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2025年に登場した4Kレーザープロジェクター「Valerion VisionMaster Pro 2」。3,000 ISOルーメンの高輝度と15,000:1の高コントラスト比を備え、家庭でも映画館のような臨場感を再現できるハイエンドプロジェクターです。
とはいえ、「明るい部屋でもちゃんと見える?」「黒つぶれや白飛びは起きない?」「セットアップは難しくない?」といった疑問を持つ人も多いはず。
そこで今回は、Picky’s編集部がValerion VisionMaster Pro 2を実機で徹底検証。明るさ・映像の美しさ・設置性・音質などを細かくチェックし、良かった点・惜しい点を本音でレビューしました。購入を検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
海外クラファンで16億円も集めたValerionプロジェクターが日本初上陸
2024年、ドイツ・ベルリンで開催された国際エレクトロニクス展「IFA 2024」で華々しくデビューしたブランド 「Valerion(バレリオン)」。
Valerionが初めて手がけたプロジェクターシリーズは、海外のクラウドファンディングで約16億円という史上最高額を記録し、世界中の映画・ガジェットファンの間で話題をさらいました。
そのValerionの最新モデル 「VisionMaster Pro 2」 が、ついに日本にも上陸。今回は、そんな人気急上昇中の「VisionMaster Pro 2」を実機レビューしました。
Valerion VisionMaster Pro 2レビュー結果
この記事でレビューするのは、「Valerion」から登場した最新4Kレーザープロジェクター「Valerion VisionMaster Pro 2」です。2025年に発売された同モデルは、映画館さながらの黒表現を可能にするEBL(Enhanced Black Level)技術や、Dolby Vision、IMAX Enhanced対応など、ハイエンドシネマクラスの映像体験を家庭で再現できるのが特徴。
まず、編集部によるValerion VisionMaster Pro 2の総合評価をチェックしてみましょう。映像の没入感や、セットアップの手軽さなどを実際に使用して検証してみました。
| 大きさ・サイズ感 | ◎ |
| デザイン | ◎ |
| 静音性 | ◎ |
| 映像美 | ◎ |
| 音質 | ◎ |
| ゲーミング性能 | ◎ |
| 投影性能 | ◎ |
| セットアップ | ◯ |
| スマートホームの連携 | ◎ |
| 目の自動保護機能 | ◎ |
高評価だったポイント:映画館クオリティの映像美と使いやすさが両立

- 黒の沈み込みが深く、映画のようなコントラストを実現
- 広色域110% REC 2020で鮮やかかつ自然な発色
- 自動補正や音声操作など利便性が高い
Valerion VisionMaster Pro 2を使って特に印象的だったのは、黒の表現力と色の自然さです。EBL技術によって黒がしっかり沈み込み、夜景や暗いシーンも立体的に映し出されました。
編集部
また、4K/8K映像規格「REC 2020」の色域を110%カバーする広色域により、鮮やかでありながら自然な色彩を実現。自動補正やGoogle TVの軽快な操作性、音声連携など使いやすさも申し分ありません。
微妙だったポイント:補正中の停止と指紋の付きやすさが気になった

- 自動補正中は30秒ほど映像が止まる
- 光沢素材で指紋やホコリが付きやすい
Valerion VisionMaster Pro 2は、自動補正の精度が高い一方で、補正中に約30秒間映像が停止するため、頻繁に位置を変える人には少し不便かもしれません。
また、本体表面が高級感のある光沢仕上げになっているため、指紋やホコリがやや目立ちやすい点も気になりました。設置や移動の際は、柔らかいクロスで軽く拭き取るなど、こまめなメンテナンスを意識するときれいな状態を保てます。
Valerion VisionMaster Pro 2を買うべき人

- 映画館のような臨場感で映像を楽しみたい人
- 暗めの環境でじっくり映画やゲームを味わいたい人
- 設置の手間をかけず、スマート操作したい人
Valerion VisionMaster Pro 2は、家庭用でも映画館クオリティを求める人に最適。黒の深みと色再現の精度が群を抜いており、まさに作品世界に入り込むような映像体験ができます。
音声操作や自動補正にも対応しており、初めてのホームプロジェクターとしても扱いやすい1台です。
Valerion VisionMaster Pro 2をおすすめしない人
- 軽量・持ち運びやすさを重視する人
- 設置位置を頻繁に変える人
Valerion VisionMaster Pro 2は、約7kgと重めの設計で、持ち運びや移動を頻繁にする人には不向きです。固定設置でじっくり映像を楽しむスタイルの人にこそ、本領を発揮します。
Valerion VisionMaster Pro 2のスペック
次に、Valerion VisionMaster Pro 2のスペックを紹介。注目したい機能もまとめたのでぜひチェックしてください。
| 明るさ(ISOルーメン) | 3000 |
| コントラスト比 | 15000:1 with EBLテクノロジー |
| 色域 | 110% REC 2020 |
| 光源 | RGBトリプルレーザー |
| 解像度 | 4K |
| サイズ | 10.23インチ × 7.3インチ × 9.2インチ |
| 重量 | 7kg |
| 搭載機能 | ・自動台形補正 ・自動フォーカス ・自動スクリーン調整 ・スマート回避(障害物) |
| Google TV OS | Netflix、YouTube、Prime Video、Disney+、HBO Max、HULU、Apple TV+、Paramount+ |
| 接続性 | ・HDMI×3 ・USB×2 |
注目はEBLによる黒の深みと映画的没入感

プロジェクターの画質を語るうえで欠かせないのが黒の表現力です。Valerion VisionMaster Pro 2が高く評価される理由のひとつが、独自の「EBL(Enhanced Black Level)」技術。
EBLとは、映像の明るさに応じてレーザー光を動的に制御するものです。暗部の光量を抑えつつ、必要な部分だけを最適に照らすことで、従来のDLPでは難しかった深い黒を再現します。
Valerion VisionMaster Pro 2は、夜景や暗いシーンでも、ビルの輪郭や人物のシルエットがつぶれず、まるで有機ELテレビのような奥行きを実現。さらに、明部のディテールも損なわないため、自然なグラデーションと映画的トーンを再現します。
このEBLに加え、映像規格「REC 2020」の110%に達する広い色域で、自然で鮮やかな色を再現。さらにダイナミックトーンマッピング(DTM)がシーンごとに最適な明るさとコントラストを調整し、細部までリアルな映像を描き出します。作品の世界観をそのまま感じられ、映画館のような没入体験ができるのがVisionMaster Pro 2の魅力です。
【実機で検証】Valerion VisionMaster Pro 2を徹底レビュー
セット内容

- Valerion VisionMaster Pro 2本体
- 電源ケーブル
- リモコン
- 電池
- 説明書
- 商品カタログ
本体は専用設計の高強度ケースに収納されており、初回開封時の高級感は抜群。スタイリッシュなグレーのケースにはVALERIONのロゴが刻印され、まるで精密機器を開封するようなワクワク感があります。


内部は本体・付属品がしっかり固定されており、輸送時の衝撃にも強い安心設計。届いた瞬間から「ハイエンド機を手にした」と感じさせるこだわりのパッケージでした。
存在感を抑えた高級デザイン!スタイリッシュでインテリアにもなじむ


Valerion VisionMaster Pro 2は、ツヤのあるブラックボディで高級感たっぷり。コンパクトながらも重厚感があり、リビングや書斎などどんな空間にも自然に溶け込みます。


光沢素材のため指紋やホコリはややつきやすいですが、軽く拭き取るだけで美しさをキープ可能。電源ケーブル部はカバー開放状態で使うため、こまめにホコリ除去などの掃除は必要そうです。
安定感がありながらも扱いやすい

Valerion VisionMaster Pro 2は、本体7kgとしっかりとした重量があり、設置時の安定感は抜群。片手で持ち上げるにはやや力が必要なものの、設置中にぐらついたり傾いたりすることはなく、安定感があります。

また、Valerion VisionMaster Pro 2は、音声入力ボタンを搭載したスマートリモコンが付属しており、電源のオンオフやアプリ起動をワンタッチで操作できます。プロジェクター本体に近づかなくてもその場で操作できるのは便利ですよね。
スタンドを使うと投影位置の自由度がアップ!


Valerion VisionMaster Pro 2は直置きでも十分安定していますが、別売りの専用スタンドを使うことで本体を傷や落下から守り、角度調整もしやすくなります。


高さや角度を自在に変えられるため、テーブル上やベッドサイド、天井投影などシーンに合わせた設置が可能。床や棚に直置きするよりもケーブルの取り回しがしやすく、見た目もすっきりとした印象になります。
ファン音は静かで熱も通常範囲

Valerion VisionMaster Pro 2は長時間使用してもファン音がとても静かで、動作音が気になりません。30分ほど連続再生しても背面の排熱はやや温かい程度で、通常範囲内でした。
夜間でも音を気にせず映画鑑賞やゲームを楽しめる静音設計です。
圧倒的な色再現力!110% REC 2020の広色域で鮮やかかつ自然

【暗い部屋】
Valerion VisionMaster Pro 2は4K UHD解像度と3000 ISOルーメンの明るさで、非常に鮮やかな映像を実現。アニメや自然風景などでは色の深みと奥行きが際立ち、まるで実物を見ているような立体感があります。

【消灯でブラインド開けた部屋】
また、「REC 2020」のカバー率110%という広色域の性能を存分に感じられました。一般的なプロジェクターよりも再現できる色の幅が広く、赤や緑などの発色がより自然でリアルに映ります。

【電気を付けている部屋】
一方で、電気をつけた明るい部屋では白飛びする場面もありました。ただし、これはFilmmaker Modeに設定したときのみで、他の映像モードに切り替えると明るい環境でも十分見やすくなりました。シーンに合わせてモードを変更すれば、環境に左右されず快適に視聴できるのは嬉しいですね。
EBLによる深い黒と立体的コントラストが◎映画的な没入感を実現

【標準モード】

【映画モード】
Valerion VisionMaster Pro 2に搭載された「EBL(Enhanced Black Level)」技術が、暗いシーンでも黒をしっかり沈めます。夜景のようなシーンでも輪郭がつぶれず、奥行きとコントラストの豊かさが際立ちました。

【ダイナミックモード】
さらに「ダイナミックトーンマッピング(DTM)」がリアルタイムで輝度を最適化し、白飛びや黒つぶれを防止。映画館さながらの深みと没入感を家庭でも楽しめます。
幅広い規格・モードに対応!FILMMAKER MODEは柔らかく自然、映画モードは力強いコントラスト

Valerion VisionMaster Pro 2には、「IMAX Enhanced」「Dolby Vision」「HDR10+」「Filmmaker モード」など複数のフォーマットを搭載しています。HDR(ハイダイナミックレンジ)技術をさらに進化させた規格で、より明るく、より深い黒、そして自然な色合いを再現できるのが特徴です。
実際にAmazon Prime VideoやDisney+の対応作品を再生してみたところ、映像モードによって印象が変わりました。


特に「Filmmaker モード」では全体的に柔らかく自然なトーンに。映画モードではコントラストが際立ち、より立体感のある映像を体感できました。
暗室ではFilmmaker モードの落ち着いたトーンが映え、明るい部屋では映画モードが見やすい印象です。好みに合わせて映像の世界観を選べるのは嬉しいポイントですね。


ほかには、「節電モード」や「スポーツモード」などもありました。
ゲームも滑らか!4ms低遅延×240Hzでストレスフリーな操作感

Valerion VisionMaster Pro 2は4msの超低遅延と240Hzリフレッシュレートに対応し、アクションゲームでも快適。実際にプレイしても映像遅延は感じず、動きは驚くほどなめらかでした。
Wi-Fi 6Eによる安定した通信で、クラウドゲーミングでも映像が途切れません。大画面で臨場感たっぷりのプレイ体験が楽しめます。
音質は迫力十分◎映画のサウンドも部屋全体に響く

Valerion VisionMaster Pro 2はスピーカーの音の広がりがよく、部屋全体に響く立体的なサウンドを再現しています。映画を再生すると低音の迫力がしっかり感じられ、アクションシーンの臨場感も抜群です。
高音もクリアでセリフが聞き取りやすく、バランスの取れた音質でした。
100インチ超でも鮮明で迫力満点
Valerion VisionMaster Pro 2で60〜120インチまで実際に投影して検証しました。
- 60インチ:約119cm
- 80インチ:約171cm
- 100インチ:約215cm
- 120インチ:約261cm
下記写真は、投影サイズを変えたのみで、同じ位置から撮影しています。




サイズを拡大しても画質の劣化はほとんどなく、100インチを超える大画面でも輪郭がくっきり。細部までシャープに描写され、映像全体の明瞭さを保っています。また、光学ズームを使っても解像度が落ちず、120インチ投影でも圧倒的な迫力を実感できました。
小さいサイズにすると輝度がより強く感じられ、明るく鮮やかな印象に。写真撮影時は光が強く、逆光気味で実際より色味が淡く写りましたが、肉眼では自然でバランスの取れた明るさでした。
セットアップはシンプル。自動補正&スマート連携が便利だった



Valerion VisionMaster Pro 2は、初期セットアップも簡単で手順に沿うだけで完了。自動フォーカスや自動キーストーン補正など、位置を変えると即座に再調整してくれる機能も搭載しています。


ただし、補正中は約30秒間「校正中」と表示され、映像が停止した状態になります。この間も動画の音声は進むため、視聴中の場合は一時停止して待つのが現実的でしょう。また、全体的な動作は軽快ですが、電源を入れてから投影が始まるまでに10秒以上かかる点もやや気になりました。
Google TVの動作はサクサクで、電源オンから投影までがスムーズでした。
スマートホーム連携で音声操作もOK

Valerion VisionMaster Pro 2は「Google Home」「Alexa」「Apple HomeKit」に対応しており、音声での操作が可能。「電源をつけて」「Netflixを再生して」などの指示にも素早く反応します。
ハンズフリーで操作できるので、映画鑑賞中や料理中でも快適に使えました。
安全機能も万全で嬉しい!目の保護センサーが自動で作動

Valerion VisionMaster Pro 2には、人や物が前を横切ると自動で光を遮断する目の保護センサーを搭載しています。反応速度が早く、誤作動も少ないため、小さな子どもやペットがいる家庭でも安心。
安全性にまで配慮された設計で、日常的に安心して使えるプロジェクターです。
Valerion VisionMaster Pro 2の口コミ・評判
ここでは、Valerion VisionMaster Pro 2を実際に購入した人の口コミ・評判をまとめています。利用者のリアルな声が分かるので、購入を検討している人はぜひチェックしておきましょう。
Valerion VisionMaster Pro 2のいい口コミ

- 黒の沈み込みとコントラストが深く、映画の没入感が高い
- 3000 ISOルーメンの明るさと広色域で、大画面でもくっきり高精細
- Google TVや自動補正が使いやすく、主要VODを単体で快適視聴
Valerion VisionMaster Pro 2のいい口コミで多かったのが映像の完成度。暗部の階調がしっかり出て、夜景や暗い室内でも立体感が出るとの声が目立ちます。
また、明るさと色の豊かさに満足するユーザーが多く、100〜150インチ級でも細部が潰れにくいのが好評。さらにGoogle TV内蔵のためNetflixやPrime Videoなどを本体だけで楽しめ、自動フォーカス・台形補正で設置後の微調整もラクという実用面の評価も集まっています。
Valerion VisionMaster Pro 2の悪い口コミ

- 明るい部屋だと白飛びや色転びを感じることがある
- 初期不良(主にアダプター起因)の報告が一部ある
- レンズシフト非搭載で、物理的な位置調整の手間が出やすい
悪い口コミでは、強い照明下での白飛びが指摘されています。ただし輝度や映像モードを調整し、軽く遮光するだけで改善しやすいという声が複数ありました。
初期不良は少数ながら報告があるものの、メーカーや販売店の交換対応が迅速との体験談が多く、解決までのハードルは高くない印象です。また、公式の説明によると、アダプターに関する初期不良の問題はすでに解決済みとのことです。
設置面ではレンズシフト非搭載ゆえに本体位置の調整が必要ですが、固定設置や天吊り、スタンドの併用で安定した運用に落ち着いたというレビューが目立ちました。
Valerion VisionMaster Pro 2にはスクリーンの併用がおすすめ

出典:amazon.co.jp
Valerionからは、プロジェクター映像を一段と引き立てるための専用スクリーンが発売されています。
Valerionのスクリーンは、明るい部屋でもくっきりとした映像を楽しめるように設計されているのが特徴です。特殊な層構造で、上や横から入る光をカットしてくれるため、日中でも黒がしっかり締まり、コントラストのある映像を再現できます。
また、スクリーン全体にムラが出にくく、どの角度から見ても明るく見やすいのもポイント。表面は傷に強く、軽い拭き取りでお手入れができるため、長く快適に使えます。
さらに、VisionMaster Pro 2とセットで購入できるモデルも用意されており、初めてホームシアターを作る方でもトータルで導入しやすいのが魅力です。大画面で映画やゲームを思いきり楽しみたい方は、スクリーンとの併用をぜひ検討してみてください。
「VisionMaster Pro 2」と「StreamMaster Plus 2」を比較
| VisionMaster Pro 2 | StreamMaster Plus 2 | |
| メーカー希望小売価格 | 449,800(税込) | 299,800(税込) |
| 輝度(ISO ルーメン) | 3000 | 2000 |
| 視聴コントラスト比 | 15000:1 | 10000:1 |
| EBL(Enhanced Black Level) | 〇 | 〇 |
| 光学ズーム(投写比) | 0.9-1.5:1 | 固定 1.2:1 |
| 解像度とスクリーンサイズ | 4K UHD 最大 300 インチ | 4K UHD 最大 300 インチ |
| オーディオフォーマット | 2×12W 内蔵スピーカー | 2×12W 内蔵スピーカー |
| 入力遅延/レイテンシー | 4ms(1080P@240Hz) 8ms(1080P@120Hz) 15ms(4K @60Hz) |
4ms(1080P@240Hz) 8ms(1080P@120Hz) 15ms(4K @60Hz) |
| スマートホーム | Google Home Apple HomeKit Alexa Control4に対応 |
Google Home Apple HomeKit Alexa Control4に対応 |
Valerionシリーズの中でも、「VisionMaster Pro 2」と「StreamMaster Plus 2」はどちらも4K UHD対応・最大300インチ投影に対応する高性能モデルです。違いは主に映像表現の深みと明るさ、価格帯にあります。
「VisionMaster Pro 2」は、3000 ISOルーメンの高輝度と15,000:1のコントラスト比を誇り、明るいリビングでも映画館のような黒の深みと鮮明な色彩を再現します。特にEBL(Enhanced Black Level)技術との組み合わせにより、夜のシーンや陰影のある映像で際立つ立体感を実現。光学ズーム(0.9〜1.5:1)にも対応しているため、設置距離に柔軟性があり、リビングからシアタールームまで幅広い環境で最適な映像を楽しめます。
一方の「StreamMaster Plus 2」は、輝度2000 ISOルーメン・コントラスト比10000:1と控えめながらも、RGBトリプルレーザーとRec.2020対応で発色は非常に鮮やか。ゲーミング性能はPro 2と同等で、4msの低遅延&240Hzリフレッシュレートにも対応しています。価格は公式サイトを参照にすると約15万円ほど安く、映画・ゲーム・ストリーミングを1台で楽しみたい人向けの高コスパモデルといえます。
どちらの機種もGoogle Home・Alexa・Apple HomeKitに対応し、音声操作やスマートホーム連携も可能です。
- 本格的な映画体験を求めるなら「Pro 2」
- コストを抑えて多目的に使いたいなら「Plus 2」
Valerion VisionMaster Pro 2レビューまとめ
Valerion VisionMaster Pro 2は、家庭でも映画館クオリティの映像を楽しめる4Kレーザープロジェクターとして高い完成度を誇るモデルでした。
3,000 ISOルーメンの高輝度と15,000:1のコントラスト比、そしてEBL(Enhanced Black Level)技術によって、黒の沈み込みや色彩の階調表現が非常に優れています。特に夜景や暗いシーンでは、光と影のコントラストが美しく、まるで映画館で観ているような没入感を体験できました。
また、自動補正や音声操作に対応するなど、ユーザビリティ面の進化も見逃せません。Google TVが内蔵されているため、NetflixやDisney+などの主要ストリーミングサービスにすぐアクセス可能。ファン音も静かで、長時間の視聴でも快適に使えます。
一方で、明るい部屋では白飛びが気になる場面もあり、暗めの環境でこそ真価を発揮する機種です。重量も約7kgとしっかりしているため、据え置き設置でじっくり映画やゲームを楽しみたい人に向いています。
総じて、Valerion VisionMaster Pro 2は「映像の深み・自然な発色・静音性・使いやすさ」のすべてを兼ね備えたハイエンドモデル。映画・ドラマ・アニメ・ゲームを最高の環境で楽しみたい人にとって、間違いなく満足度の高い1台といえるでしょう。





