iPadを安く買うなら中古iPadがおすすめ!元店員が注意点やどこで買うかまで解説

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iPad 中古

高性能で使いやすいiPadが欲しいけど、必需品ではないからできれば安く手に入れたい。そんな方におすすめなのが中古iPad。タブレットの中で比較的高額なiPadも、中古であればお手頃価格で購入できます。

「中古のiPadとか、実際どうなの?」と思われるかもしれませんが、中古iPadの需要は少なくなく、多くの方が中古iPadを購入し利用している時代です。

ですが中古と聞くと、「すぐ壊れないだろうか」「バッテリーは問題ないだろうか」「不潔ではないか」「整備品のほうがいいのか」と、色々気になると思います。そもそもどこで買うのか見当もつかない人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、数年間某大手パソコンショップ店で中古スマホやタブレットの販売・買取をしていた筆者が、中古iPadの注意点からおすすめの購入方法までくまなく解説します。

中古iPadに関するすべての疑問を、この1記事で解決できるよう努めますので、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの中古iPadを無印・Air・mini・Proごとに紹介

まずは、おすすめの中古iPadについて紹介します。おすすめの中古iPadは、できるだけ最新OSにアップデートできるiPadです。iPadOS17が最新であれば、16か17に対応しているiPadを選ぶようにしましょう。

最新iPadOSに応していない型落ちiPadは要注意
基本的に古ければ古いほど中古iPadは安くなりますが、古すぎると最新のiPadOSにアップデートできません。最新のiPadOSにアップデートできないと、セキュリティ面にリスクがあるほか、古いiPadOSにアプリが対応せず、使用したいアプリが利用できないことがあります。
iPadOS 無印 Air mini Pro
(12.9インチ)
Pro
(11インチ)
17(2023年〜) 6世代以降 3世代以降 5世代以降 2世代以降 1世代以降
16(2022年〜) 5~10世代 3~5世代 5~6世代 1~6世代 1~4世代
15(2021年〜) 5~9世代 2~5世代 4~6世代 1~5世代 1~3世代
14(2020年〜) 5~8世代 2~4世代 4~5世代 1~5世代 1~3世代
13(2019年〜) 5~7世代 2~3世代 4~5世代 1~4世代 1~2世代

iPad無印を安く買うなら、5・6世代がおすすめ

世代 価格相場
iPad(無印)第10世代(2022年) 51,800円~(税込み)
iPad(無印)第9世代(2021年) 38,800円~(税込み)
iPad(無印)第8世代(2020年) 33,800円~(税込み)
iPad(無印)第7世代(2019年) 27,800円~(税込み)
iPad(無印)第6世代(2018年) 21,800円~(税込み)
iPad(無印)第5世代(2017年) 15,800円~(税込み)

iPadの無印であれば、5世代(2017年発売)か6世代(2018年発売)がおすすめです。

6世代のiPad無印であれば2024年時点で最新のiPadOS17に対応していており、中古相場としては2万円台です。

5世代の場合一世代前のiPadOS16まで対応しているため、今後のOSには対応していません。その代わり価格がさらに安くなり、1万円前後で購入が可能です。

iPad無印について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【マニアが解説】iPad(第9世代)をレビュー!新機能・スペックや価格まとめ

iPad Airを安く買うなら、3世代がおすすめ

iPad Air どんな人

出典:Apple

世代 価格相場
iPad Air6(2024年) 92,800円~(税込み)
iPad Air5(2022年) 65,800円~(税込み)
iPad Air4(2020年) 58,800円~(税込み)
iPad Air3(2019年) 33,800円~(税込み)
iPad Air2(2014年) 不明(在庫なし)
iPad Air(2013年) 不明(在庫なし)

iPad Airを安く買うなら、3世代(2019年発売)がおすすめです。第3世代のiPad AirであればiPadOS17に対応しています。中古相場としては3万円台でおおよそ購入可能です。

ちなみに1世代前のiPad Air2は発売日が2014年。第3世代Airと比べると5年も古いため、あまりおすすめできません。

iPad Airの特徴について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:iPad Air (2020 第4世代)を実際に使ってみた&検証レビュー!

iPad miniを安く買うなら、5世代がおすすめ

2021年新型iPad mini

出典:Apple

世代 価格相場
iPad Mini6(2021年) 59,800円~(税込み)
iPad Mini5(2019年) 36,800円~(税込み)
iPad Mini4(2015年) 13-2,800円~(税込み)
iPad Mini3(2014年) 5,980円~(税込み)

iPad miniを安く買うなら、5世代(2019年発売)がおすすめです。5世代のiPad AirであればiPadOS17に対応しています。中古相場としては3万円台でおおよそ購入可能です。

ちなみに1世代前の第4世代は発売日が2014年。第5世代miniと比べると5年も古いため、あまりおすすめできません。

iPad Miniの特徴について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【Appleマニアが解説】iPad mini(第6世代)をレビュー!新機能・スペック・価格まで

iPad Proを安く買うなら、12.9インチの2世代がおすすめ

iPad Pro 機能

世代 価格相場
iPad Pro 第6世代 12.9インチ(2022年) 134,800円~(税込み)
iPad Pro 第4世代 11インチ(2022年) 99,800円~(税込み)
iPad Pro 第5世代 12.9インチ(2021年) 104,800円~(税込み)
iPad Pro 第3世代 11インチ(2021年) 78,800円~(税込み)
iPad Pro 第4世代 12.9インチ(2020年) 81,800円~(税込み)
iPad Pro 第2世代 11インチ(2020年) 64,800円~(税込み)
iPad Pro 第3世代 12.9インチ(2018年) 64,800円~(税込み)
iPad Pro 第1世代 11インチ(2018年) 50,800円~(税込み)
iPad Pro 第2世代 12.9インチ(2017年) 34,800円~(税込み)
iPad Pro 第1世代 10.5インチ(2017年) 26,800円~(税込み)

iPad Proを安く買うなら、12.9インチの2世代(2017年発売)がおすすめです。2017年とやや古めではありますが、最新iPadOS17に対応しています。中古価格は3万円前後なので、iPadProを安く買いたい人におすすめです。2018年発売の第3世代になると、価格が6万円台と一気に上がります。

iPad Proの特徴について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:[マニアが教える] iPad Proの世代比較!最新モデルと過去モデルの違いを解説

今回はざっくりと上記4モデルの特徴を解説しましたが、もっと詳しく各モデルの特徴を知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

関連記事:【Appleマニアおすすめ】iPad全種類の違いを比較!どれがいい?最新モデルも

型落ち・中古iPadはやめたほうがいいのか?考えられるリスクと注意点

まずは型落ちや中古iPadは買わない・やめたほうがいいのかについて解説していきます。

型落ち・中古iPadの購入で考えられるリスクや注意点は以下の3点です。

  • 不具合のある端末を買ってしまうリスクがある
  • しっかりスペックや年代を見て選ぶ必要がある
  • メーカー保証が切れている可能性が高い

不具合のある中古の端末を買ってしまうリスクがある

新品iPadでも初期不良などはありますが、型落ちや中古iPadではそれ以上に最初から不良のあるモデルを買ってしまう可能性が高くなります。とくに、正しく動作確認の取れてない場所で購入すると、不具合のある製品を購入してしまうリスクが高くなるのでやめたほうがいいでしょう。

型落ち・中古iPadで考えられる初期不良の一例
  • 水没などでかろうじて動いているような状態の端末だった
  • 赤ロムで利用制限がかかっていて使用できない端末だった
  • アクティベーションロックがかかって使えない端末だった
  • ウイルスの入ったものや脱獄(ジェイルブレイク)端末だった

少し聞きなれない言葉もあると思いますが、詳しくは後に紹介します。要は「訳あり品」を買ってしまう可能性があるという話です。どれだけ安くても、動作保証ができていない端末の購入はやめたほうがいいでしょう。

こうしたトラブルが起きる製品は、個人間取引のフリマサイトで多く報告されているので、中古iPadは優良な中古ショップで買うと安心です。動作確認や外観確認はもちろん、万が一トラブルが起こった際もアフターケア保証があるので安心して購入できるのでおすすめです。

編集部

とくに、かろうじて動いてる故障寸前の中古商品を買ってしまったときは最悪です。安く買えるヤフオク!やメルカリは魅力的ですが、大きなリスクがある点も忘れてはいけません。
赤ロムとは?
前の所有者が端末の分割払いを滞納した場合や、盗難等の不正な手段で流通した端末にかけられるペナルティ端末です。

型落ち・中古iPadは、しっかりスペックや世代を見て選ぶ必要がある

最新のiPadであれば、あまりスペックなど気にせず適当に購入しても失敗することは少ないでしょう。しかし、中古iPadはある程度スペックや発売された年代を確認して選ばなくてはなりません。

理由は、安いからといって何世代も前の型落ちiPadを購入すると、性能的にいまの環境に合わず、さまざまな問題が出る可能性があるためです。

起こりうる問題
  • 機種が古すぎてiOSのアップデートができない
  • 性能が低くて最新のゲームができない、カクつく
  • バッテリーが劣化しきっていて充電されない

中古iPadを買うときは、買おうとしているモデルが自分の希望通りに使える性能があるかどうか必ず確認しましょう。中古iPadを買う敷居が高く感じたかもしれませんが、選び方や重要なポイントも後ほど解説しているので、安心してください。

型落ち・中古iPadは、メーカー保証が切れている可能性が高い

新品のiPadには1年間の製品限定保証が付いていますが、中古iPadや型落ちでは保証が切れていることがほとんどです。ただし、発売から1年以内の新型モデルを中古で買った場合は保証が残っている可能性があります。

購入者が変わっても本体の1年間の製品限定保証は引き継がれますので、新型iPadを中古で購入する場合は保証の有無を調べてみるといいでしょう。

保証の状況はApple公式の「保証状況の確認」のページで、シリアルナンバー(IMEI)を打ち込むことで確認できます。

Apple Care+について

iPad本体の保証とは別にあるAppleCare+(公式延長保証サービス)は、中古のiPadは基本的に加入できません。ですが、前の所有者がAppleCare+に加入していて、そのまま解約していない場合はその権利が引き継がれます。(後日解約される可能性はあります)

※新型が発売されて、その1カ月以内に中古で新型モデルを手に入れた場合であれば、AppleCare+に加入できる可能性があります。

iPadが型落ち・中古でもおすすめの理由

型落ち・中古でiPadを購入する注意点やリスクについて説明してきました。ここでは、リスクがありながらもなぜ型落ち・中古iPadがおすすめなのか理由を解説します。

とにかく価格が安いのがおすすめ

型落ち・中古iPadはとにかく価格が安いです。

例えば、最新世代の新品iPad miniを購入すると最低でも78,800円は必要ですが、中古であればイオシスで57,800円から購入可能です。1世代古いiPad miniなら3万円台から購入可能。新品で買うよりも遥かに安いため、これだけでもiPadを型落ちや中古で買う恩恵は大きいです。(※2024年時点での価格)

型落ちでも性能が高いのでおすすめ

iPadはそもそもタブレットとして性能が優れているため、例え1世代ほど古い製品でも優秀です。

そのため、型落ちや中古品を買っても快適にタブレットとして利用できます。最新世代の新品を買うのもいいですが、性能を持て余すようであれば、あえて安く買える型落ち・中古iPadを狙うのもいいでしょう。

購入する店舗によっては、保証がつけられる

新品で購入したiPadはAppleのメーカー保証がついていますが、中古で売られているiPadにはほぼメーカー保証は切れているでしょう。しかし、購入する店舗によっては、中古商品用の保証をつけてくれる店舗も少なくありません。

例えば中古iPad購入後、3ヶ月以内に動作がおかしくなった場合、別の製品と交換をするといった保証がついていたりします。そのため、中古で品質に不安があるとしても、保証のついている店舗であれば比較的安心して購入できます。

編集部

私が以前働いていたPCショップでも、中古スマホやタブレットには、お店の延長保証をつけていました。保証はいろいろな種類があり、中古商品全部についている数ヶ月分の保証もあれば、有償でつけることのできる数年分の中古延長保証などもあります。店舗によって保証期間や内容は異なるため、しっかりチェックしましょう。

型落ち・中古iPadはどこで買うべきか?3つの購入先を紹介

中古iPadの購入場所
  • オークション・フリマサイト
  • 実店舗
  • ネットショップ

それぞれメリットやデメリット、特徴が異なりますので、きちんと把握して納得できる場所で買いましょう。

オークション・フリマサイト|価格は安いけど注意点もたくさん

オークションサイトやフリマアプリで中古のiPadは購入できます。

よく使われているオークションサイトやフリマアプリ
  • ヤフオク!
  • メルカリ
  • ラクマ

個人が価格を決めているため、決まった相場が無く、お買い得なものもあればそうでない物もある、やや上級者向けの購入場所です。

オークション・フリマサイトで買うメリット

  • お買い得品が見つかりやすい
  • 24時間365日、いつでもどこでも買える
  • 在庫数も豊富

相場を基準に価格を決めているネットショップとは違い、フリマサイトやオークションは個人が値段を決めています。そのため、適正相場や高値で出品している方がいる一方で、もちろん相場より安く出品している方もいます。

もちろんネットなので、24時間365日いつでもどこでも買うことができ、在庫数もショップほどではないにしてもかなり豊富です。

オークション・フリマサイトで買うデメリット

  • 不良品を買ってしまうリスクがある
  • すぐに手に入らない
  • パッケージ詐欺といったトラブルに遭う可能性がある
  • 登録や購入ルールがありやや面倒

注意点として個人間取引では、商品ページの記載内容と実物で大きく状態が異なるといったトラブルや、詐欺に遭うリスクがあります。オークションやフリマサイトでは、怪しい出品者や商品を見抜く知識と注意力が必要不可欠。よくある詐欺としては、水没品、故障品を正常と偽って販売したり、iPadの箱だけ送り付けるといったものです。

また、購入してもフリマサイトやオークションは個人取引が多いため、発送は数日~1週間と待つ場合があります。購入するのにサイトやアプリの登録が必要で、各サイトのルールやマナーを理解してから利用する必要も。サイトやアプリに使い慣れてない場合は、購入までのハードルが少し高くなります。

編集部

中古iPadに関する商品知識があり、出品者の評価をチェックしたり、怪しい商品を見分けることができる人向けの購入場所です

中古販売店|メリットは自分の目で確かめて買える

実際の店舗を持ち、iPadを含めた中古端末を扱っているリサイクルショップや中古パソコンショップです。

中古iPadを取り扱っている可能性がある販売店の一例
  • ゲオ
  • ソフマップ
  • じゃんぱら
  • ハードオフ

    特に近年スマホやタブレットの買取を始める業者が増えていて、全国には多数のショップが中古iPadを扱っています。

    実店舗で買うメリット

    • 実物を手に取って状態を確認できる
    • 掘り出し物が見つかる場合がある
    • ショップの人に直接質問ができる

    実店舗の大きなメリットは、売っている端末を直接確認できることです。実際に端末を手に取って、傷の有無や動作チェックを行って自分が納得いくコンディションのiPadを購入できます。

    その場で店員に質問ができるのも大きなポイント。商品知識が無い方には大きなメリットです。

    編集部

    ただし、店員の言うことすべてを信じ切るのは要注意。店舗にもよりますが、スマホやタブレット、中古製品の知識に精通していない店員もたくさんいます。例えば、バイト数日目の店員が中古コーナーを担当していることも。私も勤務間もない頃に担当し、お客様からの質問に答えられず困惑していたことがあります。しっかりした店員のいないお店での購入はやめたほうがいいでしょう。

    実店舗で買うデメリット

    • 在庫に限りがある
    • 行動範囲までしか探せない

    近所に中古iPadを販売している店があればいいですが、もちろん店舗がない地域の方もいるでしょう。そのような場合は、そもそも中古iPadを取り扱っている実店舗を探す手間がかかりますのでおすすめできません。

    また、仮に店舗が見つかったとしても、その店舗で中古iPadの在庫が豊富であるとは限りません。店によっては数点しか取り扱いがない可能性もあります。

    編集部

    私が勤めていた店舗も大きな店ではありましたが、中古iPadの取り扱いは大体10品ほどでした。

    ネットショップ|いつでも買えて在庫が豊富なのがメリット

    主にネット販売中心で、豊富に在庫を持つのがネットショップです。

    中古iPadを取り扱っているネットショップ(通販)
    • イオシス
    • amazon
    • ソフマップ
    • パソコン工房

    イオシスやamazonのようなネット販売専門の所もありますが、先ほどのイオシスやドスパラのように店舗を持ちながらネット通販も行っている所も多いです。

    ネットショップで買うメリット

    • 24時間いつでも買える
    • ショップは数多くあり、在庫数は無数
    • 在庫が豊富なので、安いiPadも見つけやすい

    ネットショップで販売されている中古iPadは、パソコンやスマホから24時間いつでも商品を検索して注文できます。また、ショップにこだわらなければお店は無数にあり、商品数も膨大です。商品数が多ければ、それだけ希望の機種やコンディション、希望の価格で売られている商品も見つけやすくなります。

    また、ネットではライバル店同士の競争が激しく、相場が下がりやすいことから、より安くて良い物が手に入る可能性も高いです。中古販売実績の多い専門店であれば、保証もしっかりしているので安心です。

    ネットショップで買うデメリット

    • 実物が見られない
    • 返品対応が面倒

    ネットショップで購入する際の注意点は、実物が確認できない点です。

    やはり中古端末となると、どの程度端末に傷がついていて、どの程度サクサク動くのかは確認したいですよね。ネットショップではこれらの確認はできないため、ショップを信じて購入する必要があります。

    また、専門店では数か月程度の保証期間がありますが、仮に保証を適用して返品するとなった際には少し手間がかかります。

    編集部

    オークションサイトやフリマアプリのように、個人が出品しているわけではないのでひどい商品が送られてくる可能性は低いでしょう。利用の際は、怪しいサイトではなく実績のある店舗での購入をおすすめします。

    中古iPadのネットショップは、在庫豊富な中古大手のイオシスがおすすめ

    iPadに限った話ではありませんが、ネットで中古のスマホやタブレット、パソコンを購入するのであれば、まずはおすすめサイトのイオシスを確認するのがおすすめです。

    おすすめの理由は、実績と在庫の豊富さが第一に挙げられますが、他にも商品の状態や保証がサイト上でもわかりやすくなっている点です。

    初めてサイトを利用する人でもわかりやすく、初心者にもおすすめのネットショップになっています。

    編集部

    元々ツタヤグループの会社で、「中古 iPad」で検索をすると大体1番上に出てくるほど定番のネットショップです。ネットショップでの購入を検討されている場合は、一度確認してみるのをおすすめします。

    絵を描くだけでも要注意!型落ち・中古iPadを選ぶときの注意点

    「絵を描くだけ」「ゲーム用」「動画見るだけ」と、そこまでiPadを酷使する予定でない人も選び方には注意しましょう。

    中古iPadを選ぶときの注意点は、以下の5つのポイントです。

    1. 液晶・外観の傷、破損等の使用感をチェック
    2. メモリは2GB以上を選ぶ
    3. Wi-Fi+cellularモデルを選ぶときは要注意
    4. アクティベーションロックがかかっていないことを確認
    5. 分からないことはショップや所有者に問い合わせて確認

    液晶・外観の傷、破損等の使用感をチェックする

    外観でiPadが丁寧に扱われていたのか、乱暴に扱われていたのかの想像ができるため、外観を気にしない方でも十分にチェックしましょう。

    現物を見られるなら納得いくまで確認できますが、ネットやフリマサイトで買う際はショップや出品ユーザーの説明がすべてです。

    しっかりと状態の説明文を確認し、不明な点は問い合わせると良いでしょう。

    神経質な方は、実際に手に取って見ることができる実店舗で買うのがおすすめです。

    編集部

    そこまで傷が気にならないのであれば、あえて傷ありの格安品を狙うというのも一つの方法です。しかし、絵を描くだけのために購入して、画面に凹みがあるときれいに絵が描けないなんてことも。用途によって適切に判断しましょう。

    メモリは2GB以上がおすすめ

    現在のネットやアプリの使用環境を考えると、メモリは最低でも2GB以上がおすすめです。ストレージは64GB以上あるモデルを選びましょう。

    メモリが2GB以下のモデルだと、動作が重くまともに動かない可能性があります。快適に使うのであれば3GB以上欲しい所ですが、価格が高くなるので最低ラインとして2GBと覚えておいて下さい。

    2GB以上のメモリを持ったモデルは以下の表の通りです。

    モデル 2GB以上のメモリを持った世代
    iPad(無印) 第5世代(2017年発売)以降
    iPad Mini 第4世代(2015年発売)以降
    iPad Air 第2世代(2014年発売)以降
    iPad Pro どのモデルでも2GB以上あり

    格安でも古すぎる機種は選ばない!

    格安だから、とあまりにも型落ちしたiPadを買うと、「ネットの接続も遅い」「動画も画像が荒くカクカクして観づらい」といった問題が起きる可能性があります。

    あまりに型落ちした機種を現代の環境で使うには、性能が追い付かず問題があるためです。

    あまりに型落ちしたiPadを購入した際に起こりえる問題
    • メモリ容量が足りずアプリがまともに動かない
    • 全体的に性能が低く動作がもっさりしてストレスが溜まる
    • iOSがアップデートできずセキュリティリスクがある
    • バッテリーが劣化しきっていて使えない

      特にバッテリーの寿命は、3年~5年程度と言われているため、型落ち機種は特に注意しましょう。

      利用目的にもよりますが、最低でも5年以内、できれば3年以内のモデルがおすすめです。古いモデルのiPadがまったく使われてなかった場合でも、バッテリーは消耗しています。バッテリーはiPadを使う・使わない関係なく消耗しているので、古いiPadは基本的にバッテリーの消耗はしているものと思っておきましょう。

      Wi-Fi+Cellularモデルを選ぶときは要注意

      セルラーモデルの注意点
      • 赤ロム端末ではないかの確認
      • 対応キャリアの確認

      赤ロムのiPadを買ってしまうと使えない

      セルラーモデルの一部の端末には、キャリアからネットワーク利用制限がかけられてキャリア回線の利用ができない「赤ロム端末」があります。

      赤ロム端末は、前の所有者が端末の分割払いを滞納した場合や、盗難等の不正な手段で流通した端末にかけられるペナルティです。万が一赤ロム端末を購入してしまうとほぼ解除は不可能で、そのiPadではキャリア回線を使用はできません。

      Wi-Fiは接続可能なので、まったく使えないわけではありませんが、Wi-Fi+セルラーモデルを買った意味がなくなります。セルラーモデルを買う際は赤ロム端末に注意しましょう。

      赤ロムの確認方法ですが、端末の「IMEI(端末識別番号/シリアルナンバー)」で簡単に確認できます。

      1. 「設定⇒状態」からIMEIを確認する
      2. 各キャリアのネットワーク利用制限照会サイトでIMEIを入力する
      3. ×が出てきたら赤ロム、△が出てきたら今後赤ロムになるリスクのある端末

      上記の手順で調べてみてください。×や△ではなく、「〇」が表示された端末であれば赤ロムになるリスクはなく安心して使えます。なお、キャリアのネットワーク利用制限確認サイトは以下の通りです。

      キャリア IMEI確認ページ
      docomo(ドコモ) ネットワーク利用制限電話機確認
      au(エーユー) ネットワーク利用制限携帯電話機照会
      Softbank(ソフトバンク) ネットワーク利用制限電話機の確認
      楽天モバイル ネットワーク利用制限電話機の確認

        こうした赤ロムは、主にメルカリやヤフオク!等の個人間取引で流通するケースが多いので、個人間で中古iPadを買う際は必ず確認するようにしましょう。

        SIMカードを使うなら対応キャリアを確認する

        iPadのセルラーモデルは4種類あるので、買う前に自分が契約したいキャリア対応の端末かどうかを確認しましょう。

        セルラーモデルの種類
        • docomo(ドコモ)
        • au(エーユー)
        • Softbank(ソフトバンク)
        • SIMフリー・SIMロック解除済み

        docomo・au・Softbankの各キャリア対応モデルは、SIMロックがかかっていて、それぞれのキャリアのSIMカードしか使えません。例えば、docomo対応のiPadに、auのSIMカードを差し込んでも使えないです。

        SIMフリーとは、どのキャリアのSIMカードを挿しても使えるモデルの事で、月額料金の安い格安SIMも使用できます。SIMロック解除済みは、元々キャリア対応だったiPadのSIMロックを外してSIMフリー化したもので、これもどのキャリアでも使用可能です。

        SIMフリーモデルか、SIMロック解除済みモデルを買えば悩む必要はありませんが、便利な分キャリア対応モデルより若干割高です。

        使いたいキャリアが決まっていて、ちょうど対応したモデルが中古で出ていたらキャリア対応を買うといいでしょう。なお、2015年5月以降に発売されたモデルなら、キャリア対応でもSIMロック解除が可能ですが、手数料がかかる場合があります。

        今回は赤ロムとSIMロックについて簡単に説明しましたが、もう少し詳しく知りたい、という方は以下の中古スマホについて解説した記事も参考にしてください。

        関連記事:【元店員が解説】中古スマホはどこで買う?注意点や危険性、選び方を詳しく解説!

        アクティベーションロックがかかっていないことを確認する

        アクティベーションロックがONになっている端末を購入してしまった場合、前の所有者のAppleIDとパスワードが無いと端末を使うことができません。

        アクティベーションロック端末とは、前所有者が「iPadを探す」機能をONにしたまま売りに出してしまった端末の事です。iPhoneやiPadには、盗難や紛失を防ぐ「iPadを探す」機能が付いています。

        ショップで販売されている端末ではまずありませんが、フリマサイトやオークションで購入するとたまにこうしたトラブルが起きます。例えば前の所有者がこの機能を知らず、iPadの初期化だけして出品したケースが考えられます。(初期化しても「iPadを探す」はONのままです)

        相手に悪意が無ければ、出品者に連絡を取ってIDとパスを教えてもらえば解除できます。ですが、下記のようにIDとパスを知ることができないケースも十分考えられます。

        1. 前所有者がIDとパスを教えてくれない
        2. 前所有者がIDとパスを忘れてしまった
        3. アクティベーションロックが設定されているのを知ってて販売した
        4. そもそも前所有者と連絡が取れない

        1がよくあるパターンで、AppleIDは個人情報ですから、教えるのを躊躇する前所有者もいるかもしれません。その場合はいったん送り返し、アクティベーションロックを解除してもらって再度送ってもらうか、iCloud上から端末登録を削除してもらう方法があります。

        一方で、2.3.4のケースではどうしようもないことがほとんどです。いずれにしてもアクティベーションロックがかかった端末を購入すると非常に厄介なので、必ず解除されていることを確認して購入しましょう。

          アクティベーションロックの確認方法

          アクティベーションロックは、所有者しか確認できません。以前は端末のIMEI(端末識別番号)が分かればApple公式でチェックできましたが、現在はできなくなっているようです。

          安全にアクティベーションロックの確認ができるのは、所有者のみになります。フリマサイトやオークションでiPadを買う際は、買う前に所有者にアクティベーションロックがかかっていないかどうかをチェックしてもらいましょう。

          編集部

          中古スマホやタブレットの買取をしていた頃、アクティベーションロックや赤ロム端末を売りに出されるお客様はたくさんいました。悪意がなく気づかない(そもそも存在を知らない)まま売りに出されてるお客様がほとんどだったため、フリマアプリやオークションサイトなど個人が出品するiPadの場合は特に注意が必要です。

          分からないことはショップや所有者に問い合わせて確認する

          色々と注意点を解説してきましたが、わからないことがあれば販売ショップに、フリマサイトであれば出品者に確認しましょう。特に中古iPadを扱っているショップでは、詳しい専門スタッフが疑問や質問についてしっかりと答えてくれるでしょう。

          フリマサイトやオークションでも、重要なことは必ず出品者に確認してください。問い合わせに対して正確に答えてもらえない場合、後々トラブルになる可能性が高いので、そのショップや所有者からの購入はやめたほうがいいでしょう。

          型落ち・中古iPadとどっちがおすすめ?整備品iPadのメリット・デメリット

          様々なお店で販売されている中古iPadと、Appleの整備品iPadのどちらがおすすめなのかを解説していきます。

          あまり知られていませんが、Appleでは認定整備済製品(リファービッシュ品)、通称「整備品」と呼ばれる中古iPadを販売しています。中古と言っても、展示品だったり、ユーザーが14日以内の返品を行った製品がほとんどで、中古というより「新古品」に近いものです。

          整備品iPadのメリットは、中古でも安心感が高い点

          • 最大15%引きの価格でiPadが購入できる
          • 中古でも、状態や性能に関して安心して購入できる
          • Apple正規の1年間保証も付いていて安心
          • 24時間365日いつでも買える

          整備品iPadは、Appleで商品の状態や各ロックの確認等の整備を行い、付属品等も補充された完璧な状態で販売されています。

          バッテリーも新しいものに交換され、Apple正規の1年間保証が付くため、初心者でも安心して状態の良い中古iPadを手に入れることができます。もちろんネットで見て注文できるのでいつでも買うことができ、さらに発送も非常に早いと品質やアフターケアの面では100点です。

          保証も充実した新品に近い状態のiPadを、少しでも安く買いたい人は整備品iPadがおすすめです。Amazon認定出品者が出品している整備品もあります。

          整備品iPadのデメリットは、とにかく安く買うには微妙

          • 格安のiPadを探すには不向き
          • 在庫数が非常に少ない

          Appleの認定整備済製品は、「傷があったり型落ちで性能が低くても気にしない」「とにかく格安の中古iPadが欲しい方」には不向きです。

          整備品iPadは、新しめのモデルを整備した物が多く、「型落ちiPad」や「格安iPad」はあまり扱っていないからです。バッテリーなどのパーツも新品と交換されていることもあって、価格も最大で15%までしか割引がされません。

          また、新しめの美品iPadが安く手に入る認定整備済製品は人気が高く、良い商品はすぐに売れてしまうため、在庫は常に少なめで選択肢は狭いです。実際編集部のスタッフが調査した際は、サイトに全部で53個しかiPadは販売されておらず、しかもそのうち50個が高性能で高額な「iPad Pro」でした。

          格安iPadを探していたり、早めに中古iPadを探している人は、整備品ではなくほかの中古iPadがおすすめです。

          整備品・型落ち・中古以外に、iPadを安く買う方法は?

          整備品・型落ち・中古以外にiPadを安く買う方法としては、発表会イベント後や新型iPadが発売された後に買うのがおすすめです。

          Appleは年に2回、新製品を発表するイベントを行っています。新型のiPadが発売されると、買い替えなどの影響により、中古市場に中古iPadが多く出回り、より安く中古iPadを購入しやすくなります。そのため、iPadを中古でより安く購入する場合は、Appleの発表会イベント後のタイミングがおすすめです。

          発表会イベントは毎年3~4月の春と、9=10月の秋に行われています。毎年確実にiPadが発売されるかはわかりませんが、中古iPadの購入時期が発表会イベントの時期と近い場合には、イベント後の購入を検討されたほうがより安く変える可能性が高いでしょう。

          iPadをできる限り安く買うなら中古iPadがおすすめ!

          iPadは他社に比べてやや高価なタブレットですが、中古iPadを選べば安く買うことができます。

          • できる限り安くiPadを購入したい
          • ちょっとした用途で使いたいので、ハイスペックな最新iPadは不要
          • 子供にiPadを使わせたい
          • 最新モデルをできるだけ安く買いたい

          このような方に、中古iPadはおすすめです。

          ただしiPadは設定が複雑で、中古を買う際は注意点も多いので、この記事をしっかりと読んで後悔しない買い物をしてください。

          Picky’s編集部では、iPadの他にも様々な家電製品を中古で買うコツを解説していますので、以下の記事もぜひ読んでみてください。

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