出典:amazon.co.jp
センタースピーカーがあれば、ボーカリストの歌声やテレビのセリフがはっきり聞こえるようになります。臨場感が増してリアルな音響体験ができるため、映画や音楽鑑賞が趣味の人にとっては必須アイテムです。
しかし、センタースピーカーを導入する上でさまざまな疑問が浮かびます。
- センタースピーカーってどんなものを選べばいいの?
- 置き場所はどこにすべき?
- そもそもセンタースピーカーって必要?いらない?
そこで、この記事ではセンタースピーカーの選び方やおすすめ製品、設置場所やホームシアター作りに必要な関連商品をご紹介します。
センタースピーカーの売れ筋商品やホームシアター環境を作るための情報をまとめたので、商品選びの参考にしてください。センタースピーカーを購入して、仕事終わりや休日の楽しみを増やしましょう。
この記事を監修した専門家
目次
センタースピーカーの効果・必要性とは
センタースピーカーはセリフやボーカルなど声の再生に効果的です。
テレビサイズが大きく左右のスピーカーを離して設置する場合、中抜けといってテレビからうまく音が聞こえないことがあります。また、大人数で視聴する場合は、座る場所によって左右の音のバランスが悪いことも…。
そんな時に役立つのがセンタースピーカーです。導入することで得られるメリットをいくつか挙げます。
- BGMや効果音に埋もれがちなセリフがはっきり聞こえる
- ボーカルの歌声がクリアに聞こえる
- 画面から音が押し出てくるように聞こえて、リアリティのある映像体験ができる
- どこにいてもバランスよく音が聞こえる
映画やドラマを見ている時、セリフが小さくて聞こえづらく、音量を上げたり下げたりした経験はありませんか?
フロントスピーカーのみだと、セリフがBGMや効果音と同じスピーカーから出るため、音が埋もれてしまうのです。
そんな時は、声を担当するセンタースピーカーを設置することで、セリフが明瞭に聞こえます。家族それぞれが違った場所で視聴する場合でも、全員が満足して音を楽しめますね。
「センタースピーカーはいらない」という意見も
センタースピーカーはいらないという意見も見られますが、本当にセンタースピーカーが必要かどうかは環境によります。
下記に当てはまる人は、センタースピーカーの効果をあまり感じられないかもしれません。
- 1人でホームシアター環境を楽しむ場合
- テレビがそれほど大きくない場合
左右のスピーカーを適切にセッティングすれば、ファントム再生(左右のスピーカーの中央から音が聞こえる)が可能です。そのためセンタースピーカーがなくても、セッティング次第で立体的な音響や聞き取りやすい環境を作れます。
しかし、座る場所を気にせず臨場感のある映画や音楽鑑賞を楽しみたいなら、センタースピーカーは必須です。画面と音がしっかり噛み合い、臨場感のある映像になりますよ。
センタースピーカーの選び方
センタースピーカーを選ぶにあたって特に重要なのはフロントスピーカーとのバランスなので、環境に適した製品選びをしましょう。
チェックすべきポイントは、主に5つです。
- スピーカーユニットの数
- 出力できる音圧レベル
- アンプに合わせたインピーダンス
- 設置場所に合わせたサイズやデザイン
- 音質にこだわるならハイレゾ対応
これらのポイントで、購入するセンタースピーカーを絞ってください。それでは、1つ1つのポイントを具体的に解説します。
スピーカーユニットの数で選ぶ
スピーカーユニットとは、音を発する口にあたる部分のことです。このユニットの数によって、再生できる音域や価格に差が出ます。
- 安価で手軽にセリフを補強するなら、フルレンジスピーカー
- 選択肢が多くバランスの良い製品を求めるなら、2WAYスピーカー
- 高価だが音質にこだわりがある人は、3WAYスピーカー
上記のポイントを参考に、スピーカーユニット数を選んでください。
安価で導入しやすい「フルレンジスピーカー」
フルレンジスピーカーは、低音・中音・高音すべての音域を1つのユニットで担当するスピーカーです。数千円から購入できる低価格なタイプなので、低予算でセンタースピーカーが欲しい方におすすめ。
しかし、実際には1つのユニットで全ての音域をカバーするのは難しく、ユニット数の多いものに比べてやや音域が狭くなります。
低音域や高音域で再現できない音域もあり、音質の面では他のタイプにやや劣る点は把握しておきましょう。
高音域も再生できる「2WAYスピーカー」
2WAYスピーカーは、低音を再生するウーファー、中高音を再生するツィーターに分けて音を発します。もっとも主流のタイプでラインナップも豊富なため、無難に選ぶなら2WAYタイプがおすすめです。
再生音域が広く音響効果のバランスも良い、シンプルでクリアなサウンドを再生できます。フルレンジスピーカーよりも価格は上がりますが、1万円前後の安価な製品が多く販売されています。
価格が上がるほどセリフがはっきり聞こえて音質も上がる傾向にあるので、予算に合わせたものを選びましょう。
ハイクオリティな音質の上位モデル「3WAYスピーカー」
映画よりも音楽鑑賞をする機会が多いなら、3WAYスピーカーを選びましょう。
低・中・高音を、ウーファー・スコーカー(ミッドレンジスピーカー)・ツィーターのそれぞれに担当させています。価格は3万円以上と高く、ラインナップもそれほど多くありません。
音域を分けているため、広い音域を忠実に再現できるのが特徴です。予算はかかりますが、音質にこだわる人やリアリティの高い音を求める人でも満足できるでしょう。
出力音圧レベルは85db以上がおすすめ
音全体の大きさや音楽の派手さを支えるのが、音圧レベルです。数値が高いほど能率が良く、大音量でもセリフや声が潰れず強調されやすくなります。
音圧は、db(デシベル)数で表され、広い部屋ほどdb数の大きなものが適しています。広いリビングで使用するなら、85db以上のものがおすすめです。
6〜8畳程度の狭い部屋で使用するなら、75dbあれば十分でしょう。
インピーダンスはアンプに合ったモノを選ぶ
インピーダンスはΩ(オーム)という単位で表される、電気の流れにくさを示す抵抗のことです。アンプによって推奨するインピーダンスが設定されています。
「4Ω推奨のアンプには、4Ωのスピーカーをつなげる。」というように、アンプに合わせたインピーダンスのものを選びましょう。4Ω、6Ωほどの製品が一般的です。
フロントスピーカーやテレビの大きさに合わせたサイズを選ぶ
センタースピーカーはテレビの近くに設置する方が画面と声が噛み合いやすいため、テレビの真下に置けるサイズを選ぶといいでしょう。できればテレビの横幅より狭いもので、設置してもテレビが隠れない高さのものを選んでください。
しかしコンパクトなものがベストというわけではありません。サイズが大きいものはそれだけスピーカーユニットが大きいので、広い音域をカバーできて聞き取りやすくなります。
編集部
音質にこだわるならハイレゾ対応
ハイレゾ対応のモデルは、音楽鑑賞がメインの人や、高音質を楽しみたい人におすすめです。ハイレゾは楽器の音やボーカルの声だけでなく、収録現場の環境音やボーカルの息遣いなどの音まで再現できる方式です。
生々しい音が再生されることで、まるで目の前で演奏を聴いているかのようなリアリティのある音響体験ができます。映画を見る際にも迫力や臨場感が増すでしょう。
編集部
部屋の雰囲気に合わせた素材・デザイン
センタースピーカーはサイズが大きく、テレビの中央に設置するので意外と存在感があります。目につくデザインだと、画面よりもデザインが気になって視聴に集中できない可能性も。
目立つ色ではなく、インテリアに溶け込むようなデザインがおすすめです。例えば、外観が木製のものやマットな素材を使用しているものなら、反射の心配がなく画面に集中できます。
光沢のある製品だと、テレビの近くに設置した際に反射して画面が見づらくなることもあるため、昼間のリビングで見る機会が多いなら要注意です。
もし、光沢のあるデザインのものがどうしても欲しいなら、反射しにくい位置に設置してください。
安いVS 高い!センタースピーカーの比較
ここではセンタースピーカーの安い製品と高い製品を比較します。それぞれおすすめする人を挙げているので、自分はどの価格帯のものを選ぶべきなのか参考にしてください。
安いセンタースピーカーの特徴(約5,000円のモデル)
安いモデルは軽量でコンパクトです。周波数帯域も65Hz~100kHzであることから、全体的な音域もバランス良くカバーできることがわかります。出力音圧レベルも86dbなので、音が小さいといった不満はないでしょう。
ただし、本体が2kg程度と軽いため振動を抑えにくくなります。振動を抑えられないと、スピーカーから出た音を打ち消してしまうので音質が劣化しやすいのです。
- 設置スペースがなくコンパクトなサイズを求める人
- 低価格でセリフや音の補強をしたい人
- テレビや映画鑑賞がメインの人
- 音質に強いこだわりがない人
もし低価格で音質の良さを求めるなら、2万前後の製品や中古で良いものを購入するといいでしょう。
高いセンタースピーカーの特徴(約6万円のモデル)
高いモデルは安いモデルに比べて、エンクロージャー(箱)やスピーカーユニットが作り込まれています。音の厚みや奥行などの細かい音情報を再現し、原音に忠実な音を実現。
またスピーカーユニットが大きく、音量を上げても音が潰れることなくクリアに再生できるのも魅力です。再生帯域は47Hz〜と、低い音域までしっかりカバーできます。音質にこだわるなら、高いモデル一択ですね。高い製品はデザインにもこだわりがあり、インテリアとしても活躍します。
- 音にこだわりがあり、音楽鑑賞の機会が多い人
- 音に埋もれず、はっきりとセリフを聞きたい人
- スペースや予算に余裕がある人
- 見た目にこだわりがある人
センタースピーカーおすすめ人気ランキング比較一覧表
センタースピーカーおすすめ人気ランキング20選
売れ筋のおすすめセンタースピーカーをランキング形式で紹介します。
人気の激安モデル!設置場所に困らずセリフの強化ができる
今回紹介する製品の中で最も安く売れ筋であるYAMAHAのNS-C210。YAMAHAモデルなので、セリフの強化だけでなく、くっきりとしたボーカル再生が可能です。
横長で奥行が狭いため、設置しやすくテレビ下やラックに収められます。スペースに余裕が無くても、音にこだわりたい人におすすめ。特に中高音の再生に優れています。
アルミコーン型ウーファーやバランスドーム型ツィーターを組み込み、広いレンジをバランス良く再生するのに十分な性能。ホームシアター環境を作る上で、できるだけコストを抑えたい人におすすめの格安モデルです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 86db |
周波数域 | 65~100KHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 340×105×132mm |
重量 | 2kg |
コスパ最強!落ち着いた音で聴き疲れしにくい
DENON SC-C17の上位モデル。サイズがそれほど大きくなく、低音までしっかりカバーできるセンタースピーカーをお探しの人におすすめ。
50~60KHzと低い音域まで再生できる8cmウーファーを備えています。さらに、DENON独自の「D.D.L」を採用したコーンによって、広い音域でも正確な音の表現が可能です。
高級感のあるピアノブラックのデザインで、目立ちすぎないシンプルさも魅力的。広い音域を再生できる低価格のセンタースピーカーをお探しなら、DENONのSC-C37で決まりです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 82db |
周波数域 | 50~60KHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 320×100×178mm |
重量 | 2.5kg |
高音質にこだわる人向け!5.1ch作りにおすすめ
手軽にシアター環境を整えたい人におすすめの「Stageシリーズ」。低価格で高品質のセンタースピーカーを求める人に選ばれています。
植物性プラスチックのコーンウーファーを搭載し、音の歪みを低減。内部損失の少ないアルミニウム素材を組み込むことで、伸びやかでクリアな音を再生します。
プロ向けに開発されたホーン技術を高音ユニットに使うことで、自然な音響バランスを体感できます。高音質でセリフや声を強化し、本格的な映像を楽しめるセンタースピーカーです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 88db |
周波数域 | 60~40kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 469×190×240mm |
重量 | 8kg |
低価格で高性能!リアリティある音響を楽しめるバスレフ型
低価格ながらエネルギッシュで、細かい音まで拾って再生できるSONYのセンタースピーカー。ツィーターにはポリエステル素材を使用することで、フラットな音で高域を再生します。
振動板にはソニー独自の「発砲マイカ」を採用、音の歪みを抑えられるのでスケールの大きな音が楽しめるでしょう。SS-CS8から出る中音域はナチュラルで、低音域はキレがあります。
コイルやコンデンサーなど音楽再生に関わる部分には、高品位のパーツを使用。生々しさのあるセリフやボーカルの声を拾い上げる能力を持っています。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 86db |
周波数域 | 55~25KHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 430×146×220mm |
重量 | 5kg |
クリアな中高音再生!角のないスタイリッシュな台形フォルム
中音域〜高音域まで質感が高く、ナチュラルで聴き疲れしない音を再生するセンタースピーカー。角のない台形フォルムによって音の打ち消しを防ぎ、ヤマハならではの自然な音を実現しています。
高剛性キャビネットで振動をコントロールし、高音質をキープ。ハイレゾ音源に対応した新型A-PMDウーファー、DC-ダイヤフラム方式ドームツィーターによって、臨場感の高い音響を作り出します。
本体前面には艶のある黒で仕上げ、キャビネットには黒の木目調を加えたナチュラルなデザインです。高級感を感じさせるインテリアとしても活躍します。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 87db |
周波数域 | 55~100KHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 445×158×159mm |
重量 | 4.7kg |
スリムな設計で重低音から高音まで再生可能なハイレゾ対応モデル
設置面積を取らないスリムで軽量なモデルです。スペースに余裕のない人でも設置しやすいでしょう。ハイレゾ対応なので、Blu-ray対応テレビで映画を見る人におすすめです。生々しい音源を楽しめます。
ツィーターは20mm、ウーファーは57mmとやや小さめですが艶のある高音再生が可能です。また「P.P.D.D.機能」によって重低音まで再生できます。幅広い音域を鳴らせるセンタースピーカーです。
シンプルで目立ちにくいデザインで、気が散らずテレビに没頭しやすいでしょう。テレビ近くに設置したいけど、スペースがないという人におすすめです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 82db |
周波数域 | 80〜60 kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 250×75×130mm |
重量 | 1.4kg |
パワフルな低音とクリアな高音再生ができる最高峰のスピーカー
アメリカの老舗オーディオブランドの1つ、Klipschから販売されているパワフルサウンドが魅力のセンタースピーカー。艶を消したスタイリッシュなデザインです。
セラミック銅を採用した4つのウーファーを設置することで、明瞭で迫力のある音を実現しています。映画のセリフやボーカル再生に役立てるでしょう。
Klipsch独自のTractrixホーンやツィーターを搭載。音の反射を防ぎ、正確でクリアな高音再生を可能にしました。またTractrix Portを背面に設置し、力のある低音を再生します。バスレフポートが背面にあるため、奥まった場所に設置しないよう注意しましょう。
スピーカー構成 | - |
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出力音圧レベル | 97db |
周波数域 | 58~25KHz |
インピーダンス | 8Ω |
サイズ | 368×791×173mm |
重量 | 16.19kg |
最高クラスの音質と押し出すようなセリフが味わえる
本格的なホームシアター作りをする人のための「Studio 6」シリーズです。オーディオマニアも納得できる最高レベルの音質を楽しめます。
フロントスピーカーがJBLであれば、ぜひ揃えたい製品。高品質のポリプラスチックコーンやコンプレッションドライバーを採用し、空気のロスが少なく大音圧が得られます。画面から押し出されるようなセリフを感じられるでしょう。
映画館やコンサート会場に足を踏み入れたような感覚を自宅で楽しめます。感動レベルの音響体験を味わってください。モダンでスッキリした見た目のデザインなので、設置がしやすいでしょう。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 85db |
周波数域 | 64~40kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 440×190×190mm |
重量 | 8.6kg |
やや上向きの高性能コンパクトスピーカー!縦置きや壁掛けも可能
DALIから販売されているコンパクトサイズのスピーカーです。キャビネットにはMDF材より強固なアルミニウムを使用。小型ですが不要な振動を起こさず、セリフをしっかりと再生します。
ウッドファイバーコーンを採用した100mm口径のウーファーと20mmソフトドームツィーターを備えています。レスポンスが良くキレのある音を体験できるでしょう。
スピーカーがやや上を向いているため、無理に高さを合わせる必要がなく設置しやすいです。グロスを塗装することで、光沢が出ており、デザインにも優れています。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 84db |
周波数域 | 95~25kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 196×113×96mm |
重量 | 1.5kg |
セリフやボーカルの声を最高音質で!高級感のあるデザインも魅力
セリフや歌声を忠実に再現するYAMAHAの上位モデル。軽くて丈夫な「A-PMD」を振動板に組み込んだ13cmのウーファーを搭載し、臨場感あるシアター環境を作ります。
グランドピアノにも使われる「曲げ織り」を用いた美しいラウンドフォルムを採用。角をなくすことで、定在波や回折現象などの音を悪化させる原因を取り除き、再生音をクリアにします。
高音域の再生にも優れており、セリフだけでなく女性ボーカルの艶を増します。曲全体に厚みが出て、1段レベルの高い音楽鑑賞が楽しめるでしょう。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 89db |
周波数域 | 60~100KHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 500×170×170mm |
重量 | 7kg |
小型でおしゃれな北欧デザイン!ノイズがなく音が自然につながる
北欧デザインが光るスタイリッシュなモデルです。DALIの特許技術であるハイテク素材を使用した「SMC」というドライバーユニットを採用。中高音の歪みを最小限まで抑えることで、音が綺麗につながります。
13cmの大口径ウーファーと29mmのツィーターによって、再生帯域は47~26kHzと広い帯域までカバー。厚みがあり、迫力のある再生を可能にしました。
高さが抑えられているため、テレビラックへの収納もしやすいサイズです。部屋の雰囲気に合わせてキャビネットの色を4色から選べます。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 89.5dB |
周波数域 | 47~26kHz |
インピーダンス | 4Ω |
サイズ | 441×161×295mm |
重量 | 7.5kg |
フラットで聞き心地の良い音色を再生!コスパの良さも魅力
低価格で高品位なサウンドを実現した、DALIのSPEKTOR VOKAL。スピーカーには、DALIのオリジナル素材であるウッドファイバーコーンを使用して違和感のない自然な音を再現します。
低音は11.5mmのウーファー、中音域は25mmのシルクドームツィーターで安定感のある音質を楽しめます。変に強調しすぎることがなく、自然にセリフ強化や臨場感を作り出したい人におすすめです。
高音域の再生能力はそれほど高くありませんが、バスレフ型のスピーカーなので低音をしっかりカバーできます。フラットで上品な音質を求める人に選ばれるコスパの良い1台です。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 87db |
周波数域 | 66~26kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 435×152×204mm |
重量 | 5.3kg |
ホームシアター用に!ボーカルの表現を感じられる
オペラハウスやコンサートホールなどを参考に作られた、ONKYOスピーカーシステムのセンタースピーカーです。ONKYOならではのナチュラルで高品位なサウンドで、セリフや声を違和感なく聴けます。
能率を高めることで反応を良くしたウーファーは、さまざまなアンプと組み合わせられるよう設計。高音域の質も高く、特にボーカルの表現力を感じられるでしょう。
また、振動板にイコライザーを備えることで、なめらかでスピード感のある音を再現できます。映画鑑賞を趣味とする人にもおすすめのセンタースピーカーです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 86.5db |
周波数域 | 65Hz~100kHz |
インピーダンス | 4Ω |
サイズ | 500×164×176mm |
重量 | 5.9kg |
自宅で大音量再生が可能!臨場感たっぷりの映像体験を
PioneerのTheater Blackシリーズ。「自宅で本格的な映画を楽しみたい!」そんなユーザー向けに作られたセンタースピーカーです。高剛性のスピーカーコーンを採用することで、正確な低音再生を可能にしました。
25mmの能率の良いソフトドームツィーターによって、迫力のある音を再現。86dbと音圧レベルも高いため、広いリビングでも大きなボリュームで楽しめます。
本体のデザインは角の少ないラウンド状。これによって角で音が反射せず濁りのないクリアな音質へと導きます。デザインはマットブラックなので、光の反射がなく映画の視聴中にも気になりません。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 86db |
周波数域 | 55~20kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 460×181×215mm |
重量 | 6.2kg |
木製のクラシカルなデザインがおしゃれ!ハイコスパな一台
ブラックの木製で仕上げた自然な風合いがおしゃれなセンタースピーカーです。洗練されたシンプルなデザインなので、どんな部屋にも似合いますね。
ボーカルがはっきりと聞こえるバランスの取れたサウンドシグネチャーが特徴で、ホームシアターに最適な製品です。インパクトのある低音とスムーズで正確な高音で、映画などの音声をクリアに届けます。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 86db |
周波数域 | 60Hz~20kHz |
インピーダンス | 4-8Ω |
サイズ | 135×382×181mm |
重量 | - |
センタースピーカーの必要性を改めて体感できる明瞭な音声
ONKYOが誇るテクノロジーが詰まった、表現力豊かなサウンドを実現したD-309Xシリーズのセンタースピーカー。重厚な響きを提供するウーファーと表現力豊かなリング型ツィーターにより透き通った音声をリアルに再現します。
接続部には音質劣化を抑える導電性が高い金メッキ真鍮削り出しタイプを採用。
カラーバリエーションは漆黒の美しい黒色ピアノ仕上げと、リアルウッド突き板仕上げの2タイプを用意。どちらもシックなデザイン性で、リビングに置くだけで上質なインテリア空間に。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 88db |
周波数域 | 90Hz~100kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 41.8×14.3×15.4cm |
重量 | 4.7kg |
YAMAHAの高級感スリムデザイン!迫力ウーファーを4つ搭載
どんなインテリア空間にもマッチしやすい木目調のYAMAHA製センタースピーカーです。高級感があるアルミフロントパネルを取り入れたスリム設計で、テレビの前に設置しても画面の視界を邪魔しません。
特徴は4つのアルミコーン型ウーファーで、クリアで迫力ある中低音域のサウンドをリアルに再現します。中央には広音域の再生を担当するソフトドーム型ツィーターを搭載。
映画やドラマのセリフ音声、ボーカルの歌詞を聴き取りやすくするセンタースピーカーの従来機能の他に、効果音などの中低音域を厚くしたい人にオススメです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 90db |
周波数域 | 66Hz~40kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 44×12.5×9.4cm |
重量 | 2.9kg |
コンパクト・軽量・低価格でも中低音がクリアで豊かなサウンドに
人気のONKYOスピーカーでも低価格帯で初心者向けのセンタースピーカー。コンパクト・軽量設計ながらもウーファーユニットを搭載し、臨場感のある迫力の低音サウンドを実現します。
中央に配置されている砲弾型のイコライザーが周波数の乱れを抑制することで、クリアで安定感のある中低音サウンドを提供。バランスドーム型のツィーターユニットは、80kHzまでの高音域サウンドのクリア再生が可能です。
小型で軽量なので一人暮らしや小さい部屋での音質向上にオススメです。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 84db |
周波数域 | 70Hz~80kHz |
インピーダンス | 6Ω |
サイズ | 27.5×10.2×12.8cm |
重量 | 1.9kg |
壁掛け・縦置き対応!ハイレゾ対応のスリム型センタースピーカー
アメリカの老舗オーディオメーカー・ポークオーディオの、薄型設計が特徴のセンタースピーカー。ハイレゾ対応のトゥイーターが、ハイレゾ音源や最新映画の高品質サウンドをリアルに表現してくれます。
ES35は、映画のセリフや楽曲のボーカルを明瞭にする従来のセンタースピーカーの機能に留まりません。背面にある2つのパワーポートにより、音楽や効果音などの厚みがある低音をクリーンに表現します。
スリムでモダンなデザインなので様々なインテリアに調和し、壁掛けや縦置きにも対応するので設置場所を選びません。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 89db |
周波数域 | 66Hz~40kHz |
インピーダンス | 4Ω |
サイズ | 62×10.5×15.6cm |
重量 | 6.4kg |
ハイレゾ対応!ポークオーディオで人気のセンタースピーカー
4基ある7.5cmダイナミック・バランス・ウーファーと、中心にあるハイレゾ対応のツィーターで構成されたセンタースピーカー。部屋にあるだけでもインテリアになり得るスリムなデザインです。
超高音までカバーする出力音域で、映画やドラマのセリフ、ヴォーカルの音声を明瞭に再現し、聴く人がその場にいるような臨場感を最大限に与えてくれます。
5年間の製品保証付きなのでオーディオ初心者でも選びやすいです。Monitor XTシリーズの組み合わせにより全方位ホームシアターを構築できます。
スピーカー構成 | 2WAY |
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出力音圧レベル | 87db |
周波数域 | 57Hz~40kHz |
インピーダンス | 4Ω |
サイズ | 62×10.6×14.1cm |
重量 | 6.4kg |
センタースピーカーのおすすめ人気メーカー
好みのメーカーを決めると、選択肢が絞られるので製品選びが楽になります。ここではおすすめの4つのメーカーについて、特徴を紹介していきます。
世界的な知名度の楽器メーカー「YAMAHA」
楽器メーカーとして名高い国内メーカー・YAMAHA。
- 音の再現度が高く、ナチュラルな音を楽しめる
- 中高音の再生に優れている
- グランドピアノと同じスタイリッシュな黒のデザイン
- 価格帯が広いため、予算に合わせた製品を選べる
上記のような特徴があります。低価格でハイレゾ対応のモデルもあり、忠実に音を再生できるでしょう。豊富な選択肢から製品を選びたいならYAMAHAがおすすめです。
北欧デザインが秀逸な「DALI」
DALIは、音響メーカーがひしめくデンマークのオーディオメーカーです。
- インテリアに調和しやすいおしゃれな北欧デザイン
- 強調しすぎず、上品に音を再現する
- 特に弦楽器の音色を楽しめる
- センタースピーカーの価格は2万以上とやや高価
他のメーカーと比べても、おしゃれなデザインが評価を受けています。DALIの製品はこだわりがある分、価格は2万円以上とやや高めです。
高価格ではありますが、音質に優れているので高品質なものを求める人におすすめします。
フラットで聞きやすい音質の「DENON」
音質にこだわるオーディオマニアから選ばれるブランドです。
- 中高音の再生に優れたヨーロピアンサウンド
- まろやかさがあり、日本人の耳に合っている
- 長時間聴いても疲れにくいフラットな音質
価格帯は7,000〜2万円と比較的安価です。音に癖がないため、オーディオマニアだけでなく、スピーカー入門の人にもおすすめできます。
低音にこだわりがあるなら、コンパクトサイズでも低音を再生できる「P.P.D.D.方式」を採用する製品を選びましょう。
関連記事:【最新版】DENON(デノン)おすすめスピーカー10選|選び方や特徴を細かく解説
映画館やホールにも使われるプロ仕様の「JBL」
JBLは、映画館やホールなどの大きな施設にも音響機器を提供するメーカーです。プロからも高い評価を得ています。JBLの特徴は、以下の通りです。
- 音を正確に表現し、幅広い音域に対応できる
- 特に低音域に強く、迫力や臨場感を感じやすい
- 大きなボリュームでも、音を忠実に再現する
音質にこだわりがある人や、リビングで大音量を楽しむならJBLを選びましょう。音質の良さをキープしながら、迫力のある音を楽しめます。
センタースピーカーのラインナップは2万円のエントリーモデルと、5万円のモデルの2つです。サイズが大きめなので、スペースに余裕がある方は選択肢に入れたいですね。
関連記事:【最新版】JBLスピーカーのおすすめ15選|豊富なラインラップをわかりやすく解説
センタースピーカーの置き方
製品選び以上に大事なのが、スピーカーの設置です。部屋の都合で理想とする置き方はできなくても、いくつかのポイントを押さえておけばスピーカーの性能を十分発揮できます。
位置はテレビ中央・安定したラックに設置する
センタースピーカーはテレビの真ん中に設置してください。スピーカーの一部が宙に浮いていたり不安定な場所に置いたりすると、うまく性能を発揮できません。安定した場所に置きましょう。
テレビに近い位置であるほど、音と画面が噛み合って違和感なく聞こえます。テレビの中央下部で画面が隠れないギリギリの場所が理想です。テレビの後ろやラックの奥に入れてしまうと、音がこもるような聞こえ方をするので注意しましょう。
ツィーターを耳の高さに揃えるのが理想
できれば、フロントスピーカーやセンタースピーカーのツィーターの高さを、耳の高さに揃えるのが理想です。
しかし実際には、一般的な家庭で高さを合わせるのは難しいですよね。できるだけ耳の高さに近いように設置すれば問題ありません。
テレビの位置が低いなら、テレビスタンドを使ったり壁掛けにしたりしてテレビを高くするのも1つの手です。理想の位置にスピーカーを設置できる上、スペースに空きを作ることもできます。
予算に余裕があるなら、音を透過するスクリーンを購入するのもアリです。センタースピーカーをスクリーンの後ろに設置することで、音がこもらずスクリーンから音が飛んできて、映画館のような体験ができます。
- 安定した位置に置く
- テレビの近くに設置する
- できるだけ視聴する時の耳の高さに揃える
このポイントに注意して、センタースピーカーを設置してください。しっかりセッティングすることで、音の聞こえ方がガラリと変わります。
関連記事:【2021年度最新版】プロジェクタースクリーンの選び方とおすすめ15選を解説&徹底比較
センタースピーカーの関連商品
2.1chや5.1chなどのシアター環境を自宅で作るために、センタースピーカー以外に用意すべきものを紹介します。自宅でも充実した音楽鑑賞や映画鑑賞ができるよう参考にしてください。
低音の迫力を持たせる「サブウーファー」
ホームシアター環境でよく言われる5.1chや7.1chの0.1はサブウーファーです。サブウーファーには、低音を補強する役割があります。
音楽の低音域だけでなく、銃撃音や爆破シーンに迫力が足されて臨場感が増すでしょう。
低音は指向性が弱いため、それほど設置場所を気にしなくていい点も便利です。サブウーファーのおすすめ商品を下に貼っておきます。
サブウーファーが気になる方は、下の記事をチェックしてください。
関連記事:【映画・音楽用】サブウーファーおすすめ20選!1万円台で安い・小型タイプも
床との共振を防ぐ「インシュレーター」
インシュレーターは、スピーカーの下に敷くアイテムです。スピーカーを床から離して設置できるため、本体の振動を抑えられます。振動は音の濁りや歪みへとつながるため、インシュレーターがあればクリアな音を再生可能です。
インシュレーターは素材によって音が微妙に異なります。
金属製だと透き通るような高音になり、オーケストラなどで一つ一つの音を楽しみたい人におすすめです。木製であれば、柔らかくて優しい音になります。
金属製・木製のおすすめインシュレーターはこちらです。
角度調節ができる「スピーカースタンド」
センタースピーカーは水平に置くのが理想です。とはいえ、スペースがなくて、やむなく床やテレビ下に設置することもあるでしょう。そんな人におすすめしたいのが、角度が変えられるスピーカースタンドです。
低い位置でも、視聴位置に合わせて角度を調整が可能です。うまく調整すれば、テレビと離れた場所に置いても立体感のある音響を楽しめます。
しかし、調整がズレると定位感が失われて違和感のある聞こえ方をするため、ベストな位置を見つけてください。
関連記事:【音質がUPする】スピーカースタンドおすすめ20選|卓上用・木製・クランプも
センタースピーカーのよくある質問
スピーカーのメーカーは揃えないといけませんか?
センタースピーカーは中古でも大丈夫ですか?
音がこもるのですがどうすればいいですか?
車にセンタースピーカーを設置するのは効果的ですか?
おすすめセンタースピーカーまとめ
センタースピーカーはセリフや声を担当するスピーカーのことで、映画や音楽ライブのリアリティを高めてくれます。
この記事で紹介したセンタースピーカーの選び方や置き方を、下にまとめました。
- バランスが良い2WAYタイプのスピーカーがおすすめ
- 普通の部屋なら75db以上、広いリビングなら85db以上の音圧レベルのものを選ぶ
- アンプの推奨するインピーダンス値のスピーカーにする
- 設置スペースに合わせたサイズを選ぶ
- 設置場所はテレビ下のギリギリ画面が隠れない位置
- 設置スペースがなければ、角度調整できるスタンドを使う
この点を守れば、部屋に合った最適なセンタースピーカーが見つかるはずです。センタースピーカーを導入して本格的なシアター環境を作り上げましょう。
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