一眼カメラの醍醐味はレンズと言っても過言では無い。
とまでは行かずとも、レンズのことをわかっているだけで写真を撮る楽しさが何倍にもなります。
しかし、最初は山ほどあるカメラ用語で挫折してしまったり、全く意味がわからずに見ないフリをしている方もいるでしょう。
そこで今回は今からカメラを始める人にも分かるようにカメラの交換レンズのいろはを徹底的に解説していきます!
- レンズの基本用語
- レンズの種類
- レンズの選び方
目次
カメラレンズの種類にはどんなものがあるのか?
一眼カメラの魅力と言われて何が思い浮かぶでしょうか?
メカメカしくて可愛い(いろいろな意見はあります)フォルムや、綺麗な写真が撮れるところでしょうか?
レンズが交換できるところを忘れていませんか?
レンズを変えるだけで一眼レフの魅力が何倍にもなるんです!
レンズ次第で色々な画角に対応できる
一眼カメラには様々な画角のレンズがたくさん揃っています。そのレンズを交換することによってカメラで写せる画角を変えることができます。
交換レンズにも画角の種類があって、遠くの被写体が得意なレンズや、とても小さい被写体が得意なレンズ、暗いところに強いレンズなど場面ごとに適したレンズを使えることで被写体の魅力を最大限に引き出すことができます。
レンズによる写りの違いを楽しめる
レンズの画角によって背景の映り方や、ボケ方にも大きな差が出てきます。
何を写したいか、どんなボケ方をさせたいかでレンズを選ぶこともでき、写真表現の幅を広げることができます。
撮りたいシーン別カメラレンズの種類
早速ですがカメラレンズの選び方を紹介します!
レンズを選ぶ時の参考にしてみてください!
難しい用語がたくさん出てきますが、あとでゆっくりと丁寧に解説します!
1. 雄大な自然をダイナミックに撮る
広い景色をダイナミックに撮りたい場合は、画角が広く遠近感の感じられる写真が撮れる広角ズームレンズがおすめです。
画角の微調整をズームでできるのもポイントです。
2. 運動会や発表会などの遠い被写体を撮りたい
遠い被写体を大きく写すには望遠ズームレンズがおすすめです。被写体から離れていても表情までくっきりと写せます。焦点距離300mm程度まであるといいですね。
3. ポートレートを撮りたい
ポートレートには焦点距離85~135mm程度の中望遠レンズがおすすめです。中望遠レンズを使用すると、被写体との会話をしつつ、背景をすっきりとさせながらボカすことができます。
4. 星空を撮りたい
星空を撮るにはF値が低いレンズが重要です。暗い夜空を明るく写すにはF値が低いレンズが必須です。
広大な星空の場合広くダイナミックに撮影するなら16mm~35mm程度の広角レンズだといいですね。
5. オールマイティーなレンズが欲しい
目の前の美味しそうな料理、壇上にいる素敵な新郎新婦など近い被写体と遠くの被写体を一本のレンズで済ませるためには高倍率ズームレンズがおすすめです。
走り回る子どもから食卓で誕生日ケーキを囲む姿など子育て中のお父さんお母さんにも高倍率ズームレンズはおすすめです
6. 花を大きく撮りたい
花や小さな置物など小さい被写体を大きく写したい場合はマクロレンズがおすすめです。マクロレンズを使用すると、近くまで寄って撮影ができたり、おしべめしべがしっかりと見えるほど大きく写すことができます。
7. 美しいボケ味を楽しみたい
美しいボケ味にはF値が重要です。F値が低いレンズほど背景のボケが大きく優しくボケるようになります。単焦点レンズはF値を下げやすく、画質も良いのでおすすめです。
カメラレンズの基本的な用語
まずはレンズの種類について理解を深めるために、基本的な用語について解説します!
焦点距離とは?
焦点距離とは、ピントを合わせた時のセンサーとレンズの間の距離のことです。
と言われてもあまりピンとこないでしょう。ピントだけに
焦点距離は28mmや35mm,85mmなど単位はmmで数字が大きくなればなるほど遠い被写体を写すことができます。
これを覚えておけば大丈夫です。
35mm換算とは?
同じ焦点距離でも、カメラ本体のセンサーサイズによって写る範囲が変わってきます。それによって見かけ上の焦点距離が変わります。
そこで、どのセンサーサイズでも同じ画角をイメージできるように揃えようねとなりました。そこで基準になったのが35mm判、またの名をフルサイズとも呼ぶセンサーサイズです。
APS-Cやマイクロフォーサーズといった違うセンサーサイズでも「この画角は35mm判の焦点距離で言うと何mm」と表現することで画角基準のレンズの選び方をすることができるようになりましたよ。ということです。
センサーサイズと35mm換算焦点距離の計算の仕方は以下の表の通りです
センサーサイズ | 換算方法 |
フルサイズ | 焦点距離 × 1 |
APS-C (Nikon) | 焦点距離 × 1.5 |
APS-C (Canon) | 焦点距離 × 1.6 |
マイクロフォーサーズ | 焦点距離 × 2 |
カメラのセンサーサイズについては以下のPicky’sで解説しています。
撮影画角とは?
センサーで写せる範囲を角度で表したものです。
焦点距離と撮影画角は互いに影響していて、焦点距離が短ければ撮影画角は広く、焦点距離が長ければ撮影画角は狭くなります。
画像は主題の大きさを変えずに同じ構図で焦点距離だけ変えた比較画像です。
この画像の様に焦点距離が長くなるほどが背景に写る景色が狭くなります。
F値・絞り値とは?
カメラの中には絞りと呼ばれる光を遮る板が入っています。遮ると言っても完全に遮っているわけではなく、まさに名前の通り絞っていくように光の量を調節できるようにレンズの丸い穴を小さくしていくような働きをするものです。
ネコ🐱の瞳がわかりやすい例えです。ネコ🐱は明るい昼間は縦長に細い瞳をしています。
これは黒目の部分を小さくすることで瞳に入る光を少なくして明るい昼間でも周りの景色が見やすい明るさになるように調節しているのです。
逆に夜のネコ🐱は大きいまんまるい瞳ですよね。夜は暗いので瞳を大きくして少ない光を多く取り込むことで暗闇でも目が見えるように調整しているのです。
絞りの大きさはF値で表し、f2.8(エフニテンハチ)やf6.3(エフロクテンサン)などとよび数値が大きくなるほど通す光を少なくします。また、F値を大きくすることを絞りを絞る、F値を小さくすることを絞りを開くと呼び、レンズの限界まで絞りを開いた値を開放F値と呼びます。
F値の操作 | 呼び方 |
小さくする | 開く |
大きくする | 絞る |
限界まで小さくする | 開放する |
ボケの調整も絞りで
よく一眼カメラの特徴として、ボケ感のある写真が撮れると言われます。実はボケ感の調整もこの絞りが調整しています。
簡単に紹介すると、絞りを絞ると背景のボケが小さくなりピントが合う範囲(奥行き方向)が広くなり、絞りを開くと背景のボケが大きくなりピントが合う範囲が狭くなります。
手振れ補正とは?
手振れ補正とは
「手振れ」 この言葉はカメラをやっていなくてもよく使うと思います。写真を撮影するときに手がブレてしまって、写真がぼやけてしまったり、光がしらたきのように伸びてしまうことを言います。よくシャッタースピードを遅くしたときに起こります。
この手振れをなかったことにしようというのが手振れ補正機構です。
手振れ補正はどこに機構があるかによって名前が変わります。カメラ本体の中で補正するボディ内手振れ補正と、レンズ内に組み込まれたレンズ内手振れ補正の二種類があります。
ボデイ内手振れ補正の仕組み
難しくややこしい話なのでここでは簡単に説明しましょう。
仕組みとしては手振れをカメラで検出したら手振れの反対方向にセンサー自体を動かしてしまいます。
イメージとしては鳩の首でしょうか、体は動いても頭は動きが少ないあの鳩の歩き方です。あれは歩くのと同時に頭を少し後ろに下げて動かないようにしているんですね、ほぼ同じです。
レンズ内手振れ補正の仕組み
カメラレンズの中にはいくつものレンズが並んで一つのレンズとなっています。この中のレンズの集まりの中に、手振れを補正するためのレンズを置いておき、そのレンズを上下左右に動かすことでレンズの角度が変わってもセンサーには同じ位置に届くようにするというのがレンズ内手振れ補正の仕組みです。
手振れ補正の表し方
手振れ補正の強さは「段」を使って表します。「ボディ内手振れ補正3段」や「レンズ内手振れ補正2段」のように手振れ補正機構の場所と、手振れ補正の強さを並べることが多いです。
1段はシャッタースピードを2倍*1のことを表し、シャッタースピードを2倍にしても手振れを解消できる性能が一段です。
2段3段と数字が大きくなると22(=4)倍、23(=8)倍と数字が大きくなります。
例ーーー
シャッタースピード1/45[sec]で撮影しているとき3段の手振れ補正をかけるとシャッタースピード1/360[sec]でもブレずに撮影することができます。
手振れ補正がかかっていないときのシャッタースピードに2nをかけたシャタースピードと同じ効果を得られるわけですね。
レンズマウントとは?
一眼カメラのレンズにはカメラに接続するための金型があります。この金型がカメラ本体の受け部と一致しないとレンズを付けられません。
これらのレンズ交換用の金型のことをレンズマウントと言います。
このレンズマウントはカメラメーカーによって違い、おもなレンズマウントは以下の通りです。
メーカー
|
カメラタイプ | |
一眼レフ | ミラーレス | |
Nikon | F | Z |
Canon | EF | EF-M / RF |
SONY | A | E |
OLYMPUS | – | マイクロフォーサーズ |
Panasonic | – | マイクロフォーサーズ |
FUJIFILM | – | X |
SIGMAや、TAMRONなどサードパーティー製レンズの純正ではないレンズもマウントが合えば使うことができるので、レンズを選ぶときはカメラ本体とレンズのレンズマウントが適合しているかよく確認するようにしましょう。
AF・MFとは?
AF・MFとはオートフォーカス・マニュアルフォーカスの略で、ピントを合わせる方式の呼び方です。
オートフォーカス
カメラ本体からきたフォーカスの情報を元にカメラ本体がレンズを動かしてピントを合わせる方法です。
オートフォーカスの速度はカメラ本体の性能と、レンズの反応速度の二つの要素が影響します。
マニュアルフォーカス
ピント合わせをカメラに任せずにレンズのピント調節リングを自分の手で動かして調整する方法です。
ピント合わせがシビアになりがちですが、前ピンや後ピン、置きピンなどのピントを使ったテクニックを使うときには必要になってきます。
AF対応・非対応
カメラレンズにもカメラボディーにもAFの対応非対応があります。大体のレンズやボディーはAF対応ですが、昔の機種など一部機種は非対応なので気を付ける必要があります。
カメラレンズの構造的な種類
カメラレンズはその作りによっていくつかの種類に分けられます。
ズームレンズ
よくいう「ズーム」ができるレンズです。
カメラレンズの中で複数枚のレンズの距離を変えることで焦点距離を変えて無段階の焦点距離の調整ができます。
簡単に広いところからズームまで(レンズによる)の画角を一本で手に入れられるので結婚式や、風景写真などで大活躍します。
多くのズームレンズはズームしていくにつれて開放F値が絞られていくので最長焦点距離(テレ端)では暗くなりがちです。しかし、トップクラスの高級ズームレンズだとF2.8″通し”と言ってズームしても開放f値が変わらないものもありあます。
広角や、標準、望遠(以下で説明)などの画角と組み合わせて広角ズームレンズなどと呼んだりもします。
- 複数の焦点距離を一本のレンズで手に入れられる
- 単焦点レンズより画質が劣る
単焦点レンズ
レンズの基本ともいえる画角が一種類しかないレンズです。
焦点距離が一つしかないので被写体を大きく写したり、逆に引いて撮ったりしたい場合は自分の足で動いて画角を決める必要があります。
単焦点レンズはデメリットしかないのかというと、そうでもないです。
単焦点レンズは画角が一つでいいぶんレンズ構造(レンズの組み合わせ)が単純で、開放f値を簡単に安く稼ぐことができます。
一本30万円近くするズームレンズも開放f値はF2.8が普通ですが、単焦点レンズなら5万円もかければF1.4といったとても明るいレンズが手に入ります。
- 高画質にしやすい
- 焦点距離が一つ
高倍率ズームレンズ
高倍率ズームレンズはズームレンズに比べてカバーしている範囲がとても広いものを言います。
一般的にズームレンズは24-70mmや、70-200など焦点距離の幅が狭いですが、高倍率ズームレンズだと18-300mmなど広角から望遠まで広くズームができます。
広くズームができる代わりに、最長焦点距離(テレ端)付近や開放f値付近などで、周辺側の写りがぼやけるなど弱い部分もあります。
- 広い範囲をカバーできる
- 画質が悪くなりがち
カメラレンズの画角の種類
広角レンズ
広角レンズとは一般に焦点距離35mm(35mm換算)以下のレンズのことを言います。また、8〜24mmあたりのレンズを超広角レンズと呼んだりもします。
広角レンズの特徴として
- 広い範囲が写せる
- ピントが合う範囲(奥行き方向)が広い
- 遠近感が感じられる写真になる
といったものが挙げられます。
焦点距離が短いので近くのものや広く大きい被写体を写すのに最適で、集合写真や、建物や自然などの風景写真などにおすすめです。
広角レンズのおすすめ商品は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
関連記事:広い景色の撮影に!広角レンズおすすめ15選|初心者から上級者まで使える人気モデルを紹介
望遠レンズ
望遠レンズは大体85mm以上の焦点距離のレンズを指します。また、70~135mm程度のレンズを中望遠レンズと呼んだりもします。
望遠レンズの特徴として
- 遠い被写体を大きく写せる
- ピントが合う範囲(奥行き方向)が狭い
- 遠近感のないのっぺりとした印象の写真
望遠レンズは焦点距離が長いので遠くの被写体を大きく写すのに最適です。しかし、ピントが合う範囲が狭いのでピンボケなどピントがシビアになります。
関連:Nikonが誇る大三元「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRⅡ」に感服!写真はレンズで決まる!
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標準レンズ
標準レンズとはここでは50mm前後のレンズのことを言います。というのも標準レンズの標準とは何かと考えたときに人によって基準が変わってくるのが関係するのですが、Picky’sでは広角と望遠の間というイメージでいきましょう。
標準レンズは一つのイメージとして、人間の眼に近い画角と言われていて写真に撮ったときに被写体が自然に写せる画角を持っています。
よって、普段の風景を切り取ったときに気取らずリラックスした雰囲気の写真が撮れます。
子どもの成長など日常風景を自然に写すには最適の画角でしょう。
マクロレンズ
マクロレンズは簡単に言うと接写ができて被写体を大きく写せるレンズです。
被写体を大きく写すのに影響してくるのが下で説明する最大撮影倍率ですが、他の種類のレンズの撮影倍率が約0.3倍以下なのに対し、0.5倍や1倍(等倍)のレンズを特別にマクロレンズと呼びます。また、Nikonではマクロレンズのことをマイクロレンズと呼んでいます。
小さい被写体を大きく写すことができることから、小さな花や、置物などを大きく写したいときに便利です。
最大撮影倍率
最大撮影倍率は1番近くまで寄ったときに被写体をどれだけの倍率でセンサーに写せるかを表しています。
3cmの被写体がセンサー上で1cmになっていたら撮影倍率は1/3です
多くのマクロレンズは最大撮影倍率が1倍(等倍)のレンズです。
言葉で説明すると難しいので画像と一緒に説明しましょう
この画像はフルサイズカメラ(Nikon D800)と等倍のマクロレンズ(AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED)を使用して撮影しました。
フルサイズセンサーの横幅は36mmです。等倍のレンズで定規を撮影すると何ミリまで写るでしょうか?
そうです、36mmです。
最大撮影倍率には等倍から1/2倍や1/4倍のものもあり、それぞれハーフマクロやクウォーターマクロと呼んでいます。
レンズメーカーによるカメラレンズの種類
基本的な用語の項でレンズマウントについて説明しました。そこの説明が大きな柱となります。
純正レンズ
NikonやCanonなどカメラのボディーを作っているメーカーは一緒に交換用のカメラレンズも作っています。カメラと同じメーカーが作ったレンズのことを純正レンズと呼びます。
純正レンズはカメラのボディーと同じメーカーが作っているのでボディーとの相性がとても良いです。手振れ補正や、AF性能など最良の条件を引き出すには純正レンズを使う必要があります。
また、メーカーサポートなどでも有利です。同じメーカーなのでカメラやレンズに不都合が出てきたときに修理に出したり、不具合の検証ができたりするので手厚い保証が受けられる可能性があります。
困ったら純正レンズを買えば間違い無いです。
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サードパーティー製レンズ
純正レンズ以外でもレンズマウントが合えば交換レンズを使用することができます。有名なサードパーティー製レンズのメーカーとして、TAMRONや SIGMA,TOKINAなどが挙げられます。
サードパーティー製レンズは同じ性能のレンズでも純正品よりも大幅に安く手に入れらることが多いです。このため、同じレンズシステムを組もうとしても純正品の半額程度で揃えられてしまうこともあります。しかし、滅多にありませんがカメラボディとの相性が悪くカメラやレンズ本来の性能を引き出せなかったり、レンズをカメラメーカーで修理できなかったりとデメリットもあります。
レンズの性能について分かってきたらサードパーティー製レンズも十分に選択肢に入れられます。
レンズの性能の見方
編集部
① 焦点距離
ズームレンズの場合ハイフン”-“で区切られた二つの数が焦点距離を表します。
最初の小さい方の数字が最短焦点距離(ワイド端)で、後に続く大きい方の数字が最長焦点距離(テレ端)です。
単焦点レンズには[mm]が続く一つの数が焦点距離になります。
② F値・絞り値
“1:”の次に続く数がそのレンズの開放F値です。4-5.6のような表記の場合、ハイフン”-“で別れた左側の4ががワイド端の開放F値、右側の5.6がテレはしの開放F値です。
単焦点レンズや、F値通しのズームレンズなど、1:2.8や1:1.4のように”1:”の次に続く数が一つの場合もあります。
③ 手振れ補正
レンズの表記の中にVRやISなどと書いてあれば手ぶれ補正に対応しています。レンズメーカー各社で名称が違うので注意してください。
メーカー | 手ぶれ補正の名称 |
Nikon | VR |
Canon | IS |
SONY | OSS |
TAMRON | VC |
SIGMA | OS |
④ DXレンズ
Nikon独自の表記でDX機(APS-Cセンサー)用のレンズにはDXと表示されます。
レンズを選ぶ際の注意点
せっかく買ったレンズが自分のカメラに使えなかった😭となると悲しいですよね?
そこでレンズを購入する際の注意点を紹介します!
レンズマウントの種類
レンズマウントが適合しないと一眼カメラに交換レンズを装着することができません。
同じメーカーの中でもミラーレス専用のレンズマウントと一眼レフ専用のレンズマウントが存在することも多いです。
センサーサイズによって変わる焦点距離
焦点距離で交換用レンズを選んだけど望んだ画角じゃない!ということがあります。
カメラのセンサーサイズによって焦点距離が変わってきます。お持ちのカメラのセンサーサイズに合わせて35m判換算をしてから選びましょう。
APS-C専用レンズ
APS-C専用レンズをフルサイズ機で使用すると周辺が黒くなってしまう「ケラレ」が発生してしまいます。
フルサイズカメラを持っている人や、将来フルサイズ機を導入しようと考えている方は注意してください。
手振れ補正
購入するレンズの焦点距離が標準域以上の望遠レンズや中望遠レンズなどを選ぶ場合、レンズ内手振れ補正を採用したレンズをおすすめします。
カメラが同じだけブレた場合、広角域に比べて、望遠域の方が見かけ上のブレはとても大きくなります。
レンズの人気売れ筋ランキングもチェック
こちらは現在Amazon、楽天、ヤフーショッピングで紹介されているレンズのランキングです。最安&人気のアイテムを是非チェックしてみましょう!
まとめ
交換レンズの特性や、選び方をマスターすることでより一層あなたのカメラライフは豊かなものになると思います。また、初心者はカメラとセットで買えるレンズキットでも十分に性能が良いのでキットレンズからマスターしていくのもおすすめです。
カメラレンズは決して安い買い物ではありません。気になったカメラレンズがあったら購入前に一度Rentryでレンタルしてみてはいかがですか?
レンズキットについては以下の記事を参考にしてみてください!