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自社製の高性能センサーや、優れたオートフォーカス機能を備えている「ソニーのミラーレスカメラ」。カメラ初心者でもプロレベルの写真・動画を撮影できるのが魅力です。背面モニターが上下に稼働するモデルも多く、自撮り撮影を楽しみたい人にもぴったりです。
しかし、ソニーのミラーレスカメラはラインナップが豊富で、「各シリーズを比較しながら選びたい」「ソニーのミラーレスカメラで初心者におすすめなのは?」と悩む人は多いはず。シリーズや価格帯ごとのスペックを比較して、自分に合うミラーレスカメラを見つけたいですよね。
そこで今回は、ソニーのミラーレスカメラをPicky’s編集部が徹底解説。シリーズごとの特徴や価格相場、人気商品ランキング10選などをご紹介します。人気メーカーのcanon(キヤノン)との比較もまとめているので、ぜひ最後までチェックしてください。
目次
ソニーのミラーレス一眼カメラの特徴は?

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ミラーレスカメラの王道メーカーとして名高い「SONY(ソニー)」。まずは、ソニーのミラーレスカメラの魅力を紹介します。「どうしてソニーは人気があるの?」という疑問を持つ人は、必ず目を通しておきましょう。
魅力①自社製のセンサーや最先端技術を搭載している

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ソニーミラーレスカメラの最大の特徴は、カメラに搭載しているイメージセンサーや画像処理エンジンを自社で開発していること。中でも、ソニーのイメージセンサーは画質とフォーカス機能が高く評価されており、ニコンや富士フイルムといった他の有名メーカーのミラーレスカメラにも使われています。
- イメージセンサー:カメラの「目」にあたる部分。撮影した被写体を画像に生成する役割がある
- 画像処理エンジン:イメージセンサーで生成された画像にノイズ低減や色補正などの処理を行い最終的な画像に仕上げる役割がある
また、スピーディーな瞳検出機能や、動きのある被写体を正確に捉えるグローバルシャッターなど、最先端技術が惜しみなく採用されているのもソニーミラーレスの特徴。高性能ながらも小型なモデルが多く、初心者でも手軽に持ち運びしやすいですよ。
魅力②多くのモデルが4Kに対応。動画撮影にも強い

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ソニーミラーレスカメラのほとんどのモデルが4K撮影に対応しています。高画質な動画撮影ができるだけでなく、映画を思わせる映像表現ができたり、動画編集時に色彩調節がしやすい性能を備えていたりするのが特徴。
ソニーのミラーレスカメラは、写真撮影はもちろん動作撮影にも強く、動画クリエイターやVLOG作成をしたい人にもぴったりです。また、撮影した写真・動画をワイヤレスでスマートフォンに転送できるWi-Fi対応モデルも多く、手軽にInstagramなどに思い出をシェアできます。
魅力③純正品だけじゃない!交換レンズの種類が豊富

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ソニーは、ミラーレスカメラ本体だけでなく、交換レンズのバリエーションも豊富です。標準・広角・望遠といった主流レンズのほかに、短焦点・マクロ・ズーム・シネマレンズなど、幅広く揃っているため、好みの撮影スタイルに合わせて選べます。
また、純正品はもちろん、シグマ(SIGMA)、タムロン(TAMRON)、ツァイス(ZEISS)などのサードパーティ製レンズが多数販売されているのも特徴。価格や性能を比較しながら自分に合ったレンズを見つけやすいのもメリットです。
初心者は「α7シリーズ」「α6000シリーズ」が◎全αシリーズを比較してみよう

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ソニーのミラーレスカメラは主に「α1」「α9」「α7」「α6000」の4つのシリーズに分かれており、「α1 > α9 > α7 > α6000」の順で性能が高いのが特徴です。すべてのモデルの最初に「α」が付いていることから、ソニーミラーレスカメラを比較するときは「αシリーズ比較」と呼ばれることが多いです。ここでは、各αシリーズの特徴や価格相場をまとめました。
α7シリーズ:性能・予算のバランスが取れた王道シリーズ

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ソニーの王道であるα7シリーズは、「α7R」「α7S」「α7C」とさらに細分化されています。それぞれに強みが異なり、自分にぴったりのミラーレスカメラを見つけやすいシリーズとも言えます。下記に各シリーズをまとめました。
α7シリーズ(無印) |
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α7Rシリーズ |
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α7Sシリーズ |
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α7Cシリーズ |
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初めてフルサイズのミラーレスカメラを買うなら「α7シリーズ(無印)」や「α7Cシリーズ」がおすすめです。
関連記事:フルサイズミラーレスSony α7R2をレビュー&比較 これが写真の面白さだ
α6000シリーズ:10万円台で安いものも豊富。初心者向けのエントリーモデル

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α6000シリーズは、初心者向けのエントリーモデルにあたります。10~20万円前後のモデルが豊富で、ソニーのミラーレスカメラの中では圧倒的にリーズナブルです。他シリーズに比べて価格が安い理由は以下の通り。
- APS-Cセンサーを採用:他モデルに採用されているフルサイズに比べて、やや画質は劣る
- ボタンやダイヤルの数が少ない:シンプル操作重視
- 防塵・防水スペックが低め:ハードなアクティビティ撮影には不向き
- 本体の素材がプラスチック製:上位機種はマグネシウム合金などを採用
α6000シリーズのセンサーサイズはAPS-Cが採用されており、フルサイズ機に比べると画質は劣ります。しかし、これからカメラを始めたい初心者ユーザーにとっては、十分キレイな仕上がりを叶えますよ。ミラーレスカメラとしての必要な機能はそのままに、プロ向けの機能などは省略されているのがα6000シリーズの特徴です。
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関連記事:【最新】SONY α6100 軽くて高性能な人気ミラーレスを初心者目線で実写レビュー!!
α1シリーズ:8K動画撮影に対応!プロ向けのフラッグシップモデル

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α1シリーズは、ソニーのミラーレスカメラの最上位シリーズ。最新の画像処理エンジンやAIを活用した被写体認識機能など、メーカーが誇る最先端技術を贅沢に採用しています。
また、4K・8Kでの動画撮影に対応しており、静止画・動画のどちらもハイクオリティで撮影できるのがα1シリーズの特徴。価格は80~100万円前後とかなり高めですが、プロフェッショナル向けの性能を求める人におすすめです。
α9シリーズ:プロ仕様の高速連射・高速シャッター機能を搭載

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スポーツや電車、野鳥撮影といった動きのある被写体を撮影したい人には、α9シリーズのミラーレスカメラがおすすめ。約120コマ/秒の連射速度や高速シャッター機能などを搭載しており、スピーディーな被写体を確実に捉えてくれます。
α9シリーズの価格相場は90万円前後。α1シリーズに並ぶ高級ラインですが、プロのカメラマンやスポーツフォトグラファーも愛用する高いスペックを備えています。
ソニーのミラーレス一眼カメラおすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | おすすめな人 | センサーサイズ | モニター | 重量 | 有効画素数 | ISO感度 | 連写速度 | シャッタースピード | 手ブレ補正 | 記録方法 | 防水防滴仕様 | Wi-Fi・Bluetooth機能 | 発売日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α6400 | ¥107,780 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者 | APS-Cサイズ | チルト式 | 約359g | 約2,420万画素 | 100~32,000 | 最高約11コマ | 1/4,000秒 | - | JPEG/RAW | ○ | ○ | 2019年2月22日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7III | ¥219,262 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者/中級者 | フルサイズ | チルト式 | 約565g | 約2,420万画素 | 100~51,200 | 最高約10コマ/秒 | 1/8,000秒 | 5軸 | JPEG/RAW | ○ | ○ | 2018年3月23日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α6700 | ¥188,800 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者/中級者 | APS-Cサイズ | バリアングル式 | 約409g | 約2,600万画素 | 100~32,000 | 最高約11コマ/秒 | 1/4,000秒 | 5軸 | JPEG/HEIF/RAW | ○ | ○ | 2023年7月28日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7CII | ¥265,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者/中級者 | フルサイズ | バリアングル式 | 約429g | 約3,300万画素 | 100~51,200 | 最高約10コマ/秒 | 1/4,000秒 | 5軸 | JPEG/HEIF/RAW | ○ | ○ | 2023年10月13日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7C | ¥189,728 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者/中級者 | フルサイズ | バリアングル式 | 約424g | 約2,420万画素 | 100~51,200 | 最高約10コマ/秒 | 1/4,000秒 | 5軸 | JPEG/RAW | ○ | ○ | 2020年10月23日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7IV | ¥302,531 Amazon楽天市場Yahoo! | 中級者 | フルサイズ | バリアングル式 | 約573g | 約3,300万画素 | 100~51,200 | 最高約10コマ/秒 | 1/8,000秒 | 5軸 | JPEG/HEIF/RAW | ○ | ○ | 2021年12月17日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7RIV | ¥355,890 Amazon楽天市場Yahoo! | 中級者/上級者 | フルサイズ | チルト式 | 約580g | 約6,100万画素 | 100~32,000 | 最高約10コマ/秒 | 1/8,000秒 | 5軸 | JPEG/RAW | ○ | ○ | 2019年9月6日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α6600 | ¥147,000 Amazon楽天市場Yahoo! | 初心者 | APS-Cサイズ | チルト式 | 約418g | 約2,420万画素 | 100~32,000 | 最高約11コマ/秒 | 1/4,000秒 | 5軸 | JPEG/RAW | ○ | ○ | 2019年11月1日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α1 | ¥723,801 Amazon楽天市場Yahoo! | 中級者/上級者 | フルサイズ | チルト式 | 約652g | 約5,010万画素 | 100~32,000 | 最高約30コマ/秒 | 1/32,000秒 | 5軸 | JPEG/HEIF/RAW | ○ | ○ | 2021年3月21日 |
![]() | ソニー ミラーレス一眼カメラ α7CR | ¥378,183 Amazon楽天市場Yahoo! | 中級者/上級者 | フルサイズ | バリアングル式 | 約430g | 約6,100万画素 | 100~32,000 | 最高約8コマ/秒 | 1/8,000秒 | 5軸 | JPEG/HEIF/RAW | ○ | ○ | 2023年10月13日 |
ソニーのミラーレス一眼カメラおすすめ人気ランキング10選
リーズナブル&軽量でカメラ初心者におすすめ
α6000シリーズから登場しているソニーのミラーレスカメラ。手軽にカメラを始めたい初心者におすすめのエントリーモデルです。本体は359gと軽いため、持ち運びの負担がなく、女性でも負担なく扱えるでしょう。
また、最高8コマ/秒のサイレント連写機能を備えており、シャッター音を気にせずに撮影できるのが特徴。赤ちゃんの寝顔やカフェの内観などを撮りたいときに便利です。4Kの動画撮影が可能で、動画もきれいに残せます。
最高ISO感度51,200!暗所撮影に最適
35mmフルサイズセンサーを搭載したソニーのミラーレスカメラ。常用ISO感度は100~51,200に対応しており、暗い室内や夜間でも明るい写真を残せます。手軽に高感度撮影がしたい初心者~中級者はぜひチェックしてみてください。
また、白飛びを防止するハイライト重点測光機能を搭載。画面の最も明るいエリアを自動で検出し、その部分を中心に明るさを調整してくれます。さらに、ワンタッチで写真・動画を転送できるWi-FiやNFC機能にも対応しており、使い勝手抜群です。
上位モデルと同等の被写体認識機能を搭載!
α6000シリーズの次世代モデルとして登場したミラーレスカメラです。上位モデルと同じAIプロセッシングユニットを搭載しており、優れた被写体認識機能を実現。人だけでなく、動物や乗り物も正確に検知し、写真・動画を美しく仕上げます。
モニターは、オープン方向に最大176°、チルト方向に最大270°可動するバリアングル式。自撮りはもちろん、超ローアングルでの撮影も可能です。また、500g以下の軽量ボディやホールドしやすい形状など、使いやすさを追求した設計も見逃せません。
4K動画記録可!きれいな映像を撮りたい人に◎
ソニーのα7Cシリーズのミラーレスカメラ。コンパクトな設計ながらも35mmフルサイズセンサーを内蔵しており、約3,300万画素の有効画素数を叶えています。画質には妥協せず、扱いやすさ・携帯しやすさを重視したい人におすすめです。
また、4K/60pの動画記録に対応しており、思い出のシーンを動画で残したい人にもぴったり。5軸光学式手ブレ補正機構が備わっており、手持ち撮影でのストレスがありません。さらに、USB端子付きで、パソコンに繋いでWEBカメラとして使うことも可能です。
最大740枚撮影できるロングバッテリーを搭載
世界トップクラスの軽さ・コンパクトさを実現したミラーレスカメラ。本体重量はわずか424gで、カメラ初心者や女性にぴったりのモデルです。イメージセンサーはフルサイズを採用しており、ソニーらしい高画質性能を備えています。
また、小型ながらも、大容量バッテリーNP-FZ100を内蔵しているのが特徴。1回の充電で最大740枚の写真撮影が可能で、アウトドアでの長時間使用も安心です。さらに、USB Type-Cに対応しており、モバイルバッテリーで本体を充電できます。
静止画・動画のどちらも撮影できる万能モデル
約3,300万画素数に対応したソニーのミラーレスカメラ。前モデルのα7IIIから解像度やオートフォーカス性能が大幅に向上しており、静止画・動画のどちらも高画質で撮影できます。連写速度は最高約10コマ/秒で、動体撮影にもおすすめです。
動画記録機能には、7Kオーバーサンプリング技術を搭載。約3.3倍の情報力をもとに4K映像を出力するため、細部までシャープに描写してくれます。また、最大2.5倍のスローモーション動画も撮影でき、さまざまな表現を楽しめますよ。
高解像度&フィルターレス仕様で風景写真の撮影に◎
ソニーのα7Rシリーズから登場しているミラーレスカメラ。約6,100万画素の有効画素数を備えており、ポートレートや風景などの静止画を撮影したい人にぴったりです。光学ローパスフィルターレス仕様で、山などの自然物をリアルに描写してくれます。
また、高解像度モデルながらも、最高約10コマ/秒の連続撮影速度を叶えているのが特徴。AIによる瞳オートフォーカス機能やトラッキング性能にも優れており、動きのある被写体もブレなく撮影できるでしょう。
高精度の手ぶれ補正機能をボディ本体に内蔵
初心者におすすめしたいα6000シリーズのミラーレスカメラ。APS-Cセンサーモデルながらも、フルサイズモデルに採用される光学式5軸手ブレ補正機構を搭載しています。手ブレや角度ブレを正確に検知し、自動で補正を行ってくれます。
ボディに直接手ブレ機構が備わっているため、どんなレンズを装着してもOK。また、ハイエンドモデルと同じ大容量バッテリーを内蔵しており、最大810枚の静止画を撮影できます。リーズナブルで使い勝手のいいミラーレスカメラが欲しい人におすすめです。
静止画も動画も美しく仕上がる最上位モデル
ソニーのフラッグシップモデルにあたるミラーレスカメラ。独自開発したCMOSイメージセンサー Exmor RSを搭載しており、約5,010万画素の画質性能を叶えました。処理性能にもこだわっているので、高画質なデータもスムーズに処理します。
また、最高30コマ/秒の圧倒的な連写速度を備えているのが特徴。シャッターチャンスを確実に捉えてくれるため、スピーディーなスポーツや動物、電車などの撮影に最適です。動画性能にも優れており、幅広い用途に活躍する1台です。
野外撮影に最適◎高解像度×コンパクトを両立
α7シリーズとα7Rシリーズの特徴を兼ね備えたミラーレスカメラ。コンパクトかつ軽量なボディに、約6,100万画素を叶えるフルサイズセンサーを搭載しています。アウトドアなどで移動をしながら、高解像度の静止画を撮りたい人にぴったりです。
また、最新の画像処理エンジンによって、コントラストや色の再現性を向上。人の肌色を検知し、自動で明るさを最適化してくれます。さらに、彩度などを調整できるクリエイティブルック機能を備えているため、多彩な表現を楽しめます。
ソニーのミラーレス一眼カメラの選び方

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ここではミラーレスカメラの選び方をご紹介。センサーサイズ・画素数・感度など、初心者でも自分に合ったミラーレスカメラを見つけるポイントを解説します。
画質を左右する「センサーサイズ」から選ぶ

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イメージセンサーはレンズが取り込んだ光を電気信号に変換するためのパーツです。ソニーのミラーレスカメラには、「APS-Cサイズ」「フルサイズ」のどちらかが採用されています。
特徴 | 主なモデル | |
APS-Cサイズ |
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フルサイズ |
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イメージセンサーは交換できないため、後々フルサイズのミラーレスカメラが欲しくなった場合はカメラごと買い替えなくてはいけません。 APS-Cサイズのミラーレスカメラは小型ゆえに初心者向けとされていますが、実はフルサイズの方がダイナミックレンジ(明るさの表現幅)が広く、白飛びや黒つぶれが起きにくいため撮影に失敗しにくいというメリットがあります。
予算が許すのであれば、初心者でも1台目からフルサイズを選ぶのがおすすめ。 特に、「α7 III」「α7C II」はフルサイズセンサーを搭載しながらも、30万円前後で販売されているため、初めてミラーレスカメラを購入する人にも手が届きやすいでしょう。
安いミラーレスカメラが欲しい人や携帯性にこだわりたい人であれば、APS-Cサイズという選択肢もアリ。中でも、「α6600」や「α6700」は、高いトラッキング性能や4Kでの動画記録に対応しており、安価ながらもハイクオリティな写真・動画が撮影できます。
関連記事:【メーカー比較】フルサイズミラーレスカメラおすすめ19選!安い・人気機種はどれ?
「画素数」をチェック!写真編集をする人は高画素モデルを

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画素数は、画像を構成するドットの数を表したもの。画素数が高いミラーレスカメラで撮った写真は細かい部分まで鮮明に映し出してくれるので、トリミング(切り取り)しても粗が目立ちにくいのが特徴です。
趣味・個人で写真撮影を楽しむなら、2,400万画素あれば十分。高感度モデルを除き、ソニーのミラーレスカメラは2420万画素以上に対応しているため、それほど慎重に選ぶ必要はありません。
写真編集をしたり、フォトスタジオなどの本格的な仕事用に使う人は、4,000万画素以上のミラーレスカメラを検討してみてください。ただし、高画素モデルは写真1枚のデータが大きくなる上、ノイズが出やすくなることを留意しておきましょう。
編集部
夜景や星空などの暗所撮影をするなら「ISO感度」が重要

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ミラーレスカメラは、ISO感度を上げることで少ない光量でも明るい写真を撮影できます。夜間や暗い室内でブレのない写真を撮影したいなら、高感度のカメラが欠かせません。
暗所撮影には一般的にISO6,400~12,800程度が必要とされていますが、単にISO感度の上限が高いモデルを選ぶのはNG。たとえば、ISO100~6,400のカメラを使う場合、最高値である6,400に設定するとノイズが出やすくなってしまいます。
暗所撮影がしたいなら、余裕を持った設定ができるようにISO上限12,800以上のミラーレスカメラを選びましょう。また、ISO感度の設定幅が広いミラーレスカメラなら、暗所撮影だけでなく、明るい場所での撮影にも使えます。
編集部
関連記事:暗所でもブレ知らず!高感度カメラおすすめ10選!5万円台で安いモデルも
「連続撮影速度」や「オートフォーカス機能」にも注目

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連続撮影速度(連写速度)は1秒間に撮影できる写真の枚数を表したもので、「○コマ/秒」という単位で表記されます。
数値が大きいほど動体撮影に適しており、貴重なシャッターチャンスを逃しにくいのが特徴。ソニーのミラーレスカメラは、スポーツの撮影などに適している10コマ/秒以上のモデルが豊富です。
また、連射速度が速いミラーレスカメラは、高性能なオートフォーカス(AF)機能やリアルタイムトラッキング(自動追尾機能)を備えている傾向があります。電車・ペット・子どもなどの動きのある被写体を撮りたいなら、連続撮影速度やオートフォーカス機能にこだわりましょう。
編集部
【ソニーvsキヤノン】ミラーレスカメラの特徴を比較

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canon(キヤノン)は、1937年に誕生した日本のカメラメーカー。ミラーレスカメラを購入するとき、人気メーカーであるソニーとキヤノンで迷う人は多いでしょう。今回は、それぞれのメーカーの特徴を比較しました。
ソニー | キヤノン | |
シリーズ |
|
|
価格相場 | 10~100万円前後 | 10~100万円前後 |
強み |
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|
キヤノンのミラーレスカメラは、コンパクトで扱いやすい「EOS M」と、高性能レンズに対応する「EOS R」の2シリーズ。どちらのシリーズにも安価なエントリーモデルがあり、シリーズごとに特徴や相場が変わるソニーとは違った「選びやすさ」を叶えています。
また、キャノンのミラーレスカメラは、一眼レフに見劣りしない優れた描写力を叶えているのが特徴です。
中でも、EOS Rシリーズは「RFマウント」と呼ばれる標準より大きいレンズマウントを採用しており、センサーに光を沢山取り込める高性能レンズを装着できます。暗い場所でも明るい写真が撮れたり、背景を大胆にぼかせたりと、表現の幅が広がりますよ。
- 用途からカメラを選びたい・連写速度やAF機能を重視したい人→ソニーがおすすめ!
- 値段重視でカメラを選びたい人・ぼかしの表現にこだわりたい人→キヤノンがおすすめ!
関連記事:【おすすめ厳選】初心者向けミラーレス一眼カメラ17選!失敗しない手ぶれ補正付きも
関連記事:【Rがおすすめ】人気のCanonミラーレスカメラ15選!初心者向けから最新モデルまで
ソニーのミラーレス一眼カメラの関連商品

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ここでは、ミラーレスカメラの関連商品を紹介します。「ミラーレス以外のカメラもチェックしたい」「もっと本格的に写真に打ち込みたい」という人は、ぜひ一緒にチェックしてみてください。
交換レンズの種類が豊富な「一眼レフカメラ」

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「望遠撮影がしたい」「仕事用として使いたい」という人には、レンズが豊富な一眼レフカメラがおすすめ。ミラーレスカメラにも交換レンズはありますが、現状では一眼レフカメラの方がラインナップは豊富です。ソニーはもちろん、ニコンやキヤノンといった人気メーカーも要チェックです。
Vlog撮影などにおすすめの「デジタルカメラ」

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ソニーには、動画制作向けの「VLOGCAM」や、レンズ一体型の「Cyber-shot(サイバーショット)」といったデジタルカメラがあります。よりコンパクトで安価なモデルが多いため、旅行や散歩などで気軽にカメラを持ち歩きたい人に最適です。
関連記事:【1万円以下あり】安い&高品質なデジカメおすすめ25選!携帯に送れる・初心者向けも
違った仕上がりを楽しめる「交換レンズ」

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ソニーでは、望遠・単焦点・広角といったさまざまな交換レンズをラインナップしています。レンズを変えることで、写真の仕上がりが大きく変わり、まるでカメラを買い替えたような驚きを味わえるでしょう。
レンズマウントには「Aマウント」「Eマウント」の2種類があるものの、アダプターがあれば互換性を気にせずにカメラに装着可能。より本格的に写真・動画撮影をしてみたい人は、ぜひ交換レンズもチェックしてみてください。
ソニーのミラーレス一眼カメラについてのよくある質問

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ソニーのミラーレスカメラはどこで買える?
ソニーのミラーレスカメラは中古で買ってもいい?
ソニーのミラーレスカメラはスマホ転送できる?
ソニーのミラーレス一眼カメラのおすすめまとめ

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- ソニーのミラーレスカメラは自社製センサーが採用されている
- シリーズごとに特徴や相場がはっきりしていて、選択肢を絞りやすい
- 10万円から購入できるエントリーモデルも豊富
今回は、ソニーのミラーレスカメラについて紹介しました。ソニーのカメラは、自社製センサーや優秀なオートフォーカス機能などを備えているのが特徴。ぜひ本記事を参考に、自分にぴったりのミラーレスカメラを見つけてみてください。