【レビュー】LINEMOを1年以上利用した元ソフトバンクユーザーの感想。スタンプ無料の使い勝手や評判も紹介

ソフトバンクが2021年より提供を開始した、オンライン専用の新料金プランであるLINEMO（ラインモ）。ドコモのahamo・auのpovoと並び称される大手キャリアの格安ブランドとして、LINEMOは高い注目を集めています。

しかし、他の格安ブランドや格安SIMとどのような違いがあるのか、わからない方も多いのではないでしょうか。LINEMOは安価な料金プランながら、LINEのカウントフリーといった魅力的なサービスを多数提供していますが、実店舗で契約できないなど気を付けたいポイントもあります。

本記事では、LINEMOを利用するメリット・デメリットから料金プラン詳細、口コミレビュー、乗り換え手順まで解説していきます。LINEMOの契約を検討している方は、自身に適したサービスであるかぜひ参考にしてください。

この記事を監修した専門家

通信サービスに関するコンサルタント

小川正人

通信サービスに関するコンサルティング事業を行うQUANTA代表。大手家電量販店で販売員として勤務する中で、通信サービスの複雑さを痛感。
現在は光回線をはじめ、携帯キャリア・格安SIM、ポケット型WiFiなどのインターネット回線の専門家としてコンサルティングや記事の監修を行う。
「お客様が最適なプランを選べるようにしたい」との思いから月間60万PVの通信サービスメディアサイトを運営した実績を持つ。

ソフトバンクからLINEMOに機種変更して1年半たったので感想をレビュー

LINEMOは2021年3月17日からサービスが開始された、ソフトバンクのオンライン専用ブランドです。実店舗がなく自分で手続きをする必要はありますが、安い月額料金でソフトバンクと同じ回線を利用できるのが特徴です。

今回は、Picky’s編集部のスタッフの両親がソフトバンクからLINEMOに乗り換えした感想を紹介します。

変えて良かったポイント：とにかく料金が安くなった！

ソフトバンクからLINEMOに変えて特に良かったのは、なんといっても月額料金が4,000円以上安くなったこと。ソフトバンク時代は月額8,000円ほどで多い月では1万円近く負担していたのに比べ、LINEMOに変えてからは月額3,000円程度。我が家では父母二人ともソフトバンクからLINEMOに変えたため、毎月8,000円以上、1年で約10万円もの節約に繋がりました。

その他は、LINEMOに変えたことで、インターネットの速度が遅くなったり通話品質が悪くなるかな～と少しは覚悟していたものの、ソフトバンク時代と同じように不自由なく使えたことがうれしかったです。

変えて微妙だったポイント：特にないが、手続きにはハードルを感じるかも

ソフトバンクからLINEMOに変えた父母二人から話を聞いていると、契約後不満に感じてることは何一つないみたいです。

しかし、契約前には「一人で手続きできるか不安」「実店舗がなくて、この先問題ないだろうか？」といった不安の声を父母からよく聞いていました。

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用ブランドのため、実店舗がなく、電話などの相談窓口が2022年12月現在ありません。そのため、手続きは自分でする必要があるので、やっぱり不安だったみたいです。

とはいえ、スマホやPC操作に不慣れな母でも手続きはできましたし、もしものときはLINEMOのオペレーターとやり取り可能なチャットサポートもあります。身近にスマホなどの操作に慣れている人がいれば、手続きのサポートをお願いするのもいいでしょう。

LINEMOがおすすめではない人

• 手続きが苦手な人
• よく実店舗でサポートを受けている人

手続きが苦手な人や、周りに頼れる人がいない人には、やはりLINEMOよりもサポートが充実しているサービスのほうがおすすめです。

また、普段からよく実店舗に行ってサポートを受けている人も、LINEMOでは実店舗によるサポートは2022年12月現在ではないため、厳しいでしょう。

LINEMOがおすすめな人

• とにかく月額料金を安くしたい人
• 高品質なソフトバンク回線を使いたい人
• LINEスタンプをよく使う人

LINEMOは、ソフトバンクと比べてとにかく料金が安いので、月額料金を節約したい人におすすめです。また、有料のLINEスタンプが無料で使えるLINEMO独自の特典もあるので、LINEユーザーにもおすすめとなっています。

シンプルでわかりやすい！LINEMOで選べる料金プランは2種類

LINEMOは複雑な料金プランを組んでおらず、ミニプラン・スマホプランの2種類のみ提供しています。

それぞれのプランの詳細を見ていきましょう。

出費を抑えたい人におすすめな「ミニプラン」

月額基本料が990円（税込）で設定されており、とにかくスマホ料金を抑えたい方におすすめできるのがミニプランです。月間のデータ容量は3GBと多くありませんが、外出時はWebサイト・SNSの閲覧を行う程度、自宅ではWi-Fi環境下で通信していれば、十分なデータ容量となっています。

なお、LINEMOはお得なポイントバックキャンペーンを定期的に実施していますが、ミニプランでは適用されないものも多いです。キャンペーンの適用条件にミニプランも含まれているか、契約時はチェックするようにしましょう。

LINEスタンプ無料特典がつく「スマホプラン」

LINEMOのスマホプランは「そこそこデータを使う人」「LINEスタンプをよく使う人」におすすめ。データ容量が20GBに加え、万が一データ量がオーバーしてしまっても1Mbpsの速度で利用できます。

また、スマホプランでは、追加料金なしで「LINEスタンプ プレミアム」の「ベーシックコース」が利用できます。LINEスタンプ プレミアムとは、「P」マークがついている有料のLINEスタンプを無料で使えるサービス。本来は月額480円（税込）のサービスですが、スマホプランでは無料で利用できます。

ベーシックコースでは5つのスタンプまで同時にダウンロードができ、もし他のスタンプが利用したくなったらダウンロード済みのスタンプと入れ替えて使用できます。

詳しい利用方法などは記事の後半で紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

LINEMOを1年以上使って感じた8つのメリット

LINEMOを利用することには、下記のようなメリットが存在します。

• LINEのデータ通信量を気にせず利用できる
• 通信品質・速度が安定している
• かけ放題オプションが1年間無料
• eSIMに対応している
• キャンペーンが充実している
• 豊富な支払い方法が用意されている
• 契約期間の縛りがない
• オンライン専用ブランド初の留守電対応

LINEMOならではのメリットもあるので、順番に詳細をチェックしていきましょう。

音声・ビデオ通話のデータ消費はゼロ！LINEギガフリーがうれしい

普通は、LINEでのメッセージの送信や通話もデータ量を消費しますが、LINEMOではLINEアプリで消費するデータ通信量がゼロになる「LINEギガフリー」というサービスを提供しています。

特に、そこそこのデータ量を消費するLINE音声通話や、ビデオ通話の消費がゼロになるのはうれしいですね。

音声通話・ビデオ通話はもちろん、テキスト・スタンプ・画像・動画・音声メッセージといったトーク機能・LINE VOOM・LINE Payなどで発生する通信も、データを消費せず利用可能です。

LINEをよく利用する方、とくに通話をよくする人にはとてもうれしい特典ですね。

ソフトバンクと同じ回線だから、通信品質・速度がいつでも安定で快適

LINEMOはソフトバンクと同じ回線を利用しているため、安定した通信品質・速度を実現しています。

「ソフトバンクからLINEMOに変えたら、利用者の多いお昼や夜は通信速度落ちるんだろうなぁ」と思っていたのですが、驚くことに速度は常に速く安定していました。

mineo・IIJmio・BIGLOBEモバイルといった格安SIMは、大手通信キャリアの回線を借りることでプラン料金を抑えていますが、通勤通学ラッシュ時やお昼休みなど、一部時間帯では回線が混雑して通信速度も低下する傾向に。

その点、LINEMOは高品質なソフトバンク回線をそのまま利用しており、格安SIMより通信速度が安定しやすいです。実際にサービスを利用している人のスマホ通信速度を集約する「みんなのネット回線速度」によると、LINEMOは下記のような実速度となっています（※2022年3～5月における平均速度）

参考：みんなのネット回線速度

夜の時間帯でダウンロード速度は35.75Mbpsと低下していますが、YouTubeの4K高解像度動画でも推奨速度は20Mbps。速度の比較的遅い時間帯であっても、LINEMOであればストレスなく動画を視聴可能です。

また、格安ブランド・サブブランド・人気格安SIMと平均速度を比較した表は下記の通り（※2022年3～5月における平均速度）

参考：みんなのネット回線速度

同じ格安ブランドのahamo・povoに比べると速度は劣るものの、平均ダウンロード速度は81.15Mbpsと非常に高水準。また、人気格安SIMより速度は速いとわかります。

安定した通信速度で快適にWebサイトを閲覧・動画を視聴したい方に、LINEMOはおすすめのブランドです。

5分かけ放題オプションが1年無料！

LINEMOは、月額550円（税込）で5分以内の国内通話料が無料となる「通話準定額オプション」を、契約から1年後まで料金0円で利用できます。

契約時に「通話オプションって必要かな？」と悩んでる人も、とりあえず1年間は無料で通話オプションが使えるので、嬉しい特典です。

通話時間・回数が無制限の「通話定額オプション」に関しても、月額1,650円（税込）が月額1,100円（税込）まで割引されます。

eSIMに対応している

LINEMOはeSIMに対応しているのも魅力的なポイントの1つです。

eSIMとは、端末の内部に搭載されたデジタルSIMのことで、物理的なSIMカードの抜き差しを行わずとも通信できるのが大きな特徴。申し込みもオンライン上で全て完結し、物理SIMカードの到着を待つ必要はありません。

非常に便利なeSIMですが、対応する通信事業者はまだまだ少数。その点、LINEMOはeSIMに対応しているので、契約からすぐに利用を始めたい方におすすめです。

運がよければ数か月分料金無料！豊富なキャンペーンを開催

出典：linemo.jp

LINEMOは出費を減らせるお得なキャンペーンを定期的に実施しています。時期にもよりますが、下記のようなキャンペーン例が挙げられます。

• プラン料金割引キャンペーン
• PayPayポイントプレゼントキャンペーン
• LINE MUSIC 6カ月無料キャンペーン
• LINEMO招待プログラム

スマホ料金を直接・間接的に抑えられるキャンペーンから、関連サービスをお得に利用できるキャンペーンまでさまざま。公式サイトからお得なキャンペーンが実施されていないか、一度チェックしてみてください。

口座振替やPayPay残高など、支払い方法が充実している

LINEMOは豊富な支払い方法が用意されているのも、選ばれる理由の1つです。利用できる支払い方法としては下記の通り。

• クレジットカード
• デビットカード
• 口座振替
• ソフトバンクまとめて支払い
• PayPay残高

格安SIMの場合、クレジットカード払いにしか対応していないサービスも多く、クレジットカードを持たない人は契約できないデメリットがありました。しかし、LINEMOはデビットカード・口座振替にも対応しているため、クレジットカードを持たない学生の方も利用可能です。

また、PayPay残高を決済方法に選べるのも大きなメリット。日常的にPayPayを利用している方であれば、スマホ料金の支払いもPayPayに統一できるので、家計管理を簡素化可能です。自身の生活スタイルに合った決済方法で、スマホ料金もスマートに支払ってみましょう。

契約期間の縛りがない

LINEMOは契約期間の縛りを設けておらず、いつ解約しても違約金は発生しません。また、携帯電話番号を変更することなく他社に乗り換えできるMNP転出に関しても手数料は0円です。

手数料を約3,000円で設定するサービスも多い中、無料でMNP転出を行えるのは非常に良心的。解約金とMNP手数料が0円である点から、他の格安ブランドや格安SIMへ乗り換えやすいサービスと言えます。

オンライン専用ブランド初の留守電対応

LINEMOは、同じ格安プランのahamoやpovoでは2022年12月時点で対応していない留守電サービスに対応しました。

もともとLINEMOでも留守電は対応していなかったのですが、利用者の声が大きかったこともあってかついに対応。

留守電は有料オプションとなっているため、月額220円（税込）が必要です。

LINEMO・ahamo・povoの格安プランの中で、留守電を使いたい人はLINEMO一択となるでしょう。

LINEMOを1年以上使って感じた2つのデメリット

契約するメリットの多いLINEMOですが、当然非の打ち所がない格安ブランドというわけではなく、下記のようなデメリットも存在します。

• 店舗で契約できない
• 端末をセット購入できない

各デメリットの詳細を見ていきましょう。

店頭で契約や相談ができない

LINEMOはオンライン受付専用の格安ブランドであるため、店頭でサービスの申し込みを行えません。

提供元がソフトバンクなので、ソフトバンクショップや家電量販店で契約できると考える方も多いはず。しかし、LINEMOはWebからの申し込みのみ対応。店舗スタッフと窓口でやり取りしながら契約することはできないので、ご注意ください。

なお、申し込みページの入力方法やサービス内容の詳細を聞きたいときは、LINEMOのサポートチャットから問い合わせ可能。サポートチャットの受付は24時間行っており、有人オペレーターが対応する時間は10時～24時で設定されています。それ以外の時間は自動応答による対応となるので、細かい内容まで質問したい方は10時～24時の間にサポートチャットを利用しましょう。

スマホ端末のセット販売を行っていない

LINEMOではiPhoneやAndroidなど、端末のセット販売を行っていない点がデメリットとして挙げられます。

スマホの本体代金を軽減すべく、各事業者はスマホ端末セットでSIMを提供。定価より安い価格で、機種変更も可能となっています。しかし、LINEMOは端末のセット販売を行っておらず、SIMの契約と同時にスマホ端末を安く購入するということはできません。下記のような方法を用いて、自身で端末を用意する必要があります。

• 現在利用中の端末をそのまま使う
• Apple Storeや家電量販店などで端末を購入する
• 中古の端末を購入する

また、ショップによっては新品ではなく、中古端末も取り扱っています。端末の清潔感にこだわりがない方や少しでも安く購入したい方は、中古品も検討してみましょう。

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LINEMOの口コミ・評判

価格の安さが目を惹く格安ブランドのLINEMOですが、実際に利用中の人がサービスをどう評価しているかも気になりますよね。ここでは、LINEMOの良い口コミだけでなく、悪い口コミもあわせてご紹介します。

速度も設定も快適！LINEMOの良い口コミ・評判

LINEの年齢認証に対応していない格安SIMが多い中、LINEMOではLINE年齢認証を行えます。LINEの年齢認証を実施すれば、友達をID検索で探す・探してもらうが可能に。オープンチャットの機能制限も解除され、より一層便利にLINEを使えます。

オンライン専用料金プランのため、自身でスマホの設定を進めなければならないLINEMOですが、同封の説明書がわかりやすいという口コミも見られました。なお、LINEMOの公式サイトにはSIMカードの初期設定方法・eSIMの初期設定方法が掲載されているので、自分でスマホの設定を行えるか不安な方は一度チェックしてみましょう。

プランの選択肢が少ない！LINEMOの悪い口コミ・評判

シンプルな料金プランが1つのメリットとも言えるLINEMOですが、月間データ容量を3GB・20GBの2種類からしか選べないのがデメリットに感じる方もいます。格安SIMの中には、細かくデータ容量を選べるサービスやデータ無制限で通信可能なサービスもあるため、自身の生活スタイルに合わせたデータ容量を選択しにくいのは気を付けたいポイントです。

また、サポートチャットの品質が悪いという口コミも一定数見られました。すぐにチャットに繋がる・対応が丁寧といった口コミもあるため、一概に品質が悪いとは言えませんが、必ずしも満足のいくサポートを受けられるわけではないので覚えておきましょう。

【改めて結論】LINEMOは、LINEユーザーや格安で高品質な回線を求めてる人におすすめ

• とにかく月額料金を安くしたい人
• 高品質なソフトバンク回線を使いたい人
• LINEスタンプをよく使う人
• LINEアプリ（LINE通話）をよく使う人

ソフトバンクの高品質な回線を利用できるのは強いポイント。ソフトバンクからの機種変で回線に不安を持っている方や、格安SIMのように速度が不安定になった経験がある方にはとくにおすすめです。

さらに、他の格安ブランド・格安SIMにない魅力は、やはりLINEギガフリー・LINEスタンプ無料のサービス。LINEMOであればデータ消費量を気にせずLINE通話が可能。長時間家族と通話したり、友達とグループ通話したいときにもぴったりなサービスです。有料のLINEスタンプも使えて、さらにLINEを楽しめます。

LINEMOがおすすめではない人は、実店舗によるサポートを受けたい人です。他のおすすめ格安SIMについては、用途別ランキング形式で以下の記事で紹介しています。

関連記事：【用途別で選ぶ】最安・大容量の格安SIMおすすめ15選【2022年最新】

LINEスタンプ無料！LINEスタンプ プレミアムの設定方法

LINEMOでLINEスタンプ無料にするためには、契約後に設定をする必要があります。

ここでは、詳しい設定方法について紹介していきます。

5分～10分あれば、簡単にできるので是非参考にしてみてください。

LINEMOのMyMenuから、LINEスタンププレミアムの設定を行う

まずは、LINEMOのMyMenuからLINEスタンププレミアムの設定を行います。

MyMenuへは、「LINEMO」アプリからMyMenuへアクセスできます。MyMenuに入ったら、「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO　設定」とかかれたバナーをタップして進みましょう。

あとは画面に従い、「次へ」「同意する」「申し込み」と進めていけばOKです。

最終的に、LINEMOから登録完了のSMSが届けば設定は完了となります。

LINEスタンプの利用方法

設定が完了したら、LINEスタンプを無料で利用できるようになります。

まずLINEを開き、LINEスタンプショップへいきましょう。

スタンプショップ内の「プレミアム」一覧に表示されるスタンプは、本来は有料ですが、設定したことによって無料で使えるようになったスタンプです。好きなスタンプを見つけましょう。スタンプの右上に「P」マークがついているスタンプは、無料で使えます。

「無料ダウンロード（プレミアム会員限定）」をタップすることで、スタンプが無料で使えるようになります。

同時にダウンロードできるスタンプの数は5個までですが、使うスタンプは好きに入れ替えられます。

LINEMOの乗り換え手順

Web上で問題なく申し込みを行えるか不安な方向けに、ここではLINEMOの乗り換え手順を解説していきます。

対応機種のチェック・SIMロック解除の実施

出典：linemo.jp

まず、LINEMOの公式サイトから動作確認端末をチェックします。iPhone 6S以前など古すぎない端末であれば、基本的にLINEMOで動作確認されていますが、eSIMの契約を考えている方は注意が必要。eSIMの規格自体は比較的新しく、iPhoneの場合はiPhone XS以降の機種しか対応していないので、覚えておきましょう。

また、ドコモ・auのSIMロックがかかっている端末であれば、SIMロックの解除が必須。LINEMO公式サイトにSIMロック解除の方法が集約されているので、ロックのかかった端末をお持ちの方は要チェックです。

MNP予約番号を取得する

現在の電話番号をLINEMOでも引き続き利用する場合は、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号は契約中の事業者から取得可能。例えば、ドコモであれば下記いずれかの方法でMNP予約番号を発行できます。

• ドコモインフォメーションセンターへ電話して発行
• ドコモショップで発行
• ドコモオンライン手続きから発行

MNP予約番号は取得日を含め、15日間の有効期限が設けられています。ただし、LINEMOでは有効期限を10日以上残した状態で申し込む必要があるので、早めに発行しすぎないようにしましょう。

LINEMO公式サイトからサービスの申し込みを行う

出典：linemo.jp

次に、LINEMO公式サイトから実際にサービスの申し込みを行います。画面の案内通り、電話番号の引き継ぎ有無・SIMカードの選択・プランの選択・個人情報の入力などを済ませていきましょう。

申し込みの途中で本人確認書類のアップロードが必要となるので、運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど指定の本人確認書類をスマホで撮影し、ファイルをアップロードします。申し込みが正常に完了すればメールが届き、加えて審査に通ると「商品発送のお知らせ」の連絡もメールで来るので、受信ボックスを適宜チェックしておきましょう。

なお、初月の基本料金・オプション料金は日割りで計算されるため、月初・月末のどちらで契約しても損はしません。ただし、現在契約中の事業者が解約月に日割り計算を行ってくれるかは、必ずチェックしておきたいポイント。日割り計算に対応していなければ、月初に解約すると数日の利用だけでも1ヶ月分の料金が請求されるので、ご注意ください。

SIMカードの受け取り・初期設定

LINEMOのSIMカードは申し込み完了後、15時までに審査が完了した場合に最短即日で発送されます。SIMカードの到着後は同封されているマニュアルを参照しながら、下記設定を進めていきます。

• 回線切り替え
• SIMカードの挿入
• APN設定
• LINE連携

LINE連携は実施しておくと、LINEMOのMy Menuへログインせずともデータ残量・請求金額・契約内容などを確認できるので、非常に便利です。LINEMOの乗り換え方法は以上となります。

LINEMOの解約手順

申し込みと同様、LINEMOの解約はWeb上から実施します。ここでは、サービスの解約手順を見ていきましょう。

• LINEMO解約の流れ
• STEP.1
  LINEMOの解約ページへアクセス
  まず、LINEMOの解約ページへアクセスします。解約ページにて、電話番号の引き継ぎ有無、乗り換え先を選択しましょう。

  

  出典：linemo.jp
• STEP.2
  MNP予約番号の発行手続き
  「お手続きを始める」のボタンをクリックすると、ログイン画面が表示されます。ID・パスワードを入力後、マイページからMNP予約番号の発行を行いましょう。

  

  出典：linemo.jp
• STEP.3
  乗り換え手続き
  新しい携帯会社でMNP予約番号を登録すれば、乗り換え・携帯番号の移行は完了です。同時にLINEMOも自動で解約となります。

  なお、月の途中で解約しても日割り計算とはならないので、ご注意ください。

  

  出典：linemo.jp

LINEMOのよくある質問

LINEMOのまとめ

LINEMOはソフトバンクが運営する格安ブランドであり、安価な料金プランが設定されています。しかし、料金が安いからと言ってサービス品質が大きく落ちるわけではありません。ソフトバンクと同じ回線を利用しており、安定した通信を行えるのは格安SIMであまり見られない大きなメリットと言えます。

スマホ料金が高いと感じている方や、現状の格安SIMの速度に満足していない方は、ぜひLINEMOを検討してみてください。

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