みなさんは声で操作できるスマートスピーカーをご存知でしょうか?
「アレクサ」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、AIアシスタント「アレクサ」を搭載しているのはAmazonのスマートスピーカーです。
スマートスピーカーの中で人気が高いAmazon Echoシリーズの中から、1番安くてコンパクトな「Echo Flex」を紹介します。
この記事ではEcho Flexの機能や特徴、デメリットを解説していきます。
目次
Amazon Echo Flex とは
Amazon Echo FlexとはAmazonから発売されているスマートスピーカーの1つです。
Amazon Echoシリーズ7種類の中で1番安い2980円で購入でき、コンセントに直接つなぐプラグインタイプのスマートスピーカーです。
とても安価なため初めてスマートスピーカーを買おうと思っている人はもちろん、すでにスマートスピーカーは持っているという人にもサブ機としておすすめです。
Amazon Echoシリーズで1番安い
サイズ | 72 x 67 x 52mm |
---|---|
重さ | 150g |
スピーカーサイズ | 0.6インチ |
特徴 | 2,980円と1番安価 |
Amazon Echo Flexでできること
Amazon Echo Flexが一番安いことはわかったけど、Echo Flexで一体なにができるの?という疑問をお持ちの方にEcho Flexでできることを紹介します!
そんなことまでできるの!?とびっくりするような機能もあるかもしれませんよ。
音楽を流す
スマートスピーカーでできることと言えば、音楽を流すことが最初に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?
Echo Flexで対応している音楽アプリは以下の6つです。
- Amazon Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- dヒッツ
- うたぱす
対応アプリはこれだけありますが、やはり相性が良いのはAmazon Musicです。
アーティスト名や曲名はもちろん、「2000年代のJ-POPをかけて」や「盛り上がる曲をかけて」など細かいリクエストにも答えてくれますよ。
もちろんEcho Flexでも音楽を流すことは可能なのですが、スピーカー性能がよくないためそのまま流すことはあまりおすすめできません。
スピーカーに関しては解決策があるので後述しますね。
タイマーや目覚ましをかける
「アレクサ、5分後に教えて」
「アレクサ、◯時に目覚ましをかけて」
と言えばその時間に教えてくれたり、起こしてくれたりします。
天気を聞く
アレクサ、今日の天気は?と聞くと天気や気温を教えてくれます。
言い方を変えれば、降水確率なども聞けますよ。
ニュースを流す
アレクサ、今日のニュースは?と聞くとニュースが流れます。
デフォルトではNHKのラジオニュースが設定されていますが、「スキル」というスマホでいうアプリのようなものをアレクサアプリからダウンロードすれば、NHK以外のニュースも選べますよ。
電気・テレビをつける、消す
スマートホームに対応している家電であれば、アレクサがテレビや電気をつけたり消したりしてくれます。
声で家電を操作できるのは思った以上に便利だと、 Echo愛用者から特に好評の機能です。
通話する
Echo Flexは電話機能を搭載しており、 アレクサアプリを使ってEcho同士やEchoとスマホで電話できます。
Echo Flexが自宅にあれば固定電話のような使い方ができるのです。
ほかにも、自宅に複数のEchoがあれば一斉アナウンスもできます。
例えば子供達それぞれの部屋にEchoがあり、ご飯ができたことを知らせたいときなどに使うと便利ですね。
Amazonで買い物する
Amazonで買いたいものがあるとき、アレクサにお願いすると注文してくれます。
過去に注文したことがある商品を再注文をすることも可能です。
モーションセンサーが使える
モーションセンサーは別売のアクセサリですが、ぜひEcho Flexと組み合わせて使ってほしいアクセサリです。
その名の通り赤外線で人の動きを感知できる優れもので、定型アクションと組み合わせて使うとさらに便利に使えます。
例えば、モーションセンサーを玄関のコンセントに差して時間や曜日を設定します。
仕事に行く時間にモーションセンサーが反応すると
- アレクサが「いってらっしゃい」と言う
- 今日の天気を言う
などの設定ができます。
スマートホームに対応していれば、玄関に設置したモーションセンサーが反応したら
- アレクサが「お帰りなさい」としゃべる
- 部屋の照明をつける
このように家電を定型アクションに設定することも可能です。
定型アクション
アレクサアプリを使って設定した、1つのフレーズや行動に対して複数のアクションを実行してくれることを定型アクションと言います。
Echo Flexは別売りの「ナイトライト」や「モーションセンサー」を付けることで定型アクションを設定できます。
Bluetoothスピーカーをつなぐ
Echo FlexはBluetoothを搭載しているので、外部のスピーカーをつなげて使えます。
Echo Flexはスピーカー性能が良くないと前述しましたが、Bluetoothスピーカーを接続すれば音質の問題は解決しますよ。
Amazon Echo Flexのいいところ
Echo Flexでできることはたくさんあることがわかっていただけたかと思います。
Amazon Echoシリーズは7種類ありますがその中でEcho Flexにしかない良いところを紹介します。
価格が安い
Echo Flexの良いところはなんと言っても価格の安さです。
7機種ある中で1番安い2980円という価格。
Amazon Echoシリーズの1番高い機種は「Echo Show第2世代」の27980円なので、約10分の1の価格で買えます。
初めてスマートスピーカーを購入する人が気軽に手を出せる金額になっています。
コンパクト
Echo Flexはコンパクトサイズで重さもわずか150gです。
この重量に関しても7機種の中で1番軽くなっています。
非常に小さい上にコンセントに直接差すタイプなので邪魔になることもありません。
USBポートを内蔵
Echo Flexの底面にはUSB-Aポートがついています。
スマホの充電などに使えて便利ですね。
拡張できる
アクセサリを使って拡張できることがEcho Flex最大の特徴ではないでしょうか。
別売のアクセサリを接続することで、単体のままEcho Flexを使うよりも使い方の幅がグンと広がりますよ!
モーションセンサー
先ほども紹介したモーションセンサーはかなり人気なアクセサリです。
人の動きによって動作するので、定型アクションと合わせて使うととても便利です。
Echo Flex専用に設計されたモーションセンサー
スマートナイトライト
モーションセンサーと並んで、人気のアクセサリ「スマートナイトライト」。
例えば「22時になったら赤色のライトを点灯させる」などの定型アクションを設定できます。
Echo Flex専用に設計されたスマートナイトライト
スマートクロック
Echo Flexに時計表示を追加できるのがこの「スマートクロック」。
上記2つに比べるとあまり人気はないようですが、Echo Flexを時計としても使いたい人には嬉しいアクセサリだと思います。
表示画面は自動で明るさ調整をしてくれ、12時間または24時間形式を選べます。
Echo Flex専用に設計されたスマートクロック
Amazon Echo Flex本体の操作
Echo Flexには本体に2つのボタンがあります。
Echo Flexの設定はほとんどアレクサアプリで行うので、本体を触ることはあまりないかと思いますが、Echo Flexの本体のボタンとその使い方を紹介します。
アクションボタン
アクションボタンは「ウェイクワード」を省略できるボタンです。
つまりアクションボタンを押すと、アレクサに話しかけるときの「アレクサ」を言わずに会話を始められます。
マイクオフボタン
マイクオフボタンは名前の通りで、マイクオフボタンを押すとアレクサに何を話しかけても反応しなくなります。
Amazon Echo Flexと他機種の比較一覧表
商品 | 最安価格 | サイズ | 重さ | スピーカーサイズ | 特徴 | |
---|---|---|---|---|---|---|
Echo Flex (エコーフレックス) プラグイン式スマートスピーカー with Alexa | 楽天市場確認中 AmazonYahoo! | 72 x 67 x 52mm | 150g | 0.6インチ | 2,980円と1番安価 | |
Echo Dot (エコードット) 第5世代 - Alexa、センサー搭載、鮮やかなサウンド|チャコール | 楽天市場¥7,480 AmazonYahoo! | 100 mm x 100 mm x 89 mm | 304g | 44mm (1.73インチ) 前面放射型スピーカー | コンパクト | |
Echo Dot with clock (エコードットウィズクロック) 第5世代 | 楽天市場¥8,480 AmazonYahoo! | 100 mm x 100 mm x 89 mm | 351g | 44mm (1.73インチ) 前面放射型スピーカー | LEDディスプレイが追加 | |
Amazon Echo Plus (第2世代) [チャコール] アマゾン 0841667151199 | ¥9,900 楽天市場AmazonYahoo! | 148 x 99 x 99mm | 780g | 3.0インチネオジウムウーファー 0.8インチツイーター | スマートホームハブ、温度センサー内蔵 | |
Echo Studio (エコースタジオ)Hi-Fiスマートスピーカーwith 3Dオーディオ&Alexa | 楽天市場¥24,980 AmazonYahoo! | 206 x 175 x 175 mm | 3.5kg | 5.25インチウーファー 2.0インチミッドレンジスピーカー 1.0インチツイーター | 徹底的にこだわった音質 | |
Echo Show 5 (エコーショー5) 第3世代 | 楽天市場¥7,480 AmazonYahoo! | 5.5インチスクリーン | 456g | 1.75インチ (44mm) フルレンジスピーカー | スクリーン付き、コンパクト | |
第二世代 Echo Show 8 Alexa | ¥13,980 楽天市場AmazonYahoo! | 8.0インチスクリーン | 1037g | 2.0インチ 10Wスピーカー x 2 パッシブ低音ラジエーター | 大きいスクリーン、パワーアップしたスピーカー | |
Echo Show 10 (エコーショー10) 第3世代 - | 楽天市場¥29,980 AmazonYahoo! | 10.1インチスクリーン | 2560 g | 2.1チャンネルシステム: 1インチツイーター x 2 (ステレオ)、2.5インチウーファー | 大画面、パワフルな音質 |
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Amazon Echo Flexのデメリット
Echo Flexは7機種の中で1番安くコンパクトでありながら、他機種と同じようなスマートスピーカーとしての機能は備わっています。
しかし、デメリットもあるのでしっかりと把握しておきましょう。
スピーカー性能は期待できない
冒頭でも説明しましたが、「Echo Flexのスピーカーは小さく、音楽を楽しむために最適化されたものではない」とAmazonの商品ページにも書かれている通り、スピーカー性能は良くありません。
音楽を再生するなら、3.5mmのAUXオーディオ出力端子やBluetoothを活用して外部スピーカーを接続することをおすすめします。
設置場所が限られる
コンセントに直接挿すプラグインタイプのEcho Flexですが、それがメリットにもデメリットにもなってしまうのです。
コンセントに挿して使用するので、場所をとらず邪魔にもならないところがメリットです。
しかし、逆に言うとコンセントがある場所でしか使えないので意外と設置場所を選び、置きたいところに置けない可能性もあります。
アクセサリは1つしかつけられない
Echo Flexは別売の「スマートナイトライト」や「モーションセンサー」などのアクセサリを合わせて使うことで使い道が広がると説明しました。
しかし、これらのアクセサリはどれか1つしか接続できません。
どちらもつけたいなら2台のEcho Flexが必要になってしまいます。
Amazon Echo Flexを購入する前の注意点
スマートスピーカーで音楽を聴こうと思っている人は多いと思います。
そしてEcho Flexでも音楽を聴くつもりの人もいるでしょう。
そんな人にはEcho Flexを買う前にぜひ知っておいてほしいことがあります。
Amazon Music UnlimitedのEchoプランを利用できない
Echo Flexは音質は悪いとは言え、外部スピーカーをつなぐことで解決できます。
Amazon Echoシリーズはいろいろな音楽アプリに対応していますが、現時点ではAmazon Music UnlimitedのEchoプランには加入できません。
Amazon Musicには
- Amazon Prime Music
- Amazon Music Unlimited
- Amazon Music HD
の3種類があり、その中のAmazon Music Unlimitedにはさらに4つのプランがあります。
月額料金と登録可能アカウント数が異なりますが、楽曲数はどのプランも6500万曲です。
個人プラン | ファミリープラン | 学生プラン | Echoプラン | |
月額料金 | 980円 780円(プライム会員) |
1480円 | 480円 | 380円 |
登録可能アカウント数 | 1 | 6 | 1 | 1 |
EchoプランはEcho端末のみでしか聴けませんが、380円で6500万曲も聴けるのはとてもお得ではないでしょうか?
しかしEcho Flexではこの魅力的なEchoプランが利用できません!
Echoプランの利用を考えている人は要注意です。
まとめ
Echo Flexの機能や特徴について紹介しましたが、いかがでしたか?
Echo Flexは重さはわずか150gで非常にコンパクト。
7機種の中で1番安い2980円で、コンセントに直接挿すプラグイン式のスマートスピーカーです。
アクセサリを接続することで定型アクションを設定でき、さらに便利に使えます。
初めてスマートスピーカーを買う人には低価格なEcho Flexはおすすめです。
また、もうすでに家にスマートスピーカーを持っている人にもサブ機としておすすめです。
Echo Flexだからできる定型アクションはなかなか便利ですよ。
しかしスピーカー性能が良くないことやAmazon Music UnlimitedのEchoプランを利用できないなどのデメリットもあります。
メリットとデメリットを理解した上で、ぜひ検討してみてくださいね。
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