図鑑やプラネタリウムよりも、臨場感あふれる宇宙を体感できる天体望遠鏡。「高額・操作が難しい・上級者向け」といったイメージがありますが、最近では10,000円台の低価格モデルや、初心者・小学生向けモデルが多数あります。宇宙に興味のある子供へのプレゼントにも人気です。
しかし、どういった基準で選べばいいのか迷いそうですよね。そこで本記事では、高性能モデルから小学生にもおすすめの安い機種まで、人気の天体望遠鏡をご紹介します。
月や土星を見るにはどの倍率が良いか、初心者にはどんなメーカーがおすすめなのかといったポイントも詳しくご紹介。種類や機能、スマホと連動した使い方も解説します。自分に合った天体望遠鏡を手に入れましょう!
目次
天体望遠鏡は高い?初心者や小学生でも使える?
天体望遠鏡の相場は15,000円~50,000円前後で種類も豊富。お手頃価格で小学生や初心者にもおすすめのモデルもあります。初心者や小学生が使う場合は、「鏡筒」と「架台」に重点を置いて選びましょう。天体望遠鏡は3つのパーツの組み合わせで構成されおり、種類の違いで扱い方・使い方・見え方が変わります。
- 鏡筒(きょうとう):レンズ、反射鏡が設置されている天体望遠鏡の筒の部分
- 架台(かだい):「マウント」とも呼ばれている鏡筒と三脚の間にある部分
- 三脚:鏡筒と架台を支えて安定させる部分
「どんな天体観測がしたいか」「主に何を見たいか」などの目的を明確にしておくと選びやすくなります。初めて天体望遠鏡を買う場合は「コスパ」や「使いやすさ」を重視するといいですよ。
天体望遠鏡の選び方
天体望遠鏡を構成している3つのパーツには、それぞれ種類があります。種類の特徴を各パーツごとに解説。見たい天体に合わせたおすすめの口径や倍率、付加機能もご紹介します。
鏡筒で選ぶ
天体を見るための筒状の「鏡筒」は、星や惑星の光が通る主要な部分です。有効径(口径)が大きくなると、取り込める光の量が増えて、天体がはっきり見えます。
遠くの天体や光の弱い星雲・星団などを見たい場合は、有効径の大きなものを選ぶのがおすすめです。鏡筒の種類は「屈折式」「反射式」「カタディオプトリック式」に分けられます。見やすさや扱い方にも違いがあるので特徴をチェックしましょう。
有効径 | 見やすさ | メンテナンス | 光軸調整 | |
屈折式 | 50〜100mm | 安定してきれい | ほぼ不要 | なし |
反射式 | 100mm以上 | 明るくはっきり | 定期的に必要 | 必要 |
カタディオプトリック式 | 100mm以上 | 細部まで鮮明 | 定期的に必要 | 必要でやや難しい |
それぞれの詳しい特徴は以下の通りです。
初心者向け:細かい調整がほとんど不要ですぐ使える屈折式
細かい調整がいらない屈折式は初心者におすすめです。細長い鏡筒を覗けばすぐに天体が見られます。有効径は50〜100mmのものが多く、安定した見え方でほとんどの天体観測が可能。メンテナンスの必要がほとんどなく、扱いやすい点が特徴です。
頭上の天体を観測する時は「天頂プリズム(天頂ミラー)」が付属された商品を選びましょう。接眼レンズを見やすい位置に取り付けられ、楽な姿勢で観測できます。子供や初心者の方には特におすすめの付属品です。
中級者向き:鮮明で明るく見えるがメンテナンスが必要な反射式
屈折式に比べて短く太い筒形状の反射式は、天体望遠鏡の扱いに慣れた人に適しています。ゆがみがなく、鮮明で明るい像が見られるのが特徴です。光の弱い星雲や星団の観測に適しています。
価格が安く、軽量でコンパクトな点も大きなメリット。ですが、気流の影響を受けやすく、観測前に外気に慣らしておく必要があります。また、ホコリが入りやすいため、定期的なメンテナンスが必要です。
上級者向け:高倍率で良く見えるが高額なカタディオプトリック式
屈折式と反射式の特徴を合わせたカタディオプトリック式。高倍率で天体の細部まで観測できます。形状は反射式と同じ筒型。太く短いのが特徴的です。軽量でコンパクトですが価格は10万円前後と比較的高額です。
衝撃に弱いため、使用前には外気に慣らしておく準備が必要です。使い方は複雑で、中級以上から上級者に向いています。
架台で選ぶ
天体望遠鏡の架台は鏡筒と三脚をつなぎ、鏡筒の向きを変えるために必要な働きをします。種類は「経緯台」と「赤道儀」の2種類です。
子供でも使いやすい経緯台
上下左右の2つの軸を動かして、星の動きを追うのが経緯台です。構造はシンプルで初心者や子供に扱いやすいのが特徴です。軽量で組み立ても簡単。しかし、高倍率で長時間観測する場合に微調整ができないのがデメリット。短時間で気軽に天体観測をしたい人におすすめです。
本格的な観察や撮影を楽しみたい方向けの赤道儀
赤道儀は地球の自転に合わせて長時間、自動追尾できる架台。じっくりと観測や撮影をしたい人におすすめです。操作には観測場所の緯度の知識が必要になる場合があります。使い方が慣れていないと難しいため、上級者向け。本格的な天体観測をしたい人に向いています。
どこまで見える?見たい天体に合わせて口径・倍率を選ぶ
どのくらい大きく見えるか、肉眼で見る大きさと比較した数値が「倍率」です。口径には適正倍率と呼ばれる観測に適した倍率があります。倍率を上げればよく見える訳ではなく、最大適正倍率以上だとぼやけて像が見えにくくなる場合があるので注意しましょう。
月を観測するなら倍率50倍前後・口径60mm以上が目安
天体望遠鏡を買ったら最初に見たくなるのが月。倍率50倍前後・口径60mm以上を目安にすると、月の全体が見えます。クレーターなどの月面を観測したい場合は、100倍以上の倍率にすると細部まできれいに見られます。
土星や木星が見たいなら倍率150倍以上・口径80mm以上が目安
地球から遠く離れた惑星を観測するなら150倍以上の倍率がおすすめです。土星のリングを見たい場合、倍率100倍以上・口径80mm以上を目安に。神秘的な木星の模様は150倍以上の倍率で観測が可能です。大気が良好な状態であれば、土星のリングの濃淡や木星の縞模様の構造も見られます。
初心者・小学生には「のぞき穴ファインダー」付きがおすすめ
「のぞき穴ファインダー」は、初心者や小学生におすすめの簡易ファインダーです。鏡筒に固定された手前の穴を覗いて、もう1つの穴の中心に観測したい星を入れるだけ。観測したい星を簡単に探せます。
のぞき穴ファインダーがない場合は、望遠鏡の上部についている小さな望遠鏡「光学ファインダー」で観測したい星を探す必要があります。しかし光学ファインダーは細かい調整が必要で、初心者や小学生には操作が難しいので要注意。より簡単に観測をしたいなら、「のぞき穴ファインダー」付きの天体望遠鏡がおすすめです。
カメラ・スマホ連動しているかで選ぶ
天体望遠鏡で見た天体や惑星を映像で残しておきたいなら、スマホ連動やカメラ連動機能付きがおすすめです。多くの初心者向けのモデルには、専用のスマホホルダーが付いています。接眼レンズとスマホのカメラをちょうどいい位置に配置できて便利。手ぶれのない、きれいな写真が撮れて便利です。購入前にホルダーサイズを確認しておきましょう。
カメラと接続する場合は、別売りのアダプターが必要です。各メーカーから販売されていますが、使用するカメラに対応できるか確認しましょう。
【小学生に人気】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 光学形式 | 架台 | 口径 | 倍率 | ファインダー | カメラ連動 | スマホ連動 | 本体サイズ | 重量 | その他特徴 | |
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ラプトル50 天体望遠鏡セット | 楽天市場¥13,900 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 50mm | 30倍/75倍 | のぞき穴ファインダー | ◯ | ◯ | 910×170×110mm | 1.5kg | フリーストップ架台 | |
ラプトル60 天体望遠鏡セット | 楽天市場¥23,800 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 60mm | 40倍/64倍/133倍 | のぞき穴ファインダー | ◯ | ◯ | 815×815×1645mm | 4.5kg | 伸縮式三脚 | |
アトラス60 天体望遠鏡セット | 楽天市場¥38,900 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 60mm | 40倍/64倍/133倍 | のぞき穴ファインダー | ◯ | ◯ | 1050×1050×1710mm | 4.5kg | 天頂ミラー・接眼レンズ3種 | |
GAGAFEEL 天体望遠鏡 | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 70mm | 18倍/27倍/60倍/90倍 | - | × | × | 442×233×105mm(梱包含む) | 890g(梱包含む) | ムーフィルター付き・バーローレンズ付き | |
SOLOMARK 天体望遠鏡 | 楽天市場¥7,500 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 70mm | 16倍/40倍 | - | ◯ | ◯ | 598×222×128mm(梱包含む) | 2.34kg(梱包含む) | スマホアダプター・多機能トレイ・収納バック付き | |
アトラス80 天体望遠鏡セット | 楽天市場¥66,800 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 80mm | 40倍/111倍/166.5倍 | 6倍(別売り) | ◯ | ◯ | 930×930×1820mm | 6.5kg | 天頂ミラー付き |
【小学生に人気】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング6選
日本の職人技が光る!シャープで精細な像で宇宙空間を満喫
日本国内でハイレベルな研磨技術を持つ「株式会社久保田光学」が、磨きあげた精度の高いレンズを採用。小さな天体や惑星も鮮明に見えると定評があります。強度の強い架台も、職人の手作業で正確に組み立てられた日本製。
最大166倍の高倍率接眼レンズが3種付属され、土星の輪や木星の模様、月のクレーターなど細かな部分まで観測できます。小学校高学年から入門者の大人まで、手軽に操作が可能。上級者になるまで長く使いたい人におすすめです。
スマホ撮影もOK!昼も夜も使える小学生向け天体望遠鏡
初めての天体望遠鏡に適した軽量タイプ。55cm・85cm・122cmの3段階から高さを選べる三脚は、子供でも簡単に設定ができます。取り付けやすいスマホアダプターが付属され、写真撮影も可能。手軽に天体観測をしたい人におすすめです。
付属されているトレーは、使わない接眼レンズや交換アダプターを置いておくのに便利。無くしやすいネジや小物の置き場所に最適です。固定ノブと調節棒は扱いやすいプラスチック製で、簡単に調節が可能。
子供の月の観測にぴったり!シンプル操作で自然観察もOK
月に興味を持ち始めた、小さなお子様におすすめのシンプルなタイプです。天体に触れるきっかけ作りに最適。3,000円以下で価格も安く、おもちゃ感覚で使えます。月のクレーターがはっきり見やすくなるムーンフィルターが付属。
付属の1.5倍レンズを組み合わせれば、最大90倍の倍率で観測できます。バードウォッチングや自然の観察も可能。天と地を自然に楽しめるアイテムです。ベランダで毎日の親子の会話が弾みそうですね。
品質が高く高コスパで小学生へのプレゼントにおすすめ
品質のよさで定評のアトラス60は、長く使って欲しいプレゼントに最適です。「驚くほど見える・簡単に使える」をコンセプトとしている株式会社スコープテックの天体望遠鏡。高品質な入門機を探している方にぴったりです。
最大133倍の接眼レンズが付属。土星のリングや木星の縞模様に感動できます。軽量で取り扱いや組み立ても簡単。2つの穴を合わせて目的の天体を探す「のぞき穴ファインダー」は、初心者でも迷わず使えます。
物足りなさを感じるなら集光力1.44倍で観測しよう
「ラプトル50」からグレードアップされた「ラプトル60」。レンズ口径が50mmから60mmになり、大きくて明るい天体が見れます。集光力も1.44倍で前モデルでは見れなかった、星雲や星団の観測もできます。架台の主要部分が金属製に変わり、強度と安定力がアップ。
伸縮可能な三脚にバージョンアップされ、子供の成長に合わせて高さ調節が可能です。大人でも無理な姿勢を取らず、親子で天体観測を楽しめます。天体観測を細く長い趣味にしたい人にもおすすめです。
使いやすい点が魅力!小学生の授業にも使われるベストセラー
初心者や子供が使いやすいように作られた「ラプトル50」。教育用として理科の授業で使用している学校もあります。安全に観測ができるように細かな配慮がされている天体望遠鏡。重さは1.5Lのペットボトルと同じで、移動や持ち運びが簡単です。
ピント合わせが不要な「のぞき穴ファインダー」や、見たい位置で止まる「フリーストップ型架台」など、子供ひとりでも操作可能な工夫がたくさん。入門者向けモデルでありながら、妥協がないレンズ性能です。
【安い5万円以下】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 光学形式 | 架台 | 口径 | 倍率 | ファインダー | カメラ連動 | スマホ連動 | 本体サイズ | 重量 | その他特徴 | |
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スペースアイ700 32754 | 楽天市場¥22,000 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 70mm | 35倍/117倍 | 6倍24mm | ◯ | ◯ | 650×650×1400mm | 3.9kg | 天頂プリズム・キャリングバック付き | |
スペースアイ600 32753 | 楽天市場¥18,000 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 600mm | 30倍/100倍 | 6倍24mm | ◯ | - | 650×650×1400mm | 3.3kg | 天頂プリズム・ファインダー | |
セレストロン スターセンス エクスプローラー LT80AZ 36159 22451 | 楽天市場¥40,000 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 80mm | 36倍/90倍 | スターポインターファインダー | ◯ | ◯ | 965×90mm | 4.17kg | 2倍バローレンズ付き・正立天頂プリズム | |
Coretu 天体望遠鏡 | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 60mm | 45倍/108倍/675倍 | - | ◯ | ◯ | 850×240×155mm | 3.2KG(梱包含む) | 天頂ミラー・接眼レンズ3つ付き | |
Curetu 天体望遠鏡 セット | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 70mm | 50倍/133倍 | - | ◯ | ◯ | 451×258×116mm | 1.94kg | 収納バック付き |
【安い5万円以下】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング5選
組み立て簡単!持ち運びが便利なコンパクトサイズで人気
天体観測や地上の自然観察もできる便利な天体望遠鏡です。2kg以下の軽量でコンパクト。持ち運びが楽にできます。収納用のバックパックが付属され、野外のお出かけにも最適です。かわいいデザインの特製ボックスに入っているので、子供の誕生日プレゼントにもおすすめです。
反射光の漏れを抑えた48°の天頂ミラーを使えば、肉眼と同じような正立像に見えて便利。使いやすく、特別なメンテナンスも不要です。スマホで写真撮影できるので楽しい思い出も残せます。
最高倍率675倍!惑星や天体の細部まで観測できる本格派
45倍・72倍・225倍の接眼レンズが付属されているCoretuの天体望遠鏡。初心者から上級者まで使えて便利です。1.5倍と3倍のレンズが付いて、遠くの天体や惑星まではっきり観測できます。45°の天頂プリズムと遮光カバーも付属され、さまざまな天体が見られます。
視野か明るくなり、目に優しい高反射コーティングが施されています。三脚は72〜119cmまで伸縮OK。子供から大人まで対応できます。スマホと連動すれば、お気に入りの天体の写真の撮影も楽しめます。親子で天体観測を始めたい人におすすめです。
4通りの倍率で観測できる!惑星観測に最適
土星のリングを見たい人におすすめの「スターセンスエクスプローラーLT80AZ」は、80mm口径で初心者でも扱いやすい鏡筒です。焦点距離を調節できる2種類の別レンズが付属しています。組み合わせれば36倍・72倍・90倍・180倍とさまざまな倍率での観測が可能。
土星のリングや木星の縦模様も鮮明に見られます。スマホにアプリをダウンロードすれば、ゲーム感覚で難易度の高い星雲・星団の天体観測が楽しめます。
天体望遠鏡にコンパクトさを求める人におすすめ
金属製の架台で安定性のあるスペースアイ600。スマホ連動やカメラ撮影をしたい場合にも安心。スマホやカメラの重みで鏡筒がバランスを崩す心配がありません。ファインダーの調整がしやすく、狂いにくいのが特徴です。ピント合わせもらくらくできます。
重さは3.3kgの軽量タイプ。天体入門機として使えます。付属の「星空ガイドブック」を使えば、目的の星を選びながら観測が可能。星の名前がわからない初心者には便利です。コンパクトでありながら高倍率。天体観測入門者におすすめです。
月を見たい人におすすめ!クレーターも鮮明に見える
月のクレーターや土星の輪、木星の表面の縞模様まで観測が可能な望遠鏡。解像度が高く、見やすくて人気です。架台タイプは経緯台ですが、一時的に赤道儀としても使える「簡易ウェッジ」が採用されています。
上下水平方向に微調整ができる「微動ハンドル」は、柔らかく持ちやすい構造。別売りのアダプターを取り付ければスマホ連動もできます。三脚の安定感や組み立ても早くでき、野外で使いたい人におすすめの天体望遠鏡です。
【5万以上】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング比較一覧表
商品 | 最安価格 | 光学形式 | 架台 | 口径 | 倍率 | ファインダー | カメラ連動 | スマホ連動 | 本体サイズ | 重量 | その他特徴 | |
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ポルタIIA80Mf 39952-9 | 楽天市場¥51,418 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 11.4mm | 46倍/144倍 | 光学6倍30mm | ◯ | ◯(別売りパーツが必要) | 860mm×90mm | 9kg | 微動ハンドル・フリーストップ式鏡筒・正立天頂プリズム | |
スカイウォッチャー AZ-GTe P114N | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 反射式 | 経緯台 | 114mm | 265倍 | 20倍/50倍 | ◯ | ◯ | 700×700×300mm | 5.6kg | 鏡筒取り付け部アリミゾ式 | |
セレストロン スターセンス エクスプローラー DX102AZ | 楽天市場¥72,727 AmazonYahoo! | 屈折式 | 経緯台 | 102mm | 26倍/66倍 | - | - | ◯ | 812.8mm×118mm(鏡筒) | 約10.4kg(梱包含む) | 鏡筒脱着ワンタッチ | |
セレストロン スターセンス エクスプローラー DX130AZ | 楽天市場¥87,663 AmazonYahoo! | 反射式 | 経緯台 | 130mm | 26倍/65倍 | スターポインターファインダー | ◯ | ◯ | 635×165mm(鏡筒) | - | SLV2.5mmレンズ付き | |
セレストロン NexStar 4SE Maksutov 36019 11049 | 楽天市場¥49,800 AmazonYahoo! | カタディオプトリック式 | 経緯台 | 102mm | 212倍 | スターポインター | ◯ | - | 343×125mm | 9.5kg | ハンドコントローラー付き・スターポインターファインダー |
【5万以上】天体望遠鏡おすすめ人気ランキング5選
惑星や月のクレーターまでくっきり!高倍率で上級者向け
コンパクトなフォルムでありながら、高倍率が出しやすいカタディオプトリック式の天体望遠鏡です。主・副レンズには光の透過性がアップされ、明暗の差がはっきりして見やすい像になる、「LXTスターブライトコーティング」が施されています。
日本語表記でわかりやすいハンドコントローラーには、40,000個以上もの天体情報が内蔵。見たい天体を選べば自動で導入してくれます。経緯台式の架台は、赤道儀としても使用が可能です。撮影の幅も広がり、天体撮影をしたい人におすすめです。
130mmの大型口径で星雲や星団が観測できるスマホ連動付き
「スターセンスエクスプローラ」シリーズの反射式天体望遠鏡です。大口径130mmが搭載され、臨場感あふれる高解像度の天体が見れます。アンドロメダ座大銀河・プレアデス星団・オリオン座大星雲など、光が弱くて観測しづらい星雲や星団も観測できます。
高倍率のレンズに付け替えれば、月面や太陽系のクレーターのある天体や惑星の撮影もできます。スマホ連動してアプリで目的の天体を選択するだけで、対象の天体まで矢印で誘導してくれます。
親子で一緒にゲーム感覚の天体観測!かしこいスマホ連動機能付き
スマホ連動機能が付いた「スターセンスエクスプローラー」シリーズ。専用アプリをダウンロードしたスマホを取り付ければ、自動でカメラ撮影をしてくれます。神秘的な土星・金星・水星などの惑星や、難易度の高い星雲の位置もばっちり。スマホの画面を見ながらゲーム感覚で使えます。
家族みんなで楽しみながら天体観測をしたい人におすすめです。口径102mm・焦点距離660mmの鏡筒は、光の反射を抑えるXLTコーティングが施され、明るく鮮やかなコントラストが実感できます。ワンタッチで脱着ができる鏡筒も人気です。
大きな鏡筒で明るく見やすい!自動追尾機能付きでらくらく操作
見たい天体を自動追尾する「スカイウォッチャーAZ-GTe P114N」は、追尾が難しい高倍率でも天体を追跡。鮮明で色ずれがない本格的な反射式が採用されています。114mmの大きな鏡筒で満点の星空をひとりじめ。
彗星・星雲・星団を低倍率で観測したい人におすすめです。経緯台にWi-Fiモジュールが搭載されているため、スマホ連動も簡単。見たい天体や星をスマホで選べば自動で探してくれます。安定したフォルムも人気の秘密です。
入門用の本格派天体望遠鏡。簡単操作で楽しく天体観測
高コスパで本格的な天体望遠鏡が欲しい人におすすめなのが「ポルタII80Mf」。組み立てやすく、扱いやすいので、初心者や子供も楽しみながら天体観測ができます。見たい位置で手を離せば止まる「フリーストップ式」や、水平に360°・垂直方向に90°近くまで動かせる鏡筒を搭載。
細かな動きの追尾に便利な「微動ハンドル」も装備されています。付属の「正立天頂プリズム」を使えば明るい日中の風景も鮮明に観察できます。安全設計されている「太陽投影板Bセット」を取り付けて太陽観察もできます。さらに、スマホ連動をした撮影もできて欲張りな天体望遠鏡です。
天体望遠鏡のおすすめ人気メーカー
天体望遠鏡のおすすめ人気メーカー4社をご紹介します。メーカー独自の使いやすさや機能をチェックしてくださいね。
低価格で高機能。新製品も斬新な「ビクセン」
低価格で高機能なビクセンの天体望遠鏡は、初心者から熟練者まで使えるモデルがラインナップされています。エントリーモデルの「ポルタシリーズ」は、操作が簡単で初めて天体観測をする人におすすめです。わかりやすい組み立て方法で、見たい位置に動かして手を離すと鏡筒が止まる「フリーストップ式」を採用。
「SXP赤道儀シリーズ」は、天体ナビゲーション機能が優れていて天体ファンに好評です。このほかにも、アプリの「軌道要素ファイル」をダウンロードすれば、彗星の自動導入や追尾ができる斬新なシステムも導入しています。楽しく天体観測ができるメーカーです。
優れた光学性能で上級者に人気の「タカハシ」
高い光学性能で世界に名を馳せているタカハシ。家庭用の天体望遠鏡から公共の天文台にも採用されていて、世界各国で信頼されています。
熟練の技術者による手作業での工程が多く、精巧な調整や動作確認が行われています。鏡筒だけで約50万円の高額な価格も。初期投資をかけて品質を重視する人や、天体観測を長く続けたい人におすすめのメーカーです。家電量販店ではほとんど取り扱いがありませんが、天体望遠鏡の専門店やネットショップで買えます。
モデルの種類が幅広く価格が手頃な「ケンコー」
「ケンコー」の天体望遠鏡は、幅広いモデルの種類で選びやすいのが特徴です。初心者向けの組み立てやすいモデル、子供も扱いやすい軽量タイプや、10,000円以下で買えるモデルがラインナップ。コストパフォーマンスのよさで人気です。
天体観測と自然観察ができる「SKY WALKER 」は、子供へのプレゼントにぴったり。家族で天体観測を楽しみたい人におすすめのメーカーです。「自動追尾システム」やスマホ連動でできる「インターバル撮影・タイムラプス撮影」が楽しめるハイエンドモデルも人気です。
初心者でも操作が簡単な「スコープテック」
気軽に天体観測をしたい人におすすめの「スコープテック」。直感的に使える扱いやすさが人気の秘密です。中でも10,000円台で買える「ラプトル50 天体望遠鏡セット」は、「子供のために作られた天体望遠鏡」で、使い方が簡単。ひとりで操作ができます。
使い方に重点を置いた、見たい位置で止まる「フリーストップ架台」や、視界の原理を利用した「覗き穴ファインダー」を搭載。その手軽さから博物館・科学館やプラネタリウムでも使われており、操作が難しい天体望遠鏡のイメージを覆したメーカーです。
天体望遠鏡の使い方
初心者向けの屈折式、経緯台の基本の使い方をご紹介します。購入する天体望遠鏡や架台、メーカーや種類によって操作方法は違うため、取り扱い説明書をよく読んで使いましょう。
- 天体望遠鏡の使い方
- STEP.1組み立てをする暗くなる前に水平な安定した観測場所を選んで、三脚→鏡筒→接眼レンズ→ファインダーの順に取り付ける。ネジをしっかりと固定し、レンズのキャップを外します。鏡筒をスライドさせて全体のバランスを調整しましょう。
- STEP.2ファインダーのピントを合わせておく方位微動ハンドルや上下微動ハンドルを動かし、あらかじめ建物や木に焦点を合わせておきます。ファインダー内の十字gが中央にくるようにしましょう。
- STEP.3天体のピント合わせファインダーを覗き、目的の天体を探して十字の中央に合わせます。
- STEP.4低倍率の接眼レンズのピントを合わせるフォーカスノブや架台を調整して、中央に天体が見えるようにピントを合わせましょう。
- STEP.5高倍率の接眼レンズのピントを合わせる再度、天体の位置を確認してから、高倍率レンズに付け替えて同じようにピントを合わせる。
編集部
天体望遠鏡の関連商品
天体望遠鏡に関連した便利なアイテムも選んでみませんか?宇宙や自然をもっと楽しめますよ。
衝撃に強くジャストサイズで持ち運びに便利な「専用ケース」
キャンプや車中泊での天体観測もいいですね。天体望遠鏡の専用ケースを使うと移動が楽にできます。中でも鏡筒・架台・三脚を分けて収納できるケースがおすすめ。仕切りがついていて、干渉しあうことがなく傷の心配がありません。
衝撃から機材を保護できる衝撃吸収パット付きや、水濡れを防止できる防水加工された商品が販売されています。持ち運びに便利なショルダーストラップが付いて5,000円前後で購入できます。
初めての天体観測や小さな子供に手軽な「双眼鏡」
広い範囲で自然を楽しむなら、双眼鏡もおすすめです。海や山での天体観測や、バードウォッチング、小さな自然の生き物の観察も楽しめます。双眼鏡の倍率は6から10倍で、口径は30mmから50mmが主流。度数で表示される実視界は初心者の場合、8°前後がおすすめです。
持ち運びが楽な軽量タイプで防水加工の商品が便利です。天体望遠鏡のメーカーのビクセンと、アウトドア用品メーカーのコールマンがコラボした双眼鏡もおしゃれですよ。
関連記事:ライブや推し活に!おしゃれなオペラグラスおすすめ8選!双眼鏡との違いや使い分け方法も徹底解説
子供ごころをくすぐる自由研究にぴったりな「顕微鏡」
大きな宇宙を見たら、小さな世界の観察もいいですね。「顕微鏡」と聞くと実験室にあるイメージが沸きますが最近は、小型のハンディタイプがラインナップされています。価格は3,000円前後のお手頃な価格。ズーム機能や明るさ調節もでき、観察したいものにあわせて倍率が変えられます。スマホ連動できる顕微鏡もあり、肉眼では見えない虫や植物の構造もスマホの画面でリアルに観察できます。
天体望遠鏡のよくある質問
中古の天体望遠鏡はどうですか?
天体望遠鏡はどこで買うのがいいですか?
天体望遠鏡はレンタルできますか?
天体望遠鏡はどう処分すればいいですか?
どんなことに注意して天体望遠鏡を扱えばいいですか?
おすすめ天体望遠鏡まとめ
- 失明の恐れがあるので直接、天体望遠鏡で太陽は絶対に見ないように!
- 初心者や子供なら、屈折式+経緯台がおすすめ。
- 観測したい天体を明確にしておこう!
- 初心者や子供なら「見えやすさ」より「使いやすさ」を優先に。
天体望遠鏡には初心者向けから上級者向けまでさまざまな種類があります。今回ご紹介した選び方のポイントやおすすめ商品をチェックして、自分にぴったりの天体望遠鏡を見つけて下さいね!