種類も多く値段も様々なモバイルプロジェクター市場の中でトップシェアを誇るXGimi社が製造する「XGimi MOGOpro+」。
近年デザインも技術面も評価されいくつもの賞を受賞している実力派のZGimi社製なこともあって、大人気のモバイルプロジェクターです。
今回はそんなXGimi MOGOpro+に興味を持っている人や購入を検討している人に向けて、その使い方や特徴、実際に使用してみた結果使いやすかった点などを総合的にレビューしました!
有益な情報を多数記載した記事になっていますので、ぜひとも購入の参考にしてくださいね!
目次
XGimi MOGOpro+特徴
充電ができるから電源なしで利用可能
通常プロジェクターといえば電源環境を気にしたり配線が煩わしかったりという悩みがつきものですが、XGimi MOGOpro+は充電ができるため、電源なしで利用可能です。
持続時間もWi-Fi接続するなら2時間、繋がなければ4時間、スピーカーだけなら8時間と、観賞途中で途切れる心配もなくノンストレスに使用できます。
プロジェクターで最も重要なのはその画質ですが、XGimi MOGOpro+はフルHD(1920×1080)対応。一般的なモバイルプロジェクターは720pが主流となっているなかで、一際美しく精細な映像を出力します。
さらに出力サイズもフルHDで100インチ、最大投影300インチと大迫力。
明るさも300Ansiルーメンと、夜にはもちろん、昼間の光にも負けずにハッキリと投影してくれます。
高音質なスピーカー
XGimi MOGOpro+は映像の美しさだけではなく、音質にもこだわられた製品。
スピーカーはHarman-Kardonオリジナルサウンドシステムが搭載されたプロ仕様な高音質なものであるうえ、排気音がほぼ無音で音声がよりクリアに聞こえます。
音声検索ができる
XGimi MOGOpro+には専用のリモコンが付属。リモコンのGoogleアシスタントボタンを押すことで、音声にてデバイスをさらに幅広く活用することができます。
Googleに最新のヒット作を調べてもらったり、見たい番組をストリーミングしたり、ゲームを起動したり。さらにスマートホームデバイスとも接続すれば、照明を暗くするように指示できるなど、音声検索の可能性は無限大に広がっていきます。
プロジェクター特有の映像投影があるため、回答を画面で確認できるのも便利なところ。結果を目視できるため、むしろ通常のスマートスピーカーよりも使いやすいとも言えるかもしれません。
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本体に映画などをダウンロードできる
XGimi MOGOpro+は本体にコンテンツをダウンロードできるため、外出先などインターネット環境のないところでも事前に見たい映画を保存しておくことで問題なく使用可能なプロジェクターです。
メモリは大満足の16GBを搭載。映画なら約10本、音楽なら約1000曲を保存できる大容量なため、お気に入りのコンテンツを場所を選ばずに楽しむことができます。
各メディアのダウンロードはミラーリングによりケーブル接続なしで完了。ただし、Netflixやhuluはミラーリングガードがかかっているため、本体に直接ダウンロードして視聴する必要がある点は留意しておきましょう。
スマホの画面を投影する事ができる
さらにXGimi MOGOpro+はChromecastを搭載。AndroidやiOSデバイス、さらにはMacやWindowsなどPCとも接続可能。各デバイスを経由して、お気に入りの映画や番組、ゲームなどを大画面で楽しめます。
接続可能端子
- HDMI
- USB
- DC
- イヤホンジャック
- Bluetooth
主流の端子全てに対応している上に、Bluetooth接続にも対応しており、携帯やPCの他にもリモコン、キーボード、ゲームコントローラーなど様々な機器との接続が可能です。
また、XGimi MOGOpro+からBluetoothを通して外部スピーカーに出力することも可能。自宅に大型スピーカーがある方はそれらと接続することで、映像はXGimi MOGOpro+のキレイなまま、より自分好みの音色で作品を楽しめます。
XGimi MOGOpro+同梱品、外観、デザイン
外観 デザイン
全体的にシックなブラックで統一された、シンプルかつモダンなデザイン。あらゆるシーンに馴染み、インテリアとしても映える外観です。
前上部にはLED光源を搭載。30000時間の寿命を持つ、長きにわたって愛用し続けられる製品です。
各種接続ポートは裏面に揃って搭載。本体の見栄えを邪魔することなく配線できます。
頭頂部には再生/停止ボタンと音量ボタンのみを搭載。
シンプルでわかりやすい見た目で、操作に困ることもありません。
本体の高さは僅か14.7cm、重量は0.9kgと、片手でも楽々と持ち運べるサイズ感。
バッグにも簡単に収まり、負担なく持ち運びできます。
同梱品
XGimi MOGOpro +
- 本体
- リモコン
- 日本仕様電源ケーブル
- 説明書
XGimi MOGOpro+使ってみて良かった点
自動台形補正がはやい
XGimi MOGOpro+は前面下部に高性能カメラ「Auto Keyston」を搭載。
これにより水平垂直、どの向きにも補正対応できるようになり、壁に対してナナメにしか設置できなくても、また設置地面が偏っていても、画面の向きを正確に正してくれます。
出力され実際に写っている画面を横にズラしてみました。
画像が平すると、投影画面が並行ではないことをすぐに認識。
認識されるとすぐにQRコードのようなマークが出て、画面の調整に入ります。
このように、縦横ともに正確に修正してくれました。
自動で画画面を補正し、再び画像を出力するまでの時間、僅か4、5秒。
展開が激しいゲームや映画でも、大切な場面を見過ごすことなくすぐに鑑賞を再開することができます。
元からついている角度調節機能が便利
スピーカ
底面には角度調節機能を付属。30度まで角度調節可能な、三脚要らずの利便性の高い仕様です。
自宅のみならず、外出先でも荷物を少なく移動できるため重宝する機能です。
もちろん、三脚用の穴もついているため、通常通り三脚を使用しての鑑賞も可能。
用途や環境に合わせて使い分けできる、汎用性の高さも評価できます。
天井にも投影できる
さらにXGimi MOGOpro+は立てて置くだけではなく、横に倒すことで天井にも映像を投影させることができます。台形補正もきちんと効いています。
寝ながらも動画を観ることができる、リラクゼーションの必需品になること間違いなしのプロジェクターです。
XGimi MOGOpro+使ってみてイマイチな点
4Kで観れるようで見れない
一般的なモバイルプロジェクターの画質720pを超えてフルHD画像に対応しているXGimi MOGOpro+ですが、4Kには対応していないことは注意しておきましょう。
Amazon等を見るとXGimi MOGOpro+がまるで4Kで見れる製品のように書かれているとも思えますが、4Kには非対応です。あくまで4k用の映像を圧縮して、画質はフルHD画像で見る、という仕様であることを認識しておきましょう。
4K映像を楽しみたい人は、モバイルプロジェクターではなく据え置き型の通常のプロジェクターの購入を検討することをおすすめします。
XGimi MOGOpro+設定方法
XGimi MOGOpro+の設定は、まずは本体の電源をつけることから始まります。
裏面上部に取り付けられている主電源ボタンを押して、電源をつけてみましょう。
XGimi MOGOpro+本体の電源をつけて起動させたら、次は付属リモコンを操作します。
画像にチェックを入れた2つのボタン(バックキーとホームキー)を同時に押すことで、本体とリモコンとのペアリングが完了します。
リモコンとのペアリングの際には、10cm以内の距離でボタンを押すことを意識しましょう。
XGimi MOGOpro+よく比較される人気アイテム
次に、XGimi MOGOpro+と比較されることの多い人気アイテム「Anker Coupsel2」「Anker MARK2」と本製品を比較検証してみました。
Anker Coupsel2と比較
性能面での両者の一番の違いは、明るさでした。
XGimi MOGOpro+の明るさが300Ansiルーメンである一方、Anker Coupsel2は200ルーメンと、昼間に使うにはやや頼りなさが感じられます。
その他機能については、XGimi MOGOpro+の設置面や角度に縛られない自動台形補正がやはり魅力的。Anker Coupsel2は自動でピントを合わせるオートフォーカス機能を謳っていますが、こうしたオートフォーカス機能はXGimi MOGOpro+にもついていることから、機能面で見るとXGimi MOGOpro+に軍配が上がるようです。
なお、Anker Coupsel2についての詳細な情報は以下記事から確認できます、是非とも一度ご覧になってみてください。
関連記事:【色に感動!】ホームプロジェクターAnker Nebura Capsule2を徹底解説!使い方や感想をレビュー
Anker MARK2と比べると
さらに同じくAnkerの人気商品、「Anker MARK2」とも比較してみました。
どちらも単体で見ると綺麗に感じましたが、明るい部屋で2台並べるとAnker MARK2の方が格段に明るくて綺麗であることがわかります。画素数はAnker MARK2の方が1280×720で低いですが、より鮮明に映るのはAnker MARK2のようです。
音質はどちらも良いと感じましたが、やはり排気音はXGimi MOGOpro+の方がとても静か。ほぼ無音で全く気になることなく、音声に集中できました。
また、XGimi MOGOpro+もAnker MARK2もどちらも天井に投影できますので、ベットで寝っ転がりながら映画が観たいという希望にはどちらの商品も適しています。
以上のことから野外で使いたい、予算に余裕のある方はXGimi MOGOpro+、画質の明るさ重視でそれなりの性能、しかし出来るだけ安くおうち時間を楽しみたい方はAnker MARK2と言えそうです。
Anker MARK2については、下記記事にてより詳細な情報をまとめています。是非ともこちらもチェックして、双方を比較してみてください。
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XGimi MOGOpro+まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、実力派プロジェクターメーカーXGimiが販売する人気モバイルプロジェクター「XGimi MOGOpro+」を紹介しました。
XGimi MOGOpro+は充電可能でワイヤレスに使用できるほか、三脚なしでも設置可能、独自の自動台形補正、横置きにも対応し寝転びながらでも視聴可能と、やはり魅力的なモバイルプロジェクターです。
また、コンパクトなサイズ感や16GBの大容量から、上質なお家時間を演出したい方だけでなく、気軽に持ち運んでワンランク上のキャンプ・アウトドアを楽しみたい方にもぴったりの商品です。
気になった方は是非ともXGimi MOGOpro+を購入して、映画に番組にゲームにと、極上の映像体験を手に入れてくださいね!
Picky’s編集部ではこのほかにも様々なプロジェクターをレビューしています。
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