初めまして!写真と音楽をこよなく愛するHajime Aoyamaです。
私は大学1年生で、私の周りで大学から写真を始める人、始めてみたいという人、結構います!
同時に「スマホカメラではいい写真が撮れないから一眼レフが欲しい」、「何を買えばいいの?」という声もたまに聞きます。
Nikon(ニコン)の現行モデルはD3400です。さらに2018年には最新のD3500モデルも発売されています。
性能差はほぼ変わらないので、今回は私の愛用機D3300を今更ながら(使用歴3年超)レビューし、どんな写真が一眼レフで撮れるのか皆様にご紹介したいと思います。
⇒人気の最小・最軽量 NIKON D3500 気になる画質と性能などを徹底レビュー
D3300とは?
ニコンが発売する一眼レフ。
D5000シリーズと並ぶ入門機で、D3000シリーズの現行モデルはD3400ですが、先述の通り、D3300とD3400の性能差はほぼないので、D3300で言えることはD3400でも同じことが言えると思います!
D3400について詳しく知りたい方はこちら・・・一眼レフ初心者 ファミリー必見!Nikon初心者向け一眼レフNikonD3400の実力
D3300の特徴
- 有効画素数・・・2416万画素
- ISO感度・・・100~12800(一段飛ばしで25600相当まで可能)
- 高速連続撮影・・・5コマ/秒(条件によって変わります)
- フルHDサイズでの動画撮影可能
- 重量・・・460g(ボディのみ。D3400は445g)
- ボディカラーはブラックとレッドの2種類
- ボディが小柄で、女性でも持ちやすく、カバンに入れて持ち運びが容易。
(D3400のみ)Wi-Fiでスマホと写真のシェアリングが可能。
D3300にはどのような機能があるの??
D3300には(一眼レフには絶対ついているけど)モードダイヤルがあります。
- 人物の肌を自然で滑らかに表現する「ポートレートモード」
- 自然や風景などを色鮮やかに撮影できる「風景モード」
- 子供の肌を健康的に再現し、服装や背景も色鮮やかに再現可能な「こどもスナップモード」
- スポーツシーン等の動きの速い被写体の一瞬をとらえ、躍動感ある写真が表現できる「スポーツモード」
- 花や虫、料理、雑貨などの被写体にぐっと近づいて。細かい部分まで画面いっぱいに表現可能な「クローズアップモード」
- 夕焼けや夜景を背景にした人物撮影に最適で、人物、背景ともに鮮明に撮影が可能な「夜景ポートレートモード」
- 多彩なエフェクトで写真をもっときれいに、個性的にすることができる「エフェクトモード」
D3400では上記のモードがすべて「GUIDE」モードに統合されています!
GUIDEモードは初めて一眼レフを触る人でも液晶パネルから自身がどういったものを撮りたいかを選択し、ガイドに沿って操作、撮影すると撮りたかった写真や動画が簡単に撮影が可能です!
また、これに沿って画像編集も可能なので、初心者でも手軽に本格的な写真を撮ることができます!
また、このほかに
・撮影者が決めた任意の明るさに合わせて絞りとシャッタースピードを自動的に制御する「プログラムオートモード」
・撮影者が任意に絞り値を変更し(シャッタースピードは自動調整)、ボケ感を狙う「絞り優先モード」
・撮影者が任意にシャッタースピードを変更し(絞り値は自動調整)、躍動感のある写真を撮影するときに使う「シャッター優先モード」
・撮影者が絞り値、シャッタースピードの両方を任意で調整する「マニュアルモード」
があり、より本格的な撮影も楽しむことができます!!
それぞれのモードについて詳しく知りたい方はこちら・・・カメラの各モードを解説!状況に応じてカメラを使いこなそう!
D3300でどのような写真が撮れるの??
静止画
こちらの写真は「クローズアップモード」で撮影しました。
このように、全体的にまんべんなく綺麗な発色が特徴です!
料理の写真もばっちり映るのでインスタ映えも狙えます。
3枚目の写真は長時間露光(比較的長い時間シャッターを開放して撮影する方法)で撮影しましたが、発色がいいのでこのように青と赤の微妙なグラデーションもちゃんと表現することができます!
動体物
私はこのように風景画も撮りますが、得意分野は航空機写真です!静止画では、発色具合をご覧になることができましたが、今度はフォーカス性能もチェックしたいと思います!
「一眼レフの初心者用モデルって動きものは弱いでしょ?」という意見をたまに耳にしますが、全くそんなことはありません!
旅客機や運動会での撮影でもカメラのオートフォーカスはちゃんと機能し、連写機能も充実しているので狙い通りの写真を撮ることができます!
ただ、3枚目のブルーインパルスや野鳥など小さく、動きが不規則かつ、素早いものにはオートフォーカスは追い付かないので撮影には不向きです。
D3300のココが弱い!
暗いところでの手持ち撮影はあまり適していません。
常用ISO感度が最高で12800となっており、数字だけを見ると十分高性能。
これで撮影するとノイズだらけの写真になり、カメラの機能でノイズ軽減処理がありますが、これでもノイズは完全に消えず、目立ちます。
どれぐらいまでならきれいに映るかというと、6400でも少し目立ちますがここが限度です。
これは入門機なので仕方がないと割り切るしかありません。
夜景を撮りたいとなるのであれば、3脚を立てて、ISO感度を低くし、シャッタースピードを遅くして撮ると綺麗な写真を撮ることができます。
それ以外なら画質とオートフォーカス性能は日常で使う分には十分な性能を持っています。
一眼レフのすゝめ
私は普段カメラのモードは「A」モード(絞り優先モード)か「M」モード(全て自分で設定する)でほぼ全ての写真を撮影しますが、初めて一眼レフを触る人がいきなりこのモードを使いこなすのは難しいかと思います。
そんな時のためにD3000シリーズとD5000シリーズには上で挙げたモードが搭載されており、動きものに適したモードや、風景画に適したモードなどダイヤルを回したり、モニターから選択するだけで簡単に本格的な撮影を楽しむことができます。
それではデジカメやスマホカメラで撮るのと大差ありません。プログラムオート、絞り優先、シャッター優先、マニュアルのそれぞれのモードで撮影し、最初は上手いように撮影できなくても数をこなして、腕を上達してほしいのが本音ではあります。
一眼レフの醍醐味はレンズを交換できるところです!
ニコンは超望遠レンズや短焦点レンズ、魚眼レンズ等々の交換レンズを多彩なバリエーションで用意しています。
「もっと倍率が欲しい」
「人をもっと綺麗に撮りたい」
「そこそこ倍率があって明るいレンズが欲しい」
など撮影者のニーズにしっかりと応えてくれます。
正直に言うとレンズ1本の値段でもう1台やそれ以上のカメラが買えるようなレンズはたくさんあります。
しかしそれだけの金額を出したことを後悔させない最高の体験が皆様に待っています。
単焦点レンズを詳しく知りたい方へ・・・単焦点レンズとは?それは明るく使いやすいレンズの代名詞
D3300の関連商品
ここからは、D3300で使えるアクセサリをご紹介します。
「カメラケース」でしっかりガード
すでにメーカーで生産終了になっているD3300だからこそ、長く使えるようカメラケースでしっかりガードするのがおすすめ!対応ケースも少なくなってきているので、早めに用意しておきましょう。
最後に
- サイズが他のモデルより小さく、持ち運びに適し、手が小さな方や女性でも持ちやすい
- 写真の発色が中立でムラのない綺麗な写真が撮れる!
- オートフォーカス性能も入門機であることを感じさせないほど高速で使いやすい!
ここまで、自分が使ってきた体験談も交えてお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?なるべく購入を考えている人の目線でいるように心がけましたが、百聞は一見に如かず。
まずは触って触って触りまくることが、このD3300の魅力を知り、カメラの腕が上達する一番の近道です。あなたも一歩上のレベルのカメラの世界に足を踏み入れてみては??