出典:gic.co.jp
プリント枚数の多い業種や人数の多いオフィスでも利用しやすいプリントフリー。毎月2,500枚以上のプリント用紙無料提供サービスがあり、コストカットもできて助かると評判です。
しかしプリントフリーのレーザープランはパック1・パック2・パック3など、プリント枚数によって料金が異なります。またインクジェットでも最低契約期間・初期費用など制限があるため、自社の用途に合うかわかりにくいですよね。
この記事では、プリントフリーの料金プランや保守サービス、初回費用まですべてご紹介!どんな業種が利用しやすいか、メリット・デメリットなども、実際の口コミや評判から検証します。
目次
プリントフリーのメリットは、用紙の無料提供とインク無制限
プリントフリーは、コンサルティングや通信事業などを展開する、株式会社GIC Japanが運営するレンタル会社。
プリント用紙の無料提供や、月間のプリント枚数に上限のないインクジェットプランなど、独自のサービスで人気を集めています。ここからはそんなプリントフリーの料金プランや、サービスの魅力をご紹介します。
- インクと一緒に、1ヶ月間に2,500枚~のA4プリント用紙を無料で提供してくれる
- インク代・カウンター料金はもちろん、プリンター故障時の交換も無料
- インクジェットプランは、インク無制限で使い放題
- 全てのプランで、初期費用が無料
プランに応じてA4用紙を2,500枚~無償提供
プリントフリーの他のレンタル会社にはない嬉しいサービスが、A4プリント用紙を無料提供してくれること。インクジェットプランなら毎月2,500枚、レーザープリンターならプランによって2,500枚~7,500枚を毎月無料で提供してくれますよ。
A4用紙2,500枚を、安い店舗から購入しても2,500円~3,000円ほど。7,500枚なら7,000円~8,000円ほどがかかります。それだけの金額が月額のレンタル料に含まれるのは大きなメリットですよね。用紙の購入・発注の手間も減らせるので、多忙なオフィスにぴったりです。
インク代・カウンター料金・故障時の交換がすべて無料
プリントフリーのもうひとつの嬉しいサービスが、インク代・カウンター料金に加え、機体の故障時の交換も無料なこと。他のレンタル会社では、機体の交換には月額1,000円~2,000円ほどの保守サービス料金がかかる場合も。月間の運用コストをできるだけ減らしたい方にぴったりです。
さらに他社では費用が掛かる場合があるプリンター故障時の返送代・送料もすべて無料。月間のレンタル料金以外に費用は一切かからないので、細かくコストが気になる方にも利用しやすいレンタル会社です。
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インクジェットプリンターならインクが使い放題
出版社・学校・学習塾など、月間のプリント枚数が多い業種にもプリントフリーはおすすめです。プリントフリーのインクジェットプランは月間のプリント枚数に上限がありません。他社では「印刷し放題プラン」と表記されていても、実際は6,000枚~1万枚の制限がある場合も。しかしプリントフリーなら、必要なだけインクを補充してくれますよ。
校正用の原稿、生徒への配布プリントなど、枚数を気にせずたっぷり印刷したい方におすすめのレンタル会社です。またインク残量を気にせずに済むので、常に高画質モードでプリントしたい方にも最適です。
編集部
インクジェットもレーザーも初期費用0円
さらにプリントフリーはインクジェットプランだけでなく、レーザープランも初期費用が0円です。他社では初期費用0円とホームページに書いていても、プランによっては設置料・登録料など別途費用がかかる場合も。インクジェットは0円でもレーザープリンターは初期費用に4万円ほどかかる会社もあります。
プリントフリーなら、プランごとに費用が変わるなど面倒な条件がまったく無し。デザイン事務所・設計事務所などレーザープリンターでたっぷりプリントしたい方にもおすすめのレンタル会社です。
プリントフリーのデメリットは、短期利用ができないこと
プリントフリーは、プリント用紙の無料提供や、初期費用無料など、良質なサービスを展開するレンタル会社。しかし事業の内容や、プリント枚数・契約期間などの条件が合わなければ利用しにくい場合も。以下のデメリットを加味して検討の材料にしてください。
- インクジェットはプリント枚数無制限でもレーザープランは制限有り
- 利用期間が1年~なので、短期利用はできない
- 契約から発送までに1週間ほどかかるから、緊急時の使用には不向き
- 初回の支払いで、3ヶ月分の前払い金が必要
レーザープリンターはハイプランでもトナー3セットまで
プリントフリーのサービスで気を付けたいのがレーザープリンタープランの上限枚数。インクジェットならインクフリーで利用できますが、レーザープランにはトナーの本数に限りがあります。ライトなパック1ならトナー1セット、パック2なら2セット、パック3なら3セットが上限。
トナー1セットで想定印刷枚数が4,000枚~6,000枚、3セットなら1万2,000枚~1万8,000枚です。しかしほとんどのレンタル会社がレーザープランには制限があるもの。プリント画質の良いレーザープリンターで1万枚以下のプリント枚数なら、用紙も無償提供してくれるプリントフリーがお得ですよ。
契約期間は最低1年からのため短期利用はしにくい
季節的なイベントでの利用や、繁忙期のみのサブ機利用など、短期間でレンタルをしたい方にはプリントフリーは不向きです。プリントフリーの最低利用契約期間は1年間。途中で解約すれば、残りの期間分の支払いが必要です。
1ヶ月~半年ほどの短期で利用したい方は、最低利用期間が1ヶ月~のウルトラプリントやプリント革命の利用がおすすめ。プリント無制限も3ヶ月からの利用が可能です。
関連記事:【口コミ・評判まとめ】ウルトラプリントは本当におすすめ?注意点も大調査
関連記事:【ライトプランがお得】プリント革命の評判、メリット・デメリットを解説
申し込みから設置までに1週間ほどの期間がかかる
プリンターの故障や、新規オフィスの急な立ち上げなど、1日でも早くプリンターを導入したい方にはプリントフリーは向きません。プリントフリーは、契約からプリンターの発送までに1週間ほどかかります。
他社の中には別料金で即日発送をしてくれるレンタル会社もありますが、プリントフリーのサービスにはありません。もし別料金無しで1日~2日くらいで発送してほしい方は、無料ですぐに発送してくれる、プリント革命・インクフリー・エコプリ・プリント放題をチェックしましょう。
関連記事:【1日からの利用も】プリンターレンタルおすすめ8選|個人・法人での利用にも
初回の支払いで3ヶ月分のレンタル料前払いが必要
プリントフリーを利用する際は、レンタル料金の前払い金に注意しましょう。先ほど、プリントフリーには契約料・初期登録料などの初期費用はかからないと書きました。しかしプリントフリーは、レンタルスタート時にレンタル料金3ヶ月分の前払いが必要です。
ただし他のレンタル会社でも2ヶ月~3ヶ月分ほどの、前払い金が発生する場合がほとんど。プリントフリーだけのデメリットではありません。
プリントフリーの前払い金には、インクジェットで9万円ほど、レーザープランで10万5,000円~26万円くらいを用意しましょう。前払い金の用意が難しい方は、レンタルの翌月から支払いが始まるプリント革命の利用をおすすめします。
プリントフリーの良い口コミVS悪い口コミ!評判はどう?
プリントフリーのサービスの利点やサービスが自社の業種に合っている、と思ったら、次は口コミで評判もチェックしましょう。いくらサービスが良くても、実際に利用してみると使用感がイメージと異なる場合も。ここでは実際にプリントフリーで契約した方の、その後の評価・口コミをご紹介します。
プリントフリーの良い口コミは、インクフリーだから高品質プリントができること
- レンタルできるプリンターが複合機なので、機能性が高くコスパが良い
- インクの使用量が無制限だから高品質プリントがたくさんできる
- 毎月プリント用紙をたくさん無料提供してもらえるので用紙発注の手間が省ける
プリントフリーの良い口コミでもっとも多い意見は、インクが無制限で使えるから、高画質のモードで利用しやすいこと。
他社のプランではインクの本数に限りがあるため、社内用の資料はプリント品質を落として利用する方が多いもの。しかしプリントフリーはインクを無制限で使えるので、いつでも高画質モードでのプリントが可能です。
しかしインクジェットプランが28,000円とやや高めなことに不満はないのか気になりますよね。口コミでは、大型複合機レベルの複合機がレンタルできるので、むしろ安いと感じる、という意見が多いようです。プリンターの機能性・プリント品質の高さにこだわる方にはぴったりのレンタル会社ですね。
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プリントフリーの悪い口コミは、プリント速度の遅さ
- インクジェットだから仕方ないが、プリント品質がそこそこ
- 印刷速度がそれほど早くないので大人数で使うとストレスになる
プリントフリーには悪い口コミはほとんどありません。しかし少数ながらプリント速度が遅い、という意見を見つけました。ただプリントフリーのインクジェット複合機のプリント速度は22枚/分、レーザーは25枚/分と他社の機種に比べて平均レベルです。
それでも遅いと感じる方は、40枚/分以上のスピードでプリントできる大型複合機の利用を検討しましょう。大型複合機のレンタルはプリント革命・ウルトラプリントが行っていますよ。
またプリント品質が良くない、という少数意見も。プリントフリーはインクを無制限で利用できるので、高画質にこだわりたい方は、高画質モードを利用しましょう。
プリントフリーの料金プランとプリンターの種類
プリントフリーのサービスや、口コミ・評判を確認し、利用してみたいと思ったら、使いたい機種に合った料金プランをチェックしましょう。プリントフリーの料金プランにはインクジェットプラン1種と、レーザープラン3種があります。それぞれの特徴・料金をご紹介します。
レンタルできる機種は2種類のみなので注意
プリントフリーでレンタルできるプリンターは、インクジェットで1種、レーザープリンターで1種の合計2種類です。プリントフリーでレンタルを開始する前に、スペックが用途に合っているか確認しましょう。
プリントフリーのインクジェットプランでは、エプソンのフルカラーA3複合機が利用できます。スペックは、両面コピー・両面プリント・両面スキャン・カラーFAXを搭載。FAX受信のデータをEメールに送れるI-FAXも利用できますよ。複合機の利用を想定している方におすすめです。
プリントフリーのレーザープランでは、A3レーザープリンターが利用可能。毎分25枚のスピードでプリントできるフルカラータイプなので、プレゼン資料やチラシなどお客様へ渡すペーパーアイテムにぴったりです。プリントスピードの速いレーザープリンターを探している方にも最適ですよ。
インクジェットはすり放題、レーザーは3プランから選べる
インクジェットのレンタルで利用できる料金プランはすり放題の「エコプラン」1種類のみ。プリント用紙2,500枚無料・インク使い放題で、月額3万800円で利用できます。
レーザープランにはパック1・2・3の3種類。それぞれトナー数・無料提供のコピー用紙枚数など、サービス内容が異なります。以下の表を参考に月間プリント枚数に合わせて選んでみてください。
プラン名 | セット内容 | 想定印刷枚数 | 料金(税込み) |
パック1 |
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4,000枚~6,000枚 | 3万5,200円 |
パック2 |
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8,000枚~1万2,000枚 | 6万2,700円 |
パック3 |
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1万2,000枚~1万8,000枚 | 8万7,120円 |
お試し期間は無いものの60日間の返金保証付き!
プリントフリーは、ほかのレンタル会社ではほとんど用意している1週間~2週間の無料お試し期間を設けていません。使用感を確認するためにも、できれば無料の試用期間が欲しいと思う方も多いかもしれませんね。しかしプリントフリーは他社には無い60日間の返金保証を設けています。
プリントフリーを利用して、60日間以内に不満があれば、それまでの利用料の返還請求が可能。これなら無料の試用期間が無くても安心して利用できますね。60日間の返金保証はサービスに対する自信の現れなので、信頼できるレンタル会社を利用したい方にもぴったりです。
プリントフリーがおすすめな人・おすすめでない人
インク使い放題・プリント用紙の無料提供など魅力がいっぱいのプリントフリー。しかし、そんなメリットの多いサービスも、月間のプリント枚数や、使いたい機能などが合わなければレンタル料金が無駄になる場合も。以下のポイントを押さえつつ、利用を検討してみてください。
プリントフリーがおすすめな人:月間プリント枚数が多い方
- インクジェットのレンタル希望で、月間プリント枚数が多い方
- スキャン・コピー・FAXなど多くの機能が使える複合機をレンタルしたい方
- レンタルの期間が1年以上の長期利用を検討中の方
プリントフリーは、インクジェットのレンタル希望で、月間のプリント枚数が1万枚を超えるほど多い方におすすめです。プリントフリーのインクジェットプランは3万800円(税込)とやや高め。ただしプリント枚数に上限のある他社と違い無制限にプリントできるので、印刷枚数が多い方ほどお得に利用できます。
さらにインクジェットの取り扱い機種には複合機のみを採用。コピー・スキャン・FAXなどプリント以外の機能も利用したい方にぴったりです。レーザープランは枚数が多いほど割高になるので、月のプリント枚数が5,000枚以下くらいで利用したい方におすすめです。
プリントフリーがおすすめでない人:沖縄・離島、個人で利用したい方
- 1年以内の短期利用の方
- 月間のプリント枚数が1万枚より少ない方
- 沖縄・離島での利用を検討している方
- 個人でプリンターのレンタルをお考えの方
沖縄や離島でプリンターのレンタルをお考えの方は、他のレンタル会社を探しましょう。プリントフリーに限らず、沖縄・離島に対応しているレンタル会社は少ないもの。ウルトラプリントのみがどちらにも対応しているのでチェックしてみてください。
個人でのレンタルを検討している方もウルトラプリントがおすすめ。多くのレンタル会社が法人・個人事業主のみ利用可。個人での利用に対応しているのはウルトラプリントのみです。また月間の印刷枚数が1万枚に届かない方には、ライトプランが充実しているプリント放題・エコプリがおすすめです。
関連記事:【プランが豊富】エコプリの評判は?メリット・デメリットや料金も詳しく解説
関連記事:【口コミ・評判まとめ】ウルトラプリントは本当におすすめ?注意点も大調査
プリントフリーの申し込み方法・注意点
プリントフリーの申込みは公式ホームページから簡単にできます。しかし口コミを見ると、申込みの方法がわからない、申込みフォームの場所がわかりにくい、という意見も。プリントフリーの利用を決めたら、以下の方法でスムーズに契約を進めてください。
申込みから導入まではメール・FAXを使って5ステップ
プリントフリーの申込みは、問い合わせから設置まで5ステップ。申込書や振替依頼書はホームページからダウンロードするので、以下の手順で行ってください。
- プリントフリーの申し込み方法
- STEP.1電話・フォームで問合せプリントフリーを利用する際は、まずホームページの右上にあるフリーダイヤルから電話、もしくは「お問い合わせ」のボタンから問合せを行いましょう。利用の旨を伝えれば、担当者から連絡が来ます。そこで利用に関するヒアリングを行ってくれるので、利用したいプラン・利用期間を相談しましょう。
- STEP.2申込書・振替依頼書をダウンロード利用が確定したら、ホームページの「お問い合わせ」ページの上部にある「申込書ダウンロード」「預金口座振替依頼書ダウンロード」をクリックし、それぞれの用紙をダウンロードしてください。
- STEP.3申込書・振替依頼書を送信申込書・振替依頼書に記入したら、FAXかメールで送信しましょう。送信先のFAX番号・メールアドレスは担当者に確認してください。
- STEP.4支払いレンタルのスタート前にレンタル費用の初回分を支払いましょう。初回の支払いはレンタル料の3ヶ月分です。申し込みの前に用意しておきましょう。
- STEP.5設置プリンターが到着したら利用者自身で設置します。プリントフリーは出張設置サービスには対応していません。プリンターの発送を確認したら、プリンターを設置するスペースを確保しておきましょう。初期設定・インクの補充・パソコンとの連携など、わからないことがあればサポートヘルプデスクに電話をかけてください。無料で疑問やトラブルをサポートしてくれます。
プリンター設置は入金後なので注意
プリントフリーを契約する際は、前払い金をしっかり準備しておきましょう。レンタル会社によっては、初回の支払いがプリンター設置後の場合もありますが、プリントフリーは支払い後の発送です。支払いが無ければプリンターは発送されないため注意しましょう。
インクの補充はフリーダイヤルで電話注文
プリントフリーでは、インクの注文はフリーダイヤルによる電話で行います。ホームページの右上に記載されている注文用のフリーダイヤルから注文しましょう。インクジェットプランの場合は、プリンターの発送時にインクが6セット届きます。最後の1セットを開封する段階で次のインクを注文しましょう。
引用:gic.co.jp
プリントフリーの解約方法
プリントフリーの解約は、問合せ・注文の際に利用するフリーダイヤルから申し込みましょう。プリントフリーは自動更新制を導入していないので、契約期間終了時には解約か継続かを連絡してください。
途中解約の連絡もフリーダイヤルから申し込みが可能。ただし途中解約の場合は残り期間分の支払いが発生するので注意しましょう。
プリントフリーのよくある質問
プリントフリーの支払い方法は?
契約延長に必要な手続きは?
故障時のプリンター交換に送料はかかりますか?
プリントフリーのまとめ
この記事では「プリントフリー」の料金プランや他にはないサービス、おすすめの業種や用途を解説しました。
- プリントフリーは毎月2,500枚~プリント用紙を無料提供してくれるので、用紙代がコストカットできる
- 初期費用・保守サポート料金も0円だから余計な運用コストをかけたくない方にぴったり
- インクジェットプランなら上限無しでプリントできるので、プリント枚数が多い業種に最適
- 最低契約年数が1年のため、中期・長期利用の方におすすめ
- 沖縄・離島での契約、個人利用はできません
プリントフリーのインクジェットプランはプリント枚数上限が無いので、枚数を気にせずプリントできるのが嬉しいポイント。
またプリント用紙も2,500枚~と多量に無料提供してくれるので用紙の発注・購入の面倒が減らせますよ。プリンターの利用人数の多い職場や、広いオフィスで利用したい方はまずプリントフリーをチェックしてみてください。