オフィスは最上階の8階にある。
ドアを開け、階段を登って屋上に行くとそこにはきれいな星空が広がっている。深夜に仕事を終えた私は、その満点の星空を眺めながらのんびりとしていた。しばらくしてふと私は思った。
「このきれいな星空をカメラに残しておきたい。」と。そして、私は思いついた。「このきれいな星空、GoProの「4K」で撮影したら、どれだけきれいに映るのだろうか。。
私は、すぐにオフィスにある「GoPro hero6」を取りに戻った。また、屋上に戻ってきて操作し始める。
GoProって夜空をキレイに写せるのかなって思ってやってみると・・・
「すごい、、、星キレイに撮れてるじゃん・・・・」
「こんなきれいな『星空』を『Go Pro』で残すことが出来る」と知った私は、この思い出を「記事にも残しておこう」と思った。
そして気づけば、またオフィスに戻っていて、
早速「【実践編】GoProで星空をキレイに撮るための「ナイトラプス」を徹底解説」を書き始めていたのだった。
そこで、今回の記事では
- Goproで撮った星ぞらの動画や写真
- 星空を撮るには「ナイトラプス」
- Goproで星空を撮影するのに必要な機材
- 実際に撮影する方法
- 撮影した映像の編集の仕方
など、どこよりも詳しくGoproでの星空撮影を詳しく伝えて行きます。
星空をキレイに撮るための機材なども紹介するので、初心者でも安心です!
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目次
星空を撮るならナイトラプス動画がおすすめ
星空を撮るなら「ナイトラプス」という撮影モードがオススメです。これはタイムラプス動画の“夜景版”です。
そもそもタイムラプス動画が分からないという人のためにおさらいしておくと、
長時間撮影した映像をコマ送り(早送り)のような感じに再生させる動画です。約1時間くらい撮影した動画を10~20秒くらいに短縮して再生します。
星空は天体が動いたり、流れ星の動きなど、夜空の模様が時間の経過と共に変化していきます。こういう変化があるシーンを一番楽しく撮影するのにはタイムラプス動画がオススメです!
関連記事【写真で分かる】人気のGoProタイムラプス映像。撮り方やコツを詳しく解説
星空や夜景に強いナイトラプスとは?
ナイトラプスとは、夜空や夜景などの暗いシーンでも美しく撮れる撮影モードです!
今回のような夜景や星空を撮るときには必ずナイトラプスを選択してください!
ナイトラプス機能を使うと、わずかな光や明るさでも被写体をクッキリとらえることができます。これはGoproのシャッタースピードを調整することで、弱い光でもキレイにとらえられるからです!
一眼レフやコンデジだと「夜景モード」がありますが、goproでタイムラプスを撮るときの「夜景モード」と考えてくれればOKです!
図解で解説 Goproで星空を撮ってみよう
①星空の撮影に必要なセットを準備する。
まずは準備するものです。GoProで星空を撮るときに以下のアイテムを揃えてください。
- GoPro HERO8(HERO7、HERO6、HERO5)
- 三脚(安定性のあるタイプがおすすめ)
- microSDカード(32GB以上)
- モバイルバッテリーか予備バッテリー
タイムラプスは定点での撮影が重要なので、手でゴープロを持つと手ブレして完璧な映像が撮れません。必ず3wayや三脚を用意しましょう!
また星空撮影では撮影時間が長時間になるので、予備バッテリーかモバイルバッテリーが必須です。
途中で電源がなくなってきたときにスムーズに充電し続けるためにもモバイルバッテリーをおすすめします!
(PR)必要なものが全て揃った「星空撮影セット」のレンタルをご紹介
GoProがレンタルできるサービス「Rentry」では、GoProで星空を撮影できる「GoPro 星空撮影セット」のレンタルができます。
星空撮影セットは、上記で紹介した、三脚(3-way)、SDカード、モバイルバッテリーがセットになっているので、ご安心を!
1日あたり¥3,240から、送料無料でレンタルすることができます。
②星空を撮影する場所に移動する
星空を撮るのは場所選びが重要。
理想は周りにほとんど光のない場所がおすすめです。
ナイトラプスモードではわずかな光も拾ってしまうため、ちょっとした街灯の光でさえも星空を映すのに邪魔になってしまいます。
辺り一面が暗い方が星空がキレイに撮影する事ができるので、都心部より山や自然のある場所がオススメです。
山間部だと空気も澄んでいて標高も高いのでGoproで星空を撮影するのに絶好なポイントとなります!
キャンプは星空を撮るのにぴったりのシチュエーションの場合がほとんどなので、アウトドアに出かける際はGoProでナイトラプスも試してみてください!
③GoProを星空が撮影できる場所にセットする
GoProを三脚にセットしたら撮影場所を決めましょう!
三脚をセットする場所は安定している場所にしてください!
ナイトラプスモードはシャッタースピードも長くなるので、GoProがわずかに揺れるだけでも映像がブレてしまいます。
GoProが揺れないように安定した場所を選ぶこと。風が強くて揺れてしまっても映像が台無しになってしまうので気をつけてください。
GoPro 3-wayを使う場合は安定性を出すためになるべく短くして使ってください。
風が強い日などでもしっかり綺麗に撮影したい場合は、一眼レフカメラでも使える重量感のある三脚を使うのもおすすめです。
一眼レフ用の三脚にGoProをつける場合は、三脚のカメラ取り付け部分(雲台)にGoProマウント用の変換アダプタが必要になるので注意ください。
私はマンフロット製の三脚を使用していますが、安定性があるのでおすすめです。
GoProの変換アダプターは楽天やアマゾンで安く売っているのでチェックしてみてください!
④Go Pro本体とスマホアプリを接続する(必須ではない)
Gopro本体をGoProアプリと接続します。
スマホアプリとの接続は必須ではありませんが、接続した方が圧倒的に操作が楽になります。
星空を撮るときはGoProを空に向けますよね?
GoProが上を向くのでGoProの画面を確認しづらくなるんですよね。
なのでGoProアプリとWi-Fi接続して、スマホの画面でGoProの映像を確認しながら画角や構図を合わせるのがおすすめです!
撮影の細かい設定などもスマホで簡単にできます。
goproとスマホアプリの接続方法を画像を交えてわかりやすく解説した記事はこちら
関連記事:【写真/動画あり】スマホで操作!! GoProアプリの使い方やwifi接続の手順を詳しく解説
⑤GoProのホーム画面から、カメラのアイコンをタッチする
GoProホーム画面の左下にあるカメラマークをタッチすることで、撮影モードを変更出来ます。
選べるモードは「写真モード」「動画モード」「タイムラプスモード」の3種類。
ちなみに、上の写真は「写真モード」になっています。
⑥撮影モードをタイムラプスモードにする
まず最初にGoProの撮影モードを「タイムラプスモード」にします。
次に一番したの「ナイトラプス写真」を選択。
「ナイトラプス写真」という名前ですが、しっかり“動画”が撮影できるので安心してください。
最後の設定で「ナイトラプス」に変更するのを忘れる人が多いので注意してください!!
⑦星空の撮影スタート
GoPro本体の撮影ボタンを押せば、星空の撮影がスタートします!
これでだいたい1~2時間ほど放置しておけばタイムラプス映像ができあがりです!
時間は長ければ長いほど変化が楽しめますので撮影時間は自分の好きなように撮影してOKです!
今回説明した手順でGoProで星空をバッチリ撮影できます!!
星空撮影にオススメのGoProは?
今回の記事では「GoPro HERO 6 black」で撮影しています。Hero6は暗さに強いのでオススメ。
「GoPro fusion」だと360度撮影できるので、また違う映像が楽しめます。
Fusionも5K映像なのでとてもキレイな星空の撮影が可能です。
2024年9月発売の最新モデルはこちら
関連記事:【クリエイター向けに進化】GoPro HERO12 Blackをレビュー!HDR機能や撮影時間を徹底検証
タイムラプス動画を星空ナイトラプスに編集
撮影した「ナイトラプス写真」はタイムラプス動画にするために編集ツールが必要になります。
編集ツールにはGoPro社公式の編集ソフト「Quik for Desktop」が良いでしょう!
無料で提供されている上に機能も十分です。撮ったばかりの「タイムラプス写真」をすぐさま「タイムラプス動画」にすることが出来ます。
使い方はカンタン!「Quik for Desktop」を起動して、接続した「GoPro本体」からデータを読み込むだけです。
GoPro公式 編集ソフト「Quik for Desktop」のインストールはこちらから。
星空を上手に撮影するためのコツ
星空撮影には「GoPro 3-way三脚」は必須!!
Goproで星空を撮影するときは「Go pro 3-way三脚」が必須です。
三脚を立てて撮影をすることで、一眼レフで撮ったような、より本格的な星空の映像を収めることが出来ます。
ただ3wayを長くして撮影する場合は風などで揺れやすくなるので、気をつけてください。
なるべく3wayは短くした方が安定性が増します!
三脚は3wayじゃないモノでも大丈夫です。一眼レフなどで使用している三脚があればそれを使いましょう!Goproのマウントが使えるかどうがだけ確認を忘れずに!
関連記事:大人気の「GoPro 3 way」!3通りの使い方を詳しくレビュー!
予備バッテリーの準備は絶対に必要!
タイムラプスでは充電をかなり使用します。
そもそもバッテリーの持ち時間は90分ほどなので、タイムラプス撮影をしているとあっという間に電池が無くなります。かならず予備バッテリーかモバイルバッテリーを準備しましょう!
個人的にはモバイルバッテリーの方がオススメです!
なぜなら予備の充電池の場合は撮影をいったん中断する必要があるからです。
せっかくのタイムラプス映像なのに途中で映像が中断すると残念です。なので画面を揺らしたりすることがないようにモバイルバッテリーを使うのがポイントです!
このように最初からバッテリーを差し込んだまま撮影をスタートするのがコツです。
USBケーブル差込口にバッテリーを接続しておけば、何時間もほっぽといても安心です(笑)
ジョンくん
標高の高い山で撮影すると、よりキレイな星空が撮れる!
最後のポイントは、標高の高い山の上で撮影することです!
これは暗さだけでなく、星空への距離が近いことがポイントです!
星の弱い光をクッキリととらえるためには星空に近い方がベストです!
また新月の日などを狙って撮影するのも賢い方法です。
キャンプに行った時などには是非星空撮影を楽しんでみてください!
星空を撮るための機材セットはレンタルするのもアリ!
GoPro HERO6やFusionはレンタルするという選択肢もあります。Rentryでは、星空撮影に必須の3-wayやバッテリーが本体とセットになった、「GoProHERO6 星空セット」もレンタルできます。一式を自分で用意する必要が無いのは便利ですね。
GoProを持ってない方は、購入の前にレンタルで試してみるのも手です!ちなみに、サイトに詳しく載っているのですが、レンタルしてそのまま購入(レンタル料金分は値引きされる)というのも可能です。
関連記事:GoProのレンタルでも本当に大丈夫?失敗しない選び方や注意点を紹介!
関連ページ:【格安レンタル】GoPro(ゴープロ) レンタル商品一覧 | rentry.jp
星空をGoProで撮影するときにあると便利な関連商品
Goproで星空を撮るときに便利なアイテムをご紹介。星空を撮影する予定の方はぜひ参考にしてみてください。
バッテリー内蔵型GoPro用三脚
星空を撮影する場合長時間撮影する方も多いかと思います。バッテリー内蔵型の三脚を持っていれば、さらに長く撮影が可能です。
また、バッテリーと三脚が一体になっているので一石二鳥。荷物が少なくなるのもありがたいです。
Goproで星空を撮る際のQ&A
GoProで星空を撮影する時に星空を撮る際のQ&Aについてまとめました。
「Go pro」で撮影をしていて、バッテリーが切れたことに気付かなかったとします。それでも、その時、「Go pro」にはきちんとそれまでに撮影した動画は、保存されているのでしょうか?それとも、消えてしまっているのでしょうか?
それまでに撮影した動画はきちんと保存されているので安心してください。ただし、長時間にわたって撮影するときは、こまめにバッテリーの残量を確認することをオススメします。
スマホだけで「タイムラプス」「ナイトラプス」の編集をすることは出来ますか?
スマホだけで、「タイムラプス」「ナイトラプス」の編集をすることは出来ません。「タイムラプス」「ナイトラプス」の編集には、PCが必要になります。
goproで星空を撮る方法のまとめ
Goproで星空を撮影するのは、そこまで大変なことではありません。下記の「まとめ」の必要なポイントを押さえておけば、結構簡単に撮影できます。
- 星空撮影には「タイムラプスモード」が向いている
- 「撮影間隔を調節する設定」「PROTUNE設定」「RAW設定」といった細かな設定は必要に応じて使うと良い
- 「Go pro」で「星空」を撮影するとき、「Go pro 3-way 三脚」は必須!!
- バッテリーを使いながら撮ることで、長時間の「星空撮影」も可能になる
各種の設定を変えて、「Go pro 3-way 三脚」「バッテリー」を使って、満点の星空を「Go pro」に残してみてはいかがでしょうか。
とりあえず使ってみたいという方には「レンタル」という方法をおすすめします!
実際にGo pro HERO6のレンタルをされた方のレビュー記事があるので参考にしてみてください。
参考 RentryでGo proをカメラレンタルしてみたのでレビューしますTPBGoPro HERO7 Blackが今すぐレンタルでお試しできます!
話題の最新ガジェットがレンタルできる「rentry」では最新のGoPro HERO7 Blackをすぐにレンタルできます!「買う前に試してみたい!」「HERO7 Blackを一度使ってみたい!」という人には人気のサービスです。年に数回しか使わないのなら、購入するよりも格安レンタルの方が安くすませることができます。レンタル後にそのまま購入も可能ですので、購入前にはぜひ一度レンタルでお試ししてみてくださいね。
関連記事:【実践編】GoPro Hero7のタイムワープビデオを上手に撮るコツ & 設定方法を解説
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