歌手・アーティストのライブ、サッカーや野球観戦といった少し遠い場所から観るイベントで大活躍するのがオペラグラス。ホールの2階席からでも演者や選手、舞台が大きくはっきり見られるイベント好きな方にとって必須のグッズです。
双眼鏡よりも低倍率ですが、その分コンパクトで使い方や用途も幅広いため、あらゆるイベントで活躍します。
ただ、オペラグラスは選び方が難しいアイテムです。そもそも双眼鏡との違いも曖昧で、倍率・実視界といった専門用語も多く複雑。「結局オペラグラスってなんなのかよくわからない」といった方も多いはず。
そこで今回はオペラグラスと双眼鏡の違いや、各用語の解説、スペック、選び方といったオペラグラス選びの参考となるポイントを中心に詳しく解説します。
記事の後半では、売れ筋のおすすめオペラグラスを紹介していますので、ライブやイベントが大好きな方、オペラグラスが必要かどうか迷っている方はぜひ参考にしてください。
目次
オペラグラスとは、舞台やライブに便利な簡易双眼鏡
オペラグラスを一言で説明すると、「コンパクトな簡易双眼鏡」です。用途は双眼鏡同様「遠くのものをはっきり見るため」に使用します。双眼鏡の一種ではあるものの、一般的な双眼鏡よりも構造がシンプルな分、軽量コンパクトな機種が多いのが特徴です。
オペラグラスの歴史は古く、元々は19世紀後半に上流階級の貴族がオペラを観劇する際に使用したことから名づけられました。現在でもオペラはもちろん、劇団四季や宝塚のミュージカル・アイドルのライブ・美術館鑑賞・スポーツ等あらゆるイベントで使われています。
オペラグラスと双眼鏡の違いは、構造と使用シーンが異なる
オペラグラスと双眼鏡を混同している方も多いですが、実は構造や特徴が異なります。極端な事を言えば、「性能の低い双眼鏡=オペラグラス」と思ってもらっていいでしょう。
オペラグラスのメリットは、構造が非常にシンプルなため本体を軽量でコンパクトにできる点です。シンプルな分安価で、安いものは数百円程度から買えます。
デメリットは、構造がシンプルがゆえに高倍率の実現が難しく、また高倍率にすると視野が非常に狭くなる点。そのため、市販のオペラグラスは倍率2倍~3倍程度までの物が多いです。
一方で双眼鏡のメリットは、オペラグラスと違い高倍率の実現が可能で、高倍率にしても極端に視野が狭くならず、より遠くのものをはっきりと見ることができます。
デメリットは、高性能な分大きくて重いこと。価格に関しても安くても数千円から、高いものでは数十万円する高級機までと、オペラグラスに比べて購入コストもかかります。
双眼鏡とオペラグラスは、用途に応じて使い分けるのが正解!
双眼鏡とオペラグラスはそれぞれ得意なこと、苦手なことがあるため、シーンによって使い分けるのが正解です。
オペラグラスのように、低倍率のほうが有利な場面も多々ある
双眼鏡やオペラグラスは、倍率が高ければ良いというものではありません。野鳥のバードウォッチングや月・星といった自然観察のイベント、または武道館のような広く大きな場所でのライブ最後列から舞台を観るのは高倍率の双眼鏡が便利です。
ですが、そこまで大きなイベント会場でなければ、7倍や10倍以上といった双眼鏡クラスの高倍率は不要。むしろ一般的な規模のライブ会場で高倍率の双眼鏡を使用すると、「舞台の一部や演者の顏しか見られない」といった問題も起きてしまいます。
双眼鏡がNG、オペラグラスはOKの会場も
また双眼鏡と比較して、オペラグラスにはもう一つ大きなメリットがあります。それは「双眼鏡NGのイベントにも持ち込める」ことです。
例えば、一部の有名アイドルのライブ等では、大きくて他の観客の迷惑になるという理由で双眼鏡の持ち込みをNGにしています。ですが、その場合でもコンパクトなオペラグラスは許可されているケースがあります。
ただこれもケースバイケースで、イベントによっては「レンズの反射で演者に影響が出るから」という理由で双眼鏡もオペラグラスもNGな場合もあります。各イベントによってルールが異なりますので、慣れていないイベントに行く際は必ず事前に持ち込みルールをチェックしておきましょう。
編集部
オペラグラスは小規模な会場でおすすめ!
ここまでで何となく双眼鏡とオペラグラスの違いが分かってもらえたと思いますが、ここで「オペラグラスをおすすめするシーン」についてまとめます。
- 小規模~中規模のライブやイベント、舞台をよく観に行く
- イベントで前列以外の席になってしまった
- ゴツい双眼鏡はガチすぎて恥ずかしいからかわいい双眼鏡が欲しい
要は「簡易的な双眼鏡」ですので、小規模~中規模の会場でのイベント、やや後ろの席が当たったといった「高倍率の本格的な双眼鏡を使うまでもない」シーンで活躍します。
編集部
オペラグラスの選び方4つのポイント
オペラグラスを購入する際は、以下の4つのポイントをチェックしながら選びましょう。
- 倍率の高さ
- 本体重量
- 実視界
- 明るさ
倍率の高さは2~4倍程度を基準に
オペラグラスを選ぶときは2~4倍程度の倍率を基準に選びましょう。といっても、オペラグラスは構造がシンプルなため、そもそも5倍を超えるような高倍率の製品がほとんどありません。5倍以上でオペラグラスと謳っていても、そのほとんどが「双眼鏡」です。
ほとんどのイベントでは2~4倍程度のオペラグラスで十分です。3倍と聞くと低倍率に聞こえますが、ちょっとした舞台やライブであれば十分演者さんの姿をはっきり見られるでしょう。
逆にそこまで大きくない会場で高倍率の双眼鏡を使用してしまうと、視野が狭く演者の顔しか見られなくなり、他の演者さんや舞台全体が見えずにストーリーが入ってきません。
また、ちょっとした手ブレで目標を見失ってしまうため、ライブで好きなアイドルやアーティストが舞台で少し動いただけでも追いかけて視界に収めるのが困難になります。
好きなアイドルや俳優さんのライブで顔だけをひたすら見ていたい方は高倍率の双眼鏡でも構いませんが、10倍以上の高倍率は手振れも激しくなり使いにくいでしょう。
編集部
本体重量は150g前後だと軽くて使いやすい
オペラグラスの重さはピンキリですが、一般的に200gを切っていれば軽量、150gを切っていれば超軽量と言えます。長時間舞台やライブを観る方は、腕の負担等を考えてできる限り本体重量の軽い製品がおすすめです。
軽ければ軽いほど長時間持っていても持ち手が疲れにくく、片手でも扱えます。またバッグやポーチ等に入れた際も負担にならないため持ち運びしやすく、旅行や長時間の移動、イベントにも持っていきやすいでしょう。
編集部
重さと同時にサイズもチェック!折りたたみ式は便利
重さと同時にサイズも必ずチェックしてください。オペラグラスは全体的にコンパクトな物が多いですが、普段使っているバッグ等に入るかどうかのサイズも重要になります。
イベントでは大きなリュックやバッグは邪魔になりますし、グッズを買うためにできる限り容量を空けておきたいはず。そのためオペラグラスは小さければ小さいほど便利です。
編集部
知っておくと役に立つかも?倍率3倍までなら視界の広さは気にしないでOK
実視界とは、オペラグラスを固定した状態で見える景色の範囲の事で、「〇°」と角度で表されます。この実視界が広ければ広いほど視野が広いという意味で、より対象が探しやすく、見やすくなります。
なお、実視界は双眼鏡選びで重要となってくる数値です。倍率3倍までがほとんどのオペラグラスの場合、実視界は6°か7°程度のものがほとんどで、選ぶ余地はあまりありません。
視界は広ければいいというものではありません。広すぎるとレンズの端が歪んだように見えて逆に見にくいという方もいます。使う用途や場所、個人の好みに依るところも所も多いため、実物を実際に見て選ぶのもおすすめ。
編集部
見掛視界(見かけ視界)とは視野の角度の広さを表す数値
オペラグラスの視界を表すスペックにはもう一つ「見かけ視界」という項目があります。見かけ視界とは「双眼鏡を覗いた時に視野がどれくらいの角度に開けているか」を表す数字で、実視界同様「〇〇°」で表します。
実視界と混同しやすいのですが、実視界が「双眼鏡から見た景色の角度」であるのに対し、見かけ視界は上記の画像のように「倍率を踏まえた位置で見たと仮定した場合の角度」です。この見かけ視界が広いと、同じ景色を覗いてもより広く、迫力のある視界になります。
編集部
それほど気にしなくてもOK!明るさは「対物レンズ有効径」の大きさで決まる
オペラグラスは明るければ明るいほど、見え方がクリアで対象がくっきりと見やすくなります。
特にオペラグラスや双眼鏡では、明るさは単純な明暗だけではなく、対象が鮮明に見えるかどうかも左右される重要なポイント。ミュージカルや宝塚といった華やかな舞台ではより顕著に効果を実感できるでしょう。
オペラグラスの明るさは「対物レンズ有効径」で決まり、有効径が大きければ大きいほど光をより多く集めて明るく見えます。
ただ、コンパクトなオペラグラスは大体レンズ有効径25mmくらいまでの製品がほとんどです。倍率も3倍程度がほとんどですので、それほど気にしなくても大丈夫です。
オペラグラスおすすめ人気ランキング比較一覧表
オペラグラスおすすめ人気ランキング18選
ポケットに入る手軽さで、いつでも持ち歩ける!
池田レンズのBX-10は、3倍ズーム、有効径28mm、重さ64gと超軽量のオペラグラスです。厚みはわずか1.9cmと薄いので、手ぶらで散歩に行きたいときにポケットに入れて気軽に携帯できます。また、コンパクトで収納に場所を取らないのでコンサートや観劇はもちろん、スポーツ観戦、野外での活動などアクティブな場面でも活躍します。旅行で荷物の多い時にも便利ですね。
中央部分を押すだけ、ワンタッチでレンズ部分の開閉が可能。カラーバリエーションは選びやすいブルー、ブラック、ピンクの3色です。
サイズ | 11.5㎝×1.9㎝×6.5㎝ |
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本体重量 | 64g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 28㎜ |
実視界 | ‐ |
見たいときにさっと使える、フリーフォーカス仕様のオペラグラス
本体重量が124gと、コンパクトタイプの商品と比較すると決して超軽量ではありませんが、おしゃれさのあるオペラグラスとしては比較的軽くて持ちやすいのが特徴です。華やかなワインレッドとゴールドの組み合わせが、劇場やオペラの雰囲気にぴったりで、優雅な気分をさらに盛り上げてくれるでしょう。
最短約1.2mと近い距離からピントが合わせられるフリーフォーカス仕様なので、面倒なピント調節なしですぐに見たい対象を追うことができます。レンズ有効径が23mmと小さめのため、ダイナミックに鑑賞するよりもピンポイントで見たい人向けです。また、乱視の人や視力によってはメガネで補正が必要になります。
サイズ | 10㎝×5.2㎝×3㎝ |
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本体重量 | 124g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 23㎜ |
実視界 | 6° |
美しいフォルムのハンドル付きオペラグラス
3倍ズーム、レンズ有効径25mmで観劇、オペラ鑑賞用に作られた美しいフォルムのオペラグラス。ハンドル付きなので、比較的長く使用しても手が疲れにくいのが特徴です。ただ、プラスチック製で本体重量210gとオペラグラスの中では重いため、観劇のほとんどをオペラグラスを通して見たいという人には不向きです。
レンズは光屈折率の高いBAK-7プリズムを使用しているため、鮮明な画質で見ることができます。セントラルフォーカス仕様。
カラーバリエーションは、シックな風合いの白金と赤茶色の2色展開です。
サイズ | 1cm×9cm×5cm |
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本体重量 | 210g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ‐ |
スクエア型でポケットにすっぽり収まるデザインが使いやすい
3倍ズームでレンズ有効径25mm、樹脂製で重量は70gと超軽量のオペラグラス。コンパクトでポケットにも収まるサイズのため、小規模で比較的人が密集しているライブ会場でも邪魔にならずに使えます。スクエア型のすっきりとしたデザインなので、なるべく軽装で出掛けたい散歩や旅行に持っていきやすいのも便利ですね。
価格がお手頃でピント調節機能も付いて、操作がとても簡単!いきなり高価なものはいらないけれど、まずは気軽にオペラグラスを使ってみたいと考えている人にぴったりです。
カラーバリエーションは、落ち着いた色味のブルーとゴールドの2色展開。
サイズ | 9.5cm×4.5cm×2cm |
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本体重量 | 70g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ‐ |
レトロで高級感がある!おしゃれな柄付きオペラグラス
AOMEKIEのオペラグラスは、3倍ズーム、視野角6°、レンズ有効径27㎜の柄付きオペラグラスです。中世ヨーロッパの貴族をイメージさせる優雅で高級感のあるデザインで、観劇やオペラ鑑賞に向いています。レトロな雰囲気が好きな人はもちろん、老若男女問わずおすすめですよ。ただし、本体重量180gとオペラグラスの中では重めなので、軽量のオペラグラスを探している人には不向きでしょう。
カラバリはシャンパンゴールド、ブラック、レッド、ホワイトの4色。どのカラーもおしゃれなので、インテリアとしても飾れます。収納ポーチやクリーニングクロスなど付属品が充実しているのも嬉しいポイントです。
サイズ | 90×30×50㎜ |
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本体重量 | 180g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 27㎜ |
実視界 | 6° |
用途で使い分けられる、単眼鏡にもなるオペラグラス
3倍ズームでレンズ有効径25mm、55gととても軽量でコンパクトなオペラグラスです。片方のレンズを折りたたむことで、単眼鏡としても使用が可能!両目では見づらいと感じたときや、狭い場所で使うときに便利です。
眼幅調節機構付きで可動域が31~71mmと広いので、小さな子供から大人まで使う人に合わせて調節ができます。旅行やレジャーなど、親子で使いたい人におすすめです。ネックストラップは、とっさのときに首が締まる危険を回避してくれる脱着パーツ付き。
カラーバリエーションはブルー、グリーン、イエロー、ブラック、レッド、ピンクと豊富な6色展開です。
サイズ | 7.5cm×6.3cm×3.6cm |
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本体重量 | 55g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ‐ |
エレガントさと高品質を兼ね備えたオペラグラスの王道
豪華で美しい色合いでまさにオペラや観劇、美術鑑賞のために作られたドイツのエッシェンバッハ製オペラグラス。持ち歩くときも使うときも、おしゃれさと優雅さを求める人にぴったりな本格派です。
対象物の位置や大きさが光の波長によってずれる色収差を補正した、高品質なアクロマートレンズを使用。ストレスのないクリアな視界で観劇が楽しめるのが特徴です。3倍ズーム、レンズ有効径25mm。素材に真鍮が使われているため、重量は少し重い154gです。
カラーバリエーションはカルメン(赤)、ドレスデン(紺)、スワン(ホワイト)、フィガロ(ゴールド)の4色展開で、好きな服とのコーディネートで選ぶのも楽しいですね。
サイズ | 9.8cm×5.3cm×3cm |
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本体重量 | 154g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ‐ |
お手軽価格で軽量設計、使い勝手の良いオペラグラス
3倍ズームで85gと軽量なので、常にバッグに入れていても邪魔にならず、使いたいときにいつでも使える便利なオペラグラスです。眼幅調整機能が付いているので、目幅によるブレやずれがなく自分の目の幅にぴったり合わせて対象物を見ることができます。親子や友人など、ひとつのオペラグラスを複数人で使いたいときにも嬉しいですね。
コンサートや観劇はもちろん、コンパクトでシンプルな見た目なのでスポーツ観戦や子供のイベントに使いたい人にもおすすめです。
カラーバリエーションは、カラフルなブルー、シルバー、ピンクの3色展開です。
サイズ | 9.8cm×6.5cm×3.2cm |
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本体重量 | 85g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 28mm |
実視界 | ‐ |
圧倒的に広い視界で、近くも遠くもクリアに見えるオペラグラス
レンズ有効径48mmと、大口径の双眼鏡と同じ大きさのレンズが付いた手のひらサイズのオペラグラス。星空観測用に特化して作られているため、とにかく視界が広いのが特徴です。星を鮮明に観測するものではなく、肉眼でも見える星を、より美しく楽しみたいときにおすすめです。
倍率は3倍と低く視野は広いので、コンサートや観劇、スポーツ観戦、子供のイベントでの使用にも適しています。昼間は子供の運動会の応援に、夜は一緒に星空観測と幅広い用途で使えるのが嬉しいですね。
重量は380gとオペラグラスの中では非常に重いので、疲れやすい人や長時間の使用には注意が必要です。
サイズ | 12.8cm×5.6cm×5.6cm |
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本体重量 | 380g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 48mm |
実視界 | ‐ |
長い時間首から下げてもストレスなし!超軽量のオペラグラス
3倍ズーム、レンズ有効径28mmでありながら重量はわずか60gと超軽量なオペラグラスです。ネックストラップ付きで、首から下げても気にならない重さのため、試合時間の長いスポーツ観戦におすすめ。観戦中は、応援で手や体を動かすことが多いので、オペラグラスから自由に手を離せるとらくですね。もちろん、コンサートや観劇でも快適に使えます。
低倍率なので手ぶれによるストレスもほとんどなく、スムーズに見たい対象を追うことができます。
カラーバリエーションは定番のホワイト、シルバー、ブラックの3色展開。
サイズ | 10.7cm×6.6cm×3.8cm |
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本体重量 | 60g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 28mm |
実視界 | ‐ |
ハンドル付きで手がらく!優雅に楽しみたい観劇のためのオペラグラス
おしゃれに観劇、オペラを楽しみたい人向けのオペラグラスです。重さは185gと、オペラグラスの中では決して軽量ではありませんが、ハンドル付きなので手が疲れにくいのが特徴。長い観劇中、手を目の高さで維持し続けるのは大変です。ハンドルがあれば、軽くひじを曲げるだけで支えられるのでらくですね。持ち手部分の長さは9cm、伸ばすと16cmになります。
実視界12°と通常のオペラグラスよりも視野が広いので、舞台の雰囲気をダイナミックに楽しみたい人にもおすすめ。ただし視野が広い分、レンズの端の歪みを感じやすい場合があります。
カラーバリエーションは、高級感あるブラックとレッドの2色展開です。
サイズ | 9.8cm×5.3cm×3cm |
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本体重量 | 185g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | 12° |
ストラップ付で外出時に便利!シンプルなデザインのオペラグラス
KENKOのPliantは、3倍ズーム、有効径25㎜のオペラグラスです。厚み24㎜、本体重量55gの薄型軽量タイプなので、持ち歩くときに邪魔になりません。このオペラグラスには、望遠鏡と同じガリレオ方式が採用されています。ガリレオ式望遠鏡とは、凸と凹の2つのレンズの組合わせでできた望遠鏡のことです。対象となる物や人が安定して見られるので、ステージと客席が比較的近い劇場やコンサート会場におすすめです。
カラバリはブルー、ピンク、イエロー、グリーンの4色。シンプルなデザインのため、人を選ばず、フォーマルにもカジュアルにも使用できます。ストラップ付なので、外出時に便利ですよ。
サイズ | 99×24×48㎜ |
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本体重量 | 55g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25㎜ |
実視界 | - |
ドラミちゃんデザインが可愛い!薄型軽量なオペラグラス
ドラミちゃんをモチーフにしたデザインがとにかく可愛いKENKOのオペラグラスです。折り畳み時の厚みは20㎜、本体重量は55gと軽量薄型でカバンやポーチの中にサッと入れて持ち運べます。長時間の移動で負担になることもなく、持っていて手が疲れる心配もありません。
最短合焦距離は2mなので、アリーナ席からのライブ観賞などに使用できます。ただし、パステルカラーの明るい配色のため、ドレスコートがあるような場面には向いていません。子どもが好きなキャラクターものなので、親子で使えるオペラグラスを探している人におすすめです。
サイズ | 115×64×20㎜ |
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本体重量 | 55g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25㎜(対角線:28㎜) |
実視界 | - |
有効径28mmの薄型コンパクトなオペラグラス
Vixenの1208-40は、有効径28mmと4倍以下の倍率のオペラグラスの中では比較的大きな有効径を持った、明るく見やすいオペラグラスです。
使わない時は小さくコンパクトに折りたたんでおけるため、バッグやポーチの中に簡単に収納できます。重さもわずか70gとどこに入れても大きな負担になりません。性能やデザインよりも持ち運びを重視したい方におすすめ。
カラーバリエーションはイエロー・ピンク・ブラック・ブルーの4色展開です。
サイズ | 11.6cm7cm×2cm |
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本体重量 | 60g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 28mm |
実視界 | ー |
4色のカラバリがおしゃれ!多彩な使用用途のオペラグラス
KENKOのオペラグラス「Do・Nature」は、幅103㎜、本体重量68gと軽量コンパクトで持ち運びしやすいです。最短合焦距離は約3mとやや長いため、観劇やコンサート、ライブなどで活躍してくれますよ。スポーティーなデザインなので、スポーツ観戦や野鳥観察などアウトドアなシーンでも手軽に使用ます。
カラバリはブラック・ワインレッド、パープル、グリーンの4色。どの色もおしゃれで、選ぶのが楽しくなりますね!キャラクターの描かれたパッケージがとても可愛いので、プレゼントにもおすすめです。
サイズ | 103×35×67㎜ |
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本体重量 | 68g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 28㎜ |
実視界 | - |
重量わずか35g!価格も安いコスパ最強オペラグラス
Kenkoの422281は、重量わずか35g、価格はオペラグラスの中でも最安値で手軽に買えるオペラグラスです。使わない時は小さく変形して収納可能。
見た目は100均製品や雑貨のようですが、性能面ではインディビジュアルフォーカス式でピント位置を左右の目で合わせることが可能で、倍率も2.5倍ズームと決して低くありません。
ただし、有効径が18mmとほかの製品と比較してやや小さめ。簡易的に使用する分には問題ありませんが、ある程度の広さがある劇場や、暗めの劇場で使用する場合はほかの製品がいいでしょう。
カラーバリエーションはブラック・ピンク・ブルーの3色です。
サイズ | 10cm×2.5cmx3.9cm |
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本体重量 | 35g |
倍率 | 2.5倍 |
レンズ有効径 | 18mm |
実視界 | 6° |
クラシカルデザインのチェーン付きオペラグラス
dzanncのオペラグラスは、3倍ズーム、重量160g有効径25mmのハンギングチェーン付きオペラグラスです。クラシカルな雰囲気で、観劇やオペラを見るのに最適で、美術館などにもマッチします。
ハンギングチェーン付きで、首から下げて使えるため軽装でも邪魔になりません。高級感はありますが、性能を考えると価格は平均的で、重量も決して軽いわけではありませんので、デザインが気に入るかどうかが購入のポイントになるでしょう。
サイズ | 10cm×3cm |
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本体重量 | 160g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ー |
軽量で安価でコンパクトと、欠点の無いオペラグラス
Kenkoの417515は、3倍ズーム、有効径25mmと性能は平均的ですが、重量が約60gで非常に軽量でコンパクトなオペラグラス。折りたためばワイシャツのポケットにも入る大きさです。価格も非常に安く、あまりオペラグラスを使わない、といった方でもとりあえず買っておくのに良いでしょう。
価格の割に見た目も性能も比較的しっかりしているため、特にオペラグラスにこだわりがなければこの製品がおすすめです。
バリエーションはピンク・ブルー・シルバーの3色。
サイズ | 12cmx7cmx2.5cm |
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本体重量 | 58.9g |
倍率 | 3倍 |
レンズ有効径 | 25mm |
実視界 | ー |
オペラグラスおすすめメーカー&ブランド
オペラグラスは数多くの双眼鏡有名メーカーから販売されています。中でもユーザーから人気の高いメーカーは以下の通りです。
- OLYMPUS(オリンパス)
- Vixen(ビクセン)
- Nikon(ニコン)
- ケンコー・トキナー(サファリ)
- MIZAR(ミザール)
- NASHICA(ナシカ)
- 日の出光学(ヒノデ)
- PENTAX(ペンタックス)
- エッシェンバッハ
- アトレック
各メーカーの製品はビックカメラといった家電量販店やカメラ販売店で購入できます。気になるメーカーがあればレンタルで試してみるのもおすすめです。今回はこの中からPicky’s編集部おすすめのメーカーを2つ紹介します。
双眼鏡・オペラグラスと言えばビクセン
ビクセンは、人気のサクラスシリーズをはじめとする各種双眼鏡や、天体望遠鏡・電子顕微鏡、さらに片目で使う単眼鏡といった光学機器を扱っている総合光学機器メーカーです。
ビクセンの双眼鏡やオペラグラスの特徴は、光学機器メーカーならではの豊富な商品数です。1,000円以下で買える簡易オペラグラスから、防水、防振やフリーフォーカスといった機能を搭載した10万円越えの高級双眼鏡やデジタル双眼鏡まで揃っています。
編集部
性能が高く、価格が割安な高コスパ製品が多いケンコー・トキナー
ケンコー・トキナーは1957年に創立した老舗の光学機器メーカーで、レンズやレンズフィルター、双眼鏡や天体望遠鏡といった光学機器を扱う専門メーカーです。
ケンコーの双眼鏡やオペラグラスの特徴は、性能が高い割に価格の安い「コスパの良い製品」が多い点です。数百円から数千円までの製品が非常に豊富で、手軽に買える製品が揃っています。安いと言ってもそこは老舗の光学機器メーカー、どの製品も価格以上に品質や性能を持った非常に使いやすい製品ばかりです。
編集部
オペラグラスの関連商品
オペラグラスの関連商品を紹介します。
貴重品入れにおすすめのランニングポーチ
ライブのような人の多いイベントに行く際は、貴重品を常に身に付けられるランニングポーチがおすすめです。財布やスマホ、鍵といった貴重品はもちろん、コンパクトなオペラグラスも収納できます。
Picky’sでは、このほかにもイベントやちょっとした荷物入れに便利なポーチをたくさん紹介しています。以下の記事もぜひ参考にしてください。
関連記事:スリムでおしゃれな最強ガジェットポーチおすすめ15選|必要性や選び方についても徹底解説
関連記事:【インスタで話題】スマホポーチ人気おすすめ22選|ショルダー・メンズ・レディース別で紹介
大きな会場ならやっぱり双眼鏡がおすすめ!
ちょっとした会場であれば、倍率3倍程度のオペラグラスで十分ですが、大きな会場の場合はやはり7倍・10倍といった高倍率の双眼鏡がおすすめです。そこまで性能にこだわらないのであれば、数千円台とオペラグラスの予算+α程度で10倍の双眼鏡を入手できます。
オペラグラス・双眼鏡用語集
最後に、オペラグラスや双眼鏡でよく使われる用語についてQ&A方式で解説します。ほとんどが双眼鏡選びの際に必要となる物なので、オペラグラスのみを検討している方は読み飛ばしてもらっても問題ありません。興味のある方は目を通してください。
ひとみ径:双眼鏡の明るさを表す数字
明るさは、有効径の大きさで決まりますが、より詳しく明るさについて知りたい方は「ひとみ径」についても知っておきましょう。こちらもオペラグラスではほとんど出てきませんが双眼鏡選び、特に高倍率の製品で重要となってきます。
「ひとみ径」とは、双眼鏡やオペラグラスの明るさを表す数字で、「レンズ有効径÷倍率」で算出します。人間の瞳孔は明るい場所では2~3mm、暗い場所で7mmになると言われています。瞳孔の大きさよりひとみ径が大きければより快適な明るさを得られます。
例えばレンズ有効径25mmで、倍率3倍のオペラグラスの場合、「25÷3」でひとみ径は「8.3mm」、暗い場所の瞳孔7mmよりも大きいため、薄暗い劇場でもある程度明るさを確保できます。
レンズ有効径25mmで倍率12倍のオペラグラスや双眼鏡の場合は「25÷12」でひとみ径は「2.08mm」、照明のある明るい場所や多少暗いところで使う分には問題ありませんが、暗い劇場などではよく見えません。
編集部
アイレリーフ:接眼レンズと瞳までの距離を表す数値
双眼鏡を買う際、眼鏡をしている方やつけまつげをしている方、要は「レンズに目をピッタリくっつけられない方」は「アイレリーフ」の長い製品を選びましょう。アイレリーフとは、接眼レンズから瞳までの距離の事で、ここが長ければ長いほどレンズから目を離してもしっかりと見ることができます。
通常オペラグラスや双眼鏡は、レンズに目をピッタリくっつけて見ることを想定しています。ですが眼鏡やつけまつげをしている方は目をピッタリレンズに付けらないため、見え方が変わってしまいます。
アイレリーフの長い製品を選べば、眼鏡やつけまつげをしていても通常通り使用できます。
アイレリーフですが、眼鏡やつけまつげをしている方は11mm~15mm以上の物がおすすめ。「ハイアイポイント」と書いてある製品はアイレリーフが長めの製品です。
なお、オペラグラスにはアイレリーフの概念はなく、接眼レンズに目をピッタリとくっつけて見るようになっています。そのため、眼鏡やつけまつげをしている方はオペラグラスでは見にくいかもしれません。その場合はオペラグラスではなくアイレリーフの長い双眼鏡を選ぶのも一つの選択肢です。
イベントや舞台を見に行くときはコンパクトで手軽なオペラグラスがおすすめ!
オペラグラスは単純な構造の双眼鏡で、低倍率ですがその分ちょっとした舞台やイベントの際、非常に見やすい手軽な双眼鏡です。
- ライブやコンサートといったイベントが好き
- 好きな俳優さんや役者さん、アイドルをもっと大きく見たい
- 大きなライブや舞台はほぼ見ない
- 子供に軽量で手軽な双眼鏡を持たせたい
このような方にはオペラグラスがおすすめです。構造が単純な分、価格も安くコンパクトで思い立った時にすぐに買える便利なイベント用アイテムです。
Picky’sでは、このほかにもライブやコンサート等のイベントや、野外のレジャーで使える様々な便利アイテムを紹介しています。以下の記事もぜひ参考にしてください。
関連記事:【2022】首に掛けて熱中症予防!ネッククーラーおすすめ売れ筋ランキング 18選
関連記事:一瞬を逃さない!ハイスピードカメラおすすめ12選|初心者必見の選び方解説も