲台のネジに直接取り付ける方法と、クイックシューを装着してから取り付ける方法があります。クイックシュー式の場合は、先にカメラに部品を取り付けて、雲台のレバーなどでロックして取り付けます。
ネジ式はすぐにカメラを外せないデメリットがありますが、クイックシューにも部品をなくすと装着できない・複数カメラを使うときの交換が手間といったデメリットもあるので理解した上で使いやすいものを選んでください。
また、エレベーター機能は微妙な高さ調整に便利ですが、大きく伸ばすとブレや転倒の原因になりやすいので使用時は注意しましょう。
ビデオカメラ三脚の関連商品
ビデオカメラ三脚以外にも、一緒に揃えると便利な関連アイテムをご紹介します。気になるアイテムがあったら、関連記事もチェックしてみてください。
Vlog撮影に便利な「ハンドグリップ・自撮り棒」
ビデオカメラやコンパクトカメラなどでVlog撮影や手持ち撮影を行うなら、ハンドグリップもおすすめ。直接カメラを持つより構図調整がしやすく、手ブレも発生しづらいです。
ミニ三脚としても使えるアイテムや、1,000円以下で手軽に購入できるハンドグリップもありますよ。
関連記事:自撮りや高さ調整もバッチリ!ミニ三脚おすすめ15選|スマホ対応のコスパ最強モデルも紹介
さまざまな機器に対応できる「三脚アダプター」
購入した三脚に対応していないカメラや機器を装着したい場合は、三脚用のアダプターを用意しましょう。スマホ用アダプターをはじめ、ネジサイズを変えるアダプターや双眼鏡アダプター、角度調整アダプターなどもあります。
数百円から1,000円ほど変えるものも多いので、三脚が活躍する幅を広げたい方は要チェックです。
映像を残すなら高画質な「ビデオカメラ」
今新しくビデオカメラを選ぶなら、4K対応の高画質なビデオカメラがおすすめ。その他にも、オートフォーカス・手ブレ補正が優秀なカメラを選ぶと、クオリティの高い映像を残しやすいです。
アウトドアシーンでの撮影を行う方は、耐久性・防水性が高いGoProなどのアクションカメラもチェックしてみてください。
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ビデオカメラ三脚のよくある質問
ビデオカメラ三脚はどこで買うのがおすすめですか?
ビデオカメラ三脚は100均で買えますか?
ビデオカメラ三脚はレンタルできますか?
ビデオカメラ三脚の中古を購入するのはありですか?
おすすめビデオカメラ用三脚まとめ
- ビデオカメラ三脚は、家庭用ビデオカメラや一眼レフならメーカー問わずなんでも装着可能
- 3WAY雲台・自由雲台を搭載したビデオカメラ三脚がおすすめ
- 最低高50cm前後・最大高160cm以上を選ぶと身長・シチュエーション問わず活用しやすい
- 持ち運び重視なら4段以上・安定性重視なら3段の三脚が便利
- 素材は、耐久性や安定性で選ぶなら「カーボン」・軽量さや価格の安さで選ぶなら「アルミ」がおすすめ
- 「オイルフリュード・レベリング・カウンターバランス・クイックシュー・リモコン付き」など撮影レベルを上げる機能もチェック
- 耐荷重は機材の総重量で計算する必要あり。耐荷重5kg以上なら望遠レンズなどの利用でも安心
- 一脚可変・スマホ用クリップ付きなら多用途で活用しやすい
今回は、ビデオカメラ三脚の選び方について解説しました。ビデオカメラ三脚は種類が豊富で、値段の安さだけで選んで後悔したという方も少なくはありません。しっかり自分に必要な機能や性能をチェックして、家族との思い出や素敵な光景を映像に残しましょう。どの商品を選ぶべきか迷ったら、人気ランキングも参考にしてみてくださいね。