こんにちは。ふんわりパステルカラーな写真を撮影するフォトグラファーのYuri(camel8326)です。
最新コンパクトデジカメの魅力を探る2回目の今回は、CANON「G7XMark3」をレンタルさせていただきました。
実際に撮ってみて、色の美しさや操作性の簡単さ、カメラ内でのレタッチ機能やふんわりボケに感動。
まさに「初心者から上級者まで満足できる旅の相棒」でした。
カメラ女子には絶対に手に取ってほしいこのCANON「G7XMark3」を持って、沖縄を撮り歩いてきましたので、その様子とともに、このカメラの魅力を紹介したいと思います。
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目次
Rentryでカメラをレンタル
今回も、Rentryでカメラレンタルを行います。
まずは、RentryのWebサイト(https://rental.rentry.jp/)から希望のカメラを選びます。
今回は、「G7XMark3」を選択。
レンタルは3泊4日から可能で、延長もOK。
到着日・返却日を選択して手続きを行うだけで、申し込み完了です。
あまりギリギリだと、借りたいカメラが他の方に貸し出されてしまうこともあるため、できるだけ早く申し込みをすることをおすすめします。
また、カメラレンタルを行う時の注意点が、到着日と返却日に気をつけること。
カメラは郵送で届くので、当たり前ですが「受け取り」が必要です。
「旅行で使いたいから旅行初日からレンタルしよう」と考えてしまうと、出発時間までにカメラを受け取れない場合もあるので、カメラを受け取る時間を考慮したうえで、レンタル期間を考えましょう。
返却日も同様で、帰宅日を返却日にしてしまうと、旅行から帰ってすぐに梱包して配送手続きをしなければいけません。
(レンタルのSDカードを使用する方は、SDカードの中身をPCやスマートフォンに移す作業も必要です。)
返却は返却日の24時までに返却手続きをすれば問題ないので、受け取りよりもハードルは低いです。
しかし、夜遅くに帰ってくる場合は、念のために翌日まで借りておくことで、返却時間に余裕ができるのでおすすめです。
指定したレンタル開始日になると、カメラが送られてきます。
中には、G7XMark3と、充電器、カメラの取り扱い説明書・レンタルについての説明書・返送用の送り状が入っています。
旅行にそのまま持っていけるように、専用のカメラケースや32GBのSDカード、充電済みのバッテリーが完備されている気遣いがうれしい。
もちろん充電器も付いているので、たくさん写真を取る方も安心です。
新しいカメラを手にするわくわくに心を躍らせながら、出発を楽しみに待ちます。
CANON「G7XMark3」の性能について
今回の旅の相棒、CANON「GXMark3」について、軽くご紹介。
約304gと非常に軽いのに、前機種から更に改良を加えられた画像処理エンジン、センサーを搭載。
今までよりも更に高画質な写真を撮影できるようになりました。
また、特に注目してほしいのは搭載されているレンズ。
G7XMark3は、35mm換算で24~100mmの画角に対応できて、F1.8~2.8の明るさを持つレンズを搭載しています。
そのため、きれいに背景がボケる写真をコンデジでも撮影することが可能。
ここまで明るくて幅広い撮影領域を実現するとなると、一眼レフの交換用レンズであれば1本数万円~数十万円かかることも。
それがコンデジで再現できるなんて、素晴らしすぎます。
他にも手振れ補正やタッチパネル操作など初心者でも使いやすい機能が多く、あまりカメラを使ったことがない方も安心です。
詳しいGXMark3のスペックについては、こちらの記事を参照ください。
⇒【実写】スタッフが本気でオススメの高級コンデジ Canon G7X Mark3を動画と写真で徹底レビュー!
G7XMark3を好きな設定にカスタマイズ
飛行機に乗り込んだら、早速カメラの練習。
到着前にカメラの設定を済ませておくことで、旅行中スムーズに撮影できるようになります。
試行錯誤した結果、今回の設定は下記の通りとしました。
設定項目 | 今回の設定 |
絞り優先モード | (Av) |
ピクチャースタイル | スタンダード 彩度+3 細かさ+3 に変更 |
高輝度側・諧調優先 | 強 |
露出補正・ホワイトバランス・iso感度 | 状況によって変更 |
コンデジでも一眼レフと変わらず細かい設定ができるのが嬉しいポイント。
「高機能レンズにこだわらなければ、一眼レフはいらないんじゃないか」と思うほどの高性能にびっくりです。
関連記事:カメラの各モードを解説!状況に応じてカメラを使いこなそう!
カメラ内で簡単レタッチができる!クリエイティブアシスト機能
このG7XMark3で最も「すごい」と思ったのが、「クリエイティブアシスト」という機能。
RAWで撮影した写真であれば、カメラ内でレタッチすることが可能です。
RAWとは何?から徹底解説!RAW撮影の世界一わかりやすい方法
使える機能は「明るさ」「彩度」「色合い」ぐらいなのですが、感覚的に操作できるので、とても使いやすい。
プリセットもたくさんあるので、好みのものがあればボタン一つで写真の魅力が、どどんと上がります。
まるでアプリみたい!
別機能である「RAW現像」では、ホワイトバランスやピクチャースタイルを変更することができるので、どちらも組み合わせたら、カメラ内でレタッチまでほとんど完成します。
こんなことまでできるなんて、恐るべきコンデジ・・・!
こちらはG7XMark3で撮影後、クリエイティブアシストで編集した写真。
このままでも十分完成と言えるでしょう。
RAWでないと上記の機能は使用できないので、撮影はRAW+JPEGで撮影することおすすめします!
※RAWはデータ量が大きいので、容量の多いSDカードを持って行くことがおすすめ。RentryでレンタルできるSDカードは32GBなので、RAW+JPEG撮影でも問題なく使用できます。
G7XMark3で沖縄を撮り歩く
カメラの設定に夢中になっていると、あっという間に那覇に到着。
美しい沖縄の景色を早速G7XMark3で撮影開始。
まず注目すべきなのが、このカメラで対応できる画角の広さ。
フルサイズ換算で24mmから対応できるので、沖縄の広大な景色を存分に切り取ることができます。
彩度をしっかり上げて撮ることによって、沖縄の美しいブルーをきちんと写すことも。
ピント位置も液晶を指でタッチするだけで指定できるので、本当に使いやすくて感動しました。
ホワイトバランスを日陰に変更して、万座毛の夕日をパチリ。
ホワイトバランスやF値もボタンやダイヤルを少し操作するだけで変更することができるので、設定の変更も楽ちんです。
夜景もしっかり収めることができます。
明るいレンズでカフェ撮影もばっちり
女子旅では欠かせないカフェ巡り。
ここ沖縄にも素敵なカフェがたくさんあります。
1件目に行った場所は、うるま市にあるカフェ「瑠庵+島色」。
かき氷と陶芸が有名なこちらのお店では、かわいい陶器の器に盛り付けられたかき氷を楽しむことができます。
ここで活躍するのが、G7XMark3のF1.8まで下がる明るいレンズ。
ズームしてもF2.8をキープできる優秀さは、このカメラの大きな魅力。
F値を低く設定して撮影すると、背景がボケやすく、また、シャッタースピードが稼げることから、暗い室内での撮影でもブレにくいというメリットがあります。
F値をどこまで下げられるかは、コンデジの場合、カメラに搭載しているレンズの機能で決まります。
F1.8まで下げられるレンズを搭載しているカメラは多くなく、ほとんどのカメラはズームするとF値が4~6ぐらいまで上がってしまい、どうしても背景がボケた写真が撮りづらくなります。
その点、このG7XMark3は、F値を低く設定して撮影することで、きちんと背景をボカして撮影することができます。
最高35mm換算100mmまでズームしても、F2.8まで下がってくれるカメラは少ないので、カフェや食べ物撮影をしたい方にはうれいポイント。
カフェで撮影する時は、余計なものを写さないように背景をボカして撮ることの方が多いので、この機能は私がこのカメラに惹かれた大きなポイントです。
特にコンデジは後からレンズ交換ができないので、最初から気に入ったレンズが付いているかどうかは、必ず確認すべきポイントです。
2件目に訪れたカフェは、「ハワイアンパンケーキハウス パニラニ」。
パステルピンクの看板ときれいな青空のコントラストが、素敵な外観です。
もちもちの食感が大人気のこちらのパンケーキは、行列になっていることもしばしば。
マカダミアナッツをたっぷり使ったソースとの相性が抜群で、ボリューミーなのにぺロリと食べてしまいます。
モニターのアングルも自由に調整できるので、難しいアングルもモニターを確認しながら撮影することができます。
旅のひとコマを、G7XMark3で逃さず撮影
24mmから100mmまで対応できる広い画角に、F1.8~2.8での撮影が可能な明るいレンズ。
タッチパネルでピント合わせもすぐにできるので、シャッターを押したいその時に間に合うのがうれしい。
普段使っているレンズ交換式のカメラだと、「撮りたいけど、レンズを変えなきゃ」という状況が多いんです。
この旅では、気づけばミラーレスカメラよりもコンデジを手に撮る時間の方が長くなって、びっくりしました。笑
ポケットに入るほど小さくて軽いので、朝食会場や夜の散歩など、ちょっとした外出にも無理なく持ち運べ、シャッターチャンスを逃さず撮ることができます。
撮りたいと思ったものを感覚的に撮影できる優秀さに脱帽。
発色も良く、返却しなければいけないことを残念に思ってしまうほどです。
Rentryにカメラを返却
名残惜しい気持ちを持ちながらも、Rentryにカメラを返却します。
返却方法はいたってシンプルで、送られてきた段ボールにカメラやその他の付属品を梱包して、送り状を貼って、発送手続きをするだけ。
返送用の送り状は、あらかじめ記入済みのものを入れてくださっているので、こちらで準備する必要はありません。
発送手続きは返却日の24時までに行えばいいので、旅行から帰って来た後でも時間によっては返却することが可能です。
実際にG7XMark3を使ってみて、おすすめしたいポイント
最後に、今回GXMark3を使用して、おすすめしたいポイントを改めてご紹介します。
①搭載レンズが明るくてボケやすい
さきほどから何度も話に出ていますが、F1.8~2.8まで下げられるレンズを搭載しているため、背景ボケがきれいな写真を撮ることができます。
シャッタースピードを稼げるので、暗い場所での撮影も得意。
②明るめに撮影しても、色がきれい
GXMark3は明るめに撮影しても色があまり飛ばないため、ふんわりかわいい写真を撮ることに適しています。
明るい写真が好きな方には、特におすすめです。
③クリエイティブスタイルで、カメラ内でレタッチ可能
先ほど紹介した「クリエイティブスタイル」という機能では、カメラ内で明るさや彩度などの調整ができるため、自分の好みの写真のテイストにその場で加工することができます。
④タッチパネルで感覚的な操作が可能
ピント合わせはもちろん、ホワイトバランスやISO感度などもタッチパネルから設定画面を出すことができるので、慣れないカメラでも感覚的に操作をすることができます。
「設定の変更の仕方がわからない」と慌てることもないので、初心者の方でも安心して撮影できます。
旅の思い出を残すために、カメラレンタルのススメ
美しい景色やおいしいごはん、かわいいカフェなど、旅行はときめきがあふれる時間です。
そんなときめきを、素敵な写真に残すことで、思い出を振り返ったり、SNSに投稿したりする時間が、より楽しくなります。
実際にカメラを購入するとなると、金額も高いのですぐに手が出せないと思いますが、レンタルの場合は金額もそんなに高くなく、手軽に試すことが可能です。
普段のお出かけから旅行まで、お気に入りの場所に行く際には、まずはカメラレンタルをしてみることをおすすめします。
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